車に乗り、温泉に入りたいなと、草津まで車を走らせるお姉さん
「ふぅ、久しぶりにゆっくりした生活だったっスね」
「そうなんですか?」
お姉さんと先輩は目を合わせることなく、あれやこれやと言い合う
「まぁな、前に物件借りたのなんて...半年前か?」
「いや、1年っすよ」
「1年?そんなに動き回ってたかぁ?」
「んー、んー」
ユラユラと車に揺られながら隣の先輩に倒れこんでしまう。
体を摺り寄せてきた少年の方を先輩はじっと見る。
手持ち無沙汰な手を少年の頭に置き、ワシワシと撫でる
「んん、ちょっと乱暴です、よぉ、ふぁ、んぅ」
少年が気持ちよさそうに不意に声を漏らしてしまう。
「見えてなくても気持ちよさそうな声聞こえてるんスけどー」
「えっちはしてねぇよ、頭撫でてるだけだ」
先輩はあっけらかんと事実をお姉さんに向けて口にする。
「撫でてるだけでそんなエロい声出てるんスか!?」
ちょっと後ろ見たいんスけどー!?とお姉さんは運転をしながらも後ろの様子に気が気でなくなりながらも、近くのコンビニまで運転手として役割を全うする。
「頭を撫でてるだけでイカせかけるって、どういうことなんスか...」
車から降り、コンビニに車を駐車させると、飲み物や軽食を買い出しに3人で向かう。
お姉さんは、お茶にジュースなどの冷蔵ケース前に少年と2人で行くと
「緑茶にウーロン茶、あとストレートの紅茶くらいでいっスかね」
「最近は精力剤とかは買わないんですね?」
チラと褐色の瓶の置かれている棚の方を少年は見る。
「先輩はどうか知らないっスけど、ちんぽが先におかしくなるっスよ」
飲み物を何本かカゴに入れると軽食の方に少年はお姉さんと歩いていく。
「サンドイッチかおにぎり、どっち食べますか?」
「逆にしてわけっこするっスから、好きなの選んでいいっスよ?」
「良いんですか?じゃあ、塩昆布とおかかにします」
お姉さんの持っているカゴに2個のおにぎりを入れる。
「ツナマヨとかめんたいこじゃなくて、ちょっと渋いとこ選ぶんスね」
「ご飯とマヨネーズがあんま合わないんで、明太子は、辛いの嫌いですし」
「はぁ、やばいっス」
少年は辛い物が苦手なことを口にすると、不貞腐れるように唇を尖らせる
不機嫌な猫を見るような愛しさを込めた目で少年の頭を撫でる
「サンドイッチ、選びましょ?」
「なんでウチだと感じてくれないんスかね」
先ほどのような声をかけらとして出さず、気分を切り替えるように隣のコーナーに移動しようとする少年。
お姉さんは少し理不尽さを感じつつ自分も食べるためのサンドイッチに視線をやる。
お茶や食べ物の会計を終え、2人で先輩の所在をキョロキョロ見回しながらドアに近づいていく
「なんかいないと思ったら」
「ん?ズズ、ごく、買うもん買ったか?ズルル」
「蒙古タンメン...酷いです」
会計を終え、食事に少し弾んでいた少年の心が、勝手に辛い物を食べる先輩によってまた沈んでしまう。
「はぁ、まだ11時過ぎっスよ?」
「朝も早かったし、まぁ昼もな?それに、今くらいなら別に早すぎることもねぇだろ」
ごちそーさん。とスープまで飲み干してからの容器をゴミ箱に捨てると、少年の持っていた袋からお茶を持っていく
「ん、んく、ごく、はぁ、うまかった、んじゃ、行くか」
「マイペースっスね」
「車戻ったらご飯食べたいです」
「そっスね、先輩だけズルいっスもんね」
頬をプクっと膨らせている少年の頭を撫でつつ、車に向かう
コンビニの駐車場に停めたままの車内で2人はご飯を食べ始める。
「緑茶と塩昆布おいしいです」
「およそ子供らしさのない組み合わせっスけどね」
おにぎりを食べてお茶を飲む。細切りにされ、少年の食べた場所からは白いご飯に茶色が染まっている部分が見える。
「お姉さんもどうぞ?」
少年が口にしたおにぎりをお姉さんに向けて伸ばす。
「あーん」
手渡そうとする少年に対し、手を出すことなく開いた口を向け、しょうがないなと口に入れられる。
「はむ、んぐ、むぐ、もぐ、ごく、確かにご飯には昆布って感じの気持ちになるっスね」
間接キスにあーんをしてもらいつつも、お姉さんは顔は平静を保つ
「おい、オレにもくれよー」
「先輩は勝手に食べたじゃないっスかー」
「足りなかったら追加を買えばいいですし、はい、あーん」
「あむ、んぐ、むぐむぐ、うまいな」
お姉さんはサンドイッチも食べようと袋から取り出す
「おんなじのが2切れ入ってるっスから、1つあげるっス」
「あむ、んぐんぐ、タマゴ美味しいです」
「ハムと卵のサンドイッチって書いてあるっス」
サンドイッチが無くなった空のパッケージをお姉さんは少年の前に見せる
「ハム?」
存在感の無いぺらっぺらのハムに疑問符を浮かべ、少年が首を傾げていると
「あむ、ん、んぐ、もぐもぐ、うめーな?」
「ハァ、先輩どんだけ食べるんスか、というか人の取っちゃダメっスよ」
「お前の食ってる訳じゃねぇんだからいいだろ。な?」
「あはは、はむ、むぐむぐ」
3人は早めの昼食を車内で食べ終え、ゴミを片すと温泉地目掛けて運転を再開する
おかしい、なぜか道中で終わった...
というか短いな?まぁ前回の反動ってことと、ここから温泉行くとまた長くなりそうだしね?
次回は時間ぶっ飛ばして温泉地スタートしよう、そうしないとSA飲尿プレイとか車内姦とかし始めるようちの女性陣二人は
キャラが作者の手を離れて勝手に動くんだもの、しょうがない
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