『さあ! 新人が入ってきました~!』
おそらく千を超える観客席があるデュエルスペース。
ドーム状の空間で、デュエルディスクをつけた械遊は指定位置まで歩いていく。
観客には大勢が座っているが、どの人間にも共通して言えるのは、『身なりが良い』ということだろう。
スーツにしてもドレスにしてもシャツにしても、どれもこれもが高品質であり、身に着けている装飾品は最低の値段が七桁はありそうだ。
富豪たちの見世物のような雰囲気を感じながらも、械遊は歩く。
……匿名希望は通るようだが、今回、械遊は名前も顔も隠していない。
単純にそちらの方が『特典』が大きいとのことだが、械遊の思惑はどうだろうか。
いずれにせよ、この場が欲望渦巻くスタジアムであることは間違いない。
『名前は六車械遊! 彼から飛び出す奴隷は何なのか。そしてどんなデュエルを見せてくれるのか。こうご期待!』
そこまで言うと、反対側からもデュエリストが出てきた。
小太りで黒髪短髪の男性で、顔を隠しておらず、目はギラギラしている。
『今回の新人の相手をするのは、
輝典というらしい男は、デュエルディスクを構えて、ニヤニヤしながら械遊に話しかける。
「お前がニュービーか。一枚でも多くの奴隷たちを出してくれよ。全部奪ってやるぜ。グフフッ」
「新人歓迎、なんてのは名ばかりか。いや、欲望が強い事が正しいってことなんだろうけど」
械遊はデュエルディスクにデッキを装填する。
械遊専用の控室があり、コア関連以外の一般に流通するカードはかなりそろっていたので、いろいろ調整したデッキである。
デュエルディスクを展開し、五枚ドロー。
「その通り。欲望が強ければサポートカードが多数手に入る。それがこの界隈で奪うための条件だ!」
輝典もデュエルディスクを展開し、五枚ドロー。
『デュエリスト二人も温まってきました! では、デュエル開始!』
「「デュエル!」」
械遊 LP4000
輝典 LP4000
「先攻は俺だ!」
輝典が強く宣言し、カードを使いだす。
すると、ターンランプが輝典についた。
「俺は手札から永続魔法。『バーバリアン・フォレスト』を発動だ! 発動時の効果処理で、手札を2枚まで捨てることで、捨てた枚数プラス1枚。デッキからドローできる。俺は手札を2枚捨てて、3枚ドロー!」
「やっぱりちょっと、なんか『盛ってる』な」
単なる手札交換ではなく、プラス1枚。
やはり、この界隈のカードは『強めの設定』ということなのだろう。
「手札から『バーバリアン0号』を召喚!」
バーバリアン0号 ATK50→550 ☆1
「効果発動。デッキから『蛮族の狂宴LV5』を手札に加える。続けて、バーバリアン・フォレストの第2の効果! 自分フィールドのモンスター1体をリリースして、デッキから……『蛮族奴隷』モンスター1体を特殊召喚できる!」
「蛮族奴隷……」
「0号をリリースして俺が特殊召喚するのはコイツだ。『蛮族奴隷・堀北鈴音』!」
フィールドに現れたのは、黒髪を伸ばした落ち着いた美しさのある少女。
しかし……その姿は裸で、腕は背中側に縄で縛られている。
口には猿ぐつわをかまされており、くぐもった声だ。
蛮族奴隷・堀北鈴音 DEF1900 ☆2
『出てきた~! 堀北鈴音! 輝典選手のお気に入りです!』
会場も裸の美少女の登場に沸き立っている様子。
「続けて魔法カード『蛮族の狂宴LV5』を発動。手札か墓地から、レベル5の戦士族モンスターを2体まで、効果無効。このターンの攻撃不可を与えて特殊召喚する! 墓地から来るんだ。『バーバリアン1号』と『バーバリアン2号』!」
バーバリアン1号 ATK1550 ☆5
バーバリアン2号 ATK1800 ☆5
「そして、自分フィールドにバーバリアンモンスターが2体以上存在することで、堀北鈴音の効果発動! バーバリアンモンスターの数1体につき、セックスカウンターを1つ置く!」
輝典が宣言すると、バーバリアン1号が腰布を取り外して男根を晒し、堀北に近づく。
そのまま、堀北の体を持ち上げると、男根を膣に押し当てて、どちゅっ!
「うぐうううううっ!」
くぐもった声で悲鳴を漏らす堀北。
だが、1号はそのまま腰を動かして、パンパンとピストンを開始。
「おおおおおおおおおっ!」
「うぐうううっ!」
蛮族らしい大きなものが遠慮なくピストンして、首を左右に振って嫌がる堀北だが、両手が使えず、自らよりも筋力がある蛮族を相手に、抵抗は無意味。
「っ!」
首を振っていた鈴音だが、頭を掴まれる。
大きな手は、バーバリアン2号のもの。
2号は堀北の猿轡を千切ると、男根を堀北の口に入れた。
しかも、20センチはあるそれを、一気に、根元まで。
「ごっ! おおおおおお~~っ!」
長く、太く、なにより『倫理観』がない。
欲望にまみれた蛮族の性行為が、少女に刻まれている。
パンパンパンパンっ!
「おごっ! ううううう~~~っ!」
膣と口に長い男根がねじ込まれ、口の方は一度も喉から離れない。
鈴音の体が酸素を求めて痙攣しはじめ……。
ドビュルルルルルルッ!
「~~~~~っ!」
膣と口に精液が放たれ、鈴音は白目をむいた。
二人のバーバリアンは男根を抜いて鈴音を投げ捨てると、再び腰布を巻いて雄たけびを上げている。
「はっはっはっはっは! これこれ。これだよ! 圧倒的なセックス!」
輝典は上機嫌だ。
「いいぞ~~っ! もっとやれ!」
「犯せ! もっと犯せ!」
観客のボルテージも高い様子だ。
「さてと、堀北鈴音にセックスカウンターが置かれている場合、その数1つにつき、俺のフィールドのバーバリアンモンスターは攻撃力が1000ポイントアップする!」
バーバリアン1号 ATK1550→3550
バーバリアン2号 ATK1800→3800
「……とんでもない上昇量だな」
「そうだろう? これがアリの巣のデュエルだ! 俺はカードを2枚セットしてターンエンド。さあ新人。てめえのターンだ!」
「俺のターン。ドロー」
械遊はカードを引いて、すぐに何をするか決めたようだ。
「手札から『ブリキンギョ』を召喚し、手札から『ゴールド・ガジェット』を特殊召喚、その効果で手札から『グリーン・ガジェット』を特殊召喚だ。レッドを手札に加える」
ブリキンギョ ATK 800 ☆4
ゴールド・ガジェット ATK1700 ☆4
グリーン・ガジェット ATK1400 ☆4
一気に並ぶ機械族たち。
「ほう、モンスターを一気に並べたか。だが、そんな貧弱なステータスじゃバーバリアンたちは倒せねえぞ。それに、『蛮族奴隷』は、自分フィールドにバーバリアンがいれば、相手の効果と攻撃の対象にならねえ!」
どこか『通電標本・薙切えりな』と同じ耐性を語る輝典。
いずれにせよ、『他人の奴隷に手を出したければ他を排除してから』という『思想』なのだろう。
基本的に、機械族でレベル4が並ぶならば、ここからギアギガント Xにつなげるが……。
械遊は輝典のセットカードをチラ見して……片方から『嫌な予感』を感じ取った。
「俺は3体のレベル4モンスターでオーバーレイ! エクシーズ召喚! 現れろランク4『SH・閃光アスナ』!」
SH・閃光アスナ ATK2500 ★4
閃光アスナがフィールドに現れる。
その瞳は、まっすぐに……堀北鈴音に向けられている。
「なっ……す、スレイブヒロインだと!?」
『おっと! ここで械遊選手、スレイブヒロインモンスターを繰り出しました~! 新人ながらも、奴隷への理解度が高いとは、これは凄いことです!』
新人が出したことに驚いているのか。
それとも、『スレイブヒロインそのものの市場価値が高い』のか。
いずれにせよ、械遊の選択は変わらない。
「アスナの効果発動。特殊召喚成功時、相手フィールドの魔法、罠を1枚破壊できる。これに対して相手はチェーン出来ない!」
「チッ……」
アスナがレイピアで突くと、セットカードが一枚破壊される。
「勘が良いじゃねえか。で、ここからどうする?」
「アスナの第2の効果。エクシーズ素材のモンスターカードを使い、同じレベルと種族のモンスターをデッキから出せる。俺はゴールドを使って、デッキから『シルバー・ガジェット』を特殊召喚。シルバーの効果で『レッド・ガジェット』を特殊召喚だ。イエローを手札に加える」
シルバー・ガジェット ATK1500 ☆4
レッド・ガジェット ATK1300 ☆4
「展開効果か……」
苦い顔をする輝典だが、そもそも『閃光アスナ』は、血盟騎士団の副団長だ。
部下の運用という意味では理解できる効果である。
「レベル4のシルバーとレッドでオーバーレイ! エクシーズ召喚! 現れろランク4『SH・薙切えりな』!」
SH・薙切えりな ATK2000 ★4
出現したのは、通月学園の制服を身にまとった薙切えりな……なのだが、何故か『ワールドトリガー』の『弧月』を握っている。
……一応、『原作において戦闘力のない女性ヒロイン』にとって、『トリオン体』という設定が便利なのは械遊も理解している。
が、別に不都合はないので放置することにした。
「二体目のスレイブヒロインだと!? あ、ありえねぇ!」
『大ニュースだあああ! 新人の械遊選手。二体目のスレイブヒロインを召喚! 前例のない事です!』
放置することにしたというより、周りがうるさくなったので放置せざるを得ないと言った方が正しいか。
「えりなの効果発動。特殊召喚に成功した場合、エクシーズ素材を一つ使い、カードを2枚ドローする」
追加で2枚ドロー。
「出しただけで2枚ドロー。なるほどなぁ。ククク……ハハハハハッ! しかし、スレイブヒロインが2体とは驚いたぜ。お前を倒せば、その2体を地下で精液漬けにできるってわけだ」
「そんなことを言っている場合か?」
械遊の手札は……なんと6枚。
そのうち一枚はイエロー・ガジェットで確定しているが、それでも圧倒的なリソースだ。
というより……『ガジェット』は、最初の召喚権を使った直後はモンスターを展開できるが、『無限起動』や『マシンナーズ』を絡めないとその先がない。
そんな中で、アスナのリクルート効果というのはなかなかの性能を誇る。
「薙切えりなが存在することで、手札から魔法カード『エレメンタルテイスト』を発動。フィールドのモンスター1体か全て、属性を1つ選択し、永続的にその属性に変更する。俺はバーバリアン2号を選択して光属性に変更だ」
「何の意味がある」
「魔法カード『シャイニング・アブソーブ』を発動。光属性モンスターであるバーバリアン2号の攻撃力を、ターン終了時まで、俺の攻撃表示モンスター全てに与える!」
「なんてめちゃくちゃなデッキしてやがる!」
SH・閃光アスナ ATK2500→6300
SH・薙切えりな ATK2000→5800
「相手に高いステータスを要求するカードが今までよりもっと強くなるな……まあいい。バトルだ。アスナで、バーバリアン1号を攻撃!」
「チッ、罠カード『蛮族奴隷の盾』を発動。こいつをバーバリアン1号に装備だ。こいつを装備すると、相手モンスターは装備モンスターにしか攻撃できず、ダメージは相手が受ける!」
輝典が宣言すると、バーバリアン1号は堀北の首を掴んで、自分の前に掲げる。
アスナは突撃していたが、ピクリと体を止めて……。
「無駄だ。速攻魔法『スイッチタクティクス』を発動。『SH』『SAO』モンスターの攻撃を無効にし、相手フィールドの魔法、罠を1枚破壊。さらに攻撃対象にした相手モンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にする!」
「なっ……」
バーバリアン1号 ATK3550→1775
バーバリアン1号の攻撃力がさがると同時に、装備された『蛮族奴隷の盾』が破壊された。
「えりなの攻撃力は5800。バーバリアン1号に攻撃すれば、ダメージは4025。ほぼジャストキルってところか。えりなで、バーバリアン1号を攻撃」
えりなが弧月を構えて突撃する。
「これで決まるわけねえだろうが! 手札から『バーバリアンの戦術家』を捨てて、効果を発動! そのモンスター効果により、自分フィールドの『蛮族奴隷』モンスターを裏側で除外し、バトルフェイズを強制終了させる! これはチェーン出来ねえぞ!」
「……仕方がない」
少なくともデュエルモンスターズのルール上、『チェーン出来ない』と言われれば、あらかじめ永続効果で備えておくしかない。
今はないのでできない話だ。
堀北鈴音がフィールドから消えて、バトルフェイズが終わる。
「俺はカードを2枚セット。ターンエンドだ」
堀北鈴音もいなくなり、スイッチタクティクスもなくなり、シャイニング・アブソーブの効果が終了。
全てのモンスターの攻撃力が元に戻る。
SH・閃光アスナ ATK6300→2500
SH・薙切えりな ATK5800→2000
バーバリアン1号 ATK1775→1550
バーバリアン2号 ATK3800→1800
「俺のターン。ドロー!」
カードを引く輝典。
合計で2枚になった手札を見て、ニヤリと笑った。
「スタンバイフェイズ中に墓地の罠カード『蛮族奴隷の盾』を除外して効果発動だ。自分フィールドに蛮族奴隷モンスターがいない場合、デッキからカードを2枚ドローできる!」
追加で2枚ドロー。
それを見た輝典の笑みは深くなった。
「最高だ! 俺はツイてるぜ! 俺は手札から、『バーバリアン・ディーラー』を召喚!」
バーバリアン・ディーラー ATK1000 ☆3
「ディーラーは、このカードと、このターン効果を使っていない『バーバリアン・フォレスト』をリリースし、自分フィールドのバーバリアンモンスター2体を対象にして発動できる効果がある」
ディーラーと『バーバリアン・フォレスト』が消えた。
「デッキから『蛮族奴隷』モンスター2体を選択し、対象にしたバーバリアンたちに装備できる。俺は『蛮族奴隷・櫛田桔梗』をバーバリアン1号に、『蛮族奴隷・一ノ瀬帆波』をバーバリアン2号に装備させる!」
フィールドに裸で手を背中で縛られ、猿ぐつわを噛まされた櫛田桔梗と一ノ瀬帆波が出現し、それぞれのバーバリアンたちが腰布を取り除いて男根で膣を突く。
「うぐうううう~~~っ!」
「うあああああ~~~っ!」
櫛田と一ノ瀬が悲鳴を漏らすが、バーバリアンたちのピストンは止まらない。
「ククク、堀北鈴音はモンスター効果でセックスしたが、こいつらは装備カード。いつまでもセックスが可能ってわけだ。さらに魔法カード『蛮族の渇望』を発動! 自分フィールドにバーバリアンモンスターが2体以上存在する場合、デッキから『バーバリアン・キング』を特殊召喚だ!」
バーバリアン・キング ATK3000 ☆8
「櫛田桔梗の効果だ。このカードがモンスターゾーンにいるかバーバリアンの装備カードになっている場合、自分フィールドのバーバリアンを1体対象に発動。俺はバーバリアン・キングを選択するぜ。これにより、バーバリアン・キングの攻撃力は、キング以外のバーバリアンの攻撃力を合計した数分アップする!」
バーバリアン・キング ATK3000→6350
「次に櫛田桔梗と同じ条件で、一ノ瀬帆波の効果だ! バーバリアン・キングを対象にして、このターン。バーバリアン・キングの攻撃宣言時からダメージステップ終了時まで、相手は一切のカードの発動ができなくなる!」
バーバリアン・キングが雄たけびを上げる。
「さーてえぇ……貴様の薙切えりなを攻撃すれば、俺の勝ちだああああああっ! バトル!」
「フェイズに入った瞬間、永続罠『グラヴィティ・バインド-超重力の網-』を発動。これで、レベル4以上のモンスターは攻撃できない」
網が出現して、バーバリアンたちを封じていく。
「ぐっ、クソがあああ……なあああああんちゃって! 速攻魔法『サイクロン』を発動! 消え去れ! グラヴィティ・バインド!」
「カウンター罠、『アヌビスの裁き』だ。相手が魔法、罠を破壊するカードを使った場合、手札1枚をコストにして、そのカードを無効にし、相手モンスター1体を破壊してその攻撃力分のダメージを与える」
「な……ぬぅ!?」
表情がゆがむ輝典……だが、械遊には、その『奥』が見えた。
「これでサイクロンは無効。俺が破壊するのは……『バーバリアン1号』だ」
「チッ! やっぱり勘のいいガキだ!」
歪ませていた表情だが、一気にその『意味』が変わった。
「墓地から『バーバリアン・リフレクター』を除外して効果発動。俺のフィールドにバーバリアンがいる場合、俺が受けるダメージは相手が受ける!」
「……そんな気はしていた」
械遊 LP4000→2450
バーバリアン1号は破壊されたが、ダメージは械遊が受ける。
それと同時に、1号の装備カードだった櫛田は消えていった。
「攻撃はできねぇ……メインフェイズ2だ。カードを1枚セット。ターンエンド!」
バーバリアン・キング ATK6350→3000
「俺のターン。ドロー」
2枚になった手札。
だが、械遊がそれを認識する前に、輝典が動いた。
「ククク、ハハハハハッ! お前にとっておきのショーを見せてやる。罠カード、『バーバリアンの乱交』を発動! まず、自分の墓地から、バーバリアン1体を特殊召喚だ!」
バーバリアン1号 ATK1550 ☆5
「さらに、自分フィールドで装備カードになっている『蛮族奴隷』モンスターを特殊召喚し……その後、自分フィールドのバーバリアン1体につき、セックスカウンターを1つ置く!」
輝典が宣言すると、ひとまず、バーバリアン2号のピストンからは解放された。
だが、次に一ノ瀬が目にしたのは、寝転がったバーバリアン・キングの、長さ40センチはある兵器のような男根だった。
「ううううううう~~~っ! ううううう~~~っ!」
首を横に振り、涙を流す一ノ瀬だが、ここまでのピストンですでに体力が失われている。
抵抗は無意味。
バーバリアン・キングが両手で一ノ瀬の体を持ち上げて、彼女の股間を自分の男根に合わせる。
そして……
ズドンッ!
「おぐっ! ごっ……がっ、いっ……」
40センチの太い男根が膣を貫通し、目が白くなる帆波。
だが、一度突いただけでは終わらない。
バンバンバンバンバンバンッ!
「ぎゃっ! がっ! あああああ~~~っ!」
40センチの肉棒が最長のストロークで、一ノ瀬の膣を蹂躙する。
だが、もちろんこれだけではない。
「かはっ」
一ノ瀬の口から猿ぐつわが取れ……そこには、バーバリアン1号の男根が。
そしてお尻の穴にも、ピトッとバーバリアン2号が男根を当てる。
「あ、あああっ、ああああ……」
顔面蒼白でガクガクと震える帆波だが……。
彼女に人権はない。
口に20センチの肉棒が突き刺さり、お尻にも肉棒が突き刺さった。
「ごぼおおおお~~~っ!」
膣と尻と口から一切男根が離れないように、ピストンしていく。
休ませる気も呼吸される気もない、肉の人形のようなピストンが続く。
……帆波の体が酸素を求めて痙攣しはじめたが、それでもピストンは終わらない。
「おぐ、ごっ、ひゅっ……」
目がぐるんっと回り……
ドビュルルルルルルッ!
「~~~~~~~~っ!!!」
口と膣と尻に精液が放たれ、帆波は全身を震わせた。
三穴から男根が抜かれ、ゴポッと音がして精液が出てくる。
「かっ、はっ……ひゅー、ひゅー」
虚ろな目でその辺に捨てられて、バーバリアンたちは元気そうにしている。
蛮族奴隷・一ノ瀬帆波 DEF2000 ☆4 セックスカウンター 0→3
「これだよ。これがセックスだ。現実の人間相手にこんなことできねぇ。モンスターだからこそ可能なこれだ!」
輝典も上機嫌。
『いいぞ~!』
『これがこのアリの巣の醍醐味!』
『もっと犯せ! もっと壊せ!』
会場のボルテージはマックスだ。
「ふう、一ノ瀬帆波だが、乗っているセックスカウンター1つにつき、自分フィールドのバーバリアンは攻撃力が1000アップする」
バーバリアン1号 ATK1550→4550
バーバリアン2号 ATK1800→4800
バーバリアン・キング ATK3000→6000
「見ろ! この圧倒的な攻撃力!」
「それをさっき利用されたばかりだろ」
「そうだな。だが! あんなカードはデッキの中にそう多くはねえ筈だ。さあ、どうするよ新人!」
「俺は……」
械遊は手札を見る。
「まずはアスナの効果。ブリキンギョを取り除いて、デッキから『ゴールド・ガジェット』を特殊召喚。手札のイエロー・ガジェットを特殊召喚して2枚目のグリーンを手札に加える」
ゴールド・ガジェット ATK1700 ☆4
イエロー・ガジェット ATK1200 ☆4
「それでランク4か。一体何を……」
「えりなの第二の効果。自分フィールドのモンスター2体をリリースして、デッキから通常罠カード1枚を自分フィールドにセットする。ちなみに、このターン発動可能だ」
「通常罠か……」
「ガジェットたちをリリース。俺がセットするのは『あまのじゃくの呪い』だ。攻守のアップダウンは逆転する」
バーバリアン1号 ATK4550→0
バーバリアン2号 ATK4800→0
バーバリアン・キング ATK6000→0
空気が凍った。
「……ば、馬鹿な……」
「ステータスの上げ方が尋常じゃない。それがアリの巣のデュエルってことだろ? なら、こういったカードは非常に良く効く。バトルだ。まずは薙切えりなで、バーバリアン1号を攻撃!」
えりなが弧月を構えて突撃し、そのままバーバリアン1号を斬り飛ばした。
「ぐおっ!」
輝典 LP4000→2000
「そして……」
「ま、待て! このままだと、俺の奴隷たちが三人も……」
「また誰かから奪うんだな。アスナで、バーバリアン・キングを攻撃!」
アスナがレイピアを構えて突撃し、バーバリアン・キングに肉薄。
そのまま心臓を一突きして、爆散させた。
「ぐうおおおおおおおおおおっ!」
輝典 LP2000→0
ライフが消し飛んで、本人も後ろに吹き飛んでいった。
『まさに柔よく剛を制す! 圧倒的な攻撃力の軍勢を、1枚のカードでかき回す戦術です! これは大物になりますよ! それでは、新人の六車械遊選手に大きな拍手をお願いします!』
拍手がチラホラと聞こえてくる。
械遊が無言でそれを聞いていると、輝典のデュエルディスクから三枚のコアカードが出てきて、械遊の傍に来た。
それらを手に取ってディスクの格納スペースに入れると、頷く。
「こいつらは貰っていくよ。それじゃ」
そういって、械遊はその場を後にした。