ダークエロ短編集3 作:カード読み込み
グラッカン帝国皇城。
銀河の深淵に君臨する白亜の巨城は、その威容と同等の防衛網によって守護されている。
生体認証から始まり電脳迷宮による無限廊下。
至る所に配置された自律型殺戮兵器。
いずれもが皇族の血を守るための鉄壁なる壁だ。
だが壁というものは所詮壁である。
設計図と裏口があれば子供でも崩せる代物だ。
「まったく機械知性というものは融通が利かなくていかんねぇ」
漆黒の燕尾服に身を包んだ男バルタザール・ダレインワルドは
薄暗い廊下を足音もなく進みながら一人ごちた。
彼の手には一枚のデータチップがある。
そこにはある少女の生態データが収められていた。
亜麻色の髪翠の瞳を持つ愛らしきロリ巨乳美少女ミミ。
彼女はただの傭兵の女にあらず。
かつて帝室を出奔した伝説の皇族セレスティアの孫娘。
すなわち現皇女ルシアーダの又従姉妹であり
そのゲノムは皇族の認証パスとして十二分に機能する。
加えて彼が握る機械知性体の弱点リスト。
これらを突き合わせれば皇城のセキュリティなど紙細工も同然だ。
「さて姪御さんの元へご挨拶と行こうか」
バルタザールの唇が歪む。
そこには貴族としての優雅さと傭兵崩れの残忍さが不気味に混ざり合っていた。
目的地は皇城の最奥に位置するルシアーダの私室。
重厚な装飾が施された扉は閉ざされていたが
電子錠はすでに無力化されている。
音もなく扉が滑り開く。
部屋の中からは甘い花の香りが漂ってきた。
それは皇族専用の極上の香油だろうか。
それとも十代半ばの乙女が発散するフェロモンそのものか。
バルタザールは足を踏み入れた。
そこは少女の夢そのものといった空間だった。
天蓋付きの豪奢なベッドには数え切れないほどのぬいぐるみが散乱し
壁一面にはホロ小説や冒険譚のポスターが貼られている。
だが彼の目はそんなものには留まらない。
彼が求めたのはただ一点。
「……ほう」
感嘆のため息が漏れる。
ベッドの脇には大きな鏡台がありその前には彼女がいた。
皇女ルシアーダ。
愛称ルシア。
亜麻色の髪翠の瞳を持つまさに夢幻のごとき美少女。
バルタザールは鏡越しに彼女を見つめた。
(ミミ……いやミミ以上か)
心の中で比較検討する。
顔立ちは瓜二つだ。
まるで一枚の絵から抜け出したかのように
その涙ぐんだり笑ったりする表情筋の動きまで酷似している。
だが決定的な違いが二つある。
一つは髪だ。
ミミよりも若干長く肩甲骨のあたりまで伸びた亜麻色の髪は
皇族としての手入れが行き届いているのか絹のように艶やかだ。
そしてもう一つは……彼は視線を下げた。
(胸だな)
実に惜しい。
ミミが規格外の爆乳であるため相対的に貧乳に見えるが
決してそうではない。むしろ十分過ぎるほど育っている。
薄手のネグリジェから浮き出る双丘の膨らみは
ミミの弾力と比べれば控えめだが形はより美しく
熟した白桃のごとく瑞々しい。
むしろこの絶妙なバランスこそが至高だとも言える。
手の中で形を変えすぎない適度な質量。
口に含むには多すぎず掌で愛でるには丁度よい黄金比。
[#◆]
「誰かっ!?」
鋭利な刃物のような問いかけが甘い空気を切り裂いた。
単なる悲鳴ではない。
皇族としての矜持が練り上げた鋼鉄の警告だ。
(ほう……中々どうして)
バルタザールの口元に深い諧謔が刻まれる。
世間知らずのお姫様と侮っていたがこの分別。
パニックに陥ることなく、即座に左手首のリストバンド型端末へと
指を走らせるその所作は歴戦の兵士のそれにも等しい迅速さだ。
電子の狼煙が上がる。
皇城の防衛システムが彼女の血筋を認証し
最強の守護者たる近衛兵たちを召喚しようとする。
同時に彼女の背後の空間が歪み安全な避難所への
緊急転移ゲートが展開されようとしていた。
見事だ。
まさに皇族に相応しい教育の賜物である。
だが残念ながらその全ては徒労に終わる。
「無駄だよ皇女殿下」
バルタザールが懐から取り出したデータチップが微かに青白く明滅する。
それはミミから採取した生態データ。
皇族の血脈を示す遺伝子コード。
そして機械知性体の弱点リスト。
これら全てが今彼の手の中で融合し皇城の中枢システムへと逆流していた。
展開されかけた転移ゲートが砂上の楼閣のごとく崩れ去る。
近衛兵への通信回路は沈黙し代わりに不気味な静寂だけが応える。
「なっ……!?」
ルシアーダの翠眼が見開かれる。
信じられないものを見たかのような驚愕と
そして初めて味わう恐怖がそこには混在していた。
「世間知らずのお姫様かと思いきや意外なほど手際が良い。
感心したよ。だがね此処はもう私の庭だ」
バルタザールはゆっくりと歩みを進める。
一歩一歩足音を響かせながら獲物を追い詰める捕食者の余裕を持って。
「やめて……近寄らないで!」
ルシアーダは後ずさり背後の壁へと追い詰められていく。
逃げ場はない。
護衛も転移も全て封じられ彼女に残された武器は言葉と威厳のみ。
だがその威厳さえも今や色褪せている。
薄手のネグリジェから覗く華奢な肩が小刻みに震え
亜麻色の髪が揺れるたび甘い花の香りがバルタザールの鼻腔をくすぐるのだ。
(いい香りだ)
彼は愉悦に目を細めた。
恐怖という名のスパイスが加わることでその香りはより一層濃厚になる。
まるで熟れた果実が今にも弾けんとするかのような危うい艶めかしさ。
「君と瓜二つの娘に会ったよ。ミミと言ったかね。
彼女もまたこうして私の手の中で震えていた。……実に美味そうにな」
バルタザールの手が伸びる。
白魚のごとき彼女の顎を捉えようとするその指は
貴族としての優雅さと獣としての残忍さを同居させていた。
[#◆]
白亜の城壁に囲まれた寝室は、もはや聖域ではなく檻となった。
機械知性を掌握した男の支配が、冷ややかな実体をもって空間を満たしていく。
展開されかけた緊急脱出ゲートは蜃気楼のように掻き消え、
近衛兵への通信回路は死沈の彼方へと沈黙した。
そこに残ったのは、甘美なる香油の香りと、幼い皇女の荒い息遣いのみ。
「やめて……! 近寄らないで!」
後ずさりしたルシアーダの華奢な背が、冷える壁に触れた。
逃げ場はない。
彼女を守護していたはずの鉄壁の城壁は、
今や獲物を追い詰める包囲網の一部に成り果てている。
薄手のネグリジェの胸元を慌てて掻き合わせるその仕草は、
皇女としての威厳を保とうとする微かな抵抗でありながら、
同時に男の嗜虐心を逆撫でする無防備な誘いでもあった。
「此処はもう私の庭だ」
バルタザールはゆっくりと歩みを進める。
一歩、また一歩と足音を響かせながら、獲物を追い詰める捕食者の余裕を滲ませて。
響く足音は、心臓の鼓動と同期するかのように、不気味なリズムを刻んでいた。
ルシアーダの翠眼に、烈火のごとき怒りと、底知れぬ恐怖が交錯する。
皇女としての矜持が、膝を折ることを許さない。
震える手で、枕の下に隠し持っていた短剣を抜き放った。
「これ以上近づくなら……斬ります!」
銀閃が走る。
弧を描いた刃は、夜空を裂く流星のごとく、バルタザールの喉元へと吸い込まれていく。
剣筋は悪くない。
帝王学の一環として叩き込まれた基礎が、
恐慌の中にあしっかりと根付いていることを示していた。
だが、所詮は殺人剣に非ず。
舞踏会の余興に毛の生えた程度の、可愛らしい刺突に過ぎない。
「ほぅ……筋は悪くない。だが、剣は人を斬るためにある。
舞踏会のマナーを教えるには、少し追加の授業が必要かな」
バルタザールは動じなかった。
避ける素振りさえ見せない。
ただ、漆黒の燕尾服の裾を微かに揺らし、
最小限の体幹の移動で、その銀の軌道を外らせた。
流星は虚空を切り裂き、無残に空を切る。
追撃の二の矢が繰り出される前に、バルタザールの手が動いた。
パシッ。
乾いた音が響き、短剣が弾き飛ばされた。
握りしめていた白魚の手首に激痛が走り、
ルシアーダは悲鳴を上げながらベッドへと倒れ込む。
寝具の海に埋もれた少女の肢体は、投降の如く無防備に露わになる。
「あぐっ……!」
「残酷だねぇ。皇女殿下が自ら剣を振るうなど。護衛の顔が立ちませんよ」
バルタザールはベッドに腰掛け、這いつくばる皇女を見下ろした。
その視線は、極上の芸術品を品定めする鑑定家のごとく冷徹でありながら、
腹を空かせた狼のごとく貪欲であった。
彼は倒れた少女の、剥き出しの足首を掴み上げる。
細い。
握るだけで折れてしまいそうなほど華奢なその感触は、
征服欲という名の劇薬を彼の脳髄へと流し込んだ。
「離して……! 何をするつもり!?」
「決まっているでしょう。姪御さんのミミ君と、再会の挨拶をね」
無造作に引かれ、ルシアーダの身体がベッドの上に引きずり出される。
薄手のネグリジェがまくり上がり、白磁の肌と、幼さの残る太腿が露わになる。
皇女の尊厳を包み込んでいたはずの薄衣は、
今やただの布切れとなって、彼女の羞恥を際立たせる飾りに過ぎなかった。
「ミミ……? ミミに何をしたの!?」
「教えてあげましょうか。彼女は今頃、君とそっくりの顔に精液を塗りたくられながら、
牝犬のように喘いでいるよ。高潔な顔で、私のモノを咥えているあの光景は、実に秀逸だった」
言葉は毒だ。
ルシアーダの顔色が蒼白となる。
真実かどうかなど問題ではない。
その言葉が紡ぐ光景が、彼女の理性を焼き、心の防壁を内側から溶解させていく。
「嘘……嘘よ! ミミは……」
「嘘ではないよ。君たち皇族の血は、暴かれると実に素直なのだねぇ。
ミミ君もそうだった。高潔な仮面の下には、メスとしての本能が隠されていた。
……さあ、君も証明してみせたまえ」
バルタザールの手が、ルシアーダのネグリジェの襟首を掴んだ。
力任せに引き裂かれた布地は、悲鳴のごとく布切れとなって散る。
露わになったのは、十代半ばの肢体でありながら、
既に十分な瑞々しさを孕んだ白桃のごとき双丘であった。
「いやぁっ!! 見ないで!」
ルシアーダは必死に身を捩り、胸元を隠そうとするが、
それを許すバルタザールではない。
彼の手が暴かれた乳房を鷲掴みにする。
豊かなミミのそれとは異なる、未熟だが形の良い、
熟れかけの果実のごとき肉塊が、彼の指の間で無惨に変形していく。
「くくっ……実にいい感触だ。ミミ君のアレも悪くなかったが、君のこれもまた格別だ。
育ち盛りの樹の実を愛でるというのは、貴族の嗜みに合うねぇ」
親指が桜色の乳首を捉え、容赦なく捏ねり上げる。
疼痛と、逃れ難い痺れが電撃のごとく子宮へと直結し、
ルシアーダの口からは皇女にあるまじき甘い悲鳴が漏れた。
「んっ! あぅっ……! やめっ……そこは……ダメぇっ!」
「ダメ? 何がだね? 皇女殿下の身体が正直に反応しているではないか。
此処が固くなっている。ほら、こうすると……」
更なる刺激が加えられ、ルシアーダの華奢な肢体が反り返る。
皇女としての矜持と、侵食される肉体の快楽。
その二律背反の狹間で、彼女の魂が軋む音が聞こえるようだった。
「いやぁ……ぁぁ……お願い……許して……」
許しを乞う声は弱々しい。
抵抗の力は、既に枯れ果てていた。
だが、その翠眼には未だ、消えぬ焔が宿っている。
バルタザールはその光を愛でながら、更なる背徳の儀式を執り行うべく、
彼女の白磁の太腿を強引に割り開いた。
無力化された剣士は、今、肉の刃によって貫かれようとしていた。
皇城の静寂は、淫らなる水音と嬌声によって汚されていく。
[#◆]
白磁の太腿が、無慈悲な捕食者の視線と指先によって強引に割り開かれた。
皇女としての矜持が幾重にも織り成す条理の法衣は、
既に引き裂かれ、今はただの汚らわしい布切れとして床に散らばっている。
露わになったのは、十代半ばの乙女の持つ危ういまでの瑞々しさを孕んだ肢体であり、
未熟だが確固たる意思を持って主張を始めた白桃のごとき双丘であった。
「いやぁっ!! 見ないで! 触らないでぇっ!!」
ルシアーダの悲鳴は、皇族としての鉄の規律によって
必死に押し殺されようとしていたが、
侵略者の容赦ない指先がその防壁を内側から溶解させる。
暴かれた秘裂は、恥辱の朱に染まりながらも、微かに湿り気を帯び始めていた。
恐怖か、それとも背徳の予兆か。
いずれにせよ、
それはバルタザールの捕食者としての嗅覚を刺激するには十分すぎる香りであった。
「くくっ、皇女殿下が必死に足を閉じようとするその仕草こそが、何よりの誘いだねぇ。
メス口はワタシの指をこんなにも飢えて締め付けているじゃないか」
太指が秘裂の襞をなぞり、軟らかな肉壁の抵抗を楽しむかのようにゆっくりと押し入る。
そこは驚くほど狹く、そして熱を帯びていた。
処女の証としての緊張と、女としての本能が混ざり合った蜜の壺。
指先が内部の湾曲を確かめ、最も過敏な点を見つけ出すと、
ルシアーダの肢体が電流に触れたカエルのごとく無様に跳ね上がった。
「っあぁっ!? そ、そこ……! ダメぇっ! お願い……許して……♡」
許しを乞う声は、最早威厳ある命令ではない。
甘く、弱々しい、牝の懇願であった。
バルタザールは愉悦に目を細め、その反応を蛇蝎の如く舐め回す。
親指が硬く脆立った芽を捉え、容赦なく上下に扱き上げる。
同時に中指が内部の過敏な襞を的確に抉り、快感の波を人為的に発生させていた。
「許して欲しければ、もっと正直になりたまえ。
君の其処はワタシの指を啜って離さないよ。二番目の口が欲しがっている」
言葉は毒だ。
背徳の蜂蜜が耳元から流し込まれ、矜持という名の喉を焦がしていく。
ルシアーダは首を振り、否定しようとする。
しかし、その口から漏れるのは否定の言葉ではなく、抑えきれない甘い嬌声のみ。
「ち、違う……! わたしは……こんなこと……嫌いっ! 貴方なんか……大嫌いっ! ♡」
「嫌い」か。
実に宜しい。その拒絶の言葉の裏側で、身体が歓喜の声を上げている。
この二律背反こそが、バルタザールにとって至高の晩餐の調味料なのだ。
彼は焦らしを開始した。
絶頂の直前で指の動きを止め、切なげに震える肢体を冷ややかな視線で見下ろす。
「ほら、どうしたね。もう少しでイけたのだろう?
イきたいなら、そう言いたまえ。『おねがい』とね」
意地悪な命令が降る。
ルシアーダの翠眼には屈辱の涙が滲む。
皇女としての誇りが、その言葉を許さない。
だが、肉体は正直だ。
焦らされた快感の坩堝の中で、完成されぬ絶頂の疼きが彼女を狂わせていく。
彼女は唇を噛み締め、必死に言葉を飲み込もうとするが、
徐々にその抵抗が音を立てて崩れていく。
「いや……言わない……言えるわけ……♡ あぁっ……そこ……もう……♡」
言わない、と言いながらも腰は勝手に動き、バルタザールの指を求めて蠢いている。
その無様な姿こそが、支配の完成であり、同時に抵抗の哀歌であった。
バルタザールは再び指の動きを再開し、
今度はより深く、より激しく、彼女を絶頂の崖っぷちまで追い上げた。
「言えないなら、無理やりイカせてあげようか。
君のその可愛らしい口から『嫌い』という言葉が二度と出なくなるまで」
[#◆]
絶頂。
それは皇女の尊厳を砕く鎚であり、同時に女としての悦びを刻印する烙印。
バルタザールの太い指二本が、狭苦しいほどの秘裂をこじ開け、
内部の襞を容赦なく掻き回す。
ぐちゅっ、ぐちゅちゅっ! と粘着質な水音が室内に響き渡り、
皇女の私室という聖域を冒涜していく。
「あぁっ! あぐっ! やめっ……そこ……おかしく……なりますっ!」
ルシアーダの肢体が反り返り、白磁の肌が朱に染まる。
皇女としての誇りが幾重にも織り成す条理の法衣は引き裂かれ、
露わになった十代半ばの乙女の持つ危ういまでの瑞々しい心身は、
既に捕食者の欲望によって無惨に貪られ蹂躙される。
「おかしくなる? ふふっ、皇女殿下がそんな下品な言葉を使うなんてねぇ♪
実に宜しい。その顔こそがワタシの求めていた芸術だ♥」
バルタザールの諧謔に満ちた声が降り注ぐ。
彼の指は休むことなく秘裂を蹂躙し続け、
親指が硬く屹立したクリトリスを執拗に捏ねり上げる。
痛みと快感が入り混じった電撃が子宮へと直結し、
ルシアーダの口からは皇女にあるまじき甘い悲鳴が漏れ続けていた。
「いやぁっ♡ 嫌いっ! 大嫌いっ! ♡ なのにっ……体がっ……変なんですっ♡♡」
言葉と裏腹に彼女の腰は勝手に動き始めていた。
バルタザールの指を求めて蠢き、自ら快楽の深淵へと身を投げ出そうとする本能。
その無様な姿こそが支配の完成であり同時に抵抗の哀歌であった。
だがバルタザールは許さない。
絶頂の直前で指の動きを止め、
切なげに震える肢体を冷ややかな視線で見下ろす。
焦らしプレイ。
これこそが相手の精神を削り取る最も確実な刃だ。
「ほらどうしたね。もう少しでイけたのだろう?
イきたいならそう言いたまえ。『おねがい』とね♥」
容赦ない指責めが再開される。
ぐちゅぐちゅっと膣襞を掻き回し
脳髄を直接ノックするような衝撃が襲い来る。
ルシアーダはもはや言葉にならない嬌声を上げながら
ただ快楽の波に翻弄されるのみであった。
「いやぁぁっ♡♡ イッ……イくううぅっ!! おくの……おくにぃぃっ♡♡」
[#◆]
白亜の皇城に、不埒な水音が反響する。
「ぐちゅっ……ぢゅぽっ……♡」
バルタザールの容赦ない指が、皇女の秘めたる聖域を執拗に蹂躙していた。
潤滑油たる愛液が指の隙間からあふれ出し、
黄金の縁取りが施された高級シーツにどす黒い染みを拡げていく。
その光景は、まさに冒涜の極み。
権威と格式の象徴たる玉座の間も、
所詮は肉体の欲望が塗り替えられる舞台に過ぎぬのだ。
「あぁっ♡ そこっ、ダメぇっ♡ おねがい、ゆるしてぇっ♪」
ルシアーダの華奢な肢体が反り返る。
亜麻色の髪が汗で濡れそぼり、艶めいた波となって枕の海を泳ぐ。
翠の瞳は限界まで見開かれ、
焦点を結ばぬまま快楽の彼方へと彷徨っていた。
彼女の口から紡がれるのは、命令でも威厳でもなく、
ただ甘く、切ない、牝の懇願のみである。
「ゆるして? ふひひひっ♪ 皇女殿下がそんな下品な声で懇願するとはねぇ。
だが残念ながら、まだイかせてあげるわけにはいかないんだよ」
バルタザールは愉悦に目を細め、意地悪く指の動きを止めた。
絶頂の直前。
その寸止めこそが、獲物の精神を砕く最も確実な刃だ。
「あぅっ……♡ イカせてっ……おねがいっ、イカせてくださいっ‼」
ゆるされた懇願は、更なる深淵へと足を踏み入れる呪いの言葉。
バルタザールは再び指を蠢かせ、
今度はより深く、より激しく、彼女を快楽の坩堝へと突き落とした。
「ぐちゅぐちゅっ! ちゅぽぽぽっ! ♡」
二本の指が膣襞を掻き回し、
親指が屹立したクリトリスを執拗に捏ねり上げる。
痛みと快感が入り混じった電撃が子宮へと直結し、
ルシアーダの口からは皇女にあるまじき甘い悲鳴が漏れ続けていた。
「ひぃっ♡♡ ああぁぁっ♡♡ だめぇっ、おかしくなりますっ♪♪」
おかしくなる?
ふふっ、そんなことはないよ♥
皇女殿下がそんな下品な言葉を使うなんてねぇ♪
実に宜しい。その顔こそがワタシの求めていた芸術だ♥
バルタザールの視線は、
快楽に溺れる皇女の無様な姿を舐め回す。
ひくつく秘裂、白濁にまみれる太腿、
そして懇願するように震える華奢な唇。
その全てが、支配者としての全能感を
確信犯的に充足していくのだ。
「さあ、もっと吠えたまえ皇女殿下。
君が苦しむほど、ワタシの歓びは深まるのだからねぇ♪」
バルタザールの手が再び動き出す。
更なる絶頂の予感に、
ルシアーダの肢体は期待と恐怖に震えた。
均衡は破られた。
それは堕天の序曲であり、
新たなる支配の幕開けであった。
官能と殺戮の交錯する皇城で、
白濁に塗れた皇女の遠吠えだけが、
むなしくこだましていた。
[#◆]
白亜の皇城に谺する淫らなる水音は、聖女の堕天を告げる鐘の音に等しかった。
ぐちゅっ、ぢゅぽっ、ねちゃねちゃっ……♡
バルタザールの容赦ない指が、皇女の秘めたる聖域を執拗に蹂躙し続ける。
太く逞しい二本の指は、固く閉ざされていた処女の襞を暴力的にこじ開け、
内部の柔らかな肉壁を容赦なく掻き回していた。
熱い蜜壺から溢れ出す愛液は、もはや潤滑油などという生易しいものではない。
それは卑しい牝の本能が、生理的な悦びと叫んで絞り出した惨めな懺悔の涙だ。
黄金の縁取りが施された高級シーツにどす黒い染みを拡げていくその光景は、
まさに冒涜の極み。権威と格式の象徴たる玉座の間も、
所詮は肉体の欲望が塗り替えられる舞台に過ぎぬのだ。
「あぁっ♡ そこっ、ダメぇっ♡ おねがい、ゆるしてぇっ♪」
ルシアーダの華奢な肢体が反り返る。
亜麻色の髪が汗で濡れそぼり、艶めいた波となって枕の海を泳ぐ。
翠の瞳は限界まで見開かれ、焦点を結ばぬまま快楽の彼方へと彷徨っていた。
彼女の口から紡がれるのは、
命令でも威厳でもなく、ただ甘く、切ない、牝の懇願のみである。
気持ちイイということがこんなに辛いなんて知らなかった。
イキたいのに絶頂できないなんて地獄だとわからされた。
生理的な限界はとっくに超えている。
子宮が疼き、膣壁がひくつき、脳髄が白濁に溶かされていくような快感が
全身の神経を焼き尽くさんばかりに駆け巡るというのに、
その渇望の果実だけが、あと一歩のところで決して手が届かない。
彼女は知らされたのである。
この男は、自分を「イかせる」ためではなく、
「イかせない」ことで支配するために指を動かしているのだと。
「ゆるして? ふひひひっ♪ 皇女殿下がそんな下品な声で懇願するとはねぇ。
だが残念ながら、まだイかせてあげるわけにはいかないんだよ♥」
バルタザールは愉悦に目を細め、意地悪く指の動きを止めた。
「あぅっ♡ イカせてっ、おねがいっ、イカせてくださいっ‼」
許された懇願は、更なる深淵へと足を踏み入れる呪いの言葉。
バルタザールは再び指を蠢かせ、
今度はより深く、より激しく、彼女を快楽の坩堝へと突き落とした。
「ぐちゅぐちゅっ! ちゅぽぽぽっ! ♡」
二本の指が膣襞を掻き回し、
親指が屹立したクリトリスを執拗に捏ねり上げる。
痛みと快感が入り混じった電撃が子宮へと直結し、
ルシアーダの口からは皇女にあるまじき甘い悲鳴が漏れ続けていた。
[#◆]
白亜の壁に囲まれた密室。
そこで繰り広げられているのは、
皇族の血統を継ぐ乙女を快楽の生贄として捧げる、邪悪なる征服の儀式。
ルシアーダの肢体は、燭台の灯りに照らされて、いやらしいほど白く浮かび上がっていた。
バルタザールの指は、未だ止まらない。
いや、止まることを知らないのだ。
聖女の秘所にこびりつく蜜を掻き出し、肉壁を擦り上げ、屹立した肉芽を弄ぶ。
その度に、皇女の口からは、みだらな吐息が漏れ、
背筋が反り返り、指の動きを追うように腰が浮き上がる。
「あぅっ……! ♡ お、おねがい……もう、ゆるして……♡」
ルシアーダは懇願した。
皇女としての尊厳は、すでにこの淫らな責め苦の前では形骸と化している。
それでも彼女は、首を振り、涙を浮かべ、快楽の魔の手から逃れようとしていた。
だが、その仕草は、バルタザールの加虐心を煽るだけで、慈悲を引き出すことはない。
「だめだよ、ルシアーダ。イキたいのなら、受け入れなさい。
この淫紋を、君のその気高き子宮に刻むことを」
バルタザールは、懐から取り出した小瓶を見せた。
中には、どろりとした紅い液体が揺れている。
それは、バルタザールが長年かけて調合した、支配のための霊薬。
魔術的な紋章を描き、刻印することで、対象の精神を深く侵食し、服従を促すものだ。
「いやっ……! それは、だめ……!」
ルシアーダは、本能的に恐怖した。
刻まれるもの、それが何を意味するか、彼女は理解している。
それは、皇族としての誇りを失うだけでなく、
この男の所有物になるという、絶対的な隷属の証だ。
「なぜ拒む? 快楽は、もうすぐそこにあるのだぞ?」
バルタザールは、わざとらしく指の動きを遅くした。
絶頂の一歩手前で、またしても、寸止めだ。
ルシアーダの身体は、激しく脈打ち、解放を求めて痙攣する。
その飢餓感は、想像を絶する苦しみをもって彼女を苛んだ。
「ひぅっ……! あ、あぁっ……! も、もう、イきたい……! イキたいの……! ♡」
ルシアーダの口から、ついに本音が漏れた。
矜持よりも、理性よりも、今はただ、このもどかしい快楽の渦から解放されたい。
その一心で、彼女は懇願する。
その姿は、まさに快楽に支配された哀れな雌そのものだった。
「ならば、言うのだ。お前は誰のものだ?」
バルタザールの声が、耳元で囁かれる。
甘く、低く、逃れられない声。
「……ひ、ひどい……」
ルシアーダは泣いた。
皇女として生まれ、一度も膝を折ったことのない彼女にとって、これは最大の屈辱だった。
だが、身体はもう限界だった。
彼女は涙を流しながら、震える唇で、その言葉を紡ごうとした。
「……わ、わたしは……」
[#◆]
その選択肢は、まさに悪魔が差し出す禁断の果実だった。
「どうした、早く選べ。この淫紋を受け入れ、この場で処女を散らすか。
それとも処女だけは守り、その代わりにその口と尻穴を私に捧げるか」
バルタザールの指が、
焦らしに焦らされきったルシアーダの秘裂をゆっくりと掻き回す。
ぐちゅり、と粘液質の音が静寂を引き裂いた。
すでに処女膜の一歩手前まで侵入した指先が、内壁を慈しむように撫で上げる。
絶頂の渇望と処女喪失の恐怖、二つの奔流がルシアーダの精神を押し流していく。
「あぁっ……! やめっ……それ以上は……!」
「選ばぬのなら、このまま指で散らしても構わんのだぞ?」
ぐっ、と指先が奥へ進む。
あとわずかで破瓜の淵に達するその感覚に、ルシアーダは悲鳴を上げた。
「いやぁっ! 待って……! お願い、待ってください……!」
彼女は泣きじゃくりながら、震える声で懇願した。
もはや皇女の威厳など微塵もない。
あるのはただ、処女という名の最後の砦を守りたい一心と、
その代償として差し出される背徳の悦びに戦慄く牝の本能だけだ。
「わ、わたしは……口と……尻穴で……ご奉仕します……だから、処女だけは……」
その言葉は、彼女自身の口から紡がれた最大の屈辱であり、
同時に、自らを更なる深淵へと縛り付ける悪魔の契約でもあった。
「よく言った。では、その可愛らしい口で、私の剣を清めてもらおうか」
バルタザールは上機嫌でルシアーダの頭を掴み、己の股間へと引き寄せた。
そこには既に凶悪なまでに勃起した肉槍がそびえ立っている。
皇女の口で奉仕させること、それこそが彼の望む征服の儀式だった。
「んむっ……!」
無理やり咥え込まされた巨根は、彼女の小さな口腔を容易に蹂躙する。
経験のない動き、苦しい吐息、咽る喉。
それでも彼女は必死に奉仕を続けた。
舌を這わせ、頬を窄め、根元を握りしめる。
それは、彼女が初めて行う、自発的な屈辱の行為だった。
「そうだ、上手だぞ、ルシアーダ。その舌で、私の精を搾り取るのだ」
バルタザールの指導は容赦ない。
ルシアーダは涙と涎にまみれながら、それでも懸命に男根を愛撫する。
皇女としての尊厳が、音を立てて崩れ去っていく。
それでも彼女の心の奥底には、まだ消えぬ焔があった。
(これで……わたしの純潔は守られる……それだけで……)
彼女はそう自分に言い聞かせる。
この行為は、処女を守るための防衛策だと。
その自己欺瞞こそが、彼女を支える最後の砦だった。
しかし、バルタザールは見抜いている。
この選択こそが、彼女をより深い泥沼へと沈める第一歩であることを。
[#◆]
白亜の皇城に、不埒な水音が反響する。
「んむっ……ちゅぷっ……♡」
バルタザールの容赦ない指導の下、
ルシアーダは床に跪き、頭を前後に動かしていた。
しっとりと輝く亜麻色の髪が、彼女の動きに合わせて艶めかしく揺れ、
白磁の如き肌は羞恥と発情の朱に染まっている。
その美しい顔は、嫌悪感と必死に戦っていた。
時折、口内に広がる男の匂いと味に眉を顰め、嘔吐感に喉を震わせる。
それでも彼女は奉仕を止めなかった。
止めてしまえば、この男は契約を反故にして処女を奪いに来る。
いや、それ以上に、この行為を続けることでしか、
彼女は自分の存在価値を保てないと本能が叫んでいた。
「そうだ、上手だぞ、ルシアーダ。その舌で私の精を搾り取るのだ」
バルタザールの言葉は、ねっとりと甘く、
ルシアーダの脳髄を直接犯すように響く。
彼女は涙と涎にまみれながら、それでも懸命に男根を愛撫する。
舌を這わせ、頬を窄め、根元を握りしめる。
ぎこちない動きは、初めての奉仕であることを如実に示していた。
だが、その不慣れさこそが、バルタザールの征服欲を否が応にも掻き立てる。
聖女を汚すという背徳の愉悦が、肉棒を更に硬く膨張させていく。
「くくっ……初めてにしては中々どうして。だが、まだまだ足りんな。
もっと深く、喉の奥まで咥え込むのだ」
バルタザールが腰を突き出すと、凶悪な肉槍がルシアーダの喉奥を突き破る。
「んぐっ!? おぇっ……!」
彼女は必死に咽せながらも、男根を吐き出すことはしない。
苦しみと屈辱に涙を流しながら、
喉の奥で肉棒の先端を受け止め、更なる奉仕を続ける。
その姿は、高貴な皇女というより、調教されたばかりの牝犬のようだ。
「ああ……良い……実に良い……お前の口は、私の肉棒にピッタリだ」
バルタザールは、ルシアーダの髪を掴み、自ら腰を前後させ始める。
もはやルシアーダに奉仕の主導権はない。
彼女はただ、男の激しい抽挿に耐えるだけの肉壺と化していた。
口の端から溢れ出る唾液が、彼女の顎を伝い、白磁の胸元へと滴り落ちる。
その光景は、あまりにも扇情的で、バルタザールの劣情を更に燃え上がらせる。
「……これはお前への褒美だ。受け取るがいい」
バルタザールの声が、絶頂の予兆と共に震えた。
肉棒が口腔内で限界まで膨張し、熱い奔流が喉奥に叩きつけられる。
「んんんっ!? ♡♡」
ルシアーダは目を見開き、全身を強張らせた。
生温かく、青臭い、濃厚な液体が、口の中を満たしていく。
吐き出したくても、頭は固定され、逃れることは叶わない。
彼女は仕方なく、その不快な液体を嚥下する。
こくり、こくりと喉を鳴らし、精液を飲み干す。
その瞬間、彼女の目から、一筋の涙が零れ落ちた。
「……よく飲んだ。合格だ」
バルタザールは満足げに微笑み、ルシアーダの頭から手を離した。
彼女は、床に這いつくばり、激しく咳き込みながら、えづいた。
口の中には、男の味と匂いがまだ残っている。
屈辱と嫌悪感が、彼女の心をぐちゃぐちゃに掻き乱す。
それでも彼女は、絞り出すように呟いた。
「……これで……わたしの……処女は……」
「ああ、契約通り、まだ奪わんよ。さあ、続きだ」
バルタザールは、ルシアーダの唇に精液塗れの肉棒を突き出す。
[#◆]
白亜の壁に囲まれた皇女の私室。
そこは、グラッカン帝国の至宝たるルシアーダが
己の夢と自由を育んできた聖域であり、
今や悪徳なる侵略者の膝下で
淫らな奉仕を強いられる舞台へと変貌していた。
唇を圧する肉根は太くて長い。
先端は槍のようにエラが張った凶悪な形状をしており、
とてもではないが、十代半ばの乙女の口に収まる代物ではない。
月のものが始まったとき、皇女教育の一環として見せられた張型は
もっと小さいものだった。
あれはきっと「子孫を残すための尊い儀式」を
分かりやすく伝えるための教材だったのだろう。
しかし今、ルシアーダの唇を圧迫しているのは
そんなものとは別の生き物のように思えた。
醜悪な肉棒にたどたどしくも懸命に唇を差し出し続ける皇女。
亜麻色の髪は涙と涎に濡れ、白磁の肌は羞恥と発情の朱に染まる。
屈辱と汚辱に耐える翠の瞳は、それでも気高さを失っていない。
そこには、涙の膜越しに立ち上る、確かな意志があった。
(これは、私が選んだこと……)
(処女を守るために、この身を捧げると……)
(だから、私は、負けない……)
心の中で繰り返す自己暗示が、彼女の砦だった。
だが、それと同時に、彼女の身体は確実に男の匂いと熱に侵食され始めていた。
唇に触れる肉根からは、濃厚な雄の臭いが立ち上る。
舌が触れるたび、そこから滲み出す先走りの塩辛さが、口腔に広がる。
それが、彼女の思考を蕩かしていく。
「んむっ……ちゅぷっ……♡」
たどたどしい水音が、静謐な私室に反響する。
バルタザールは、己の膝下で奉仕する皇女の姿を、愉悦の眼差しで見下ろしていた。
彼はルシアーダの頭を乱暴に掴むと、その動きを強制する。
「もっと深く咥えろ。舌で裏筋を丁寧に舐めるのだ」
バルタザールの声は、支配者の命令そのものだ。
ルシアーダは、その言葉に逆らえず、更に深く肉根を咥え込む。
喉の奥に亀頭が当たると、嘔吐感に襲われるが、それでも彼女は逃げない。
ただ、この苦行を乗り越えることが、自分の義務であるかのように。
「んぐっ……おぇっ……」
涙と涎が混ざり合い、彼女の美しい顔を汚していく。
しかし、その碧眼に宿る光だけは、まだ失われていなかった。
バルタザールは、その瞳の輝きこそが、
征服の悦びを深める調味料であると知っていた。
「良い目だ。その気高さを、どこまで保てるか楽しみだな」
彼の腰が、ゆっくりと前後を始める。
ルシアーダの口腔を、肉槍が往復し始めるのだ。
もはや彼女は、自ら奉仕しているのではなく、
男の欲望に合わせて動く肉壺へと変わりつつあった。
口の端から溢れ出る唾液が、彼女の顎を伝い、
白磁の胸元へと滴り落ちる。
その光景は、あまりにも扇情的で、
バルタザールの劣情を更に燃え上がらせるのだった。
淫らな水音は、白亜の私室を彩る秘めやかな鐘の音だ。
「んむっ……ちゅぷっ……ぢゅるるっ……♡」
それは、高貴なる皇女が唇で奏でる奉仕の音色。
玉座に座ることもあれば、今こうして仇敵の膝下で
畜生の如く跪くこともある。運命とは、かくも残酷で、甘美だ。
バルタザールは、腰を揺らしながら、その光景を心ゆくまで味わっていた。
自らの肉槍を咥え込む皇女の唇。
たどたどしく、それでいて懸命な舌遣い。
その瞳には屈辱と汚辱が渦巻いているというのに、
気高さの光だけはまだ消えない。
この「砕けぬ何か」こそが、彼の加虐心を最も激しく駆り立てる。
「良いぞ、ルシアーダ。その調子だ。もっと喉の奥まで咥え込み、舌を根元まで這わせろ」
バルタザールの手が、ルシアーダの後頭部を掴み、強引に押し付ける。
「んぐっ!? おぇっ! ♡」
彼女は必死に咽せながらも、男根を吐き出すことはしない。
それどころか、自ら首を上下に動かし、奉仕の動きを続ける。
肉根の先端が喉奥を突き、口腔内に収まり切らない唾液が、顎を伝って滴り落ちる。
だが、その碧眼の奥には、確固たる意志の光が宿っていた。
(わたしは……負けない……)
(処女を守るためなら、このくらい……)
彼女は、この苦行を乗り越えることこそが、
自らの尊厳を守るための唯一の手段だと信じていた。
この行為は、屈辱ではあるが、あくまで「取引」なのだ。
バルタザールの指先が、彼女の長く尖った耳をなぞる。
「ひぅっ!?」
敏感な耳への刺激に、ルシアーダの肢体がビクンと跳ねる。
彼女の反応を見逃さず、バルタザールは耳朶を唇で挟み、舌を這わせる。
「い、いやぁ……♡ やめなさい……!」
「やめなさい? 随分と生意気な口だ。だが、そういう気丈さも悪くない」
バルタザールは、耳への愛撫を続けながら、腰の動きを再開する。
ルシアーダの口は、再び男根に貫かれ、苦悶と快楽の吐息が漏れる。
彼女は、何とか男根から逃れようとするが、頭は押さえつけられ、抵抗は叶わない。
「んむっ! あむっ! ちゅぱっ! ♡」
彼女は、必死に男根を咥え込み、奉仕を続けるしかなかった。
口内で肉根が膨張し、脈打つ感触が、彼女の脳髄を焼く。
やがて、バルタザールの動きが激しさを増し、
肉槍が喉奥を突き破らんばかりに蹂躙する。
「そろそろ、出すぞ。一滴残らず飲み干すのだ」
その言葉と同時に、肉根が爆発した。
「んんっ!? ♡♡」
熱い奔流が、ルシアーダの喉奥に直接叩きつけられる。
彼女は、その生暖かい液体を、反射的に嚥下する。
こくり、こくりと喉を鳴らし、精液を飲み干していく。
「んくっ……んくっ……」
やがて、彼女は口を離し、精液にまみれた唇を拭った。
その碧眼には、涙が滲んでいた。
しかし、その瞳は、まだ、気高さを失ってはいなかった。
「んくっ……んくっ……」
白亜の私室に、嚥下音が静かに響く。
精液という名の白濁した恥辱を飲み干したルシアーダの唇は、
まるで熟れ過ぎた果実のように濡れ光り、
口元から零れた残滓が細い糸を引いて床へと落ちる。
それは、皇女としての威厳が、肉体的な快楽の前に崩れ去る音に聞こえた。
しかし、彼女は跪いたまま、顔を上げない。
今、顔を上げれば、自分の中に渦巻く情けないものを見せてしまう。
そう思ったからだ。
そこにいるのは、もはや高貴なるルシアーダではなく、
ただの性処理を終えた雌犬に過ぎない。
その自覚が、彼女の胸を締め付ける。
「良く飲んだ。褒めてやろう」
バルタザールの手が、
ルシアーダの銀糸のような髪を乱暴に掴み、顔を上げさせた。
その瞳は、涙に濡れてはいたが、憎悪と屈辱に満ちていた。
しかし、同時に、自分でも気づいていない微かな陶酔が、その奥底に潛んでいる。
バルタザールは、それを見逃さない。
「その目だ。気高く、傲慢で、それでいて、
今にも泣き出しそうな、矛盾に満ちた目。
素晴らしい。実に、美しい」
彼は、ルシアーダの唇に、まだ硬さの残る肉根を押し当てた。
「まだ足りんな。続きだ」
その言葉は、絶望的なほどに冷たく、ルシアーダの心を凍らせた。
彼女は、抵抗する力もなく、再び口を開けた。
今度は、先程よりも深く、自ら進んで肉根を飲み込んでいく。
それは、処女を守るための「契約」ではなかった。
もはや、彼女自身の意思は、
肉体の奥深くで飼い慣らされた快楽に塗りつぶされようとしていた。
(ああ……私は、もう……)
(皇女としての矜持も、女としての尊厳も……)
(すべて、この男の手に……)
心の中で呟く言葉は、懺悔か、それとも歓喜か。
彼女自身にも、もう判断はつかなかった。
ただ、唇を、舌を、動かすことだけが、彼女に許された唯一の「生」の証明だった。
「んちゅっ……じゅるるっ……♡」
その口淫は、もはや処女を守るための苦行ではない。
男の精液を搾り取るためだけの、機械的な運動に成り果てていた。
だが、その無機質な動きの奥底で、ルシアーダの魂は、静かに悲鳴を上げていた。
このままでは、本当に、自分は壊れてしまう。
そんな予感が、彼女の背筋を凍らせる。
それでも、彼女は止まらなかった。
止まることを、自分自身が許さなかった。
「良い子だ、ルシアーダ。もっと激しく。私の肉棒を、その口で締め上げるのだ」
バルタザールの命令に、ルシアーダは無言で従う。
口内で肉根を咥え込み、頬を窄め、強く吸引する。
それは、まさに「奉仕」と呼ぶに相応しい行為だった。
だが、その従順さこそが、彼女を一層深い闇へと突き落としていく。
白亜の皇城に、再び淫らな水音が谺する。
それは、もはや「悲劇」ではなく「日常」となりつつあった。
「んむっ……じゅるるるっ……ちゅぷぷっ……♡」
白亜の壁に囲まれた密室で、蜜を啜る音が途切れることはない。
ルシアーダの口腔は、いまや男根の形に馴染み始めていた。
処女を守るための苦行として始まった奉仕は、いつしか彼女自身の手で、
より深く、より淫らなものへと変貌しつつある。
亜麻色の髪が乱れ、白磁の肌は玉のような汗で光る。
その碧眼は、涙に潤みながらも、男根を求めて虚空を彷徨っているかのようだった。
「んぐっ……おぇっ……♡」
喉奥を突くたびに、えづく声が漏れる。
だが、それでも彼女は、男根を吐き出そうとはしない。
むしろ、その苦しみさえも、奉仕の一部として受け入れようとしている。
バルタザールは、そんな彼女の姿を、心から愉しんでいた。
「そうだ。苦しいか? 苦しいだろう。その苦しみこそが、お前を女にするのだ」
バルタザールの声は、熱に浮かされたように甘い。
彼は、ルシアーダの後頭部を掴み、腰を前後させながら、
自らの肉槍を、その喉奥深くまで叩き込んでいく。
口の端から溢れ出る唾液が、彼女の顎を伝い、白磁の胸元を汚していく。
その光景は、あまりにも扇情的で、バルタザールの劣情を限界まで高めていた。
「これは、どうだ?」
彼は、ルシアーダの鼻を摘み、呼吸を止めた。
「んぐっ!?」
苦しさに、彼女の身体がびくんと跳ねる。
口内で男根が脈打ち、膨張していく。
このままでは、また射精されてしまう。
彼女は、首を振って逃れようとするが、がっしりと頭を固定され、身動きが取れない。
「んぐぐぐっ……! ♡」
喉の奥から、ぐぐぐ、という悲鳴が漏れる。
その時、バルタザールの肉槍が、限界を迎えた。
「飲め。一滴残らずな」
どくっ、どくっ、と、大量の精液が喉奥に注ぎ込まれる。
ルシアーダは、息苦しさと精液の味に、涙を流しながらも、それを嚥下する。
こくり、こくり、と、喉が鳴る。
やがて、バルタザールは、肉槍を抜いた。
ルシアーダは、床に崩れ落ち、激しく咳き込んだ。
「げほっ、げほっ……」
彼女の口元からは、飲みきれなかった精液が溢れ出し、床に染みを作る。
その姿は、あまりにも無惨で、しかし、どこか淫靡な美しさを湛えていた。
「これで、3回目だ。契約は、あとどれだけ続くかな?」
バルタザールは、口元を歪め、また次の奉仕を命じた。
[#◆]
白亜の皇城に、不埒な水音が反響する。
「んむっ……ちゅぷっ……じゅるるるっ……♡」
玉座の間で奏でられるべきは宮廷楽団の調べ。
されど今、ルシアーダの私室を満たすは、
唇と肉が絡み合う、淫らで粘着質な音のみ。
高貴なる皇女が、仇敵の膝下で、
肉で出来たもう一つの剣に、唇で奉仕を捧げている。
(ああ……これで、私は、この男の……)
心の中で呟く声は、懺悔か、それとも甘美なる毒か。
ルシアーダ自身にも、もう判別はつかなかった。
ただ、口腔を蹂躙する凶悪な肉槍の熱と硬さだけが、
今の彼女と現実を繋ぐ、唯一の楔となっていた。
「そうだ、もっと深く、喉の奥まで咥え込むのだ」
バルタザールの手が、ルシアーダの銀糸のごとき髪を掴み、
動きを強制する。
彼女はもはや、自らの意思で奉仕しているのではない。
男の欲望という名の激流に、ただ身を任せているだけの肉人形だった。
それでも、彼女の碧眼は、涙の膜越しに、まだ気高さの光を失っていない。
その矛盾こそが、バルタザールの征服欲を、何よりも激しく掻き立てるのだった。
バルタザールの口元が、愉悦に歪む。
彼の肉棒は、ルシアーダの奉仕に呼応して、
さらに硬度を増し、血管が浮き出るほどに膨張していた。
肉棒の先端から溢れ出る先走りの汁が、
ルシアーダの舌の上で、濃厚な雄の味を主張する。
彼女は眉を顰め、吐き気を堪えながらも、それを受け入れていく。
「んぐっ……おぇっ……♡」
喉奥を突かれるたびに、えづく声が漏れる。
だが、彼女は決して男根を吐き出そうとはしない。
処女を守るための「契約」。
その一心が、彼女の砕けかけの理性を、かろうじて繋ぎ止めていた。
だが、それと同時に、彼女の身体は、
男の味と匂いに、確実に侵食され始めている。
その自覚が、ルシアーダをさらに深い絶望へと突き落とす。
(違う……これは、契約だから……)
(私は、負けていない……)
心の中で繰り返す自己暗示は、しかし、もはや空回りしていた。
男根を咥え、唾液を滴らせ、涙を流しながら、
男の精液を飲み干す自分。
その姿を、彼女は誰よりも冷徹に自覚していた。
「はぁっ……はぁっ……んちゅぷっ……♡」
水音が、部屋に満ちる。
バルタザールは、ルシアーダの頭を掴んだまま、
腰を前後させ始めた。
もはや奉仕ではなく、一方的な抽挿だ。
彼女の小さな口は、男根に貫かれ、
その度に、苦悶と快楽の入り混じった吐息が漏れる。
口の端からは、飲みきれなかった唾液と先走り汁が混ざり合い、
白磁の胸元へと滴り落ちていく。
「さあ、そろそろ、ご褒美の時間だ」
バルタザールの声が、低く、甘く、ルシアーダの脳髄を痺れさせる。
肉棒が、口腔内で限界まで膨張した。
熱い奔流が、喉奥に叩きつけられる。
「んんっ!? ♡♡」
ルシアーダは、目を見開き、全身を強張らせた。
生温かく、青臭い、濃厚な液体が、口の中を満たしていく。
彼女は、それを嚥下する。
こくり、こくりと、喉を鳴らし、精液を飲み干していく。
「んくっ……んくっ……」
やがて、彼女は口を離し、精液にまみれた唇を拭った。
その碧眼には、涙が滲んでいた。
だが、その瞳は、まだ、気高さを失っていなかった。
ルシアーダは、床に這いつくばりながら、
それでもバルタザールを見上げた。
「……これで、おしまい……ですか?」
その声は、震えていた。
だが、そこには、まだ、確かな意志が宿っていた。
バルタザールは、その問いには答えず、
ただ、ルシアーダの頭を撫でた。
「いや、まだ始まったばかりだ」
彼の笑みは、氷のようだった。
ルシアーダの身体が、戦慄く。
それは、絶望か、それとも、微かな期待か。
彼女自身にも、もう分からなかった。
白亜の皇城に、再び、淫らな水音が反響する。
それは、もはや、悲劇ではなく、日常の音。
ルシアーダの長い夜は、まだ、始まったばかりだった。
[#◆]
白亜の城、その最奥に位置する皇女の私室は、
今や時空の歪みによって外界から完全に隔絶されていた。
外界の一秒が、この密室では数十秒に引き延ばされる。
それは、侵略者にとっては永遠にも等しい愉悦の時間であり、
囚われの姫君にとっては終わりの見えぬ責め苦の牢獄であった。
この歪んだ楽園に囚われて、既に二週間。
だが、ルシアーダの肉体と精神に刻まれた調教の密度は、数ヶ月にも匹敵する。
皇族としての誇り高き魂は、その輝きを失ってはいない。
しかし、その輝きを包み込む肉体は、バルタザールという名の毒によって、
淫らな花を咲かせるための苗床へと、丹念に、執拗に、育て上げられていた。
「んむっ……ちゅぷっ……じゅるるるっ……♡」
白亜の壁に谺するのは、もはや単なる水音ではない。
それは、高貴なる血統が奏でる、背徳の協奏曲。
かつては帝国の未来を誓う宣誓を紡いだその唇が、今はただ、
侵略者の醜悪な肉槍を愛おしむかのように、濡れた音を立てて這い回っている。
彼女の舌は、もはやぎこちなさとは無縁だった。
まるで極上の果実の味を確かめるかのように、
ゆっくりと、しかし執拗に、亀頭の裏筋をなぞり上げる。
その動きは、二週間という歳月が強制した熟練の賜物。
亜麻色の髪が、奉仕の動きに合わせて艶めかしく揺れ、
白磁の肌は羞恥と、自覚なき発情の朱に染まっている。
その碧眼は涙に潤みながらも、目の前の肉棒だけを見つめ、
決して目を離そうとはしなかった。
「……良いぞ、ルシアーダ。その舌だ。その舌こそが、お前の新たな宝冠だ」
バルタザールの声は、ねっとりと甘く、ルシアーダの脳髄を直接犯すように響く。
彼は、己の膝下で跪く皇女の頭を優しく、しかし確かな支配力をもって撫でた。
彼女はもはや、その手を振り払うことはしない。
むしろ、その接触を、主人からの無言の命令として受け取り、更に深く奉仕へと没頭していく。
彼女の唇が、肉幹の根元をきつく締め付ける。
頬を窄め、空気を抜くように吸引すれば、バルタザールの眉が快楽に歪むのを、
彼女は舌の感覚で感じ取ることができた。
その反応こそが、彼女の奉仕を駆り立てる、歪んだ報酬だった。
舌の上で、凶悪な肉の隆起が、さらに猛々しく膨張していく。
ビクッ、ビクッと脈打つおぞましい振動が、舌の粘膜から脳髄へと直接伝わり、
彼女自身の子宮をも震わせる。
それは、嫌悪感と同時に、背徳的な高揚を彼女に与える、逃れ難い生理的反応だった。
「んくっ……♡」
先端から滲み出る苦い液体が、口の中を犯していく。
それは、男の欲望の味。
皇族としての教養が培った味覚を、根本から塗り替える、野蛮で濃厚な雄のエキス。
かつては吐き気を催したその味も、今では彼女を戦慄かせる甘美な毒へと変わっていた。
彼女は眉を顰めながらも、その苦汁を嚥下する。
喉を鳴らし、一滴残らず飲み干すその仕草は、
もはや汚辱への抵抗ではなく、与えられた褒美を貪る牝犬の本能に近い。
「……結構。では、そろそろ次の段階に移ろうか」
バルタザールは満足げに微笑み、ルシアーダの顎を掴んで顔を上げさせる。
その口元は精液と唾液でどろどろに汚れていたが、
彼女の碧眼は、それでもなお、気高き光を失ってはいなかった。
泥濘に沈みながらも、決して砕けることのない魂の輝き。
それこそが、彼の征服欲を最も激しく燃え上がらせる至高の宝玉だった。
「その口で、私の剣を清め、その尻穴で、私の熱を受け止める。
それが、お前の誇りを守るための、唯一の道だ。……わかっているな?」
ルシアーダは、言葉を発さず、ただ静かに頷いた。
それは、従順の証であり、同時に、
絶望の淵でなお燃え続ける、不屈の闘志の表明でもあった。
白亜の皇城に、再び、淫らな水音が谺する。
それは、もはや「悲劇」ではなく「日常」となり、
この歪んだ楽園の、終わりの見えぬ時を刻み続けていた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
私の身体は、もう私だけのものではない。
そう、今でははっきりと断言できる。
自らの意志で動く手足も、羞恥に染まる肌も、
そして──誰にも見せたことのなかった、あの秘めやかな場所さえも。
すべてが、あの男の手によって「再定義」されてしまったのだ。
バルタザール・ダレインワルド。
漆黒の燕尾服に身を包んだ、あの優雅な捕食者は、私の聖域を土足で踏みにじり、
その内側をじっくりと、まるで熟成したワインの澱を愛でるかのように、
丹念に、執拗に、舐め回すようにして「調教」した。
あの日、皇女としての私が、死んだ。
そして、彼の玩具としての私が、生まれた。
鏡台の前に座らされ、私は自分の姿を見せつけられる。
亜麻色の髪はしっとりと汗に濡れ、白磁の肌は情欲の朱に染まっている。
まだ十代半ばだというのに、この身体は、
彼の与える快楽を貪欲に吸収し、淫らな花を咲かせ始めていた。
その中心にあるのが、私の「尻穴」だ。
彼はそれを「縦割れアナル」と呼んだ。
一般的な肛門が「※」のような形状をしているのに対し、私のそれは、
まるで女性器のように縦に長く、濡れた花弁のように開いているらしい。
先天性のものではない。
彼が毎夜、私のアナルに異物を挿入し、拡張を繰り返すことで、
その形状は無理やりに縦へと広げられていった。
元の形状に戻りきらず、肛門が閉じた後でも、
そこには恥ずべき痕跡が、刻印のように残っている。
彼はそれを「淫紋」と呼び、私の耳元で甘く囁いた。
「いいかい、ルシアーダ。君の其処は、私のために開く薔薇の蕾だ。
縦に裂け、蜜を滴らせ、私を迎え入れるために形作られた。……そう、完璧なまでにね」
彼の指が、鏡越しに私のアナルをなぞる。
ひくつくそこは、すでに彼の形を記憶してしまっている。
指の腹でゆっくりと襞を押し広げられると、
内側から熱い蜜が滲み出てくるのが分かった。
それは、排洩器官としての機能を捨て、
性的な快楽のみを追求する、ただの肉壺だ。
「くくっ……見るがいい。其処が、私を欲しがって、ひくひくと蠢いている。
まるで、二枚目の唇だとは思わないかね?」
彼の言葉は、私の脳髄を直接犯す毒のように、深く、甘く、浸透していく。
私は鏡の中の自分から目を逸らせない。
膝を割り開かれ、後方から彼の指に穿たれたままの、無様な姿を。
そこに映るのは、もはや皇女ではない。
ただ、快楽に飢え、男の指を締め付けることだけを望む、一匹の牝犬の姿だった。
バルタザールは、私の耳朶を唇で挟みながら、更に深く指を侵入させた。
ぐちゅり、と粘着質な水音が響く。
私の縦割れアナルは、彼の指を歓迎するように、締め付け、絡みつく。
その感覚は、痛みを伴うどころか、背筋を駆け抜ける甘い痺れへと変換され、
私の口からは、皇女にあるまじき甘い吐息が漏れた。
「……んっ……ぁ……」
「ほら、正直になったらどうだ。其処が、私の指にしゃぶりついている。
……愛おしいよ、ルシアーダ」
彼の指が、内壁の一点をゆっくりと押し上げる。
その瞬間、視界が白く弾けた。
子宮を直撃されたような、強烈な快感の波が全身を駆け巡り、
私の華奢な肢体は弓なりに反り返る。
「あぁっ……! やめっ……そこ……!」
「此処か? 此処が、君の弱点だ。
排洩器官が、私のために悦びの臓器へと変貌した証拠だよ。……素晴らしい」
彼の指は、その一点を執拗に責め立てる。
もはや、快楽の奔流に呑み込まれ、私の理性は音を立てて崩れ去っていく。
涙が溢れ、涎が口元を伝い、私は鏡に映る自分自身に、ただただ懇願するように喘ぎ続けた。
完璧に仕上げられた私の縦割れアナルは、彼の指をくわえ込み、
愛液と腸液を混ぜ合わせた蜜を、とめどなく溢れさせていた。
[#◆]
バルタザールは、その歪な花弁を愛おしむかのように、
指で何度も何度も襞を押し広げ、内側の熱い蜜を溢れさせた。
彼の指導は徹底していた。
痛みは快楽へと変換され、異物感は充足感へと置き換えられる。
それは、彼女の脳髄を直接犯す、甘美で陰湿な「再教育」だった。
そして今、その教育の集大成として、彼女の縦割れアナルは、
ついに彼の凶悪な肉槍を受け入れようとしていた。
「さあ、ルシアーダ。君が自ら選んだ第二の処女を、今こそ私に捧げるのだ」
バルタザールの声は、ねっとりと甘く、皇女の理性を蕩かす毒蜜のようだ。
ルシアーダは、天蓋付きのベッドの上で四つん這いになり、自らの尻を高く掲げていた。
亜麻色の髪は汗で額に張り付き、白磁の肌は羞恥と、自覚なき期待に朱を散らしている。
その碧眼は涙に潤みながらも、鏡越しに映る自分自身と、
背後に控える捕食者の姿を、しっかりと見据えていた。
(これで……私の純潔は守られる……)
彼女は、心の中でそう繰り返す。
この行為は、処女を守るための「契約」。
それは、彼女の砕けかけの理性を、かろうじて繋ぎ止める最後の楔だった。
だが、それと同時に、彼女の身体は、これから始まる未知の快楽に対して、
戦慄くような期待を抱いていることも、否定できなかった。
「……良い子だ。では、頂くぞ」
バルタザールは、唾液と先走り汁で濡れ光る己の亀頭を、
ルシアーダの縦割れアナルに押し当てた。
ぐちゅり。
唾液と腸液が混ざり合い、いやらしい水音が静寂を切り裂く。
彼女の肛門は、熱に浮かされたようにひくつき、侵入者を迎え入れる準備を整えていた。
「ひぅっ……!」
ルシアーダの口から、緊張と恐怖に震える短い悲鳴が漏れる。
バルタザールは、彼女の反応を愉悦の眼差しで見下ろしながら、
ゆっくりと、しかし確実に、腰を進めていった。
ずぶぶぶっ……。
唾液と精液で濡れたエグくエラの張った鬼頭が、
狹苦しい肛門の輪を押し広げながら、彼女の体内へと侵入していく。
「あああぁっ……! 熱い……熱いです……!」
ルシアーダは、その圧倒的な異物感と熱に、シーツを握りしめ、悲鳴を上げた。
皇女の熱い体温が、肉棒を包み込む。
丹念に再教育された肛門はきつく、直腸は柔らかい。
そのコントラストが、バルタザールにこの上ない快感を与えていた。
羞恥と恥辱に涙ぐむ本人の意志に反して、
躾けられたケツマンコは、積極的に奉仕するように蠢いている。
「くくっ……素晴らしい……素晴らしいよ、ルシアーダ。
君の其処は、私の肉棒のために誂えたオーダーメイドの鞘だ。
見るがいい……ここまで咥え込んでいる……」
バルタザールは、彼女の尻を両手で鷲掴みにし、
その縦割れアナルに肉槍を根元まで一気に突き込んだ。
パンッ! と、乾いた肌がぶつかる音が室内に響き渡る。
「んおおおぉっ!? ♡♡」
ルシアーダの視界が、激しい閃光に包まれた。
子宮を裏側から直撃されたかのような、未体験の衝撃が全身を駆け巡る。
痛みは一瞬で、すぐにそれを上回る圧倒的な快楽の波が、彼女の脳髄を白く塗り潰した。
彼女の口からは、もはや皇女のものとは思えぬ、野生的で甘美な咆哮が迸る。
「イッ……イっちゃう! おしりでイっちゃううぅっ!! ♡♡」
彼女の縦割れアナルは、侵入者を拒絶するどころか、
歓喜の雄叫びを上げて、肉棒に絡みつき、締め付ける。
腸壁が波打ち、直腸が蠢き、精液を一滴残らず搾り取ろうとするかのように、激しく蠕動する。
それは、バルタザールが完璧に仕上げた、彼女の第二の処女の反応だった。
「……まだだ。こんなものでは終わらせんよ」
バルタザールは、絶頂の余韻に浸るルシアーダの腰を容赦なく掴み、激しい抽送を開始した。
パンパンパンッ! と、腰を打ち付ける音が、淫らな水音と嬌声に混ざり合い、部屋中に谺する。
彼は、ルシアーダの亜麻色の髪を手綱のように掴み、後ろから激しく蹂躙する。
もはやそこには、皇女と侵略者という関係性は存在しない。
ただ、牡と牝の、獣じみた交尾があるだけだった。
彼の動きに合わせて、ルシアーダの華奢な肢体は激しく揺さぶられ、
形の良い乳房がぶるんぶるんと踊る。
涙と涎にまみれた彼女の顔は、苦痛と快楽が入り混じった、
なんともいえない淫らな表情を浮かべていた。
「あぁっ! 奥……奥に当たってる……! お腹の中、ぐちゃぐちゃです……!」
彼女の口から紡がれる言葉は、もはや懇願でも拒絶でもなく、ただの現状報告だ。
彼女の縦割れアナルは、もはやバルタザールの肉棒の形を完璧に記憶し、
その抽送に合わせて、自ら締め付け、絡みつく。
それは、彼が教え込んだ「奉仕」の完成形であり、
彼女自身の肉体が自発的に選択した「悦楽」の証でもあった。
「これで二度目だ。……受け取るがいい」
バルタザールの声が、絶頂の予兆と共に震えた。
肉棒が直腸内で限界まで膨張し、熱い奔流が彼女の腸壁に叩きつけられる。
「あああぁぁっ!! 熱い……熱いのが……出てる……! ♡♡」
ルシアーダは、その生暖かい液体で腸内が満たされる感覚に、再び絶頂を迎えた。
彼女の身体は、もはや、男の精液を受け止めることが、
最高の喜びであると学習してしまっている。
どくどくと注ぎ込まれる大量の精液が、彼女の腹の奥を満たしていく。
バルタザールは、ゆっくりと肉槍を引き抜いた。
ずるり、と音を立てて抜け落ちた肉棒の後には、
ぽっかりと口を開けた彼女の縦割れアナルが、
白濁の液をとめどなく溢れさせていた。
その光景は芸術作品の完成を祝うかのように、淫靡で美しかった。
「……よく耐えた。今日のところはこれで終わりにしてやろう」
バルタザールは、息も絶え絶えにシーツに沈むルシアーダの頭を、優しく撫でた。
彼女の碧眼は虚ろで、まだ絶頂の余韻に震えていた。
しかし、その奥底には、確かな意志の光が、消えずに残っている。
それこそが、彼の征服欲を何よりも満たす、至高の宝だった。
この気高い姫君が、自らの意思で差し出した第二の処女を蹂躙し、
その胎内に己の印を刻み込む。
その背徳の悦楽は、何物にも代えがたい。
「……次は、何日、待たせれば……お前の其処は、私を欲しがるようになるかな?」
バルタザールの問いかけに、ルシアーダは答えない。
ただ、彼女の縦割れアナルは、ひくひくと蠢きながら、
こぼれ落ちる精液の残滓を、愛おしむように締め付けていた。
白亜の皇城に、再び静寂が訪れる。
だが、それは終わりではなく、次の調教への幕開けに過ぎなかった。
ルシアーダの長い夜は、まだ始まったばかりだ。
[#◆]
白亜の牢獄に、「均衡」という名の呪いが巣食っていた。
尻穴を開き、口で奉仕し、其処を蹂躙されるたびに絶頂へと追い上げられながらも、
彼女の碧眼に宿る気高き光だけは、どうしても消えなかった。
だが、その光も今や、絶望という名の酸で曇り始めていた。
私は悟ったのである。
結局のところ、この「契約」こそが最も残酷な拘束だったのだと。
尻穴という第二の口で男根を啜り、腸内に精液を注ぎ込まれるたびに
脳髄が白く焼かれていくその背徳の坩堝で、私は少しずつ、
しかし確実に人としての尊厳を削り取られていった。
だが、それでも生かされた「処女」という聖域だけが、
私を人間として繋ぎ止める最後の鍵だったのだ。
しかし、その鍵は今や、
私を逃げ場のない檻に閉じ込めるだけの錠前へと変貌していた。
バルタザールは愉悦の悪魔だった。
ある夜は、四つん這いにさせた私の縦割れアナルを一晩中かけて
徹底的にレイプし、直腸壁を震わせながら朝まで吠えさせる。
またある夜は、私の喉奥に凶悪な肉槍をねじ込み、
呼吸さえ奪いながら精液を味わさせる。
数ヶ月に及ぶその執拗なまでの、
そして中年のそれとは到底思えぬ気力に満ちた陵辱の果て、
私の肉体はもはや、彼無しでは生きられない麻薬中毒者のように成り果てていた。
だが、彼は決して、「其処」には触れなかった。
私の最後の聖域。
宝石箱の如く秘められ、今なお無垢な薄膜に守られた処女の証。
彼はそこへ、ただ指先一つ分さえ侵入することはなかった。
それは契約だった。
私が尻穴と口を差し出す限り、彼は処女を奪わないという取り決め。
しかしそれは、皇帝の恩赦などではない。
終わりの見えない無期懲役だった。
今宵、その均衡が音を立てて崩れた。
バルタザールは、私を天蓋付きのベッドに仰向けに押し倒した。
彼は、長く尖った私の耳朶を唇で挟み、甘く痺れるような囁きを吹き込むと、
その指を——あろうことか、あの処女の秘裂へと這わせたのだ。
「ひっ……!? そ、そこは……!」
悲鳴と共に、私の身体が跳ねた。
恐怖か?
違う。
数ヶ月の間、他の穴を開発され尽くした私の身体は、
この数少ない「触れられざる場所」の感度を、
異常なまでに蓄積させてしまっていたのだ。
指先が濡れた襞をかすめただけで、子宮が痙攣し、
背骨を蕩かせるような熱い奔流が下腹を奔る。
「契約は……! 処女は……!」
「守ると言ったさ。私の指一本、侵入させんからね。ただ……愛でるだけだよ」
悪魔の囁きと共に、彼の指が秘裂を割り開き、硬く脆立った淫核を掠めた。
「んおおぉっ……!! ♡」
宇宙が弾けた。
卑猥な水音と共に、私の口から皇女としての尊厳を忘れた、ただの雌の咆哮が迸る。
処女の秘裂は、触れられることさえ禁止されていたがゆえに、
あらゆる凌辱の中で一番敏感な性感帯へと変貌させられていたのだ。
だが、バルタザールはそれ以上を許さない。
甘く唸る淫核を指の腹で転がし、処女膣の入り口で内壁を優しく撫で回す。
張り詰めた弦の如き緊張が限界へと達し、すぐ其処に解放の門があるというのに、
彼は決してその扉を開けようとはしなかった。
「イかせて……おねがい……イカせてくださいっ……!! ♡」
私は叫んでいた。
自ら腰を浮かし、処女の秘裂を指に押し付け、快楽の根源を貪ろうと貪欲に蠢いていた。
矜持も、皇女としての威厳も、もはや排洩器官のごとき献金へと成り下がっていた。
だが、バルタザールは、私が絶頂の淵に立つその瞬間に、必ず指を離した。
「あぐっ……! いやっ……もう……そこ……ぉ……!!」
寸止め。
それは地獄だった。
脳髄が沸騻し、全身の神経が快楽を求めて悲鳴を上げるというのに、
最後の押し込みが永遠に訪れない。
張り詰めた矢が放たれることなく、弦だけが軋み続ける苦痛。
それは、尻穴を貫かれ、精液を注がれることよりも遥かに残酷な、
限界突破を許されない精神的な追い詰めだった。
数時間か、数日間か。
私は焦らしプレイの果てに、すでに正気を失いかけていた。
口からは虚ろな喘ぎが漏れ続け、汗と愛液でぐしゃぐしゃになった顔で、
私はただ 絶頂を求めて媚び続けた。
(このままでは……壊れてしまう……)
寸止めされるたびに見える、あと一歩の向こう側の光。
そこへ行くためには、この男の許可が必要だった。
そして、その許可が下りる条件はただ一つ。
悟りは、あまりにもあっけなく訪れた。
私はスライムのような思考の中で、ただ一つの真理を噛み締めた。
処女であることこそが、私をこの男の掌の上で永遠に踊らせる鎖なのだと。
解放されたいのなら、自らその聖域を壊すしかない。
「……バルタザール様……」
私の口から、あり得べきはずのない呼称が滑り落ちた。
男の指が、今一度、限界まで張り詰めた淫核を掠める。
私は涙と涎にまみれた顔を上げ、
この世の終わりの如き嬌声を放ちながら、己の魂をこの悪魔に売り渡した。
「……刻んで……ください……♡ 淫紋を……わたしの子宮に……刻んで……くださいませっ……♡♡」
言うや否や、私は自ら足を大きく割り開けた。
処女の秘裂を、凶悪な肉槍に捧げるために。
それは契約の反故だった。
だが、もはや私に選択肢などなかった。
快楽の地獄から唯一救済される道は、
地獄の底で悪魔と契約を更新することだけだったのだ。
「……いい子だ。ルシアーダ」
バルタザールの笑みは、氷の如く冷たく、そして蜜の如く甘かった。
彼は、私の最後の抵抗ごと、その全てを呑み込もうとしていた。
「望み通り、イカせてやろう。君の其処が、私の肉棒で咲き乱れるまでな」
凶悪な亀頭が、熱く濡れた秘裂の入口を押し広げた。
「ああぁぁっ……♡♡ 来て……バルタザール様の……
赤子を……孕ませてくださいましょおおぉっ……!! ♡♡」
白亜の皇城に、皇女の堕天を祝う涅槃への咆哮が谺する。
均衡は破られた。
雌としての転生の儀式が、今、始まったのだ。
[#◆]
許可も得ずに唇を奪われた。
ふっくらと瑞々しい果実のような唇を、男の薄いそれが容赦なく押し潰す。
生温かい舌が歯列をなぞり、無遠慮に口腔内へと侵入してくる。
それは蹂躙であり侵略だった。
口内を犯される感触に私は身体を強張らせた。
これまで幾度となく彼の肉槍を咥え込み
喉奥を突かれ精液を嚥下してきたというのに
唇が重なり舌が交わるという行為だけはどうしても馴染めない。
口での奉仕はあくまで「契約」に基づく処理の一環だった。
だがキスは違う。
それはもっと個人的で感情的で愛憎の篭もった
二人だけの密やかな儀式ではないか。
んっ……ふぅっ……
鼻から抜ける吐息が甘く漏れる。
男の舌が私の舌を絡め取り執拗に吸い上げる。
口腔の粘膜を犯される感触が脳髄を痺れさせ
背筋に悪寒にも似た快感が奔る。
私は為す術もなく彼の思うがままになっていた。
初々しい仕草なのだろうか。
自らの唇を重ねてくる男に対し如何に反応してよいのか分からず
ただ硬く目を閉じ身を委ねることしかできない私。
それが逆に男の嗜虐心を煽り立たせていることなど
愚かな皇女は理解していないと悟った。
バルタザールは私の唇を味わい尽くすように
角度を変え深く深く口づけを繰り返した。
ねっとりと濃厚な接吻。
それはまるで毒蜜を流し込まれているかのようだった。
彼の味と匂いが鼻腔を満たし思考を蕩かしていく。
これまで口や尻穴で散々陵辱されてきた私の身体は
この愛撫だけで熱を帯び始めていた。
恥ずべき秘裂がひくつき愛液を溢れさせ
再教育された第二の口も期待に震えて蠕動する。
彼は唇を離すと私の顔を見下ろし艶めいた笑みを浮かべた。
銀糸が私たちの唇の間に引かれ煌めきながら途切れる。
その淫靡な光景に私は羞恥で顔を赤らめた。
「……初めてのキスでしたねルシアーダ」
彼の囁きは甘くそして残酷だった。
口での奉仕は仕込まれた。
だがキスは初めてだ。
その事実が私の心を深くえぐる。
処女を守るための「契約」のもと
あらゆる辱めを受け入れてきた私が
唯一守り通してきた聖域が今この瞬間に崩れ去ったのだ。
あぁ……
私は力なく呟いた。
もはや抵抗する気力さえ残っていない。
あるのはただ深い虚無と微かな安堵だけだった。
もう守るべきものはない。
だからこそこの先続く蹂躙に身を委ねることができる。
バルタザールは再び私の唇を塞いだ。
今度はより激しく貪るように。
[#◆]
それは喩えるならば、熟れ過ぎた無花果の果実を食むような口づけ。
外皮は薄く、ひとたび破れれば、内側に秘められた甘やかな果肉が、
ねっとりと舌の上で溶けていく。
彼の舌は、私の口腔という名の聖域に侵入し、征服者が新たな領土を検分するかのように、
ゆっくりと、しかし執拗に、その襞の一枚一枚を味わい尽くしていく。
「んっ……ふぅっ……」
鼻から抜ける吐息は、私の意思とは裏腹に、甘く、熱を帯びていた。
与えられる快楽に、ただ為す術もなく翻弄される。
そんな私の初々しい反応が、彼の嗜虐心を煽っているのだろう。
バルタザールは、私が息継ぎに困窮する様すらも
愉悦のスパイスとして味わうかのように、決して唇を離そうとはしなかった。
彼の舌が、私の舌を絡め取る。
逃げ場を失った小さな肉片は、侵略者によって無理やりに引き摺り出され、
彼の口腔内へと誘われる。吸われ、舐られ、歯列をなぞられる。
その一つ一つの感触が、脳髄を直接痺れさせるような快感の信号へと変換され、
私の華奢な肢体を震わせた。
ああ……これが、口づけ……。
私は、ぼんやりと考える。
数ヶ月もの間、彼の肉槍を咥え込み、喉奥を犯され、その精を嚥下してきた。
それは紛れもなく、私の意思で選んだ「契約」に基づく、苦痛を伴う奉仕だった。
しかし、この口づけは、一体何なのだろうか。
こんなにも熱く、甘く、そして……心地良いものだとは、露知らなかった。
私の困惑をよそに、バルタザールの舌は、更に奥深くへと侵入し、口腔内を蹂躙する。
上顎をなぞられ、舌の裏側を舐め上げられる。
その度に、背筋を駆け抜ける悪寒が、子宮の奥深くで熱い疼きへと変わる。
気がつけば、私は自ら舌を差し出し、彼の愛撫に応えようとしていた。
まるで、彼の味を、少しでも多く感じ取ろうとするかのように。
「……良い子だ」
ようやく唇が解放された時、私の口元からは、
銀色の糸が一筋、彼の唇との間に橋を架けていた。
それが灯の淡い光に煌めき、やがて無惨に途切れる様は、
まさに私の純潔が失われた瞬間を象徴しているかのようだった。
私は羞恥に顔を赤らめ、荒い息を繰り返すことしかできない。
「初めてのキスだったね、ルシアーダ。……実に芳醇な味わいだったよ」
バルタザールの囁きは、私の心を深く抉る毒蜜だ。
彼は、私がこれまで彼に捧げてきたあらゆる屈辱と、この口づけが、
全く別次元のものであることを、残酷なまでに明確に区別してみせたのだ。
「……あぁ……」
私は力なく呟いた。
絶望と、それとは相反する微かな充足感が、胸の中で渦を巻く。
もう、守るべきものは何もない。
私の唇も、舌も、口腔の隅々に至るまで、この男の所有物となったのだ。
その事実が、私の心を深い虚無へと突き落とすと同時に、
言葉にできない解放感をも与えていた。
「では、続きと行こうか。今度は、君のその舌で、私の舌を愛撫するのだ」
彼の命令は、もはや私にとって絶対の真理だった。
私は逆らうことなく、自ら唇を開き、彼の薄い唇をそっと挟み込んだ。
今度は、私から舌を差し出し、彼の口腔内へと侵入していく。
そこは、私の知るどんな味よりも濃厚で、野蛮で、
それでいて抗いがたい魅力に満ちた、禁断の園だった。
私の舌は、彼の歯列をなぞり、上顎をくすぐり、彼の舌と激しく絡み合う。
経験不足の拙い動きは、それでも彼に奉仕したいという一心で、
次第に熱を帯び、淫らな水音を奏ではじめる。
それは、私が自ら進んで彼に堕ちていく、決定的な瞬間。
「んちゅっ……じゅるる……♡」
口づけに没頭する私の秘裂は、熱く蕩けた蜜をとめどなく溢れさせ、
再教育された第二の口もまた、期待に震えてひくついていた。
私の身体は、もはや完全に、この悪魔に調教され尽くしている。
そして、その事実が、今の私には、
何よりも甘美な悦楽として感じられたのだった。
「……上手になったじゃないか。褒美をやろう」
バルタザールは満足げに微笑むと、私の身体を再びベッドへと押し倒した。
その指が、今度こそ、処女の秘裂を割り開き、淫らに熟した淫核を執拗に愛撫し始める。
「あぁっ……! そこ……!」
「イキたいか? イキたいなら、私の舌に、もっと奉仕するのだ」
彼の声は、甘美な拷問だった。
私は彼の首に腕を回し、夢中で口づけを繰り返しながら、
自ら腰をくねらせ、彼の指の動きを追い求めた。
白亜の皇城に、淫らな水音と、皇女の嬌声が谺する。
それは、もはや蹂躙の調べではない。
これは、雌としての悦びに目覚めた私が、
自ら奏で始めた、背徳の協奏曲なのだ。
[#◆]
私は、自分の肢体が淫らに開帳されていく様を、ただ呆然と見つめていた。
しっとりと汗ばんだ内腿を男の大きな掌が掴み、無造作に左右へと押し広げていく。
抵抗する気力は、とうに蕩け落ちていた。
天蓋付きのベッドの上で、私はまるで生贄の仔羊のように、
最も秘めやかな場所を侵略者の眼前に晒している。
羞恥心はある。
だがそれ以上に、これから始まる未知の快楽への期待が、私の肢体を内側から震わせていた。
「ほう……これはまた、随分と手入れの行き届いた秘所だ」
バルタザールの視線が、私の股間を舐め回す。
その視線だけで、秘裂の奥がきゅんと疼くのが分かった。
「皇女殿下ともあろうお方が、なんと淫らな身体を持っておられるか」
彼の言葉が、私の耳を犯す。
濡れそぼった淫裂は、彼の視線の圧に耐えかねたように、
ひくひくと浅ましく蠢いていた。
無毛の割れ目は、熟しきった白桃が自然に裂けたように、内側の真紅を覗かせている。
私は、反射的に自分の秘部を両手で覆い隠していた。
「や……見ないで……ください……」
声が震える。
皇女としての矜持も、今は形を成さない。
許されるなら、このまま消えてしまいたい。
そう願う一方で、この男の視線から逃れられない自分がいることも、認めざるを得なかった。
「なぜ隠す? 私の愛撫で、其処はこんなにも濡れそぼっているのに。
まるで、私を待ち焦がれていたかのようだ」
バルタザールの指が、私の手首を優しく包み、力ずくで退けていく。
抵抗は容易かった。
というより、抵抗する意思そのものを、彼の指が溶かしていく。
露わになった淫裂を、彼の指がゆっくりとなぞる。
敏感な襞を割り開かれ、真珠のような淫核が姿を現す。
「ひあっ……!」
電撃が走った。
数ヶ月もの間、
焦らされ、
愛撫され、
飼い馴らされた身体は、
もう彼の指先ひとつで簡単に火が点く。
私の腰が浮き、声にならない悲鳴が溢れる。
彼は私の反応を確かめるように、淫核を指の腹で転がし、
処女膜を隔てた入口を、くにくにと圧迫した。
「ククッ、焦らされる身体は、本当に美味そうだ」
この意地悪な笑みこそが、彼の本性だ。
彼は私をイカせたいのではない。
寸前で突き放し、その苦悶の顔を愉しみたいのだ。
しかし、私の身体はもはや、彼の指に逆らえない。
溢れ出る愛液がとめどなく流れ、シーツを汚していく。
私は、彼の指を締め付け、味わうように腰を揺らしていた。
「あぁっ……も、もう……イかせて……お願い……っ」
口をついて出たのは、他愛のない懇願だった。
彼は、私の姿を心から愉しみながら、指の動きを激しくしていく。
絶頂に手が届く。
その瞬間、彼はまたしても、あと少しのところで指を離した。
「……ひっ、あ……!」
強烈な焦燥感が私を襲う。
脳裏が真っ白になり、涙が滲む。
快楽の渦に、置き去りにされた。
「イかせてほしいなら、そう言え。私はお前の何だ?」
その問いかけに、私は迷わず、震える声で答えていた。
「……ご、ご主人様……バルタザール様……お願い……っ」
その瞬間、彼の指が私の最も敏感な一点を的確に捉えた。
私は、自分が何を口走ったのかも理解できないまま、絶頂の海に沈んでいった。
「ああぁぁっ……! イく……イってしまう……♡」
かつて皇女としての名を捨てた夜と同じように、
私はこの男の与える快楽に、完全に支配されていた。
そして、それが私の望んだ結果であることから、
もう目を逸らすことはできなかった。
[#◆]
まぶしいほどに白い肌が、月明かりを吸い込んで淡く発光しているようだ。
呼吸のたびにしなやかに起伏する肢体は、
まるで神話の巫女が生贄の祭壇に横たわる姿を思わせる。
だが、その股間から溢れ出る淫らな蜜は、彼女が聖女ではなく、
既に数え切れぬほどの絶頂を刻み込まれた牝であることを雄弁に語っていた。
「ああ……もう、何も考えられない……あなたの、
いえ、ご主人様の……好きにしてくださいませ……♡」
ルシアーダが、自ら両脚を大きく開き、膝を抱える。
涙で潤んだ翠眼が、熱に浮かされたように虚空を彷徨い、
羞恥に染まった唇からは、僅かに震える懇願が漏れ出していた。
(──まさに、極上だ。この瞬間のために、何ヶ月色づけをしてきたことか)
バルタザールは、その痴態を数秒のあいだ、心底から堪能した。
長い銀糸のような髪は汗で白い肌に張り付き、
形の良い乳房の頂に咲く桜色の蕾は、これ以上ないほど硬く熟れている。
そして──彼女の最秘部。
無垢なはずの処女膜を隔てて、ひくつく肉蓋は、
既に誰の目にも明らかなほど蜜を溢れさせ、侵入を歓迎するがごとく、蕩けた綻びを見せていた。
「では、お前のすべてを……ここから、私のものにしてやろう」
彼女の太腿を掴み、己の中心を、その柔らかな隘路の入口に押し当てた。
熱い。
肉棒の先端が触れただけで、そこは私の形を覚えさせろとばかりに、
ひくひくと蠢き、ぬるついた愛液を溢れさせる。
その温かさに、何かが決定的に溶け出した。
もはや、これは征服ではない。
これは魂を繋ぐ、歪んだ婚姻の儀式なのだ。
「あぁっ……来て……ください……♡ 私の、一番、奥に……♡」
その囁きこそが、最後の閂を引き抜いた。
「──ッ!!」
一気に腰を突き入れた。
処女の証が弾ける感覚が、肉棒を包む肉襞を通して、鮮烈に伝わってくる。
「───ッッ……あああぁぁぁっ!!!」
ルシアーダの全身が、稲妻に打たれたかのように反り返った。
白い喉を仰け反らせ、伸びやかな肢体が激しく痙攣する。
その内側は、想像を絶するほどに狹く、熱く、そして柔らかだった。
侵入を拒むように締め付け、それでいて、奥へ奥へと誘い込むように蠢く、
無数の肉襞が、肉棒の隅々にまで絡みついてくる。
「痛いか? いや、もう痛みなど忘れているな? 見ろ、お前の身体は蜂蜜を滴らせて、
淫肉が咥え込むだけでなく、勝手に吸い上げているぞ」
指摘に、ルシアーダはただ、かぶりを振る。
その口からは、何かを訴えるような、
あるいは許しを乞うような、濡れた息が漏れるばかりだ。
ルシアーダの中に、バルタザールがいる。
処女という名の唯一無二の聖域が、今、肉棒によって占拠されたのだ。
(この感触こそが、私の……)
バルタザールは、手始めに、ゆっくりと律動を開始した。
彼女の胎内を味わうように、悠長に、丹念に、最奥を探る。
ずぶ、ずぶ、と音を立て、肉棒が貫くたび、
結合部からは白濁の愛液が泡立ち、淫らな水音を奏でる。
それは、主人だけが聴くことを許された、皇女降誕の破瓜と悦楽の交響曲。
「あ……あ……っ♡ こんな……こんなの……知らない……っ♡」
快感に眩暈を起こしながら、シーツを手繰り寄せる。
両脚を担ぎ上げ、更に深く、本能の赴くままに、腰を打ち込んだ。
いや、もっと深く、もっと凶暴に。
存在を、この身体の最も奥深い宮殿にまで刻み付けねばならぬ。
ぱん、ぱん、ぱんっ!
乾いた肉と肉がぶつかる音が、静まり返った皇城の私室に響き渡る。
彼女の豊かな胸は、律動に合わせて激しく揺れ、桜色の乳首が鈍く光る。
そのうち、ルシアーダは、初めての異物感と恐怖を乗り越え、自らの腰をも、
動きに合わせて、無意識的に揺さぶり始めた。
「ふ、ぁ……んっ……♡ ご、ごしゅじんさま……♡」
彼女の口から、自発的に溢れ出たその言葉は、
まさに、これまでの調教の集大成だった。
バルタザールは頭を掴み、舌を吸い上げるようにキスをしながら、
子宮を存分に譛め上げた。
卑猥な水音と、喘ぎ声が、濃密な空気と混ざり合い、部屋を満たしていく。
やがて、下半身から、抗いがたい強烈な予感が込み上げてきた。
射精の予感だった。
耳元に唇を寄せ、最期の宣告を下す。
「受け入れろ、ルシアーダ。私の仔を宿すのも、そう遠くない未来だ」
最奥へ、生まれたままの己を、何もかもを注ぎ込んだ。
[#◆]
灼熱の烙印が、私の最奥を焼き尽くしていく。
びゅるびゅるびゅるっ……!
男の絶頂は、暴風雨のごとく私の子宮を打ち砕いた。
先程まで容赦なく扉をノックし続けていた凶悪な亀頭から、
煮えたぎるような白濁が脈打ち、私の胎内へと注ぎ込まれる。
それはただの液体ではない。
侵略者が征服の証として所有地に吹き立てる、
熱く重たい鉛の雨だ。
「ああぁぁぁっ……!! ♡♡ 奥が……奥が熱いのぉっ……!! ♡♡」
白い喉を仰け反らせ、シーツを握りしめる指爪が布を裂かんばかりに食い込む。
物理的な衝撃と熱量が、子宮の最深部を直接殴りつける。
これが「孕む」ということなのか。
男性の精を受け止め、新たな命を育む殿堂が、
今はただ、異物を貪り食らうがごとき蠕動で、その白濁を啜り上げていた。
ぐちゅっ……ぢゅぷっ……ぴゅっぴゅっ……♡
卑猥な吸音が、私の体内から響き渡る。
それは処女喪失の痛みなど、とうに彼方へと追いやられていた。
数ヶ月に及ぶ調教の果てに、羞恥心と痛覚は変質し、
背徳の快楽へと変換される回路を植え付けられていたからだ。
子宮口は鸚鵡返しに男の脈動を悦び、
腸壁は未だ余韻に浸る肉棒を決して逃すまいとするかのごとく
慕い奢り、締め上げていく。
「……如何だルシアーダ。私の鼓動が、お前の胎内で木霊しているだろう?」
バルタザールの声が、遠く霞んだ意識の端に触れる。
それは制圧した土地に所有の旗を立てる征服者の余裕そのものだ。
だが私は、その言葉に反論できなかった。
いや、反論しようとする思考そのものが、
腹の底から湧き上がる圧倒的な充足感に溶かされ、
蕩け落ちていたからだ。
(あぁ……満たされていく……)
(熱いのが……私の、お腹の、奥に……)
失われていたはずの処女膜の痛みはもうない。
あるのは、身体の芯が満たされていく、狂おしいほどの悦びだけ。
子宮が、熱された坩堝のように白濁を受け入れ、
私の存在そのものを白く塗り替えていく。
だが、その灼熱の中で、一抹の不協和音が響いていた。
異物感だ。
急激に注ぎ込まれる熱の奔流は、
あまりにも濃厚で、野蛮で、そして……生物的だった。
(何か……違う……)
(これだけ注がれて……平気なはずがない……!)
それは生理的な拒絶反応だったかもしれない。
皇女としての最後の防衛本能が、
這い上がってきたのかもしれない。
だが、その警鐘さえも、今の私には甘美なスパイスに過ぎない。
拒絶の信号は脳髄に届く前に快感の記号へと置換され、
歪んだ叙事詩として私の精神に刻み込まれていく。
(いや……でも……きもち……いい……♡)
(こんなに……満たされるなんて……しらなかった……♡)
違和感は快楽の濁流に呑み込まれ、
私は泥濘の中で無様に波打つことしかできなかった。
バルタザールは、ゆっくりと腰を引いた。
ずるり……ねっとりとした摩擦音が腹の底から耳へと響く。
肉棒が退出していくその摩擦すら、
今の私には耐え難いほどの愛撫だった。
「ひあぁっ……! ♡ 出て……いく……おっきいのが……奥から……!! ♡」
理性の枷が外れ、身体のすべてが男を欲している。
皇女としての尊厳は地に落ち、
ただ雄に抱かれ、その精を貪る牝犬の本能が喘ぎ声を上げていた。
だが、その完璧な支配の譜面には、
一音の狂いが混じっていたのだ。
孕むという事実の重みが、
いずれ私の精神を、巴里と違う方向へと引っ張っていくことになるなど、
今の私はまだ知る由もなかった。
ただ、白濁にまみれ、汗水にまみれ、
獣じみた嬌声を上げ続けることだけが、
今の私に許された唯一の「生」の証明だった。
[#◆]
灼熱の鉛雨が私の子宮という名の器を満たし、
やがてゆっくりと引き潮のごとく引いていく。
ずるり、と。ねっとりとした摩擦音が股間から響き、
バルタザールの凶悪な権現が私の胎内から退出した。
ぽっかりと口を開けた秘裂は、
行き場を失った白濁の煮え湯をとめどなく溢れさせながら、
空虚を埋めようと卑猥に蠢いていた。
ああ、なんて無様な光景だろう。
グラッカン帝国の至宝たる皇女の秘所が、
まるで壮年の男の精を貪るために生まれてきた汚らわしい肉の器のごとく、
ひくつき、震え、涙を流している。
これが、私の選んだ「契約」の結実か。
処女を守るための防壁は、自らの手で降ろされた門扉となり、
敵を最深部へと招き入れる結果となったのだ。
「ふぅ……。実に結構。これぞ帝王学の極みと言うべきかね」
バルタザールは、己の未だ固さを残す肉棒を手に取り、私の目の前に突きつけた。
白濁と私の愛液が混ざり合い、飴細工のように糸を引くその悍ましい男根。
だが、私の視線は不覚にもその異形の柱に釘付けになっていた。
先程まで私の最奥を蹂躙し、幸福感とも痛みともつかぬ悦びを強制した張本人。
私の胎内は今なお、その質量と熱を恋しがってうずいているではないか。
「見るがいい、ルシアーダ。君の最も穢れなき場所が、
私のモノをこんなにも啜っていただろう? まるで最初から私のために誂えられた名器だ。
高級娼婦ですら霞むほどの締り具合だよ」
彼の言葉は、毒蜜のように甘く、私の自尊心を根底から溶かしていく。
違う、と否定したい。
だが、肢体の奥底で飼い慣らされた雌の本能は、
理屈を嘲笑うかのように、再び熱を帯び始めていた。
子宮が疼く。
あの圧倒的な質量で満たされる感触を、細胞の一つ一つが渇望している。
とろりと太腿を伝い落ちる白濁の冷たさが、逆に内側の火照りを際立たせた。
「……あぁ……」
乾いた唇から、言葉にならない吐息が漏れる。
バルタザールは、ベッドに横たわる私の豊かな双丘へと手を伸ばした。
ミミの爆乳には劣るが、十代半ばの乙女としては十分すぎるほどに熟した白桃。
その柔らかな肉を、彼は無造作に鷲掴みにする。
むにゅっ、と無惨に形を変えられる感触。
しかしそれは、痛みよりも遥かに深い痺れを背骨へと走らせた。
「くくっ。ここもまた、随分と世話の焼ける果実だ。
こうして愛でられるのを待っていたのだろう?」
親指が桜色の乳首を捉え、容赦なく上下に扱き上げる。
ビクンッ!
電撃が走った。
秘裂と口との二箇所で散々蹂躙され、性感帯へと再定義された乳首への刺激は、
もはや断末魔にも等しい快楽の信号だった。
「いやぁっ! ♡ そこ……だめぇっ♡ おっぱい……おっぱいだめぇっ!!」
皇女にあるまじき、むずがるような甘い嬌声が迸る。
違う。
私はこんな言葉を吐くような女じゃない。
でも、身体は正直だ。
彼の荒々しい愛撫に呼応し、乳首は硬く屹立し、
もっと強く扱いてくれと懇願するかのように自己主張を始めている。
口とは裏腹に、蜜壺は再び淫らな粘膜音を響かせて濡れそぼり始めていた。
「健やかなる樹木はよい実を結ぶ。君の身体は、私の教育方針の正しさを証明しているよ」
バルタザールは恍惚とした表情で、私の乳房に顔を埋め、その乳首を口に含んだ。
ちゅぱっ、じゅるっ♡
赤ん坊が母乳を貪るかのような、
あるいは野獣が獲物の肉を食いちぎるかのような、ねっとりとした吸啜音。
温かい口腔内に包まれ、舌で転がされ、吸い上げられるたびに、
子宮が軋むような甘い疼きが脳髄を焦がす。
「あぐっ……はぁんっ♡ おじさま……そんなこと……♡」
「おじさま? ふふっ、控えめな叔父への敬愛か? それとも、牝が牡に許す甘えか?」
彼の指が、再び熱を帯びた秘裂へと侵入してくる。
一度注がれた精液を掻き回すかのように、ぐちゅぐちゅとかき混ぜる。
卑猥な水音が、静謐なはずの私室に反響する。
「いやぁっ♡ おくに……指が入ってる……♡ くちゃくちゃにされてるぅっ♡」
「感想が詩人めいてきたね。だが其処はどうだ? また私を求めて膨らんでいるぞ」
指先が、内壁の一点を的確に抉った。
その瞬間、視界が白く弾けた。
先程の絶頂の余韻が残る身体は、
あまりにも過敏に、
あまりにも素直に、
快楽の波を受け入れてしまう。
「ああぁぁっ♡♡ イクッ♡ また……イっちゃうううぅっ♡♡」
背中を弓なりに反らせ、私はただの雌として、征服者の指に踊らされた。
だが、その絶頂の淵で、私の魂の片割れはまだ冷たく燃えている。
[#◆]
この世に、これほどまでに私にフィットする男が他にいるのだろうか。
いや、いない。
断言できる。
私の身体は、彼を受け入れるために形作られたとさえ錯覚するほどに、
バルタザールという男の質量と熱度に順応していった。
再び、彼が腰を進める。
ずぶり、ずぶり、と。
粘着質な水音が皇城の私室に谺する。
それは、帝国の至宝たる皇女が、男の欲望の坩堝で溶かされ、
鋳造し直される鐘の音のようだった。
「あぁっ……! こんな……深いの……! そこ……当たって……♡」
嘔吐感を伴うほどの深侵犯。
子宮の最深部を、彼の凶悪な亀頭が容赦なくノックする。
そのたびに、淫猥な肉は屈して媚びる。
「くくっ、随分と素直になったじゃないか。最初はあれほど抵抗していたのにねぇ」
バルタザールの声は、心底からの愉悦に浸透していた。
彼は、私の抵抗が音を立てて崩れ、服従という名の甘い泥濘に沈んでいく様を、
まるで極上の芝居でも鑑賞するかのように眺めているのだ。
悔しい。
否定したい。
だが、私の身体は、もはや私の言葉など聞く耳を持たない。
膣壁は、打ち寄せる波のような律動に合わせて収縮を繰り返し、
彼の肉棒を搾り取ろうと貪るように蠢いている。
ただ男の精を受け止め
悦ぶためだけの淫らな臓器へと再定義されてしまったのだ。
「いやぁ……♡ 嫌なのに……体が……動いちゃう……♡」
言葉と裏腹に、私の腰は自ら動いていた。
彼の動きに合わせ、より深く、より強い刺激を求めて無意識に揺さぶっている。
それはもはや「陵辱」ではない。
私が主体的に彼を求める「交接」だ。
その事実が、私の心を更なる深淵へと突き落とす。
皇女であることの誇り、
処女であったことの純潔、
それら全てが今や、
彼の肉槍と精液で塗り潰され、上書きされていく。
残された選択肢はただ一つ。
この快楽の坩堝で、身も心も溶かされ、彼の色に染まりきることのみ。
「ほう……? ふふっ、素晴らしい。実に素晴らしいよ、ルシアーダ」
バルタザールが、私の耳元で熱く囁いた。
彼の手が、汗ばんだ背中を撫で下ろし、腰を掴んで更に激しく打ち付ける。
「君の其処は、私の形を完璧に記憶している。まるで、私のために誂えられた鞘だ。
……ああ、締め付けが強くなる。君も、私で果てたいのだろう?」
見透かされていた。
私は、無意識下で、彼と共に果てることを渇望していたのだ。
「はいっ……♡ 是非とも……♡ バルタザール様と……一緒に……♡」
私は自ら足を彼の腰に絡めた。
かつてない深い結合。
身体の芯が、灼熱の奔流で満たされていく予感に、全身が歓喜に震えた。
この瞬間、私の中の何かが決定的に弾けた。
砕けたのは、最後の抵抗の殻。
芽生えたのは、支配されることへの陶酔と、孕むことへの狂おしいまでの渇望。
「イくっ……♡ イきますっ……♡ バルタザール様……! 共にっ……!! ♡♡」
脳髄を焼き尽くす絶頂が、私を白濁の海へと叩き込んだ。
灼熱の鉛雨が、私の子宮という名の器を再び満たす。
びゅるびゅるびゅるっ……!
脈打つ質量が、私の最奥を直接殴打する。
それはただの射精ではない。
私の魂の奥底にまで、彼の存在を刻み込む、烙印の儀式だった。
「ああぁぁっ……!! ♡♡ きてる……! きてますっ……!
おなかに……バルタザール様の……あかちゃんが……!! ♡♡」
受胎の確信。
女としての究極の悦びが、私を白く染め上げた。
もはや後戻りはできない。
私は、この男の所有物として生きていくことを、
胎内の奥で深く、決定的に承諾してしまったのだ。
長い絶頂の余韻に浸りながら、私は力なくシーツに沈んだ。
身体中の力が抜け、ただ彼に身を委ねているだけの無力な牝犬。
だが、その碧眼は、虚ろでありながらも、
どこか今までとは違う、歪んだ光を宿していた。
「……全部……受け取りました……♡ バルタザール様……♡」
口づけをねだるように、私は彼に唇を差し出した。
それは、皇女としての尊厳が完全に死に、
雄に所有されることを悦びとする「雌」として生まれ変わった、
決定的な瞬間だった。
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