※この作品はR-18です。

豊穣の王   作:イロゴト柿

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 同時投稿の2話目です。


第12話『5年振りの……』

 時刻は夜の9時過ぎ。場所は『西の海(ウエストブルー)』のとある海上――で停泊している中型船。

 

 かつては『オハラ』の島民たちの共用船であり、現在はフレイ、ステューシー、オルビア、ロビンの4人が使用しているそれの甲板の上で、ロビン以外の3人の大人たちが向かい合って立っていた――裸で。

 

 滑稽と言われても仕方がないような状況ではあったが、3人の目に冗談の色は一切含まれていなかった。当然だ。これから自分たちがしようとしている行為に、そういった不純物(もの)が入り込む余地などどこにもない。「「ハァッ……♡ ハァッ……♡」」と、甘い吐息を短いスパンで漏らしつつ、熱く濡れたふたりの美女の視線を正面から受け止めながら、フレイはそう思った。

 

 月明かりを(まだら)に反射させる海面を背景としたふたりの裸体。白い長髪に褐色の肌のオルビアと、フワフワの短い金髪に色白の肌のステューシーという違いはあったが、紅潮した肌にそこから浮かんでいる玉のような汗、タップリと実った乳房と桃尻に、それとは正反対に括れた腰。

 

 その全ての情報を五感から受け取ったフレイの剛直は既に限界まで膨張し、反り上がったそれの先端からはポタポタと透明な我慢汁が滴っていた――まるで、極上の獲物を前に涎を垂らす猛獣のように。

 

 しかし、オルビアとステューシーの興奮具合も負けていなくて、ともすれば女性と間違えてしまいそうな程に整った、銀髪赤目に白い肌というフレイの外見――からは想像できない、圧倒的な「雄」としての存在感を放っている、彼の逞し過ぎる男根。

 

 それを目前にしたふたりの美女の陰部からは、フレイの我慢汁を遥かに凌駕する程の大量の愛液が溢れ落ちており、それが、足元にある()()()()()()()()()()()()()()をぐっしょりと濡らして、ホカホカとした淫靡な湯気を立ち上らせていた。

 

 短く刈り揃えられた枯れ草のようなそれの正体は、ステューシーが仲間になってから程なくしてフレイが編み出した、『悪魔の実』の能力のひとつ――黄金のオーラによって作り出した、厚手で柔らかい即席の絨毯(じゅうたん)だった。

 

 それが、ある程度の広さを有する中型船の甲板を、隅々まで覆っていて――硬い甲板の上で「激しい運動」をすることで、身体のあちこちを痛めてしまうのを事前に防いでいた。つまりは、まあ、()()()()()()だ。

 

 わざわざそんな工夫を凝らしてまで甲板で()()()としている理由は勿論、既に船内で眠っているロビンを起こして、見られないようにする為で――今日だけで随分と色々なことが起こり過ぎた影響だろう。ベッドに潜り込むや否や眠りに落ちたロビンを見たフレイたちは、まるで何年も前からそのことを約束していたかのように、言葉も、視線も交わさずに甲板に出ると、手早く着ていた衣服をすべて脱ぎ散らかすことで、殆ど同時に一糸纏わぬ姿となって――今のような状況と相成った。

 

 事実、黄金の絨毯(じゅうたん)で覆われた甲板のあちこちには、3人が着ていた衣服、下着の類が散乱していて――ステューシーの妖艶さを表すような、薔薇のレースがあしらわれた真紅のランジェリーや、オルビアの生真面目さを反映させた、シンプルなデザインの白い下着など――これから没頭することになる行為への3人の期待度は、まさに最高潮に達しようとしていた。

 

 ある意味では5年も「お預け」を食らわされていたと言えるフレイと、同様の期間を、彼への想いを押し殺しながら過ごしてきたオルビア。そして、そんな彼女を超えて、自分こそが最高の伴侶(おんな)であるとフレイに認めさせたいステューシー。

 ……と、フレイはそう考えていたのだが――

 

「フ……レイ……」

 

 もうこれ以上は耐えられない、息も絶え絶えといった様子でありながらも、なんと、ステューシーは、

 

「別に……無理して……私も、一緒に……抱く必要は、ないのよ……? なんと言っても……5年振りの、再会……なんだから……。私は……船内に、戻って……今日だけは……オルビアを、優先しても……」

 

 フレイは瞠目した。下着を脱ぎ捨てて全身の肌を紅潮させ、更にはそれ程の蜜液を滴らせておきながら今さら何を言っているんだとも思ったが、それ以上に、この状況に至ってオルビアを立てようとしているステューシーの、普段は中々見られない人の好さと、心の強さに驚きを禁じ得なかった。オルビアも同様らしかった。

 

 が、驚くのもわずかな間だけ。フレイはゆるゆるとかぶりを振った。フレイが、オルビアとのまぐわいに没頭したいと思っていることは確かだ。何せ、5年もの期間が空いた上での行為なのだから。きっとオルビアも同じ気持ちだろう。

 

 ……が、しかし、それを十分に考慮した上で、フレイは、

 

「ステューシー、無理するな」

 

 迷いのない口調だった。

 

「確かに今のおれは、オルビアを抱きたくて仕方がない。今すぐにでも、彼女を身体の隅々を、二度と黙って別れるなんていう気持ちが起きないように、おれの色で染め上げたい気持ちは相当にあるけど――オハラを出る前にもチラリと言ったように、おれは、この1年のお前の献身を軽視していない。オルビアのことは間違いなく大好きだし、一生を懸けて守りたいとも思ってるけど、お前に対しても同様の気持ちを、おれは抱いてる。節操のないどうしようもないクズと言われれば、まあ、何も言い返せないけど、それでもおれは――「ま、待って、待って」――うん?」

 

 フレイは小首を傾げた。ちょうどステューシーが、真っ赤な顔を片手で隠しながら、もう片方の開いた手を、フレイの言葉を遮るように、彼の顔の前でかざしたところだった。

 

「駄目……駄目よ……フレイ……! せっかく……せっかく……渾身の思いで我慢しようと思ってたのに……。今日だけでも、あなたたちの……ふたりだけの時間を、尊重しようと思ってたのに……。そんな……そんなことを言われたら……。私……私は、もう……!」

「いいんだよ、我慢しなくて」

 

 お前、そういう気遣いもできるのか、と少しばかり失礼なことを考えながら、フレイは断言した。

 

「大体、私はもう、って言うなら、それはこっちの台詞だ。……こんなに魅力的な女を前にして、はいそうですかとアッサリ引き下がらせるような男がいると思うか?」

「~~ああっ! フレイっ♡」

 

 感極まったらしいステューシーが、殆ど体当たりするような勢いでフレイへと肉迫し、彼の身体をガッチリとホールドすると、そのままプルンとした唇を彼のそれへと押しつけた上で、獰猛な軟体生物が如き赤い舌をズルリと潜り込ませると、そのまま愛する雄の口内を滅茶苦茶に(ねぶ)り始めた。

 

 『六式』を会得する程の身体能力を持つ彼女のこと、その直前の突貫からくる衝撃は中々洒落にならなかったが、そこはそれ。なんとなくこういった展開を直前に予想していたフレイは、衝突と同時にわずかに身体を反らすことで、その勢いの殆どを殺すことに成功していた。

 

 苦笑しつつ、ステューシーの熱烈が過ぎるディープキスを一切の抵抗なく受け入れるフレイ。たちまちの内に、淫靡な水音が、月明かりに照らされた静かな夜の世界に木霊するようになり――当然、5年振りのまぐわいの場で先を越されてしまったオルビアが、それを黙って良しとする筈もなかった。

 

 彼女は、「ちょっと……抜け駆けは感心しないわよ!」と不満を漏らすのもそこそこに、フレイへと肉迫。既にステューシーの舌が差し込まれている彼の唇に、半ば捻じ込むようにして、自らの濡れた舌も潜り込ませてきた。

 

 フレイは快感と幸福感で身震いした。発情したステューシーに舌を差し込まれただけでも、これ以上はないと思っていた、ステューシーの秘部と密着した陰茎の硬度が増し――それだけの変化で、それを感じ取ったらしいステューシーの秘部からは、更に大量の愛液が溢れ出ていた――その根本で熱い何かが猛烈に(うごめ)くような感覚を覚えたというのに、その上オルビアまで……! まさに、この世の天国だった。

 

 殆ど反射的に、ふたりの背中に両腕を回し、奉仕を労わるようにそれぞれの背中を撫でさするフレイ。まるで、羽毛か何かを使っているのでは、と勘違いするような軽やかさ、優しさで行われたその行為に、オルビアとステューシーの瞳が更に蕩けに蕩け、舌の動きが一層激しくなった。

 

 更には、彼女たちのほうも、フレイの背中に両腕を回していて――まるで、とても淫靡な生態を持つ食虫植物に捕らえられたかのようだった。胸部に押しつけられ、上下に擦りつけられる4つの肉饅頭の感触も堪らない。

 

 なぜ人間には腕が2本しかないのだろう? フレイは割と本気でそう思った。あともう1、2本あれば、これほどの奉仕をしてくれる雌に対して、相応の愛撫を返すことができるのに、と心中で歯噛みした。

 

 今の自分たちを月明かりを背景にして遠目から見れば、何か大柄なひとつの縦長の黒いシルエットが、甲板の上で奇妙に蠢いているようにしか見えないだろう。そんなことを思考の片隅でぼんやりと考えながら、フレイは、それぞれの相手の背中に回した両手で、ポンポンと軽めのタップを行った。

 

 「次」に行こう、という合図だ。断じて今の行いに飽きた訳ではない――何ならずっとこのまま口を吸い合い、舌を絡めていたい気分でさえあったが、生憎と時間は有限なのだ。ならば別の、更に甘美な刺激も味わいたいと、そう思って――そんな愛する雄の意思を察したらしいふたりの美姫が、殆ど同時に身体と、その口に差し込んでいた舌を離した。

 

 当然のように淫らな銀色のアーチが形成され、重力に引っ張られたそれが、今か今かと出番を待ち望んでいる陰茎にペチャリと落ちて付着した。それを目にしたオルビアとステューシーが、発情した動物そのものの表情で、フレイの耳にも届く程にゴクリッ……! と大きく喉を鳴らして――まるで示し合わせていたかのように、それぞれが片手でフレイの逞しい胸板をトンッ……、と軽く押した。

 

 それが意味するところを敏感に察したフレイは、期待感からくる熱い呼気を、同様の感情によって身震いしながらフウゥッ……! と漏らすと、抵抗することなく、自身の能力で作り上げた黄金の草地に、その身を仰向けに横たえた。

 

 ――と同時に、やはり事前に打ち合わせでもしていたのか、と疑いたくなるような、息の合った動きで草地に膝を着け、自分たちの絶対的な「王」である愛しき人の肉棒を、それぞれのメロンのような大きさと、水餅のような柔らかさと持つ乳房で挟み込む雌2匹。

 

 オハラを発つ直前には、フレイでさえ肝を冷やす程に、合わせた視線による火花を散らしていた彼女たちではあったが、それはそれ――やはり、こうした状況下では、仕えるべき雄への奉仕を何よりも最優先とするらしい。

 

 無論、それでも負けたくない、自分のほうが彼のことをより気持ちよくさせて見せる、といった対抗心は相応にあって、わざわざ『見聞色』を遣わずとも、フレイはそれを敏感に察していたが――それも含めたふたりの「全て」が、とにかくフレイには愛おしかった。

 

 更には、その豊満な肉袋を持ってしても、その奥で強く、短く行われている心臓の鼓動を完全に遮断することはできないらしくて――圧倒的な心地よさに包まれている肉棒から、心拍(それ)による振動を感じ取ったフレイは、誇らしさで胸がいっぱいになった。これほどまでに魅力的な女たちを、自分が、自分の男根が興奮させているのかと思うと、堪らなかった。

 

 そこからのオルビアとステューシーの連携も見事なものだった。まず彼女たちは、プルンとした唇の隙間から舌をペロンと垂らし、その先端から唾液を滴らせ、天を突かんばかりにそそり立っているフレイの怒張に、それを落とした。

 

 それだけで、フレイはビクンッ……! 身体を小さく震わせ――その振動を主に乳房から感じたらしい雌2匹もまた、「あんっ……♡」とか細い喘ぎ声を上げながら、身体をビクリと震わせるに至った。最早、相手からもたらされるちょっとした奉仕、感触だけでも、それぞれにとっての十分以上な興奮材料となっていて――3人共が、完全に出来上がっていた。

 

 ――チュッ……♡

 

 軽く落とすだけのキス。それが、ふたりの平均を遥かに上回る大きさを持つ乳袋――をもってしても隠しきれない、フレイの淫棒、その先端へと落とされて、フレイの身体が今一度ビクリと震えた。そして……。

 

 ――たぷぬちゅぬちゅずりゅぬちゅたっぷん♡ ぬりゅりゅりゅずちゅにゅぷっ♡ たぷたぷたぷたぷっ♡ たぷりっ♡

 

 見事にシンクロした母性の象徴による上下動が、フレイの生殖器を襲って――今度は、身体を震わせるどころではなかった。

 

 それは当然として、「うおっ……!」短い驚愕の声が、フレイの喉奥から漏れ出て、それを聞いたらしい――聞いてしまったらしいオルビアとステューシーは、慈愛に満ちていた表情を、ニマっ……♡ とした、熟練の娼婦顔負けの淫らなものへと変えると、乳房による奉仕をより一層激しいものにした。

 

 草地に置かれた左手が爪を立て、もう片方の右手で慌てて口を押さえるフレイだったが、もう遅い。完全にスイッチが入ってしまったらしいふたりの(ダブル)乳房奉仕(パイズリ)の激しさは留まることを知らず、フレイはただただ、それによってもたらされる快感と快楽を享受する他なかった。

 

 時折混ざってくる、乳首のコリコリとした感触も、思い出したかのように行われる露出した亀頭へのキスも、熱い舌による舐りも――すべてが夢の心地。至高の悦楽。

 

 いかに希代の性豪、()()()()()()でも百戦錬磨の猛者(もさ)たるフレイでも、これを耐えられる道理があろうか? いや、ない――それが証明されるまで、そう長い時間はかからなかった。

 

 腰の奥で生まれた灼熱の「何か」が、一度陰嚢(いんのう)で渦巻いてから、尿道を通って駆け上っていく感覚。4つの乳肉に挟まれ、揉まれ、擦られていたデカマラが、何かを訴えるようにビクビクと震え、フレイの右手で隠された彼の口が、ガチンと音を立てて閉じた。オルビアとステューシーの、息の合った乳奉仕の成果が形となったのは、その直後だった。

 

 ――どびゅんっ!

 

 まずは、一射。鈴口より飛び出した白い樹液の弾丸が尖兵となって、勇ましく虚空へと飛び上がって――それに続け、遅れを取るなとばかりに、後続たちによる怒涛の射精(しんぐん)が決行された。

 

 ――っびゅるるるるるるどびゅりゅるどびゅりっ! びゅるるるるるっ! どびゅっ! どびゅどびゅどばああああっ!

 

「「はあああああああああぁぁぁぁんっ♡ 出たああああああああぁぁぁぁぁっ♡」」

 

 快感を与えられたのはフレイだけではない。先述したように、互いのちょっとした挙動、反応までもが、3人にとっての快感の要因。射出の度になされるフレイの肉棒、その脈動も当然それに当たって――誇らしさと嬉しさ、それによって喜色に染められたオルビアとステューシーがバッ、と亀頭から顔を離したかと思うと、その口から嬌声を迸らせた。

 

 天高く舞い上がった生殖液は、やがては重力に白旗を上げて甲板目掛けて落ちていき――その中間にあったオルビアとステューシー。2匹の雌の頭髪にパタパタと落ちて、淫らな白濁のデコレーションを施した。

 

 顔にも当然いくらか付着して――それを、殆ど反射的にといった様子で、ふたりはペロリと舐め取り、口内で租借(そしゃく)し、嚥下(えんげ)し、そのひとつひとつの動作の度に、抜群のスタイルをビクビクと震わせていた。まるで、これ以上美味なる物は、この世には他に存在しないとばかりに……。

 

 絶頂後の余韻もそこそこに、フレイはすぐさま回復した。ふたりの奉仕は実に見事なものであり、だからこそあっという間に射精へと導かれはしたが――流石に、それだけでリタイアするほど、フレイの精力の底は浅くなかった。

 

 それどころか、たった今絶頂に導かれたばかりの筈の彼の剛直は、一向に萎える気配がなくて、オルビアとステューシーによる汗と唾液、そしてカウパー液からなるホカホカとした湯気を、まるで闘気さながらに立ち上らせていた。だから、

 

「……ふたり共」

 

 ゆっくりと身を起こしつつも、フレイは、多くを語らなかった。その必要はないと思ったからだ。実際、その通りで、オルビアとステューシーはフレイからの「恵み」を味わいながら身を震わせるのもそこそこに、クスリと同時に蠱惑的な笑みを浮かべると――無言で、黄金の草地にその身を横たえた。

 

 そして、膝裏に腕を通した上で、それぞれの細い指で、相変わらず大量の愛液を垂れ流している肉厚のラビアをクパァッ……♡ と開いて見せると、

 

「「……()・れ・て♡」」

「~~~~っ!」

 

 フレイの頭の中で、何かがプッツンと切れた。それの正体を確かめもしないまま、衝動的に飛びかかろうとして――直前で止まった。一体どっちを先に貪ればよいのか? なんといっても、自分の身体はひとつしかないのだから――なんて贅沢な悩みなんだと、そう思って、だからこそ、いつまでもこのまま悩んでいたいという気持ちもそこそこにあったが、まあ、実際問題そういう訳にもいくまい……。

 

 フレイは苦渋の選択をした。まあ、苦渋とはいっても――ここまで爛れた旅を続けてきたステューシーとは違って、「彼女」は実に5年振りなのだ。ここまで来て変に焦らすような真似は、フレイとしてもしたくなかった。

 故に、

 

 ――ずっっっぷんっ!

 

「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ♡」

 

 嬌声を上げたのは、オルビア。その隣で同じ体勢を取っていたステューシーがクスンと鼻を鳴らしたが、どことなく納得したような面持ちでもあった。

 

「もう……♡ やっぱり、彼女からなのね……♡」

「スマン……ステューシー……。でも……」

「いいのよ。わかってるわ……♡」

 

 言って、ステューシーは「待ち」の姿勢を解いた。そして、子宮口と鈴口をガッツリ密着させた状態で止まり、わずかにおとがいを上げて噛み締めた奥歯をカチカチと鳴らしながら、実に5年振りとなるオルビアの膣内を、剛棒全体で甘受していたフレイの背後に回ってしなだれかかると、彼の両乳首を自らの指で弄びながら、耳元に寄せた口から、フゥッ……♡ と軽く息を吹き始めた。

 

 不意打ちを受けたことでフレイの全身が一度大きく震え、それに連動する形で、跳ね上がった生殖棒のカリ部分が、オルビアの膣内の、ひと際ザラザラした部分を擦り上げた――今一度オルビアの喉奥から甘い叫びが迸り、それがフレイの情欲を後押しした。

 

 そうだ――久方振りの彼女の肉壺をじっくり味わいたいという欲求もあるが、それ以上に、もっともっと彼女を()がらせたい。甘い声を上げさせたいと、そう思って、

 

 ――ずちゅっ!

 

「あっ♡」

 

 ――ぐちゅっ! ずちゅむっ!

 

「はっ♡ ああぁんっ♡」

 

 ――ずっちゅずちゅぐちゅむちゅずちゅりゅりゅりゅずちゅむっ! どっちゅどっちゅどっちゅどっちゅどちゅむっっ!

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あああああぁぁぁぁんっ♡ フレイっ♡ フレイいいいいいぃぃぃぃぃんっ♡」

 

 抽挿――開始。

 オルビアの反応は顕著だった。様々な事情もあって自分から(たもと)を分かちつつも、それでもやはり長い時を渇望したフレイの剛棒。その遠慮のない突き込みを受けて、33歳の未亡人の全身が断続的に戦慄き、玉の汗が宙を舞った。

 

 やや(かす)れ気味な嬌声を何度も迸らせつつもやはり身体は正直で、いつの間にか彼女の細長い脚が、自身の腰をガッチリホールドしていることに気づいたフレイは、そうか、もっとして欲しいのかと悪魔的な解釈をすると、その抽挿をより激しいものとし――明らかに、オルビアの嬌声のボリュームが一段階上がり、開いた口から露出した舌が、ピンと伸ばされた。メロン大の巨乳がバルンバルンバルンっ♡ と激しく揺れ、殆ど反射的にフレイがそれを掴み取った――その時だった。思いもよらぬことが起きた。

 

 ――ッッッぷっっしゃあああああぁぁぁぁぁっっ……!

 

「「えっ?」」

 

 ()()に気づいたフレイが、オルビアと同時に疑問の声を上げ、思わず抽挿を停止させた(鈴口をしっかりと最奥の子宮口にジャストフィットさせて、オルビアにひと際甲高いよがり声を上げさせた上で、だが)。乳房を握り込んだフレイの両の指の間から顔を覗かせている桃色の媚突(びとつ)から、乳白色の液体が噴出したのだ。それは舞い散る玉の汗よりも更に高い位置にまで噴出し、それがパタパタと淫蕩(いんとう)(ふけ)っていた3人の身体に落ちた。

 

 当然のことながら、フレイはその液体の正体を察していた。母乳だ。ロビンを出産した経験のあるオルビアのこと、断じてあり得ないとまでは言わないが――5年前の淫欲に満ちた1週間でも全く見受けなかった現象の為、面食らったのだ。やや遅れて、オルビアも舞い落ちた母乳に気づき――「えっ……? あ……? えっ? 嘘……♡」と、戸惑いの声を漏らすと、

 

「もう――あっ♡ コラ、まだ――出ないと、思ってたのに……♡ 身体が、思い出しちゃったみたい……♡ 雌の……うぅんっ♡ 本能、を……♡ は、っあぁ……♡ ()()()……()()()()()()()になりたいって、そう、思って、えええええぇぇぇあああああああぁぁぁぁんっ♡ そんな、いきなりいいいいいぃぃぃひいいいいいいいぃぃぃぃんっ♡」

 

 所々で短い喘ぎ声を上げつつ、その度に、プシュッ♡ プシュッ♡ と母乳を噴出させるオルビア。度々こちらの顔にかかるソレだけでも辛抱堪らないというのに、その上そんな遠回しな妊娠願望を露にされれば、雄として奮い立たない訳があるまい?

 

 だからこその、台詞を遮る形での抽挿。今一度雌を屈服させ、その情欲を満たす為の前後運動。それを、フレイは激しい腰の動きによって再開させて――しかし今度はそれだけではなかった。フレイは上体を正面に倒し、仰向けになっているオルビアとの間隔をほんの数センチもないものとした。腕を絡ませていたステューシーも、それに引っ張られる形で上体を倒した。そして――パクリッ♡

 

「えっ!? あっ♡」

 

 フレイは何をしたのか? 明白だ――両の手でも掴み切れない、指の間から乳肉がこぼれ落ちそうな程の爆乳。その頂にある媚突を中心に寄せたかと思うと、それを、()()()()()()口に含んだのだ――かと思うと、

 

 ――チュウウウウウゥゥゥゥッ……! ゴクッ、ゴクッ、ゴクゴクゴクゴクゴクっ、ゴクリッ!

 

「ひやあああああぁぁぁぁぁぁそんなああぁぁぁっ♡ いきなりっ♡ 飲んじゃ、ああああぁぁぁはああああぁぁんっ♡」

 

 喜色満載の絶叫を上げつつ、首をイヤイヤと振りながらも、なんだかんだで両手をフレイの後頭部に当てて、そのまま自身の乳房へと更に密着させるオルビア――それが意味するところを当然のように察したフレイは、乳頭への吸い付きを、更に激しいものとした。

 

 こってりとした甘みと、その一方でどことなく癖になる苦味がブレンドされた淫らなミルクを、次々と嚥下(えんげ)するフレイ。絶品……とまでは言わない。決して不味くはないが、味だけを取れば、精々が飲めなくはない、といったところだろう――で、ありながら、しかし、フレイは心底喜んで吸引を続けた。

 

 本来なら、彼女の胎内で育った赤子に与えられるべき貴重な栄養源。それが舌に染み渡り、食道を伝って胃に流れ込んでいく感覚を味わう度に、途方もない興奮と幸福が全身を駆け巡り、体温がグングンと上がっていくような錯覚を覚えた。愛おしかった――オルビアの全てが、本当に愛おしかった。

 

「うわぁ……♡ 女の私から見ても、エロぉい……♡ エロ過ぎる光景だわ……♡」

 

 そう言ったのはステューシーだ。オルビアと合わせてフレイをサンドイッチするような形で、未亡人に覆い被さっている彼の背中に乳房を当てていた彼女は、フレイの両乳首に対する愛撫をやや激しくした上で、密着させているふたつの肉饅頭を、ズリッ♡ ズリッ♡ と上下に動かし始めると、愛する人の耳元に寄せた唇から、次のような言葉を漏らした。

 

「私も……♡ ()()()()()()()()()()に、なりたいなぁ……♡ な~んて……♡」

「――っ!」

 

 当然のように、それをしっかりハッキリと鼓膜で聞き受けたフレイは、更に興奮の度合いを高めると――どちゅどちゅずちゅばちゅどっっっちゅんっ! どちゅずちゅっ! ずどどちゅどちゅずちゅっ!

 

「おっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おおおおおおぉぉぉぉぉぉああああああああぁぁぁぁぁっ♡ ズンズンっ♡ 強く、なっへえええええええぇぇぇああああああぁぁぁっ♡」

 

 許容量を超える快楽を叩きつけられたらしいオルビアの身体が、ビクンッ! ビクンッ! と跳ねた。膣内も戦慄(わなな)き、その締め付けと蠕動(ぜんどう)がより激しいものとなって――ただでさえ、ひとりの子供を産み落としたとは思えない、相当な名器なのだ。その上、そのような「おもてなし」をされては当然、如何に性豪なフレイでも、長く耐えられる筈もなく――ぷはっ! と一旦口に含んでいた媚突を解放すると、

 

「……っ! オル……ビアっ……! そろ、そろ……!」

 

 途端に、喜びからくる涙を流しているオルビアの双眸に、ピンク色のハートマークがポウッ♡ と浮かび上がった。

 

「いい……わっ♡ 出し、てぇっ……♡ 出して出して出してっ♡ 出してえええええぇぇぇっ♡ 私の、あっ♡ 中にいいいいぃぃぃぃっ♡ タップリ……とおおおぉぉぉぉぉぉんっ♡」

 

 言われるまでもなかった。正直に白状してしまうと、かなり早い段階から、「それ」をさせろと訴える灼熱の何かが、腰の奥で滅茶苦茶に暴れ回っていて苦心していたのだ。

 

 しかし、オルビアの許可を得た以上は、最早我慢する必要もない――その生き物を閉じ込めていた強靭な自制心による「檻」を、フレイは脳内で取っ払った。

 

 途端に、外へと続く出口を隔てる物がないことに気づいたその灼熱の生き物は、滅茶苦茶な速度で尿道を駆け上がり、一切速度を落とさないまま、その先の空間へと飛び出した。すなわち、

 

 ――どっっっっぼおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ! どびゅどびゅどびゅどびゅどばああああああぁぁぁぁぁっ! どぽぽぽぽぽぽどびゅるるどびゅばっ! どぼんっ! どぼんっ! どぼんっ! どぼぼぼぼどびゅるりどびゅりっ! どっっっびゅんっ! どびゅっ!

 

「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん出たあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ♡ 射精っ♡ フレイのっ♡ 射精っ♡ ……5年、振り、のおおおぉぉぉぉぉぉあああああっ♡ コ……レっ……♡ コレがっ♡ 欲しかったのおおおぉぉぉっ♡ ずっ……とおおぉぉぉぉぉぉんっ♡」

 

 正しく、灼熱の弾丸――否、灼熱の機関銃(マシンガン)だった。そう形容するに相応しい程の勢いを伴った白濁の液体は、たちまち聖なる子供の宮を埋め尽くし、それでも尚止まることのない奔流によって、内側からミチミチ♡ とその空間を拡張させた。

 

 それもまたオルビアに取ってはたまらない快感らしく、ビクンッ! ビクンッ! と引きつけでも起こしたかのように身体を痙攣させて――そんな彼女の両乳首を、フレイは改めて口に含んだ(何度目かもわからにオルビアの嬌声が、再び宙に木霊した)。痙攣と同時に宙へと舞い上がる決して少なくはない母乳を見て、勿体ないと思ったのだ。

 

 ――ゴクッ……! ゴクッ……! ゴキュゴキュッ……! ゴックン……!

 ――どびゅるっ! どびゅびゅっ! どびゅんっ! どびゅぶびゅどびゅっ!

 

「あああああぁぁぁぁぁだっ♡ それ、駄目♡ 飲みながら♡ 出すの♡ 駄目ぇ♡ なの、おおおおおぁぁぁあああああぁぁぁっ♡」

 

 駄目と言われてもやめる訳が――やめられる訳がない。ピチャピチャと耳裏を(ねぶ)ってくるステューシーの舌使いも相まって、すっかり脳内をピンク色にさせたフレイは、湧き上がる情欲に突き動かされるままに射精しながらの腰振りを敢行(かんこう)し、同時に乳を(すす)った。

 

 殆ど、射精した端から授乳によって得た栄養で精液を補充しているような感覚だった。無論、そんな気がしたというだけの話で、実際にそのようなことが起こる筈もないが……。

 

 しかし、それとは別に、人知を超えた現象は起きていた。当然、何度も同じ光景を見てきたフレイはそれを予想していたが――赤紫色の(まばゆ)い光が、一時的に辺りを照らしたかと思うと、すぐさまそれは収まり、同時に、懐かしのハート形の紋様が、内側からの膨大な精液の圧力によって膨れ上がっていた、オルビアの下腹部に浮かび上がっていたのだ。

 

 これもまた、フレイにとっては喜ばしいことだった。改めて、彼女が自分の物であると、そんな証を5年振りにつけられたような気がして――感無量だった。そしてそれは、オルビアも同様らしく、

 

「あああああぁぁぁはああああああぁぁぁ……♡ 出た……♡ 私が、フレイのモノだっていう証……♡ 出てくれた……♡ 嬉しい……♡ 私……もう、離れられない……♡ 離れたくないわ……♡ 私こそが……あなたの一番の女……♡」

「あら、そうかしら?」

 

 フレイの耳をハムハムと甘噛みしていたステューシーがたちまち燃え上がった。彼女の行動は早く、フレイの両脇を掴むと、そのまま、その細身からは考えられぬ程の膂力(りょりょく)――しかし、『六式』使いなら当然だ――でもって、グイっと引っ張った。

 

 当然のことながら、子宮口まで圧迫する形でオルビアの雌の器官を支配していた彼の剛棒は、ジュポンっ♡ と引き抜かれて外気に晒されることになり、(恐ろしいことに)まだ射精途中の赤黒い先端から飛び出した白濁の樹液が、放物線を描いてオルビアの顔に落ち、先ほど男根が引き抜かれる際に、立派なカリが膣内のあらゆる部分を擦って刺激したこともあって、彼女の身体がビクビクッ! とひと際大きな痙攣を見せた。

 

 意図したことかは知らないが、ダメ押しの一撃を与えてしまったらしく、ステューシーの行動に対して、抗議の声を上げる余裕もないらしかった。あの様子では、しばらくは動くこともままならないだろう。ピロートークは一時お預けだ。

 

「……お、おい、ステューシー……」

「嫌よ、聞かないわ♡」

 

 キッパリとした口調だった。彼女は、眉をひそめた表情のまま、フレイの身体を手で押して横たわらせた。そこからの行動も実にスムーズで、フレイが気づいた時には、天を示す淫棒に膣口を合わせるようにして、ステューシーが自身に跨っているところだった。そして……。

 

 ――ずっっっぷううううぅぅぅぅぅぅんにゅううううううぅぅぅぅっ!

 

「はあああああぁぁぁぁぁぁんずっぽり来たああああああああああぁぁぁぁぁぁっ♡」

 

 来たというか、お前が自分から入れたんだろ――と、そんな指摘をしようとしたフレイの精神的余裕も、初っ端から驚くべき蠕動をもたらす膣肉奉仕によって奪われてしまった。思わず奥歯を噛み締めたフレイのおとがいが、「ぐっ……!?」という呻きと共に反らされ、それを見たステューシーは、ジュプッ、ジュプッ、と水音を伴う上下運動を早速始めながら、こう言った。

 

「フレイ――あんっ♡ 私は、ちゃんと最初に――あぁん凄い――聞いた、からねっ♡ 今日だけは♡ おぉんっ♡ オルビアを、優先して♡ あっ♡ いいって♡ でも、でも、でも――おぉ♡ あなたが、私も♡ あはぁんっ♡ 愛してくれるって、言ったかららぁん♡ ううぅん♡ 私、嬉、しくてええぇんっ♡ それなのに、さっきみたいに♡ うふんっ♡ 散々、見せつけて♡ くれちゃっ……てえええぇんっ♡ はぁ……♡ もう、容赦♡ しないんだからっ……♡ 覚悟、しなさい……♡」

 

 その「覚悟」とやらを決めたり、少し落ち着けと(いさ)める余裕もなかった――オルビアへの対抗意識をメラメラと燃え上がらせたステューシーが、腰振りの速度を滅茶苦茶に速めたからだ。

 

 ――ずちゅずぶずぶずちゅずっちゅんっ! ずばばばんずばぶちゅっ! ずちゅちゅちゅちゅずちゅじゅっ! ずっぷんっ!

 

「……っ! うっ、あっ、はっ、あぁ――!」

 

 上下左右あらゆる方向へと跳ねるステューシーの腰振り乱舞。所々に、極限まで密着させた上で、グリグリとこねくり回すような腰使いも加えられたそれを受けて、フレイは自分の意思とは反する、快感からの呻き声を上げた――が、そんなものは当然、ステューシーの喉奥から迸るそれに比べればものの数ではなく、

 

「おおおおおぉぉぉぉぉんっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おおおおおぉぉぉぉあああああぁぁぁぁぁやっぱり凄っ♡ 凄いいいいいぃぃぃぃぃぃんっ♡ コレっ♡ コレなのぉっ♡ もう私、私もっ♡ コレがないと――貴方がいないと、生きて、いけなくてえええええぇぇぇんっ♡」

 

 ステューシーの意図は明白だった。出産経験のない彼女は、オルビアのような授乳プレイは行えない。だからこそ、アドバンテージのひとつである、体力、身体能力を十全に駆使した、このような腰使いを見舞わせているのだろう。

 

 薄々予感してはいたが、恐ろしい対抗意識だ。呆れる反面、これほどの抜群のスタイルを持つ美女が、自分の為にここまでのことをしてくれているという事実を前に、フレイの胸中は誇らしさで一杯だった。

 しかしながら、ステューシーのほうはそうでもないらしく、

 

「だから……だからっ♡ 捨てないでぇっ♡ これからも……沢山、他の女を、抱いても♡ 侍らせても♡ いいからあああぁぁんっ♡ それは♡ 仕方の、ないっ♡ ことだからああぁぁんっ♡ だから、だからあああぁぁぁっ♡ 私のことも、どうか、ど……おおおおぉぉぉぉぉぉんっ!? いきなりいいいいぃぃぃぃぃっ♡」

 

 いきなりもへったくれもない――ステューシーが言わんとしていることを台詞の途中で察したフレイは、強い決意の炎を紅き双眸に灯らせると、自身から一度大きく腰を跳ね上げることによって、肉槍による子宮口への強襲を行うと同時に、ガバッ! と上半身だけを起こして対面座位へと姿勢を変更。

 

 ステューシーの唇を乱暴に塞ぎ、そのまま目を白黒させる彼女の口内を、思うがままに激しく貪り始めた。まるで2匹の軟体生物が体液をまき散らしながら激しく交じり合うような、そんな淫靡な水音が、腰を打ちつける音と共に宙に木霊して――不意を突かれたステューシーの全身が、子宮口への肉槌乱打と口内凌辱によって、幾度となくビクビクっ♡ と跳ねた。

 

 時間にして精々3分程度だろうか。しかし、それでもステューシーの意識を更に蕩けさせるには十分だったらしく――フレイはプハッ、と口を離した。思わぬ反撃による快感で、目を虚ろにさせたステューシーの頭部が、カクリッ、とわずかに後ろに傾いた。そんな彼女に対して、フレイは、

 

「馬鹿なことを……ハァ……言うな……」

 

 僅かに乱れた息を整えながらの台詞だった。

 

「おれが……これから先……お前が言うように……どれだけの女を……フゥ……抱くことに……なったとしても……ハァ……お前みたいな、いい女を……捨てる訳が……ないだろ……」

 

 何故なら――

 

「他ならぬおれ自身が……ガキの頃に、親に捨てられて――売られたんだから……。そんなおれが、お前らを捨てると思うか……? おれのことを……。『人間以下の証』を背中に焼き付けられたおれみたいな奴を、わざわざ愛してくれるような最高の女たちを、おれのほうから捨てるなんて、そんなことは――」

 

 言うべきことを言い切る前に、フレイは、ステューシーの両脇を手で持つと、その身体をわずかに持ち上げた。不意打ちの快感(ダメージ)からまだ戻れていないステューシーには、それをやめるよう意思表示する気力さえない。精々が、虚ろになって虚空へと向けられていた目を、フレイに向けるぐらいが関の山で――それと、ほぼ同時だった。

 

「――ある訳、ないだろっ!」

 

 そんな言葉と共に、ズパァンッ! と、猛烈な勢いで、フレイが強烈な突き上げを彼女に見舞わせたのは。同時に手を離したことで、重力に引っ張らて落ち始めた彼女の陰部を迎え撃つように、である。

 

 その衝撃、威力は言うまでもなく相当なもので――その全てが集約された一撃を子宮口に受けたステューシーが、次のような野太い嬌声を上げたのは、至極当然の帰結だった。

 

「おおおおおおぉぉぉぉぉぉほおおおおおぉぉぉぉぉんっ♡ そん……なああああぁぁぁっ♡ 嬉、しいいいいいぃぃぃんっ♡」

 

 玉の汗、舌先から弾け上がった唾液の粒、快楽によって溢れさせた涙――それらの液体が宙を舞い、それが地を目掛けて落ち始めた時には、フレイは怒涛の上下運動を始めていた。

 

 結局、傾国レベルの性豪たる彼に対して、ステューシーがリードを取れたのは、不意をついた最初だけで――()()なってしまってはもう、フレイの独壇場だった。今一度の口づけ、からの口内凌辱と合わせる形での、生殖棒による連撃。

 

 それだけで、ステューシーは一切の反撃の手を封じられてしまったようだった。精々が、暴れ馬のような様相を呈しているフレイに振り落とされないよう、両手両足を使って彼の身体にしがみつくのが関の山のようで――それで十分だ、とフレイは思った。相変わらずの膣肉の蠕動と、胸部から感じる、彼女の豊満が過ぎる乳房の感触だけで、十分に気持ちいいのだから。

 

 それを証明するかのように、フレイはこれ以上はないと思われていた腰の動きを更に激しくした。と同時に、せめてもの反撃のつもりか、ステューシーの膣壁の各所がキュキュキュキュキュキュウゥンッ♡ と締まった。まるで、自身を可愛がってくれている灼熱棒に対して、何かを「おねだり」するかのように。

 

 一体何を? ……決まっている。相変わらずステューシーの口内を舐り回しつつ、フレイは唇の端をわずかに上げた。正直に言ってしまうと、何だかんだで彼も限界が近かったのだ。

 

 ので――唐突に、彼は口を離した。銀色の淫らなアーチが互いの結合部目掛けて落ちるよりも先に、フレイは、

 

「ステューシー……!」

 

 傍から聞いている分には、ただ彼女の名前を呼んだだけ――でありながら、それが意味するところを、ステューシーは殆ど反射的に察したらしく、ややあって彼女は、

 

「いぃ……わああああぁぁぁぁぁっ♡ 出し……て出して出して出して出して出してええええええぇぇぇっ♡ タップリ……とおおおぉぉぉぉっ♡ オルビアよりも、いっぱいいいいいぃぃぃぃんっ♡ 事前に、私たちが飲んだ♡ 避妊薬♡ それの意味がなくなるぐらいにっ♡ タップリ♡ ドップリ♡ 出して、くらはあああああぁぁぁぁぁぁっ♡」

「――おおぉあっ!」

 

 その淫語がトリガーとなった。少し前から腰の奥でグツグツと煮えたぎっていた性欲の熱が、猛烈な勢いで狭い肉道を通り――剛棒の穂先で、弾けた。

 

 ――どっっっぼおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ! どぼびゅびびゅばああああああぁぁぁっ! どぷどぷどぷどぷどぷっ! どぷぷどっぷんっ! どびゅるるびゅぶぶっ! どぼびゅうぅぅぅっ!

 

「ひやあああああぁぁぁぁ出てええええええぇぇぇぇおおおおおぉぉぉぉぉっ♡ 沢、山んんんんんいいいいいいぃぃぃぃっ♡ いいいいいいのおおおおおぉぉぉぉぉぉっ♡」

 

 ステューシーの下腹部もまた、オルビアのそれと同じようなボテ腹となるまで、ほんの数分もかからなかった。それ程の量と勢いで――本来なら苦痛を伴ってもおかしくない筈のそれも、()()ステューシーにとっては快感でしかないのだろう。

 

 少なくとも、立派なアヘ顔を晒すステューシーの表情を間近で見たフレイとしては、そうとしか解釈できなくて――だからこそ、それに更なる興奮を覚えたフレイは、一層の射精を行った。

 

 出して、出して、出して、出して、出し続けて――ついに、これ以上は流石にまずいと思ったフレイが、ステューシーの身体を持ち上げて肉棒を引き抜いた時には、彼女の腹部は既に、3つ子や4つ子でも身籠っているのではと疑いたくなる程に膨れ上がっていて、「栓」を失った彼女の膣口から、どぼぼばあぁっ♡ と大量の子種汁が流れ出た。

 

 子宮口から膣内を通って排出されたそれの熱もまた、ステューシーにとっては快感でしかなかったらしく、両目を殆ど裏返らせ、舌を垂らし、両手を顔の脇に置いて、膝を曲げた足をカパリと開くという、生まれたばかりの赤子のような体勢となったステューシーの口からは、「あっ♡ あっ♡ あっ……♡」という断続的な喘ぎ声が漏れていた。

 

 それに、ダメ押しの情欲を覚えたフレイが、最後にどびゅうぅっ! と白濁の塊を撃ち出し、それが、拡張された腹部に浮かび上がっているハート形の紋様にクリーンヒットした。ステューシーの身体が、またもやビクンッ♡ と震えた。

 

 とてつもない征服感だった。世界的な視点で見ても間違いなく上澄みに位置するであろうスタイルと美貌を備えた美女ふたり。彼女たちの胎に合意の上で思うがままの射精を行い、善がり狂わせたという現実は、フレイの顔に、普段の彼らしからぬ、三日月型の笑みを浮かばせるには十分で――それでいて、彼はまだ満足していなかった。

 

 我ながら、呆れる程の精力で――あるいは、この1年間散々抱いてきたステューシーはともかくとして、5年振りのオルビアに対して、まだ1回しか中出しできていないという事実が、そうさせているのか……?

 

 そんなフレイの心情を敏感に察したらしい、いつの間にか回復していた件のオルビアが、相変わらず腹部を膨らませたままの状態で、ダウンしたステューシーを見下ろしているフレイに見せつけるかのように――足を開いた状態での自慰を始めた。

 

 右手でクチュクチュと、未だ精液を溢れさせている膣口を慰めながら、もう片方の指を自らの口元にやってそれをチュバチュバ♡ レロレロ♡ と舐めたくって――それでいて、熱く濡れそぼった視線は、真っすぐフレイへと向けられていた。

 

 それが意味するところを理解できないフレイではなかった。()()()()では、5年間の空白を埋めるにはまだまだ足りない――そう感じていたのは自分だけではなかったのだと、そう確信して、

 

「あっっっはああああぁぁぁぁぁぁん♡ またあああああああああぁぁぁぁぁっ♡」

 

 殆ど飛びかかるように押し倒した上での――挿入。からの抽挿。勿論、現時点での彼女のアドバンテージである母乳噴出を、両乳首を咥え込むことで余すことなく口内に受け止めながら、だ。

 

 そこからの展開はまさに「蹂躙」だった。オルビア、ステューシー、オルビア、ステューシーと、フレイは何度も、交互に絶頂を与えてからの射精を繰り返して――されるがままの状況において、ふたりの美姫も何とか自分たちから奉仕しようと奮闘する「素振り」を見せたものの、まあ無駄だった。

 

 どんな女傑でもあろうとも、一度「本気」になった史上最高最強の雄(イングナル・フレイ)の前では、ただひたすらに痴態を振りまきながら、その情欲を受け止める他にない――そう言われても仕方がない乱れっぷりを披露するだけだった。

 

 あまりにも淫靡が過ぎる3P交合(セックス)は、海面から太陽が顔を覗かせた時にも収まる気配を見せず――辺りが明るくなったことにさえ気づかない程に、すっかり行為に夢中になった3人は、(なんと、呆れたことに)太陽が殆ど真上に来た時でさえ、その「熱」が治まる様子を見せなかった。

 

 大人数の娼婦たちとも寝ずのハーレムプレイを三日三晩続けたフレイからすれば、正直まだまだこれからといったところだったが――それから程なくして、船内へと続くドアの向こうで誰かが倒れるような音を聞いたことで、ようやくお開きとなった。

 

 全身にあらゆる体液を纏わせたフレイたちは、それを聞いてハッと正気に戻ると、急いでドアを開けて音の正体を確認した。案の定というべきか――下半身を露にし、無毛の秘部からホカホカとした透明液を溢れさせたロビンが、その幼い肢体をビクビクと痙攣させながら横たわっていた。床に投げ出した指先に、同質の粘液を纏わせながら。

 

 それからそこそこの時間をかけて何とか甲板の掃除を済ませた3人が、目を覚ましたロビンからガミガミと説教をされたのは言うまでもなく――どこか決まりが悪そうな顔を真っ赤にした幼女からのガチ説教を、大人しく正座しながら黙して受けるというのは、なんとも屈辱的なもので、赤の他人の目がない海上でよかったと、殆ど現実逃避気味にそう思ったフレイは――

 

「――聞いてるの!? フレイさん!?」

「あ、ハイ、スイマセン……」

「「…………」」

 

 今日も空が青くて綺麗だな――それが、思わず顔を上げたフレイが抱いた心情だった。涙が出そうだった。

 

 

  ◆          ◆

 

 

 こうして、ニコ・オルビアは、実に5年もの空白を挟んだ上で、ようやく、その身も心も――なんなら魂も、イングナル・フレイに捧げるに至った。

 

 ステューシーと並んで、人類の歴史上類を見ないハーレム帝国、『後宮豊国(アルフヘイム)』の皇帝となるフレイを、建国以前から支えた「正室」のひとりとして、後世に伝えられることになる彼女の第2の人生はこうして始まり、後に彼女は、帝国の一画に建造される、世界最大規模の、女子生徒と女教師だけで構成された学園都市、その最高責任者として、多くの子供たちに、愛する(フレイ)の数々の武勇伝を含めた、「正しい歴史」を教えることになるのだが――それはまた、別の話である。




 次の更新ではまた、エロなし回を連日投稿したいと思います。何話ぐらいになるかはまだ未定ですが……。
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