ナナリーとロックマンのR18作品集です。
恋人であったり、夫婦であったり、時系列は様々。Rシーン濃いめです。

pixiv(https://www.pixiv.net/users/73130997)掲載作品もあります。

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2023年2月25日~26日に開催されたwebオンリー「まほこい2」で期間限定公開した短編です。pixivにも投稿しています。

魔法によって一時的に外見が若返ったロックマンと彼に迫られるナナリー(ナナリーは20歳)の濃縮R18短編。
(※「なぜこんな短いの?」文庫メーカーで公開したから短いんです。スミマセン)





年下のアイツ(読み切り)

 

 

 その街に入ったときからナナリーは奇妙な気配を感じていた。違和感を感じる方へ進み、角を曲がって路地へ足を踏み入れた瞬間、地面が眩しく光って魔法陣が現れる。

 

「しまった……!」

 

 パァン! と音を立てて髪飾りが割れた。アルウェスから贈られた髪飾りだ。魔法陣が放つ魔法からナナリーを護るように炎が取り囲む。

 

 突然視界が黒いローブに覆われ、逞しい胸に顔を押しあてられた。金糸が頭の辺りで揺れて、赤い瞳が魔法陣を睨みつけている。転移してきたであろうアルウェスが、魔法陣に金の杖を突き立てて襲いかかる魔法を相殺しているのだ。

 

「アルウェス! 私も女神の棍棒(デア・ラブドス)を……」

 

「黙って!」

 

 魔法陣はまだ強く光っている。激しい風が吹き上げる中、眉を寄せて、苛立った顔でアルウェスが魔法に対抗している。

 

「くっ……!」

 

 ゴウッと強風が吹き、魔法陣がかき消えた。巻き上がる砂塵で何も見えない。ケホケホと咳き込みながら目を開けると、路地は静かで、どこも変わったところはなかった。

 ナナリーを胸に抱き込む、金髪の男以外は。

 

 

 *

 

 

 その晩、ナナリーが寮の共同浴場から部屋に戻ると不法侵入者がいた。

 

「何でアンタがいるのよ!」

 

「三日ほど休みをもらったから、君の部屋でのんびりしようかと思って」

 

 人の部屋に勝手に上がり込んで寛(くつろ)いでいる蜂蜜色の髪をした男、アルウェスの前に仁王立ちになる。嬉しそうに笑った彼は立ち上がり、水色の髪に巻いた布を外して、指を振って温風で乾かした。

 

「ん……いい匂い」

 

 髪に口付けるように顔を寄せてナナリーを抱き締める。彼の目の高さはナナリーとそれほど変わらない。

 今の彼は二十歳前後、魔法学校の四年生くらいの背格好に戻っている。あの魔法陣の影響で彼は五、六歳若返ってしまった。髪の毛は短くて、骨格はまだ成熟しておらず、胸や肩が随分と細く感じる。

 

「三日で元に戻るの?」

 

「そんなにかからないと思うけどね。殿下がちょうどいいから休めって」

 

 本来は人を十年ほど若返らせる魔法だったそうだが、金の杖に魔法陣を吸収して五歳分くらい体が縮むだけで済んだらしい。

 

「やっぱり私も女神の棍棒(デア・ラブドス)を使っていればよかった」

 

「あのときは何の魔法かわからなかったから。下手に手を出したら君も危険な目に遭ってたかも知れないよ?」

 

 そうなってたら僕は自分を許せないな、とアルウェスが耳元で囁き、湿った肉厚のものがナナリーの耳を撫であげた。

 

「そんなん……っん……んん…………!」

 

 執拗に耳を舐められ、熱い吐息を吹きかけられて、舌を動かす水音に背筋が震える。とどめとばかりにアルウェスが耳たぶを甘噛みして、背筋を這い上がる快感にナナリーは腰が砕けそうになった。

 

 彼は難なくナナリーを抱きとめ、楽しそうに額や頬に口付けを落として、唇を重ねる。

 軽く触れて、舌で舐めて、優しく吸い上げて。柔らかな唇の感触にふわふわと体が浮くような心地がする。緩んだナナリーの唇に遠慮なく舌が割って入ってきて、あっさりと舌は絡め取られる。ねっとりとした口付けにナナリーの体の奥に熱がともる。

 

「ぁ……ぁん……ん……っふ……! ま、待って……。いきなり、こんな……」

 

「嫌?」

 

 きゅぅと抱き締めて、アルウェスの指がナナリーの腰から背中をつつっ……となぞりあげる。それだけなのに、はしたなくも甘い声がこぼれ出た。

 

「ア、アルウェス……何か……変……じゃない?」

 

 アルウェスと肌を重ねたのは数回ほど。いつも彼は恥ずかしがるナナリーに合わせてゆっくり進めてくれて、こんな性急に始めたりしない。

 

「うん……実はね、若い肉体に引っ張られてしまうみたいで。抑えがきかないんだ」

 

 ナナリーに衝撃が走る。

 なんてことだ。まだ学生だった時分からこんなに破廉恥な男だったなんて。どれほどの女の子がこの男に喰われてしまったのだろう。

 

「ふご!?」

 

 頬を大きな手で挟まれた。唇が突き出した変な顔になる。痛くはないけど、口付けしたばかりの恋人にすることだろうか。

 

「また妙なこと考えてるでしょ?」

 

 彼の口元は弧を描いているけど目が笑ってない。

 

「ふぉんんごぼばいっ」

 

「誓って、君以外とこんなことしたいなんて思ったことないから」

 

 こくこくと頷くと指に込められた力が抜けて、優しく頬を撫でられる。

 

「あの頃は君の肌を知らなかった。でも、君に触れるのを許されてるのに我慢するのは無理。──だから、覚悟して?」

 

 耳を穿つ甘美な囁きに身震いをして、ナナリーは彼の胸に頬を寄せた。

 

 

 

 

 部屋の明かりを落とし、寝台に押し倒されて。あっという間に寝間着を脱がされ、アルウェスがナナリーの上に四つん這いに覆い被さる。彼の唇が首筋を伝い、慎ましやかな双丘の蕾に吸いついてくる。

 

「あっ…………や……ぁ……ん……」

 

 胸の尖りを舌で転がし、吸い上げて。指で摘まんでクリクリと可愛がる。お腹の奥に甘い疼きが走って、耐えきれずにナナリーは膝を擦(こす)り合わせた。

 

 優しい手の平が肌を愛撫して、やわやわと双丘をもみ、感じる部分を指や舌が這う。疼きはどんどん溜まっていき、こぼれ出るナナリーの熱い吐息にアルウェスは口角を上げる。

 彼も服を脱ぎ、月明かりに整った肢体を晒した。少年に近い顔立ちに色気を滲ませた笑み。

 

「ふっ……可愛いね」

 

 体格が違うから少し幼い響きがあるけど、極上の艶のある声音は健在で。少年らしさが残る姿から発せられる甘い声と蠱惑的(こわくてき)な笑みに、ナナリーはごくりと息を呑んだ。見てはいけないものを見てしまった気分になる。

 

 脚が大きく割り開かされ、その間に体を入れたアルウェスが躊躇(ためら)いもなく秘部に口付ける。

 

「ひぃっゃ……や……ぁ……んん!」

 

 敏感な芽の周りをくるくると舌がなぞる。ちゅうと吸い上げては花芽を舌で舐め、押しつぶし、転がして、快感を呼び起こす。

 

 ナナリーは腰を揺らして溜まった快感を逃がそうとする。お尻を持ち上げられ、花芽に口付ける彼の柔らかな金髪がお臍(へそ)のすぐ下に見える。

 

「はぁ……っ……あぁ……ぁ……! は……ぁぁ……あっ! あ──……っっ!」

 

 舌が愛撫する先から強烈な快感が沸き起こり、大きく背中を反らせて、腰や脚をガクガクと震わせながらナナリーは達した。なおも舐め続けるアルウェスに、太ももで彼の頭を挟み込みながら「もうむりぃ……!」と懇願した。

 

 

 アルウェスは上目遣いに見上げてちろりと唇を舐めた。ナナリーの四肢はくったりと弛緩して、鼓動だけが激しくて、火照った顔で炎のような赤い瞳を見つめる。

 脚を持ち上げられて、そそり立つ熱杭がぬかるんだ蜜口に押し当てられる。くちゅ、と音がして、ぬめった先端が入るだけでジンと腰が疼く。

 

 蜜があふれる泥濘(でいねい)に堅くて重量を持った熱棒が沈み込んでいく。ゆっくりと奥まで腰を進めて体を繋げて、アルウェスは優しく笑い、ナナリーを抱きしめて口付ける。ナナリーも彼の背中に腕を回して、舌と舌を絡めれば、唾液がこぼれ落ちていく。

 

 彼が律動を始めて、繋がったところから蜜が溢れ出し、肉襞はとけるように熱棒を包み込み、ぐちゅり、ぐちゅん、といやらしい水音が耳を犯した。抜き差しされる熱棒が擦(こす)れるところから快感が広がっていって、頭の後ろでチカチカと灯りが点滅してくる。

 

「ひぃぁ……ぁん……んん! …………あっ! っ……やっっ……!」

 

 最奥を突いたアルウェスは腰をぐっと押し込んで、ナナリーを抱き締めて口を塞ぐように口付けた。舌を絡ませながら、深く繋がって腰を揺さぶる。グリグリと奥を突き上げられて、溜まっていた快感が弾けて全身を駆け抜けていく。

 

「あ……あぁ……ぁ……っ! あぁぁ──!!」

 

 のけぞって嬌声をあげるナナリーは、彼の腕に体を押さえつけられ、何度も突き上げられて絶頂を繰り返した。

 

 ビクッ、ビクッと小刻みに震え続けるナナリーの体のあちこちにアルウェスは口付けを落としていく。まだ絶頂の余韻が残っていて、ヒクヒクと肉襞が震えると、アルウェスの腰がピクッと動いて、口付けは軽い甘噛みに変わる。体の反応に身を任せ、ナナリーはされるがままになっていた。唇が肌を這う感触も、甘噛みされるのも、甘美な快感に変わっていく。

 

「気持ちいい?」

 

「ん……」

 

 満足そうに笑うアルウェスは水色の髪を優しく撫でて、細い肢体を愛撫する。彼はまだ達していないのに、ナナリーの蜜でぐしょぐしょに濡れている。腰を揺らせばぬるぬると濡れた下生えが擦れ合う。

 

 ナナリーがフーっと大きく息を吐き出す。それを合図とでも言うように、チュッと唇に口付けると彼は体を起こして、ナナリーの脚裏を持ってまた腰を打ち付け始めた。

 性急に、ときには緩慢に、浅いところを撫であげて、大きく深く奥を突いて。脚を大きく広げられて、彼の肩に脚を載せて、体を折り重ねられるほどお尻を巻き上げられて。アルウェスはナナリーの体に悦楽を教え込んでいく。

 

 膝に座って抱き合って、口付けて。仰向けになった彼の上に跨り、ナナリーは彼と指を絡ませて腰を揺らす。鼻にかかった甘い悲鳴と淫靡な水音が室内に響き、肉襞は彼の熱い屹立と交わって歓喜に震える。

 

「はぁ……ずるいんじゃない? 君ばかり気持ちよくて」

 

 アルウェスはナナリーを横向きに寝かせ、片足を高く上げさせて肩にかけた。

 

「ぁんっ……ぁあ……はん…………ある……うぇす……も……」

 

 脚を絡みあわせて、深く繋がってアルウェスは抽挿を繰り返す。胸の尖りを弄られて、深く挿入され、いつもと違うところを刺激される。

 

「ああっ……あん…………これ……いい……すき……」

 

「ん……中もとろとろ……っはぁ、まだ……明日もあるし」

 

「あし……た……? あんっ! あぁぁ…………!」

 

 アルウェスは角度や向きを変えてナナリーの中を愛撫して、蕩けさせる。

 

「いい声……もっと聴かせて?」

 

 繋がったままナナリーはうつ伏せにさせられて、四つん這いになって後ろからアルウェスを迎えた。より深く入るように脚を開かされ、ぱちゅん、ぱちゅん、と熱棒がぬかるんだ内襞を何度も抉る。強すぎる快感に無意識に腰が逃げてしまう。

 

「こら、逃げちゃ駄目」

 

「あ……っ、……あぁ……っ……っぁ! ……ん……ぁん……!」

 

 大きな手にナナリーの腰はがっちりと押さえ込まれた。頬を枕に沈めて、震える手でシーツを握りしめる。腰を高く上げて、快感に喘ぎ、きゅうきゅうと彼を締めつける。ようやく彼が熱を解き放ったとき、ナナリーはひときわ高くて甘い声を上げた。

 

 彼の劣情がナナリーの中で迸(ほとばし)る。拍動と共に温かなものが吐き出される感触に身体が震える。ヒクヒクと肉襞がうごめき、お胎内(なか)の奥に広がっていく彼の精を、飢(かつ)えたナナリーの体が飲み込んでいく。

 

 アルウェスが背中から覆い被さってきて、汗でしっとりと濡れた肌が重なった。ハァ、ハァと荒い息を吐きながら、精で満たされたナナリーの中を、かき混ぜて、さらに奥まで流し込むかのように深く揺さぶる。

 後ろからナナリーの胸を愛撫し、項(うなじ)に口付けて、お腹を撫で下ろす手はぷっくりと膨らんだ花芽をくるくると弄(いじ)って、よがるナナリーの身体を抱き締めた。

 

 

 

 

 ゆっくりとアルウェスが引き抜いて、白濁が滴り落ちていく。お尻を突き出してぺしゃっと崩れたナナリーは仰向けにさせられる。言葉を交わさなくとも、欲しいものはお互いにわかっていて、ナナリーは膝を曲げて脚を開き、精にまみれた蜜口を彼の前に晒した。滑るように熱杭が挿(い)れられて、心と体が満たされていくのがわかる。

 

 脚でアルウェスの腰を挟み、隙間なく肌を重ねて、ナナリーは彼の背中を抱き締めた。ゆらゆらと腰を揺すって快楽の余韻に浸り、舌を絡め合わせて、吐息を奪う深い口付けを味わう。 得(え)も言われぬ法悦(ほうえつ)に、深く絡み合った体が愛しくてたまらなかった。

 

「……どうしたの? 積極的だね」

 

 愉悦に満ちた声とともに熱い息が耳に吹きかかる。

 

「ぁぁ……ん…………そんな……こと……な……」

 

 密着できるからちょっと小柄なアルウェスもいい……なんて口が裂けても言えない。

 

「もっと気持ちよくしてあげる」

 

「え?」

 

 アルウェスは力を取り戻した熱棒を大きく引き抜いて、精と蜜が混じった中を一気に奥まで貫いた。

 

「っ…………っ! あ……あ……あっ! ぁぁああ…………」

 

 きゅうと肉襞がアルウェスを締め付ける。 感度が高くなった体に、さっきよりも的確に気持ちいいところを突いてくる。

 

「可愛いよ……ナナリー」

 

 絶え間なく襲ってくる快感の波にナナリーは溺れた。頭はふわふわとして、腰は蕩けそうで、もっと欲しいと体がアルウェスを求める。

 

「やっ……ぁん……いぃ…………もっ……と……ある……うぇす……」

 

 あまりにも気持ちが良くて、腰を浮かせて自分から気持ちいいところを擦り合わせる。アルウェスも吐息をこぼし、腰を揺すり、打ち付ける。ナナリーを掻き抱いて奥に欲望を解き放ち、また快楽を与え合う。

 そうして二人とも何度も果てて、夜もかなり更けたころ、気を失うように眠りに就いた。

 

 

 *

 

 

 翌日、昼も近くになってナナリーは目覚めた。所長から部屋に手紙が届いていて、急遽(きゅうきょ)アルウェスと同じく三日間休みを取るように書かれていた。例の魔法陣の影響を鑑(かんが)みて念のため、ということらしい。

 

 腰が重くて体中がギシギシ軋(きし)む。アルウェスに治癒魔法をかけてもらい、何とか動けるようになったけど、元凶のアルウェスはまだ足りないと言う。ナナリーを膝に乗せて、後ろから抱きしめる彼に「今日は無理!」と訴える。チラッと後ろを見れば、拗ねた顔がちょっと可愛いかった。

 なんとか夜は眠らせてもらったけれど、次の朝は逃げられず、ご飯を食べた後にナナリーが食べられた。

 

 

 *

 

 

「あっ……はぁ……ん……ぁぁ……」

 

 アルウェスに跨って、深く奥に嵌まる充足感に背中を反らし、ナナリーは甘い吐息をこぼす。彼の胸に手を置いて自分から腰を動かし始める。

 

 少年と青年の間(はざま)の姿をしたアルウェスは、陶然(とうぜん)とした笑みを浮かべて、淫らに快楽を求めるナナリーを見つめている。ナナリーの腰を掴み、下から突き上げれば、彼が動くたびにぬるっとした白濁が垂れて彼のお腹を汚した。

 

 彼を咥え込むナナリーはどんどん気持ちが良くなって、昂(たかぶ)る快感で蜜を溢れさせる。その先に早く達したくて、腰を揺すり、とうとう決壊して弾けた。

 

「あ……ぁっ! ああっっ……っ…………ああっ! ああぁぁぁあ──!!」

 

 頭のてっぺんまで体の中が何かに塗りつぶされたようになって、絶頂が全身を襲う。倒れ込んだナナリーを抱き締めてアルウェスはゴツゴツと穿ち続ける。彼に抱きついて、滑らかな肌に噛みつきながら、止まらない絶頂にナナリーはむせび泣いた。

 

「頭がおかしくなっちゃう……!」

 

「おかしくなってもいいよ」

 

 耳を掠めた声にナナリーはハッと目を瞬いた。寄りかかる胸は厚く、鍛え上げられて、背中を抱きしめる腕は筋肉質で逞しい。「ナナリー」と呼ぶ声は、柔らかくて艶のある低音。

 

 元の姿に戻ったアルウェスがナナリーの眦(まなじり)に口付けて涙をすする。胸元までの長い金髪が布団に広がり、弓なりに細めた赤い瞳に熱く貫かれる。

 

「年下の僕が随分気に入ったみたいだね、ナナリー」

 

 大人のアルウェスが放つ凄まじい色気に、ナナリーの奥がキュンと疼いた。

 

 


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