※この作品はR-18です。

ソラトブレイド 転移した者達の旅路   作:ボルメテウスさん

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先生の来訪

「おぉ、凄いです! 本当に、怪我の跡がほとんどありません!!」

 

 そうプネウマは、そのまま俺の身体の傷跡を見ながら言う。マチの糸の治療の成果を、その目で見たプネウマは驚きの声を上げる。そしてそれは当然だろう。あの時の傷はほとんど残っていないのだ。まぁそれもそうだ。だってあれだけ深い傷を負っていたはずなのに、今やほとんど完治しているのだから。それを見たプネウマは、目を丸くして驚いていた。そんなプネウマの反応を見て俺は苦笑を浮かべる。

 

「まったく、こういう傷の治療はあたしは苦手だったから、本当にマチには感謝だな。けど、その分、出費は高いけどな」

 

 そう言って、ニアは笑いながら言った。確かに、マチの治療かなり高い。だからこそ、俺のためにわざわざ金を払ってくれたニアには感謝しかない。 

 

「ふふっ、でも良かったですねレッドさん。これでもう大丈夫ですよ!」 「あぁ、ありがとうなプネウマ、ニア」

 

 プネウマの言葉に、俺は礼を言う。するとニアは少し恥ずかしそうな表情をして顔を背ける。どうしたのかと思っていると、ニアはそのまま言葉を紡ぐ。

 

  「べ、別にあんたが助かってくれればそれでいいんだよ!! それよりさ、ちょっと外に出てみないか? 今日は天気もいいしさ」 「えっと.」

 

  ニアの提案に、俺も頷く。

 

「そうだな、俺も「あっいたぁ!」いぃ!?」

 

 そう、俺達はすぐに行こうとしたら、ドアを開けて、こちらを指を指した人物。

 

 俺はゆっくりと、振り向くとそこにいたのは、赤髪の女性。

 

 彼女は、俺にとっては見覚えがあった。

 

「噂で聞いていなかったら、分からなかったけど、本当にいた、レッド!」

 

「えっと、あの方は?」

 

 その女性に対して、疑問に思ったプネウマは、首を傾げる。

 

「あぁ、そう言えば、プネウマは知らなかったな。彼女は「せっ先生!?」うるさっ」

 

「先生?」

 

 それに対して、プネウマはさらに首を傾げる。

 

「そっ、レッドに色々と教えてくれた先生のアティだ」

 

 ニアの言葉と共にアティ先生は、そのまま俺達のいるベッドへと近づいてくる。

 

  「久しぶりねレッド! 元気だった? あれから大丈夫だった?」 そしてアティ先生はそのまま、ベッドにいる俺を抱き締める。 

 

「ちょっちょっとアティ先生!?」 

 

 突然の行動に驚きながら、離れようとするが、なぜか力が強く離れられない。 それどころか、さらに強く抱き締められる。

 

「よかったわ~、本当に良かったわ、だけど、それにしても、かなり変わったけど、成長期なのかしら?」

 

「いやぁ、成長期というよりも」

 

「私が契約した影響です」

 

 それと共にプネウマは、ゆっくりと手を上げる。

 

「えっ、もしかしてブレイドと契約した影響で! ここまで変化するなんて!」 

 

 その言葉を聞いて、アティの顔色が変わる。

 

「とにかく、色々と聞きたい事があるのは、確かね。レッド、一応聞くけど、指名手配になった、経緯、教えてくれるかしら」

 

「……先生には、正直に言わないといけませんね」

 

 そう、俺は苦笑しながら、言う事にした。

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