ダークエロ短編集3 作:カード読み込み
教室の空気は、腐っていた。
いや、正確に言えば——腐りかけている、のだろう。
他の誰にも気づかれていないという点において、畑山愛子の感覚は過敏にすぎた。
だが、二十五歳にしてちっぽけな体躯に正義感だけは人一倍詰め込んだ彼女は、
その過敏さだけが自己価値の証明だったから——
今の異変を見過ごすわけにはいかなかったのである。
(……また、だ)
二時間目の日本史。
愛子がチョークで年号を黒板に刻む背中に、湿り気を帯びた視線を感じる。
振り返る。
生徒たちの顔は一様にだるそうで、午前中の気怠さに身を委ねているように見える。
だが——違う。
教室の最前列。
窓際の席。
八重樫雫(やえがし しずく)が、座っていた。
背筋を伸ばし、凛とした佇まいは模範的そのもの。
だが、その瞳の焦点が微かに寂んでいることに、愛子は気づいていた。
黒髪のポニーテールが、微かに揺れる。
呼吸が浅いのだ。
そして何より——彼女の膝の上に置かれた手が、
スカートの布地を強く握りしめている。
(雫さん……また、してる……)
授業中だというのに、
八重樫雫は無意識のうちに太腿を擦り合わせ、その端々の快感に震えているのだ。
愛子の視線は、しかしそこで止まらなかった。
雫の隣。
白崎香織(しらさき かおり)の席。
彼女は頬杖をつき、窓の外を眺めているように見える。
だが、その右手は——プルーンのように豊かなFカップの乳房の下、脇腹に沿って這い、
ブラウスの裾からスカートの中へと消えようとしていた。
(香織さんまで……)
愛子の喉が、干上がった。
香織の豊かなバストが、荒い呼吸に合わせて上下している。
その半球型の膨らみが、ブラウスのボタンにかかる圧力を増している。
淡いピンク色の乳首が——
布地越しにもわかるほどに硬く立ち上がっていることに、愛子は気づいていた。
さらに——教室の中程。
園部優花(そのべ ゆうか)が、いた。
彼女はただ座っているだけ。
セミロングの栗色の髪を耳にかけ、ノートを開いている。
だが、その膝の間隔が不自然に開いていることに。
スカートの下、薄い布地が湿った色に変わっていることに。
そして何より、彼女の下腹部が——ほんの少しだけ、不自然に膨らんでいることに。
(……お腹、膨らんでる……?)
愛子はチョークを握る指に力を込めた。
白い粉が、教室の静寂に舞う。
暫し前から始まった異変。
授業中の突然の失禁。
虚ろな目。
腹部の不自然な膨張。
これらはすべて、南雲ハジメの周囲の女子生徒に限って起きている。
女子たちが、次々と罹患していく、謎の「病」。
(……先生が、守らなきゃ)
愛子は唇を噛んだ。
ちっぽけな体躯。
145cmの身長にAカップの未成熟な乳房。
大人の女性としての威厳も色気もない、ラノベに出てきそうな「ちっこい系教師」。
だが、だからこそ——彼女は思うのだ。
自分だけが、この学園で唯一まともな大人なのだと。
(守らなきゃ、この子たちを……!)
しかし——その決意が、どれほど無力なものであるかを、愛子はまだ知らない。
彼女の正義感が、子供の廉価な野望の前には砂上の楼閣に過ぎないことを。
そして何より——彼女自身の体が、既に「侵食」の予兆の中にあることを。
◆
放課後。
愛子は職員室を出て、南雲家へと向かっていた。
居ても立ってもいられなかった。
今日の昼休み、雫がトイレから戻らなかったことを契機に、愛子の焦燥は限界に達した。
トイレの個室から漏れ聞こえた、水音に混じる甘い嗚咽。
スカートの裾を整えて出てきた雫の顔が、ときめきと羞恥と絶望がないまぜになった、
分娩台の上の産婦のような表情をしていたこと。
すべてが、異常だった。
南雲家は、学校から徒歩十五分の閑静な住宅街にあった。
インターホンを押す。
出たのは、吸血姫ユエだった。
「……畑山先生」
黄金の髪に紅玉の瞳。
白磁のような肌を持つ、絶世の美少女。
だが——その瞳は、いつもの鋭利な光を失っていた。
虚ろで、蕩けた、甘い蜜のような眼差し。
「ユエさん……雫さんたちのことで、お話があって来ました。中へ入れませんか?」
愛子は職務上の声を絞り出した。
ユエは、ふわりと笑った。
「……どうぞ」
玄関をくぐった瞬間、愛子の鼻を濃厚な匂いが叩いた。
甘い。
腐敗した果実のような、熟れきった雌のフェロモン。
換気扇が回っていないわけではない。
だが、この家の空気そのものが、呼吸をするたびに肺に粘りつくような質感を持っていた。
リビングに入った愛子は、絶句した。
そこにいたのは——シアとティオだった。
青みがかった白銀の髪の兎人族と、漆黒の長髪の竜人族。
二人はソファに並んで座っていたが、その姿は——異様だった。
シアはブラウスのボタンをはだけ、規格外の爆乳を露わにしていた。
そのメロン級の乳房の先端、淡いピンク色の乳首が、
布地に擦れるたびに硬く立ち上がり、ぴくぴくと震えている。
彼女は自分の乳首を、無意識に指で弄っていた。
ティオに至っては、和服の帯が完全に解け、豊満な肢体が露わになっていた。
スイカ級の爆乳が重力に従って形を変え、着物の上に垂れ下がっている。
彼女の右手は——豊かな尻肉の間に消えていた。
「な……何をしているんですか!?」
愛子の声が裏返った。
「二人とも、ハジメくんは!? 南雲くんはどこ!?」
シアが、とろんとした目で愛子を見た。
「ハジメさんは……お出かけですぅ♡」
「じゃあ、なぜそんな格好で……!」
「だってぇ♡」
シアが頬を染めて笑った。
「見えない方が、いらっしゃるんですぅ♡」
「……は?」
ティオが低く笑った。
「妾(わらわ)たちの『神様』じゃ。見えない、素晴らしき神様が……常に妾たちの中におるのじゃ♡」
彼女の右手が、尻の中で動いた。
「んっ♡♡ ふふ……また、動いておる♡ 括約筋(しめつけ)るだけで、あの方が喜んでくださるのじゃ♡」
愛子の背筋が凍えた。
理解できない。言葉の意味が理解できない。
だが——二人の女の体から発散される色気は、本物だった。
目の前にいるのは、完全に「雄に支配された雌」の表情だった。
「二人とも……何を言って……」
「先生も♡」
ユエが、愛子の背後に回った。
「すぐにわかります♡」
愛子が振り返る間もなく——ユエの小さな手が、愛子のジャケットのボタンに掛かった。
「……ユエ、さん?」
「先生も、準備ができている♡」
その時——愛子は気づいた。
自分の体が、震えていることに。
恐怖ではない。
恐怖だと思っていたものが——実は、期待だったことに。
ちっぽけな体躯の奥底で、何かが疼いていた。
ドロドロとした、粘りつく何かが。
二十五年間、誰にも触れさせなかった自分の体が——
今、初めて「雄」の気配に晒されて、歓喜していることに。
(……ちが、う……これは、恐惧(おそれ)で……)
だが、愛子の身体は正直だった。
Aカップの貧乳の頂点にある乳首が、
ブラウスの擦れだけで硬く立ち上がり、甘い痺れを子宮まで直結させていた。
狹い骨盤の奥、小さな子宮が——熱い波に揺れていた。
ユエが、愛子の耳元で囁いた。
「あの方は……すぐそこに♡」
◆
ユエの囁きが、愛子の耳から脳髄へと滑り込んだ。
粘りつく蜜のような声。
その甘さに、愛子の背筋が震えた。
(すぐそこって……何を……)
愛子は理解しようとした。
教師としての理性が、事態を把握しようと必死に回転する。
だが、その思考は——唐突に、断ち切られた。
「——っ!?」
腹部。
子宮の奥深くで、何かが「弾けた」。
物理的な衝撃ではない。
熱だ。
ドロドロに煮えたぎった、濃厚な雄の熱が、
何の前触れもなく彼女の胎内に注ぎ込まれたのだ。
「あぐっ♡♡ な、なにこれぇぇ♡♡」
愛子の膝が崩れた。
145cmのちっぽけな体躯が、床に崩れ落ちる。
両手で下腹部を抱えるが、その熱は内側から彼女を焼き尽くそうとしていた。
(なに!? なにこれ!? お腹の中で……何かが……!)
目の前で、シアとティオが同時に嬌声を上げた。
「あっ♡♡ きましたぁ♡♡ あの方が♡♡」
「くっ♡♡ ふおおおおん♡♡ 妾にも♡♡」
二人の体が跳ねる。
シアの爆乳が波打ち、ティオの豊満な肢体が弓なりに反る。
彼女たちの快感が——愛子の中に「流れ込んで」くる。
(嘘……! 二人の感覚が……私の中に……!)
それは、魔法のオナホールが新たな段階に達した証左だった。
村越早起が自宅でペニスをオナホールに押し込んだ瞬間、
それはユエ、シア、ティオ——そして今、新たにリンクした畑山愛子の膣内に、
同時に物理的な感触として投影されたのだ。
しかも今回は、ただの投影ではない。
「感応(リンク)」だ。
ユエたちが既に「開発されきったメス」として感じている快感が、
処女である愛子の未成熟な身体にまで共有される。
成熟した女体の快感回路が、未熟な神経網へと強制接続されたのだ。
「いやぁぁ♡♡ やめっ♡♡ 私は♡♡ 先生なのにぃぃ♡♡」
愛子は腰を捩った。
だが、見えないペニスは容赦なく彼女の狹い膣道をこじ開けていく。
左へ反った醜悪な亀頭が、処女膜を紙切れのように引き裂いた、と脳を誤作動させる。
「ぎっ♡♡ ああああああああ♡♡」
処女疑似喪失の激痛。
だが、それと同時に——ユエたちの快感が押し寄せる。
「痛み」であるはずの感覚が、彼女たちの「歓喜」によってねじ曲げられ、
爆発的な快楽へと反転していく。
(痛い! 痛いのに! ……気持ちいい!? なんで!?)
論理が崩壊する。
教師としての自我が、雌としての本能に食い破られる。
Aカップの貧乳が、ブラウスの下で激しく震えた。
その頂点にある淡い薔薇色の乳首が、布地に擦れて硬く立ち上がり、
甘い痺れを子宮まで直結させる。
「くふっ♡♡ あぐっ♡♡ お腹♡♡ お腹の中で♡♡ 何かが♡♡ 動いてるぅぅ♡♡」
見えないペニスが、愛子の子宮口を打ち叩く。
145cmの身体には大きすぎる凶器。
内臓が押し上げられる圧迫感。
膣壁が引きちぎられる摩擦熱。
それらすべてが、ユエたちの歓喜というフィルターを通じて、
愛子の脳髄には「至上の快楽」として刻み込まれていく。
「ああっ♡♡ 先生っ♡♡ いい表情ですぅ♡♡」
シアが這い寄り、愛子の顔を覗き込んだ。
トロンとした瞳。よだれが口元から垂れている。
完全にイキ狂っている顔だ。
「やめっ♡♡ 見ないでっ♡♡ 人の前でっ♡♡ んあっ♡♡」
「見られたいんでしょう♡? 先生も♡」
ティオが低く笑った。
「妾たちと同じじゃ♡ 雄に犯されて喜ぶただの雌じゃ♡」
「ちがっ♡♡ んくっ♡♡ ひぐっ♡♡」
否定しようとするが、口から漏れるのは甘い喘ぎだけ。
愛子の体は正直だった。
狹い子宮の中で暴れ回る見えないペニスに合わせて、
膣壁が収縮し、精液をねだるように蠕動している。
(こんなの……嘘よ……私は教師で……大人で……)
だが、その思考すらも快楽の波にさらわれる。
村越——見えない支配者は、愛子の処女肉を完全に自分専用の形へと作り変え始めていた。
◆
村越早起は、自宅の薄暗い部屋で歓喜していた。
(すっげぇ……! 新しいのが繋がった……!)
彼の手には、ピンク色のゼリー状のオナホール『マジック・ホール』がある。
彼がペニスを動かすたびに、オナホール内部のひだが生き物のように蠢く。
それと連動して、彼の想像の中にある「新しい女」の膣内が収縮するのがわかる。
(なんか……小せぇ穴だな……きついし……)
以前リンクしたシアやユエとは違う感触。
狹い。
浅い。
そして驚くほど敏感だ。
ペニスを少し動かしただけで、内壁が痙攣したように締め付けてくる。
(へへっ…… Virgin(処女)かよ……ラッキー!)
童貞特有の拙さと自己中心的さ。
だがそれが逆に、愛子の未経験な身体には劇薬として作用する。
村越は自分の快楽だけを追求し、相手の痛みなど考慮しない。
その猪突猛進なピストンが、愛子の子宮を容赦なく蹂躙していく。
(あー、気持ちぇー……この左反り、食い込んでる感じ……ヤバい……)
彼はオナホールに付属する「頭部パーツ」を手に取った。
リアルな唇の形をしたパーツだ。
彼はそれに自分のペニスを擦り付けた。
(ん? これも繋がるのか?)
その瞬間——
◆
南雲家のリビングで、愛子の口が勝手に開いた。
「あ——♡♡」
喉の奥から、熱い塊がせり上がってくる感覚。
見えないペニスが、彼女の口内を犯しているのだ。
舌が勝手に動き、見えない亀頭を舐め回す。
唾液が溢れ、顎から滴り落ちる。
「んぐっ♡♡ んむっ♡♡ ふぐっ♡♡」
「あらぁ♡ 先生のお口も奉仕を始めましたねぇ♡」
レミアがいつの間にか加わっていた。
彼女はミュウを抱きかかえながら、蕩けた表情で愛子を見下ろしている。
「ミュウも同じことしてるんですよぉ♡ 見えないパパのおちんちんを♪」
「ぱぱぁ♡♡ ちんちん♡♡ おいしいのぉ♡♡」
4歳のミュウが無邪気に笑う。
その光景が、愛子の羞恥心をさらに刺激する。
(こんな小さな子まで……! 私も……こんなことしてるなんて……!)
だが、口の中の感触はあまりにもリアルで、甘美だった。
精液の味がする。
ドロドロとした濃厚な味が、舌全体に広がり、喉の奥へと流し込まれる。
(おいし……い……?)
思考が融ける。
教師としての尊厳。
大人としての理性。
それらすべてが、見えない童貞の精液という「事実」によって洗い流されていく。
(私……便所……になっちゃうの……?)
愛子の目から涙が溢れた。
それは悲しみか。それとも歓喜か。
もう彼女自身にもわからなかった。
ただ、子宮の中で暴れ回るペニスと、口の中に注ぎ込まれる精液だけが、
彼女にとって唯一絶対的な「真実」となりつつあった。
◆
村越早起の六畳一間、薄暗いカーテンの隙間から夕陽の赤が滲む中、
彼の手には魔法のオナホール『マジック・ホール』の胸部パーツが握られていた。
(へへっ、おっぱいパーツも使えるみたいだな……)
右手で本体を腰に振るいながら、左手でその豊かな胸部パーツを鷲掴みにする。
指先が沈み込む柔らかさ。
まるで生き物のように弾む抵抗感。
(すっげぇ……誰のかわかんねぇけど、揉みごたえ抜群だ……!)
彼の指が、パーツの先端──乳首に相当する突起を強く摘んだ。
◆
「────っっっ♡♡♡♡♡」
南雲家のリビングで、畑山愛子の喉から、声にならない絶叫が迸った。
口の中を犯す見えないペニスの存在など、一瞬で吹き飛ぶほどの衝撃。
それは、彼女のAカップの貧乳──
その無惨なまでに平坦な胸の頂点に、雷撃のような快楽が直撃した瞬間だった。
(な、なにっ!? おっぱいがっ!? おっぱいが爆発するぅぅぅ♡♡)
違う。
爆発などしていない。
ただ「流れ込んできた」のだ。
シアのB97、ティオのB105、レミアのB101。
三人の規格外の爆乳が感じている「揉まれる悦び」が、
そのまま愛子のB72(Aカップ)の未成熟な乳房に転送されてきたのである。
これは、あまりにも残酷な誤算であり、生物学的な悲劇であった。
物理法則を無視した情報の圧縮。
大地を震わせるほどの質量を持つ爆乳の快感を、
あろうことか豆粒のような貧乳に押し込んだのだ。
面積比にして数十倍。
性感密度にして数十倍。
意味がわからないだろう?
簡単に言おう。
愛子先生の小さなおっぱいは今、「三人分の爆乳が同時に絶頂した快楽」を、
その狹い面積に集約して受け止めようとしているのだ。
「あぐっ♡♡ いやぁぁぁ♡♡ おっぱい♡♡ おっぱい変になるぅぅ♡♡」
愛子は床にのたうち回り、自分の胸を抑えようとした。
だが、その手はブラウスの上からではどうにもならない。
彼女の淡い薔薇色の乳首は、ブラウスの布地を突き破らんばかりに硬く屹立し、
そこから子宮へと直結する神経回路に、膨大な電流が走り続けている。
(だめっ! 揉まないでっ! 揉まれたらっ! 私のおっぱいじゃ耐えられないぃぃ♡♡)
勿論、村越はそんなこと知る由もない。
彼はただ、自分の手の中にある柔らかい感触に夢中になっているだけだ。
むにむにと肉を抓み、指の腹で乳首をコロコロと転がす。
その一挙手一投足が、遠く離れた愛子の貧乳を雷鳴のような絶頂へと叩き上げる。
「くひっ♡♡ ふおっ♡♡ んぼっ♡♡」
口の中のフェラチオと、胸への愛撫。
ダブルの侵食に、愛子の理性は晒し網にかけられた羊皮紙のように、ボロボロと引き裂かれていく。
周りでは、元凶である爆乳の持ち主たちが、同じように身悶えしていた。
「あはっ♡♡ また♡♡ 揉まれてますぅ♡♡ シアのおっぱい♡♡ ぱいお♡♡」
シアは自分のメロン級の乳房を両手で持ち上げ、揺らしながら悦に入っている。
その動作一つで、愛子のAカップには波が打つ。
「ふおおん♡♡ 妾の乳も♡♡ 熱いのじゃ♡♡ 搾られておりますぅぅ♡♡」
ティオはスイカ級の胸を床に押し付け、擦り付けるように悶える。
その摩擦が、愛子の乳首を焼き焦がす。
「んっ♡♡ ああっ♡♡ レミアも♡♡ おっぱい♡♡ 気持ちいいんですぅ♡♡」
レミアはミュウを抱きかかえながら、自分の豊満なバストを圧迫させている。
4歳の娘の頭が、母親の乳房に埋もれる。
その光景の背徳さと、共有される快楽が、愛子の脳髄を更に焼き切る。
(負ける♡♡ おっぱい負けるぅぅ♡♡ こんなのおっぱいじゃない♡♡ これは♡♡ これはぉぉ♡♡)
愛子のAカップは、もはや「乳房」としての機能を放棄しようとしていた。
ただの性感帯。
快楽を集約するための、脆弱な受信アンテナ。
そこに降り注ぐのは、爆乳たちの歓喜という名の豪雨だ。
耐えきれるはずがない。
ブラウスのボタンが、内側からの圧力で弾け飛んだ。
「ひゃあっ♡♡」
弾けたのはボタンだけではない。
愛子の中で、何かが決定的に弾け飛んだ。
ブラジャーのカップが空虚に浮く。
その小さな空間に、爆乳たちの快感が凝縮されて充填される。
めまいがする。
嘔吐感すら伴うほどの濃厚な快楽。
それが、子宮の奥から頭の天辺までを貫通する。
(あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ わたし♡♡ わたしの♡♡ おっぱい♡♡
おっぱいがっ♡♡ 小さくて♡♡ ごめんなさぃぃ♡♡)
謝る必要などないのに、彼女は謝った。
爆乳たちに対する劣等感。
そして、その劣等感すらも快楽に変換される倒錯。
「小さいからこそ、圧縮される」
「小さいからこそ、壊れやすい」
その事実が、見えない加害者の嗜虐心をこれでもかと煽り立てる。
村越の部屋で、彼の指が更に力を込めた。
乳首を根本からねじり上げるように。
「────っっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
愛子の口が、見えない精液を吐き出すように大きく開いた。
のけぞる首。
引きつる足先。
失禁。
いや、 フラクタル的な快楽の奔流に、括約筋など意味を為さない。
「あガガガ♡♡ ガビビビ♡♡ オッパイ♡♡ オッパイィィィ♡♡
ビクビクビク♡♡ ビクビクビク♡♡ アハハハハハハハ♡♡♡♡」
壊れた。
ちっぽけな聖域が、音を立てて崩れ落ちた。
愛子の目から光が消え、代わりに下卑た雄の精液のような白濁した欲望が湛えられていく。
「よかったですねぇ♡ 先生♡」
ユエが虚ろな目で微笑みながら、愛子の脱力した体を抱き起こした。
「これで先生も、あの方の『オナホール』です♡」
「おなほぉ♡♡ おなほぉぉ♡♡」
愛子は言葉を反芻する。
かつて「教師」だったその唇は、涎と見えない精液にまみれ、
ただ雄の肉棒を待つだけの「専用の肉壺」へと作り変えられていた。
(私♡♡ みんなの前で♡♡ お掃除フェラ♡♡ するのぉぉ♡♡)
その顔は、もはや悲劇のヒロインのものではなかった。
完全に「便所」としての機能に目覚めた、雌の顔だった。
それは「完全なる掌握」
畑山愛子という一人の大人が、一人の女性が、
童貞の妄想の中で生成された質量を持たない快楽によって、完全に塗り替えられた瞬間。
ああ、なんと安らかな絶望だろうか。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「おーい、なんか締まりが良くなってきたぞこれぇ?」
薄暗いアパートの一室で、村越早起は首を傾げていた。
腰を振る速度を上げる。
ズン! ズン! ズン! と、彼の醜悪な左反りの肉棒が、ピンク色のゼリー状オナホを突き上げる。
内部のひだが、生き物のように彼の形に吸い付き、締め上げる。
(へへっ、使い込むと具合が良くなるってマジだったんだな!)
彼は無知だった。
それが「使い込むことで相手を自分専用に作り変える」という魔道具の特性であることを。
そして今、その相手が遠く離れた場所で、
小さな体を震わせながら必死に彼の形を記憶しようとしていることなど、想像すらしていなかった。
[#AI]
「んんーっ、これすっげぇ……口の中も繋がってるし、お尻の方も……なんか窄まってきたし」
彼は右手でオナホール本体を扱きながら、左手で胸部パーツを鷲掴みにし、
さらに頭部パーツの「唇モード」へと切り替えた唇に、怒張した亀頭を擦り付けている。
「破滅のバイブ」が低周波の振動音を唸らせ尻部パーツのアナルホールにねじ込んだ。
「へへっ、三ヶ所同時とか俺もプレイ上手くなったんじゃね?
てか、相手誰だかわかんねーけど、細くて締まりいいなぁ……ま、俺の好きにさせてもらうけど」
童貞特有の無知と無遠慮。
彼にとってオナホはただのレスキュー不能な快楽装置でしかない。
だがその無自覚な暴走こそが、遠く離れた場所にいる者たちにとっては、
地獄の釜の蓋をこじ開ける柄の長さをした鉄杖となるのだから、
世の摂理とは往々にして残酷かつ滑稽である。
◆
南雲家のリビング。
そこは既に、理性的光量の届かない底なしの肉慄洞と化していた。
畑山愛子——かつては「愛ちゃん先生」と呼ばれたちっぽけな女性の体が、
見えない支配者の繰り出す三叉の矛によって串刺しにされていた。
「ぐぶっ♡♡ おおっ♡♡ んぶるるっ♡♡」
口から、子宮から、そして腸の奥底から。
三つの部位が同時に村越のペニスとバイブの形をなぞられ、暴力的なピストン運動を受けている。
だが、最も悲惨かつ妖美なのは、Aカップの胸部が今どんな阿修羅の如き動乱を演じているかであろう。
「あぎっ♡♡ あぎぃぃ♡♡ おっぱいっ♡♡ おっぱいがぁぁ♡♡ 焼けるっ♡♡ 燃えちゃうぅぅ♡♡」
村越が胸部パーツを弄れば、遠く離れた愛子の貧乳に直接その感触が届く。
それだけならまだしも、ここには「感応(リンク)の悲劇」が存在した。
リビングにはシア、ティオ、レミアという三柱の爆乳女神が座している。
彼女たちが村越の操作によって感じる「乳房の快感」が、
共有回路を通じて愛子のAカップへと溢れ出しているのだ。
物理法則で言えば、富士山の雪解け水を茶椀に注ぐようなものである。
いや、性感密度という観点で言えば、ナイアガラの滝をストローで吸うような蛮行だ。
三人分の肥大した快楽回路が、愛子の貧弱な神経網に圧縮転送される。
その情報量は、彼女のちっぽけな脳髄を沸騰させ、
電気ポットのヒーターが切れるほどの過負荷を生み出していた。
「だめっ♡♡ もうっ♡♡ 限界っ♡♡ Aカップじゃっ♡♡ 受け止められないぃぃ♡♡」
愛子は狂ったように自分の胸を掻きむしった。
ブラウスは既に弾け飛び、制度の低いブラジャーが小さな胸を拘束しているに過ぎない。
その中で、淡い薔薇色の乳首が、
まるで過電流に耐えるヒューズのように赤く熱を帯び、ビクビクと痙攣していた。
(いや! いやなの! 私の貧しいおっぱいが! こんな大人数分の快感! 無理! 絶対無理ぇぇ♡♡)
思考がショートする。論理回路が融解する。
教師としてのプライドも、大人としての理性も、
「Aカップであるという絶望的なコンプレックス」すらも、快楽という強酸に溶かされ、
ドロドロとした情報のスープへと還元されていく。
「くふぅ♡♡ はひっ♡♡ きもちい♡♡ キモチイイのぉぉ♡♡」
口を塞ぐ見えないペニスに舌を絡ませながら、愛子は白目を剥いた。
悲哀が歓喜へ反転した瞬間だ。
「耐えられない」という事実が、
そのまま「壊れるほど気持ちいい」という倒錯した結論に接続される。
Aカップという生物的な制約を放棄し、彼女は「メス」としての純度だけを高め始めた。
その時、村越の部屋で更なる惨劇のスイッチが入れられた。
「おっ、バイブのスイッチ入れたら、尻の方も動き出した! すげえ振動!」
破滅のバイブが起動したのだ。
◆
「ぎゃああああ♡♡♡♡♡」
愛子の喉から、見えないペニスを押し退けるほどの絶叫が迸った。
同時に、彼女の菊門──最も秘匿されるべき後口に、凶悪な振動と棘のらせんが食い込んだ。
直腸と膣の薄い隔壁が、バイブの振動と前のペニスの挟撃で揉みくちゃにされる。
「あなルぅぅ♡♡ お尗っ♡♡ 壊れるっ♡♡ 腸がっ♡♡ 内臓が混ざるぅぅ♡♡」
前後からの同時攻め。
そして爆乳たちの快感の逆流。
三重の苦悶が、愛子の小型の肉壺を極限まで圧縮し、そこに高密度の快楽エネルギーを閉じ込めた。
「ヒグッ♡♡ ウグッ♡♡ ヌプッ♡♡」
リビングの空気が、瞳孔のように収縮した。
一同が息を呑む中、愛子の小さな体が跳ね上がった。
いわゆる「潮吹き」などという生易しいものではない。
彼女の全身の穴という穴から、
これまで蓄積された理性と尊厳が、濁った液体として噴出したのだ。
「っっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
音のない絶頂。
時間が止まる。
愛子の口は見えないペニスを咥えたまま固化し、
目からは涙と共に魂の抜け殻がこぼれ落ち、
子宮は村越の左反りの形を金型として完璧に焼き付けていた。
その歓喜が、共有回路を通じて他の女たちへと伝播する。
「あっ♡♡ きましたぁ♡♡ 先生が♡♡ いっちゃったぁ♡♡」
シアが己の爆乳を抱きしめながら同調絶頂する。
「ふおおん♡♡ 妾もっ♡♡ あ方の形がっ♡♡ 子宮に刻まれるぅぅ♡♡」
ティオが尻肉を震わせて絶叫する。
「んっ♡♡ ああっ♡♡ レミアもっ♡♡ お腹の中にっ♡♡」
レミアがミュウを抱えながら鮮やかに果てる。
「ぱぱぁ♡♡ せんせぇ♡♡ きもちいいのぉ♡♡」
ミュウが無垢な声で同調する。
ユエはただ、虚ろな微笑みでその連鎖を見つめながら、
自身の膣内が村越の形に侵食されていく悦びに身を委ねていた。
五つのメスが同時に絶頂し、
その絶頂が「悪魔の回廊」の中で無限に反射増幅していく。
南雲家の空気は、もはや換気扇では処理しきれないほどの雌のフェロモンと、
女の尊厳を無視した深淵の芳香で満たされた。
◆
沈黙。
いや、呼吸音だけが曳かれている。
愛子は床に大の字に倒れ、口からよだれを垂れ流し、
スカートは捲れ上がり、薄い下着からはありとあらゆる体液が溢れていた。
だがその顔は──満ち足りていた。
「あ♡♡ あ♡♡ わたし♡♡ オナホール♡♡ なりましたぁ♡♡」
裂けた唇から、幼児退行した声が漏れる。
彼女のAカップの胸は、もはや自身の快楽を感じる器官ではない。
村越がいつでも遠隔で自由に捏ね回せる「胸部パーツ」に成り下がっていた。
子宮も、口も、腸も、すべてが遠くの童貞の所有物。
ちっぽけな聖域は完全に崩壊し、代わりに絶対服従の桃源郷が完成したのだ。
「よかったわね♡ 先生♡」
ユエが愛子の汗ばんだ髪を撫でる。
「これで先生も、みんなと一緒♡ あの方の精液を待つだけの『便器』♡」
「べんき♡♡ べんきになったのぉ♡♡ 先生っ♡♡ べんきですぅぅ♡♡」
愛子は身をよじって笑った。
卑しく、浅ましく、そして何より安堵した笑声で。
壊れた眼差しは、見えない支配者への純度百パーセントの信仰に満ちていた。
(あぁ♡♡ これで♡♡ 私はもう♡♡ 迷うことない♡♡ 教壇に立つ必要もない♡♡
ただ♡♡ あの方のオナホとして♡♡ 射精されるだけの♀♡♡)
物理的な接触などない。
顔も名前も知らない。
ただ「見えないペニス」の感触だけが、彼女の全存在の証明となる。
なんという現代的孤独。
なんという深淵の愛。
そして、この歪なハーレムの調和。
リビングに、新たな便器が誕生した。
その知らせは、まだハジメにも、学校の同僚にも、誰にも届かない。
ただ、遠くのアパートで、村越早起が満足げにペニスをシコシコと扱く音だけが、
夜の静寂に無邪気に響き渡っていたのである。
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