※この作品はR-18です。

徳森茎勃伝説   作:じゅぽぽ

4 / 4
4話

ピーッ

「でんちゃが発車します」

ガタンゴトン...ガタンゴトン...

しばらく無言だった。少し、気まずいな...

昔、初めて喋った時の喘杉を思い出す。昔の喘杉は知っているが、「今」の喘杉は何も知らない。朝はゆっくり喋れなかったし、俺から喋ってみるか。

「あのさ」「そういえば」

「「あっ」」

「徳森くんからどうぞ!!」

「ではお先に」

タイミングが被ってしまったな...

「喘杉は小学生の頃から見た目とか随分と変わったが...何かきっかけでもあったのか?」

「きっかけ?きっかけって言ってもそんな大した理由ないけどね...周りに合わせただけだよ。みんなオシャレとかいろいろ始めた時期だったし、新しい友達も欲しかったから話題についていきたくてさ...」

「そうなのか、最初見た時一瞬分からなかったぞ」

「ま、あんまり中学の時は良いことなかったからさ!この話題おしまい!」

......あまり、触れられたくなかったのだろうか

「私の方からもいいかな?徳森くんは性実習、どうするの...?」

「あー、来週から始まるな

なんかプリント見た感じ最初は個室での授業が多かったな」

「あ、そうじゃなくて、それもそうなんだけど!夏に合宿あるって先生言ってたじゃん?」

「そんな話もしてたな」

「今日、クラスの子に聞いたんだけどペアでやるらしいんだ...」

「ほう...」

「それで...!」

喘杉が何か言いかけようとしていた時、今日はやけにタイミングが悪いと感じた

「♪まもなく、孕天(ようてん)駅、孕天駅」

「あっ...最寄り駅だ」

「...喘杉さえ良ければ、INRAの連絡先いるか?」

「う、うん...」

俺がQRコードを表示させ素早くINRAを交換した。

ピーッ

「何かあったらそれで連絡してきてくれ」

「ありがとう...!また月曜日からも、これからよろしくね!」

「こちらの台詞だ」

お互い手を振る。

「♪まもなく、でんちゃが発車します」

再び車内が揺れ出す。今日は濃い1日だった。

まず、旧友の喘杉に会えると思ってなかったし、やたら元気に話しかけてくる短田が強いことにも驚いた...あと、生徒会長も良さそうな人だったな。

まぁなによりも性館棟があるっていうことにびっくりだな。受験の時、工事中の建物があるなと感じてはいたが、まさか学校の敷地内だったとは....

...入学式だけにしては濃すぎるんじゃないか?あ、そういえばアンケートの課題もさっそくあったな。ちゃんと見てないが、どういう質問なんだろうか?というか、いきなりアンケートなんて...もう準備は整ってるっていうことなんだろうな

「♪まもなく、野獣駅、野獣駅」

最寄駅だ。降りよう。

なんだかんだ言って楽しそうな予感がするそな、始まりの1日だった。




UAって見てもらえてる数ってことかな?
嬉しいです
更新遅いけど、色々書きたいことはありますので、読んでもらえたらとっても嬉しいです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。