TS転生して最強美巨乳魔道士になりましたが、精液が無いと魔法が使えません 作:ウッディ勃興
あれは、私がまだ聖堂騎士団の新米だった頃の事だ。
当時の騎士団長は華麗ながらも力強さを兼ね備えた、私にとって憧れの
ある日の夜、私は団長から私室に呼び出された。緊張で身を固くした私をゆっくりとベッドに寝かせ付け、あの人はこう言った。
「聖堂騎士団には騎士団長にのみ伝わる秘伝がある。強い信仰を持った女性が愛を覚えた時に溢れる雫、それを『神の愛』と我々は呼ぶ。それを摂取することで神の無限の力の片鱗を得ることが出来る」
頬をくすぐる荒い鼻息と共に私の秘所に脚を擦り付けつつ言ったあの言葉は、今でもはっきりと覚えている。
それから私は団長の「神の愛」を補う係となり、より彼女に近しい存在になろうと奮闘し──こうして、次の代の団長となった。今では私が騎士団の女性騎士に同じことを伝え、「神の愛」を貰う側となっている。
──何、「先代団長にその事は言ったのか」?
もちろん伝えた。「貴女が教えてくれた『神の愛』を次代にも受け継いでゆきます」とな。
その時の反応か? そうだな──嬉しいような、困ったような、あるいは焦っていたような──私には読み取れない表情をしていた。おそらく、私が緊張していた様子がおかしかったのだろう。
「……ああ、そう」
げっそりとした表情で俺はリュクスの話を聞き終え、短く答えた。
「故にリィリィ・ベルガノン、神への信仰など持っていなさそうな貴様がこれ程の『神の愛』を持っていたのは意外だったぞ。存外、日頃から祈りを欠かしていなかったのか?」
「悪いわね。『神は実在する』と信じてはいるけど、そこまで人を救ってくれるとは思ってないわ」
ここまでの話で、確信できた事がある。
要するに彼女は、レズの先代団長が犯すために適当に言った出まかせを完全に信じ込んだのだ。それも、思い込みだけで肉体の限界を超えるレベルまで。
実際、「思い込み」というのは肉体に強い影響をもたらす。単なるビタミン剤が「薬を飲んだ」という思い込みにより本当に病気への治療効果を示す
「どうした、まだ返り血が残っているか?」
「……何でもないわ、気にしないで」
あれから返り血を拭い、鎧を再装着した──兜は歪み、被り直すことは出来なかったので頭だけ剥き出しだが──リュクスが怪訝な顔で俺に聞く。今は折れた剣に代わりコロシアムに遺されていた古びた剣を吊るしている格好だ。
とはいえ、流石にマンティコアの前脚を引きちぎり顔面を握り潰す膂力は人間のそれを遙かに超えている。勿論、常人ならそこまで思い込む事は不可能だ。おそらくは彼女は、本当に一片も先代団長の言葉を疑わず幾年も信じてきたのだ。その一念が奇跡を起こしていると考えるしかない。
「……ふむ?」
リュクスがふと足を止めた。先の通路が左右に分かれている。俺は手をかざして短く詠唱する。
「『敵意の感知』……右に微かに反応があるわ。左に行きましょう」
マンティコアを倒した後、俺たちはひとまずは安全に進めていた。遭遇する魔物もせいぜい大型のサソリ程度で容易に撃退できた。
「それでリィリィ・ベルガノン。改めて聞くが、貴様は何故この遺跡に来ている?」
「言わないと駄目?」
「私は貴様の命を救った。その返しとしては安かろう」
アレを素直に「命が救われた」と受け止めるのは難しかったが、まあ筋は通っている。俺は彼女に答えた。
「……分かった、言うわ。私のこの体質を治せるかもしれない魔法具が此処にあるかもしれないの」
「貴様のその、精液を飲まなければ魔法を使えない身体のことか。どういう方法だ?」
「単純よ。今の身体を男性のそれに変えるの」
現代の魔法研究において完全な性転換は困難とされている。確かに「
だが、古代にはその技術や魔法が存在していたという不確かな情報もある。ミノタウロスと遭遇した屋敷で発見した魔導書に記されていたのは、その断片的な情報だった。
「古代王国のある王女が他国の王女に恋をしたの。その恋を叶えるために自らを男に変化させた魔法具、それが此処に安置されているって話なのよ。それがどんな形なのかや使い方までは記されてなかったけど」
「不可解な話だな。女同士で愛し合ったとしても問題はなかろうに」
「……貴方みたいな倫理観の持ち主が古代に沢山居たら、それで話は済んだでしょうね」
当たり前のように言うリュクスに頭痛を覚える。詳しい教義は知らないが、神聖教会はその辺の同性愛については割と寛容なのだろうか。
「それで、男になれば解決すると?」
「ええ。自分で精液を作れるようになれば、今みたいにわざわざ他人から貰った精液を飲む必要も無くなるから」
幾つかの仮説の中で、それが最も実現性のある方法だ。
──あともう一つ、ここ最近になって妙に感度が上がり、どんどん「女」としての身体が開発されていっている自分を食い止めたいという気持ちもある。
説明を聞き終えたリュクスは頷き、神妙な表情で言った。
「なるほど……だとすれば、私の探索目標と貴様の目的は重なっている可能性があるか」
「何、聖堂騎士団が性転換の魔法具を探してるってこと?」
「それそのものが目当てではない。我ら騎士団がこうして探索するのは『聖遺物』の回収が目的だ」
聖遺物。神が遺したとされる、様々な奇跡を起こすとされるオーパーツの事だ。
「過去に我々が所有していたとされる聖遺物。そのひとつがこの遺跡にあるとされている」
「それって団長自らが出てくる程の重要任務なの?」
「過去に部下に探索を指示して失敗している。おそらくはさっきの
そう言うリュクスの言葉には若干の悔恨が滲む。
「……成程ね」
「特にこの遺跡の聖遺物に関しては先代の団長も強く興味を抱いていた。最初から私が行くべきだったと思っている」
「………」
途端に話が胡散臭くなってきた。ここまでの話でその「先代の聖堂騎士団長」は俺の中では既に、部下を嘘をついてまで犯すガチレズの下衆というイメージで固定されているのが大丈夫だろうか。
更に俺たちは遺跡を進む。通路は徐々に上に向かっているが、感知魔法で方角を探った感じでは遺跡の入り口とは反対の方向に来ているようだ。
とはいえ、地上まで上がれば窓もあるし脱出は容易になる。俺とリュクスは多少の話し合いを挟み、このまま進むことに決めた。
「むう……」
ふと、リュクスが壁に手を触れて唸った。
「どうしたの?」
「これは……ひょっとすると、近いかもしれん」
そう言って篭手で壁を擦る。埃に覆われていた石壁が僅かに露になると、そこには紋様が描かれていた。
「やはり、この紋様は我ら神聖教会で使われる刻印に似ている……おそらく近くに聖堂がある筈だ」
流石に一応は聖堂騎士団の長ということか。パンパンと壁の埃を払いつつリュクスはそこに描かれた紋様からこの通路の意味を探っているようだ。
彼女の動きに付いてゆくと、やがてリュクスは壁のある位置で止まった。
「……ここだ」
「えっ?」
俺は周囲を見回した。明らかに通路の真ん中で、扉などは見当たらない。
怪訝な顔をする俺に対してリュクスは更に壁を擦りつつ言った。半ば消えかけていた、髭を生やした老人の肖像が浮かび上がる。
「これは我らが父である主神だ。教会において最も重要であるこの肖像が意味なく書かれているとは思えん。何か感じないか?」
「……分かったわ、やってみる」
確信に満ちた彼女の言葉に、俺は壁に手をかざし詠唱を行う。
「『
ポウ、と俺の手のひらから光の粒が生まれ、壁に広がってゆく。その粒のひとつが壁のある個所にぴたりと貼りつき緑の光を放った。魔力感知の反応である。
更に光の粒は次々と緑に変わってゆく。
「おぉ……」
リュクスが驚きの声を漏らす。果たして壁には不可視の扉が浮かび上がっていた。
「この向こうね……『
俺は手を扉の中央に合わせて魔法を唱えた。硝子が割れるような音と共に壁に亀裂が走り、左右に開かれてゆく。俺たちは中に足を踏み入れた。
「この清浄なる空気……間違いない。ここは聖堂だ」
「……なるほど、騎士だけじゃ見つからない筈だわ」
そこは、今までの饐えた臭いの空間とは明らかに違っていた。白磁の壁に囲われた室内は済んでおり、埃っぽさも全くない。正面には何かを捧げる為に使われたと思しきベッドサイズの台座と、その台座の更に奥に据え付けられた豪奢な祭壇があった。
そして、祭壇の上には棒状の「何か」が置かれていた。
「あれが……!」
「ま、待て、リィリィ・ベルガノン! 抜け駆けは許さんぞ!」
俺は思わず足を速めて祭壇に向かった。慌ててリュクスが追ってくる。
スタートこそ俺が早かったが脚力ではリュクスが上。俺たちはほぼ同時に台座を横切りそれぞれ左右から祭壇へと辿り着いた。
「……ちょ、これって」
「む、むうぅ……!?」
──そして、同時に俺たちは言葉に詰まった。
形状を単純に言うならばそれは中央から左右に反った長さ五十センチ、直径五センチ程の銀色に輝く棒だった。中央には大きな紅玉が埋め込まれ表面には複雑な文様が施されている。
問題は──その左右の先端部が男性器のそれを精巧に再現したものであったことだ。浮かび上がる血管、剥き出しになった亀頭、カリの裏に至るまで丁寧に作り込まれている。
「リュクス、本当に
「それは……間違いない。聖遺物の帯びる空気というか、神聖性を私は知っている。これは……まあ、形状こそ奇妙だが確かに聖遺物だ」
「………」
おそらく、この魔法具の使い方は見た目の通りなのだろう。だとすると──
俺は祭壇を挟んでリュクスの顔を見た。
「ねえ、お願いがあるんだけど」
「リィリィ・ベルガノン、確かにこれを発見できたのは貴様の貢献もある。しかし……これを渡す訳にはいかん。これは聖遺物として私が持ち帰る。そこは動かせんぞ」
「分かってる。だから此処で使わせて欲しいの」
「何だと?」
驚くリュクス。俺は入ってきた扉に手を向けた。
「『
開かれていた扉が静かに戻り、再び壁と一体化する。俺はリュクスに言った。
「これで途中で魔物が入ってくる心配はないわ。正直、聖堂騎士団は好きじゃないけど……貴女の事情も分かる。例え私が期待した結果にならなくても構わない。お願い、ここでその魔法具を使わせて」
俺としてもこの体質から抜け出せる滅多に無い機会なのだ。これを逃す訳にはいかない。懸命な俺の訴えかけにリュクスは腕を組み、暫く考えた末に言った。
「……分かった。しかし、私もそれに参加する」
「は? あ、いえ、何で?」
「貴様ら魔導士が、手にしたものを別の場所に移動させる『
そう言うとリュクスは自ら鎧を脱ぎ始めた。
まあ、それで使用を許してくれるならば仕方ないだろう。あるいはこの魔法具の形状的に
「助かるわ。それじゃ、始めましょう」
俺もそれに応えてローブを床に落とし、下着を含めて全て脱いで台座に腰を落とす。
「それで……貴様は使い方を知っているのか? リィリィ・ベルガノン」
「知ってる訳ではないわ。でも、大凡の使い方は予想できる」
この室内の造りもそれを裏付けていた。ただ魔法具を安置しておくだけなら、ベッドサイズの台座は不要なはずだ。
「やはり
一方のリュクスも先ほどの行為では着ていた肌着も脱いで全裸となっていた。しなやかな褐色の身体は筋肉が付いてこそいるが決して固太りはしておらず、女性らしい身体のラインを維持しながら逞しさを両立させている。胸はやや小ぶりで、手のひらサイズの乳房の先端にはやや大きい朱色の乳首が存在感を示していた。肌に近い薄褐色の秘所は淡い赤毛の茂みに彩られており、隠すつもりも無いのか足を広げ堂々と晒している。
「えっ……」
「私の前で自慰をするつもりだったのか? 安心しろ、慣れている」
そう言ってリュクスは俺の横に座り、流れるような所作で台座に押し倒してきた。
「ちょ、ちょっとリュクス! 急だってば……んっ!」
どうも彼女の強引さには主導権を握られる。こちらの制止を待たずにリュクスはくるりと身体を回転させ、俺の股間に顔を埋めてきた。褐色の太腿に顔を柔らかく挟まれ、彼女の秘唇が眼前にある。
「ちゅっ、ちゅ、れろっ……」
「リュ、リュクス、んあっ!」
「んむぅ……どうした、私だけにさせる気か?」
「そ、そうは言っても、んっ、私、同性相手は、初めて、でっ……」
こちらを促すリュクスに戸惑い混じりの喘ぎで答える。それは本当だ。男性相手に精液を搾るのだって魔力補給目的だった訳で、自分から進んで同性とセックスした事など無い。
「精液臭のリィリィ」のそんな反応が面白かったのだろうか、リュクスは少し愉快そうに言った。
「それは意外だな。ん、ちゅ、ちゅるっ……ならば、私が手解きしよう。まずは普段、貴様が自分で気持ち良いと思う所を舌で弄ってみろ。優しくな」
「ふあぁっ! わっ、分かったわ……ん、ちゅ、んはっ……」
舌先をおずおずと伸ばし、薄褐色の秘唇に触れる。ピクリとリュクスの腰が反応を示すが逃げる様子はない。今度はもう少し積極的に舌を這わせてみた。
「ンッ……あっ、ああ、悪くないぞ。もう少し強くても、大丈夫だ……じゅ、じゅるっ……」
「あぁんっ! し、舌、奥っ……ちゅっ、ンンッ、んぱっ……」
「んくっ! いっ、いいぞ……今のところが、私の、弱い個所、だっ……その、辺りを、もっと……!」
引き締まった褐色の尻に汗が浮かんでいる。膣内に侵入してきたリュクスの舌の感触に喘ぎつつ、俺は彼女の言葉に素直に従いクリトリス周辺を舐め回す。
「ふぁ、ちゅ、じゅる……こ、こう?」
「ああっ! そっそこっ、いいっ! ま、負けては、おれんなっ……はむっ、ンッ、んぷ……」
「んっはぁんっ! だ、だったら、こっちもっ……あむっ!」
「っぱ、んおぉっ!」
リュクスは頬を紅潮させ、大きく口を開けると俺の秘所全体を口に含んできた。しかし歯は立てず、唇で陰唇を包むと同時に舌を尖らせて膣の更に奥まで入り込んでくる。俺は俺で負けじとばかりに彼女の陰核を口に含み舌で転がす。奥から粘りある愛液が滲みだし、俺の唇や鼻を濡らす。
「くぅっ……そろそろお互い、準備は良さそうだな」
「んっ……そ、そうね……」
更に暫く俺の秘所を弄った後、リュクスは顔を上げて身体を横に退けた。快感から抜けきらない身体を起こし、祭壇の魔法具を手に取る。金属製に見えたそれは触れるとほんのりと温かく、まるで本物の肉棒のように脈動しているようだ。
「位置を変えるぞ。私と向き合って、膝を立てろ」
「ええっと……こう?」
腰をぺたりと落とし、やや背を反らして後ろに手を置き支える。膝を立て、脚を広げる。リュクスも同様の姿勢になり、互いの秘所を見せ合うような格好になる。
「それじゃ、私からいくわね……んっ、あ、ああっ! な、何、これっ……!?」
俺は片側の亀頭を陰唇に押し当て、それをゆっくりと挿入させてゆく。ぴりぴりとした刺激が魔道具から流れ込んでくるのが分かる。これが有する魔力の片鱗だ。まだ動かしてもいないのに快感の声が漏れてしまう。
「ん、ふぁ、はぁっ……!」
「どうやらこれで一杯のようだな、では私も……く、おっ、おぉっ……感じるぞ、神の、祝福をっ……!」
「ふぁあっ! う、動かさない、で……あぁんっ!」
俺が奥まで挿入しきったのを確認し、リュクスが腰を寄せてきた。ぐいっと魔道具を握って固定し、反対側の亀頭をずぶずぶと呑み込んでゆく。
「ふっ、ふぅ……これ、で……くうっ!?」
「んっあぁっ!」
リュクスが挿入しきった瞬間、中央に飾られた紅玉が光を帯びた。同時に俺の中に今までとは異質の感触と快感が流れ込んでくる。
「あぁ……これ、凄いっ……締め付けられてる、みたいなっ……!」
「おっ、おおっ!? これ、これは、何だっ……!?」
正面を見てみれば同様の衝撃を受けたのか、リュクスが全身を震わせながら悶えている。
「ぐ、お、あぁっ!」
「あっあぁっ! リュ、リュクス、待ってっ、ああぁっ!」
そのままリュクスは腰を揺らし、ばちんと俺の腰に尻を叩きつけた。当然そうすれば魔道具がより深く打ち込まれるが、そこから伝わるのはより強い快感だけだ。
「なんだ、このっ、快感、はっ!?」
「ふあぁっ! こ、これ、まさ、かっ!?」
──転生してから十数年、女性として過ごしていたが故に忘れていた感覚。それを俺は思い出した。
魔道具越しに伝わってくる強烈な締め付けと無数の襞が与えてくる快感──これは、リュクスの
「だ、だとしたら、これは、リィリィ・ベルガノンっ! 貴様の、中かっ! くううっ、何たる、名器っ!」
「だからっ、ああんっ! ちょ、ちょっと、そんな、動かない、でっ! 貴女の、まんこっ! 締め付け、つよ、すぎてっ!」
「そう、言われても、腰が、止まらんっ……おっお”お”お”っ!」
「んあっあっひぃっ!」
獣のような喘ぎと共にリュクスは更に激しく腰を振る。彼女の動きに引っ張られ、俺も勝手に腰が動いてしまう。まるで魔道具を軸にした玩具のように俺とリュクスは腰を打ち合い、喘ぎ、快感に悶える。
「あぁンッ! だ、ダメっ! リュクスのまんこ、だめっ! わた、わたしっ、おかしく、なるっ!」
「リッ、リィリィっ! 貴様のここ、もっ、最高、だっ! 膣内がうねうねと動いて、た、堪、らんっ! ぐうぅっ!」
溢れた愛液が飛沫になるほどの動き。愛液を浴びた紅玉の光が強まったように微かに思えたが、そちらに気を向ける余裕は既に俺たちには無かった。
「ぐっおぉぉっ! イ、イク、イクぞ、リィリィっ!」
「ひいぃっ! わっわたっ、わた、し、も、イクっ……ああぁぁぁっ!」
「お”お”ぉぉぉっ!」
俺とリュクスの絶頂の声が重なる。
同時に紅玉が甲高い音と共に、室内が一瞬真っ白になるほどの強い光を放った。
「きゃ……!?」
「ぬうっ……!?」
絶頂の余韻から身体を動かす事も出来ず、俺たちはその光を浴びる。
その光は数秒間続き──突如として消失した。
「な、何だ、今のは!?」
「分からない、でも……この使い方で正しかったみたいね、んっ……」
驚いて腰を引いたリュクスに言いつつ俺は魔道具を膣内から抜いた。愛液に塗れたそれを見てみるが、紅玉の輝きは最初の時のそれに戻っている。
「正しかったのか? しかしリィリィ・ベルガノン。貴様の身体は特に……ん?」
「いいえ、何かしらの影響は出ているはず……えっ?」
リュクスが途中で言葉を止め、俺の股間を見た。
それに答えようとした俺も、リュクスの股間を見て言葉を失う。
「「な────!?」」
次の瞬間、聖堂内にふたつの絶叫が響いた。
【つづく】