「ただいま…」
その日の勤務を終え、ヴィレッタは疲れた表情で自宅に戻った。奥からライが迎えに来て、彼女に声を掛ける。
「お帰りなさい、ヴィレッタ…さん?どうかしましたか、凄く疲れたように見えますけど」
「ああ、ちょっとな。ん、いい匂いだな」
「夕食、ちょうど準備ができたんです。食べましょうか」
ヴィレッタは気を取り直して、ライとの夕食を楽しんだのだった。
夕食の後、リビングでヴィレッタはライに愚痴をこぼしていた。
「ジェレミア卿には困ったものだ…、何故あのようにすぐ、頭に血が上るのか」
「あー…疲れたように見えたのは、ジェレミア卿が理由でしたか」
「会議の場で、些細な意見の相違から煽られてな。まとまるものも、まとまらんよ」
「お疲れ様です。僕もお手伝いできれば、良かったのですが」
「いや、ライ。貴方は療養の身だ、まずは心身の調子を取り戻す事を考えてくれ」
「すみません」
するとヴィレッタは、ライの頭を撫でた。
「短期間でありながら、色々と助けてもらった。私は貴方に感謝しているし、ジェレミア卿も同じだ。これからも支えて欲しい、たとえ軍の外からでもな。それと…その、私の夫としても、な」
ヴィレッタが恥ずかしそうに言うと、ライは微笑みながら彼女の頬に触れた。
「当然です、全力で支えますよ。純血派の仲間として、ヴィレッタさんの夫として」
「ライ…」
ヴィレッタは思わず、ライに抱き着いた。彼も抱き返すと、顔を見合わせ、彼女は目を閉じる。
「んっ…」
二人は唇を重ね合わせ、自然と舌を絡ませ合っていた。ヴィレッタがライに強く抱き着く事により、豊満な胸が彼に押し付けられ、彼はその上にそっと手を置いて、優しく撫で始める。
「ぷはっ、はぁ…ライ…服の上からではなく、直接…」
ヴィレッタが顔を紅潮させ、ブラウスのボタンに手を掛ける。
「じゃあ、ベッドに行きましょうか。続きはそちらで」
二人は手を繋いで、寝室へと向かった。
寝室に着くなり、ヴィレッタは服を脱いで下着姿になっていた。遅れてライも服を脱ぎながら、口を開く。
「いつも以上に積極的ですね」
「まっ、まあな。その…今夜はいつもより強く、貴方に包まれていたいと思うんだ。しかし、そういう貴方も積極的ではないか。夫婦になったばかりの頃は、尻込みしたくせに」
「それは半ば強制的に夫婦になって、恋愛感情とか色々な段階を飛ばされたからですよ。でも戸惑った僕をヴィレッタさんは、優しく包み込んでくれて、僕が心を決めるまで待ってくれました。だから僕は、その分貴方を精一杯愛する事で応えたい」
ライがヴィレッタの背中に腕を回し、ブラジャーのホックを外して脱がせると、褐色の中にバラ色の乳輪と乳首が息づく、豊かで美しい乳房が二つ、あらわになった。
「ああ、私を愛してくれ。私を貴方に、もっと夢中にさせてくれ。そしていつか、私に貴方の子を抱かせてくれ」
二人は抱き合ってベッドの上に崩れ落ち、ライはヴィレッタに覆い被さって乳房を愛撫し始めた。
「あぁ…好きなだけ触って、好きなだけ吸ってくれ…ふぁっ、そうだ…そんな風に舌を絡ませて、たくさん吸ってくれぇ」
ライが乳房を揉みながら、乳首を口に含んで吸い始めると、ヴィレッタの嬌声のトーンが上がり、艶かしさが色濃くなった。彼はその様子を見て、ゾクゾクするような感情が押し寄せ、愛撫を更に続ける。
「ヴィレッタさん、胸…そんなにいいですか?」
「んあっ、そっ…そうだな、貴方の…あっ、愛を感じ取れるから、いっ…いいっ!だが他も…触りたければ、んんっ、どこでも触っていいからっ」
「どこでも…ですね。じゃあ、お尻を見たいです」
「なっ、し…尻だと?」
ライの予想外のリクエストだったのか、ヴィレッタが若干戸惑う。
「いや、まあいい。えっと、こうなら見えるか?」
ヴィレッタはベッドの上で四つん這いになり、ライに尻を向けた。黒のTバックの下着から丸見えの尻肉を撫で、彼は言う。
「凄くセクシーな下着ですね。仕事へ行くには、少々過激では?」
「んっ、細身のパンツスタイルで行くと、どうしても下着のラインが…ふぁっ、浮き出てしまう。だからそれを防ぐのにっ、Tバックが最適なんだ。別に変な理由じゃあ…あっ、ないっ、うくっ、息を吹き掛けるな…くすぐったいだろう!」
ライが尻にキスを始めると、ヴィレッタがビクンと跳ねた。
「すみません、あまりに綺麗だからつい」
「んくっ、まだ入れられてもいないのに…火照りが凄い。はぁ…入れられた時は、もっと感じてしまうのだろうか」
「僕も想像してしまいます、ヴィレッタさんの中に入れた時は、どんなに気持ちいいのかと。さっきから、そればかり浮かんで、逸る気持ちを抑える事は、これ以上は…」
ライはヴィレッタの下着に手を掛けると、引き下ろして脚から抜いてしまった。そして濡れそぼった秘部に触れると、彼女に尋ねる。
「入れてもいいですか?ヴィレッタさんと繋がって、一緒に淫らで甘い雰囲気に浸りたい」
「ああ、入れてくれ。貴方の猛々しさや熱い想いを、中で感じさせて欲しい」
ライは下着を脱いで、勃起したペニスをヴィレッタの秘部にあてがうと、ゆっくりと膣奥まで挿入した。
「はぁっ、はぁぁぁんっ!ふぁぁ…一番奥に来たぁ…」
「ええ、ヴィレッタさんの一番奥に来ましたよ。これから貴方の中を感じさせてもらいます、そして僕の事を貴方に感じてもらって、ありったけの子種を放ちますから」
「ああ…感じさせてくれ、ライ。そして子宮で貴方の子種を、たくさん受け止めたい…んっ、はぁっ、ライっ…んあっ、そうだっ、もっと動いてぇ!」
ライが腰を振り始め、二人の精器が激しく擦れ合い始めた。それが大きな快感を二人にもたらし、二人の理性がみるみる薄らいでいく。
「くぅぅっ、ライっ、もっとぉ…ふああっ、もっと奥までぇ!もっと奥まで…あっ、突いて…ああんっ!」
ライがペニスを突き入れるたび、愛液が飛び散ってシーツを濡らし、ヴィレッタが激しく悶える。膣内は湿り気を増しながら締まって、包まれたペニスが内壁のヒダに刺激されて、腰を振るたびにライが呻いた。
「うぅっ、いきなり締め過ぎですよ…ヴィレッタさんっ。これじゃあ、くっ、あまり耐えられません!」
「耐えなくていいっ、いっ、いいからぁ…ふあっ、いつでも…何度でも、なっ…中にっ、中に出してぇ!」
「はいっ、何度でも…出します!うっ、貴方を母親に…するためにっ!」
「そうだっ、んんっ、私を母親にしてぇ!貴方の子を抱きたい!」
締まった膣内でペニスがもっと膨らみ、ライの動きが激しくなった。夫婦として、子を授かりたいという願望を言葉で再確認した途端、子種で子宮を満たすという欲望が彼の意識を乗っ取っていた。
「ヴィレッタさんっ、ヴィレッタさん!」
「ああんっ、ライぃ!急に激しくなって、あっ、いいっ!」
ライがヴィレッタの腰を強く掴み、膣奥をもっと激しく突いていく。彼女は意識が飛びそうなくらい快感に酔いながら、彼の射精を待ち構え、やがてその瞬間が訪れた。
「くっ、出しますっ!うぅっ、はあっ、ああっ…!」
「んんっ!くぅぅっ、中で脈打つのが…わっ、わかるぅ!ライが私を孕ませようと…してるぅ!いっ、いい…気持ちいい…!」
ライに膣奥へ子種を注がれながら、ヴィレッタは快感と幸福感が入り混じった、温かい波に飲まれていくのだった。
「ライ…この後は、どうしようか?」
ベッドに横たわり、ライの腕枕の中でヴィレッタが顔を上げて尋ねると、彼は答えた。
「シャワーで、軽く汗を流しましょうか。半身浴のために、あらかじめ風呂も沸かしてあります」
「用意がいいな、ではそうしようか。もちろん、続きもしてくれるのだろう?」
ヴィレッタが淫らに微笑むと、ライも笑みを返す。
「ええ、もちろん」
二人はベッドから起き上がり、浴室へと向かった。二人の心と、欲望を満たすために。