アーキバスの拷問でマゾに目覚めた美少女621概念の話 作:性癖解放戦線わちき
時系列的にはルビコンの解放者ルートの後のお話です。
R指定作品です。
本作は「拘束」「機械姦」「陵辱」要素が多分にあります。
ハレンチ封鎖機構の方々はご注意ください。
無機質な鉄扉と冷たい壁に囲まれた、鬱々とした地下牢。
その一室に、一人の少女が囚われていた。
「うぅ……んぅ」
強化人間C4-621。
レイヴン。
ルビコン3にて実績と結果を積み重ねてきた、最強の独立傭兵。
第四世代の強化人間でありながら、しかし最新世代の強化人間達を置き去りする腕前のAC乗り。
そして、バスキュラープラントとルビコンを消し飛ばしにかかったザイレムを落とし、ルビコンを救った英雄。
だがその実態は、肉体年齢十八になる……けれども外見も情緒もまだまだ幼い少女であった。
「んぅ……!」
病的に白い髪と、コーラルの光が宿る赤い瞳。
その体は貧相で、けれどもすらりとして人形然とした可憐さを持つ容姿を誇る美少女。
そんな少女は、現在どことも知れぬ地下牢に囚われていた。
「く、るしい……!」
完全に拘束用ベルトを締められているが故に、両手両足がまったく動かない。
そのうえで部屋の壁に固定されているのだから、横になるどころか座ることもできない。
ただただ縛られたまま、無意味に立ち続けるしかない。
かろうじて身じろぎぐらいはできるが、拘束ベルトのきつい束縛が後ろ手に組まされた腕や肩などに食い込んでくるだけだから、本当に息苦しい。
「っ……。今日は、いつまでこのままなんだろ…………」
思い出すのは、ザイレムを落とす前。
ハンドラー・ウォルターの飼い犬として活動していた時、スネイルに不意打ちされ、アーキバスに囚われた。
その時の再教育とは名ばかりの拷問が、今も621の傷として残っている。
これは、まさにそれを再現したものといっていい。
「……まだかな、ごうもん」
その時の経験が、幼い621に大きな衝撃を与えたのは言うまでもない。
鎖につながれて、抵抗できないまま加えられる暴力。
心無い大人からの言葉責め。
24時間ずっと気の休まらない拘束生活。
小さな少女の体に叩きつけられる、一方的な凌辱。
ウォルターの残した策や仲間に助けられるまでの数か月間。
621はずっとアーキバスからの暴力に耐え続けるしかなかった。
「はやく……なぐられたいな。いっぱい、大人達にごうもんされたい。……えへへ、今日もたくさんおかしてもらえるといいなぁ」
その結果、621の性癖は歪んだ。
幼い少女に似つかわしくない、厳しく激しいプレイでなければ満足できなくなった。
逃げたくても逃げられない、きつい拘束を施されたまま一方的に殴られレイプされる形で、はじめて満足できる体にされてしまったのだ。
『レイヴン……レイヴン』
「……エア?」
『探しましたよ、レイヴン。……また、シミュレーターの中なのですね』
「……うん。そろそろしないと、わたし、がまんできなくなっちゃう……」
『レイヴン……』
だから、621はアーキバスに受けた仕打ちと同じ形で己を慰めるしかなかった。
拘束され抵抗もままならないという無様な形に、あえて自分を閉じ込めるしかなかった。
ここはルビコン解放戦線の者達が供与してくれたシミュレーターの中。
このシミュレーターの中ならば621は神にも等しく、故に虜囚の身を演じることができたのだ。
◆
ウォルター達の計画により、アーキバスの拘束から解かれ脱出した621は、シンダー・カーラと合流。
そのまま彼女たち『オーバーシアー』の計画に乗らされ、バスキュラープラントごとコーラルを焼き尽くす寸前にまで展開が進む。
そこで待ったをかけたのが、621の大切な友人にして体を持たない友人エアだった。
ウォルター達はコーラルの増殖により起きるであろう『破綻』の回避を求めコーラルを焼く選択をとったのに対し、彼女は人とコーラルの共存のためにコーラルを生かす選択をとった。
621はウォルター達への忠義・恩義と、エアに対する友情を天秤にかけられ……ついにはエアの味方になることを選んだ。
シンダー・カーラを殺し、チャティを破壊し、最後にはウォルターをも叩き落とした。
だがその甲斐あってザイレムの撃墜とコーラルの防衛に成功し、ひとまずは人とコーラルの共存の可能性は護られたのだった。
ここまではいい。
飼い犬として自由のない傭兵生活を強いられ、けれども戦いを生き延び最終的に己で未来を選ぶ自由を勝ち取った話だ。
何より、一応は敵対の形を取ったシンダー・カーラやハンドラー・ウォルターも621の選択と自由は尊重し、敵方でありながらその背を押してくれたのだ。
だからこそ621はこれからを生きる権利と義務があるのだから。
問題はその後。
ザイレム撃墜後、エアのサポートを受けながらひとまずルビコン解放戦線側にいったん身を寄せて傭兵稼業を再開して色々落ち着いた後。
621は精神的な『病気』を発症した。
その『病気』は621に発情を齎し、どれだけ己を慰めても鎮まらない熱を放ち続けた。
どうやっても消えない熱の苦しみから逃れるため、621は多くの情報を集め……よりにもよって、かつてアーキバスが齎してきた、拘束と拷問にたどり着いてしまった。
むしろ、どれだけ時が経っても消えないその経験こそが621を蝕んでいたのだから、当然と言えば当然なのかもしれない。
解放戦線側がACの感覚を忘れさせないためと供与してくれたシミュレーターの存在も、その状況を再現するのに都合がよかった。
その結果、621は定期的にシミュレーター内の地下牢に自ら入る羽目となったのだ。
『おはようございます、駄犬』
「……スネイル」
地下牢の中で、縛られたまま何もできない時間を過ごしていると。
鉄扉からスネイルが現れた。
言うまでもなくシミュレーターで再現されただけのデータだが、事ここに至ってそれを指摘するのは無粋だろう。
『早速再教育……と行きたいところですが!』
「いっ……?!」
『駄犬風情が呼び捨てとはなれなれしい。私のことは『スネイル様』と呼べと言ったでしょう? この駄犬が!』
「うっ……?! ご、ごめんなさい……ス、スネイル様」
再現体スネイルの拳が、621のみぞおちに叩き込まれる。
拘束ベルトで縛られた621に避ける自由はなく、鈍い打撃を無防備に受けることとなる。
かと思えば顔にも容赦なくビンタを食らってしまい、一気に反抗心を削ぎ落される。
(でも……それがいい。……スネイルにやられるのはちょっと悔しいけど…………なんでか、悔しいのがいいんだよね……)
『ふむ……』
「……っ」
スネイルに顎をくいっと持ち上げられる。
縛られた621は、黙ってそれを受け入れる。
『今日は珍しく従順ですねぇ。これなら、いつもの再教育は一部省略しても良いかもしれませんねぇ』
「そ、そんなぁ……!」
『おや、まさかそんなに残念そうにするとは。そんなにも殴られるのが好きな駄犬なのですね、このヘンタイが』
「っ……!」
言葉責めが続く。
だというのに、621はちょっぴり嬉しかった。
『まぁいいでしょう。早速始めましょう』
「っ……」
スネイルが合図をすると、何人か男が現れて、何やら機械を621の腰に取り付ける。
『その機械はコーラルドラッグを、貴女の『下』の口に送り込むもの。……どういう意味か、わかりますね?』
「っ! ……はい」
その機械は621の……股の中を貫くもの。
縛られたままの621にその機械を拒否することはできず、あれよあれよの内に621の股の中は機械で埋められた。
だというのに。
恥ずかしいところを見られた羞恥心よりも。
これから股の中に入り込んでくる快楽が楽しみで仕方なかった。
『挿入開始』
「っ?! ぅっぁぁぁぁあぁ……!」
スネイルの合図と共に、電撃が背筋にまで突き上がる。
それは快楽という名の甘い甘い電撃であり、縛られた621の体を容赦なく責め立てる。
『無様ですねぇ?』
「いぃぃぃ?! い、だい……!」
思わず体が跳ね上がり、けれども拘束ベルトの食い込みで無理やり元の壁の位置に体を引き戻される。
それが痛くて、思わず涙を流す。
だが同時に、背徳感が伴う快楽がより621の体を走り支配する。
後ろ手に縛られたままのせいで、この快楽を逃がすことはおろか流した涙を拭うことすらできないのが、当人にとっては『よかった』のだ。
ただひたすら白い髪を体や腰ごと右へ左へ揺らすしかないのが、どことなく心地よかった。
「あああぁあ…………んぅ?」
暫く快楽の火に焼かれていると。
不意に快楽の電撃が途絶える。
体はもう汗だくで、息も苦しい拘束も相まって絶え絶えだ。
機械を外された股からは、液状のコーラルドラッグがぼたぼたと垂れ落ちている。
『ドラッグの量は十分。ここまでです』
「そ、そんな……もっと、もっと……!」
『駄犬風情が指図するな!』
「ひぃ……?!」
息も整えらない内に、また殴られる。
スネイルのパンチは、見た目の割に重い。
『ですが、そうですねぇ。そちらがそれ相応の態度をとるのなら、一考してあげても構いません』
「ほ、本当ですか……スネイル、様……!」
『えぇ、本当です』
スネイルの指示で男が621の拘束を外す。
といっても、外される拘束はごくごく一部のみ。
621の小さく幼い体を壁に固定するベルトを外しただけだ。
両手を後ろ手に縛るベルトはそのままであり、地面にこそ下ろされたものの相変わらず621に身動ぎ以外の自由はない。
「……え」
そんな621の前に、三つの棒が並ぶ。
肉々しい質感を持つ、太くて大きな男の棒が。
『まずは、その体を差し出すところから始めましょうか』
◆
「あぁ?! あっぁ?! あぁん?!」
「んむぅ?! んぅ?! むぅぅんぅぅ?!」
「ぷはぁ……?! ……ぅ!」
男の一人に下の口を犯され、スネイルに髪を乱暴に掴まれてその棒を咥えさせられ、621はあっという間に精液に塗れることとなる。
腕の拘束はそのまま故、彼らに抵抗することはできない。
「い、たい……! いたいです……スネイル様……!」
「やだ……もう、たくさんです……!」
「おねがいします……なんでも、なんでもしますから……っ?!」
「あぁぁぁあぁ?! やだ、やだ……いたい、いたい! いたいいたいいたい!!!」
「あぁぁぁあああああああああああああああああああああああ」
『相変わらずやたら楽しそうですね……レイヴン……』
そんなシミュレーター内の景色を、エアはただただ眺めるしかなかった。
いや、エアとしては本来口出しするようなことではないと認識しているのだ。
このシミュレーターの中でこそ昔のように幼くなるが、ルビコン解放戦線の者達との付き合いや彼らの依頼で戦場に出る時は、少しずつ自立と成長の兆しが見えている。
現在の目標である『コーラルの破綻の回避』のため、621はコーラルを限界まで搾取しようとするアーキバスと戦っている。
だがその戦いは、ともすればウォルターの子飼いだった時代よりも苛烈なものだ。
621も人間なのだから、休みの時ぐらい趣味の一つに走って気力を養ったってとやかく言われる筋合いはない。
思えば意味の分からない奇行ぐらいは昔からやっていたし、趣味のひどさを理由に今更呆れるようなことはしない。
彼女に対して用事がないこともないのだが、別段急ぐことでもなし、それを邪魔をする気にはなれない。
『でも、やはり私には……アーキバスにつけられた傷が残っているようにしか見えないのです、レイヴン』
だが、そのやり方はあまりにも倒錯的過ぎる。
エアは、どうしてもそう思わざるを得なかった。
『ふむ、態度には再教育の必要がありますが……その体は存外有能ですねぇ』
『ひとまずは及第点です』
『褒美として、今夜は『それ』をつけたままでいいですよ。駄犬らしく存分に腰を揺らして、下の口からコーラルドラッグを貪りなさい』
『では、よい夜を』
シミュレーター内を見やると、621はまた壁に固定されていた。
再現体スネイルの言葉から察するに、拘束されたまま寝て過ごすということらしい。
シミュレーターに入ってからの半日間、ずっと両手を縛られたままで居続ける辺りその性癖の壊れ具合は筋金入りだ。
「……ん。……んぅ。……んむぅ……!」
壁に固定され縛られている621の股には、コーラルドラッグ入りの機械棒が仕込まれている。
この棒は微弱な振動で621を発情させており、縛られて身じろぎ以外何もできない621はこの棒が齎す快楽に身を委ねるしかない。
「……えへへ」
でも、そうして自ら腰を揺らして喘ぐ621は、顔を赤くしてこの上なく幸せそうな笑みを浮かべている。
股を激しく濡らして、自ら快楽地獄にはまり込んで、それでも喘ぎ続けることがやめられないのが、どうしようもなく嬉しいらしい。
突き上がる快楽で思わず体が跳ね上がっては、またその身じろぎで次の快楽が突き上がるサイクルを、621はどこまでも楽しんでいる。
微弱な振動を齎す機械棒による優しくて甘いレイプは、621にとって最高のご馳走なのだ。
「んぅ……んむぅ……!」
621は自由を得た傭兵だ。
己の意思でウォルター達と袂を分かち、己の選択でルビコニアンの味方となり、己の自由を以て戦場に臨む者だ。
その合間に、こうして娯楽に耽るのもまた、彼女の自由だ。
見てくれこそショッキングだが、所詮はシミュレーターなのだからやろうと思えばいつでも拘束を抜け出して現実に帰ることができる筈なのだ。
当の彼女が、好き好んで縛られたままでいるだけで。
「あぁぁ……!」
それでも、エアからしてみれば。
その姿は、未だ彼女がアーキバスの鎖に繋がれているようにしか見えなかった。
あの拷問の恐怖を、必死に快楽で塗りつぶそうとしているようにしか見えなかったのだ。
『本当に、本当に恨みますよ。スネイル……!』
あの時621を捕らえ、アーキバスの施設へ連れて行ったスネイルへの怒りを抑えられない。
彼さえいなければ、621は性癖を壊されることもなかった筈なのだ。
だが当の本人は、もうすでに621に殺されて久しい。
怒りの矛先は、もうどこにも存在していなかった。
・なおこの話で一番かわいそうなの、多分スネイルだと思われます。
→そもそもこの話は、スネイルが美少女621を凌辱しているんじゃなくって、美少女の皮を被ったド畜生621がスネイルを死姦同然に尊厳凌辱しているお話です。
→スネイルならどんな言動をさせても全く心が痛まないから、シミュレーター内で再現して竿役させているのです。