※この作品はR-18です。

ブルアカえっち短編集   作:夜の機動戦士

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skebリクエスト作品です。
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熱っぽい視線を悟った早瀬ユウカが先生を挑発し、大人の思わぬ逞しさをたっぷり分からされてしまう話

挑発

 

 私が先生の視線の熱さに気づいたのは、秋の晄輪大祭が終わってからしばらく、という頃だった。視線を合わせると、先生は微かに身じろぎする。私は、先生の大人な雰囲気に惹かれている自覚があったけれど、もしかしたら先生も……なんて、淡い期待も抱いていた。期待というよりは、「そうだったらいいな」って願望だけど。先生と生徒で「そういう関係」になるのはいけないことだけど、犯罪行為には当たらないらしい。ヴァルキューレの中務キリノが、そんなことを言っていた。

 

 いつからだろう。何が始まりだろう。興味本位で私がこっそり「破廉恥なコンテンツ」を見るようになったのがきっかけだった、かもしれない。いつも眠そうな先生が生徒としての私に向ける、大人の優しい眼差し。それに何かが混ざっていたのを悟った。どろっとして、ねとっとして、嫌悪感を催しそうな何か。私の目を見て話していると、時々視線がずれる。ずっと目を見たままでは気まずくなるからそうしているのかと思ったけれど、そうじゃなかった。

 

 制服の時は、脚を。

 体操着の時は、お尻を。

 前屈みになった時は、胸も。

 

 盗み見られている。

 そんなことに気づいた。

 

 高校の生物学を学ぶよりもっと前、小学校と中学校の保健体育で学んだ。男の人は女の人にそういう欲求を抱くって。男の人よりも女の人の方が圧倒的に多い現在のキヴォトスでは必ずしもそうじゃない、というのが定説だけど、昔は「男と女のセット」が当たり前だったらしい。

 

 先生が私に抱いているのが恋愛感情であってほしい、という願望があったけど、もっと生々しい目で私を見ているのかも……と感じた時、私の胸は背徳的な高鳴りにテンポを上げていた。生徒を破廉恥な眼差しで見るだなんて、許しちゃいけないのに。

 

 ある時のこと。年頃の女の子がするなんてはしたないと思いつつも、ネクタイをいつもより緩め、ボタンを二つ外して先生の前に立ってみたら、可能性は確信に変わった。

 

 ――今、チラ見した……!

 

 先生の視線が、私の顎の下に向いたのを、私は見逃さなかった。

 

 またある時のこと。ソファーでコーヒーを飲みながら先生と話していた時、制服のミニスカートで足を組み替えた。視線を誘導するつもりでそうした。先生はすぐ目を逸らしたけれど、一瞬私の太腿を見ていた。

 

 ――計算通り、完璧……!

 

 拳を固めてガッツポーズを作りたい気分だった。痴女に成り下がる気は毛頭ないけれど、こうすれば、意のままに先生の気を引ける。私に夢中にさせられる。先生が、私の先生(・・・・)になる。

 

 女の子と接してばかりの日々にあって、先生は常識を弁えていて理性的だ。四六時中変なことばかり考えているわけではない。困った時には頼りになる大人。そんな先生だからこそ、シャーレに所属するみんなが先生を様々な意味で慕っている。少なくとも、私が観測できる限りでは。

 

 でも、先生は男の人(・・・)なんだ。性欲を持ってて、抑えてるけど時々それが表に出てきちゃう。無防備な子が隙を見せた時、視線を外して咳払いしたり、エイミみたいに露出の高い女の子を直視したりしないようにしてるのって、つまりはそういうことなんだ。意識しちゃってるんだ。

 

 ――先生、ダメですよ。

 

 ――生徒をそんな目で見たらダメです。

 

 ――そういうのは私だけに……

 

 ――私だけなら、許してあげます……♡

 

 

 * * * *

 

 

 この日、先生はミレニアムサイエンススクールからの要請で、泊まり込みの準備をして学区にやってきた。連邦生徒会の承認が必要な事案に、出張して権限を代行する形だ。校舎の増築工事を承認すればいいだけだったけれど、学区にやってくるのだからということで、シャーレのオフィスビルを出る前からもう既に仕事の要請が降り積もっていた。セミナー、C&C、エンジニア部に特異現象捜査部に、校舎運営スタッフからも引っ張られ、朝は元気な顔をしていた先生も、夜にはすっかりくたびれた表情だった。

 

「一日お疲れ様でした、先生」

 

 ミレニアム学生寮の離れにある、来賓用の個室に、先生を案内した。来賓の安全のために、入口は二重のロックで封鎖されている。疲れて判断力の鈍った先生は、私が個室の入口――それどころか中まで――入りこんでいることに気が付いていない。C&Cの室笠アカネみたいに潜入が上手なわけでもないのに。私が隣にいると気が緩んじゃうのかな、なんて都合のいい解釈をしてみると、心臓が元気になる。

 

「いやぁ、過酷な一日だった。出張ってヒマが少し多いんだけど、今日は厳しかったよ」

「明日もここでお仕事ですよね?」

「うん。今日頑張った分、明日の負担は少し減ったけどね。……でも、仕事が増えそうな気がするなぁ」

「シャーレは引っ張りだこですもんね。体のいい何でも屋さんには誰だって頼み事をしたくなりますし」

「そうだね――ってあれ、ユウカ……?」

 

 ベッドに腰を下ろした先生が、ようやくソファーに座る私の存在に気づいたようだ。

 

「……ふぅ。何だか暑いですね、この部屋」

 

 白のアウタージャケットを脱いで、脇に畳む。「見えてしまってもいい」と覚悟するのは恥ずかしかったけれど、思い切って踵を持ち上げ、脚を組み替えた。先生の瞳は、甘ピンクのショーツを映しただろうか。もうフォーマルでいる必要も無いから、ネクタイも首から解いた。ぷち、ぷち、とシャツのボタンを外して鎖骨を見せると、先生は咳払いをして、耳を赤らめた。

 

「ユ……ユウカ……」

 

 何て分かりやすい反応だろう。「ごめん」って言ったら見てたのがバレちゃうから、見なかったフリをしようとしてる。

 

 ――先生って、隠し事が下手なんですね……♡

 

 会計を誤魔化そうとする部活の面の皮の厚さに引き換え、先生のバレバレな隠し方ときたら、微笑ましくて、可愛い。思わず口元が緩んでしまう。

 

「先生? そちらの壁(・・・・・)に何かあるんですか?」

「い……いや、何も……」

 

 何もない壁に視線を逃がす先生。私が立ちあがって、ベッドに一歩一歩と詰め寄るのにも気付いていない。ベッド。先生はどうして、部屋に入ってすぐベッドに座ってしまったんだろう。いつも自分の部屋に帰ってきた時にそうしているのだろうか。頻繁に執務室が散らかってしまう先生のことだから、自宅のソファーはちょっとした物置になっているのかもしれない。

 

「先生」

 

 遂に私は、先生の隣に腰を下ろしてしまった。こんなに近づくなんて、フォークダンスを一緒に踊った時以来だ。汗臭くならないようにつけてる先生の制汗剤の匂いとか、ほのかに体温が伝わってくる距離感。緊張する。ドキドキする。心拍が急加速する。

 

 ――拒絶されたらどうしよう。

 

 不安も湧いてきた。大人の道徳心で私を跳ねのけるならショックだけど、生徒に手を出さず我慢できる先生への信用は保たれる。でも、もし先生が私に手を伸ばしてきたら――それはいけないことだけど、私を女として認めてくれている証拠になる。どちらに転んでも、私にとっては美味しい。

 

「ユ、ユウカ……?」

 

 先生の視線を追った。私の目、私の唇。顎。シャツの襟元。結構盛れるブラで、ぎゅっと寄せた谷間。スカートの裾を引っ張って「ちらっ」と太腿を見せたら、先生は一瞬で目を逸らしたけど……パンツが見えるのを期待していたみたいだった。

 

「先生、どこ見てるんですか?」

「ごっ、ご、ごめんユウカ」

「どうして謝るんですか?」

 

 トマトソースを浴びたみたいに赤くなって、先生は口をぱくぱくさせていた。ちらっと覗き見てみると、ズボンの中心がこんもりしている。動画で見たことあるヤツだ。勃起してる(・・・・・)んだ。

 

「だ、だってその、生徒を」

「生徒をいやらしい目で見たからですか?」

「うううっ、ごご、ごめん、許してっ……」

「そんなに慌てるなんて、やっぱり図星なんですね?」

 

 ――本当に、私を見て、エッチなこと考えたんだ……♡ 私を見て、興奮してくれたんだ……♡

 

「別に、怒ってるわけじゃないです」

 

 先生は悪いことをしたと思って、萎縮している。私が優位に立っている。先生が私のことを「そういう対象」として見ている。その事実が確実なものになって、達してしまいそうになる。自室で妄想しながら、こっそり自家発電している時みたいに。その時の興奮が頭の中心からぶわっと広がり、道徳心の歯止めが緩んでいく。

 

 ――ここは攻め時。

 

 ――先生をオトしちゃおう。

 

 ――いざとなったら、力づくでも。

 

 ――先生は、どうせ腕力で私に敵わない(・・・・・・・・・)し♡

 

「先生、いつも女の子に囲まれてますもんね。露出の高くてグラマーな子も多いですから、目を引かれても仕方ないとは思います。男の人ってそういうもの(・・・・・・・・・・・)なんですよね?」

「…………」

「でも、先生が生徒のことを破廉恥な目で見たら、いけないですよね」

「わ……分かってるよ……」

 

 しょんぼりしている先生だけど、ズボンの合わせ目はパツンと張り詰めたまま。一度膨らむと、中々元に戻らないっていうのは、本当なんだ。心の中に用意してずっと温めておいた一言。今こそ、放つ時が来た。

 

「いいですよ、先生。私は(・・)許してあげます。先生にだったら、その……えっちな目で見られても……♡」

 

 先生の目の色が変わった。瞳孔がギュンと拡大した。鼻から息が出てくるのが、目に見えるみたいだった。

 

「ここ、密室ですし、もちろん秘密は守ります。誰にもバレません。どうです、先生? 先生の、どろ~っ♡ とした欲望、受け止めてあげますよ? 悪くない取引だと思いません?」

「ユ……ユウカ……」

「……私は、いいですよ。先生だったら……♡」

 

 鏡の前で練習したウインク。空気に向かってキスをした。左手をシャツのボタンに引っかけて外す。ブラジャーが透けて見えるように、胸をそっと突き出してみる。

 

 "びくん"

 

 ズボンの合わせ目が持ち上がる。

 

 瞬間、肩に衝撃が走って――先生は私をベッドに押し倒した。

 

 先生のスイッチが入った。私の両肩をシーツに押し付けて、私を見下ろしている。シーリングライトを背中で遮る先生の顔はよく見えなかったけれど、優しい目が血走っているのが分かった。

 

 これからどうなるんだろう。

 何をされちゃうんだろう。

 

 先生はどんな風に女の人を抱くんだろう。

 

 私はワクワクしていた。いざとなれば力で跳ねのけられると思えば、恐怖心はなかった。肌が粟立つゾクゾクは、悪寒ではなく、興奮。手首を抑えられても、心臓がテンポを上げるのは、期待しているから。

 

「ユウカ……ッ」

 

 先生の顔が近づいてくる。生温かいものが唇に重なってきた。ファーストキスは、ロマンティックな光景で見つめ合って、甘い言葉を囁きながらがよかった。でも、荒い鼻息を浴びながら、欲望まみれのキスが初めてっていうのも、悪くない。

 

「……ン♡ っちゅ♡ ぁふ♡ はふ……む、ふ……♡」

 

 ――先生って、こんな強引なんだ……♡

 

 ――ゾクゾクする……♡

 

 先生の舌は、コーヒーの味がした。砂糖を一切入れない、ブラックコーヒーの。セックスの知識は一通りあるけれど、頭の中で畳の上の水練を繰り返すばかりだったから、ディープキスの上手なやり方なんて分からない。でも、歯茎とか、歯列の裏側とかをされるがままになっているだけで、頭がトロけてしまいそう。

 

「はふッ♡ ンふ♡ ふ~っ♡ ふ~~っ♡」

 

 くちゅっ、くちゅっ、と唇の狭間で水音が鳴っている。私の方からも舌を絡めてみると、波に呑まれる。もみくちゃにされる。お腹には先生の硬いものが当たっていて、お臍の下辺りがぐいぐい押されている。きゅうぅ……♡ と下腹部が気持ちよくて、じくじくした疼きが走る。「欲しい」という叫びが、脳内に反響していた。

 

 ――私、これから犯されるんだ。

 

 ――先生に初めてを奪わせるんだ。

 

 ――先生を悪い大人にさせちゃう。

 

 禁忌の防衛ラインはもう踏み越えさせてしまった。悪いことをしている実感が爪先から上ってくる。唇が唾液に濡れた頃、先生が私の首筋に顔を埋めてきた。匂いを嗅がれている。ちょっと汗をかいていたから……なんて考えた瞬間、火炎に包まれたように体が熱くなる。

 

 吐息がくすぐったくて身を捩ると、背中に手が回ってきた。大きな手、大人の男の手。骨ばっていて、ゴツゴツしていて、とても温かい。体重をかけて組み敷かれているのに、安らぐ心地よさが込み上げた。熱くなる体は際限を知らない。じっとりした蒸し暑さを感じながら、恥ずかしくて普段は出せないものが、ずるっずるっと表に引きずり出されてくる。

 

 

 "ちゅっ ちゅ ちゅっ"

 

 

「……ん♡ ぁ、ん……あっ、あ……」

 

 先生にキスされている。耳たぶを唇で食まれたりしながら、頬とか、顎とか、首にも。鎖骨を舐められた瞬間、びくっと体が震えてしまった。密着した先生にもそれはしっかり伝わっていて、デコルテに吸い付かれた。ちょっぴり刺すような感触がした。キスマークが残っちゃうかも。でも、先生のマーキングなら、いっぱいされたい。「ユウカは私の(・・・・・)だよ」って宣言されてるみたいだから。明日学校に行く時、首元に絆創膏をいっぱい貼るようなことになっても、一向に構わなかった。

 

 先生は、首から下げた身分証を外し、そのヒモで私の手首を縛った。私から誘ったんだから、逃げるはずがないのに。でも、両手の自由を奪われ、万歳して胴体を晒しものにされると、パンツの中がムズムズした。私は今、無防備なんだ。先生に何をされようと拒めない。そんな被虐的な妄想が止まらなくなる。

 

 シャツのボタンを外す手が、少し不器用だった。襟を開いて、私の下着姿を見て、先生はどう感じるんだろう。私より胸が大きい子はミレニアムにだっていくらでもいる。アスナ先輩とか、アカネとか、カリンとか。エイミなんて年下なのに規格外だし、同じセミナーだってノアの方がスタイルがいい。

 

 ――私だって、卑屈になるほどじゃないけど……

 

 ぷちん。脱がしやすいように着けてきたフロントホックがあっさり外れた。胸元の締め付けが楽になり、解放感と共に先生の言葉が降ってくる。「ユウカのおっぱい……」って呟かれた。わざわざ「ユウカの」ってつけてくれた。恥ずかしさと興奮の入り混じった熱で頭が沸騰しそうになった。

 

 ――私の(・・)カラダを見てるんだ……♡

 

「やだ」「そんなに見ないで下さい」なんて口では言っているけれど、先生の視線を浴びているだけで気持ちよくて、乳首が膨らんで、乳輪が持ち上がっていく。まるで「舐めて下さい」って懇願しているみたいに。

 

「……あ♡」

 

 先生の両手が胸を包んだ。パン生地みたいにお肉を捏ねられて、じんじんする痺れが甘く胸元から広がっていく。先生の大きな手に包み込まれて、指の間からお肉がむにゅっとはみ出している。Dカップじゃ物足りないって思われないかな。そんな心配は風に舞う木の葉みたいにどこかへ消えた。揉まれる度に形を変える胸に、先生は釘付けになっていた。

 

「はっ……はっ……♡」

 

 胸元のお肉をぎゅ~っと寄せ集めて、先生は鼻先を突っ込んでいた。頬骨と掌の間におっぱいが挟まって、潰されている。段々、揉まれる刺激そのものが快感になってきて、喉から勝手に声が漏れる。

 

 

 "もみゅっ むに もにゅ もにゅっ"

 

 "ぽよ ぽよっ たぷっ"

 

 

 ――先生に、おっぱい揉まれてるっ♡

 

 ――揉まれるのって、こんな気持ちいいんだ♡

 

 胸からお腹へ道があって、そこを気持ちよさが通り抜けると、体が熱くなる。アソコを触った時みたいな痺れが、びりっ、びりっと鼠径部に走っていく。頭が段々ぼやーっとして、えっちな声が出るのを我慢しようとも思わなくなった頃――先生が舌をぺろりと出した。

 

 

 "ちゅ……♡"

 

 

「はうぅぅっ♡ あ♡ あっ♡ あぁんっ♡」

 

 昂ぶりに硬くなっていた先端を咥えられた。ぬめった舌先が乳首を転がし、優しく押し込み、強く吸われる。先生は赤ちゃんみたいに夢中で吸い付いてくる。じゅぞっ、ぢゅずっ、といやらしい水音に混じって、ハァハァ熱い吐息を漏らしながら、夢中でおっぱいにしゃぶりついている。唇でぎゅっと潰されると、頭の中でぱちんぱちんと火花が散る。

 

「あ、あ、あ、あっ♡ あ♡ あっ、くぅぅ……♡ 刺激、強いっ……♡」

 

 胸を揉む手つきはちょっと乱暴だったけれど、欲望のままに扱われて仄暗い悦びが込み上げる。先生の指の痕が乳房に赤く残っていたけれど、舐められたり、指でくりくり弄ばれる乳首が気持ちよくて、痛みは快楽の中へ溶け込んでいく。煮えた脳内を掻き混ぜられて、私の脳髄はもうクリームシチューみたいになっていた。

 

 ――ちくび、きもちいぃ……♡

 

 ――あっあっ♡ こし、うごいちゃう……♡

 

 股の間へ割って入る先生に、私は脚を絡みつかせていた。体を捩じって悶えていると、所々で先生の硬いもの――勃起したおちんちん――がお腹や太腿に当たる。びく、びく……と震えていて、既に大きいと感じていたものが更に太くなっていく。私の体で感じてくれている。性欲の対象として興奮を覚えている。そう思うと、臍の下がきゅんきゅん疼いた。

 

「……あ……♡」

 

 先生の手が、スカートにかかった。ファスナーに手がかかり、ホックが外れて、腰の辺りが心許なくなった。ショーツの一部が色濃くなっているのが、仰向けの私からでも分かった。淫らな気分が盛り上がっているのを見られて恥ずかしい。でも、大好きな人からキスされて、体を触られて、おっぱいを弄ばれて、もう私はメロメロだ。どうにだってしてほしい。

 

 脱がされるのかな。それともこのままアソコを触られちゃうのかな。内腿をすりすり撫でられて、焦れてしまう。ハァ、ハァ、と荒い呼吸が聞こえてくる。胸よりもっと見せちゃいけない所まであとほんの一枚しかない。見せたくない。でも、見られたい。先生の熱い視線をアソコに浴びせられたら、その時点でイッてしまいそうな気がした。そんな私の妄想を熟成させようとでもいうのか、先生は私の太腿を、撫でたり、揉んだり、手で楽しんでいる。

 

 ――あぁ、やっぱり先生は、私の太腿が好きなんだ……♡

 

 スカートを短くしてることもあって、よく見られる太腿。先生の目線も、よくここに吸い込まれていた。 はしたない、下品だ、女の子がそんなことしちゃいけない――って分かっているのに、脚が開いてしまった。濡れたパンツが見られて、ますます湿ってしまう。茹だった頭でドキドキしていると、先生はパンツの中に手を突っ込んできた。火照った肌を、大きな掌が撫でていく。

 

 

 "ぬるっ……♡"

 

 

「くひゥ♡」

 

 素っ頓狂な声があがって、腰が跳ねた。幾度となく空想したシチュエーションが、目の前で現実になっている。ただ、先生は愛し合うためではなく性欲をぶつけるために私をベッドに押し倒し、私の手首を拘束している点だけが、違っている。

 

「……すごい濡れ方だね、ユウカ」

「い……言わないで下さいよ……!」

 

 ――口答えしちゃった……。

 

 ――先生が触るからですよ……♡

 

 ――あぁ、アソコも弄られちゃう……♡

 

 

 "くち♡"

 

 

「アッ♡」

 

 

 "にゅち♡ ぬるっ♡"

 

 

「んあっ♡ あ、ヒ♡」

 

 私の濡れ具合を確かめるように溝をなぞられる。反射的に太腿を閉じたけれど、もう手遅れ。どう抵抗しても、先生の指は女の子の大切な所へ辿り着いていた。割れ目を辿って、フードに守られた肉芽が発見されてしまった。お豆を摘ままれて、擦られて、私の体はもっともっと気持ちよくなる準備を始めてしまう。

 

 

 "こり♡ くりっ♡ くにゅ♡ くりゅっ♡ くりゅっ♡ くりゅっ♡"

 

 

 先生は、指先で敏感なクリトリスを転がすようにして、小刻みに揺らす刺激を与えてくる。その動きに合わせて、かくかく腰が揺れる。包皮の上から指できゅっと優しく潰されると、お尻がベッドを離れてくいっと持ち上がってしまう。まるで、肉芯を弄ってほしいとおねだりするみたいに。

 

「あっ♡ あっ♡ んひっ、イ♡ こっ、これ……♡」

 

 ――これ、ヤバい……♡

 

 ――クリがいつもにもまして敏感に……♡

 

 ――いじってもらうのきもちいい♡♡

 

「だっ、だめっ、せんせ……♡ あっあっあっ♡」

 

 エスカレートしていく快楽に同期して、先生の指がテンポを上げた。アソコの入口から蜜が流れ出て、クロッチが水浸しになっていくのを感じる。私の粘液を塗り付けられて、ぐちゅぐちゅ音がして、快感の芽がぷくっと膨らんでいく。泉の源に、人差し指か中指か、とにかく長い指が伸びてきて、穴の入口をトントンとタップされて、また腰が揺れた。

 

 

 "ぬぷぷぷっ……♡"

 

 

「ァ……っうぅぅぅっ♡」

 

 ――先生の指、太い……♡

 

 通販で密かに買ったセルフプレジャーグッズで慣らした膣に、他人の体温を纏った異物が入ってきた。通り抜ける骨ばった関節に膣の環をごりっと擦られて、それだけで私は悶絶してしまう。

 

 

 "ぐちゅ……くちゅっ♡ くちゅっ……♡ くちっ♡ くちっ♡ くちゅ♡ くちゅ♡"

 

 

 私のナカの形を確かめるように、先生は手首を捻りながら指を往復させる。キスから始まった快楽のシャワーはどんどんその純度と強度を高めていく。アソコを指で責められるのは、ここまででもっとも強い快感だった。手首の自由を奪われているハラハラ感のせいで、余計に気持ちよくなってしまう。パンツの中はもう大洪水で、指を抜き差しされる度に泥を掻き混ぜるような重たい水音がする。

 

 

 "くにゅっ♡ こす、こす♡"

 

 

「っひうぅぅっ♡♡ あっ、そ、そこ、ぉ……♡」

 

 入口近くで、先生が指を鈎状に曲げた。私が好きで、よくいじる所(・・・・・・)だ。多分、Gスポットと呼ばれる場所。そこを指ですりすりすると――

 

「う˝ぅ~~~♡ か、かんじちゃう♡ あ、い、っ♡ あっ……あっ♡ あ、あ、あ♡」

 

 ――あぁぁ~♡♡ そこよわいところぉ……♡

 

 

 "とん とんっ とん とん とん"

 

 

「っっっ♡ っ♡ あうぅぅっ、うぅ♡」

 

 尿意のような切迫感が込み上げてきた。視界がチカチカし始めて、体が「いく」準備を始める。ナカを気持ちよくされている間に放置されていたクリトリスが、ひくっひくっと震え出した。それを摺り潰すように、先生の親指が圧し掛かってきた。

 

「~~~~~~~~!!」

 

 ――イク……♡♡

 

 全身がビクビク痙攣して、視界が明滅した。背中が弓なりに反りかえって、膣奥がきゅうっと収縮するのが自分でもよく分かる。

 

「ハァ……♡ ハァ……♡」

 

 オナニーで体験する絶頂とは、格が違っていた。全身に広がる浮遊感と、ほんのり幸せな昂揚感で、恍惚とした気分だ。ひくっひくっとアソコのお肉が震えて、先生の指をまだ締め付けている。

 

「……今、イッたね、ユウカ」

「…………」

 

 はい、と言おうとしたけれど、うまく言えなかった。

 

「ユウカは、イくとヘイローがチカチカするんだね。可愛い」

「……えっ? あ♡ だめっ♡ ま、まだクールダウンできてな――っイ♡ あおぉおっ♡ お♡」

 

 

 "じゅぼ♡ じゅぼ♡ じゅぼ♡ ずちゅっ♡ ずちゅ♡ ずぢゅ♡"

 

 

 絶頂は一度では終わらなかった。先生は私の弱点を執拗に責め続け、すぐさま私は次のオーガズムを迎えてしまった。クリトリスとGスポットを同時に潰しながら、いつの間にか一本追加された指で、膣を掻き回される。お尻が持ち上がったまま腰をガクガク揺らして、先生の執拗な責めに連続絶頂を味わわされる。

 

「ハッ♡ はひ♡ ら、らめっ♡ ひぇ、ひぇんひぇっ♡ や♡ あ♡ う♡ おっ♡ おおぉっ♡ ふひュ♡ いっ、いくっ♡ まら、い……ぐぅぅぅ……♡♡」

 

 短時間に何度も叩き込まれるオーガズム。ショットガンが全弾命中したような衝撃の全てが快楽に変換されて、頭が真っ白になった。意識しないと呼吸すらできなくなりそうだ。先生は私が達しても責めを止めず、さらに強い快楽を叩きつけてくる。

 

 ――だめっ、だめぇ……♡

 

 ――きぜつしちゃう……♡

 

 ――せんせい、ひどい……♡

 

「あ˝♡ あッ♡ おっきいの、くる゛……っぐぅぅ、う……♡♡」

 

 ベッドが軋むぐらいに激しく体を揺らして、私が何度目かの絶頂を迎えた時……ようやく責めが止んだ。ひゅーひゅーと息を整える私の股からショーツが抜かれる。「びちょ」と水っぽい音が聞こえた。洗わないとあのショーツは履けないな、なんて思っていると、先生がベルトを抜き、ズボンを脱いだ。グレーのボクサーパンツは破けそうなぐらい盛り上がっていた。

 

 ――あ、先生の……男の人の……♡

 

 初めてナマで見たおちんちんは、思っていたよりグロテスクだった。肌の色よりも浅黒い。海綿体が血液を吸って、ぶくっ……と膨れ上がっている。剥けた皮の先では、長くて太い幹には血管が浮き出ている。一層赤黒く張りつめた先端は、先走り――カウパー氏腺液だっけ――でぬらぬらと妖しく光っている。

 優しい顔の先生に、こんなものが付いているなんて。先生はいつも、ズボンの中にこんな妖怪を飼っていて、いやらしい視線を向ける時には浅ましく膨らませていたんだ。

 

 ――最低……♡

 

 思いついた罵り文句は、心の中で媚びた声色を帯びていた。今から先生があの大きいものを挿入して、私で性欲処理をしようとしている、性的興奮を私だけに向けていると思うと、なんだか胸を張りたくなった。先生は私に興奮している。私のハダカを見て、おちんちんをガチガチに硬くしている。それならもう、早く先生の昂りを受け入れてみたかった。

 

「ユウカは、サーモンピンクなんだね」

 

 先生が私の脚を開いた。下の唇をぐにっと広げられて、自分でもよく知らない粘膜の色を口に出された。どうしよう。今度から、スーパーでサーモンの切り身を見たら、この状況を思い出しちゃうかも。期待感でヒクヒクするアソコを見られていると、下腹部が切なく疼いてくる。まだ男の人とシたことなんてないのに、欲しくて欲しくてたまらなくなってきた。

 

「入れるよ」と言われた刹那、気付いた。

 

 

 ――あっ、あれ……?

 

 ――体に、力が……

 

 

 見られるのが恥ずかしくて閉じようとした脚が、先生に抑え込まれたまま、動かせない。先生の力が強すぎるというよりは、込めようとした力が逃げてしまう。何度も絶頂させられたせいだろうか。

 

 

 ――ど……どうしよう……♡

 

 ――先生に力で負けちゃう……♡

 

 ――本当に、強引に犯されちゃう♡

 

 

 先生が、照準を定めた。

 性器の入口が「ちゅっ」とキスを交わす。

 

 

 "ずにゅ……ずぷ、ずぷっ……♡"

 

 

「あ˝ぉ……♡ きぁ˝、あ♡ んうぅ……♡」

 

 抵抗できない私のアソコに、太くて熱い塊が押し入ってきた。お腹が圧迫される感覚は、指なんかとは比べ物にならない。痛くはないけれど、息苦しい。

 

 

 "くちゅ、くちゅ……♡"

 

 

 入口を何度か往復させて滑りをよくすると、一気に奥まで突き立てられた。

 

 

 "じゅっ……じゅぷんっ♡♡"

 

 

「ん˝あぁあ˝ぁぁぁっ……♡♡」

 

 視界がスパークした。一瞬、自分がどこにいるのか分からなくなった。神経回路のショートから意識を取り戻した瞬間、おまんこがぎゅーっと締まって、先生の形を強く感じ取った。

 

 ――お、おくまできたぁ……

 

「お……おっぎぃ……♡」

 

 最奥まで、ミチッ……と先生に制圧されて、子宮口が押されている。呼吸しているだけで頭がチカチカする。大きい。太い。熱い。硬い。オスの力強さでお腹の中がいっぱいになっている。

 

「ふふ……挿入しただけでイッてたね」

 

 申告しようがしまいが、先生にはイッたのがバレてしまう。私が意地を張って否認しても、頭上に浮かぶヘイローを観察する先生からしたら、見え透いた嘘だと分かってしまう。だから私は、しぶしぶ頷いた。

 

「ユウカ、動くからね。悪いけど……我慢できなくて……」

 

 腹の底まで私を征服した先生が、腰を引いた。ずるずるずるっ。大きなおちんちんが、ガリガリと私のおまんこを引っ掻いて、外に出ていく。愛液でべっとり濡れた幹が体外に露出した、と思ったら――

 

 

 "ずぢゅん♡"

 

 "ぞりぞりぞりっ♡"

 

 "ずん……ッ♡♡"

 

 

「ア˝♡ あへあぁぁア……♡♡」

 

 肉を掻き分けられて、膣奥へ衝撃が走った瞬間、また頭の中がパチンと弾けた。鼻先がくっつくぐらいに先生が密着して覆いかぶさっているから、体の痙攣も、呼吸の乱れも、全部伝わってしまう。おまけに、体に力が入らない私は、先生の体重を押しのけることもできず、ここから逃げられない。

 

 ――どうしよう……♡

 

 ――抜き差し一回でイきそうなのに……♡

 

 ――これが、何度も、何度も……♡

 

 焦燥感を覚える意識とは裏腹に、私の体は悦びに打ち震えていた。自分の性器をめいっぱいに広げられ、膣襞の一枚一枚を舐め回され、蹂躙される。まだ一往復しか味わっていないのに、脳がドロドロに溶けてしまいそうだ。膣道の隅々まで先生の熱いペニスでいっぱいにされて、とろとろと愛液が垂れ流しになっていた。

 

 

 "ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ くちゅ♡ ずっちゅ♡ ぼちゅ♡ ぼちゅ♡"

 

 

「あッッ♡ い、ぎっ♡ あ˝ふぁあぁっ♡ あ♡ あ˝♡ あうっ♡」

 

 お腹がきゅうっと収縮して、先生のおちんちんを締め付けた。先生の形にぴったりフィットして、これ以上入らないと思っていたペニスがさらに大きくなった気がする。体の中心がきゅーっと熱くなって、圧し掛かられた状態から腰がくねくねと動いてしまう。その度に結合部から水音が響いて、聴覚からも犯された気分になる。

 

「ユウカのおまんこ、凄いよ。キツキツで、吸い付いてくる……」

「せっ♡ せんせい、のっ♡ うぐうぅ♡ おっきぃ……♡ かたくて、おなか、けずれちゃう……♡♡」

「でも……ユウカも気持ちいいよね? こうして、天井、突き上げる、とっ……」

「あ、あ、あ˝~~~~♡♡♡ おっおっおさないで、くださ――オ˝……♡♡」

「……ほら、イッちゃった……おまんこの奥痙攣させて、気持ちいいね?」

 

 ――すご、きもちいぃ……♡

 

 ――せんせいにすぐイかされちゃう……♡

 

 逆らえず一方的に犯されているのに、嬉しくて嬉しくてたまらない。お腹の奥がきゅんきゅん切ない。先生が子宮口を「ぎゅうっ♡」と押し上げると、絶頂したばかりの体がまだ絶頂して、全身が甘く疼いた。先生は私の反応を観察して、Gスポットやポルチオを的確に責めてきた。

 

 

 "ぐにゅ♡ くにゅ♡"

 

 "ずぷぷ……♡ ぬぷん……♡"

 

 

 先生は小刻みなピストン運動で、一定のリズムを刻んで抽挿してくる。

 

 

 "とん……♡ どすっ♡"

 

 "どつっ♡ どづっ♡"

 

 

 突き上げられる度、お尻が浮いて、先生の陰毛が肌に触れた。太腿を抱えられながらの種付けプレスで、私はされるがままに犯されていた。

 

「あぁ……♡ これ、だめぇ……♡ ふかぃ……♡ こわれちゃう……♡」

 

 子宮口にキスされるたびに、意識が飛びそうになる。お腹がキュンキュンして、子宮が下りてくる。きっと、私の頭上ではヘイローが明滅して、イッたのがバレてしまっている。

 

「せ、せんせ……♡ もう、むり……♡ わたし、おかしくなる……♡」

 

 イきすぎて、頭が変になりそうだった。なのに、先生の動きが止まらない。それどころか、幅を大きく取ってぐちゅぐちゅおまんこを掻き混ぜていたピストンが、奥深くで小刻みになって、速くなっている。私を見下ろしていた先生が、折り重なって密着してきた。一気に体重がかかって、息苦しさが増していく。

 

「……ユウカ、膣内に出すよ」

「……あ……せんせぇ……♡♡」

 

 ――なかに、だす……♡

 

 ――はらませちゃうヤツだ……♡♡

 

 ――わたしに、たねつけするんだ♡♡♡

 

 私の頭の中は一色に染まっていた。先生のおちんちんはビキッと硬度を増して、一回り大きく膨らんでいる。一番深い所に出せるように、私のお肉をゴリゴリ削って、道をこじ開けている。子宮口をトントンノックされて、私のお腹に男の人のミルクを飲ませようとしている。

 

「あぁ……ユウカ、ユウカっ……!」

 

 先生が、私をきつく抱き締めた。

 

 ――くる……

 

 ――せんせいがしゃせいしちゃう……♡

 

 

 "どちゅっ♡"

 

 "どっぢゅんッッ♡♡"

 

 "びゅるっ♡ びゅぐるっ♡♡"

 

 

「あ゛っ……♡♡ お˝ぁ……ア゛ッ ~~~~ッッッ♡♡♡」

 

 先生のおちんちんが、ドクンと脈打った瞬間、お腹の奥が焼けるように熱くなった。温かな奔流がお腹の中を満たしていく。子宮から広がる幸福感が、全身をとろかしてしまいそうだった。

 

「~~~~♡♡ か゜……♡ あぉ……っ♡♡」

 

 

 "どくっ♡ どくん♡ びゅるるるっ♡ びゅる……♡"

 

 

 射精が終わるまで、先生は何も言わなかった。私をぎゅっと抱き締めて、ぐっ、ぐっと腰を押し込んで、子宮を精液でいっぱいにしようとしている。私も先生に抱き着きたかったけれど、両手は頭上に拘束されたまま。先生の大切な身分証を千切るわけにはいかなかったし、そうするだけの力も込められなかった。

 

「ハァ……ハァ……出たよ、ユウカ。全部、ナカに射精したっ……ユウカのおまんこ、よかった……」

「あ……せ、せんせいに、だされちゃった……♡ あ♡ あ、あ、あ、まぜまぜされてる……♡♡ はぁぁ、きもちいい……♡♡」

 

 先生が腰を回して、体液のカクテルを作っている。にちゃ、にちゃ、と、厚ぼったい水音が結合部から鳴っていた。エクスタシーの余韻はまだ続いていて、先生がみじろぎする度に私の蜜壺はひくひく震えた。

 

 

 "ごぽぉ……っ♡"

 

 

 おちんちんが引き抜かれると、ドロドロの白濁液が溢れ出した。先生の精液だった。私がいっぱい分泌した愛液と混ざりあって、シーツを汚していく。初めては血が出るって思っていたけれど、赤いものは見えなかった。それどころか、空っぽになったおまんこが寂しがって、入口をパクパクと開閉させていた。

 

「ユウカ……いい?」

 

 ベッドにぐったり横たわる私の顔に、さっきまで私を鳴かせていたおちんちんが突き付けられた。年齢制限のプロテクトを掻い潜ってダウンロードした動画で、見たことがある。射精が終わった後のおちんちんを、女の人がお口でキレイにお掃除していた。

 

 ――先生、私に舐めてほしいんだ……♡

 

 ――上手にできるかな……?

 

「はむ……♡」

 

 勇気を出して、先っぽを咥えてみた。先生が、私の頭頂部を撫でてくれた。正解だった。甘酸っぱさと塩素臭さの混ざった変なニオイがしたけれど、ぬるぬるしたものを舐め取るつもりで舌を這わせる。残りがあるのかも、と思って啜ってみたら、ドロッとした苦いものが口の中に流れてきた。不快だったけれど、先生が可愛らしい声をあげた。嬉しかったのか、男の人のゴツゴツした手が、優しく顔を撫でてくれた。「縛ってごめんね、ユウカ」と謝りながら、私の両手も解いてくれた。

 

「はぁ……ユウカのお口も、ねっとりしてて気持ちいいね……」

 

 先生が漏らすうっとりした溜息に、満足感が込み上げる。先生は、おちんちんを刺激されるのにすごく弱いんだ。さっき、私のおまんこでコレをゴシゴシして、気持ちよくなっていたんだ。だったら、お口で弱点を責めてあげたら、「ユウカのお口が忘れられない」ってなって、先生はもっと私に夢中になるに違いない。計算通り、完璧……♡

 

「ん、も……♡ んぢゅ♡ ぢゅぱ♡ ぐちゅ♡ づっぷ♡ ン˝、むぅ……♡」

 

 少し柔らかくなっていたお肉が、口の中でムクムクっと膨らんでいく。ふにゃっとしていたのが、もうカッチカチだ。さっきまで私の中に入っていたのが、このバキバキのおちんちんだ。もう欲しくてたまらなくなってきた。お腹の奥がきゅうっとして、いっぱいご馳走(・・・)してもらった子宮が、切なく疼きだしている。

 

「ァ……はふっ♡ むふ~♡ ふぅっ♡ ぢゅっ♡ じゅぞぞぞぞっ、ちゅぶ……♡」

 

 ――しょっぱいのがトロトロ流れてくる……♡

 

 ――先生、気持ちいいんだ……♡

 

 ――でも、早く欲しい……我慢できない……♡

 

 顔の横に座った先生の膝に、手を置いた。腰を持ち上げて、かくっと揺らす。さっきされていたように脚をぱかっと開いて、こってり白濁液に塗れたおまんこを見せびらかした。私の誘惑に、先生は、ごくりと喉を鳴らした。ちゅぽん、と音を立てて、口が解放された。おちんちんの先っぽと私の唇が、銀糸で繋がっていた。

 

「……続きをしようか、ユウカ」

「あっ……はい……♡」

 

 ころんと体を転がされて、うつぶせになった。ずしっ、と上から先生が乗って、体重がかかる。

 

「今日は、ユウカが『ごめんなさい』ってするまで続けるからね」

「えっ? ど、どういうことですか?」

「ユウカみたいな真面目な子が、大人を誘惑するなんて」

「乗ってきたのは先生じゃないですか!」

「……ユウカがあんなに積極的にならなかったら、我慢できたのに……!」

 

 両手をベッドに押し付けられ、上から手首を掴まれた。まだ、先生を押しのける力は、体に戻っていなかった。また、一方的に犯される。『ごめんなさい』するまで、先生にイジメられてしまう。

 

「あっ……あぁ……先生、だめ……♡」

 

 ――でも……あぁ、おちんちん……♡

 

 上擦った声は、最早抗議の体を成していなかった。お尻の谷間に熱くて硬いものが当たって、ずり……とロックオンされて……

 

「ん˝ぁ……あぉ、お……♡♡」

 

 また、最奥まで貫かれた。さっきと違って顔が見えなくて、手首も抑えられているから、さすがに怖い。けれど、その怖さがゾクゾクするスリルになって、おまんこが「ぎゅううっ♡」と締まってしまう。お尻をよじっても逃げられない。深々と突き刺さったおちんちんが、一番奥に当たっていた。

 

「ふぁ……♡ あ˝♡ ア˝あぁッ♡♡ あ~~~♡」

 

 おちんちんが引き抜かれると子宮が引っ張られて、お腹の奥に強烈な痺れが走る。出っ張りに膣内を捲り上げられて、ぞわっとした感覚に襲われる。そして、山彦みたいに遅れてやってくる、じいんとした痺れに頭がぼーっとしてきた所へ――

 

 

 "どぢゅっっ♡♡"

 

 "ぐぢゅうぅ♡ ごりっ♡ ごりゅ♡"

 

 

「あ˝っぐう゛うぅ♡♡ お˝っ、おぉっ♡♡」

 

 膣肉をぞりぞりぞりと割り開かれ、一気に奥まで貫かれる。子宮口に押し付けて、ぐりっ、ぐりっと圧迫される。ぶるぶる痙攣して絶頂する私の震えも、密着した体と、頭上のヘイローで、先生には全て見通されている。

 

「ユウカ、慣らしてる(・・・・・)ね? 奥でこんなに感じてるなんて」

「あ˝……は、い……♡」

「指じゃ奥まで届かないよね。オモチャを使ってるんだ?」

 

 

 "ぼぢゅ♡ ぐぢゅ♡ ばっちゅ♡ ばっちゅ♡"

 

 

「う˝ぐうぅぅ♡♡ そ、そうでずっ♡ おっ、オ˝モチャでえ˝ぇぇっ♡」

「ユウカの年齢じゃそういうの(・・・・・)は買っちゃいけないのに。年齢確認で嘘をついたんだね? ユウカはいけない子だ。お仕置きしなきゃ」

「あ……♡ あっ♡ ア˝♡ オ˝ッ♡♡ お˝おぉぉぉ……っ♡♡」

 

 ――先生に、叱られてるっ……♡

 

 ――お説教しながら、私を犯してる……♡

 

 先生は、「悪い子」「セミナーの会計なのに」「ユウカみたいな真面目な子が」なんていいながら、ポルチオをゴリゴリ潰してくる。抵抗できずにイかされる苦しさ、先生を誘惑した勇み足への後ろめたさ、ルールを破った罪悪感、それらの全てが快感に変換され、私は濁ったよがり声をあげて絶頂してしまう。

 

 

 "どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅ♡"

 

 "ごちゅ♡ ぐりっ♡ ぐりっ♡ぐりっ♡ぐりっ♡ぐりっ♡ぐりっ♡"

 

 

「あっ、が……♡♡ ふ、ぎュうぅぅ♡♡ ゆ、ゆるじで、くだざぃ……♡ っぎ♡ イ˝♡ イ˝ぐ♡ イ˝ぐうぅぅぅ、うぅうぅ~~~~♡♡」

 

 逃げられないようにがっちり抑え込まれて、先生の力強さを体感させられている。体を逃がそうとしても、今の自分の力では絶対に叶わない。先生におまんこの弱い所を虐められ続けて、何度も、何度も、何度も、何度も、イかされてしまう。初めておちんちんを受け入れた私の性器は、先生の躾のおかげで、すぐ達してしまう敏感よわよわまんこにさせられていた。

 

「ユウカ、許してほしかったら、何て言うのかな?」

「あひッ♡ あう゛……♡♡」

「謝らなきゃダメだよ? ほら、ほらっ、ほら……!」

「イうぅ♡♡ っぐうぅぅぅ~~~♡♡ っ、ご……ごめ――」

 

 頭の中がぐちゃぐちゃにされて、バカになってしまいそうな中、なんとか謝罪の言葉を口にしようとしたけれど、その瞬間――

 

 

 "ずぶちゅんっっっ♡♡"

 

 

「――――――――ッッ♡♡♡」

 

 腰が叩きつけられて、今までで一番深い所に、おちんちんでディープキスをされた。

 

 

 "どっぷんっ♡どくっ♡ どくんっ♡ どびゅーっ♡ びゅっびゅっびゅっ♡♡"

 

 

「ン˝……あ˝、へ……♡♡ でっ、でてるうぅ……♡♡」

 

 燃えるようなドロドロが、勢いよくお腹の奥に注がれてくる。背中を反らし、舌を突き出したまま、子宮に流し込まれる二度目の熱さに悶絶する。全身が焼けそうなほど熱くて、神経が焦げ付きそうだった。先生の吐息を感じながらの射精は長く続いた。まるで、お腹の中をマーキングされてるような感覚があった。

 

 ――まだ、手が動かせない……♡

 

 ――先生の力強さに負けちゃった……♡

 

 ――先生に、分からされちゃった……♡♡

 

 お湯の出てくる感覚が無くなっても、先生のおちんちんは、ナカで「びくん、びくん、びくん」と胴を震わせていた。ようやく先生が離れてくれた時、私はベッドの上に崩れ落ちていた。おまんこにまだ先生のおちんちんが入っている気がして、お尻の穴がきゅんと締まった。

 

「せ……先生、ごめ――」

「ごめんね、ユウカ」

 

 先に謝ってきたのは先生だった。互いに息が整わず、汗と体液で濡れたシーツの上で、ハァハァ言っている。

 

「私は、大人であることを忘れて……ユウカ、痛かったよね?」

「へ……? いっ、いえ……すごく、きもちよかっ……」

 

 先生は、赤く痕の残った私の手首を見つめていた。

 

「い……痛くはなかったです……」

 

 ――痕がついてる……♡

 

「そ……それより先生。その……挑発――して、すみませんでした。見られてるんだ、って思って、調子に乗っちゃったっていうか……」

「それは……我慢できなくなった私の責任であって……」

 

 ベッドに正座した先生は、気まずそうに視線を逸らしていた。私が手首の痕に頬擦りしているのが気になったのかな、と思ったけれど。「我慢できなくなった」ってことは、我慢しなきゃいけなくなるぐらいには、私のことが気になってた、と解釈してもいい。その点は、間違いない。

 

「……先生、別に目を逸らさなくても。恥ずかしい所はもう全部見られちゃいましたから。そりゃ……恥ずかしくないわけじゃないですけど、先生なら、まぁ……」

「いや……その、今見ると……」

 

 ちらっ、とこちらに目配せすると、先生の体が即座に正直な答えを出した。小ぢんまりと座る先生の股で、三度、おちんちんが元気よくムクムクと立ち上がる。

 

「……せんせい~?」

「……こ、こうなるのが分かり切ってたから……!」

 

 たらんと下を向いていたのが、数十秒したらもう、天井を指している。さっきは頭が茹だっていてまじまじと見ていなかったけれど、真っ赤な先っぽが、ちょっと可愛いかもしれない。

 

「その……ユウカ?」

「……まだ門限までは40分ぐらいありますし……。私、これでも初めてだったんです。だからその……もう少し、ロマンティックで、雰囲気あるのが、いいな、って……」

 

 上半身の乱れた着衣は脱いで、髪留めも取ってしまった。生まれたままの姿になって傍に近寄ると、先生の手が、私の肩に伸びてきた。

 

「……言うタイミングなかったんですけどね、毎朝体温は計ってて……今日は、多分大丈夫な日なんで」

 

 二回もナカに出されてぐちょぐちょになった私の股間を見て、先生はヒヤヒヤしていた。だから、そう言ってあげると、(本当は安心しちゃいけないはずだけど)胸を撫でおろしているように見えた。

 

「先生? 何か『今日は大丈夫だ』って言ったら、大きくしてませんか?」

「あうっ……ご、ごめん」

「ふふっ。いいんですよ。その代わり――」

 

 ――優しく抱いてくださいね♡

 

 そう耳打ちしてあげると、先生は割れ物を扱うように私を横たえてくれた。

 

「んっ……んうぅ♡♡ ん~~~~♡♡」

 

 正常位で、手を繋いで、ゆっくり体重をかける挿入。

 

 あまりにも幸せだった。

 

 

 * * * * *

 

 

 私はその晩、先生に赤裸々な想いを全て打ち明けてしまった。でもそれは、情事の際の勢いだったからか、お互いうろ覚えになっていて、結局、先生を私の先生(・・・・)にするためには、もうひと頑張りしなければいけないみたいだった。

 

 そのひと頑張りが、バレンタインデー当日の今日。私はミレニアムの仕事で忙しく、先生はいつものようにシャーレの仕事でてんてこ舞い。待ち合わせ場所で合流して、先生がシャーレに戻るまでにはたったの1000秒しかない。もう体の関係だけが先に結ばれていて、あの日の後も、先生の様子をつぶさに観察して、タイミングを見計らって声をかけては、事に及んだ。

 

 セックスフレンドなんて関係もあるのは知ってるけれど、それじゃ納得がいかない。もちろん仮に正式な関係を結んだとしても、それを公表できるわけなんてないし、周りに悟られてもいけない。それでも、先生が私に抱くものが性的欲求だけでしかないのか、欲張りな私はそれを確かめたくて仕方がなかった。だから今日、バレンタインのチョコを渡して――きちんと話を聞いてみようと思った。

 

 ――先生は、私のことをどう思ってるんですか。

 

 ――恋愛対象には入りますか。

 

 ――私のことは好きですか。

 

 どれか一つにしようと思ったけれど、確率的にはどれも同じだと思った。それぞれ、33%ぐらい。だったら全部言ってしまえば、確率的には99%になったり……しないってことは分かってるけれど。

 

 小雪のちらつく夜の駅前に、先生が時刻通りにきてくれたから、それ以上考えるのは止めた。

 

 

 終わり




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