下調べしてみると、手ごろな値段で用具の持ち込みなしでも出来るキャンプもあるんですね。
本格的なのするなら、ホームセンターとかに用具買いに行くでしょうし、
ソロキャンとか色々な言葉ができるんだからキャンプ沼は深そう
10時前、先輩は起こす前に、自分から起床し、居間にいる二人の元に来る。
「ふあ...えーと、今10時前だし、そろそろ出る準備するだろ?オレはそんなに荷物無いが大丈夫か?」
「あ、はい、さっき浴衣から着替えて、不要なペットボトルとか以外はもうバッグの中に。」
「ん、そうか、...ちょっとこっち来い」「え?うわぁ!?」
まだ睡眠時間が足りないのか、少年を抱き枕にし、頭を胸元に押し付けるようにしてその場で横になってしまう。
別室からお姉さんがキョロキョロとしながら、歩いており、先輩を見つけると先輩の背中越しに話始める。
「せんぱーい、さっきテレビでキャンプの特集、やってたんスよ」
「あぁ、んで?」
「行くしかねぇっス、キャンプ。」
「そうか、ねみぃから予約なりなんなりするなら何も言わねぇよ」
「了解っス!先輩一人っスか?どこ行っちゃったんスかねぇ」
「...!!...!!!!」
口が塞がれてしまい、声を上げて助けを求めることもできず、チェックアウトの時刻まで、少年枕として使われてしまう。
「ここで待ってるっスよー」
「は、はい」
先輩はチェックアウトの手続きと精算処理、お姉さんはこのあとのキャンプ施設の予約で一時的に一人になる。
(そういえば、誘拐されてから、いつも先輩かお姉さんのどっちかとは一緒だったな)
誘拐されたとはいえ、何不自由ない生活で甘やかしてくれる2人は、少年にとって欠かすことのできない存在になっていた。
「どうしたんだいボク?迷子かい?」
高身長で、女性としては胸は控えめしかし、存在を感じさせる、王子様とでもいうような女性が少年に近づいてくる。
その女性は見た目に対し、ハスキーなボイスで声を掛ける。
「え、えーと、お姉ちゃんたちの旅行についてきてて、ここで待ってるんです」
「そっか、待ってる間、僕と遊ばない?」
やけに甘ったるい、誘うような声で、話しかけられ、興奮よりも先に恐怖が少年を襲う
「い、良いです、お姉ちゃんたちにここで待ってろ、って言われてるので」
「でも、時間はあるんだろ?絶対、絶対にヒマとは思わせないよ」
女は少年から望む回答を引き出せず、僅かだが苛立ちを隠せなくなる
「い、いや、ホント、良いですから」
「はぁ、優しく言っちゃわかんない?ついて来いって言ってんの、わかんない?」
女は悪意を隠すことなく、少年の腕をつかむ
「いや、やめ」
「うちの子になんか用か?話があるならオレが聞くぞ」
精算を終え合流しようとしていた先輩が、こちらに気づき、傍に寄ってきてくれる。女は悪くなった状況に舌打ちをし
「いや、迷子を見かけたから大丈夫かなと、では失礼します」
と言い残し去ってしまう。それを先輩は何でもないように見送る。
「お、お姉ちゃん」
まだ恐怖で震える身体を、先輩に近づけ抱き着く。
「はぁ、あまえんぼだなぁ?」
予約を終えた後輩に「あー、なにやってんスか!?」と言われるまで、その場で抱き着く少年を優しく見つめていた。
「ウッ、それは、ウチが不用心だったっス」
「あぁ、お前もそうだが、オレも横に連れてるなり、やりようはあったと思う」
「連れ去られる前で不幸中の幸いってことっスね。」
「...」
「先輩?」
「あむ」
先輩は少年の服をはだけさせ、少年の首元、鎖骨当たりに吸い付く。
「あ、ン!だめ、です、人、見られて!」
「ん、ちゅ、ぷは」
公衆の面前で、人目も気にせず、この子は自分のものだと主張するように内出血、キスマークを作る。
「あ!いいな、ウチもするっス!」
「え!?」
「あーむ、ん、んちゅ、ちゅぅ、ぷは」
先輩がキスマークを残した方とは逆に、お姉さんは同様にキスマークを残す。
「まぁ、服に隠れるか隠れないかってとこだが、マーキングとしちゃ十分だ」
「キスしてる間に涙と震えも止まったみたいで良かったっス。」
「オレがここでこいつ見てるから、お前は車回してこい。」
「了解っス、先輩と一緒にいい子にしてるっスよ?」
そう言うと、ホテルから少し離れた駐車場へ車を取りに行く。
待っている間、先輩は何も言わず、少年の頭を撫でていた。
お姉さんが回してきた車に乗り込み、スーパーに向かう
「予約したキャンプは設備とかはレンタル出来るっスけど、食材はご自分でってとこらしいっスから、肉とか野菜を買ってから向かうっス」
お姉さんはスマホを少年に渡し、概要を読ませる。
「えーと、車の乗入可、食事なし、4名まで、持ち込みテントに制限があるけど、用意無いですし、これもレンタルがあるようなので関係ないですね。
車で5分の所にいくつか温泉、コンビニもありますね。売店に食材はないけどドリンクはあるから無駄に買わないで、適宜買うって感じで良さそうです」
「ってことっス、先輩はどうします?車で待っててもいいっスし、3人で買うもの見るでも構わないっス。」
「そうだな、さっきのこともあるし、オレも行く」
「わかったっス、あ、そろそろ着くっス。」
「肉はさておき、野菜はカットのものとかあるっぽいっスね、手間とかなさそうですし、それにするっス。」
「ここ、スマホで調べたら、人気の高級スーパーって言われてますね、良いものだけを見合ったお値段で、って評判です」
「へぇ?オレは食えりゃ何でもいい」
「そんなこと言わないで、一緒に選びましょ?ね?」
「小型の冷蔵庫もあるっぽいっスし、この後の昼はどっかで済ませて、今晩と明日の朝の2食分ってとこっスかね。あ、あの牛ステーキおいしそう!」
「ボクはマシュマロが食べたいです、焚火も出来るみたいで、ココアに入れたり、焼きマシュマロにしてクラッカーに挟んでみたり」
「じゃあチョコも買ってスモアも作るっス」
「食べきれねーもん出て痛むと困るし、食パンとか買うか。」
「肉と野菜と、その他もろもろがあって、最悪コンビニで追加のもの買えばいいっスし、このくらいにしとくっス」
携帯バッグ1つをいっぱいにし、車に乗り込み、予約先のキャンプ地に向かうのだった。
はい、ということで第10話お疲れさまでした。導入、Hを分ける構成にすると読む人的に短いのかな。コンスタントに投稿した方が、疲れないし、良いか
それはさておき、2人で少年を独占、おかしいな?(語義的に)
寡占欲とでもいうべきか
ということで、少年が襲われそうになる話と、買い出し回でした。
自分よりデカい人に襲われたら普通声なんて出ない、小学生じゃないけど防犯ブザーみたいな音が出るものがあると、いざって時に安心なんですかね?
元々2人に拉致って襲われたはずなのに、なにが違うんだ
キスマ―クの場所別の性格診断のようなものを見ると、鎖骨へのキスマークは独占欲、所有欲、性的欲求が強い人がする傾向にある。
デートは短いような気もするが、男女が揃って出掛けりゃデート、なんて言いますし、これでいいだろう
では11話もお付き合いいただけると励みになります。
(同時投稿しているので是非)
小説本文における擬音表現について 最低限の擬音を除き減らしてもいいか
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擬音は少ない方がいい
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擬音はあってくれた方がいい
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作者の好きなようにして構わない