sideヒロ
「この後嵐になって2~3日続く見込み、ですか」
「ああ、ここらの農民が皆そう判断しとるらしい。
朝一で出発しても昼前には暴風雨になるだろうとの事じゃ。
次の村まではほぼ一日歩いて夕方到着らしいからの、無理に出るより最悪ここで3日の泊まりを考えた方が良いじゃろう」
「……日程には大分影響が出ますわね。
それでも無理に出発して嵐の中で野宿するような羽目に陥るよりはマシですわ」
天候悪化の兆しがある、との情報で今後の予定を変更せざるを得なくなった僕達はやむを得ず天候悪化の場合は回復までの連泊とすることを決定しました。
そして夜半から雨風が徐々に強まり、明け方には完全に暴風雨となって足止めが確定することに……。
sideエリナリーゼ
宿に宿泊した翌朝、わたくしエリナリーゼ・ドラゴンロードは隣で眠るヒロにキスをするとズボンとパンツを彼が起きないよう丁寧に脱がすと朝起ちしているおちんちんを口に咥え、優しく
下着から解放され天を向いて屹立するヒロのおちんちんをゆっくりとその口で包み込み、亀頭に舌を這わせて刺激を与えながらその臭いと味を堪能しますの。
「ああ、殿方の臭い……むわっとして良いですわぁ。
んっ……んちゅっ……んぐっ……」
「……リーゼさん、おはようございます」
わたくしの口からくちゅ、じゅぷっと湿った音が部屋に響きます。
当然と言えば当然ですけれど、股間に与えられる刺激で目を覚ましたヒロは慣れた様子でわたくしに挨拶をするとそのまま
敏感な亀頭の先端を柔らかな舌で嘗め回しながらヒロの情欲を高め、おちんちんがさらに大きく太くなってわたくしの口内を蹂躙していきます。
徐々に高められていく事がはっきりと判り、ヒロの情欲に合わせるようにわたくしの舌の動きが激しさを増して亀頭から裏筋を這いまわるように刺激しながら同時に睾丸を撫で擦って射精を促します。
(ああっ、どくんどくんと脈打っていますわ、早く、早くわたくしに精液を下さいましっ)
「うっ……もう限界、
ヒロのおちんちんが脈動と共に一際大きくなった事を口内で感じ、わたくしは射精の前兆を感じ取って心中でおねだりをします。
そのおねだりが通じたのか、直後にヒロのおちんちんがどくんどくんと脈打ちながらわたくしの喉奥へ向けて精液を吐き出しました。
ヒロの精液を一滴たりとも零すまいと吐き出された欲望の証をわたくしはその喉奥で受け止め、飲み干していきます。
自らの欲望を受け止めうっとりとした表情を浮かべるわたくしの姿にヒロは愛しさと共に独占欲が満たされてるのが良く判りますわ。
「うふふ、おはようございます、ヒロ」
【事後浄化】で口回りを綺麗にしたわたくしの挨拶で朝フェラが終わりました。
同時に【アムリタ(偽)】の効果でしょう、気力体力が充実して来るのが実感出来ますわ。
そして最短でも今日一日は宿に足止めという事が決まっていますわね。
……ということはつまり昼間に何の予定も入っていない、と言う事です。
「ヒロ、今日は嵐で外にも出れませんし……その」
ああ、わたくしとしたことが何故1日ヤりまくっても良いんですのよ、と素直に言えないのでしょう。
ほんの数カ月前まで男漁りが普通で何人もの男達を同時に相手にしながら一日中セックスに溺れていた事もあるわたくしが、ヒロを誘う事に気恥ずかしさを覚えてしまうなんて。
あまつさえ、恥ずかしさのあまり全て言い切る事も出来ずに思わずヒロから目を逸らしてプイッと横を向いてしまいましたわ。
「えっと、今日一日ずっとリーゼさんを独り占めさせて欲しい……です」
「はい、ええ、喜んで一日お相手致しますわ!」
それでもわたくしの様子で察してくれたのでしょう、ヒロの方から求めてくれましたわ。
これで今日一日はヒロとしっぽり……ですわね、それからちょっと気になったことを確認しませんと。
sideヒロ
「ヒロ、今日は嵐で外にも出れませんし……その」
リーゼさんからお誘い……と思うのですが言葉の途中で顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまいました。
なにこのひとかわいい。
なんて言ったら良いのでしょう、期待と羞恥心が入り混じって羞恥心が勝って言い淀んでしまった……という感じで恥じらう姿がとても愛おしく感じます。
とはいえご期待に応えるのは恋人として当然、そう思った僕はすかさずリーゼさんが望んでいるであろう――むしろ僕の欲望そのもの――回答を口にしていました。
「えっと、今日一日ずっとリーゼさんを独り占めさせて欲しい……です」
「はい、ええ、喜んで一日お相手致しますわ!」
ぱぁっと華やかな笑みを浮かべたリーゼさんが食い気味に僕に抱き着いてきました。
やはり女性の、否、リーゼさんの柔らかな身体に触れていると心が満たされます。
そして僕達は身支度を整えて朝食を食べに1階へ降りたのでした。
食事を終えて部屋に戻るとベッドの上に並んで座ります。
いつもならここからキスをしてそのまま行為に入るのですが、今日は違いました。
「ヒロ、ちょっと確認したいことがありますわ。
あなた、確か前世では14歳で亡くなって今15歳ですわね?」
「ああ、はい。
確かに14歳で死んで今は15歳ですね」
突然のリーゼさんからの質問に僕の頭には「?」が浮かびます。
そのあたりの記憶は呪いに介入した時におおよそ共有しているハズなので、今更確認する必要もないと思うのですが。
「その14年の間にわたくしに見えたヒロの記憶ですと殆ど女性との接点はありませんでしたわ。
それなのにヒロはセックスそのものは未経験でも知識は妙にあるような印象でしたからちょっと不思議に思いましたの」
「あー、あー……」
はい、前世では確かに女性経験はありません、8歳から入院して14歳で死んだ僕にあってたまるか畜生。
学校に通えなくてもノートパソコンを与えられてネットを使った通信教育は受けさせられており、その中には保健体育の授業も当然ありました。
何せ女性――対象は主にお世話をしてくださる若い看護師さん――に性的な意味で興味を持ったのは保健体育の授業を受けた13の頃。
普通なら与えられたノートパソコンのネット環境は年齢を考慮して色々使用制限を掛けるのでしょうけど、もう長くないと判断されていた僕に手間をかける必要性を感じなかったのかネットの閲覧にはなんの制限も掛けられていませんでした。
その事もあって、僕は性的な好奇心が芽生えた後はまあその、本来見る事が出来ないような、所謂R-18な画像や情報を漁る事で性欲の解消をしていたのです。
……見るだけで済ませざるを得なかったのは心臓が弱ってきて負担をかける行為――
何しろ最初の
それでもストレスになる事を懸念したのかネットを漁る事それ自体は禁止されず、知識ばかり貯め込んだ所謂”耳年増”とでも呼ぶべき状態になってしまったのが僕だった訳で。
「……それで知識はそこそこあったけれど実際の行為は本当に初めてだった、という訳ですのね」
「はい」
「そこで縮こまらなくても宜しいですわ、それではまるでわたくしが聞いてはいけないことを無理矢理聞き出したみたいじゃありませんか」
それでも流石に13歳で男女のアレコレを漁っていた……というのは我ながらどうかと思う訳でして、そこを聞かれるとどうしても後ろめたさが出てきてしまうんです。
「本来見ちゃいけない年齢でその、そういう絵とか色々漁ってたのは事実なので聞いてはいけないって事はないんですけど、その。
今から考えるとマセガキだったなぁというか実際に女性とのセックスが出来るまで生きられないのは確実だったからその分興味が尽きなかったというか」
我ながら支離滅裂な言い訳をしていると思います。
でも実際に女性と”そういう関係”になるのは絶望だったからこそ余計に見たり聞いたりで解消せざるを得なかった訳でして……。
「今のを聞いてヒロが知識がある理由は判りましたわ。
……それで、その知識の中でわたくしにしたい事やして欲しい事が色々あるのではなくて?」
「……沢山あります、はい。
沢山あるけどその、一部は前世で売ってた道具とか服装とかが必要だから諦めざるを得ないかなぁと」
「それでしたらヒロがやってみたいことで出来る事を致しますわよ、何かありませんの?」
はい、正直言ってリーゼさんにして欲しい事ややりたい事は沢山あります、有り過ぎて困るくらいに。
でも服装――早い話がコスプレ――やアダルトグッズを使用したプレイはこちらの世界では残念ながら不可能です。
何かないかと考えているうちに一つ気付きました、リーゼさんと本番行為は何度もしているしフェラチオもされているけどクンニをしたことがない、と言う事に。
「……えっと、それじゃリーゼさんとシックスナインをしてみたい、です」
「ええ、ヒロの望みですもの、構いませんわ。
それではベッドに横になってくださいまし」
前世の言葉で通じるかと思いましたが普通に通じました。
そしてベッドの上に仰向けで横になり、リーゼさんが服を脱ぎ捨て僕に覆い被さります。
脚を開いているので僕の眼前にはピンク色の――数多の男に抱かれ続けてきたとは思えないほど綺麗な――おまんこが晒されました。
「ああ、リーゼさんのおまんこ……改めてじっくり見るとピンク色で凄く綺麗です」
そう言いながら僕はリーゼさんの閉じた秘唇へキスをしながら僅かに感じる湿り気をちゅうっと吸いたてました。
さらに秘唇をゆっくりと舐め上げつつそっと両手で閉じた秘唇を開いてリーゼさんの肉洞を曝け出します。
舌を離すと視線の先に見えるのはぽっかりと開いた肉洞の奥、男の視線を捉えて逃がさないピンク色の膣壁、そして今にも溢れ出そうな愛液でした。
キスをしただけでも湿り気を感じるのも当然、そう思わされる程にリーゼさんのおまんこはぐっしょりと濡れていたのです。
「ああんっ、わたくしのおまんこが見られていますわ、ヒロに中まで全部見られてますの……」
「リーゼさん、リーゼさんのおまんこからもう愛液が溢れそうになってますよ」
「んんっ、言わないでくださいまし♡
そんなことを言う悪い子にはお仕置きですわ、んむっ……♡」
僕に見られていることを感じたリーゼさんが艶めかしさと恥ずかしさを綯交ぜにしたような声をあげました。
同時にまるで何かを欲しがるかのように膣襞がぴくぴくと震える様子が見て取れます。
さらにお仕置きと言いつつ僕のペニスを咥えるリーゼさん。
ペニスを包み込む口腔の暖かい感触に酔いしれつつ、僕もリーゼさんの肉洞に舌を差し入れ膣内をかき回す事で対抗しました。
舌でかき回すたびに溢れる愛液をわざと下品な音を立てながら啜り、リーゼさんの快感と羞恥心を刺激していきます。
「ああっ、わたくしの、わたくしの愛液がヒロに飲まれてますわぁ♡
ひぁっ!?
そ、そこを今弄られたら、ああんっ♡」
愛液を啜りつつぷっくりと膨らんだクリトリスを優しく摘んで捏ね回すとリーゼさんが背中を仰け反らせ一際大きく喘ぎました。
その拍子に僕のペニスから口を離れてしまいましたが僕はそれに構わずリーゼさんのクリトリスを指で圧し潰すように弄り回します。
「やあんっ♡
そこはダメです、ダメですのっ、感じてしまいますわ♡」
「気持ち良いなら逃げちゃダメですよリーゼさん」
「あっ、ダメ、お尻押さえちゃダメぇ♡」
まるで僕の指から逃げようとするかのようにリーゼさんのお尻が左右に揺れました。
そのお尻を両手で押さえ、再び僕はリーゼさんの秘唇とクリトリスを舌で蹂躙していきます。
舌を這い回すたびにくちゅくちゅと水音が漏れ、おまんこに与えられる刺激にとうとう咥え続ける事が出来なくなったのかリーゼさんは口ではなく手で僕のペニスを扱き始めました。
僕のペニスはリーゼさんの手に扱かれながら時々亀頭を咥えられ、鈴口を舌がチロチロと嘗め回されます。
リーゼさんのおまんこは舌以外に指も使って膣襞を掻き回し、同時にクリトリスを弄ってしとどに溢れる愛液を啜ります。
いつしか僕とリーゼさんは無言になってお互い性器を弄り合い、高め合っていく事に夢中になっていました。
どのくらいそうしていたのでしょうか、僕とリーゼさんはどちらからともなくお互いの限界が近いのを感じ取りラストスパートへと入っていきます。
「ああっ、もう限界ですわ、イきます、イってしまいますわぁッ♡
ああっ、ああああっ……♡」
「僕ももう限界ですっ、
僕のペニスはリーゼさんの顔に精液をぶち撒け、リーゼさんのおまんこもまた僕の顔に向けて盛大に潮を吹いてほとんど同時に絶頂を迎える事になったのでした――。
【クエスト「シックスナイン」をクリアしました。これによりギフト【マジカルチンポ】の第三段階がアンロックされました。第三段階では「女性側が妊娠可能な状態で
お互い夢中になって求めあって絶頂を迎え、心地よい疲労感を感じながら休んでいた僕とリーゼさんの脳内にメッセージさんの音声が……。
長命種の僕達にとって妊娠は相当にし辛いものの筈ですが、そんな種族的な特性に正面から喧嘩を売るようなギフトが与えられてしまったようです。
「ああ、これでいつでもヒロの子を孕む事が出来るんですのね♡
しばらくの間は必要ないでしょうけれど、その時が来たら楽しみですわぁ♪」
将来の子作り、今の僕にそれを受け止めきれるだけの心の余裕はまだありません。
それでも僕は思うのです、今度こそリーゼさんに愛し愛されきちんと親子だと名乗れる子供を抱かせてあげたいと――。
前話でのアンケートにご協力頂きました皆様ありがとうございました。
……エロ描写を濃くするためにどうしたら良いか色々悩んでますが出来る限り頑張っていきたいと思います。
拙作を「面白い」と感じて頂けましたら是非感想と評価を頂けますようお願いいたします。