※この作品はR-18です。

精豪ぐだおくんがマシュを守るために自分を邪魔する他のマスターたちからサーヴァントを寝取って更に最強になっていくお話   作:LLLSTAR

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終わりの始まり……NTRビデオレターによるショック療法開始

(今頃藤丸の奴はナイチンゲールに絞り尽くされてボロボロになってるだろうな~! そこに毒の追加効果が入ったら……クククッ! もしかしたらあいつ、死んじゃうかもね!)

 

 立香との決闘に敗北し、ナイチンゲールを彼に貸し出した翌日……ワイはそんなことを考えながらカルデアの食堂で朝食を楽しんでいた。

 

 令呪を使って徹底的に立香の精を搾り取るように命じたナイチンゲールは、手加減抜きで彼を犯しつくすだろう。

 そこに毒の追加効果が入れば、立香が受けるダメージは深刻なものになる。

 

 予想外の敗北で屈辱を味わわされたが、十分にその仕返しはできただろうと……愚かにも自分に勝利した立香が辿る末路を想像してニヤつくワイの下へ、つかつかと一人の女性が歩み寄って来た。

 

「ああ、ナイチンゲール。お疲れ様。治療は上手くいった? 藤丸の様子はどう?」

 

 こちらへと歩み寄ってくる自分のサーヴァント……ナイチンゲールへと、ニヤニヤと笑みを浮かべながら尋ねるワイ。

 いつも通り、彼女から治療報告というなのセックスの顛末を聞こうとした彼であったが……ナイチンゲールは眉一つ動かさないまま、ワイとテーブルを挟んだ状態で向かい合う。

 

 何も言葉を発しない彼女の様子にワイが違和感を覚え始めた次の瞬間、ナイチンゲールは握り締めた拳をテーブルに叩きつけ、それを真っ二つに粉砕してみせた。

 

「ひっ!? えっ……!?」

 

 突然の彼女の行動に怯え、竦むことしかできないワイ。

 ゆっくりと顔を上げたナイチンゲールは、そんな彼の目を真っ直ぐに見つめながら……怒りを滲ませた声で言う。

 

「よくも、私を病原菌に仕立て上げてくれましたね? 人々の命を蝕む、病原菌の温床にしてくれましたね……!!」

 

「な、何を言って……?」

 

「とぼけるのもいい加減にしなさい! あなたが私の霊基に細工をしたことは、既にわかっているのですよ!?」

 

 声を荒げたナイチンゲールはそのままワイへと拳銃を突き付ける。

 どうして彼女が自分の仕掛けたコマンドコードについて知っているのだと、予想外の事態に焦るワイが顔を青くする中、ナイチンゲールは見開いた目で彼を睨みながら引き金にかける指に力を込めていく。

 

「ワイ・ショウ……あなたは病原菌です。病原菌は迅速に消滅させなければなりません。ご安心を、一瞬で終わらせますので」

 

「ま、ま、ま、待って……!!」

 

 英霊の本気の殺意を一身に浴びるワイは、わなわなと震えながら命乞いをすることしかできない。

 そんな彼の言葉を無視したナイチンゲールは人差し指に一層力を籠めると、銃口を標的に向けた拳銃の引き金を躊躇うことなく引いてみせた。

 

「ひいいいいいいっ!?」

 

 ズドンッ、という重々しい発砲音が食堂に響く。

 誰も彼もが言葉を失い、成り行きを見守る視線の先には……アルトリアに腕を掴まれ、ワイから狙いを外されたナイチンゲールの姿があった。

 

「落ち着きなさい、ナイチンゲール。気持ちはわかりますが、その男を殺すのはマズい」

 

「……手を、放してください。あなたが何を言おうとも、私は病の元であるあの男を消します」

 

「そうなればあの男と契約しているサーヴァント全員が消えることになる。それに、あいつはまだ何か小賢しい仕掛けを弄しているかもしれません。それを確かめる前に殺してしまっては、またこのような事態が起きる可能性も出てきます。情報を探るためにも……銃を下ろしなさい、ナイチンゲール」

 

「………」

 

 アルトリアの説得を受けたナイチンゲールが、僅かに感情を表にしながらも銃を下ろす。

 どうにか命は助かった……と、目の前のやり取りを見ながら呆然と思うワイであったが、いつの間にか食堂にやって来ていたダヴィンチが、そんな彼の安堵を打ち砕くように口を開いた。

 

「ワイ・ショウくん……君に話がある。内容は……わかってるよね?」

 

「あ、ぅ……」

 

 コマンドコードの件がバレているということは、当たり前ながらそれもカルデアの指揮部に報告されている。

 ダヴィンチの冷たい視線を浴びながら……ワイは、自分が死よりも恐ろしい運命を辿ることを理解し、がっくりと項垂れるのであった。

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

『報告書』

 

マスター候補生【ワイ・ショウ】による聞き取り調査の結果、彼が自身のサーヴァントである【ナイチンゲール】に指令紋章を用い、他のマスター候補生たちを害していたことが判明した。

また、マスター候補生の間で英霊を賭けての事実上の決闘が頻繁に行われていたことも判明したため、こちらに関しても関係者に処罰を与えた後、全面的に禁止する。

 

ワイ・ショウに関しては全サーヴァントとの契約を解除させた。

これはペナルティというだけではなく、ナイチンゲールの尊厳を踏みにじった彼にサーヴァントを預けるのはリスクでしかないと考えたためである。

 

召喚システムの使用も禁止し、暫くは謹慎処分という形で様子を見てから今後の処遇を決めていく予定だ。

 

彼と契約解除したサーヴァントに関しては、カルデア預かりではなく本人が希望するマスター候補生たちと再契約を結ばせることにした。

既に大半が再契約を果たし、新しいマスターの下で活動を開始している。

 

一番の被害者であったナイチンゲールも、本人の強い希望で藤丸立香と契約し、彼のサーヴァントとなった。

彼女に刻まれた指令紋章を除去するための専用クリーナーを開発するまでの間、彼にはナイチンゲールのメンタルケアを任せたい。

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「ナイチンゲール……ナイチンゲール……僕の、ナイチンゲール……」

 

 マイルームのベッドの上で、膝を抱えながらぶつぶつとナイチンゲールの名を呼び続けるワイ。

 ここ数日で何もかもが激変してしまった彼は、精神を激しく摩耗してまともな会話もできなくなってしまっていた。

 

 ただ、これは彼の自業自得であり、同情できる余地はない。

 まだ彼が子供だということを差し引いても……ワイがしたことは、許されざる行いだった。

 

「僕の物なんだ。僕の所有物なんだ。僕だけがぐちゃぐちゃに、滅茶苦茶にできるんだ……!!」

 

 自分のプライドを傷付けた女に対する、本当に子供じみた復讐。

 ナイチンゲールの尊厳を根底から踏みにじる暴挙をしでかしたワイの心の底には、彼女は自分の専用の所有物であるという意識がある。

 

 ナイチンゲールは自分と契約したサーヴァントだから、自分の配下だから……好きに扱っていい。

 彼女の心を粉々にして、生前の誇りを傷付けて、そんな悪鬼のような真似をしてもマスターである自分は許されるという想いが……彼女に対する歪んだ執着心がワイの心の奥底にはあった。

 

「僕の物なんだ……! 僕の、僕の僕の僕の、僕の……っ!!」

 

 引き離され、孤独になったことで更に強まったナイチンゲールへの執着心は、既に狂気の域にまで達している。

 絶対に彼女を諦めてなるものかと、どんな手段を使っても彼女を従わせてみせると……そうワイが考えたところで、部屋の中にピロンっという小さな音が響いた。

 

「な、なんだ……っ!?」

 

 小さな物音に敏感に反応したワイが、部屋の中を注意深く見回す。

 その音が自身の携帯端末から響いたことに気付いた彼がそれを手に取れば、一通のメールが届いていることに気付いた。

 

「これ、は……?」

 

 件名、無し。送り主の名前は藤丸立香。

 メールには動画が添付されており、おそるおそるそれをタップして再生し始めたワイは、読み込みの後で画面に映し出されたものを見て、驚きに息を飲んだ。

 

『どうも、元マスター……お元気でしょうか?』

 

「ナイチン、ゲール……? その、格好は……!?」

 

 こちらを見つめながら、冷たい声で挨拶をするナイチンゲール。

 録画された映像を見ているということはわかっていたが、どうしても今の彼女の格好が気になってしまったワイは、思わずそう呻いてしまった。

 

【挿絵表示】

 

 普段の首元から爪先までをきっちりと隠す軍服とはかけ離れた、あまりにも扇情的な衣装。

 いや、もはや卑猥を通り越して下品とまで思わせるような服とも言えない服を今のナイチンゲールは身にまとっている。

 

 一言で言うなら、()()()()()()()だろう。

 すけすけの黄緑色&ピンクの蛍光色のラテックス素材風味のビキニと、ガーターベルト装備の超ミニスカ黒ナース服……それが、今のナイチンゲールの格好だった。

 彼女の爆乳から腹部の大半は曝け出されており、その姿はどう見てもコスプレした風俗嬢にしか思えない。

 

 そんな自身の姿を堂々とカメラの前に曝け出すナイチンゲールを呆然と見つめていたワイへと、動画の中で彼女が話をし始める。

 

『今回、私がこうして動画を送っているのは、あなたの治療のためです。あなたは精神的に問題がある。その治療を行うために、こうして()()()()に頼んで動画を撮っています』

 

 マスター……その言葉がナイチンゲールの口から飛び出してきた時、ワイはびくっと体を震わせた。

 自分の物であるはずの彼女が、自分以外の人間を主と呼ぶだなんて……とショックを受けるワイを放置して、蠱惑的な笑みを浮かべたナイチンゲールが話を続ける。

 

『素晴らしい霊衣でしょう? 治療を円滑に行えるよう、マスターが用意してくださったんです。とても下品で、男性の性欲を掻き立てる服装ですね……♥』

 

 ゆっくりと、ナイチンゲールが卑猥な黒ナース衣装を見せつけるようにその場で回転する。

 むちっ、むちっ、と揺れる爆乳と全く隠せていない巨尻を食い入るように見つめるワイへと、卑猥な自分の姿をお披露目した彼女はこう続けた。

 

『あなたも今、私の痴態を見て、ペニスを勃起させていることでしょう……よろしい、治療の準備は整いました。では、今からあなたには映像を見ていただきます。内容は私がマスターに治療行為……ふふっ♥ 違いましたね♥ 治療行為ではなく、セックスでした♥』

 

「っっ……!?」

 

 妖艶に笑ったナイチンゲールが、自身の行動を卑猥な言葉を使って言い直す。

 きっと間違えたのもわざとなのだろうと、自分に見せつけるようにセックスをしたと強調してみせたナイチンゲールは、微笑みを浮かべながら画面の向こう側にいるワイへと続けた。

 

『あなたの歪んだ執着心を破壊するには、徹底的に理解させるしかありません。自分自身とマスターとの格の違い、雄としての差、そして……私がどのように変わったのかを、今から流す映像で理解していただきましょう。まずは一本目、軽い慣らしの映像からです。しっかりと目を逸らさずに……最後まで見るんですよ、()マスター♥』

 

 元、の部分を強調したナイチンゲールが邪悪な笑みを浮かべる。

 その映像が途切れ、また別のシーンが流れ出す中、呼吸を荒くするワイはそれでもとばかりに画面を食い入るように見つめ続けるのであった。

 

 




―――――――――――――――――――

ナイチンゲール 絆レベル

マスター『ワイ・ショウ』…………絆レベル完全消滅(非表示)

『ワイ・ショウ』がナイチンゲールのマスター権限を失いました。同一個体のサーヴァントは、二度と彼と契約しません。
『ワイ・ショウ』とナイチンゲールの絆が完全に消滅しました。
これにより、『ワイ・ショウ』はナイチンゲールを二度と召喚できなくなりました。

ナイチンゲールは『ワイ・ショウ』に対して何の感情も抱いていません。
今回の治療が終わり次第、完全に存在しないものとして扱い始めるでしょう。

『藤丸立香』……絆レベル0/10→???/???

『藤丸立香』はナイチンゲールのマスター権限を入手しました。

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