※この作品はR-18です。

貞操観念反転?いやちがう!   作:黒バウム

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ナンとカレーの食べられるネパール料理屋さん、行かせてみるか?いや、めんどいな


44:ラッシー作って、カレーをいただきます

先輩たちと鍋が煮込まれている間の時間をつぶしていると、

コトン、と減圧が終わった音がキッチンから聞こえてくる。

「あ、終わったっスね?じゃああとはルゥを溶かすだけっスね」

「どこの何からだ?えーと、ここの中辛か」

先輩はキッチン傍のテーブルに置いてあったカレーの空箱を見る。

ピーピー!とごはんのパックの温めが終わったことをレンジの電子音が告げる。

「あっつ、蒸気めっちゃかかった、やっぱ冷凍とパックのこれはホント苦手だ」

「しょうがないっスよ、2キロくらいのご飯買うでもいいっスけど、先輩がどこか行くって言ったときに、もしご飯とかの残ってるもん捨てることになるのは忍びないっスから」

「はいはい、悪かったな白米主義者さん、生憎オレは食パン派だからな、そんな何食分も残んねぇんだよ」

パン派米派の小競り合いが挟まりつつもご飯とカレーの用意が出来上がると3食分をお皿よそう。できたものを配膳し、食卓に着く。

「「「いただきます」」」

 

「玉ねぎとろとろでおいしいです!」

「最初の感想玉ねぎなんスか...やっぱ圧力鍋楽っスね。加圧が済めば火を落として待ってればいいのは楽で、やわらかくてうまいっス」

3人がカレーを食べ始める。先輩はニヤニヤと少年の方を見ると、スプーンを止めて、見つめ返すように少年も先輩を見る。

「どうだ?”泣くほど”辛くないか?」

やけに強調した様子で先輩は少年をからかい始める

「か、辛くないです」

中辛を食べても平気だった少年の顔が、みるみると耳まで真っ赤になってしまう。

その様子に楽しそうにする先輩をお姉さんは諫める

「そんな直接的に言わなくてもいいじゃないスか、わざわざラッシーまで作ったウチの配慮を返して欲しいっス」

せっかく隠していた思惑をお姉さんは自分からばらしてしまい、カレーに合わせたかったからと素直に信じていた少年は驚いてしまう。

少年は真っ赤だった顔を伏せてしまい、申し訳なさそうに

「ごめんなさい...」

と小さい声でつぶやくことしかできなくなってしまった。

「じゃがいも、そもそもそんなに好きじゃないっスし、せっかく剥いても圧力鍋で煮込むとボロボロなんスよね...」

スプーンの上に載せたじゃがいもを見ながらお姉さんはため息をつきながら、口にする。

「そーだな、正直な所、人参とかナスの方がうまい」

「ナスが、溶けてドロドロにになってて、カレーと絡んでで美味しいです」

なんだかんだカレーが少し辛いのか、2人に比べて少し早めのペースで飲み物を飲みながら少年は言う。

「ラッシーのおかわりもらっていいでふか?」

「はは、やっぱ辛いんじゃねぇか」

「まぁ、カレーがもしかしたら辛いのを中和するのも兼ねて作ったんスから、はい、どうぞ」

少しヨーグルトが濃いめのドロッとした液体がコップに注がれると、コクコクと少年の口の中に飲み込まれる。

「はぁ、ほぼ毎日ヤってるはずなんだが」

「多分おんなじこと考えてるっスね」

「やっぱエロい」

「精液飲んでるみたいでエロい」

辛さを誤魔化そうとラッシーをごくごく飲んでいる少年は2人の会話を聞く余裕がなく、

2人は食欲と性欲がまぜこぜになりながら食事を進めることになる。

 

 

3人がカレーを食べ終わり、お昼も終えた2時前頃

「んで、さっきの話に戻るが」

「なんの話に戻るのか全く分かんねぇっス」

「同窓会モドキだよ、別にクラブ行くかだけの話じゃねぇんだからな?」

まだ残っているラッシーを飲みながら、先輩は呆れたように口を開く

「旅行代理店に勤めてる、ツアープランナーやってる奴が北海道が良いだの言っててな。札幌、富良野に、函館?数泊しながらいろいろ回る感じのって」

「へぇ、北海道。あと数日で一応ここの契約も切れるっスし、北海道に行くかって話っスか?」

パスポートを受け取り、しばらく腰を落ち着かせる目的であったため、契約延長をするかを確認する。

「まぁ、そのうちだな、温泉地なり行くとことかは、まぁあるしな」

「鬼怒川とか草津とか、いろいろあるっスね、混浴なり3人で貸し切れるようなとこで一緒に湯につかるってのも良さそうっスね」

「風呂でセックスしたいだけだろ」

そう言いながらも、白く濁った温泉で少年を突く光景をイメージし、

先輩も期待に胸を膨らませる。

 

しばらく黙ってスマホを眺めていた少年が突然口を開く。

「北海道って、ソフトクリームとかイクラとかいっぱい美味しいものありますよね」

「いや、ウチらその前に温泉地とか行きたいっスね?って話してたんスけど...」

「でもオレらのお姫様はこう言ってるぞ?」

「お姫様...そんなワガママな子に見えるんですか?」

顔をプクっと膨らませて少し不満げに先輩に抗議する。

「まぁ性欲については、相当なワガママっこだとは思ってるっス」

「オレは、なんというか、インキュバスかなんかだとは思ってる」

「そんなにえっちな子じゃないです!」

「エッチだよ」

「エッチっスね」

猥談とこれからの予定を交えつつも食後のゆったりとした時間を過ごす。

そして、数日後の退去の準備を進めることになるのだった。 




はい、前後編みたいなものにしたせいでバカ短いです、そんな44話です
残りの日数内ってことで睡眠姦したり、温泉行くなり、いろいろとやらせることがあるので、まだまだ続きます。
では45話も読んでいただけると励みになります。
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