「それにしても、このジャンクパーツで、本当に大丈夫なのか?」
俺はそう言いながら、ダハーカの改造を既に終えていた。
その装備はダハーカのアングラーモードを元に改造している。
本来ならば、巨大な飛行艇や様々な物を引き上げる時に使うモードだ。
「なんというか、結構物騒だな」
しかし、その腕は、巨大な槍が装着されていた。
これが、彼女の指示を元で装着されている。
「本来の物と比べれば、威力は下がるが十分だ。
力も未だに十分に発揮出来ないが」
「・・・だったら、俺も手伝う。ダハーカの操作が慣れているからな」
「・・・頼む」
その言葉と共に、俺はそのままダハーカの操縦桿を握り、その後ろに彼女も乗る。
「それじゃ、出発の準備は出来ているか!無理だけはすなよ!」
「あぁ、勿論だ!」
その言葉と共に、俺達は飛行艇から飛び出す。
それと共に周囲を見る。
そこには俺達が持つ飛行艇よりも強固な装甲を持っており、さらには戦車もある。
「ふぅ」
それと共に、彼女も息を吸うのに合わせて、ダハーカの身体から鎖が地面を突き刺す。
同時にアングラーではない方の腕もまた、地面にしっかりと固定する。
そして、彼女がダハーカに触れると同時に機械の槍は回転をする。
その回転と共に、巨大なエネルギーの嵐が、集まる。
「狙いは」
「あぁ、分かっている!!」
その言葉と共に、そのまま操縦桿を操作する。
それと共に、ダハーカの槍から放たれたのは、巨大な光線が、放たれる。
その光線は、周辺の地面に埋まっている機械を、戦車ごと全て吹き飛ばす。
「ぐっ」
槍が全てのエネルギーを放ち終わるまでの間、俺は必死に操縦桿を握り続ける。
そうして、衝撃が全てを終えると共に、俺の目の前の光景には、驚きを隠せなかった。
戦場の跡だと言われた場所。
それが、たった一撃で、全てが消え去った。
「これは凄まじい」
同時にダハーカに装着されていた槍はそのままパージした。
プスプスと、音を立てており、再度使う事は出来ないだろう。
「ぐっ」
同時に彼女もまた、倒れていた。
「とにかく、ここから脱出をしないと!準備は出来ているはずだ!」
そのまま、俺はすぐに飛行艇に乗り込み、俺達は、すぐに飛行艇が出発する。
「大丈夫か」
「・・・あぁ、問題ない、久し振りに力を使って、少し疲れただけだから」
「君は一体?」
そんな俺の疑問に対して、彼女はゆっくりと口を開く。
「私はセルベリア。かつての伝説のヴァルキュリア人の末裔であり、この力は、そのヴァルキリア人だ」
「ヴァルキリア人?」
それは、俺は知らない。
「ヴァルキリア人って、もしかして」
「知っているのか、プネウマ?」
「うん、青い炎を纏えるようになり、常人ではあり得ない戦闘力を発揮できるの。私も戦った事があるから」
「そうなのかっ」
同時に、彼女は少し身体が倒れる。
「これは」
「少し、エネルギー提供が必要かもしれない。
レッド、手伝える」
「それは良いけど」
俺はそのまま、彼女の言う提案に、とりあえず乗る事にした。