※この作品はR-18です。

ダークエロ短編集3   作:カード読み込み

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ハナバーナ
リクエストします。

①転生王女と天才令嬢の魔法革命

②ユフィリア・マゼンタ

③マゼンタ家に現状報告のため一時帰省しに来たユフィリア。彼女の実弟が久しぶりに話をしたいと言うが、婚約破棄の件で異性に疑惑を持ったユフィリアは冷たくあしらう。

その夜、自室で寝ているユフィリアを弟が襲い、犯し始める。ユフィリアは暴れて抵抗するが、弟が彼女を完全に押さえつけ、『ただ仲良くしたかった』と嘆きながら腰を振る。今になってユフィリアは弟を蔑ろにしていたと気付き、泣きながら謝罪するが直後に中に出される。



天才令嬢と公爵嫡男の近親相姦

 

 

 満月が雲間にかかり始めた頃合いだった。

 窓辺に佇むユフィリアの碧眼が、月光に濡れた大理石の回廊を映し出す。

 純白の夜会用ドレスの背筋が凛と伸びているのが見えても──

 彼女の肢体がナニカに怯えるように震えていることに

 気づいた者は誰一人いなかった。彼以外は。

 

「……姉上」

 

 呼び止める声に振り返ると、カインドが立っていた。

 銀糸のような前髪が揺れるたびに、奥底に潜んだ紅玉の瞳が妖しく閃く。

 黒い衣服が華奢な肩線を不釣り合いにくっきりと浮かばせていた。

 

「どうしたの、 カインド?」

 ユフィリアの微笑みは社交界仕込みだ。

 だが声音は氷点下の湖面のように硬く閉ざされている。

 婚約破棄以来ずっとそうであった。

 

 カインドの喉仏がかすかに上下した。

 幼い頃によく見せたあの不安げな仕草だ。

 

「お疲れでしょうが……少しだけお話ができればと思って」

 彼は姉の左手首を凝視していた。

 以前そこには家族の証しとして贈った銀鎖があったはずなのに。

 今は空虚な痕跡だけが刻まれている。

 

 ユフィリアは視線を逸らした。

 壁に飾られた肖像画──

 若き日の母ユニアベルが薔薇園で微笑む姿──を見るふりをする。

 

「ごめんなさい。今日は色々ありすぎて」

 まるで儀式のように淡々と告げる。

「明日にしましょう?」

 

 カインドの唇が微かに戦慄いた。

 その刹那、彼の香気が急に近づいてきた。

 雪混じりの風が吹き込んだかのように清冽な匂いだ。

 

「嘘ですよね」

 

 低い呟きが鼓膜を刺す。

 カインドの手が不意に伸びてきた。

 ユフィリアの左腕に触れた五本の指は驚くほど熱い。

 

「触れられたくないのですか?」

 

 問いかけより先に彼女は身を引いていた。

 

「離してください!」

 反射的な叫びだった。次の瞬間自分の声に驚愕する。

 こんなにも弱々しく震えたことがあったろうか? 

 

 カインドの顔色が変わった。

 失望という言葉では到底足りない暗澹たるものだ。

 

「やっぱり嫌われてしまったんですね」

 彼は苦笑した。

 笑っているのに涙の膜が潤んでいるのが見て取れる。

 

 

「僕があまりに未熟だから……

 姉上の心労を癒やすどころか負担ばかり増やしてきたから」

 声はどんどん掠れていく。

 

 ユフィリアは言葉を選べず沈黙した。

 その沈黙こそが残酷な答えだと知っていても止められなかった。

 

 カインドの肩が大きく震えた。

 長い睫毛が濡れているのが月明かりの中で鮮明になる。

 

「このまま終わらせたら駄目なんだ」

 突然早口になり始めた。

「あなたが去ってしまう前にどうしても伝えたいことがあります!」

 

 ユフィリアの眉が跳ね上がる。

 "去る"とはなんのことだ? 

 そんな彼女の戸惑いを読み取ったかのように、

 

「今夜なら時間を作れますか?」

 必死さが滲み出る提案だった。

 言い淀んだ末に絞り出した最後のひと言が致命的だった。

「二人っきりで話がしたいのです」

 

「私の方には、話すことなどありはしないわ……!」

 

 言い捨てて踵を返す姉を、見送る弟の瞳に宿った狂おしい熱情……

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 ──月影が縫い針のように垂れる夜更け。

 ユフィリア・マゼンタの私室は仄かな蝋燭の灯りと沈黙だけが支配していた。

 硝子張りの天蓋から射し込む月光が夜着の裾を撫で、

 雪白の敷布に散らした黄金の縁飾りがひときわ淡い暈を浮かべている。

 

 

 カインドの靴音は床板を削るように低く擦れていた。

 10代前半の肩幅はまだ少女のごとく頼りなく、

 外套の皺が翻るたび銀灰の髪が肩先で戦慄いた。

 扉の隙間から洩れる燭の火影が幼い頬骨を照らし、

 揺らめく紅の瞳が一点を凝視している。

 

 扉の閂が外れる金属音は夢幻の中の咳払いほど微かだった。

 闇を孕んだ寝所へとカインドは忍び入り、踏み出すたび敷布の波紋が拡がる。

 ユフィリアの寝息は深く、長い睫が枕元の薔薇油とともに震えている。

 

 夜着の襟刳りから覗く白磁の肌は、

 月下の薔薇に滴る朝露よりも清洌だった。

 鎖骨の稜線を辿るように胸房が静かに膨らみ落ちるたび、

 銀色の香料が幽かに香る。

 その甘やかな匂いがカインドの鼻腔を灼いた瞬間——

 

「姉上……」

 

 漏らした声は耳朶に爪を立てられたが如く響き、

 己の吐息さえ恐ろしくなり再び言葉を封じ込めた。

 華奢な右手が微かに動いたのは眠りの攪拌であって

 カインドの声に反応したものでは無い。

 少年は息を殺しながら膝を折り、片肘で上体を支えつつ俯瞰する。

 細身で華奢なボディライン——

 弓のようにしなる胴部から伸びる優美な脚線が月明かりに滲む。

 臍下の丘陵を覆う薄布一枚隔てたところに触れることは果たして許されるのか? 

 いや——今まさにそれを試そうとしている己の愚行に唇を噛む。

 

 だが歯の間から滲んだ血の味は既に遅すぎた。

 躰が勝手に動いたのだ。

 膝頭が敷布に埋もれ指先が肩甲骨の輪郭を探る。

 花弁を摘むように優しく項を掴む掌の汗が寝具へ沁み渡った。

 

 その刹那——

 

「カイン……ド?」

 

 微睡みから醒めた碧眸が焦点を結ぶ。

 紫紺の髪が扇型に広がり寝乱れた香袋の薫りが奔騰し、

 薄青い月光がその瞳孔を穿った。

 震えつつ開かれた唇は声にならず虚空を啄んだ。

 喉笛を差し出さんばかりの無防備さだった。

 

「なにをっ……!?」

 

 それは悲鳴ではない。

 哀願にも似た諭告だった。

 

「違うんです」

 カインドの声は砂嵐の中に埋もれた遺失物のようにかすれ切っていた。

「傷つけるつもりじゃ……ただ僕は……」

 

 両手で包んだ姉の手指は湯冷ましより冷たい。

「ずっと……こうして触れたかったんです!」

 

 絶叫と共に夜着の帯紐が千切れ飛んだ。

 月光に晒された乳房は白磁の陶器のように滑らかでありながら

 皮膚の下には確かな温もりを蓄えている。

 その起伏に触れるや否や全身が熱病に冒される錯覚に陥った。

 ユフィリアの瞳孔が極限まで収縮し抗議の叫びが迸る——

 

「止めて! お願いですから!」

 拒絶の咆哮と共に細い腕が蛇のごとく巻き付く。

 しかし少年の重心移動の方が疾かった。

 体重を乗せて仰向けに組み伏せれば脆弱な肢体は藻掻く魚同然だ。

 膝裏を割られる屈辱に眦から水晶のような涙滴が零れた。

 

「どうして……姉上まで」

 嗚咽に溺れかける言葉尻を拾い上げることができるのは彼だけだろう。

「みんな僕を置いていく。父上も……母上も……それにあなたまで……!」

 

 下腹部で蠢く違和感が脳髄を侵食する。

 密着した臀部越しにもわかる脈動。

 恐怖で強張ったユフィリアの頚椎が痙攣を始めた。

「助けて……だれか……」

 虚空に投げられた救済要請は寝室の隅々で砕け散り霧散する。

 カインドは双眸を歪めながら嗤い——その笑みは自嘲に塗れた。

「逃げないでください!」

 

 剥き出しとなった肌へ歯牙が突き刺さる寸前。

 最後の理性が命じるが如く噛みつかなかったものの

 犬歯が鎖骨の窪みに喰い込んで鈍痛を与え続ける。

 涙で滲む天井画——翼ある乙女が羽根を捥がれ堕ちていく様を

 見上げながらユフィリアは嗚咽するしか術がない。

 

「ヤメてっ! カインド……」

「だって……仲良くなりたかったんですよぉ!!」

 滂沱する号泣と荒淫が混濁する。

 

 

 

 引き裂かれた夜着の隙間から覗くユフィリアの肢体は、禁断の果実のようだった。

 

 月光に晒された白磁の肌は冷たい雪を思わせるのに、

 乳房の頂に咲いた薄桃色の蕾が熱を放ちながら震えている。

 カインドの指がその起伏を撫で下ろした刹那、

 ユフィリアの喉奥から堪えきれずに呻きが漏れた。

 

「……ぁうっ」

 

 拒絶の意志は確かにあった。

 けれど四肢に纏わりつく快楽が鞭となって理性を叩き潰す。

 股間で押し付けられているカインドの昂ぶりは

 幼い見た目にそぐわぬ猛々しさで脈打ち、その存在感だけで子宮の奥が疼く。

 

「やめてぇ……カイン……ド……お願いっ……!」

 

 溢れる涙が枕を濡らす。

 汗で貼り付いたシーツの感触が屈辱を倍加させる。

 弟とはいえ異性に弄ばれている現実が、

 淑女教育で培った矜持をズタズタに引き裂いていく。

 

 一方カインドは歯を食いしばりながら姉を見下ろしていた。

 銀灰の髪が額に貼りつき、潤んだ紅眼には倒錯した劣情の炎が燃え盛っている。

 

「どうしてこんなにも綺麗なんです……」

 苦悶に歪んだ声が滴る。

「触りたくなるくらい魅惑的で……」

 

 ユフィリアは目を瞑り首を横に振った。

 瞼の裏側で過去の記憶が走馬灯のように駆け巡る。

 幼い日、庭園の芝生で共に遊んだ無邪気な弟の笑顔。

 それが今、欲望の塊と化して自分を貪っている。

 

「……昔みたいに……仲良くしたかっただけなのに……」

 

 掠れた詫び言が降ってくる。

 同時に乳房に指が食い込み、新たな痛みが電流となり背筋を貫く。

 必死に足をばたつかせるものの、

 圧倒的な力の差に阻まれ徒労に終わった。

 

「なんで僕から離れていくんですか!」

 

 よく見知っているはずの弟がオスに変わる恐怖。

 押さえつけられ、メスなのだとわからされる恥辱。

 処女雪の如き肌が真っ赤に腫れ上がるほどに執拗に揉み込まれ、

 痛みと絶望に勃ち上がり始めた乳頭に喰らいつき

 歯を立てる暴挙さえ受け入れざるを得ない。

 

「─────────っ痛いっ! ヤメてぇ……」

 

 泣きじゃくる姉の悲痛な美貌が欲情を掻き立て、

 指に力が籠もって乳肉を握り潰す。

 その度にユフィリアは弓のように反り返る。

 

「あなたが悪いんですよ!?」

 

 荒々しい宣告とともに

 腿の付け根に押し当てられていた陰茎が一気に前後運動を開始した。

 衣服越しでも硬度と質量は明らかで、

 股間に走る衝撃にユフィリアは思わず仰け反る。

 

「っあ……は……ッ!!」

 

 媚薬でも吸わされたかのような熱が全身に広がっていく。

 脳髄に火花が散る。呼吸さえ困難で酸素を求めて喘ぐしかない。

 カインドの息遣いは獣じみていて興奮と悲哀が入り混じっている。

 

「ずっと寂しかったんです……!」

 

 絶叫が雷鳴のように轟く。

 指を蜜壺口へと突き入れられてユフィリアは絶叫を飲み込むしかなかった。

 爪が肉襞を掻き分け内部を掻き回す異物感に胃液が迫り上がる。

 

「ぅぐッ! ぃ……ゃあ……」

 

 涎が顎を伝い首筋へ流れ落ちる。

 意識が霞みかかるなかでも鮮明なのは膣壁越しに感じる弟の肉塊の形状。

 熱くて固くて太すぎるモノが入口付近で行き来する動き一つひとつが

 理性を粉微塵にしてゆく。

 

「こんなの嫌なのに……感じちゃってるなんて……」

 

 自分が自分じゃない感覚におびえるうちに

 カインドの舌先が耳介の軟骨に這いずり回る粘っこい音色が響く。

 ゾクリとする悪寒が脊柱を通じて下半身へと雪崩れ込んだ途端

 これまで耐え続けていた尿意にも似た緊迫感が爆ぜた。

 

 プシュッと潮が飛び散った瞬間──―

 カインドが恍惚の笑みを浮かべて囁いた。

 

「可愛い……本当に可愛いですね姉様……もっと鳴いていいですよ?」

 

 涙腺が決壊し滂沱の涙が溢れ出る。

 唇から溢れた唾液と涙と鼻水に塗れた醜態を晒しながら

 ユフィリアは泣き叫ぶしかできない。

 

「お願いだからこれ以上しないでぇ!」

 

 無垢なる哀願も逆効果。

 更なる暴虐に晒された美乳が無惨に歪み、

 紅潮した乳房の谷間へ唾液まみれの舌が捩じ込まれる。

 舐められ吸われ蹂躙され続けついに達した頂点で絶頂を迎える刹那──

 

「大好きだった姉上が……他の男のものになるなんて耐えられない!」

 

 怒りと嫉妬と劣情が溶け合う慟哭が放たれる。

 勢い余って腰を浮かせた拍子に亀頭冠が入り口に引っ掛かる感触があった。

 その位置から先には進めまいと祈る想いで首を振るも虚しく

 滾る肉槍が深々と貫いたのは僅か0.数秒後。

 

「────!???!!?!?!」

 

 世界が白く染まり思考回路が焼き切れる。

 絶叫は咽喉奥で木霊して消え失せた。

 肉壺内部でのピストン運動が始まれば始まるほど

 灼熱の杭によって押し広げられる疼痛すら悦楽へと転換されていく。

 

「や……ぁ……あ……っ」

 

 嗚咽は最早意味を持たない嗚咽に成り果てた。

 結合部からは溢れ出る液体と肉擦れる音色だけが響いている。

 ユフィリアは宙吊り状態で揺さぶられるまま身体を預けるほかなく

 視界の端には銀髪と銀髪が絡み合う淫靡な景色のみが映し出されていた。

 

「ごめんなさい! ごめんなさいっ!」

 

 唐突な謝罪。

 涙の雨粒が頬を打つ感触にハッとする。

 眼前には狂恋に耽りつつもどこか悲しげな面持ちの少年が居て

 その掌には幾筋もの赤い筋が刻まれていた──噛み締めた口角から溢れた鮮血。

 

「僕は最低だ……それでも……愛してるんです!」

 

 断崖絶壁まで追い詰められた魂の慟哭。

 姉の処女を奪う最悪の近親相姦が齎す背徳の快楽。

 儚げで楚々とした令嬢が引き攣った表情で叫ぶ哀れな姿に 

 興奮せずにはいられない。

 

「ああんっ!! だめぇっ!! そこぉおおおお!!」

 

 初めての膣穴を抉られながら昇り詰める未曾有の性感。

 本能に訴える危険信号を無視して

 快感へ没入していく我が身を恨めしく思う傍らで

 膣内射精を目論む牡の剛直が律動を速めていく──―! 

 

「……出すよッ!! 受け止めて!!」

 

 宣告と同時に胎内で膨れ上がったペニスが爆ぜた。

 

 ビュルビュルビュルッ!! 

 

 猛烈な勢いで注ぎ込まれる生命汁が子宮を押し広げ溢れ出る。

 

 

 

 

 

 灼熱の奔流が膣襞を焦がし子宮へ押し寄せる。

 ユフィリアの全身が弓形にしなり絶叫は声にならない絶望へと転じた。

 胎内でどぷっと弾ける生命の液体が膜を突破し卵巣へ雪崩れ込む瞬間──

 彼女は自分の処女性が永遠に失われたことを悟った。

 

「ひィ……ぁ……っ」

 

 蜜口からは逆流した精液が月光に照らされ銀色に輝きながら泡立つ。

 白濁液が秘裂を伝い尻肉を濡らす不潔な感触に鳥肌が立った。

 カインドの背筋が弓のようにしなり唸り声を漏らす。

 その顔は恍惚と悲壮が絡み合った地獄の業火に焼かれた者のようだった。

 

「ごめんなさ……ごめんなさい……」

 

 震える声が啜り泣きに変わる。

 しかし体内に放出された雄汁は留まることなく

 子宮壁に吸いつき粘膜を犯し尽くす。

 ドロリとした塊が奥深くへ流れ込む毎にユフィリアは全身で痙攣した。

 

「あ゛……っあァ゛……ッ!!」

 

 胎内でまだ膨張している男根が微かな蠕動を繰り返す。

 射精後の敏感なカリが膣肉の凹凸を丹念に探る刺激に

 ユフィリアは歯を食いしばるしか術がない。

 

「なぜ……こんな……酷いことを……」

 

 嗚咽と共に搾り出した非難は力なく虚空へ消えた。

 月光が室内の埃を浮かび上がらせる幻想的な情景とは裏腹に

 ベッドフレームは軋みを立て

 結合部から湧き出る粘稠音が淫猥な旋律を奏でる。

 

「全部ボクのせいだよね? わかってた……だけど!」

 

 カインドは堰を切ったように泣き崩れる。

 銀灰の髪から汗と涙の混合液が滴りユフィリアの首筋へ落下した。

 それは奇妙な甘さを伴い皮膚へ浸透するようで──

 

「でも好きだったんだよ! ずっと……昔から……!!」

 

 突如激しく腰を打ち付ける動作。

 一度弛緩したはずの陰茎が再度硬化し膣奥を打ち据える衝撃に

 ユフィリアは目眩を起こした。

 結合部分から溢れ出た混合液が白い敷布を汚し続ける。

 

「やめてぇ! もうヤメてェー!!」

 

 両手を拘束されたまま首を左右に激しく振る。

 金髪が乱れ頬を叩く感覚が唯一の現実との繋がりに思えた。

 しかしカインドの指はユフィリアの細い指を一本ずつ握り締め

 恋人繋ぎのごとく互いの手のひらを合わせてくる。

 

「痛いけど……気持ちイイでしょ? だって姉様のここ──」

 

 爪先が結合部位を探る厭らしい仕草。

 充血して膨らんだ花芯を親指で潰されユフィリアは跳ね上がる。

 その反応を確認するとカインドは嘲笑混じりに囁いた。

 

「濡れてるじゃないか。嫌と言いながらカラダは喜んでる」

 

 否定しようと開いた唇から涎が溢れる。

 顎を伝い首筋まで流れ落ちる透明な糸が月光で輝いた。

 カインドはその輝く液体に吸いつき喉を鳴らす。

 異常な執着にユフィリアは戦慄を覚えた。

 

「……全てが欲しいんだ」

 

 独占欲と依存心が溶け合った呪詛が耳朶に絡みつく。

 腰を引かれ抜けそうになった瞬間また勢いよく押し込まれる摩擦で

 子宮口が抉られる激痛が脳天へ駆け上がる。

 

「あァッ! イジワルしないでッ!!!」

 

 快楽と苦痛が拮抗する領域での矛盾した懇願。

 カインドは姉の乳房を鷲掴み乳頭に歯を立てる虐待行為を行ないつつ

 猛然と律動を加速させていった。

 

 

 

 その夜半すぎ、静謐に包まれたマゼンタ公爵邸の一角。

 薄紙一重の闇を切り裂くように滲む燭台の灯が、

 二人の影を奇怪な形に伸ばしていた。

 

 ──ユフィリアの私室。

 純白の寝台は処女雪の褥のごとく整然としていたが、今は見る影もなく乱れていた。

 金襴の掛布は皺だらけに丸まり床に打ち捨てられ、

 夜衣の帯が絡まりついたまま投げ出されている。

 

 その中心で双つの肢体が絡み合う。

 ユフィリアの雪白の肌は珠のように汗を光らせ、

 カインドの銀髪が獣毛のごとく額に張り付いていた。

 

 カインドの口元が歪に吊り上がる。

 恋焦がれ、手に入ることはないと諦めていた高嶺の花──姉の身体。

 それが今、この瞬間、己の手中に堕ちたのだ。

 

「ずっと……こうして触れたかったんです!」

 吐息混じりの告白が闇を震わせる。

 腰を大きく突き出し膣奥を抉る衝撃に、ユフィリアは白い喉を仰け反らせた。

 

「あ゛……っあァ゛……ッ!!」

 

 姉の悲鳴は天上の調べにも聞こえる。

 その声ひとつひとつが背筋を粟立たせ、嗜虐の炎を煽る。

 幼い頃から憧れ続けた白磁の乳房が

 眼下で揉み捏ねられる様は芸術作品のようだ。

 カインドの指が桜貝のような乳首を捻り上げると、

 蜜壺が卑猥な音を立てて収縮するのがわかる。

 

「やめてっ! お願い! やめ……てぇぇっ!!」

 

 哀願の言葉が途中で引き攣る。

 姉の細い腰を鷲掴みにし、

 怒張した肉杭で最深部を抉るピストンが激しさを増すにつれて

 ユフィリアの抵抗は徐々に萎えていく。

 

 月光に浮かぶ裸体が汗と涙で輝いている。

 長い睫毛が涙の珠を孕みながら瞬くさまも、

 引き結ぼうとする唇が喘ぎに負けて半開きになる姿も、すべてが美しい。

 

(これが……僕だけのもの)

 

 幼き日に垣間見た憧憬が、醜悪な独占欲へと変貌した瞬間だった。

 かつて父から賜った宝剣を宝箱にしまい込んだように──

 今宵は姉という至上の宝石を所有の印で汚していく愉悦に耽る。

 

「昔みたいに……仲良くしたかっただけなのに……」

 泣き濡れたカインドの呟きが虚空へ溶けた。

 次の瞬間、獰猛な獣性が彼を支配した。

 

「───っ!!」

 

 ユフィリアの細い首筋に歯を立てる。

 血の味が口腔を満たす。

 その苦味さえ至福と感じてしまう。

 姉の絶叫は耳を劈くどころか酩酊感を誘い、

 肉槍の律動は一段と荒々しくなった。

 

「だめぇええッ!! 動かないでっ!!」

 懇願する声音が蕩け始めているのを感じる。

 膣壁が悦びの蠢きを見せ始めているのもわかる。

 

「気持ちいいんでしょ? 嘘つきだな……」

 嘲りの言葉は自分自身への苛立ちか。

 ユフィリアは両手で顔を覆い隠そうとするが、

 その華奢な手首を掴み頭上で固定してしまう。

 

「隠さないでください! 全部見せてよ!」

 

 姉の痴態を網膜に焼き付けようと身を乗り出す。

 月光が結合部を照らし出し、

 カインドの陰茎が出入りするたびに蜜と白濁が絡み合う光景が浮かび上がる。

 その淫靡な光景は宗教画にも劣らない崇高さを持っていた。

 

「あなたが悪いんですよ!? ずっと僕を置いて遠くに行ってしまったから!」

 激情に任せた抽送が子宮口を押し広げる。

 ユフィリアの瞳孔が開き切り焦点を失いかける。

 嗚咽はすでに啼泣となり果てていた。

 

「ああっ! あああ……っ!! ダメぇぇッ!!」

 嬌声と悲鳴の境界線は曖昧だ。

 その境界線すら愉しまんとするようにカインドは角度を変えながら肉襞を穿つ。

 

(どんな宝石よりも眩しい)

 この女神のような肢体を自由にできる男など

 地上に幾人もいまい──いや一人もいないはずだ。

 そう思うだけで誇らしさが血管を駆け巡る。

 カインドは指をユフィリアの花芽へと伸ばし、

 固く膨らんだそれを二指で挟み込んだ。

 

「ひぃぃっ!! それイヤぁぁぁっ!!」

 絶叫とともに背筋が弓形にしなる。

 膣内の締め付けが一層強まり射精を促す甘美な拷問となった。

 

 

 

 ユフィリアの白い喉元に食い込むカインドの指が、

 彼女の人形めいた儚さをより一層際立たせた。

 

「ふぅ……うッ! ああッ……!」

 

 息を詰まらせながら逃げようとするユフィリア。

 その腰を押さえつけながら、カインドは怒張を深々と沈めた。

 姉の隘路が、弟の肉竿を受け入れる異常な事態──

 禁忌の蜜が月光に濡れる結合部は

 禁断の儀式のように荘厳で妖しい。

 

「ねぇ……姉上……気持ちいい?」

 

 銀髪の少年の問いかけは甘えた調子だが、

 腰使いは猛禽類の狩猟のように容赦がない。

 抜き差しの度にユフィリアの秘唇が開閉し

 紅色の肉壁が露出する淫猥な光景にカインドの目が爛々と輝く。

 

「ダメぇ……! こんなこと……おかしいわ……ッ!」

 

 涙声で訴えるユフィリアの細い腕が空を切る。

 その手首を掴んで押さえ込むと、カインドは姉の耳朶に唇を寄せ囁いた。

 

「でもココは悦んでいるじゃないですか」

 

 吐息が耳朶を撫でる感触にユフィリアが身悶える。

 その瞬間──

 

 ニュルリ……

 

 肉塊全体を覆うように蠢いた膣襞の微細な蠕動。

 まるで独立した生命体のように蠢き出す媚肉が

 カインドのペニスを舐めしゃぶるように吸い付いてきたのだ。

 

「あ……?」

 

 思わずカインドの口から呆けた声が漏れる。

 先程までの抵抗とは真逆の積極性に戸惑う暇もなく、

 

 ギュゥッ……ヂュプンッ! 

 

 無数の細かい触手めいた襞が波紋を描きながら陰茎を包み込む。

 先端近くまで引き戻された竿に絡みつくような吸着力と

 カリ首を絞り上げる肉環の圧迫感。

 

「く……ッ! な……にコレ……?」

 

 驚愕と快感が少年を支配する。

 これまで味わったことのない未知の快楽だった。

 膣腔の最深部から蠕動が始まり、それが表面へと波及していく。

 まるで精を搾取する器官としての役割を思い出したかのように

 ユフィリアの胎内全体が活き活きと機能し始めた。

 

「や……やだっ! そんなにしたらぁ……!」

 

 羞恥と混乱に涙目のユフィリアが首を振り拒絶する。

 しかし言葉とは裏腹に肉筒は熱く濡れそぼり、

 奥へ引き込むような吸引運動を繰り返している。

 

 ニュルッ……ジュブブッ……ヌチュッ……

 

 粘稠音が激しさを増し部屋全体に響き渡る。

 カインドの腰が自然と前後運動を始めていた。

 最初は恐る恐るだった腰使いが次第に大胆になり、

 姉の弱点を狙い定めて穿つ抽送へと変わっていく。

 

「すごい……姉上のナカ……熱くて……蠢いてる……っ」

 

 歓喜の声が喘ぎに変わり、カインドはユフィリアの腰を抱え込んだ。

 結合角度が変わり浅瀬まで引き抜かれた肉棒が突然膣奥を貫くと、

 

「ひっ! ああんっ! そこはぁッ!!」

 

 甲高い嬌声と共に背筋が弓なりに反った。

 子宮口近くにある敏感なスポットへの一撃。

 そこに集中攻撃を加えるよう調整すると

 ユフィリアの抵抗は弱まり代わりに腰が淫らに揺れ始める。

 

「いいでしょう……? ここが好きなんだ……姉上ったら……」

 

 嗜虐的な笑みを浮かべながらカインドは指摘する。

 その言葉通り膣壁の特定箇所への摩擦時に

 キュウゥ……と強烈な締め付けが起こるようになった。

 肉槍を締め上げる括約筋の硬直と同時に

 

 ヌチャァアッ……メリメリッ……

 

 膣内の襞一枚一枚が意思を持つかのように

 竿全体に絡みつき螺旋状に巻き付く。

 まるで生殖器全体でカインドを受け止め感謝するかのような蠢動。

 

「ダメ……こんな……わたしが……」

 

 自己喪失の恐怖に震えるユフィリア。

 清楚な令嬢という鎧が剥がれ落ちていく感覚に戦慄する。

 

(おかしいの……カラダが勝手に……)

 

 脳内で否定しようとしても下肢は既に屈服していた。

 侵入者の形に沿って柔軟に変形し適応する雌の身体構造が

 理性とは異なる独自の生存戦略を展開しているのだ。

 

「ああ……姉上のカラダ……すごく甘い匂いがしてきた」

 

 カインドは項垂れるユフィリアの胸元へ顔を埋めた。

 豊かで柔らかい乳房から昇る汗の芳香と甘ったるい肌の香気が

 彼の嗅覚を麻痺させる。

 

「ずっと……欲しかった……」

 

 少年の鼻先が白い隆起を押し上げ谷間を探索する。

 湿り気を帯びた肌に唇を触れさせると

 塩辛さと甘さが混じった独特の味覚が脳髄を揺さぶった。

 

(美味しい……姉上の味……)

 

 味覚という原始的感覚による陶酔が少年を狂わせる。

 舌先で乳暈をなぞりあげ乳嘴を口に含むとユフィリアが小さく呻いた。

 

「いやぁ……そこ……吸っちゃ……っ!」

 

 抵抗する腕を封じ込めて一心不乱に吸い上げる。

 左胸は右手で揉みしだき乳輪を擦り上げる。

 両方の乳房を同時刺激されることでユフィリアの腰が浮き上がり

 さらなる結合を求めているかのごとく反り返った。

 

 ジュポッ! グプッ! パンパンッ! 

 

 荒い呼吸と共に打ち付けられる肉同士の衝突音。

 それに伴いユフィリアの秘口から溢れる蜜量が増え

 シーツには大きな染みが広がっていた。

 

「もう……許して……カインド……」

 

 哀願の言葉は弱々しいが

 同時に秘所はカインドの侵入者を迎え入れ

 更なる深淵へ導こうとする貪婪さを見せる。

 まるで主人に忠誠を誓う奴隷のような従順な膣内環境だ。

 

「ダメです……まだ全然足りません」

 

 腰を引けば肉襞が追い縋り竿の表皮を舐める。

 挿入すれば歓喜の収縮が迎える。

 極上の肉洞に囚われたカインドの自制心は限界に近づいていた。

 

「ああ……姉上……愛してる……僕だけのものに……」

 

 呟きながら腰の動きを加速させる。

 結合部からは飛沫のような粘液が迸り

 二人の大腿部を濡らして糸を引いていく。

 

「やめてぇ……! もう……イッちゃう……!」

 

 絶望的な告白が快楽の予兆を示す。

 その瞬間──

 

 ギュウウゥウッ!! 

 

 今まで以上に強烈な膣圧がかかり

 膣肉全体がカインドの肉棒に食い付くように密着した。

 引き摺り込む螺旋運動と収斂運動が同時進行する。

 

(堪らない……気持ち良すぎて……!)

 

 脳裏で警鐘が鳴り響く。

 睾丸が急速に上昇し大量の精液が輸精管を通過し始めた。

 

「くっ……姉上……中に……出してしまいます……!」

 

 最後の一突きで子宮口を直撃した瞬間

 カインドは理性を手放した。

 

 ビュクン! ドクンドクン!! 

 

「あ゛……ひぃっ!!」

 

 熱い奔流が胎内で炸裂する。

 白濁液が子宮壁を叩きつけユフィリアの全身が激しく痙攣した。

 

 ビューッ! ドクンッ! ドピュピュッ! 

 

 連続して放出される若い精子たち。

 その勢いに合わせて膣道が脈動し最後の一滴まで吸い上げていく。

 少年の腰が打ち震え恍惚の中で精液を噴き上げるたび

 

 キュ……キュ……クプッ……

 

 膣内の襞が歓喜の声を上げるかのように収縮し

 愛液と混ざりあった粘液が結合部から溢れ出した。

 

「出て……る……カインドの……赤ちゃん出来ちゃう……っ」

 

 怯えたような言葉とは逆にユフィリアの子宮は貪欲だ。

 新鮮な種子を取り込み栄養にするため

 収縮と伸展を繰り返して子宮内に精を溜め込んでいく。

 

(最高……こんなにたくさん出たのに……まだ欲しがっている)

 

 余韻に浸りながらカインドはユフィリアの腹部を優しく撫でた。

 そこでは受精の準備を待つ卵子があるはずだ。

 想像するだけで再度欲望が湧き上がってくる。

 

「まだシタいです……良いですよね、姉上?」

 

 甘い毒のような提案を囁きかける。

 その言葉にユフィリアは何も答えられずにただ首を振るばかりだった。

 

 窓外では月が雲に隠れ始めている。

 薄暗くなった寝室に残るのは

 濃厚な情事の痕跡と二人の鼓動の音だけであった─────────

 

 清楚で気高い美貌が涙で融け崩れゆく。

 金糸のごとき睫毛から零れ落ちる涙の玉が

 カーテン越しの月光を受け宝石のように煌めいた。

 

「やめて……カインド……離してっ!」

 

 四肢をばたつかせ必死の抵抗を試みるユフィリア。

 しかし幼い頃から守られてきた姉は戦闘訓練もしていない。

 弟の馬乗りになった体躯から逃れることはできなかった。

 

「どうして逃げるんですか? 僕達は兄弟だよ?」

 

 その言葉こそ最大の凌辱だった。

 血の繋がりがある限り許されない行為だとわかっていて尚、

 カインドは微笑みながら姉の胸元に手を這わせる。

 

「やっ! だめっ! 触らないで!」

 

 震える声は脆いグラスのように今にも砕けそうだ。

 柔らかな双丘が揺れ、

 月下に浮かぶ雪原のような白磁の肌。

 淡桃色に色付いた蕾が震える様はあまりにも扇情的だった。

 

「綺麗だ……こんなに綺麗なのに僕のこと無視するのは酷いじゃないですか」

 

 怨嗟と恋慕が入り混じった声で呟くとカインドは舌先で乳嘴を捉えた。

 ピチャ……レロォ……チロリ……

 

 唾液を塗り付けながら乳輪を辿る技巧的な愛撫に

 ユフィリアの背筋が弓なりに反ってしまう。

 

「ひゃうんっ! そこ弄らないでぇ!」

 

 甘酸っぱい悲鳴が夜気に溶けていく。

 同時に股間をまさぐるカインドの指が

 ショーツ越しに秘裂を探り当てた。

 

「濡れてる……姉上、本当は嬉しいんですね?」

 

 意地悪く囁かれてユフィリアは首を横に振る。

 だが布地の上からでも分かる淫らな湿度が

 彼女の欺瞞を裏切っていた。

 

 クチュ……クチュリッ……

 

 クロッチ部分から染み出す透明な液体を指に絡ませながら

 カインドはショーツを膝までずらす。

 月光の下で露わになる少女の秘園──

 柔らかな恥毛に彩られた無防備な性器が

 息づくようにヒクついている。

 

「やめて……そんなところ……見ないで……」

 

 涙混じりの懇願虚しく

 カインドは中指をゆっくりと入口に押し当てた。

 既に充分潤った肉径は侵入者を容易く飲み込み

 

 ズプッ……

 

 第一関節まで易々と咥え込んだ。

 

「きゃうっ! 入ってきてる……!?」

 

 驚愕に目を見開くユフィリア。

 その反応を見て楽しむように

 カインドは更に深く挿入してくる。

 

 ニュチュウ……グプッグプッ……

 

 指の根本まで潜り込んだところで

 内部を探るような指遣いが始まった。

 

「ここがGスポット……あとココはポルチオっていうんだっけ?」

 

 書物で得た知識を披露しながら敏感ポイントを刺激する。

 亀裂に沿って上下する指先が粘液を掻き混ぜ

 淫靡な泡を生み出していく。

 

「あッ! あうんっ!! や……やぁっ!!」

 

 経験したことのない快美感に翻弄されるユフィリア。

 抵抗の力は急速に失われ

 腰だけが反射的に逃げ場を探すように揺れ動く。

 

(なんで……こんなに感じちゃうの……)

 

 恥ずかしさと恐ろしさが入り混じる感情。

 一方で身体の中心を支配する疼きが

 理性と倫理を侵食し始めていた。

 

「また、挿れますね」

 

 宣言と同時に指が抜去されると

 ヒクついた膣口が物欲しそうに収縮するのが見えた。

 カインドは昂った自身を握り

 鈴口をその熟れた花弁にあてがう。

 

 ヌラリ……

 

 亀頭全体に纏わりつくのは

 先刻まで飲ませた姉の愛液。

 粘度の高い分泌物が潤滑油となり

 挿入の邪魔にならないことを確認する。

 

「待って! 本当にだめなのっ! お願いだから止まってぇ!!」

 

 涙腺を崩壊させながら叫ぶユフィリア。

 しかし弟の理性はとうに蒸発していた。

 

 グポッ!! ミリッ……メリメリッ!! 

 

「ぃ……いっ……たいっ!!!」

 

 未成熟な膣穴が限界まで拡張され

 男根が無慈悲に捩じ込まれていく。

 

「姉上……ボクを受け入れてくれるんだね」

 

 興奮気味に囁くカインド。

 征服感に酔いしれる表情は病的なまでに清々しい。

 

 ニュルッ……ミチッ……ブチュンッ……

 

 ゆっくりと埋没していく肉杭。

 ユフィリアの膣肉が健気に押し戻そうと抵抗するが

 少年の剛直は止まることを知らない。

 

「うぅっ……お腹……いっぱいになって……苦しいぃ……」

 

 切迫した呻きと共に腰を捩るユフィリア。

 痛みを紛らわせようと枕の端を掴む指が白くなる。

 

 ズンッ! ドチュッ!! 

 

 最後の一押しで子宮口を直撃され

 肺腑から空気が搾り出された。

 

「あ゛……があぁっ!!」

 

 声にならない絶叫と共に全身を弓なりに緊張させる。

 

「動きますね」

 

 残酷な宣告と共に抽送が始まろうとしている。

 苦悶に歪んだユフィリアの顔。

 しかしその奥底には未知の快楽への期待が見え隠れしていた───

 

 カインドは姉の腰を強く引き寄せる。

 結合部から逃走不可能な烙印が

 粘っこい体液を介して押されているようだった。

 

「姉上……一緒に堕ちましょう?」

 

 狂信的な睦言とともに

 腰を回旋するように捻じ込みながら律動開始。

 

 ヂュプ……グッチュ……ズチュッ……

 

 水っぽい粘着音が寝室の静寂を切り裂く。

 ユフィリアは枕を噛んで絶叫を抑制しようとしたが

 

「んん~~っ!! むぐぅ!?」

 

 くぐもった悲鳴すら洩れ出てしまう。

 

 ピストン運動に合わせてユフィリアの乳房が弾む。

 ピンク色の突起が月明かりに踊る様子は

 祭典における供物の儀式を思わせた。

 

「あぁ……なんて綺麗なんだろう……」

 

 うっとりとした呟き。

 カインドの視線は一点に注がれている。

 結合部の僅かな隙間から零れ落ちる混合液。

 白濁と愛汁が混ざり合い

 泡立ちながら敷布を濡らしていく。

 

「やだぁ……こんな恥ずかしい格好……見ないでよぉ……」

 

 羞恥に顔を覆おうとするユフィリアだが

 手枷のように上から押さえ込まれる。

 

「僕だけに見せる特別な姿ですよ」

 

 そう言うとカインドは腰を少し引き抜き

 雁首で膣壁を擦るように往復運動を始めた。

 

「ひぅっ!? そこだめッ!! 何か来るっ!!」

 

 未知の刺激に背筋をゾクリと走るものを感じるユフィリア。

 快楽の頂点が迫っている証拠だ。

 

 ヂュブッ! ヌチョッ! パンパンッ! 

 

 早まる抽送速度。

 それに比例してユフィリアの呼吸も激しくなっていく。

 

(あぁ……ダメなのに……カラダが……)

 

 心では忌避するが肉体は完全に屈服していた。

 カインドの腰骨と臀部がぶつかる度に

 快感の火花が爆ぜ、思考回路を焼却していく。

 

「あっ……あぁぁっ!! ダメェ!! イクッ!!」

 

 突如訪れる閃光のような絶頂感。

 ユフィリアの背が弓なりに反り

 爪先が宙を蹴るように跳ねた。

 

 ビクッ! ガクガクッ!! 

 

 痙攣と共に膣内が急激な収縮を見せた刹那──

 

 ドクンッ!! 

 

 待ち侘びたようにカインドも果てを迎える。

 

 ビュ──ーッ!! ゴポゴポッ!!! 

 

 夥しい量のスペルマがユフィリアの最深部へ解き放たれた。

 その衝撃で再び軽い絶頂に達したユフィリアは

 

「いやぁあっ! 熱いのが……入ってるぅ!!」

 

 自らが孕む可能性を意識しながら泣きじゃくる。

 

 ドクン……ドクン……

 

 何度目かわからない射精が続き

 カインドの睾丸が痛いほど収縮する。

 

(全部……受け止めてくれている……)

 

 姉の肉壺が精液を嚥下する音を想像し

 背徳的な充足感を得る。

 

「姉上……ありがとう……最高だったよ……」

 

 囁きながら唇を奪うキス。

 唾液を交換する濃厚な口吻の間に

 

「もう……こんなの嫌……」

 

 弱々しい抗議があった。

 

 だがカインドにとってそれは敗北宣言に等しい。

 獲物が陥落したことを確信した肉食獣さながらに

 次の餌食となるべく腰を再始動させる。

 

「まだまだこれからですよ? 姉上がちゃんと妊娠するまでね♪」

 

 笑顔の中に潜む狂気。

 そして新たに生み出される凌辱劇へと

 ユフィリアは為す術もなく連れ込まれていった──

 

 

更新希望の原作

  • 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
  • 最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い
  • 片田舎のおっさん、剣聖になる
  • リアデイルの大地にて
  • 俺は星間国家の悪徳領主!
  • リビティウム皇国のブタクサ姫
  • 転生王女と天才令嬢の魔法革命
  • ロクでなし魔術講師と禁忌教典
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