【カオ転三次】マイナー地方神と契約した男の話 R-18 作:れべっか
霊能アイテムとしての勾玉を作成したものの、あまりの出来の悪さに閉口している馬ニキ。
改良しようと検討したところ、流石に霊気を手に纏わりつけて15分ほど石を磨くだけでは神秘を込めるにしても雑すぎると、10秒で答えが出てきた。
「ふうむ、どうしたものか」
本来であれば、石を大まかな形に成型するのも磨くのも、どちらも時間のかかる作業である。石工がしっかり念を込めて作業すれば、勾玉にもっと霊的パワーが染み込むはずなのだ。それを高レベル黒札の高出力パワーでごり押しして時間短縮したのだから、粗製乱造と言われても仕方がない。
「マグ濃度の濃い霊地・神社などに安置・奉納して、時間をかけて染み込むのを待つか、それとも……」
「主様がアクセサリーとして常に身に付ければ、主様が自然放出するマグを至近で受けて、同じようになるのでは?」
黒札専用式神の<ヒメ>がアイデアを出すが、馬ニキはそれに否定的だ。
「いや、染み込ませるなら長期間肌身離さずという条件が必須だが、悪魔との戦いにおいて何ら効果ないアクセサリーを身に着けたままというのは、勝敗に係る。かといって着けて外してを繰り返しても効果は期待できない」
「では、マグの濃度の濃い液体に浸け置きはどうでしょうか? 血液とか、精液とか」
「……それはアリだな。液体に含まれるマグが揮発しないよう工夫が必要だろうけど、浸け置きの秘薬や容器は資料を探せばあるんじゃないかな」
少し考えて、馬ニキは技術部に問い合わせたらその手の情報が得られる可能性が高いと踏んだ。
「まあ、技術部から貰った初心者向け手引き書をもっと読み込むのが先だけどな」
手慰みで作った勾玉を手のひらで転がしていると、ふと馬ニキに閃くものがあった。
「勾玉は胎児を模したもの、精液に浸け置きして飽和、これって膣内に勾玉を入れて
「いいですね、やりましょう!」
さすがスケベ部に所属している黒札だ、発想が違うなぁ。黒札のパートナーとして生まれた式神も秒で追従とか、お前らお似合いだよ。
「表面をしっかり磨くだけではなく、引っかかりのない丸型に整形するのが安全だな」
「主様、ウズラの玉子より小さいこのサイズでしたら、産卵プレイよりずっと簡単ですわ♡」
「そうか、<ヒメ>は偉いなぁ。うむ、学術的好奇心と、普段と異なるシチュエーションが相まって、燃えてきた!」
「いやぁん♡ 主様のエッチ♡」
アイテム製造のための試行錯誤、楽しんでやれるならいいんじゃないんですかね(投げやり)