クールな美貌の敏腕秘書は、愛する社長のチンハメペット♡ ヤバ過ぎ愛情に囚われて、幸せヨガりを大絶叫しちゃう籠の中のオフィスラブ♡ 作:デイジー亭
『坊ちゃん!? ここに居たのですか!』
『か、カナリア。僕やだよ、お見合いなんて』
『相手のお方は、ずっと待っていらっしゃるのですよ?』
『うう、ごめん。でもママとカナリア以外の女の人は苦手だよ』
『なんと情けない……! いい加減、人見知りを直しなさいッ!!』
甲高く響く、愛しい囀り。当時はツインテールだった金髪を逆立て、ちっちゃな身体から放たれる威圧感は凄まじい……両家の絆を深めるという名目で、セッティングされたお見合い。それの1ステップ目で、
『でもさ、まだ早くない? 結婚とか、想像も出来ないよ僕』
『旦那様と奥様が結ばれるのが決まったのは、もっと早かったと伺っております』
『そうだね、その通りだ……でもさ、二人の仲がクソ悪いのも多分そのせいだよね?』
『……私にはコメント致しかねます』
『カナリア、また嘘吐く時の癖が出てるよ』
『ええい、黙らっしゃい。大恩ある旦那様、ひいてはこの
温室でのびのびと育てられ、何不自由ない生活を送る自分にも苦手な物がある……それはメイド以外の女の人と、険悪な両親の口喧嘩。すぐに金切り声を上げる母親に、家にあまり帰ってこなくなった父親。多分愛を育む間もなく結婚してしまったからだろう……それを告げると上目遣いと言うには厳しい目付きで、痛い所を突いてくるメイド。僕よりちっちゃいのに、ママよりしっかりしてるよこの娘。
『カナリアの両親は』
『人生を賭けたギャンブルで大ゴケして、娘を置いて蒸発しましたが何か?』
『ごめん、君に言うべきことじゃなかった』
『いちいち謝るのもやめてください、余計惨めになります』
『マジごめん』
『ほらまたっ! もっとシャキッとしなさいっ!』
それは恐らくその生い立ち故……また迂闊なことを口走り、愛らしいエメラルドをどんよりさせちゃう僕。いつもはキラキラと輝くそれが、死んだ魚よりも濁るのはもう見てらんない。目を逸らしつつ頭を下げると、ちょうど真下に来た頭頂部の天使の輪がぷんぷん怒るのに合わせて輝く。こんな綺麗で可愛い子を借金のカタに当家に売り飛ばしたご両親、クズだけどちょっと感謝してる。
『カナリア、僕ちゃんはまだむずがってるのかしら』
『も、申し訳ありません奥様。直ちにお連れ致します』
『あら、良いのよ。嫌がってるのに、無理やり会わせるのも酷だもの。もうお帰り頂いたわ?』
『あ、ありがとうママ』
『んふふ♡ かわいい貴方の意志が最優先よ♡』
『このマザコンが……!』
父が絡まなければ綺麗で優しい母親と、ちょっと口うるさいけど妹みたいにちっちゃくてかわいいメイド。僕を育ててくれた豊満な胸に顔を埋められると、スネをげしげしと蹴られる。痛い、痛いよカナリア。でもしょうがないじゃん、断ると絶望顔で『貴方も私を裏切るのね……!』と狂乱しながら包丁持ちだすんだもん。般若の降臨を防ぐため、致し方ない犠牲と言えよう。
『あら、カナリアも甘えたいのかしら?』
『そ、そのようなことんぎゅっ』
『ふふ、かわいいかわいい。息子をお願いね?』
『ふぁい』
『よろしい、ティータイムにしましょうか』
そしてカナリアも夫への愛の代わりとばかりに、溢れ尽くす母性の被害者である。クラシカルとはとても言えぬ、ふりっふりのメイド服。ファンシーなスカートから伸びる短い脚が、豊満固めによりプラプラと揺れつつなんとか絞りだしたお返事。それを聞いて満足げに、彼女をティディベアのように運搬する母親に続きつつ……僕は愛情が煮詰まり過ぎたような、甘すぎる紅茶とお菓子を思い出してげんなりした。
◇◇◇◇◇
『まったくまったくまったくもう。奥様は私を、愛玩動物か何かと勘違いしていらっしゃる』
『機嫌を直してよカナリア……ほら、僕の分のお菓子もあげる』
『こんなことで騙されるとでももぐもぐ』
『ふふ、良く食べるね』
『早くおっきく、もぐ。ならないと、はむはむはむ』
『超ラブリー』
膝の上で撫でまわされ、身動きを封じられたままのお茶会。旦那様が雇用なされたメイドは、軒並み女主人により解雇されているが私だけは助かった。それは自分の幼さ故か、それとも産まれ持った美貌のためか……テーブルに頬を突き自分をうっとり眺める雇い主の息子を見る限り、あのクズどもにも少々感謝してやるべきだろう。このお屋敷に来るまえの、荒んだ生活と相殺してトントンだろうか。
『むぐぅ゛ッ!?』
『はい、お茶』
『ごくごく……ぷはっ。それにしても坊ちゃんは小食ですね、だからそんなになよっちいんですよ』
『僕はカナリアみたいに図太くないし、甘い物もそこまで好きじゃないんだ』
『この贅沢者め、一度栄養失調で救急搬送されてみるといいんです』
『多分ママが自殺を図るんじゃないかな』
『過保護にも程があります……』
しかしこの坊ちゃん、気が利くのは良いがあまりにも情けなさ過ぎる。奥様の流れるようでありながら、ドロつき尽くした旦那様に対する愚痴。それを聞き流せぬばかりか、こんなに美味しいスイーツも喉を通らぬなど……背ばかりひょろひょろと高くて、頼り甲斐と言う物が無い細すぎ男子。大事に育てられ過ぎて、ガッツが足りないのではあるまいか。草食獣は世間というサバンナでは生きていけないのだ、どうにか改善して差し上げなくては。
『パパには似たくないなぁ』
『まあ旦那様は、どちらかと言うと山賊に近いですからね』
『もう片方が気になるね、それ……まぁ全面的に同意するけども』
『奥様によると、セックスもそれはもう凄まじいとか』
『不仲の原因、それかもね……あと女の子がセックスとか言っちゃいけません』
『セックスセックスセックス』
『連呼するのやめて?』
雄大な体躯を持ち、豪放磊落な父親とは正反対である……良くヤクザと間違われるが、根は優しいと思いたい自分の恩人。だがその荒々しさを受け止めきれず、子作りが一回でトラウマになってしまわれた奥様。家柄は釣り合っているが、明らかなミスマッチである。その両親の間から産まれ落ちた奇跡の一粒種は、どうやら母方成分が過剰なようだ。遺伝子は父方の方が圧倒的に強そうなのだが、敗因は環境であろう。
『だいたい坊ちゃんは、大人しすぎると言うかなんというか……ありていに言って、社会に出た瞬間に食い物にされそう』
『うん、僕もその自覚はある……ちゃんと家を継げるかなぁ』
『無理ですね、悪いことを企むのに向いてません』
『人の家業を犯罪みたいに言うのもやめて?』
『性格の良い貧乏人は存在しますが、聖人な金持ちなど居るはずがありません』
『その年で至っちゃいけない人生哲学だよそれ』
もちろん拾ってもらい、衣食住まで与えてくれたことには感謝しているが……あの品定めするような目は忘れられない。恐らくもう少し育っていたら、風俗に沈められていた可能性すらある。『俺のガキにちょうどいいな、ガハハ!』と言われた時は、丸まる太った子豚のようなボンボンの性奴隷としての人生を覚悟したほどだ。こんなマトモな仕事でお給金をもらえるとか、想像すらしていなかった。
『良いですか坊ちゃん、人は一度地獄を見ると現実を見るようになります』
『う、うん』
『ですが、坊ちゃんにはそのようなこと無くまっとうな人生を歩んで頂きたく……失敗されると、私の人生にも響きますので』
『また次の仕事を探しなよ……』
『旦那様の握撃を受けた肩の痛みを、私はまだ忘れられません。具体的に言うと、坊ちゃんがポシャったらソープに売却されそう』
『大げさだなぁカナリアは』
だが私は知っている、この幸せは薄氷の上に成り立っていることを……! のんきに呟く温室育ちはわかっていない、名家の令息たる立場の重さを。『俺のガキを任せたぞ、アイツには任せておけねぇ』……そう言われた時の瞳の輝きは言っていた、業務不履行の代償は必ず払わせると。幼い少女に押し付けるような仕事ではないが、既に先払いは受けている。どうにかこのボンボンを、立派なド鬼畜に育て上げなければならない。
『……まぁいいです、ところで坊ちゃんは女の人のどこが苦手なんです?』
『獲物を見る目で僕を見るところ』
『ふむ……身長が高くて美形な上に、太過ぎる家の一人っ子。狙わない理由がありませんね』
『ぜんっぜん嬉しくない。僕のうわべしか見てないじゃん』
『趣味のお裁縫で、どう内面を評価してもらうおつもりで?』
『ぐぬぅ』
何せ得意なのは手芸……華々しい顔面とは裏腹に、草食系男子の極みと言える陰キャに過ぎる特技である。ハンカチにちょっとお花を縫えたところで、何になると言うのか。それならば身長を活かして、バスケットボールでもすればいいものを。脚が早いか長いかする男子はモテるし、両方合わさればさらに良く、顔面偏差値が高く家柄も合わされば無敵。これも世の真理であり、極上の素材を全く活かすことが出来ていない。
『あとはセックスですね』
『その話終わってなかったの!?』
『良いですか坊ちゃん、ご両親と同じ轍を踏んではいけません』
『急に説得力を出してきたね……』
『ヤリチンなら、財産目当ての女も返り討ちにできますし家庭も円満。少女漫画で読みました』
『それ絶対エロ本だろ』
『さて、奥様の部屋に有ったので私からはなんとも』
『やめて、親の性嗜好なんて聞きたくない!』
背が高くて、顔が良くて金が有っておまけに床上手……あらゆる少女の夢の具現となれる可能性を、この少年は持っているのだ。まぁどうせロクに習得できないだろうが、試してみる価値は有る……それに本音を言うと、自分だって女の子だ。無惨に華を散らされるより、優しい彼に奪ってもらった方がずっと良い。いつか来るお別れはきっと避けられないけれど、せめて愛しい思い出となりたいと言う気持ち。それにきっと嘘など無いはずだから……キメますよ坊ちゃん、覚悟してくださいね。
◇◇◇◇◇
『坊ちゃん、坊ちゃん』
『んぅ……? なんだいカナリア、こんな夜遅くに』
『良いからさっさと起きてください、ハリーハリーハリー』
『僕本当に、この娘の主人なのかな……はいはい、起きるよ起きました』
『よろしい』
急に部屋の電気が点けられて、天蓋付きのベッドでも横から差し込む光と……何よりも身体を揺さぶるちっちゃな手と愛しい声に、抗うことなど出来はしない。大人しく身を起こしお返事すると、いつも通り仁王立ちする自分のメイド。えっへんと擬音が付きそうなほどの威風堂々は、恐らく自分の方にこそ必要なのではないか。
『で、何の用だい? 僕は眠いんだけど』
『ほら、昼間お話しましたよね』
『ママの悪口?』
『違います』
『じゃあパパの』
『ええい、鈍いのは生存本能だけではないですね。やれやれ、しょうがありません。単刀直入と行きましょう』
『……?』
しかし可愛い。この天使のような女の子が、果たして本当に僕のメイドで良いのだろうか……? そんな世間に対する申し訳なさを感じるほどに、僕を見上げるその姿は幻想的で。あ、珍しい。なんか顔が赤いし、ツインテ両方弄ってる。これは言い出しにくくて、しかも恥ずかしいことを言おうとしている時の癖だ。年相応の愛らしさを魅せる彼女に、なんとも言えぬほのぼの気分が……
『は、はいっ! どうぞっ!!』
『えっ!?』
『な、何してるんですか。折角人が勇気を出したというのに』
『思いっきり過ぎだよカナリア、これはもしかしなくてもそういうこと!?』
『……ええ。女慣れして頂くために、私で練習させてあげます』
次の瞬間に、粉々に吹き飛んだ。メイド服の裾を摘まんだかと思えば、がばっ! と思い切りめくり上げられ……白くてちっちゃい布地が、薄暗い照明の中で輝く。凄まじい思い切りであるが、流石にちょっと所ではなく恥ずかしかったようだ……真っ赤な顔でそっぽを向きつつ、くちびるを尖らせる僕のメイド。
『い、いいの?』
『悪かったらやってません。どうぞご自由に』
『そんなこと言われても……ま、まずはどうしたらいいのかな』
『知りません、ご自分でお考えになっては?』
『う、うーむ……』
まさかこれは夢ではあるまいか……? そう思ってしまう状況であるが、あまりにもリアル過ぎる。長いまつげがぴくぴくと揺れて、不安そうに潤む瞳。見れば脚もちょっとだけ震えていて、彼女が生半可な覚悟でこれに臨んだ訳ではないことが克明に見て取れる。いつものようにお茶を濁してしまったら、多分絶対怒られる。
『……はよ』
『じゃ、じゃあ失礼して』
『ンッ』
『ご、ごめん。痛かった?』
『そんな訳ないじゃないですか、びっくりしただけです』
いやぁしかし、パンツちっちゃいな……? 屈んで観察に努めていると、急かされてしまった。恐る恐る指を触れさせてみると、布の上からでも感じるぷにぷにとした感触。僕の身体とは全然違うし、触った途端に押し殺した吐息が漏れる。それが辛そうに聞こえて、心配すると無用と言われる。この娘本当、胆が据わってるよ。
『じゃあ、遠慮なく』
『んぅっ♡』
『……』
『あっ♡』
『……ヤバい、ハマっちゃいそうだ』
『んくっ……♡ は、はむぅ♡』
ご厚意に甘えることにして、さらにその柔らかさを確かめると一押しごとに凛々しい声が甘く蕩けていく。そして指先に感じる、少し湿った感触……ニーソックスに包まれた脚もがくがくと震えて、感じたことの無い気持ちが湧き上がってくる。どこか黒い色をしたそれを正直に呟くと、彼女はめくり上げたスカートの裾を咥えた。まだまださせてくれるらしい、それはありがたいのだが……
『カナリア』
『む~……』
『君の可愛い声が聞きたいな』
『んむぅッ♡!?』
『聞かせてよ、意地悪しないでさ』
『むぉ゛ッ♡ ぼ、坊ちゃん、ちょっと待ッ……』
『やだ』
『ンピィッ♡』
彼女の綺麗な囀りが無いのは、あまりにも寂しい。喜んだ声も怒った声も哀しむ声も楽しい声も聴いたけれど、さっきの声は初めてで……そして、初めて僕から能動的に、愛しい
◇◇◇◇◇
『で、では坊ちゃま。今日も良い夢を……』
『カナリア』
『ひゃ、ひゃいっ!』
『今日もいいかな』
『あ、あの。その、ですね……』
『いいよね』
『は、はひぃ♡ ど、どうぞ♡』
昔から変わらぬ挨拶、でも最近は少し違う……頭を下げてお暇しようとする私の頭上から、降り注ぐ低い声。その響きを聞いた瞬間に、脚が震えてしまう……それはちょっぴりの恐れと、それに倍する期待。でも駄目、ちゃんと断らないと。そう思いはするが……ツインテの片方をくいくいと引かれながら、もっと低い響きで脅し付けられると私はそれをやってしまう。
『ありがとう……おや』
『ッ♡』
『もう湿ってるように見えるんだけど?』
『そ、そんなことは♡』
『そうだね、気のせいかもしれないから見せて』
『い、いや『見せろ』はいっ!!』
がばりとめくり上げたスカートの下に、注がれる視線の熱さ。それを感じると分泌してしまう、淫らな液体について意地悪く問いただされる。思わず誤魔化そうとすると、のんびりと告げられるご命令。そんなことは出来ないと言おうとしても、たった三文字の響きで言うことを聞かされてしまう。絶対支配者の血を感じさせる、それに私は抗うことが出来ない。
『ほら、嘘だった。罰としてこれは没収しておくね?』
『坊ちゃん、許してください。も、もうショーツの在庫が……♡』
『おやそれは困ったね? カナリアがそんなに無防備になってたら、僕は思わずセクハラしてしまうかもしれない』
『ひんっ♡』
『ちっちゃなおしりをなでなでして感触を楽しんだり、もしかしたら』
『んぉ゛ッ♡』
『こんな風に、ちょっと度を超えたイタズラをしちゃうかも』
ショーツをするりと脱ぎ捨てて、披露させられるおぱんつあやとり♡ 濡れ濡れクロッチを証拠として摘発され、彼の物にされてしまった。物欲と言う物に欠けていたはずなのに、それを欲しがり過ぎる主人によりもう箪笥の下着の段はからっぽ。しかもそれだけで許してもらえず、下半身を這いまわる指で私の淫らをお仕置きされてしまう♡
『しょ、しょんなことされたら♡ 奥様に、バレてしまいますぅ♡』
『カナリアがえっちに喘がなければ良いんだよ』
『坊ちゃん、声を堪えようとすると怒るじゃないですかぁ♡』
『そうだね、でも駄目。明日からはノーパンで勤務するように』
『こ、この鬼畜ぅ……♡』
せめてもの足掻きに、マザコンに効く処方箋を突きつけると答えはノー。手マンされながらあの母性本能の塊に応対するとか、ミッションインポッシブル過ぎる……! しかも声を押し殺そうとすると、さらにほぢくり回される悪循環。この男、『カナリアは今日も可愛い声ねぇ』とのんびり微笑まれ、羞恥に悶える私の気持ちを理解しているのか。
『おや、嫌なのかい?』
『あ、当たり前。です……♡』
『じゃあ無理やり言うことを聞かせてあげないといけないな』
『や、やだやだやだっ♡ あ゛ッ♡』
『ほら、捕まえた』
『許してっ♡ 許してください坊ちゃんッ♡』
聞かれても、ノー以外が有ると思ってるのかこの馬鹿。なんとか逃れようとしても、下腹部からせり上がる甘い期待に動きが鈍くなってしまう。まんまと捕獲されてしまい、そのままベッドに座った主人の上でばたばたもがくしか出来ない。案外力が強くて、抵抗無駄だとわからされる♡ さらに膝で脚を開かされて、閉じることすら許されないかわいそうな私。
『カナリアは僕のメイドだよね』
『は、はい……♡』
『じゃあ言うことを聞かないと駄目だよね?』
『こ、こんなの業務外ですぅ♡』
『そうかもね、でも僕がやりたいからするよ』
『んひっ♡ クリちゃん抓るのらめですぅっ♡ わかりました、わかりましたからぁっ♡』
自分の立場を濫用すると見せかけて、私が反論すると大人しく引き下が……らない♡ 次に行われるのは実力行使、主従関係など使わずとも私に言うことを聞かせられるという自信が指に溢れていて……ぎゅっ♡ と女の子の弱点を捻り上げられると、嬌声的に同意させられてしまう。ごつごつとした感触に、全然まったく逆らえる気がしないっ♡
『カナリアは僕の物だよね』
『だ、旦那様に雇用された坊ちゃんの専属メイドですぅっ♡』
『事実をちゃんと説明されるとムカつくからやめろ』
『お゛ッ♡ お゛ッお゛~~~~~ッ♡♡♡』
『将来的には、名実共に僕の物にする……いいね?』
『は、はひっ♡ 私、坊ちゃんの物♡ なりますぅ♡』
独占欲に塗れた囁き声に、ついつい訂正を試みると耳をがぶがぶ噛みながらぐちゅぐちゅ♡ ぐちゅぐちゅ♡ とぷにっぷにの穴を我が物顔でほぢくり回す指♡ 決して処女膜を破らぬよう気遣いながらも、その動きに遠慮なんかなくて。毎晩の秘め事により躾けられきった私は、切られた空手形を容易く受け入れさせられてしまう。
『ああ、約束だよ……絶対に嘘にはしない』
『あ゛ンッ♡』
『僕の可愛いカナリアを、僕がずっと飼ってあげる』
『う゛ヒッ♡ あ゛ッヒィ゛ッ♡』
『そのためにどうするか、真面目に考えないとなぁ』
『ほ、本気なんですね……♡』
今度はクリの表皮をつるんっ♡ と剥いて、くりくり……♡ とコネながらの囁き。真剣に私を飼い続けるためにどうすれば良いか、それを実現するための方策は。私に対するあまりの執着心に、お花畑のような甘い考えを捨てたお方。不純に過ぎる動機であるが、私へ向けられるのは純粋を超えてドロりと粘つくような愛情。
『当たり前だよカナリア。僕はやっと欲しい物を見つけたんだ』
『他にも色々あるじゃない、ですかぁ……♡』
『無い。僕は君だけが欲しいし、そのためなら何でもできる』
『無欲なのか強欲なのか、良くわからない坊ちゃんですね♡』
『欲張りさ、間違い無い……そうだ、鳥かごを作ろう』
『鳥かご……?』
ヤバい感じの執着心の餌食となった私であるが、別にそんなに嫌でも無い。むしろ嬉しい……望めば万物を手に入れられるはずの我が主人が、自分だけを求めてくれていると言う事実。上を向いて端正な顔を眺めると、ここしばらくで精悍さが増してさらにイケメン具合が倍増。自分を捕える腕もどんどんと逞しくなり、彼の本気具合が伺える。
『ああ、やりたいことも見つけた。君が幸せに暮らせるように、僕の会社を作るんだ』
『お、大きなことを言い出しましたね……ご家業を継ぐのはよろしいのでしょうか?』
『良いよ、薄暗い世界に君の美貌は似合わない。最高の環境で飼ってあげるからね』
『旦那様と奥様が、認めてくださるでしょうか』
『認めさせる。誰にだって誇れる、華々しい成果を上げるよ』
『そ、そうですか♡』
今は経営の勉強中……苦手にしていたはずの父親に、教えを乞い貪欲に知識を貪る若き竜。だが従順に後を継ぐのではなく、新たな道まで模索する柔軟さを魅せる。万事が全て自分のためと、言われて喜ばない女など居るのだろうか。新しい支配者が飛翔するための原動力となれたことに、心の底から溢れる歓喜。
『だから側に居てよカナリア。君が居れば、僕は無限に頑張れる』
『し、しかたのない坊ちゃんですね♡ わかりました♡』
『うんうん、ありがとう。君の可愛い声は励みになるよ……でも、えっちな声も聴きたいな』
『……どうぞ、鳴かせてください。私の愛しいご主人様♡』
『あ、それヤバ。我慢できねぇ覚悟しろっ!!』
『あ゛ッ♡ また誘惑しちゃッ……あ゛ッ指しゅごっ♡ おまんこ壊れるッ♡ 壊れちゃうぅ゛~~~~ッ♡♡♡』
毎晩行われる愛の告白に、私の脳はプリンみたいになってしまった。このお方にかわいがられたい、ずっとずっと側でお仕えしたい。業務を超えて人生までも支配されたいという、女の子の純粋な気持ち。男に縋らないと生きていけないなど、培った人生哲学には反するが……どうでもいいです、そんな物♡ くぱぁ♡ と、このお方の楽しいオモチャを自ら拡げ、おまんこいぢめをねだっちゃう私なのであった。