精豪ぐだおくんがマシュを守るために自分を邪魔する他のマスターたちからサーヴァントを寝取って更に最強になっていくお話 作:LLLSTAR
立香との肛門での魔力供給とは名ばかりのアナルセックスを行った翌日、アルトリアは自己嫌悪で自室に引きこもっていた。
幸か不幸か、その日はマスター全体でのミーティングがあったためにムノーも彼女と顔を合わせることもなく、異変に気付くこともなかったようだ。
理解不能の飢えによって思考能力が低下していたとはいえ、マスターではない男との性交を自ら望んでしまうだなんて……と、ムノーを裏切ったことを悔いる彼女であったが、立香との性交で味わった快感を思い返すと再び思考が色欲に染まってしまう。
ムノーに拒まれた末に頼った彼が持つ、すさまじい技量とペニスによって魔力と快感をこれでもかとばかりに与えられたアルトリアは、立香にサーヴァントとしても雌としてもこの上ない幸せを味わわせてもらったことを再認識すると共に、顔を赤く染めた。
(おかしい……尻穴の疼きが止まらない……♥ 私の体は、どうなってしまったのだ……?)
こうして部屋にいる間も、アナルは甘い痺れを発しながら疼き続けていた。
昨日、そこを貫かれ、初めて肛門での性交というアブノーマルな行為に手を出したというのに、自分の体は完全にその快感の虜になってしまっている。
もう一度あの快感を味わいたいという気持ちはあった。
英霊としての身分や他のマスターに仕えているという立場、そして騎士王として、人としての尊厳すらも投げ打ってしまうほどの快楽を貪り、肛門悦楽に浸りたいという思いはある。
しかし、同時にこれ以上は踏み入れてはいけない領域であるという危機感もアルトリアは抱いていた。
また立香との魔力供給に及び、あの剛直でアナルを穿たれ、至高の快楽を味わってしまったら……もう自分は元に戻れなくなるという確信がある。
立香に頼るのはもう止めよう。あれは一時の気の迷いで、自分のマスターはムノーなのだ。
サーヴァントとして、契約を結んだマスターを裏切ることなどしてはならないと、そう自分自身に言い聞かせたアルトリアは固く決心すると共に、昨日の出来事を割り切る。
そうして彼女が心の整理を終えた翌日、アルトリアは他のサーヴァントたちと共に再び戦闘訓練を行っていた。
普段と変わらない難易度、敵、マスターからの指示……何一つとして変わらない訓練であったが、劇的に変化したものもある。
アルトリア自身の活躍……今回の訓練では、彼女は普段のように無様に雑魚エネミーに苦戦し、一敗地に塗れるといったことはなく、十分に活躍したといえる戦果を挙げていた。
何が変わったわけではないというのに、こうして自分が確かに活躍できている状況を不思議がるアルトリアは、その原因と思わしきものに思い当たるとごくりと息を飲む。
立香との魔力供給……彼の魔力を受け取った結果、霊基が成長を果たしたのではないかと……そう考えたアルトリアは主への罪悪感としかしこれで戦力として役に立てるという喜びの二つの感情を入り混じらせた、複雑な思いを抱く。
実際は立香との性交で彼女の霊基が育ったという事実はない。
単純に、アルトリア自身の鬱屈した精神がある種の割り切りを見せた結果、立香から受け取った魔力も関係して彼女の調子が良くなったというだけだ。
そんなことなど知る由もないアルトリアが兜の下で顔を赤らめ、心の中でムノーに謝罪する中、同じく彼女の胸中など欠片も察せていないムノーがアルトリアに声をかける。
「なかなかやるじゃあないか、アルトリア。見違えたぞ」
「あ、ありがとうございます、マスター……!」
ムノーからの褒め言葉に破顔したアルトリアが嬉しそうな声で彼へと感謝を述べる。
その愛らしく輝く笑顔は兜に隠れているせいでムノーには見えていないが、彼女が喜んでいることは伝わっただろう。
これでいいと、アルトリアは思った。
立香との背徳行為は胸の内に封印し、忘れてしまおう。
自分のマスターはムノーで、自分はサーヴァントとして彼に仕える身だ。
こうして珍しく褒め言葉をかけてもらったことを考えると、立香との性交は自分たちの関係を進展させるいいきっかけになったかもしれないと……ここからムノーとの信頼関係を作り上げていこうと考えるアルトリアであったが、次に彼の口から飛び出した言葉を聞き、耳を疑った。
「これならまだお前を強化しなくても大丈夫か。まだまだ頼光ママに種火を注げるぞ~!」
「えっ……?」
自分の育成を後回しにし、頼光を育て続けるというムノーの発言に目を見開くアルトリア。
彼女の声を耳にしたムノーは振り返ると、ニヤついた表情を見せつけながら言う。
「実は予想外の収入があってな、少しだけだが種火が手に入るんだ。そいつをどう使おうか考えてたんだが……お前はLV1でもそこそこやれるみたいだし、だったら頼光ママを育てるのに使った方がいいだろ?」
自分に向かってそう言い放つムノーの話を呆然と聞いていたアルトリアであったが、はっとすると共に彼へと自分の意見を述べた。
「お、お待ちください、マスター。現状、頼光の霊基は十分に育っています。霊基再臨が間近で育成を急ぎたい気持ちは理解できますが、彼女に注ぐ経験値を他のサーヴァントに回せば、全体的な戦力の向上につながるはずです。どうか、ご一考いただけないでしょうか?」
アルトリアの言っていることは間違っていない。
サーヴァントの霊基はレベルが上がれば上がるほど、成長により多くの経験値を必要とする。
つまり、同じ1レベルの上昇であっても、40レベルのサーヴァントと1レベルのサーヴァントでは必要な種火の数に圧倒的な差が存在しているのだ。
ムノーがどれだけの種火を入手したのかはわからない。だが、それを全部注いでも今の頼光のレベルが1も上がらない可能性はある。
ならば将来的に戦力になりそうだが現状育成を進めていないサーヴァントに種火を与え、全体的な戦力の上昇につなげるべきではとムノーに意見したアルトリアであったが、彼の反応はあまりにも冷たかった。
「は? なんだ? ちょっと活躍したからって、マスターである俺に意見するつもりか? お前たちは俺の使い魔なんだ、俺の言うことに口出しするな」
「で、ですが――」
「くどい! お前は俺の言うことに従っていればいいんだよ。まったく、騎士王の側面だかなんだか知らないが、調子に乗って偉そうにしやがって……三歩下がって男を立てる頼光ママを見習えよな……!!」
「………」
そこまで言われてはもうアルトリアには何も言えなかった。
というよりも、最初からムノーは頼光の育成を進めるという考えを変えるつもりなどなかったのだろう。
アルトリアが訓練で活躍できなかったら、こんな弱いサーヴァントに種火を与える気にはなれないとでも理由を付けるつもりだった。
もう彼の中では、頼光の存在がそれほどまでに大きくなっているのだと……そう理解したアルトリアは、信頼関係を築けるかもしれないという自身の想いをムノーに裏切られたことに、強い失望とショックを抱く。
アルトリアが黙ったことで彼女も自分の言うことに納得したのだろうと考えたムノーは振り返ると、そのタイミングでシミュレーションルームに入ってきた男の姿を見て、下種な笑みを浮かべた。
「よお、藤丸。来たか」
「どうも、ムノーさん。これ、お約束の品です」
柔和な笑みを浮かべた立香が、部屋に入ると共に懐から何かを取り出し、それをムノーから差し出す。
白銀の星のような物体が描かれたそれが中級の種火であることを見て取ったアルトリアが見守る中、立香の手から奪い取るようにそれを受け取ったムノーは、彼に対してニヤニヤとした笑みを見せながら嘲りの言葉を投げかけた。
「ははっ! お前も人に媚びる術を身につけたってところか? まあ、サーヴァントを一騎しか所有してないお前が持ってても宝の持ち腐れになるだけだし、賢い使い方ではあると思うぞ?」
「媚びるだなんて、そんな……俺はただ、アルトリアとムノーさんにお礼をしたかっただけですよ」
「そうかそうか。まあ、そんなことはどうでもいいがな。クズはクズらしく、後ろの方で俺が活躍する姿を指を咥えて見守ってな。どうせ前線に出れるわけでもないのに無駄な訓練に時間を費やすお前を見てると、愉快な気分になれて助かってるぜ!」
ははははは、と大口を開けて立香を嘲笑するムノー。
それに対して立香は表情を一切変えることなく、柔和な笑みを浮かべたままだ。
彼の反応が思ったより良くなかったことに苛立ったのか、ムノーは舌打ちを鳴らすと頼光たちを引き連れ、シミュレーションルームを出ていく。
その後に続こうとしたアルトリアであったが、不意に立ち止まったムノーは振り返ると、彼女へとこう言ってきた。
「おい、アルトリア。お前、そいつの無駄な訓練に付き合ってやれ。FPと種火を稼いでこいよ」
「え……?」
突然の命令に驚き、硬直するアルトリアに向かって、ムノーは立香から受け取った種火が描かれたカードをひらひらと振りながら続ける。
「お前がそこの雑魚に手を貸すとな、FPの他にこうして
「……かしこまりました、マスター」
「よし。じゃあ、俺たちは帰るからな。頼光ママ、今日はお部屋でのんびりしようね~!」
「あらあら。今日は母との魔力供給はなしですか、マスター?」
「あはは、流石に一昨日あれだけ頑張ったんだし、今日は無理だよ~!」
強い口調で命令されたアルトリアが、頭を下げながらムノーの言うことを承諾する。
その返事に満足したであろうムノーが頼光と下品な会話を繰り広げながらシミュレーションルームを出ていく様を見守っていたアルトリアは、不意に手を握られ、顔を上げた。
「……アルトリア、今日も俺に付き合ってくれる?」
「そ、それは……」
……立香が言っているのは、戦闘訓練への参加ではない。その後の話……一昨日、彼の私室で行った魔力供給を再びしようという誘いだ。
真っ直ぐに欲望を隠そうともしない眼差しを向ける立香にそう問われ、アルトリアは迷った。
拒むべきだと、もう二度と彼と体は重ねないと決めたはずだろうと、そう自分自身に言い聞かせるアルトリアであったが、立香はそんな彼女の手を強く握ると、両方の手を掴み、包み込むようにしながら言う。
「困らせてるのはわかってる。でも、アルトリアと過ごした時間が忘れられないんだ。お願いだよ、アルトリア。もう一度だけでいいから……抱き締めさせてほしい」
「そ、そんな目で、私を見ないでください、藤丸、立香……♥」
……自分は今、兜を被っている。だが、自分を見つめる立香にはその下に隠れている表情が見透かされている気がしてならない。
アルトリアは自分が今、困惑でも拒絶でもなく、歓喜と興奮に頬を染めた表情を浮かべていることを自覚していた。
彼に求められた瞬間から肛門は疼きを強め、心臓の鼓動は早くなり、子宮がときめきに打ち震えている。
(抗えない♥ 拒めない♥ 私は、この青年に求められたら……応えたくなってしまう……♥)
声に甘さが、吐息に熱が、思考に蕩けが……槍兵の英霊、アルトリア・ペンドラゴンとしてではなく、一人の女としての意識を引き出されたアルトリアは、固めたはずの決意を容易く打ち払った。
広がり、膨れ、疼く肛門が甘い痺れを放っていることを感じる中、兜を消滅させたアルトリアは立香に雌として蕩けている自分の顔を見せつけながら、大きく頷いてみせる。
「はい……♥ 藤丸立香、あなたの望みに応えましょう……♥ 今宵も、心ゆくまで……私を求めてくださいね……♥」
自分が発したとは思えない甘い囁きを漏らしたアルトリアが歓喜に満ちた笑みを浮かべる。
この状況で戦闘訓練など行えるはずもなく……その足で立香の私室へと向かった二人は、数分と間を置かずして淫行に耽り始めた。