観光地に行って3人で歩き回らせます。
今回は食べ歩き、次回はまたホテルでHです
こいつら毎日盛ってんな...
旦那という言葉について世界観も相まって、通常と違う言い方をしておりますが、そういうもんと受け取ってください。
「先輩、せーんぱい。着いたから起きるっスよー」
寝ている先輩の肩を揺すり、起きるよう誘導する。
「んん、...うるせーなー、わかったよ、起きる、起きるっての」
そこそこ深く、それこそ渋滞中のHに気づかない程に熟睡していたのだろう。
無理やりに起こされて不機嫌そうに眼を開ける、肩から腕を上に伸ばし、体をほぐす
「んぁー、どんくらい寝てたんだ?」
「今が11時過ぎで、9時ごろに眠ってたので、多分、2時間くらい寝てました」
そう少年が告げている最中にも、先輩は深呼吸や伸びを繰り返す。
「ふぅ、11字過ぎか、いい時間だな、観光しながら歩きゃ、寝起きの腹も食べる気分になるくらいか」
「そっスね、じゃあ車はコインパーキングに止めといて、観光と行きますか。」
「飲み物とかはどうしますか?常温になってますけど、お茶とかスポドリはまだ何本か残ってます。」
少年は抱えたバッグから、何本かの飲み物を見えるようにして訊ねる。
「まぁ、別に置いてきゃ良いと思うぜ?観光地だ、自販機もそこそこにあるだろうし、団子やらの甘いものと一緒に緑茶やら抹茶を売ってる店もあるだろう」
「そっスね、荷物持たせて疲れさせるのも悪いっスし、車の中に置いて、財布なりスマホなり最低限の手ぶらで行った方が楽しいと思うっスよ?」
「わかりました、じゃあ置いてきますね」
車のドアを開け、抱えていたバッグを席に置き、先輩らの方へ戻ってくる。お姉さんが電子キーで車に施錠をすると、そのまま観光に繰り出す。
「んで?食べるものとか店の目星はさっきつけたわけだが、歩きながら食えそうなもん売ってる店を現地で探すか、ホテルなりで食える土産もんの菓子を見るか
それとも、」
「和服とかあるっスからね!この子を着せ替え人形にするとかっスね!」
「お、おう、言おうとしてたこと奪うんじゃねぇよ...」
食い気味に反応するお姉さんに、少年は着せ替え人形扱いに微妙な顔をし、先輩も軽く引いていた。
「かわいくおめかししてもらって、かわいい和服とかを着せて、見せびらかしましょうよー」
「オレはあんまりこいつに注目が集まるようなこた、したくねぇんだがな」
「あれ?着せ替えしたいってのは否定しないんスね?」
そうして2名がげんなりしながら店が並ぶ通りへと着く。
「お、そこで、着物のレンタルと着付けのサービスをしてるっスね、行くっスよー」
「ほ、本当に着替えるんですか?荷物置いてきたのに、動きにくくなっちゃいますよ?」
「可愛いは何より優先されるんスよ」
何言ってんだという表情で呆れている先輩は
「あーなったら、テコでも動かんしな、諦めな」
と少年の背中を押し、この服にしようか、いやあの服にしようか、と悩んでいるお姉さんの背中にぶつかってしまう。
「おっと、どうしたっスか?自分で選びたいっスか?」と言われ、脇に手を入れられ抱え上げられ、衣装のカタログを見せられる。
「こっちの子が着るんスけど、店員さんのおすすめはなにかあるっスか?」
店員さんはカタログをペラペラと数ページ捲り、
「こちらの方がお似合いかと」
と、指で指し示される。白と青とを基調に青い麻の葉と朝顔の花がデザインされた着物が見える。
おすすめされたものを断るのも申し訳ないと思い
「お、お姉ちゃんがこれでいいと思うなら...」
「それも可愛いっスねー、着付けもしてもらえるんすよね?」
「はい、承っております。」
「じゃあ、お代を払ったら先輩と外で待ってるっスよー」
という言葉を聞き、店員さんに更衣室へと連れられる。
ーー30分程のちーーー
着付けを終え、店からトコトコと少年が出てくる
「うわー!か、かわいいっス!かわいいっすよ先輩!」
「言われねーでも、見てるわバカ」
キャーキャー言うお姉さんを見つけ、2人の元へ駆け寄る。
「ど、どうですか?似合ってますか?」
「もー、めっちゃ似合ってるっス。あ、あっ!あれやってほしいっス、クルーって回るやつ!」
そう言われ、右足を軸にゆっくりと時計回りに回って見せる
「かわいーっス!ほら、先輩も、ちゃんとかわいーとか褒めないと、ダメっスよ?」
「うるせーなぁ、まぁ、キレイだと思うぞ」
(男なのにかわいいって言われるのもなぁ、でも女性がリードするのが一般的みたいだし...受け容れていかないと。)
受け容れていかないとなどと考えながらに、頬を染め、なんだかんだこの世界に染まりつつあることに少年は自覚がなかった。
「き、着付けに時間かかって、もういい時間になりましたし、ご飯食べに行きませんか?」
「おう、今朝話してたてまり寿司の持ち帰りの予約をしたからな、それ食ってから、まだ食うか、甘いもんに変えるなりって話になった。」
「わ、わかりました。え、えっと」
おずおずとしながら先輩の方に手を伸ばす。
「ん?どうした、手がどうかしたのか?」
「い、いや、その、き、着物なんて着慣れてなくて、その手を...繋いで欲しい...です」
少年は恥ずかしそうに顔を伏せる。一方で先輩は困惑するように少年の手を見たまま口をぽっかりと開けている
「あー、ずるいっス!というか先輩が繋がないんスか?ならウチが繋ぐっス!」
ブーブーと不満を漏らす後輩にしたり顔で、渡さんと言わんばかりに、少年の手を取り、歩き始める。
「ほら、こっちだ、歩き慣れてないだろうし、早かったら言えよ」
「は、はい」
既に2人の空間が出来上がり、外野のように存在を無視されるお姉さんは
「ちょ、ちょっと?2人じゃなくて3人デートなんスけど?忘れない欲しいんスが!?」
と2人に追従する。
予約していた店で代金を払い、3人分の手毬寿司を受け取る。
(予約してるって、りょ、旅館の!?)
「おい、受け取ってきたぞ、聞くと近くに休憩所を兼ねた公園もあるらしいから、そこで食うぞ」
「ハイっスー」「は、はい」
「レンタルかは知らんが、着物とかで歩いたり過ごしてる奴はそこそこ居るな...おい?聞いてんのか?」
「んふふー、鮭とイクラのお寿司っスよー、はい、あーん」
「え?あ、あーん」
絵に描いたようなバカップルのように振る舞う2人を見て、先輩は呆れたように言う
「お前ら、ここ、公園だぞ、恥ずかしくねーのか、一緒にいるこっちが参っちまう」
「おいしいっスか?よかったスー。え?恥ずかしくないっスよー、むしろ見せつけてやるってくらいに思ってるっス。」
「お前はどうなんだ、恥ずかしいならこのバカに無理に付き合わないでも」
バカとはなんスかー!と怒っているお姉さんを尻目に、
「いや、恥ずかしいは、恥ずかしいですけど、こうやって一緒にご飯食べるの、楽しいので」
それを聞き、先輩は数瞬黙った後に
「おい、口開けろ」
と言い甘エビにゴマを散らした寿司を口へ近づける。
「あ、あーん」
少年に食べさせ、自分も合わせ醤油に漬けたと思われるマグロの寿司を食べる。
「あ、なに間接キスしてるんスか、というか自分もそういってだいぶ幸せそうな顔してるっスねー!?」
やいのやいのと言いあいながら、食べさせあったり、食べたりし、お寿司を平らげる。
「いやー、おいしかったっスねー」
「は、はい、また、一緒に食べに来たいです。」
少年のその言葉に、2人は目を白黒させながら、先にお姉さんが少年を抱きしめ、
「えー!何スか?なんスかー!?それは遠回しなずっと一緒に居たいって告白っスかー!?」
「い、いや、そんなこと、もないことはないですけど...」
もにょもにょと声が小さくなりつつも、しかし2人の耳には届いたようで、
「いやー、かわいすぎるっス、付き合っちゃうっスか?いやもう式挙げて、結婚しちゃうっスかー!」
「はえーよ、バカ。まぁ、ここじゃなくとも、また観光なりは行くぞ」
「!ハイ!」
嬉しそうに次の遠出の約束を取り付けるのだった。
ーーーー少し歩きながらーーーー
「お寿司でそこそこお腹は膨らんだっスけど、もう甘いものでも食べるっスか?」
「旅館に行くまでにも辻利のソフトクリームやら、大福、生八つ橋とか色々見かけたな、そこらへん食い行くか?」
「えーと、だったら、泊る場所で食べるものも合わせて、いろいろ買いたいです」
「なら溶けちまうソフトクリーム買って、食いながら買い歩くか」
そう言い、歩き始めようとする2人を
「ちょっと待ったっス、今度はウチとも手を繋いでもらうっスよ!」
「え、えーと?」
少年は上目遣い気味に先輩の顔色を伺う、先輩はなんてこともなさげに
「お前が繋ぎたけりゃ、好きにすりゃあいい」
「じゃあ、お姉さんとも繋ぎたいです」
少年は空いている右手をお姉さんの方へ差し出し、握る
「なんか、両親と一緒に歩いてるみたいで楽しいです」
「は、ならオレがママか?」
「え、えー!?そうなるとウチがパパになるじゃないっスか、イヤっスよ先輩が旦那さんだなんて!」
そんな風にソフトクリーム屋に向けて手をつなぎながら歩き、お店の前に到着、注文をする。
「ほーん、抹茶屋さんの抹茶ソフトなんてのがあるのか、食べるか?」
「え、えー...周りの人見ると食べる時に抹茶の粉吸い込んでむせて、服汚してるみたいです。
今はレンタルの着物ですし、危ないような...」
「大丈夫っスよ、借りる時よほどじゃなきゃ請求はないって言われたっス、それに、汚しても1万行かないくらいのクリーニング費がかかるだけらしいっス
そのくらいは払うっスから、おいしく楽しいもの食べなきゃ損っス。」
「ってパパも言ってるからなぁ?すいません、この宇治抹茶ソフト1つ」
「むー、先輩にパパって言われたくないっス、でも、まぁそういうことで、気にする必要はないっスよ」
注文したソフトクリームを待つ間、お姉さんと一緒に手を繋いで待つ。
周りを見るとやはりたっぷりの粉にむせている人が多いが、おいしいという声も多く聞こえてくる。
「ん、貰ってきたぞー」
先輩のその声と共に、両手でソフトクリームのコーンを優しく包む。
近くで見ると抹茶ソフトクリームの上に、露出しているソフトクリーム全体に大量の抹茶の粉末が振るわれている。手の自由は効かないが、目を瞑り
「いただきます」
口を開き、ソフトクリームを口にしようとすると、
「ぁー...!?コフッ!ケホッ!ケホケホ!」
「え!?口付けただけで食べれてないっスよ!?」
「ケホケホ...ふぅ、も、もう一度、ぁー、アム、ンー!ンー、コクン」
口に含み、むせそうになりながらソフトクリームを味わう。
「ど、どうぞ、抹茶、いっぱいある間に、食べてみてください...美味しいは美味しいですから」
少年は息を整えながら、お姉さんにアイスを差し出す。
「え、えーっと、先輩が先食べてもいいっスよ?美味しいうちどうぞっス」
「お前な、体よく押し付けんな、まぁいただくよ」
お姉さんの代わりに、アイスを受け取り、少年の食べた近くに口を近づける。
「ぁー、ん、んー!いや、美味しいけど、抹茶の粉が喉に、張り付いて...」
むせそうになりながらも、少年の口をつけた近くを食べ、少年よりは粉を吸い込まないようにしたため、味に集中できたようだった。
「ほら、最後、食べさせてやんよ、パパ?」
「え、ちょ、せんぱ、んー!?ゲホッ!ゴホゴホッ!いや、食べれ、ゲホ」
「ァーム、ケホ、イヤ、喉が!でも旨いっス!」
粉を吸い込みすぎないように避けた先輩以外は粉が舞ってしまい、服にかかってしまっていた。
「ごめんなさい、やっぱり着物汚しちゃいました。」
「そんなこと気にすんな、金で済むことだ、さっきこいつも似たようなこと言ってたが、楽しいことを金のせいで我慢するなんて不健全だしな、楽しいことを優先するべきだ、悪いと思うなら、金を払うオレらを満足させてくれることが一番だしな」
「ゲホ、ケホ、そ、そーっスよ、気にしないでいいんス。」
「というか、先輩、ウチさっき見てたんすよ、小分けにしたり、粉を混ぜるようにって店員さんからスプーン貰ってたところを」
「お、バレてたか?ま、そーゆーこった、オレがお前の困る顔見たくてなったことだ、気にしすぎんな」
「は、はい、じゃあ美味しいうちに抹茶ソフト、いただいちゃいましょう。あ、そのスプーン貰えますか?」
先輩は「はいよ」と言い、プラスチックのスプーンを少年に手渡す。
「じゃあ、まずは、粉とアイスを練って混ぜてー♪」
楽しそうにソフトクリームを軽く混ぜ、スプーンから一口ほお張る。
「んんー!?おいしいです!」
「そうかそうか」先輩が少年の頭を撫でながら、答える。
「練ーり練り♪、はい、アーン」
そういいソフトクリームを乗せたスプーンを先輩に突き出す。
「お、おお」
小首を傾げながら、
「要らないですか?」と問いかける。
「イヤ食う、アーン、ン」
ニコニコと笑いながら。楽しそうに先輩にアイスを食べさせる。
「あー、ずるいっス、ウチにも!ウチもアーンして欲しいっス!」
その声を聴き、今度はお姉さんにソフトクリームを乗せたスプーンを向ける。
「あ、えーと...」
「やっぱり、要らないですか?」
「いや、出来れば間接キスで、ソフトクリームをアーンして欲しいっス」
「お前なぁ」
と言われ、少年は乗っていたソフトクリームを口に含み、再度、ソフトクリームを乗せたスプーンをお姉さんへ向ける
「はい、お姉ちゃん、アーン」
「アーン」
「どうですか?ソフトクリーム、美味しいですか?」
「甘くてほんのり苦くておいしい、けどそれ以上に間接キスが出来たことが幸せっス」
恍惚とした表情を浮かべるお姉さんに苦笑する。ソフトクリームを食べ進め、コーンまで食べきる。
「おいしかったです!」
「ならいい、んじゃ、いろいろご当地の菓子でも買って、車でホテルに向かうか」
「また、ら、ラブホテル、ですか?」
「いや?ラブホではないが、まぁ着いてからのお楽しみだ」
泊る先については知らされなくとも、先輩は相当に自信をもっているため、期待に胸を膨らませながら、お菓子を求めて歩き始める。
「何を買いたいっスか?」
「えーっと、生八つ橋とクリーム大福に、千巻と、それからそれから、羊羹とー、あとわらび餅!」
「お前、いや聞いたこっちも悪いけど、そんな似たような食感の甘いもんばっかり...」
「だって美味しいんですもん!」
先輩は呆れながら
「食べ比べとかできるし、種類があって日持ちのする生八つ橋と、あと生もんばっか買っちゃダメだろうが、あー、金平糖とかにするか」
「え、大福とわらび餅は...」
「買いすぎても傷むから買わない」
「えー!?」
「ママの言うとおりにしなさい、ね?」
「...お前にママって言われるの、すげーヤなんだが」
先輩は凄い嫌そうに顔をしかめ、お姉さんに向けて苦言を呈する。
それに対し、したり顔のお姉さんが
「人にパパなんて言うからっスよ?ねー、ボク?」
「え、え?う、うん、パパ」
「お前まで、はー、もうさっさと買ってホテルで休むぞ」
うんざりした顔をしながらも、少年の歩幅に合わせ、ゆっくりと買い物を済ませ、車に乗って予約したホテルに向かうのだった。
6話もお付き合いいただきありがとうございました。
なんだこれ(困惑)
公衆の面前でなんてプレイしてんだ、エロいことやってるより書いててよほど恥ずかしくなってくる
とはいえ、なんとなくキャラの造形も定まってきてHシーンより、スルスルとキャラが勝手に動き回ってくれます。
舞台を調べたり、着物のレンタルとかについて軽く調べたり、変なところが無いようには意識しましたけど、すごいヌルヌル動く。
服はソフトクリーム食べ終わって、お菓子買う間に返却、着替えています、描写するほどでもないし、多少はね?
というか少年が完全にヒロインにずるずる落ちてる。
ちなみに、女性優位な世界観なので、ママ、女性が旦那となっております、本来と異なっており、申し訳ありません。
加えて、周りに人がいてお姉さん呼びが怪しまれそうなタイミングでお姉ちゃんと呼ばせています。
シチュなり考えてはいるんですが、日常なら3人同時に動くのですが、3Pなんてさせようとしたとき途端に脳内でバグって書けなくなりそうで、
経験積んだら出来るかはわかりませんが、しばらくは3pでのHシーンはありません、楽しみしてる方は申し訳ありません。
そういえば作中の季節とかどうしよう、夏なら夏で水着エッチでもさせる、秋はハロウィンコスエッチ、冬はミニスカサンタ?希望があればお願いします
後書きにもお付き合いいただけた方、ありがとうございました
小説本文における擬音表現について 最低限の擬音を除き減らしてもいいか
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擬音は少ない方がいい
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擬音はあってくれた方がいい
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作者の好きなようにして構わない