kanaから届いたメッセージは我儘な内容だが、それには秘密の合図だった。
誘われるがままにkanaの家に向かうマネージャーを待っていたのは――
(pixivにも投稿しています)
夜、俺はまだ事務所にいた。腕時計の短針は9を指していた。定時はとっくに過ぎていて、残業になってしまっていた。とはいえ、今日処理するべき仕事はもうそろそろ片付きそうだった。
スマホのバイブレーションが作動して、端末がポケットの中で震えた。ポケットから取り出して液晶画面を見るとメッセージが届いていた。誰からのメッセージなのかと確認してみるとkanaさんからだった。
『事務所にポーチ忘れた。うちまで持ってきて。急ぎで』
客観的に見れば、物凄い身勝手なメッセージだ。だがこのぐらいの我儘はいつものことだ。kanaさんとのこういうやり取りにもだいぶ慣れてきて、今回も特に腹は立たなかった。それどころか、口元が緩んでしまった。だってこれは合図なのだから。
「――先輩、どうかしましたか?」
ひょっこりと後輩のさとみさんが顔を覗かせてきた。彼女も残業していた。星見プロは慢性的な人手不足だった。星見プロはマネージャーの人数が少なく、それに対して仕事の量は(喜ばしいことに)非常に多いため、どうしても残業せざるを得ないのだ。
緩んだ、だらしない顔をさとみさんに見せないように頬をやや引き締める。
「ああ、さとみさん。kanaさんが事務所に忘れ物したみたいで」
「あー……お疲れ様です」
スマホの画面を見せながら言うとさとみさんはすぐに納得してくれた。この忘れ物メッセージは今回が初めてではなかった。その度に俺が届けにkanaさんの家まで行っているので、それを知っているさとみさんは俺を憐れむような表情をした。俺は半笑いした。
「それにしても、最近多いですねー。kanaさんの忘れ物」
「……そう、ですかね。まあ、うちの事務所に慣れてきて、気を許してきているのかもしれないですね」
「そうですか? 私はちょっと違うような気がします。うーん、なんだろう……」
さとみさんはむむむと唸りながら考え始めてしまった。それをよそに俺は少し急いでkanaさんの自宅へと向かう準備をする。kanaさんを待たせると機嫌が悪くなるからというのもあるが、それだけではなかった。
kanaさんの忘れ物はすぐに見つかった。少し膨らんだポーチは彼女が追加のメッセージで伝えてきた場所にきちんとあった。
今日は事務所にはもう戻ってこれないだろう。今日中に片付けておきたい仕事を処理してしまう。といっても今日やらなくてはならない仕事の残りの量はそう大してないのだが。
「あっ、先輩、今日は直帰されますか?」
急ぎの仕事を終わらせ、身支度も終え、ちょうどkanaさんの自宅へと向かう準備が全て整った頃、考え込んでいたさとみさんがふっと顔を上げて聞いてきた。
「そのつもりです」
どのぐらい時間がかかるかわからないから、とは言うまい。
「先輩、頑張ってください……」
「忘れ物を持っていくだけだから……」
心配するようなことはなにもない。気遣わしげな顔のさとみさんを安心させるように俺は普段通りの口調で伝えた。
自分の荷物とkanaさんの忘れ物を持ち、席を立つ。
「それじゃあ、行ってきます」
「はーいっ、いってらっしゃいませー」
「さとみさんも早めに上がってくださいね」
「はーい」
元気いっぱいのさとみさんの返事を背に、kanaさんの自宅へと向かう。
行くのは初めてじゃない、何度も通い慣れた道だ。それでも道路は混雑していて、想定よりも時間がかかってしまった。どうしようもないこととはいえ、kanaさんの反応を想像してうんざりとした気分になった。きっと想像を裏切るようなことはないだろう。
インターホンを押す。少ししてkanaさんから不機嫌な応答があって、開錠される。彼女のご機嫌は非常に悪いと、嫌でもわかった。この後のkanaさんを想像して、溜息が漏れてしまった。
怒られる覚悟をして、扉を開いて部屋の中へと入る。ばたんと後ろで扉が閉まる音がしてから内鍵をかけて――
「遅いっ!!」
玄関で仁王立ちして待ち構えていた女性が苛立ちを隠すことなく露わにして激しい言葉を飛ばしてきた。その女性――kanaさんは俺のほうへずんずんと詰め寄ってきて、乱暴にネクタイを掴んできた。
「――んぅっ」
そのままネクタイを引っ張り、顔を引き寄せて、kanaさんは唇を重ねてきた。彼女の勢いが良すぎたため、お互いの歯がぶつかり合ってしまう。その痛みを感じながらもkanaさんの唇の柔らかさと甘さで頭が痺れそうになる。
これだけの至近距離だとkanaさんの整った顔立ちがはっきりとわかる。細く長い眉毛が綺麗な曲線を描いていて、その線が綺麗でずっと見ていたくなる。
kanaさんの唇がそっと離れていって、口元から熱も引いていく。名残惜しさを覚えてしまった。
「どんだけ待たせるつもりだよっ、ポンコツマネージャー!」
「いや、あのですね、道が混んでいて……」
「言い訳すんなっ」
未だに掴んだネクタイを離そうとしないままのkanaさんは不機嫌そうに俺の釈明をバッサリと切り捨てた。だが彼女の瞳は潤んでいて、その頬もほんのりと赤く染まっていた。kanaさんは不機嫌だけではない。不機嫌さとは異なる、別の感情も彼女の顔色から読み取れた。
その感情がなんなのか、鈍い俺でもすぐにわかった。――だってkanaさんと俺はセフレなのだから。
kanaさんが誘ってきて、始まったこの関係。マネージャーとしていけないことだとは自覚しつつも、kanaさんに「マネージャーが性欲処理してくれないなら他の男探す」と言われてしまい、断り切れなかった。単なる性欲処理係と自分を戒めて行為を楽しまないようにしていたが、いつの間にかkanaさんとの性行為を楽しんでしまっていた。
先ほど事務所でさとみさんと一緒に見ていた、kanaさんから届いた忘れ物のメールは二人で取り決めた合図だ。あれは彼女からのセックスのお誘いのメール。この関係は他の誰かにバレるわけにはいかない。これなら他の誰かにスマホを見れられてもこれならバレる可能性は低いから。
kanaさんの、さっきまで重ねていた唇が濡れて光っている。その輝きに目を奪われた。
「すみませんでした……」
「……まあ、許してあげるけど……その分kanaを満足させてよね」
そう言ってようやくkanaさんはネクタイを離してくれた。あとは行動で示せ、きっとそういうことなんだろう。
期待混じりのkanaさんの瞳に吸い込まれていくように顔を近づける。今度は俺のほうからキスをした。
「ん……ふぅ……ぁ、ぅ……んぅ……」
唇を触れ合わせるキスをしながらkanaさんの身体を抱き寄せる。彼女の腰の辺りを触れていると壊れそうなぐらいに細くすらっとしていて、kanaさんがモデル出身なんだということを改めて実感した。
いつまでもその唇に触れていたかったが、酸素が欲しくなって名残惜しく唇を離す。
「――ぷはぁ……あれぇ? なに勝手に抱きしめてるんですかぁ? きゃはっ、kanaのことが愛おしくなっちゃいましたぁ?」
kanaさんは外向けの、脳みそを溶かすような甘ったるいぶりっ子口調で揶揄うみたいに問いかけてきた。その砂糖菓子のように甘い声に俺は否定することができなくて、ただ頷いた。
「まあ……はい」
「とーぜんでしょ。だってkanaだもん! ポンコツマネージャー如きがこんなことできるなんて本当ならありえないことなんですよ? kanaに感謝してくださいね~」
kanaさんの言う通りだ。彼女のような美人とこんなことができるなんて奇跡みたいなものだ。kanaさんには感謝しかない。
「はい、ありがとうございます、kanaさん」
感謝の気持ちを伝えようと得意げな顔のkanaさんの耳元でそう囁くと彼女はぴくりと身体を震わせた。そして彼女はむっとした表情を見せた。
「あーもうっ、なんでそういうこと躊躇わずに言うかなー」
「kanaさんが言えって言ったんじゃないですか」
「そうだけどさあ……」
俺の反応が気に入らないのか、kanaさんはつまらなさそうにこれ見よがしに溜息をついた。
「まあいいや……それよりも早くシよ? ポンコツマネージャーに待たされすぎて我慢の限界なんだよねー」
「それ蒸し返してきますか」
道路が混んでいた、という自分ではどうにもならない事情のせいなんだけどなぁ。kanaさんはそんな事情なんてお構いなしといった感じだ。
「マネージャーにはどっちが上なのか、ちゃんと調教してあげないとね~」
まるでペットとその飼い主みたいな言い方だ。kanaさんは捕食者のような挑発的な眼差しで俺を見つめてきた。その瞳が蠱惑的でだったから生唾を飲み込んでしまった。
「それに~……マネージャーだってもう我慢できないでしょ?」
ニヤニヤと悪い笑みを見せるkanaさんになにも言い返せない。すでに勃起していることが彼女にバレてしまっていた。なにせ、kanaさんは片手で俺の股間の辺りをさすさす弄ってきて、その膨らみにぎゅっと触れてきたのだから。抱き合っているのだからバレて当然か。
「だから、ほら、あがんなよ」
kanaさんが腕の中から抜けて抱き合っていた身体を離して、セックスをするために部屋の奥へと誘ってきた。kanaさんに促されるままに、革靴を脱いで彼女の部屋に上がる。そして、その部屋の奥へと――kanaさんの寝室に向かおうとしたが。
「はい、ストップー」
彼女は俺の首根っこを掴んで、動きを封じてきた。
「か、kanaさんっ!? なんでっ!?」
あんまりにも唐突すぎてわけがわからない。思わず動揺してしまう。部屋に上がるように言ってきたのはkanaさんだ。彼女の行動の意図が読めない。
「kana言ったよね、我慢の限界だって」
「それは一体どういう――」
「いいから、つべこべ言わずにここで寝ろ」
有無を言わせないkanaさんの強い言葉に俺は従うしかなかった。彼女の言う通りにフローリングに寝転がる。さすがに硬くて、長時間この状態だと背中を痛めそうだ。
「言われた通りにしましたよ、kanaさん……ぁ」
「ふーっ♡ ふーっ♡ ふーっ♡」
息を荒げたkanaさんが寝転んだ俺の身体に跨った。見上げたkanaさんの顔は赤らんでいて、目はギラギラとしていて、発情しているように俺には写った。
kanaさんはいつもよく着ているチェック柄のスカートの裾を両手で掴んで、ゆっくりと持ち上げる。スラっとした細い足の上の、程よく肉付いた太ももが露わになった。彼女の動作は止まらず、さらに裾を持ち上げていく。やがて、足の付け根――鼠径部まで丸見えになる。透け感のあるレースがデザインされた黒色のショーツに俺の視線は釘付けになってしまった。そのショーツが際どかったこともあるが、それだけではない。kanaさんのショーツが見てわかるぐらいにぐっしょりと濡れていたから、目を離せなかった。
「だからさっきから言ってんじゃん。もう我慢できないんだって……♡」
「…………っっ」
そんな淫らな姿を見せられたら俺だって昂ってしまう。身体の隅々までに熱が巡り巡っていき、頭の中を沸騰させて、理性で抑えようとしても抑えきれなくなってしまう。もはやフローリングの硬さも気にならない。
びしょびしょに濡れてしまって役割を果たせなくなったショーツをkanaさんは乱暴に脱いで無造作に放り投げた。kanaさんの大事な部分が――おまんこがはっきりと見えた。彼女は閉じていた陰唇を指でくぱぁと開かせて、綺麗なサーモンピンク色の粘膜を俺に見せつけてきた。そこから溢れ出たドロドロとした白濁の愛液が重力に従って落ちてきて、俺の太ももにぽたりと付着して、布地にシミができた。kanaさんの煽りにびくりとスラックスの中の陰茎が震えた。
「あんたも早くその硬いの、出しなよ」
kanaさんのスラックスと下着を脱げという命令に逆らうことなく、ベルトを緩める。横になった状態では脱ぎづらくて、完全に脱ぐのではなく、スラックスと下着をふくらはぎのところまでずらした。そこまで脱げれば性行為をするのに問題はない。完全に脱衣する手間が煩わしかった。
「このまま挿れるけど……マネージャーはもちろん抵抗なんてしないよね?」
俺の股間に跨ったkanaさんは片方の手をスカートの裾から離し、その手で俺の陰茎を掴んだ。そして動いてしまわないように竿の位置と肉壺の入口を調整しつつ、ゆっくりと腰を降ろしていった。
kanaさんの濡れそぼった割れ目の中に肉の棒が飲み込まれていく。彼女のおまんこの中は異物を拒否することなく、その粘膜が陰茎の形に合わせて包み込んできた。
俺の反応を1秒たりとも逃さないようにするためか、kanaさんはじっくりとこちらを見つめて目を離さないでいた。そんな彼女の唇がサドスティックに歪んだ。
「……っ、ん♡ ……興奮して大きくなってるあんたのここ……ぅ♡ kanaの中に、入っていく……っ♡」
目を細めた挑発的な視線が突き刺さる。kanaさんの狙い通りに俺の下半身はイライラしていき、肉棒は硬度を増していく。思わず、唇を噛んだ。
竿が飲み込まれていくにつれて、腰が跳ねそうになるぐらいの快感が増えていく。包み込む粘膜は甘く、キツく、俺の陰茎を刺激してきた。
「んっ、んんんぅっ♡ はぁ……っ♡ はぁ……っ♡ はぁー……♡ ……全部、入っちゃいましたね~♡ kanaのおまんこの中、マネージャーのおちんぽで、いっぱ~い♡」
根元まで俺の息子を受け入れたkanaさんは俺を興奮させるためか、小馬鹿にするかのように耳元で囁いてきた。男性器のこともあえて下品に表現していて興奮させる気満々だった。びくっと竿が彼女の中で震えてしまった。
「きゃはっ♡ 気持ちよさそーに震えちゃってるぅ。可愛い~」
kanaさんの膣内は襞の一つ一つがそれぞれ異なる生き物みたいに動いて、チンポ全体を扱いてきて、挿入しているだけで物凄い快感をもたらしていた。ぎゅぅぎゅぅと断続的に締め付けてきて、気持ちよさのあまりに深く息を吐いた。
kanaさんはお腹の見えるいつもの私服を着たまま、俺のチンポを受け入れている。スカートの裾が持ち上がっていて、繋がっている部分が隠れることなく、はっきりと見えていた。日常的な服装と非日常的な交わりが一緒に写り込んでいるその光景に背徳的な興奮を覚えて、頭がくらっとした。
「うわぁ、だらしない顔……kanaの中、そんなにいいんですか~?」
「あぁ……最高だ……気持ちいい……」
俺はきっと、間違いなく、間抜け顔を晒しているのだろう。狙い通りで俺の顔が面白かったのか、kanaさんはニンマリと悪い顔で笑っていた。
「それじゃあ……kanaも気持ちよくなりたいから動かしちゃいます、ねっ」
俺の胸に片手を置いてkanaさんは腰を動かし始める。
彼女が少しずつ腰を上げていく。ヌププという音を立てて、カウパーと愛液の混じり合った粘液でテラついた竿がだんだんと姿を現していき、その上のカリ首までもが外気に晒される。そこからkanaさんがまた腰を降ろすとにゅるんと肉棒が滑らかに飲み込まれていった。再度挿入された陰茎は膣壁を扱きながら奥へ進んでいく。ぬらつきながら蠢く肉襞は陰茎に吸い付き、kanaさんの心拍に合わせて脈動した。
ゆっくりとした腰使いだが、kanaさんの膣肉はうねって肉棒を擦ってきて、それだけで射精しそうなぐらいに気持ちよかった。
「んっ……♡ はぁー……♡ あー……っ♡ やっぱ、マネージャーのチンポ、いい……♡ kanaの気持ちいいところ、ゴリゴリ当たってるぅ♡」
パン……パン……と、肉のぶつかり合う音がゆっくりと繰り返されながら部屋の中で大きく響く。同時にカウパーと愛液が混ざり合って竿によって掻き混ぜられたことで鳴った、ぐちゅりぐちゅりという水音がkanaさんが腰を振る度にはっきりと聞こえてきた。彼女はわざとそうしているのだと、快楽を堪能するその表情から俺は思った。
「はぁっ♡ はぁ……っ♡ んっ……♡ ぁ……っ♡」
ゆっくりとしたkanaさんの腰の動きはチンポを味わうようで、まるで食べられているみたいだと思った。ゆっくりのまま、彼女はストロークに少しづつ変化を加えて、膣内で陰茎が擦り扱く場所をずらしている。その変化は俺にとっても気持ちよく、しかしゆっくりとしたkanaさんの腰振りが焦らされているようで俺からも動きたくなってしまった。
「はぁ……っ♡ ん……っ♡ はぁっ♡ きゃはっ♡ マネージャーは動いちゃ、駄目ですよ? んっ♡ kanaにされるがままになっててくださいね♡」
思考を読んだかのように、kanaさんは釘を刺してくる。くびれた腰と細くも柔らかそうな太ももを見せつけられて、そしてその身体をグリグリと打ち付けられて、普通の男なら我慢できずに腰を突き上げたくなるし、今すぐにでも精を吐き出したくなる。当たり前のことだ。
「マネージャーはただチンポおったてて、kanaを気持ちよくする肉バイブになってくださいねっ♡ は……っ♡ ん……っ♡ はぁっ♡」
俺は今、kanaさんにとって彼女の性欲を発散するための肉バイブでしかない。そのことを屈辱なんて思わない。kanaさんの身体を堪能できて気持ちよくなれるのだからむしろ役得だ。
いやだからこそ、肉棒はイライラして、腰を振りたくて仕方がないのだが。とはいえ駄目と言われてしまった。
腰を打ち付けるkanaさんに向かって手を伸ばす。服の下、そしてブラジャーの下に無理矢理手を入り込ませて、彼女の(比較的)慎ましやかな乳房に触れて、揉みしだいた。
「あっ♡ あんっ♡ んぅっ♡ ……ちょっと、マネージャー? はぁ♡ ぁんっ♡ いきなりどこ揉んでるんですかぁ?」
「おっぱいですね」
「kana、揉んでいいなんて言ってないんですけどー……っ♡ はぁ……っ♡ ぁっ♡ んっ♡ ポンコツマネージャーのくせに生意気♡」
「駄目なんですか?」
「駄目とは言ってないし……♡ んっ♡ はぁっ♡ んっ♡ はひぁっ♡」
文句を言いつつもkanaさんは結局おっぱいを揉みしだくことを許してくれた。彼女の膨らみを揉むたびに甘い声を出していたのだから駄目というはずがないのはなんとなくわかっていたけれども。
kanaさんの胸は敏感なほうだと個人的には思う。きゅぅと膨らみの先端にある乳首を親指と人差し指で擦って扱いたり、指で乳輪をすすっと触れるか触れないかのぎりぎりで優しく撫でたり。そんなおっぱいへの愛撫でkanaさんは身体をぴくっと震わせ、膣襞の締め付けを強くしてきた。いい反応を見せてくれた。
愛撫を受け止めつつもkanaさんはゆったりと腰を振り続けていた。だがどこかもどかしそうな動きで、そわそわと彼女の太ももが疼いているように見えた。
「――あーっ、もうっ、我慢できないっ」
快楽を味わうようなゆっくりとしたピストンがいきなり速くなる。燻っていた情欲が身体を突き動かしたのか、kanaさんは腰を大胆かつ激しく動かし始めた。肉棒を貪るかのような、男を喰らいつくすかのような、淫らな腰振りだ。パンパンと、肉のぶつかる音の間隔も縮まっていき、そして鳴る音は強くなっていた。肉食的なkanaさんのその姿に俺は恐怖感よりも悦びを感じてしまった。
「はぁっ♡ はぁ♡ ふぅっ♡ ふぅっ♡ あ~スゴい……っ♡ 高速ピストンヤバいっ♡ んっ♡ んっ♡ んぅ~っ♡ もう、腰止まんない……っ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
kanaさんは髪を振り乱しながら、扉の向こう側の外にも聞こえそうなぐらいな声を我慢しきれずに喘ぐ。もしかしたら扉の向こう側の誰かにこの情事の音が聞こえてしまうかもしれない。そんなことはあらかじめ彼女もわかっているはずだ。それでもkanaさんは止めない。止まらない。そのスリルすら性的興奮になっているのだろう。俺もそうだからkanaさんもきっと。
「んふぅっ♡ ふぅーっ♡ はーっ♡ チンポでトントンされるの、すっごくいい……っ♡ はぁ~っ♡ はぁっ♡ kanaの奥、刺激して……っ♡ あっ♡ あっ♡ おっ♡ かなりクるっ♡」
チンポによがり乱れたkanaさんの顔が網膜に焼き付く。感じている喘ぎ声が耳朶を打つたびに下半身は痺れにも似た快感が湧いて広がっていき、金玉で精子がぐつぐつと生産されていく。ザーメンを吐き出したいという射精感は高まり、ムズムズとした感覚が下半身全体を覆っていった。
「きゃはっ♡ 気付いてますかぁ♡ へこへこ腰振っちゃってますよ♡ マネージャー我慢できなかったんだっ♡ ほんとポンコツぅ♡」
気付けば俺は腰を小刻みに振っていた。kanaさんに指摘されて気が付いた。無意識だった。
小馬鹿にするようなkanaさんの言葉がどこか喜んでいるように聞こえた。その声でさらに射精をしたいという欲求が強まっていく。もう腰は止められない。
「はぁーっ♡ ふーっ♡ 射精したいんだ♡ んっ♡ おぁっ♡ kanaの中で震えてるから丸わかり♡ あんっ♡ あっ♡ あぁっ♡」
「ぐぅ……っ」
「ほらっ♡ ほらっ♡ 我慢しろっ♡ kanaがイくまでは射精するなっ♡ チンポの中貯めてろっ♡ んっ♡ んっ♡ んぅっ♡」
kanaさんの腰振りで膣壁がきゅうと肉棒をきつく締め付けてきて、俺は歯を食いしばった。そうでもしないと射精しそうだった。いつの間にか、漏れ出てしまう息は獣のように荒々しくなっていた。
kanaさんは肉欲に表情を蕩けさせながらも妖しい眼差しで俺を見ていた。まるで精を搾り取ろうとする淫魔のように妖艶で、俺は見惚れてしまった。
「んっ♡ んっ♡ ぁっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ あぅっ♡ おぁっ♡ おっ♡ んぉっ♡」
次第にkanaさんの声から余裕がなくなっていく。乱暴な腰使いを繰り返し、言葉はなくなって、ただ喘ぐ。彼女も絶頂へと昇っていっていた。
そんな限界状態のkanaさんに俺はコンドームなしで挿入している。このまま射精すれば彼女の子宮に精液を流し込むことになる。だがそんなことは俺にとっても、もちろんkanaさんにとっても些細なことだった。kanaさんとのセックスで避妊具をつけないこと、そんな取り決めを最初に言い出したのは彼女だ。そのほうが気持ちいいから――kanaさんはそう言っていたし、俺もそのほうが気持ちよかったから自分のことを最低な男だと思いつつも反対しなかった。中出しの気持ちよさには抗えなかった。だから俺は今日もkanaさんに躊躇うことなく中出しをするのだ。
「んぉっ♡ んぅっ♡ ぉあっ♡ イくっ♡ マネージャーのチンポでイくっ♡ 深いのきてイくっ♡ イくイくイくぅっ♡」
「あ~出るっ! イくっ! kanaさん、俺も、もう……っ!」
精液が昇ってきて、亀頭がぷくりと膨らませて、吐き出したくなる。射精したくなる。彼女の子宮をいっぱいにして重たくさせてやりたい。kanaさんのマンコに濃いザーメンをぶちまけることしか考えられない。早く、早く、早く。
「ぁ゛~~~~~~~っっっ♡♡♡」
kanaさんは重い声を上げてマンコをぎゅううと強く締め付けて絶頂を迎えた。今まで以上の締め付けに限界点に達した陰茎はその鈴口から白く重たい液体をぶちまけて、そのまま彼女の膣の奥へと流し込んだ。
もっと精液をひり出したくて、腰が勝手に浮き上がってしまう。俺のチンポは彼女の膣の奥で脈打ち続けていて、ドクドクと長い射精を続けていた。
背中を反らして身体全体を震わせながら、kanaさんは子宮でザーメンを受け止める快感に恍惚とした表情で悦んでいた。
「あぁっ、うぅっ……ふぅ、ふぅ……」
「はぁー……♡ はぁっ……♡ きゃはっ……♡ まだ出てるぅ……♡ はぁ……♡」
射精が続く間ずっと、kanaさんも俺もお互いにがっちりとお互いの下半身を密着させていた。そしてお互いにズリズリと下半身を擦りつけ合っていた。彼女の膣は最後の一滴まで精を搾り取ろうとキツく締め付けを繰り返してきて、俺はその膣圧に逆らえず精液を出し続けた。射精が終わっても快感の波が落ち着くまではくっついたままでいた。
「ふー……♡ ふー……♡ はぁー……♡ はぁ……♡ 精子出しすぎでしょ……どんだけ溜まってんの……っ。おかげでお腹たぷたぷなんですけどー……」
激しかった息を整えようと何度も深呼吸をしながら、kanaさんはお腹の下に片手を当ててその奥にあるであろう精液の熱を感じ取ろうとしていた。
「すみません……」
「そんなにkanaのおまんこの中、気持ちよかったんですかぁ?」
kanaさんの言葉に躊躇わず俺は首を縦に何度も振った。プライドなんてない。本当に彼女の身体は、膣内は気持ちよかった。なによりkanaさんと繋がっているという事実が脳内を幸福物質で満たした。
日頃、星見プロの可愛くて綺麗なアイドルたちに囲まれて、生殖本能は否応なしに刺激されっぱなしで、性欲は溜まりに溜まってしまっていたのだ。そんな中でその溜まっていた性欲を発散するセックスが気持ちよくないわけがない。しかもその相手がその可愛くて綺麗なアイドルであるkanaさんなのだからなおさらだ。裏表は激しいという欠点もムラつきを発散するためのスパイスとなった。
「ふーん……そっか、気持ちよかったんだ……。へー……ほー……」
素直な反応がよかったのか、kanaさんは心なしか嬉しそうな笑みを浮かべた。それは作ったようなものじゃなくて自然と出てきたものだと、これまでの付き合いでなんとなくわかった。あんまり見せないその笑顔に俺も嬉しくなった。
「それじゃあ、素直なマネージャーにはマーキングしてあげますね~……ちゅ♡」
「ぁっ」
背中を丸めてkanaさんは顔を俺の胸元に近づけてきて、そのまま唇で吸い付いてきた。彼女はすぐに顔を離す。胸元の吸い付いてきた部分には赤い痣が出来ていた。
急なことで俺は思わず情けない声を上げてしまった。くすぐったいだけだったらまだ堪えられていたかもしれないが、不意打ちだったから耐えられなかった。本当だ。
……なんとなく、ニヤニヤとしているkanaさんにはなにもかも見透かされているような気がした。
「これでマネージャーはkanaのもの――このマーキング見られたらあんたの大事なアイドルたちにもkanaとの関係、バレちゃうね~」
自分の唇をぺろりと舐めてkanaさんは満足げに囁いた。瞳を蕩かせて妖艶な表情を見せながらマウントを取るような言葉を言うkanaさんに射精によって沈静状態にあった下半身が再びイラつき始めて、そしてムラついてしまった。
kanaさんはゆっくりと肉棒を引き抜く。竿には彼女の愛液と俺の精液がドロドロに混じった性交の証がびっしりとついて汚れていた。
「――んっ。うわぁ、めっちゃ精液垂れてきた……」
陰茎が引き抜かれて、ぽっかりと開いたkanaさんの割れ目からどろりと吐き出された精液がぽつりと下へ落ちていく。
kanaさんの煽情的な姿と彼女の女の匂いに俺の脳内はとうとうまたセックスをすることでいっぱいになり、チンポがギンギンになってしまった。
「――kanaさん」
「なっ!? はぁ……っ!? ちょっと!? い、いきなりなに!?」
フローリングで横になっている場合じゃない。俺は身体を起こして、理由も告げずにいきなりkanaさんを抱きかかえて、玄関の奥へ進む。kanaさんには悪いが、言葉を発している余裕はない。気を抜けば、意識を飛ばして朝まで犯し続けてしまいそうだった。最後の理性を振り絞って彼女を連れていく。
「おい、こらっ!? なんか言えよ、ポンコツマネージャー! おいっ、無視すんなっ!」
kanaさんの言葉を無視して、ずんずんと部屋を進んでいき、目的地である彼女の寝室へと入った。その部屋に備え付けられたベッドにkanaさんを放り投げる。朝までセックスするのに支障のない場所だ。ここからは理性をかなぐり捨てることができる。
「おい! ほんと、いい加減に――んんぅっ♡」
投げ出されて、当然烈火のごとく怒っているkanaさんに覆いかぶさり、顔を寄せて、唇に吸い付く。ピンク色をした艶やかの唇は甘くて瑞々しくて、くっつけているだけで脳みそが溶けてしまうような錯覚に陥った。ちゅっ、ちゅっ、と何度も啄むようにキスを繰り返すとkanaさんの中でまだ燻り続けていた淫欲に火がついたのか、不機嫌顔から発情顔に変わっていった。俺がこれからどうするのかを理解して、それを期待していた。
「んふぅっ♡ ちゅ、ちゅっ♡ ……ぢゅぅ♡ ちゅぅ……♡ んんっ……れろっ♡ れろ、えろ……っ♡」
いきなり口の中に舌を入れてもkanaさんは文句も入れず受け入れてくれて、舌を絡ませてくれた。お互いに唇を吸い合って、唾液を交換して――舌同士を交尾に耽る。彼女の舌に絡みついて吸い付くと痺れるような甘さが口内に広がっていく。その甘さに病みつきなってしまい、kanaさんの口内を蹂躙するのが止まらない。息の続く限り、舌が動く限り、彼女の中を味わう。
「ちゅー……♡ じゅるぅ♡ ちゅ、じゅるるっ♡ ちゅぷっ♡ ――ぷはぁ……っ」
唇を離すと彼女の瞳は熱っぽく潤み、揺れていた。kanaさんがキスの余熱に浸って放心しているうちに俺は彼女が身に着けている衣服を乱暴気味に脱がしていく。もちろん俺もまだ着ていた自分の服を全て無造作に脱ぎ捨てて全裸になる。
シミ一つないkanaさんの裸はどこを見ても魅力的だと思った。モデルらしくすらりとしたウエスト、franさんやmihoさんに比べて小さめだが確かに肉付き膨らんでいる乳房、その乳房の頂点でピンと勃つ綺麗な桃色の乳首、細くそれでも柔らかそうな太もも。どこを見ても性的だから俺は獣みたいにじろじろと獲物を狙う目で見てしまう。
「はぁ……はぁ……♡ 興奮、しすぎでしょ。チンポ、ギンギンに勃起させてさあ……。またスる気満々じゃん……っ♡」
少し落ち着きを取り戻したkanaさんは俺の欲望のままの行動に怒っていなかった。俺に組み敷かれた彼女はこちらを見上げて甘ったるい声でそう囁いた。その息遣いにチンポがピクッとなる。
一回目の射精前よりも硬く、怒張してる肉棒が女の肉体を欲していた。我慢できずに押し倒したkanaさんの脚を開かせ、その間に身体を割り込ませて、その竿を彼女の割れ目へと擦りつける。
「ぁ♡ ぁ、ぉっ♡ ぁっ♡ ポンコツマネージャーさあ……がっつきすぎ♡ ぉ♡ ぉっ♡ ぉっ♡ あー……っ♡ カリがクリトリスに当たって、ヤバい……っ♡」
勃起した竿を陰裂に沿って擦りつけると膣口から零れ出る愛液と精液で汚れていく。既に硬くなっていた彼女の陰核を亀頭の出っ張ったカリ首で扱くとkanaさんは下品に喘いだ。彼女の喘ぎが自然に出たものでも、あるいはワザとでも、そのどちらであろうと陰茎にクるものがあり、下半身のソワソワとした疼きは抑制することができずに漲っていった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
入れたい。kanaさんの膣内にまた挿入したい。ムラムラとしたものを吐き出したい。彼女の膣肉で気持ちよくなりたい。一度の中出しじゃ、まだ足りない。何度も、何度だって、kanaさんで気持ちよくなりたい。kanaさんと快楽に溺れたい。……もはや動物だ。
「入れますからね、kanaさん」
「は、早く、入れろよ、ポンコツマネージャー……っ♡ ――おぉっ♡ あぉっ♡ チンポがまた、入ってくるぅ……♡」
俺は擦りつけていた肉棒を膣口へと沈み込ませる。もちろん避妊具はつけていない。今更つけるわけがない。そのほうが気持ちいいから。そのほうが興奮するから。マネージャーである前に俺も一人の男なのだから至極真っ当だ。
根元まで竿を突っ込むと俺は激しく腰を振る。乱暴に動かしても大丈夫なように腰をがっちりと掴んで、腰を突き出した。
kanaさんの肉壺に詰まった精液と愛液が肉棒に押し出されて、外へと掻き出されていく。彼女の声がまた甘く、淫猥になっていった。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ おっ♡ いきなりっ♡ んっ♡ 激しっ♡ んぅっ♡ あ゛っ♡ お゛っ♡」
「よがってるkanaさん、可愛いです……っ」
「うっさいっ♡ あっ♡ あっ♡ あ゛っ♡ ナマイキ言ってる余裕があるなら♡ おっ♡ あ゛ぅ♡ チンポ動かすのに集中しろっ♡ あ゛ぁっ♡」
甘く締まる膣肉がにゅるりと絡みついて、チンポを気持ちよくさせる――その感覚は何度味わっても新鮮で、やみつきになる中毒性があって、そんな強い快感は心を満たしてくれる。kanaさんの襞が陰茎にぴったりと絡みついてきて、痙攣して震えることで彼女も気持ちよくなってくれているということが肉棒から伝わってきた。彼女が感じている快感がなんとなく俺にも伝播してくるのが嬉しい。kanaさんと繋がっていると、肉体だけではなく心まで交わっているのだと、改めて強く実感する。
俺の動きをただ受け入れて受け身になっているだけでなく、いつの間にかkanaさんも快感を求めて自ら腰を動かしていた。彼女のその動きが陰茎の出し入れとタイミングが合っていて、竿を扱く勢いが増して快感が上乗せされる。下半身の打ち付け合いで生じた音も大きくなり、その音が情欲に油を注いで燃え上がらせた。
「kanaさんっ、kanaさんっ、はっ、はっ、はっ」
「あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ きもちいいっ♡ マネージャーのチンポずっときもちいいっ♡ あっ♡ あっ♡ お゛っ♡ きもちいいのとまらないっ♡ スゴっ♡ スゴいっ♡ おっ♡ おっ♡ おぅっ♡」
理性を失って狂ったかのようながむしゃらさで、kanaさんに遠慮することなく、俺は腰を容赦なく動かす。激しい腰振りでkanaさんと俺が乗ったベッドが揺れて、壊れてしまいそうなぐらいの軋んだ、ギシギシという音が鳴り続ける。それをかき消すかのような音量で背中を弓なりに反らしたkanaさんが叫ぶように大きな喘ぎ声を上げていた。もはや取り繕うことができないほどの切羽詰まった、卑猥なものだった。
「んんぁっ♡ おぁっ♡ 腰振り激しっ♡ あ゛っ あ゛っ♡ あっ♡ あっ♡ 絶対腰振り止めるなっ♡ 止めないで続けろよ、マネージャーっ♡ あ゛ぉっ♡ お゛ぅっ♡」
kanaさんの腰を掴んでいるからピストン運動のペースを自分のもっとも気持ちいい早さで調整することができる。kanaさんをまるでオナホのように扱っていた。性欲を吐き出すためだけの気遣いのない身勝手な腰振りだ。だけどkanaさんがそれを望んでいるように見えるのは俺の勘違いや都合のいい妄想ではないはずだ。その証拠にkanaさんは気持ちよすぎてグズグズに蕩けた幸せそうな雌顔を見せてくれた。セックスに、俺のチンポに夢中になっている顔だ。
アイドルとマネージャーという関係ではない。そんな関係なんて頭からすっぽり忘れて、一人の雌と一人の雄として俺たちは身体をぶつけ合っていた。だけど人間の欲望は尽きないもので、kanaさんを自分だけのオンナにして独占したいと思ってしまう。セフレというもろい関係ではなく、彼女を独占したい。もっと、もっと、自分のモノにしてやりたいと、湧き上がってくる。
「あっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あんたのチンポがkanaの子宮をズンズン突いてくるっ♡ あ゛ぅっ♡ きもちよすぎておかしくなるっ♡ お゛っ♡ あ゛ぉっ♡ あ゛ぅ~~っ」
快楽に溺れてぐちゃぐちゃになったkanaさんの表情は俺の嗜虐心を煽ってきて、奥へ奥へと陰茎を何度も深く押し込ませた。kanaさんの子宮をとんとんと突くと膣襞が媚びるみたいにチンポを絞ってきて悦んでいた。甘イキをしているのか、きゅうきゅうと断続的に強い締め付けを繰り返してくる。
kanaさんは俺の腕を握りつぶすぐらいの強さで手を掴み、そして脚を腰に巻きつかせて絡ませてきた。大きな腰振りはできないが、その分激しく彼女の膣奥にある子宮口を叩くようにピストンする。密着することでkanaさんと触れ合う面積が多くなり、触れ合っている部分から体温とともに彼女を好きだという気持ちがさらに溢れ出てくる。己の中の射精欲が再び高まっていく。
「~~~~っっっ♡ んんぅ、お゛っ♡ あっ♡ あっ♡ イってるっ♡ ちょっとマネージャーっ♡ もうイってるからぁっ♡ ん゛ぅぅっ♡ あ゛っ♡ お゛っ♡ イくのとまらないっ♡ またイくっ♡ ん゛ぉっ♡ あ゛っ♡ あっ♡ 少しは加減しろぉポンコツマネージャーっ♡ あっ♡ あ゛ぉっ♡ おぉっ♡」
「あともうちょっとで射精するので堪えてください……っ」
「ムリぃ♡ もうムリだからっ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛ぁっ♡ 大きいのクる♡ キちゃうっ♡ あたまおかしくなるぅ♡ ん゛んっ♡ あ゛っ♡ あ゛ぅっ♡ イくっ♡ イくっ♡ kanaのマンコ、あんた専用になっちゃうぅっ♡ マネージャーのオンナになるぅっ♡」
普段とは打って変わった男に媚びるような台詞を躊躇なく口にしてくるkanaさんが可愛くて仕方がない。kanaさんの言葉通りに、彼女の思惑通りに、自分のオンナにしてやらないと。kanaさんの中を俺の遺伝子でいっぱいにして、染み込ませて、他の男の入る余地をなくしてやるんだ。そんな身勝手な思いだけで頭がいっぱいになる。
「ふっ! ふっ! ふんっ! ああっ、もう出るっ! 出しますっ! kanaさんの中を精液でいっぱいにしますから……っ!」
「出せっ♡ 出せっ♡ 中に出せっ 全部出せっ♡ お゛っ♡ お゛ぅっ♡ お゛あっ♡ kanaの中にあんたの精液、全部ちょーだい♡ んぉっ♡ あっ♡ あ゛っ♡ ん゛ぁっ♡」
睾丸でぐつぐつと作られていた精液が昇ってきて、いよいよ我慢の限界が訪れようとしていた。kanaさんと同じように俺もイきそうになっている。馬鹿になった頭の中はもはやkanaさんの子宮に精液を注ぎ込むことしか考えられない。射精したい。射精する。kanaさんに種付けする。kanaさんを孕ませるんだ。
「あ゛っっっっっっ~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡」
「ううっっっ」
kanaさんの深イキに合わせて、パンパンになった亀頭を子宮にぐりぐりと押しつけながら射精した。膣内射精のあまりの気持ちよさに頭の中が真っ白に染まり、そしてチカチカと点滅を繰り返す。世界がひっくり返るような気持ちよさが身体を駆け巡った。どぷどぷと鈴口から吐き出される続ける精液の勢いは衰えず、重たい子種汁でkanaさんの胎内をいっぱいに満たそうとしていた。
kanaさんはピンと反らせた身体をガクつかせながら射精を受け止めていた。精液を受け止める彼女のマンコの締め付ける力はかなり強く、精子を逃がさないようにしているようだった。そうして俺の精液で種付けされて自分の子宮が染められていくのを彼女は嬉しそうにしながらぼんやりと絶頂の快感に浸っていた。
「はぁー……♡ はぁー……♡ はぁっ……♡ はぁ……♡」
射精が終わり、真っ白になっていた意識が徐々に戻ってくる。部屋の中で響いているのは俺と、そしてkanaさんの荒れた呼吸音だけだった。時折、窓の外から街の喧噪が微かに聞こえてくる。世界から切り離されたような感覚に陥った。
激しい快感の余韻が心地の良い疲労感とともに身体の内側に残っていて、少しの間身体を動かす気にはなれなかった。それはおそらくkanaさんも同じようで、ビクつきはしているものの、身体を起こすことなくそのままでいた。
「……ポンコツマネージャー、激しすぎ」
俺よりも早く呼吸を整えたkanaさんが責めるようにそんな言葉をそっと口にした。その声音には疲労感を滲ませていたが、仕事の関係以上の――身体の関係を持っているからこその気安さをどこか感じさせた。だから俺はそれが自分を責めているものだとは思わなかった。きっと仕返しみたいなものだ。
「……すみませんでした、kanaさんが可愛すぎてつい」
「kanaが可愛いのは当然だっつーの」
セックスの最中のような媚びるような声遣いではない、いつもの調子でkanaさんは言い切った。そしてまだ息を切らしながら喋る俺の様子にクスクスと声を上げて嘲るように笑った。
「きゃはっ、体力なさすぎぃ。あれあれー、体力も、おちんぽも、もう限界ですかー? もしかしてもうすっからかんなんですかー?」
ワザとらしいその挑発に煽られて、射精後力を失っていた陰茎がむくむくと再び硬くなっていった。カチンときてしまった。この女、滅茶苦茶にしてやらないと。その余裕を失くしてやらないといけない。
勃起していく様を膣襞で感じ取ったkanaさんは自分の狙い通りに、チンポがまたセックスができる状態の臨戦態勢になったことにニヤリと口を歪ませる。
「ぁ♡ ……やっぱりまだできるんじゃん。中でギンギンになってる~」
そりゃあんだけ小馬鹿にするように煽られればチンポだってまたすぐイラつき出すに決まっている。ただでさえkanaさんは男の本能をくすぐり、劣情を抱かせる魅力的な女性なのだ。こんなもので限界なわけがない。精液がすっからかんになるわけがない。また勃起しないわけがない。なんせ今日はまだ二回しか射精していないのだから。
出し足りないのだ。kanaさんが相手なら無限にザーメンを出せる気がする。今も彼女を妊娠させるぐらいの精液が睾丸でぐつぐつと作られている。一晩中ヤることだって不可能じゃないはずだ。
「……kanaさんは明日一日オフですよね」
「そうだけど……それがどうかした」
「夜通しできるなって。俺はそのつもりですから」
まだ日付は変わっていないから朝まで5時間以上、ずっとセックスができる。しかもkanaさんはオフなので激しくても問題はない。俺はオフではないが、午前休が取っているのでこっちも問題はない。ヤってヤってヤりまくれる。
「……あはっ♡」
まだ性行為ができることに、熱い夜は始まったばかりだということに、kanaさんは無邪気な少女みたいに笑った。熱に浮かされたその瞳が早く早くとチンポをせがんでいるようだ。kanaさんもきっと俺と同じ、朝までヤりまくることしか考えていない。
夜は長い。ただ限りがある。時間の許す限り、一分でも長くkanaさんと繋がろう。そう決意して、また彼女に覆いかぶさって身体を密着させて腰を振り始めた。
お目汚し失礼いたしました。
ありがとうございました。