応募時の内容は以下の通りになります。
(1)オリジナル(現代・ファンタジー)
(2)プネウマ(ゼノブレイド2)
(3)プネウマが変身した剣(天の聖杯の剣、双剣に分割も可能)と、ある程度の事象を操作する能力。
(4)とある世界に転移した主人公。アニメ・ゲームのヒロイン達や国、場所が融合している世界でプネウマと契約し、力を手にした主人公が様々なヒロイン達と共に戦い、エッチする話。大体イチャラブセックスになる。
これを元に、連載版に書かせて貰いました。
ゼノブレイド2が浮遊している島々を舞台にしている事もあり、個人的にはソラトロボやエレメンタルジュレイドなど、浮遊をしている島を舞台に戦う作品も思い浮かんだので、それらと合わせながら、今後、連載予定となっています。
ご協力、本当に感謝します。
次回の機会がありましたら、どうか、よろしくお願いします。
また、今作での募集は、
この世界には、地上がない。
それを知ったのは、俺が10年前に、この世界に転移をした時から知った。
10年前、当時はまだ俺自身も子供で、まだ何も知らなかった。
世間で話題になっている異世界転移というのも、話を聞いている程度でしか知らない。
そんな、俺以外にも、高校生だと思われる集団と共に、この世界に転移をされた。
「おぉ、勇者よ、よくぞ、来てくれた!」
そのようなお決まりの台詞を言った。
それが、どのような意味なのか、分からなかった。
だけど、周りは異様な騒ぎをしながら、俺は置いてきぼりであった。
まるで、何かの狂乱のような騒ぎの最中、困惑する俺を余所に、彼らは盛り上がった。
そんな中で、その会場の中心と言える人物が、俺を見ていた。
「外れがいたか、すぐに出せ」
「はっ」
周りは興奮して、誰も気づかなかった。
だが、その人物が俺を喋る隙を逃さないように、俺の口を無理矢理手で塞いだ。
ただの子供が、大人の腕力に勝てる訳がなく、俺はそのまま城の外へと突き落とされた。
「っ!?」
突き落とされた先。
その先で、最初に見たのは、黒い雲だった。
落とされて、雲に向かって落ちているという事に困惑を隠せない俺は、そのまま上を見る。
そこは、先程まで確かに俺がいた島。
その島が、浮かんでいた。
その時になって、ようやくここが俺がいた世界ではない事に気づく。
そして、このままでは、俺は死んでしまう。
「嫌だっ」
必死に、叫んだ。
その結果だろうか、偶然なのか。
俺は、近くに流れていた島へと落ちていた。
落ちた瞬間、身体に衝撃が走る。
これまでの人生で、味わった事のない痛みに対して、身体が悲鳴があげる。
だが、僅かでもズレていたら、俺は、そのまま黒い雲の中へと突っ込んでいた。
その先で、俺はどうなっていたか、分からない。
命が助かった事に俺は安堵するが、それと共に不安があった。
「これから、どうしたら良いんだ」
生き残れた事は良かった。
だけど、どうすれば良い。頭の中には、不安に駆られていた。
周りを見ても、俺が僅かに歩ける程度のスペースしかなく、少しでもズレたら、黒い雲の中に飲み込まれてしまうだろう。
「とにかく、動こう」
幸いにも、ここは狭いながらも、歩くぐらいなら出来る空間がある。
だからといって、何が出来るのかと言われれば、それは分からない。
「……ん?」
そんな時だった。
微かに聞こえた音。
最初は空耳かと思ったけど、段々と大きくなっていっている。
見ると、こっちに迫る何か。
それは、飛行艇であり、あまり大きくないだろう。
それが、こちらに来ている事に疑問に思っている間に、近づいた。
「なんだぁ、城から何か落ちたと思って、来てみたら、子供がなんでここにいるんだ?」
飛行艇から降りてきたのは、一人の少女。
「あん? っておいおい。子供がいるじゃねぇーかよ。それにしてもまさかこんなのが落ちてくるとはな」
そこには黄色い服で全身を包み込んでおり、灰色の髪の少女。
だけど、何よりも目を引いたのは、猫耳だった。
「君は」
「アタシは、ニアだ、アンタは?」
「俺は」
そう、俺はすぐに返事をしようとした。
だけど。
「名前、分からないのか?」
「……なんだか、記憶が無いみたいです」
その言葉を口にした。
「まぁ、あそこから落ちて、死にそうになったからな。仕方ねぇさ」
「……そうかもしれない」
あれだけ死にそうになったのか。
「はぁ、これからどうするんだ? アタシとしてはもうこの国を出ていきたいんだけどさ」
「……俺も連れて行ってくれ」
「はぁ?」
その言葉に、目の前にいる彼女は呆れたように言った。
俺だってそう思うさ。こんな意味不明な状況に陥ったら誰だってそんな反応をするだろう。
でも俺は知っているのだ。
この世界が、俺がいた世界とは似て非なる世界であることを。
だけど。
「このまま、死にたくない。だから、頼む」
俺はそう言って頭を下げた。
「……まぁ良いか、雑用係も欲しかったし」
彼女は少し悩んだ後に了承してくれた。
「じゃあ改めて自己紹介しておこうかな。アタシはニア。トレジャーハンターだ。アンタは、あぁ記憶がないんだったな。だったら」
それと共に、俺を見つめる。
「レッド」
「レッド、それが俺の名前」
前世の名前はもう忘れてしまった。
だけど、今はとにかく俺は今この世界で生きている。
「あぁ、よろしく頼むぞレッド!」
それから、10年後。
あれから、俺はこの世界の事について教えて貰った。
地上・海上は、飛び込めば生きて戻れない「プラズマの雲海」が覆っている。
そして、浮遊大陸は様子を窺い知ることはできない。所々雲海の無い場所も存在する。
「おぉい、レッド、そっちの準備は出来ているか」
そう、俺にニアが、話しかける。
それは、俺が乗るトレジャーハンターには、今では必要不可欠となったロボット。
移動用から戦闘用、レース用と多種多彩なロボがあり、生活に不可欠な物。
そのロボットの一つであり、俺の相棒であるダハーカだ。
「あぁ、勿論だ、ダハーカも、準備は出来ているぜ」
そう言いながら、俺はダハーカの背中に乗りながら、その操縦桿を握りながら言う。
「だったら、早速行ってくるぜ!」
その言葉と共に、俺はダハーカと共に出発した。
飛行機から、飛び出したダハーカは、そのまま目的の島へと入る。
草原を駆け抜け、深い森を越えていく。
そんな光景を見ながら、俺たちは目的の場所へと向かっていた。今回の依頼内容は、この草原から少し離れた場所にある遺跡の調査である。
普段ならば、街の近くを探索し終えたら、次に行く島を決めながら移動しているのだが、今回はちょっと遠出をしてみようという事で、その島とは逆方向のこの場所に来たわけだが……
「なぁニア、この遺跡は何が目的で建てられたんだろうな」
俺は操縦桿を動かしながら、そう呟く。この遺跡は、古代の人類が作ったものであり、中には現在でも使われている道具などが発掘される事から、文明が栄えていた場所なのは分かる。
しかし、こんな辺境に建造されている事が気になったのだ。
「さぁな? ただ昔ここに住んでいた奴等が暮らしていたのは確かだろう」
後ろからそう聞こえてくると、俺は苦笑し「そうだな」と言って応える。
俺とニアは、そのまま移動を続けていく。幸いにもモンスターや敵対生物に出くわす事もなく、順調に進む事が出来ていた。
だが、そろそろ目的である遺跡の前に到着しようかという時だった。
「おい、レッド」
後ろからニアに呼ばれる。振り返ると、ダハーカの後方を指差しており、それを見た俺はコクピットから機体の上に顔を覗かせて、後ろを振り向く。そこには……
「おいおい、あれはヤバそうだな」と言った瞬間だった。突如として地面が消え、穴が出現したのだ。そして、そのまま重力に従って落下し始める俺とダハーカ。
「うぉおおお!?!!?」
「このぉおお!!」
ニアは叫びながら、ダハーカを操作して、俺たちを穴に落ちないようにするが、突然の出来事で制御が出来ないようで、そのまま俺とダハーカは、穴の中に落下してしまった。そして落ちた先は真っ暗だったが、次第に目が慣れていき周囲が見えてきた。そこには通路があったのだが、あちこち崩れており移動が難しい状態だった。
「おいおい! 一体どういう事だよ! こりゃ」
そんな呟きと共に俺たちは周囲を見て回った。
しかし、その光景はとても奇妙なものだった。
「……なんだこりゃ?」
思わず声に出してしまうほど、異様な光景だったのだ。
機械の棺とも呼べる、そんな代物の中に収められた1つの人影。
緑色のポニーテールをしている女性であり、その棺の中で眠っている。
「これは一体」
『おい、レッド!』
「んっニア?」
そう、俺が悩んでいると、ニアからの連絡が来た。
『そっちになんかヤバい奴らが来ているぞ! 急いで逃げろ!』
それと共に振り返れば、俺が先程、落ちてきた場所から次々と謎の集団が現れる。
奴らは全員、俺よりも大型のロボットであり、その手に持つ武器も巨大だった。
「何なんだ……こいつら!?」
俺は思わず叫んだ。
だが、それには答えず、こちらに向かって襲い掛かる。
その目的は後ろにある棺。
「こっちが先に見つけたんだ、渡すかよ!」
それと共に、俺はすぐに機械の棺をダハーカで持ち上げる。
そのまま、背中にワイヤーで括り付けながら、ダハーカで構える。
奴らは、こちらに向かって容赦なく、武器で攻撃してきた。
それに対して、ダハーカは、瞬時に避けた。
元々、ダハーカ自身には武装はない。
だが、かなり柔軟かつ強靭で、家のドアを開けたり細やかさを持つ一方。自分より大きなロボや荷物、突っ込んでくる魚やミサイル、果てまでは廃船までもを持ち上げる馬力を誇る。
なので、こちらに襲い掛かってきた奴を持ち上げると同時に、もう片方に向かって投げつける。そしてすぐにその場から離脱すると、俺がいた場所に二つの鉄球が突き刺さり、地面にクレーターを作った。
「うおぉ!?」
いきなりの攻撃で、ダハーカは、吹き飛ばされた。
「ぐわっ!?」
そして、俺も地面に投げ出された。
「いてて……」
痛みはあるが、幸いにも大きな怪我はないようだ。
だが、ダハーカから距離が離れた。
「このままじゃっ」
そうしていると、ダハーカに積まれている機械の棺を奴らは、手を伸ばす。
「させるかぁ!!」
俺はダハーカの操縦桿に向かって、ワイヤーを伸ばし、無理矢理動かす。
それによって、ダハーカに引っ張られる形で、俺もまた、空中へと投げ出される格好になった。
そしてそのまま、機械の棺へと、手が触れる。
『そう、あなたが』
聞こえた声。
それと共に、棺が輝き始める。
緑色の光が辺り一面に輝くと共に、棺の中にいた少女が変わる。
「えっ」
変わっていく姿は、明らかに人ではなく剣。
その剣を握り絞めた瞬間、俺も、ダハーカも変化する。
ダハーカは、そのまま巨大な手足へと変わり、俺の身体へと装着する。
それだけではなく、俺自身の身体も大きく変化しており、身体には、まるで見た事のない紋章が刻まれていた。
それと同時に少女が変化した剣を、俺は手に掴む。
「これは一体」
『ドライバーの証、今は、それよりも目の前の危機を』
聞こえてくる声に対して、疑問に思うよりも先に、こちらに向かって、敵が襲い掛かる。
それに対して、ダハーカの腕が、敵からの攻撃を受け止め、そのまま押し返す。
そして、そのまま拳を叩き込むと、敵は大きく吹き飛ばされた。
それは、先程までのダハーカとは比べものにならない程の力だった。
疑問が多くある。
だけど、今は。
「逃げる事が先決だ!」
ここで奴らと戦う事が目的ではない。
この力がどれだけ強いか分からないが、無意味な殺しをするつもりはない。
俺はすぐに、駆け抜ける。
幸い、ダハーカの力ならば、遺跡の脱出は容易だった。
俺は、遺跡の外へと飛び出す。
そして、そのまま、ニアが待っている飛行艇へと向かっていく。
その途中──
──ドゴォンッ!! と、背後から爆発音が聞こえた。
振り返ると、そこには──
「くそっ……! まだ追ってきやがるのか!」
そう言いながら、俺は再び走り出す。
しかし、奴らはしつこく追いかけてくる。
このままでは逃げ切れないだろう。
「今のはって、誰だお前は!!」
俺の姿を見て、驚きを隠せない様子のニア。
「俺だよ、レッドだ!」
「はぁ、レッド? いや、嘘だろ!」
「本当だよ! それで、この機械の腕はダハーカだ!」
「あの遺跡で何が起きたって!」
「それよりも、早く出発の準備をしてくれ! 厄介な奴らが」
そうしている間にも、先程の奴らがこちらに迫っている。
『息を合わせて』
その言葉が聞こえた瞬間、俺はそのまま構える。
同時に、その手に持つ剣の光は、より強くなる。
それと同時に、剣を振り下ろす。
すると、剣から飛び出た光は、そのままこちらに向かっている奴らを全て、吹き飛ばす。
「すげぇ」
驚きを隠せないニア。
そんなニアを余所に、飛行艇が発進する準備が出来た事に気づく。
「よっし、逃げるぞ!」
それと共に、俺は飛行艇に乗り込む。
すると、先程の戦いでエネルギーが使い切ったのか、ダハーカは元のロボットに。
そして、剣は、なんと少女へと戻った。
「うわっと」
俺はなんとか彼女を抱える。
「はぁ、まさか、さっきの、あぁもぅ、さっさと出るぞ!」
それに対して、驚きを隠せないニアと共に、俺達はすぐに遺跡から脱出をした。
「はぁ、なんとかなったか」
「なったか、じゃないよ、というよりも、お前、本当にレッドか?」
「そう言われてもなぁ、俺自身だって、困惑するんだからよ」
そう言いながら、俺は自分の身体に触れる。
以前の俺とは別物といえる身体に対して、困惑を隠せない。
「とりあえず、あんたの服を着な、それにそいつにも聞きたい事があるから」
それと共にニアは厳しい目で、彼女を睨む。
「あなたは」
「アタシは、ニア。レッドと一緒にトレジャーハンターをしている。それで、あんたがレッドと契約したのか」
「そうなるわ、あの時は無我夢中だったけど。
だけど、あなたは」
何か彼女がニアに対して、何か言おうとしたが、すぐに止めた。
「……まぁ良い、契約をした以上は既に過ぎた事。それで、アンタはこれからどうするんだ?」
ニアは、そのまま彼女に、目的があるのか、問いかける。
「……楽園に、連れて行って欲しい」
「楽園?」
その言葉に、着替えが終わった俺は、そのまま部屋に入りながら、首を傾げながら言う。
「楽園、話だけならば、聞いた事がある。けど、そんなのが本当に実在するのか?」
「なぁ、楽園って、一体何なんだ?」
これまで、話について行けなかった俺は、そのまま問いかける。
「地上だよ」
「地上って、この雲の下には、ないんじゃ」
「アタシもそうだよ。ただ、どこかには地上があるらしい。どんな所か分からないけど、自然と楽園と呼ばれるようになったけどね」
「そこで、一体」
「……分からないわ、だけど、そこに向かわなければならない。それしか、思い出せないから」
そう言った彼女の表情に、俺は既視感があった。
「なぁ、ニア」
「……どっちにしろ、仕事の関係上、色々な所に向かう。その最中だったら、良いよ」
「ニア!」
ニアの言葉に、俺は笑みを浮かべる。
「ただし、仕事の手伝いをして貰うよ、良いね!」
「えぇ、勿論です! 何でも言ってください!!」
「よし! それじゃあまずは──―」
そうして僕は、自分の胸の中に秘めていた一つの疑問を口にした。
「名前、聞いていなかった」
「私? 私は、プネウマ」
そう、彼女、プネウマは、自分の名前を告げてくれた。
「はぁ、まったく、今日は本当に滅茶苦茶だ! 儲けもほとんどないし、今日は寝る!」
ニアは、そう叫びながら、すぐに自分の部屋へと戻っていく。
なぜだが、プネウマと会ってから、どこか不機嫌な様子だったが。
「あっ、そう言えば、どうしよう。プネウマの部屋はないけど「その事だけど、レッド」んっ?」
「あなたに大事な話があるの」
それと共に、プネウマは、ゆっくりと俺に寄り添う。
「話?」
「えぇ、あなたの部屋で話さなきゃいけないの、良いかしら?」
その言葉が、どういう意味か分からず首を傾げる。
だけど、それをなぜか、今の俺には断る事が出来なかった。
流されるがままに、俺は自分の部屋にプネウマを案内する。
飛行艇は、あまり大きくはなく、生活スペースもあまり広くない。
それでも、俺の個室とニアの個室、あとはリビングやシャワールームなど、生活するには十分なぐらいの広さ。
あとは、仕事で必要になるだろうダハーカの整備を行える場所ぐらいだ。
そして、俺の部屋はあまり広くないが、俺自身はあまり窮屈だと、これまでは感じた事はない。
だけど、プネウマによって、部屋はより狭くなった。
今では、この狭さがどこか落ち着きがない。
ベットの上で一緒に座っているが、これまでニアと似たような事はなかったのだが。
「これから、きっとこれまで以上に力が必要になる。
それをどうするか、分かるかな?」
「えっと、いやぁ、それがさっぱり」
こんな事、これまで経験した事がなかったので、俺はどうすれば良いのか分からず困惑を続ける。
「それは、心を合わせる事。
それを行うには、身体を合わせる事でも、大きくなる。ブレイドと同調ができた素質のある者はドライバーとなる。
そして、あなたは、そんなドライバーの中でも、ある意味、類を見ない程の素質がある」
そう言ったプネウマの視線はどこか怪しかった。
「あなたは誰かと重なる度に、その力を強くなる。おそらく、この先、多くの人と重なる事になる」
一言一言、呟く度に、俺と彼女の距離が徐々に縮まっていく。
「戦いに巻き込んでしまった事は、悪く思うわ。だけど、これから先、きっとこの行動に意味がある、だから」
その言葉と共に、完全に距離が0となった。
「ふふっ、こういう事、したこと、なかったんですね♡」
その一言と共にプネウマは、そのまま俺のズボンに指で触れる。
細い指先で触れられた事に対して、驚きで戸惑う俺を余所に、プネウマはそのまま摩っていく。
ズボン越しでも分かる程に、精密に、俺の亀頭を指先で摩っているプネウマによって、俺の肉棒は徐々に大きく勃起していく。
感じた事のない感覚に対して、自然と俺は、口を大きく開く。呆然と、快感に脳が支配されるのを避ける為に、少しでも酸素を取り入れようと。
だけど、それは、間違いであった。
「んっ♡」
大きく、口を開いた俺に対して、プネウマはすぐに俺の頭の後ろに両手で抱き締めた。
先程まで、俺の肉棒を摩っていた手は、今度は俺の頭をしっかりと掴むと、そのまま彼女もまた、大きく口を開いた。
「あむっんんっ」
口を開いた彼女は、そのまま舌を伸ばした。その舌の動きは、まるで蛇を思わせるような動作であり、その舌が向かった先は、俺の口の中にある舌だった。
れろっとした唾液の感触。
これまでに、味わった事のない唾液の感触に戸惑う俺を余所に、プネウマはそのまま俺の口を防ぐように距離を詰める。
「はぁ♡はぁ♡れろっ♡」
そうして、近づいてきた事によって、俺の口は、プネウマの口によって、完全に塞がれてしまう。
冷たい酸素を求めていたはずの俺の口内には、プネウマから流れている熱い息と唾液が、俺に流されていく。
口が塞がれている事によって、それらは全て、俺の喉を通して、そのまま身体の中へと入っていく。
「ぐちゅ♡れろっれちゅっ♡」
身体を完全に動かせず、プネウマは両腕だけではなく両足も使って、完全に俺を抑え込んでいる。
ただでさえ、女性にしては大きな体格をしているプネウマであるのだが、それがさらに強くなっているのだ。
抵抗する力など、既に奪われてしまっている俺は、ただ彼女の成すがままにされているしかない。
「ぷはっ♡はぁ♡はぁ♡どうですか? 私とのキスの感想は?」
「……」
そんな事を聞かれても、俺は答える事が出来なかった。
「キスっていうのは、よく分からないから」
「ふふっ♡確かにね、さっきのが初めてだもんね♡でも大丈夫だよ。これから私が教えてあげるんだから♡だから今は、私の好き勝手にさせて貰うよ♡」
そう言って、再びプネウマは顔を近づけてくる。そして、俺の口をまた自分の唇で覆ってしまう。
「ちゅぱっ♡じゅぽっ♡んっ♡」
その言葉と共に、再び始まるディープキス。
その度に、俺の中に入ってくるプネウマの唾液。それを全て飲み込む以外に、今の俺が出来る事はない。
「じゅるるっ♡」
「!?」
プネウマは、そのまま至近距離で近付く。先程までのキスの時とはまた違う。彼女の身体を覆うボディスーツは、プネウマの柔らかな身体を表現するように、柔らかく形を変えていた。
それに、密着している事で、より肉棒は大きく、勃起している。
「ブレイドの力をより引き出すには、ブレイドと心身共にする事が一番なの♡だから、性行為は、ブレイドの力を引き出すには必要な事だから♡」
同時にプネウマは、俺のズボンを脱がすと共に、その肉棒を剥き出しにさせた。
先程までの行為によって、俺の肉棒は、既に限界以上までに大きく勃起していた。その大きさは、俺自身でも驚くほどだった。
しかしそれでも、まだまだ元気一杯という感じであり、その事にプネウマも満足したのか、笑みを浮かべている。
「ふふっ、初めての行為で、もぅ、こんなに大きくなっているなんて♡」
俺の肉棒の大きさに対して、笑みを浮かべながら、指を滑らせる。
先程のように、ズボン越しで触っているのではなく、直に触られている事によって、プネウマの手から伝わる熱と共に、彼女の温もりが伝わってくる。
そしてその感覚だけで、更に興奮が高まってしまう。
「ふぅ、こんなに大きな物、入ったら、どうなるのかなぁ♡」
そう、プネウマは呟きながら、彼女が俺の肉棒を導いたのは、割れ目だった。彼女の指先が触れると、そこは既に濡れていたようで、ぬちゃっという音が鳴る。
それを確認した彼女は、「もう準備万端みたいね♪」と言いつつ、指先で割れ目を撫でた後に、今度は手の平全体で包み込むように握ってきたのだ。
そのまま手を上下させていくプネウマは、次第にその速度を上げていき、それによって与えられる快感も大きくなっていく。
やがて、肉棒は、プネウマの膣内に、導かれるように入っていく。
「んっ……!」と声を漏らす彼女の顔を見ると、とても気持ち良さそうだった。
亀頭は、徐々にゆっくりと入っていく。先端から感じる温かさと共に、にゅるりとした感触と共に奥へと進んでいく。
勃起し、敏感になっている肉棒が包まれる感覚はとても心地良い。
「んっ♡どんどんっ♡君のがっ♡入ってくるぅっ♡」
「くぁあっ……!!」
快感の声を上げるプネウマに興奮していく。
甘ったるい声が絶え間なく繰り出し、膣穴は絶妙な締め付けで俺の肉棒にしゃぶりつき、俺の快楽は際限なく増大していく。
「ふわぁああああっ♡♡君のおちん○ん凄いっ♡私の中いっぱいになってぇええっ♡おっきすぎるよぉおおおっ♡」
そんな事を言われてしまえば、益々興奮してしまう。
俺は腰を振り続けながらプネウマと舌を絡め合うキスをし、更に彼女を責め立てていく。彼女の胸も揉みしだいていき、その柔らかさを堪能していく。すると彼女は俺の手を掴んで自分の胸に押し付けさせてきた。
「ふふっ、セックスってね、ただ入れるだけじゃないの、こうやってね」
その言葉と共にプネウマは、ゆっくりと腰を動かす。
先程まで、徐々に入っていた膣肉から離れていく感覚。そして再び中へと入っていき、奥の方へと進んでいく感覚。その二つの感覚を同時に味わうことになった。
そうしてゆっくりだった動きは徐々に早くなっていき、パンッ! という音が響き渡るほど激しくなっていく。
そんな激しいピストン運動によって、プネウマの秘所からは愛液が大量に溢れ出してきており、それが潤滑油となってよりスムーズに動くことができるようになっていた。
そして、それによって刺激される快感によりプネウマの顔は蕩けきっており、口からは喘ぎ声が漏れている状態となっている。
その顔を見て興奮したレッドは更にピストン運動のスピードを上げていく。
「あぁっ……! ダメッ、こんな激しくされたら私もうイっちゃうわ!」
「くぅっ……! 俺もそろそろ限界だぞ……!!」
お互いに絶頂寸前の状態であり、あと少しすれば二人は果ててしまうだろう。
しかし、それを止めるかのようにプネウマは俺の耳元まで顔を近づけると、甘い声で囁いた。
「良いよぉ♡私の中にぃ、レッドの精液をいっぱい出してぇ……♡」
その言葉を聞いた瞬間、俺は我慢の限界を迎えてしまい、そのまま彼女の中に射精してしまう。
ドクンドクンと脈打ちながら放出された精液は全て彼女の子宮の中に入り込み、そこで子種として卵子に受精した。
それと同時に、プネウマもまた達してしまい、体をビクビクッと震わせて絶頂を迎える。
そのまま、俺は、全ての精液を出し切るまで腰を振り続けた……
「あぁんっ! ♥ あっ、熱いぃぃ~!! ♥♥♥」
プネウマも絶頂を迎えながらも、俺にしがみつき続けて離れようとしない。
それどころか、両足を絡めてきてガッチリとホールドしてくるのだ。
その結果、俺は身動きが取れなくなり、射精を終えるまで彼女に抱きつかれ続けることになる。
ようやく終わった時には体力を使い果たしてしまい、しばらくは動くことができなかったほどだ。
「……気持ちよかった?」
「あぁ」
初めての感覚の感想を、俺は素直にプネウマに伝えた。
「ふふっ、私も凄く良かったよ♡」
そう言って微笑む彼女は俺の隣に寝転び、そのまま腕枕をしてくれた。
「お疲れ様、レッド君♪」
労いの言葉をかけてくれる彼女の胸元からは良い匂いが漂ってくる。
そして、その柔らかい感触と温もりに包まれた俺はすぐに眠りについた。
俺自身、未だに、何が起きているか分からない。
それでも、今は、この温もりの中で眠る事は、悪くないはずだ。
そう自分に言い聞かせながら、俺は意識を無くしていく。