※この作品はR-18です。

ソラトブレイド 転移した者達の旅路   作:ボルメテウスさん

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最大の情報がある場所へ

「改めて、自己紹介を。

 

 私の名はリインフォース、かつて、あの島での情報を管理していた者です」

 

「ブレイドとは、違うのか?」

 

 そう、俺は質問する。

 

「私の持つシステムは、ブレイドとは異なる所も多くあるので、同じ存在かと言われれば、否定します」

 

「そうなのか」

 

 その言葉に一応は納得しながらも、俺はそのまま、次の質問に移る事にした。

 

「それで、聞きたいんだけど、魔王がいると思われる塔だと聞いたんだけど、あの島には魔王はいたのか?」

 

「あの、質問を返すようですが、そもそも、魔王とは、どういう存在なんでしょうか?」

 

 俺の質問に対して、反対に質問をするようにリインフォースが聞いてくる。

 

「魔王と言っても、私達も詳しい事はほとんど。ただ魔物達を操る親玉で、世界を支配する事しか聞かないけどね」

 

「実際には、私達は知らない事ばかりですが」

 

「そうですか」

 

 リインフォースの質問に対してニアとプネウマは、正直に答える。

 

 俺自身も、魔王を倒す為に召喚したとされているが、実際には、魔王がどのような奴なのか、まるで知らない。

 

「……だけど、今の所、俺達の目的地を知る為にも魔王を知る必要があるな」

 

「確かに、そうだね」 

 

 俺の言葉にニアも同意し、他の二人も黙ってうなずく。 

 

 そして、リインフォースの方を見ると、彼女は少し考えるような素振りを見せながら口を開く。 

 

「それでは、情報をこれから、どう集めていきますか?」

 

 魔王の情報があると思える場所に行くには、まずは情報を集める必要がある。 そこでモアは一つの提案をする。 

 

「それなら、この辺りで一番大きな街に行ってみないか? あそこには冒険者ギルドもあるみたいだし」 

 

「そうですね。私は賛成です」 

 

 それと共にニアの提案に対して、プネウマは賛同するように首を縦に振る。

 

 だけど。

 

「……いや、一番の情報がある場所、もしかしたらあそこかもしれない」

 

「えっ、それって、どこなんですか?」

 

 俺の言葉に対して、モアは不思議そうな表情を浮かべる。 

 

「ああ、それはな……」 

 

 俺はニア達に説明をすると、ニア達は納得したようにうなずいた。 

 

「なるほど、確かにその場所が一番あり得そうだね」 「はい、その可能性は高いと思います」 

 

 ニア達が言った通り、今から向かう場所は、一番有力な情報が手に入る可能性がある。

 

  「でも、それは、かなり危険なのではないんですか?」

 

「かもな、けど、同時に、そこしかないからな」

 

 そう、俺は言う。

 

「何よりも、今更だからな」

 

「これじゃ、本当に犯罪者って、言われても、文句は言えないぞ」

 

「それでも、向かうしかないだろ、あの城にな」

 

 そう、俺は、この世界に転移して以来、もう2度と来る事はないだろう城へと再び向かう事になった。

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