※この作品はR-18です。

豊穣の王   作:イロゴト柿

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第34話『胡蝶の夢:転』

 ――ワッッッッッッッッッッ!! と。

 

 数万、数十万――いや下手すればそれ以上の女たちの歓声、というよりは嬌声が、フレイの全身の肌を打ち、彼が立つ床と近くの壁をビリビリと揺らした。

 

 カリファとハンコックが一緒になって開けた屋外へと続く両開きの扉。未だ「あっ……♡ あっ……♡」と短く喘ぐナミを対面で抱え、結合部から泡立った愛液と精液の混合液をボタボタッ♡ と垂らしつつ、背後からビビに抱き着かれた状態のフレイ(また、ここまでに名を挙げた人物全員が、衣服などという無粋なものを着用していない全裸の状態であることをここに注記しておく)が、一歩外へと踏み出した直後のことだった。

 

 つい数分前に行われた、ハンコックから全ての国民(おんな)たちに向けての、下腹部のハート形の紋様を通しての「念話(テレパシー)」。これによってフレイが起床した旨を聞かされた殆どの国民(おんな)たちが、天守閣から風呂場へと続く屋外の通路。そこに、自分たちが敬愛、なんなら崇拝してさえいる彼が出てくるのを待っていたようで。

 

 先の大歓声に驚き、パチパチと狐につままれたような顔で目を瞬かせた後で、フレイが、「本島」の中央の空いた超巨大な穴。その外壁に取り付けるようにして建てられた天守閣。

 

 その屋外通路の柵から眼下へと視線を巡らせてみれば、目につくのは、至る所で自分の「分体」と交わる女、女、女、女、女――視界に映る景色の多くを占める肌色と、色とりどりの髪色。自身の国を支えてくれている大事な国民……という名目の孕み妻たち。

 

 下は、フレイの腰にも届かない身長と、起伏の乏しい――しかし、将来は間違いなく絶世の美女になると断言できる程の器量の持ち主だとわかる――幼女たちから、上は、抜群のスタイルに、成熟した色香を纏った熟女まで。

 

 様々なタイプの違いはあれど、全員が、「外界」の街中を歩けば、どんな男でも二度見せずにはいられない「雌」としての魅力を備えていて――それが、恐らくは数十万人以上!

 

 しかも(見た限りでは)その殆ど全員が、「本体(こちら)」の様子をチラチラと窺いながら、自分たちで召喚したらしい「分体」たちとの淫行に耽っていた。

 

 思い思いの体位でノーマルに交わる女たちもいたり、数人の幼女が、屋外のベンチに座る「分体」の剛棒を一緒に舐めていたり、物理的に受け入れるのが難しい為か、素股プレイに興じたりしていて――しかも、その内の多くが、どことなく自分と似たような顔立ちをしていた。何故か? それが意味するところを察せないフレイではなかった。背中をゾクッとさせる程の興奮と戦慄を、彼は覚えた。

 

 “自身の「恩恵」を授かった女は、その練度と資質によっては、「本体(じぶん)」と同じように、「本体(じぶん)」の意思と感覚を共有した「分体」を、下腹部の紋様から顕現させたオーラを素に召喚することができる”。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()、フレイは何故かそのことを知っていて――()()()? 幼少期からシャボンディ諸島におけるカイドウたちとの戦い。そこまでの回想を終えてから今に至るまでに何度も抱いた違和感を、またもやフレイは覚えていた。

 

 いや、自分が『豊穣の王』となりこの国――『後宮豊国(アルフヘイム)』を統べる者として「こうした光景」が日常のものとなってから既に随分な月日が経つのに、なぜこれが「初めて」などと思うのか? と。

 

 しかし、そんな疑問もたちまちの内に雲散霧消した。というよりは、それどころではなくなってしまった。先述したように、眼下で国民(おんな)たちと交わっているすべての「分体」は、自分と感覚を共有していて。

 

 それ即ち、剛棒を舐められたり、膣肉で扱かれたり、先端を子宮口で吸い付かれたり、上の口も同部位で吸い付かれたり口内を舐められたり、更には、身体のあちこちを、ボリュームたっぷりの柔らかな双乳によって挟まれたり擦り付けられたり――それらの感触が、裕に数十万人分! 「本体(こちら)」のほうへとフィードバックされてきたからだ!

 

 それだけの女体の感触と快楽をただひとりの身で感じるという埒外の現象。並の男ならば、ほんの数秒も経たぬ内に過剰な快楽によってすべての神経を焼き切られ、廃人同然の状態になるに違いないそれを、しかし『豊穣』――『子孫繁栄』の能力に特化したフレイは、あますことなく受け止め、感じ取って見せて。

 

 その「感覚」は、正に言語を絶するものだった。今の自分に身を絡ませているのは、先ほどから継続してフレイの逸物を根本まで女陰で咥え込んでいる、対面から抱えられた状態のナミと、そんな彼女を羨ましそうに見ながらも、背後からフレイに抱き着きながらその首筋をペロペロ♡ と舐めたくることに余念がないビビの2名のみなのだが――にも関わらず、フレイは確かに数えきれない程の女たちの蜜壺を貫き、その膣口(いりぐち)から子宮口(おく)までを亀頭で往復させたり、そんな彼女たちから押しつけられたり、挟まれたり、あるいは先端を口に含まされたりしている豊乳の感触を確かに味わっていた。

 

 それによって生じた快楽が、継続して雷に打たれているかのようなビリビリとした刺激を全身の神経に与えていて。

 

 そして当然、共有しているのは「感触」だけではなく、口内に差し込まれた舌の味、芳醇(ほうじゅん)が過ぎる雌の色香、それぞれの相手の艶姿に、そんな彼女たちの愛の言葉といった五感の情報も、本体(こちら)のほうへとフィードバックされていた。具体的には、

 

『あっ♡ あっ♡ あっ♡ ようやく出て来たね♡ フレイ様――おおぅっ♡ どうだい? 寝起きに感じる♡ アタシの♡ あっ♡ 膣内(なか)まで「スベスベ」な♡ 体は――あっはぁんっ♡』

『あぁ奥♡ 奥凄いぃんっ……♡ この後は♡ 入浴を挟んで♡ 私や♡ ロー様や♡ ラミ様による♡ 健康診断の時間なのに♡ あっは♡ 唾液、おいし……♡ ゴクッ……ンチュル……んふふっ……♡ ゴチ♡』

『おっはよぉ~……おっ♡ おおぅっ♡ お……父、さん♡ この「新時代」の♡ 偉大なる覇王様♡ 今日も♡ 「分体」越しに♡ 私の義理娘マンコに♡ ドピュドピュ♡ 射精しちゃって♡ えあっ♡ 朝食前に♡ たっぷりぃ♡ エネルギーを♡ 補給♡ んおっ♡ させてええええぇぇんあっ♡』

『おりゃおりゃおりゃっ♡ どうじゃ、お主の逸物から種を絞る取ることのみに特化して「調整」された♡ ワシの女陰(ほと)は♡ とっとと観念して♡ おっ♡ 奥に♡ 奥に出せい♡ 「分体」越しでも構わぬから♡ 普通の食事の必要がなくなる程の♡ あっ♡ 生命力と栄養が詰まった♡ いまだ興味と研究が尽きぬ♡ お主の子種汁を♡ おおおおぉぉぉうっ♡』

『キャハハハハっ♡ フレイ様♡ あっ♡ 今日も相変わらず♡ 逞しくて♡ えぇんあっ♡ このまま今日もっ♡ 朝食前に一発♡ 私の膣内(なか)に出しちゃって♡ あああぁんっ♡』

『ア……メイジィィィィィグっ♡ 相変わらず♡ 最高ですわ♡ フレイ様っ♡ あぁんっ♡ 明日からまた♡ 「あの男」からカリーナ様が奪った♡ あなた様のカジノで♡ たっぷり♡ がっつり♡ 外界の者たちから♡ 金を巻き上げてきますのでっ♡ おっ♡ どうか……どうかっ♡ その為に必要な体力♡ エネルギーの素となる精液♡ ザーメンをっ♡ おおおおおぉぉぉうあっ♡』

『ウシシシシっ♡ ナミ「先輩」ったら♡ あっ♡ あんなボテ腹になるまで♡ 「本体(フレイ)」様の精液を頂けるなんて♡ えあっ♡ 相変わらずっ♡ うぅんっ♡ 羨ましいったら♡ ないわ……♡ まあ、すぐに追いついてみせるけど♡ おっほぉうっ♡』

『ちっ♡ 父上えぇっ♡ おはようござい、まっ♡ すうぅっ♡ んっ♡ あっ♡ ああぁ凄いっ♡ 今日も♡ 逞しく、てぇっ♡ ひいぃゴリゴリくるぅ……♡ もっと♡ もっと突いて下さい♡ 私の♡ マーガレットの♡ 貴方様の♡ 偉大なる血を受け継いだ♡ 実の娘の奥に♡ もっと♡ あぁんっ♡』

 

 ――等々。

 

 他にも、数多くの嬌声。数多もの女の子宮を現在進行形でタコ殴りにしている自身の「分体」。その逸物の逞しさと気持ちよさを称賛する声が、「分体」たち(かれら)の耳を通してフレイにも伝わって来て――当然、嬉しさや誇らしさもあったが、それ以上に胸中を支配するは、混乱と衝撃。

 

 当然だ。眼下に映る、自分の「分体」とまぐわう女たち――その全員に、()()()()()()()()()()()()()()()

 

 かと思えば頭に()()()()()()()のは、彼女たちの基本的な情報。アルビダ、レイジュ、ウタ、リリス、ミキータ、バカラ、カリーナ、マーガレットといった名前と外見的特徴に、自分とのざっくりとした馴れ初めおよび現在の関係。

 

 今も「本体(じぶん)」と性なる親交を深めているハンコック、カリファ、ビビ、ナミについて、現在フレイが把握している情報がそうであるように――まるで誰かが、横から自分の頭に彼女らの情報が詰まった「何か」を差し込んだかのような、どこか他人事な感覚。

 

 「分体」を通じて行われる、たったひとりの男と、数十万以上の女たちによる、究極のハーレムプレイ。

 

 一度経験すれば忘れようにも忘れられない筈のそれに、フレイは確かな新鮮味を感じていて――にも関わらず、何故か「これ」が毎日味わっている慣れ親しんだものであるという、明らかに矛盾した感覚も、フレイは確かに覚えていた。

 

 そして当然、それに対する疑問を深く追求している暇はない。何と言っても、数十万人分の極上の女体の感触が、一気に流れ込んできたのだ。急激に硬さとサイズを臨戦態勢時のそれへと戻した逸物がブルブルと震え、本日2度目となるナミの最奥への放精へと至るのは、半ば必然――故に、

 

「あっ……! あぁっ……! ナミ……! スマン……! もう一度……!」

 

 言いながら、堪らずその場で膝を折ったフレイは、ナミに覆い被さるような体勢になり――つまりは、先の寝室でハンコックにしたような種付けプレスのような体勢を取ると、今一度子壺の入り口である、コリコリ♡ としたドーナツ状の円環の中心に穂先を押しつけた。

 

 当然、同じように身を屈め、チュッ♡ チュッ♡ チュッ♡ と左右および後方から愛情たっぷりのキスを見舞わせるビビと、いつの間にかフレイの両側に戻っていたハンコック、カリファの3人。

 

 それもまた言うまでもなく、フレイを快楽の限界へと導くきっかけとなり――ブックゥっ♡ と膨れ上がる、ナミの膣内の最奥、子宮口に嵌め込まれた亀頭。

 

 先のフレイの呻きと合わせて、それが何を意味するのかを察せないナミではなかった。だからこそ彼女は、

 

「~~~~っ♡ おっ♡ おっ♡ おおおおおぉぉぉうっ♡ いっ♡ いっ♡ いいわぁっ♡ 来てぇっ♡ 何度でも来てぇっ♡ ちゃんと孕むからぁっ♡ 排卵したからぁっ♡ もう3つも受精卵が着床してるっ♡ 私の子宮のベッドにぃっ♡ えへっ♡ 追加の卵子(タマゴ)ちゃんを♡ ふたつぅっ♡ 排卵っ♡ しちゃってえええぇん♡ フレイ様の♡ 未来の孕み妻の素♡ 授けて♡ 下さ……ああああああああぁぁぁんっ♡ イクイクイックううううううううぅぅぅぅんっ♡」

「くっ……ああぁっ!」

 

 バチバチバチッ! と快楽によって明滅する視界。今一度ブルリと大きく体を震わせ、そこから射精に至るまでの刹那の間に、フレイは確かに感じだ。「本体(じぶん)」と同じように、何万人かの「分体」たちもまた限界を迎え、それぞれが相手をしている女の最奥――子宮口に、限界まで肥大化させた逸物の先端をガッツリと嵌め込んだのを。

 

 「本体(じぶん)」が限界を迎えたから「分体」たち(かれら)もまた同様の結果を迎えたのか、あるいは「分体」たち(かれら)が限界を迎えたから「本体(こちら)」も連動して絶頂することになったのか?

 

 それは定かではないが――いずれにせよ、それを考察する余裕も意味もない。亀頭の先、鈴口で何かが爆発したような快感が、そこを起点にフレイの全身を貫いて、結果、

 

 

 

 

 

 ――どびゅるるるるるるるっ! どびゅどびゅどびゅっ! どびゅるるっ! どぶくくどっぷんっ! どびゅるりどびゅりっ! どっぷうううううううぅぅぅっ! どくんっ! どくんっ! どくどくどっっっくん! どくどくどくっ! どびゅるるっ!

 

 

 

 

 

「ひいいいいいいぃぃぃんっ♡ 飛ぶっ♡ 飛ぶっ♡ 飛んじゃうっ♡ どこかに飛んじゃうっ♡ あっ♡ 新しく出てきた♡ ふたつの卵子(たまご)ちゃんっ♡ また♡ あっという間にっ♡ おほっ♡ どちゅどちゅっ♡ お精子様たちにレイプされて……えええええぇぇんあっ♡ あっ♡ 孕んだっ♡ 受精っ♡ 着床っ♡ しちゃってえええぇんっ♡ すごっ……♡ すっごおおおぉいっ♡ えはっ♡ 寝室からっ♡ 朝の入浴に行くまでのっ♡ 道すがらでっ♡ ついでのようにっ♡ 孕まされちゃって♡ えへぇっ♡ あああぁぁ最高ぅ……♡ これで♡ お風呂場でも♡ おっ♡ ()()()()可愛がられたら♡ あっ♡ どうなっちゃうのかしら……あぁんっ♡」

「ああっ! また……んもうっ! ナミさんっ! 浴場についたら、まずは私が真っ先に可愛がって貰いますからねっ!」

 

 ぷっくー! と可愛らしく頬を含まらせた(ような気配を醸し出している)ビビが即座に言った。フレイとしては、現在「本体(じぶん)」に侍っている女たちの中で唯一孕めていない彼女のことも、勿論たっぷりと可愛がるつもりであったし、それを言葉にして安心させようともしたのだが――現在の彼は、とても言葉を並べられるような状態ではなかった。

 

 眼前のナミに対してだけではない。現在彼らがいる天守閣から浴場へと通じる屋外の通路。その遥か下のあちこちで国民たちと交わっていた「分体(じぶん)」たちもまた限界を迎えたことで、それぞれが相手をしている女たちの奥深くに白濁液をぶちまけていて――その感覚さえも、当然のようにフレイは共有していたからだ。

 

 全員が全員、わずかなタイプの違いはあれど、ナミにひけを取らないレベルの美女で――そんな女たちに中出しを見舞わせる感覚、快楽がおよそ数万人分。

 

 それだけの女を満足させ、種を仕込むことができたという優越感も半端ではなかった。もっとも、「分体」たちから出される精液には、「本体(じぶん)」のそれと違って子を孕ませるには、「ちょっとした条件」が必要らしいことを、フレイは本能的に察していたが――とにかく。

 

 常人ならばまず間違いなく腹上死するところだろうが、そうはならないどころか、未だナミの子宮口をハメ潰しつつも射精を続けている己の愚息。

 

 硬度と長さを衰えさせる気配が微塵もない、その持続力と精力の底なし具合に、変わらず視界を明滅させながら、他ならぬフレイ自身さえも呆れていて――そんな彼の耳元で、ハンコックが次のように言った。

 

「フフフっ……♡ わかりましたか? 豊王様……♡ ちゅっ……♡ これが、貴方様の『日常』……♡ その『始まり』です……♡」

「始……まり……?」

 

 ブルブルと小鹿のように体を震わせながら、どびゅっ♡ どびゅっ♡ と追い射精を続けるフレイ。

 

 既に5つの受精卵を着床させ、立派な精液ボテ腹となったナミとの結合部からは、当然のように入り切らなかった精液と愛液のブレンド汁がトプトプ♡ と溢れては大きな液溜まりを作っており――そんな埒外の孕ま射精を継続させているフレイに対して、カリファもまた、ハンコックと同じようにチュッ♡ チュッ♡ と愛おし気にキスを継続させながら、

 

「そうです……♡ んっ……♡ 我が国唯一の♡ 男の国民である貴方様の♡ 愛と快楽に満ちた♡ 『豊穣の王』に相応しき日常はっ♡ まだまだ始まったばかり……♡ ぴちゅっ……♡ 序の口です……♡ ですので……♡」

「ナミさんの膣内(なか)が♡ とっても気持ちいいのはわかりますけど……早く♡ 早く立って♡ 浴場に行きませんか……? んっ……♡ きっと♡ しらほしや♡ ブラックマリアさんや♡ リンリンさんも♡ フレイ様の為のホカホカの母乳(ミルク)をパンパンに蓄えた状態で♡ 待っているでしょうから……♡ れあっ……♡ 私とガンガン孕まセックスしながら♡ それを浴びて♡ 身体を綺麗にしましょう……♡ ンフフ……♡ 勿論♡ 彼女たちの母乳シャワーがちゃんと勢いよく出るように♡ 巨大化させた「分体」で♡ パンパン後ろからハメてあげながら、ですからね?」

「うっ……あぁっ……」

 

 返事代わりに、フレイは短く呻いて――そして彼女の、ビビの言う通りだった。

 

 それから数分後、なんとか立ち上がったフレイは――相変わらず、国中の「分体(じぶん)」たちを通して伝わってくる数十万前後の女体の感触に、絶え間なく体を震わせながら――程なくして、露天の浴場へと到達。

 

 弾力性のあるビニールのような素材で作られた、お湯が溜まっていない円形の湯舟。その中心で行うは、騎乗位の体勢でビビを下から貫きながらの、母乳シャワープレイ。当然のように、そんなフレイには、ハンコック、カリファ、ナミの3人が変わらず侍り、大の字になって寝そべった彼の体のあちこちに舌を這わせていて――そんな5人に対して上方から母乳のシャワーを浴びせかけるのは、3人の巨大な体躯を持つ美女たち。

 

 薄桃色の長髪とウルウルした双眸が特徴的なビッグキスの人魚『しらほし』に、それとは正反対の勝ち気な印象が目立つ風貌に、しらほしよりも色素が濃い桃色の長髪が目を引くリンリン――通称、『ビッグ・マム』。そして、同じぐらいの長さの金髪を島田髷(しまだまげ)にした遊女然とした美姫、『ブラックマリア』。

 

 全員が8メートル越えの巨女で、そして――先ほどビビが言ったように、3人共が後背位の体勢で、同サイズのフレイの「分体」にバックの体勢で貫かれていた(しらほしは人魚という種族の下半身の構造上、後背位での性交は不可能なように思えるが、この時の彼女の下半身は何故か「二股」に分かれていた為、それを可能としていた)。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっはぁんっ♡ ふっ♡ フレイっ♡ 様っ♡ あっ♡ どう……ですかぁ? 私の♡ しらほしの♡ ミルクとぉ♡ あなた様との♡ 赤ちゃんたちが宿った♡ 影響でぇっ♡ おっ♡ 少し♡ 浅くなった♡ 膣内(なか)はぁ? ああぁんっ♡ ちゃんと……♡ フレイ様を♡ 気持ちよく♡ できてぇっ♡ うぅんっ♡ ますかぁっ? あぁ深いぃっ♡」

「さぁっ♡ さぁっ♡ さぁ……あああぁんっ♡ 早く、うぅぅぅんっ♡ お出し……よおぉぉぉっ♡ 5人もの♡ あなた様との子が宿った♡ 子宮にぃ……♡ フレイ様専用のぉ♡ 私……ブラックマリアの♡ 子宮にぃっ♡ 『分体』のでも♡ いいからぁっ♡ たっぷりぃ♡ どっぷりぃ♡ 栄養満点のぉ♡ ザーメン……子種ぇんっ♡ お出し……よ、おおおおおおぉぉぉうっ♡」

「マ~ハっ♡ ハハハハ……ああああぁぁぁっ♡ て……テメェっ♡ フレイぃっ♡ おっ♡ 私という女を♡ 『分体』で♡ ひいぃっ♡ 後ろからガン突きしながら♡ 目の前で♡ えあっ♡ 他の女を♡ 抱くなんて♡ うううぅんっ♡ 舐めた真似を♡ おおおおぉぉうっ♡ しやがっ……てえええぇぇんっ♡ お前……だけ♡ だかんなぁっ♡ こんな……ふざけたプレイを――いや♡ そもそも♡ おれの体を好きにさせて♡ やるのは――お前だけ♡ だから……だからぁっ♡ もっと♡ もっとハメ潰して♡ 腹ん中の娘たちにっ♡ 栄養、をおおおおおおぉぉぉぉぉうっ♡」

 

 彼女らの言う通り――少なくとも、フレイ「本人」がここに来てからは――「分体」も含め、まだ誰も彼女らの胎内に放精していないにも関わらず、3人の巨女たちの腹部は、尋常ではない程に膨れていて。

 

 しらほしは6人、ブラックマリアは5人、リンリンに至ってはなんと9人。

 フレイとの間にできたそれだけの人数の赤子を、半年近く前に胎内に宿した結果――()()()

 

 「らしい」というのは、フレイ自身に身に覚えがなかったからだ。こんな大柄でありながら大変器量の良い美女たちに種をつけた時のことを憶えていないなんて一生の不覚――以前に、そもそもしらほしとブラックマリアに至っては、今ここで初めて顔を合わせたかのような、奇妙な感覚さえ覚えた。相も変わらず、彼女らの名前などといった「基本的な情報」だけは、なぜか頭の中に()()()()()のだが……。

 

 そして――ビッグ・マム。

 

 先ほど、シャボンディ諸島でのサバイバルを回想していたこともあって、その際に敵対した彼女のことは、当然既知であるフレイではあったが――その外見は、回想の中で出てきた彼女のそれとはまるで異なっていた。その体躯に合わせた豊満……という表現さえ生ぬるい異次元サイズのバストとヒップのサイズはそのままに、ふくよかが過ぎた腹部は見事にくびれて――は、いなかったのだが。

 

 先述したように、9人もの赤子を宿した上で妊娠後期に入った彼女の腹部は、回想に出て来た彼女のそれと同等以上に膨れ上がっていたのだが――それでも、シュッとした顔立ちや手足の筋肉の引き締まり具合から察するに、妊娠中(そう)でなければ見事な括れを披露しているに違いないことが容易に想像できて。

 

 要するに――失礼ながら――まん丸とした巨大な老魔女という印象しか抱けなかった筈のシャーロット……もとい、イングナル・リンリンは、何故か誰もが認めるであろう抜群のプロポーションを備えた美女に変貌した上、回想上での彼女からは想像もできぬ程フレイに首ったけになっていた。

 

 いや、フレイに惚れているという点では変わっていないかもしれないが――その方向性が、だ。

 

 己の力で一方的に彼を支配しようとしていた回想上の彼女とは違い、現在は、強気で勝ち気な態度は変わらずとも、間違いなくフレイに対して服従、下手をすれば隷属していて――そして相も変わらず、「何故」そういう関係になったのかを、フレイはうまく思い出すことができず。

 

 そんなリンリンを含めた、現在の自分を三方から囲うように四つん這いになった3人の巨美女たち。

 

 前述したように彼女たちは、全員が同サイズの「分体」にバックから激しくハメられていて――フレイは、かつてシャーリーを初めて抱いた時に、『能力』の応用によって自身の肉体を巨大化させたことを思い出した。どうやら、「分体」の体格も同じ要領で大きくすることが可能らしい。

 

 同時に、前に回した両手でパンパンに張った胸を絞ることで、3人の巨美女は、その充血した媚突からホカホカの母乳を噴き出しており、()()()()それを朝のシャワー代わりとしながら、ナミ、ハンコック、カリファからの舌奉仕を受けつつも、ビビへの突き上げを継続するフレイ。

 

 当然、「分体」たちとの感覚の共有も継続させた上で、だ。母乳のシャワーを噴き出している3人の巨美女だけではない。現在も国中のあちこちで国民(つま)たちと交わっている、数十万近い「分体」たちの五感をフィードバックさせながら、である。

 

「ひぃっ♡ あっ♡ おっ♡ ど……うっ♡ どう、ですかぁっ♡ フレイ様ぁっ♡ 私のっ♡ ロイヤルオマンコっ♡ おっ♡ あなた様に嫁いだっ♡ 元アラバスタの王女のっ♡ うぅんっ♡ 王族マンコはぁっ? あなた様のっ♡ 偉大過ぎる♡ デカマラっ♡ オチンポ様を♡ 満足ぅ♡ あっ♡ させられてぇ♡ ますかぁっ?」

「……っ! あ、ああ……最高だよ……!」

 

 自身の股上で淫らなダンスを踊るビビからの言葉に対してそのように応えながらも、前述した数百万人規模の圧倒的快楽によって神経を焼き切られそうになるフレイ――ではあったが、彼は、「分体」との感覚の共有を切ったりはしなかった。

 

 やろうと思えば可能だし、その場合でも「分体」そのものが消える訳ではなくて、女たちが不満に思うことはないとわかってはいるのだが――気分の問題だった。せっかく自分の愛する国民(つま)たちが己の肉体と技巧でもって自分を気持ちよくしようと頑張ってくれているのに、それを「本体(じしん)」が感じ取ってあげないのは不誠実だ、と。

 

 それが現状、「本体(じぶん)」が相手をしてあげられない彼女たちに対するせめてもの誠意だと、フレイはそう思って。

 

 ――選べ。

 ――永遠に「ここ」で暮らすか。

 ――それとも……。

 

(……もう、いい……)

 

 そんな状況下にありながらもフレイは、切り分けた思考の中で、既にある結論に達していた。シャボンディでの戦いまでの回想を終えてから、今に至るまでの間に散々抱いた疑問に対する結論だ。

 

 もっと言えばフレイは、割と早い段階から「その可能性」に気づいていた。何年も過ごしている「筈」にも関わらず、見覚えがない()()()()周囲の景色に、同じく見覚えがない()()()()、自分を慕う女たち……。

 

 まさかとは思ったが、シャボンディ諸島のホテルでシャクヤク……シャッキーを抱いた時に起きた、あの「妙な現象」を顧みるに、現在の自分が置かれたこの状況は、恐らく――と、フレイがそこまで考えたところで、

 

 唐突に景色が変わった。気づけばフレイは、白を基調とした、わずかに薬品の匂いが漂う清潔な一室。そこにある巨大なベッドの上で、3人の美女の「相手」をしているところだった。

 

 見知らぬ美女たち――でありながら、相変わらず名前だけはわかる……。というよりは、わかるように()()()()()、グルグル眉毛と肩口まで伸ばした桃色の髪が特徴的な『レイジュ』に、栗色の長髪を前では七三分けに、後ろでは左右に分けておさげにした『ラミ』。

 

 そして、黒のショートカットに、鎖骨から肩、両の手にまでかけて彫られた植物の蔓のような刺青が特徴的な『ロー』の3人である。

 

 言うまでもなく全員が全裸で、しかもレイジュとラミの腹部もまた、先の3人の巨美女と同じく、尋常ではない膨れ方をしていて――理由は勿論、言うまでもなかった。

 

 そして、診察室(へや)の壁際に置かれた巨大且つ頑丈な作りの長方形のベッド。

 

 その上で四つん這いになったローの蜜壺に、陰部から精液を溢れさせたレイジュを右側に、同様の状態のラミを左側に侍らせたフレイが、いきり立った肉棒を激しく抜き差ししていて――彼女(ロー)に対しても既に何度か射精した後らしく、結合部から溢れる程の量の精液が潤滑油代わりとなって、激しい抽挿をスムーズにしていた――どうやらこれが「健康診断」らしい。『後宮豊国(アルフヘイム)』の皇帝である自分が、今日もちゃんと『性務』をこなせられるのかどうか――それを確かめる為の重要な行為なのだそうだ。

 

 ……どう考えても、彼女たちがなるだけ早く自分の「寵愛」を受ける為に設けた、(てい)の良い口実のようにフレイには思えてならなかったが――それに対して不満を漏らす気になれないほど、彼女らの雌肉の具合もまた、途方もないぐらいに気持ちよい上に心地よくて。

 

「ぐっ♡ うっ♡ あっ♡ あぁっ♡ ふ、フレイ、様ぁっ♡ もう少し♡ 手加減♡ を、おぉっ♡ 朝っぱらから♡ こんな……♡ あああぁっ♡」

「ウフフ……♡ お兄ちゃんもすっかり、フレイ様に首ったけになっちゃったね♡ 元の性別が『男』だとは思えないぐらいに……♡ イワさんには感謝しないと……♡ チュッ……♡」

「あぁっ……♡ ズルいわよラミ……♡ 私にもキスさせて……♡ チュっ……♡ フフっ……♡ それにしても♡ 妊娠中の私とラミに対して♡ 今日もこんなにタップリ出してくれちゃって……♡ しかも、ローに対しては3つも卵子(たまご)を射止めちゃうなんて……♡ ンフ……♡ これでまた3人揃って、フレイ様の新しい孕み妻(あかちゃん)を産めるわね……♡」

 

 その後、この量と濃度と持続力なら、今日の『性務』も問題なくこなせるでしょうね♡ というレイジュからのお墨付きを貰ったフレイは、最後にもう一度だけ、ローの子宮にたっぷりとした追い射精を行うことで「彼女」に甲高い雌の声を上げさせ――再度、景色が一変。

 

 いつの間にかまた、フレイは別の場所にいた。

 

 具体的には、教会の大聖堂を思わせるような豪奢で広大な空間。その最も奥の横長のテーブルの前に腰かけながら、テーブル(それ)の上に横たわった、栗色ツインテールの美女である『イングナル・プリン』の女体盛りを堪能しているところだった。

 

 ……さっきの朝の健康診断もそうだが――記憶が飛んでいた? いや、というよりこれは、現状に疑問を抱いたフレイに対して、周囲の景色そのものが「対応」したかのようで――こちらを淫靡な表情で見つめる、プリンの豊満な肉体に乗せられたサラダや生ハムといった朝食を、フレイは、自身の両側に侍ったプリンの実姉である、褐色の肌と薄紫色の長髪が特徴的な「足長族」の美女『スムージー』と、彼女とは対照的に色白の肌と赤いカールした短い頭髪、およびそこから生えた小悪魔のような2本の角(?)が目を引く美女、『ガレット』の口移しによって摂取していた。

 

 時折、プリンの体に生まれながらに備わっていた「栗」や「アワビ」、「わかめ」といった美味なる食材を舐めて堪能しつつ、スムージーやガレットの母乳で喉を潤しながら、である。

 

「ふふっ……♡ どう……? フレイ様……♡ あぁん、『栗』ちゃん駄目ぇ……♡ 姉さんたちの口移しで食べる♡ 私の♡ 愛情たっぷりの朝食は……♡ あぁんっ、『アワビ』まで……♡ んふふ……♡ この後は当然♡ デザートとして♡ 私たちのことも♡ 食・べ・て♡ ……ね♡」

「おっ……♡ ふっ……♡ フレイ、様……♡ そんなに……吸われては……♡ いくら私が、『シボシボ』の能力の特性によって♡ うぅんっ♡ この国で特に効率良く母乳を出せる国民(おんな)とは言え♡ これでは♡ 後で娘たちに飲ませる分が……あぁんっ♡ ……フ、フフ……♡ 無論♡ ()()()()()()()♡ 母乳(それ)以上の栄養がたっぷり詰まった♡ あなた様の精液を()()()()済む為♡ どうしてもと言うなら構わぬが♡ ……あああぁんっ♡」

「フレイ様♡ こちらも……♡ あなた様の為に『能力』によって生成した♡ うぅんっ♡ ハニーバター入りの♡ 母乳(ミルク)でございます♡ あぁっ……♡ それで……♡ こちらでたっぷりと喉を潤して頂いた後は♡ んっ♡ 私たちの子宮のほうも♡ あなた様の精液(ミルク)で♡ 潤して貰えればと……♡ ああぁ吸われるだけでイっちゃうぅん……♡」

 

 相変わらず全員が全裸で――そしてそれは、プリンが横たわる長テーブルの向こう側。

 

 そこに、こちらのそれとは垂直になるよう等間隔で並べられた長テーブル――否、よくよく見るとそれは、テーブルではなくベッドだった――の上で、フレイたちの「分体」とまぐわったり、その愚息に奉仕している女たちにしても同様だった。

 

 下は年端もゆかぬツルペタの幼女から、上は30代後半(に、見える)の良い意味で熟れた女まで。

 

 先ほどまで浴場で「壺洗い」の当番を務めていたハンコック、カリファ、ナミ、ビビだけではなく、母乳のシャワーを浴びせてくれた3人の巨美女を含めたフレイの『妻妾』以上の女と、その娘たちが勢揃いしていて――裕に200人近くはいるだろうか――巨人族や人魚族、ミンク族など、様々な種族で構成された、『妻妾』()()の女たち。

 

 その全員が、艶めいた声を響かせながら、栄養たっぷりの「分体(フレイ)」の精液を「摂取」していた――上の口でも、下の口でも。

 

 そして当然、それらの感触もまた、食堂(ここ)以外の場所で「分体」と交わっているに違いない女たちの感触(それ)と共に、「本体」のフレイは余すことなく感じ取っていて――『豊穣』の生命力(エネルギー)がタップリと含まれた自身の精液。それが彼女たちにとっての「食事」なのだと、フレイの頭に()()()()()()情報が教えてくれていて。

 

 ――選べ。

 ――永遠に「ここ」で暮らすか。

 ――それとも……。

 

(……もう、いいって……)

 

 フレイはそう思った。途端に、また景色が変わった……。

 

「豊王様♡ こちらにいますは、年頃の外界の女たち、総勢62人の難民です♡ 今日は少し多めですが、豊王様ならば問題ないでしょう……♡ 既に性病検査を済ませた上で身体も清めさせてありますので、遠慮なく孕ませ、正式に我が国の一員とさせてあげて下さい♡ ……そして可能ならば、どうか♡ 先月豊王様の孕み妻(むすめ)を産み落としたばかりの私とラキさんの胎にも♡ 再び種をつけて頂ければと……♡」

「ここにいる女たちがいずれそうなるように、私たちももう♡ アンタの精液を子宮に蓄えてなきゃ落ち着かない体になっちまったんだ……♡ ちゃんと、責任をとって♡ これからもずっと孕ませてくれよ……?」

 

 こちらの両腕に左右からムニュムニュっ♡ と巨乳を擦り付けながらそのように言うのは、背中から短めの天使の羽根のようなものを生やした、長い金髪をふた房の三つ編みおさげにした『コニス』に、漆黒の長髪とやや彫りの深い顔立ち、厚ぼったい唇が特徴的な『ラキ』のふたりで。

 

 そんな彼女たちの誘惑を受けるフレイの視線の先には、不安と期待をないまぜにしたような微妙な表情を浮かべる女たちが整列していて――全員が全裸だった。

 

 今も国中で「分体(じぶん)」と交わっている国民(おんな)たち程肉付きもよくなければ肌に張りもなく、なんなら肋骨が浮き上がっている者もいたが――そんな彼女らも、今日をきっかけにこれから毎日「分体(じぶん)」の精液を「摂取」し続ければ、すぐに既存の国民たちに並ぶ程の瑞々(みずみず)とした美女、美少女に変異――「昇華」することだろう。

 

 「人間」という生き物の枠組みから数段上のステージへと進んだ、豊王(じぶん)の『眷属』として。何故かフレイには、それがわかった……。

 

 ……いや、何故かではない。何故かでは……。

 だってこれは、()()()()は……。

 また景色が変わった……。

 

「あああああぁイクでありんすっ♡ イクでありんすうぅっ♡ 半年前に、ぺーたんの3人の妹♡ 私とフレイ様の娘たちを産んだばかりだってのにっ♡ あっ♡ またガッツリ種付けされて――イクで♡ ありん、すううううぅぅぅぅぅあああああぁぁぁっ♡」

「いやああああぁんっ♡ フレイ様っ♡ もっと♡ もっと出してくれなきゃいやんっ♡ フレイ様の♡ 将来の孕み妻♡ 娘たちを産んで♡ すっかり寂しくなった子宮にぃ♡ あはぁっ♡ またたっぷり♡ どっぷりいぃ♡ うるティやムーディ諸共♡ 種付けしてくれなきゃ……いやああああぁぁぁぁんあっ♡」

「ンフフっ♡ やっぱり♡ あの時の海上レストランで♡ ナミ様に言われた通り♡ あっ♡ フルボディなんかに見切りをつけて♡ この国の女になることを♡ おっ♡ 決意して♡ 正解でしたわ♡ お陰様で♡ あっ♡ こんな♡ こんな、ああああああぁぁぁん♡ また……種付けぇ♡ 孕ませられてぇっ♡ イックうううううううぅぅんっ♡」

 

 朝の入浴前にカリファが伝えた通り、最後にフレイとの子供(むすめ)を出産してから半年以上経った平民――『女中』以下の女たち、のべ45人への種付けを、フレイは行って――最後のひとりの奥に、一向に量と濃度が変わる気配がない子種汁を受け付けたところで、またもや景色が変わり……。

 

 ――選べ。

 ――永遠に「ここ」で暮らすか。

 ――それとも……。

 

(……もう、本当に……)

 

「おっ♡ ほっ♡ んっ♡ あぁ――みん、なぁっ♡ 皆っ♡ よくぅ……ちゃんと♡ 見てなさい♡ 私と♡ ロビンがぁっ♡ フレイの……あっ♡ フレイ様と、まぐわって♡ いるところをぉっ♡ 『豊国』の生徒として♡ フレイ様を悦ばせる術を学ぶ場所の一員として♡ しっかりと♡ 目に♡ 焼き付けてええええええぇぇぇんあああああぁぁぁっ♡」

「この国で生まれた子も……んっ♡ 外界からやって来て編入した子も……あぁんっ♡ あなた達は皆♡ 幸運よ♡ んあっ♡ 今はまだ『分体』相手としかまぐわえない子が大半だろうけど♡ 最終学年になれば必ず♡ お父さん『本人』が直々に相手をしてくれるから♡ あぁっ♡ その時に孕んだ娘を産んだ時が♡ んっ♡ あなた達が♡ 正式な豊国の人間となる♡ 時……で……♡ あああああぁぁぁんイックうううううぅぅぅんっ♡」

「す……凄い……♡」

「オルビア様――学園長と、ロビン先生……♡ あんなに、激しく突かれて……♡」

「私たちも、いずれは……♡ あんな風に……♡」

 

 ――5度目となる景色の変遷。そして……。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ んっ……くううぅぅぅんっ♡ い……いいかっ! お前たち! これも、『九蛇』の戦士として必要な訓練だ――あぁんっ♡ 言うまでもなく♡ 私たちは♡ 偉大なる父上……フレイ様の『剣』であり、『盾』だがぁ……♡ 同時に、かのお方の血を受け継いだ♡ 次代の孕み妻を身籠り♡ 産み落とす為の♡ おっ♡ 『器』であると……知れえええええぇぇぇんあっ♡」

「「「「「はいっ♡ マーガレット隊長っ♡ ……あっ♡ んあああああああぁぁぁっ♡」」」」」

「くううぅっ……♡ 流石だな♡ マーガレット……♡ 私たち『第1世代』の、筆頭株……♡ だが、この私――キキョウとて♡ まだまだその座を、おっ♡ 諦めてはおらぬぞ……♡ ですので、父上……♡ もっと♡ もっと激しく……♡ ……ああああぁぁいいいぃぃっ♡」

「んっ♡ はっ♡ ……フフっ♡ お父~様っ♡ どうですか~? 私の大きな体を活かした♡ 天然の肉布団は……♡ 今回もちゃんと孕んで♡ んっ♡ 見せますので~♡ いつでも好きな時に♡ たっぷり♡ 種付けして下さいね~♡ ……ああああぁぁんっ♡」

「妊娠っ♡ 出産っ♡ 育児っ♡ どれだけ経験してもっ♡ どれだけメモしてもっ♡ まだまだ興味が尽きないわ……あっ♡ だから♡ お父様……♡ どうか、お願いしますっ♡ もっと♡ もっと私を♡ 私たちを♡ おおおおおぉぉぉうっ♡」

「種、付けええぇっ♡ 孕ませてっ♡ 下さいぃぃっ♡ 今日もまたっ♡ 私たち『第1世代』の『九蛇』たちを♡ あっ♡ 普段は冷静ぶっている私の♡ 実の娘のオマンコを♡ たっぷり掻き回して……中出ししてええええええええぇぇぇっ♡ おっ……ほっ♡ おっほおおおおおおおぉぉぉぉうっ♡ イックううううううぅぅぅんっ♡」

「こ、コラっ! ランっ! 喘ぎ方、お下品……ああああああぁぁぁぁんでも駄目っ♡ わかるっ♡ 私もイクっ♡ はしたなく喘いじゃうっ♡ いずれは世界中を♡ その血を受け継いだ孕み妻で♡ んふぅっ♡ 満たすことになる♡ 偉大なる父上のお精子♡ 孕ませ汁ぅっ♡ たっぷり注がれて――種付け♡ されてぇっ♡ んあっ♡ イッちゃあああああああああああぁぁぁぁぁっ♡」

 

 フレイが皇帝を務める『後宮豊国(アルフヘイム)』――『女ヶ島(にょうがしま)』のどこかにある()()()練兵場。

 

 普段は剣や槍を振るったり、的に向けて矢を射ったりして「戦士」としての練度を高めて然るべきその場所では、体中が土で汚れるのもいとわぬ程に乱れきった女たちが、それぞれ思い思いの体位で交わっていて。

 

 しかもその中には、自分の血を継いでいる()()()実の娘たちも含まれていた。今や各隊の(おさ)を務める程の実力を持つ彼女たち。

 

 タイプの違いはあれど、全員が美女、美少女と評しても過言ではない、美しさと逞しさを見事に同居させた愛娘たち。

 

 マーガレット、キキョウ、アフェランドラ、ネリネ、ラン、リンドウといった名前の彼女たちは、一切の躊躇いもなく、むしろ慣れたことであるかのように、嬉々として実父()()()自分――の「分体」との性交に興じていて(彼女たちが言うには、これも立派な「訓練」らしい)。

 

 そんな娘たちの艶姿を、気づけばフレイは、それらが見下ろせる高台にあるソファに身を落ち着かせながら眺めていた。

 

 両隣には、ハァハァっ♡ と荒い息をついた全裸の美女ふたり――今朝方に6つ子を妊娠したハンコックと、限りなく白に近い薄桃色の長髪と厚ぼったい唇が目立つ『グロリオーサ』――が侍りながらもフレイの頬や首筋に口づけしたり、舌を這わせたりしていて。

 

 しかも、つい今しがた中出しした()()()膨大な量の子種汁により、両者の腹は臨月間近の妊婦さながらに膨れ上がっており、秘裂からはホカホカとした淫靡な湯気を立てる精液が絶え間なく溢れていた。

 

 恐らくはこれによって、どちらも、これ以上の幸せはあるまいとでも言いたそうな、至福に満ちた表情を浮かべていて、

 

「ハァっ……♡ ハァっ……♡ 流石です……♡ 豊王様……♡ ちゅっ……♡ んっ……♡ 『分体』たちの分も合わせれば……んれぁっ……♡ 既に数えきれないほど射精しているにも関わらず……♡ その際に必要とされる精液や体力の由来は♡ あくまでも♡ んっ……♡ あなた様『本人』であるにも関わらず……♡ まだ♡ こんなにも雄々しいままで……♡ ハアァッ……♡ お陰様で♡ 今朝に引き続き、また2つ♡ 計8つの卵子を着床させることができました♡ ついでに♡ 後ろで伸びているマリーとソニア……♡ 妹たちのことも♡ しかと孕ませて頂いて……♡ だらしなく気絶した本人たちに代わり♡ 姉として♡ 心より御礼(おんれい)申し上げます……♡ んっ……♡ ちゅっ……♡」

「まったく♡ どれだけ規格外なのですか? あなた様の精液は……♡ れろぉっ……♡ 普通ならとっくに♡ 女としての盛りをとうに過ぎていた筈の私を、その精液に含まれた『生命力』によって♡ 無理矢理若返らせた上で♡ 妊娠までさせるなんて……♡ フフッ……♡ ですがまぁ、構いません……♡ これからもずっと♡ 永遠に♡ 抱き続けて――孕ませ続けて下さい……♡ 他の『九蛇』の戦士共々、この先々々代皇帝のグロリオーサのことを♡ どうか……♡」

 

 ハンコックとグロリオーサがそのように言った。そして、ハンコックが言ったようにフレイの背後の床には、彼女と同じように、秘裂からホカホカとした新鮮な精液を垂れ流しながらも、ビクッ♡ ビクッ♡ と定期的に体を痙攣させているふたりの大柄な美女――ハンコックの実妹(じつまい)である『マリーゴールド』と『サンダーソニア』が体を横たえていて。

 

 ――選べ。

 ――永遠に「ここ」で暮らすか。

 ――それとも……。

 

(……っ! だから……)

 

 「それ」を認識すると同時に、また景色が変わった。

 

 フレイは島のどこかにあると()()()()広大な円状の入り江――通称、『()()の入り江』。

 

 そのほとりにて、今朝方、自身に母乳のシャワーを浴びせてくれたしらほし姫を正常位で貫いていた。彼女に合わせて巨大化させた「本体」である彼の腰には、「二股」に別れたしらほしの尾びれが絡まっていて――その隣には、バックで疲れているシャーリーがいた。

 

 しらほし程ではなくとも、それでも5メートル近い体躯を誇る彼女――短めの青い髪に、青白い肌が特徴的な怜悧な眼差しの美女は、しかし、今となっては、自身と釣り合うように巨大化したフレイ(の「分体」)の剛棒の前後運動によって、蕩けに蕩けていて。

 

 他にも、同じようにフレイ(の「分体」)に、思い思いの体位で貫かれている女の人魚が、裕に数百人以上。前述したように、湖をグルリと囲うように、そこのほとりの各所に彼女らはいて――中には、先の『九蛇』の戦士たちと同様、フレイの血を継いで生まれた()()()人魚も大勢いた。

 

 見覚えがない――と思うと同時に、やはり、何者かがそうしたかのように、フレイの脳裏には彼女らの名前が浮かび上がった。ケイミー、イシリー、カイレン、セイラ、ヒラメラ、メロ、etc……。

 

 やはりと言うべきか、全員が全員、垂涎モノの美女で、

 

「あっ♡ あぁっ♡ ふ、フレイ♡ 様ぁっ♡ ありがとう♡ ござい……ますぅ♡ 今朝に引き続き♡ こんなに……沢山んんっ♡ お腹の中の♡ 私たちの赤ちゃんに♡ 栄養(ザーメン)を♡ おっ♡ 下さってえぇっ♡ この子たちも♡ 一斉にお腹をポコポコ蹴って♡ ひぃあぁっ♡ 喜んで♡ おりますうぅんっ♡」

「おっ♡ ほっ♡ うぅんっ♡ ……フフっ――あの、箱入りの♡ しらほし様、あっ♡ 伝説の人魚姫まで♡ ここまでぞっこんに♡ させちゃうとはね――あぁんっ♡ 流石に♡ ()()()()の未来は読めなかったか、も……おおおおおおぉぉぉんあっ♡」

「おっ♡ おっ♡ おっ♡ お父、さんんんあっ♡ どっ♡ どうっ? 私の♡ ケイミーの♡ あなたの娘のキツキツマンコは? ううぅんっ♡ もっと♡ もっと遠慮なく突いて♡ 周りで一緒に♡ 『分体(おとうさん)』に突かれている♡ 娘たちにぃ♡ 手本んっ♡ 見せたいからぁっ♡ 自分たちがぁっ♡ どうやって♡ この世に生まれることになったのかをっ♡ おおおおぉんっ♡ またイクっ♡ 孕みながらイクっ♡ 受精して♡ 排卵して♡ 着床して♡ ウッカリいいいいぃぃぃっ♡ 孕んでっ♡ イっちゃあああああああぁぁぁぁぁっ♡」

 

 様々な髪色の美女人魚が入り江のほとりの各所で踊り狂うと同時に、ソプラノ調の甲高い喘ぎ声が響き渡り――同時に、目麗しき人魚たちの母乳や唾液が宙に舞い上がって、それが地平静に沈もうとしている、茜色の太陽の光に反射してキラキラと輝いていた。

 

 とはいえそれも、人魚の女たち本人の輝きっぷりに比べればなんでもなくて――かつてはその美しさと希少性故に、心ない人間たちに観賞用の奴隷として乱獲されていた歴史も持つ人魚族。

 

 その女たちも、今となっては『豊穣の王』の加護と庇護を授かったことで安泰となり、その歴史的な恩を返す為に存分に喘ぎ、鳴き、それぞれの子宮を叩く逞し過ぎる生殖棒を一生懸命に締め上げて――そうして交われば交わる程、彼女たちの雌としての「輝き」は一層増していった。段々と太陽が沈んでいく茜色の景色の中で、彼女たちの艶姿は一層幻想的に映った。

 

 そんな至福のひと時。しらほし姫を筆頭とした人魚の女たちとのハーレムプレイを、一体どれだけ堪能しただろう? ややあって、

 

 ――選べ。

 ――永遠に「ここ」で暮らすか。

 ――それとも……。

 

 と、またしても例の謎の声が脳内に響き渡り――しかし、それに対してフレイは、

 

 

 

 

 

「もういいって言ってるだろ!!」

 

 

 

 

 

 あらん限りの声で叫び――それと殆ど同時だった。周囲の景色そのものに亀裂が走り、砕けた。先ほどまで全裸で人魚たちと交わっていた筈のフレイは、いつの間にか、白い霧が立ち込めた謎の空間に、クリミナルの黒いTシャツに同色のジーンズという、いつもの服装に戻った状態で佇んでいて。

 

()()()()()()幻だってことはもうわかってる――いい加減、姿を現わしたらどうだ……!? いつまで、こんな『茶番』を続けるつもりだ!?」

 

 ――選べ。

 ――選べ、選べ。

 ――選べ選べ選べ。

 ――選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選b「話を聞くのが先だ」

 

 頑なな口調で、フレイが言った。

 

 と同時に、周囲に立ち込めていた霧の一部が金色のオーラに変わったかと思うと寄り集まり、ひとりの男の姿を成した。自身と同程度(2メートル)の身長に小麦色の肌。

 

 青い瞳に、先端にいくほど波打った長い、豪奢な金髪。フレイに劣らぬ整った顔立ちではあったが、それなりの量の口髭を蓄えていて――ちょうど、フレイが金髪碧眼で、尚且つ順調に歳を重ねていったらこうなるのではないかという外見だった。

 

 神話を題材にした絵画に登場する神々のように、(恐らくは)裸の上から、白い腰布とマントのふたつで着飾っただけのその立ち姿は、しかし不思議と幻想的で――同時に、間違いなく初めて目にする人物であるにも関わらず、フレイにはなぜか、その男に見覚えがあった。

 

 その男の正体について、なんとなく当たりがついていて――だから、

 

「アンタが、シャッキ……シャクヤクが言っていた、初代『アマゾン・リリー』の皇帝で……そして――」

 

 フレイが食べた悪魔の実。

 『ヒトヒトの実』幻獣種、モデル『豊穣の神(ユングヴィ)』。

 その「前任者」、すなわち……。

 

「――先代の、『豊穣の王』か」

 

 どことも知れぬ謎の空間において、ついに対面した両者。

 その邂逅が導く結末は、果たして……。




 次話からはまた、濡れ場がしばらくない話が続きます。ご容赦を……。
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