あれから3年の月日が経った、俺は前世と同じ用に魔導書を開いてウォーターボールをバケツに撃ち続けた。
「このまま行けばぜん前よりも多く魔力を保有出来る筈だ。」
そして3人が寝静まる時間帯に剣術の鍛錬もしている、闘気を身体に馴染み最小限の魔力でエリス並みの身体能力を手に入れた。
「そろそろロキシーを呼ぶ時期かな」
中級魔術で2階を吹っ飛ばしたのも今は懐かしい思い出だ、まあ今回は庭で放つ予定だけどな。
「どうしたルディ本でも読んで欲しいのか!?」
汗まみれのパウロが魔導書見てそんな事を言ってきた、まあ3歳のガキが魔術の練習をしようなんて普通は思わないからな。
「違いますよ父様中級魔術の練習です。」
「ほおー中級魔術ねまあやってみろ」ニヤニヤ
相変わらず人を馬鹿にした様な笑みをこぼしているパウロを無視して俺は無詠唱で水砲をはなった。
「おいルディ?!」
「何ですか父様」
「何って中級魔術ですが」
「そういう事を聞いてるんじゃない!!」
ここから先は前と同じくゼニスとパウロが俺を魔術師か剣士どちらにするか言い合いになりそこをリーリャが仲裁した。
「(ほんと変わらないな3人とも)」
……………………………………………………………
中級魔術から暫くして家庭教師がやって来た。
「ロキシー・ミグルディアですよろしくお願いします。」
「あああ君がその家庭教師の!」
「随分とその!」
「小さいんですね。」
「貴方に言われたくありません。」むすっ
懐かしいなこのやりとり
「それで私が教える生徒はどちらに?」キョロキョロ
「ああそれがこの子なの」
俺は最高のウィンクをした。
ボソ「はぁー偶にいるんですよねちょっと成長が早いだけで子供に才能があるとか思い込んじゃう馬鹿親今回はハズレですね。」
「(聞こえてますよロキシーさん)」
「何か」ニコッ
ドキッ「いえ、しかしそちらのお子様に魔術の理論を理解できるとは思いませんが」
「大丈夫よ内のルディちゃんは優秀なんだから」
「はあーわかりましたやれる事はやってみましょう。」
ここから当時と違い庭ではなく外で授業をする事になった。
「魔術には大きく分けて三種類しかありません攻撃魔術治癒魔術召喚魔術それぞれ初級中級上級聖級王級帝級神級と七段階に分類されています。」
相変わらずロキシーは真面目に授業をしてくれているただ俺はもう一通りやってるから必要ないんだけどね。
「どうかしましたか?」
「あ、いえ」
前と同じく退屈そうにしてたらロキシーが疑問をぶつけてきた。
「まあいいですとにかくお手本を詠唱するので真似してみて下さい。」
「ロキシー先生」
「何ですか?」
「詠唱はなくても魔術使えますよ。」
俺は右手を前にしてウォーターボールを放った、ロキシーの方を見ると驚愕の表情を浮かべいた。
「いつもそうしてるんですか!?」
「はい」
「そういつもなし」
少し落ち込んだ様に膝をつくロキシー
「これは鍛えがいのありそうですね。」
その夜ロキシーの歓迎会が行われた、パウロ酒を一気飲みゼニススープを飲みリーリャはパンにソースかけそれぞれ思い思いに楽しんだ。
「(また楽しいを過ごせるなんてな)」
何度目になるかわからないけどまた当時のパウロやゼニスリーリャロキシーと過ごせて本当に幸せだ。
「(この日々を守るためにフィットア領転移事件は何としても阻止しないとルイジェルドさんは…まあ生きていればその内会えるだろう。)」