TS転生して最強美巨乳魔道士になりましたが、精液が無いと魔法が使えません 作:ウッディ勃興
王都郊外の小さな森の中にある木造りの家、それが俺の自宅だ。
ベルガノン家を出奔してから宿無しだった俺は「腐り龍とあばずれ」に暫く世話になっていたが、そこで耳にした情報で見つけたのがこの小屋だった。かつては別の魔導士が住んでいたそうだが、内装や様々な魔法具を残して姿を消したとの話だ。それを掃除し、片づけ、今は寝床として使わせて貰っている。
「ぅおーい! いるかぁ、リィリィ!」
野太い声と共にドアを叩く音が響き、俺は魔法薬の調合の手を止めてそちらに向かった。ドアを開け、来客を迎える。
「久しぶりね、
「ああ、毛の抜け方からして『近い』っぽくてよ。ちょいと早いが、急に来るかもしれねえから邪魔しに来た」
俺の問いかけに彼、
銀雷は斧を主武器とする虎人の戦士だ。東洋の遠い国の出身で、なんでも同族の裏切り者を始末するために王都まで来たそうだが当の裏切り者は関係ないところで死んでいて、首も持って帰られなくなったもんで住み着いたらしい。
「ありがとう、上がって」
「悪いな、何かの実験中かい?」
「ちょっとした魔法薬、匂いを消す系のやつ」
2m近い体躯を屈ませて銀雷はドアをくぐり、椅子に座った。
「って事は、まだ例の体質は治らないままなのかい? 何だか酷え二つ名で呼ばれてるじゃねえか」
「……まあね。今、手がかりになりそうな魔導書の解読を依頼してて、それに何かあると良いんだけど」
「あって欲しいな。まあ、俺としては無駄足にならずに済んだってトコだが」
銀雷は「腐り龍とあばずれ」の常連客のひとりだが俺と絡むことは決して多くはない。それは彼の
「ゆっくりしてて。私も準備するから」
さて、彼が来たとなると忙しくなる。俺は銀雷を残してパタパタと棚を開けて様々な物を用意してゆく。体力回復系を中心とした魔法薬をあるだけ並べ、寝室に向かいベッド下の支えを増やした上で敷きマットを増やし、大量のタオルを置くと今度は外に出て井戸から水を汲む。
「っと、肝心なもの……」
組んできた水を寝室の樽に注ぎ、その樽の隣の棚を開ける。
「……よし、数は足りてるわね」
そこに無数にぶら下がっているのは普段から少しずつ作り置きしていた精液ストック用のゴム袋だ。それを全て取り出し、テーブルに置く。
「なあ、何か俺にも手伝える事はねえか? 座ってるだけってのも落ち着かなくてよ」
銀雷がそう言ってのそりと寝室の入り口に顔を出した。
「そうね、食べ物を持ってきて貰える? 持ってきたのがあれば、それも」
「ああ、分かっ……うぐっ!?」
その瞬間、頷こうとした銀雷が急に胸を押さえて呻き声をあげた。慌てて彼に声をかける。
「ちょっと、もう
「ぐうっ……ど、どうやら、そうらしい。ここの臭いに当てられたの、かもな……」
「……そんなに臭う、この家?」
「普段住んでるアンタには、ピンと来ねえんだろうが……なかなかの、ううっ、モンだぜ。この辺に動物、寄ってこねえだろ?」
「………」
──地味にショックなことを言ってくれる。
「分かったわ、貴方は鎧を脱いで支度して。すぐに私も……んぐ、んぐっ……」
とはいえこうなっては時間も無い。銀雷に指示してから俺はローブ内のストックをひとつ取り出して精液を嚥下した。
「……げぷっ。『
直後に自身の身体全体に強化をかけ、耐久性を上げる。せめて仮眠くらいは済ませておきたかったが仕方ない。
「ぐっ……がっ……!」
銀雷も呻きつつ鎧を弾き飛ばすように脱いでゆく。しなやかな毛並みは汗に濡れ始めており、身体の変化を俺に伝えてくる。ローブを脱ぎ、俺は銀雷の前に膝立ちで腰を落とした。
「GRUU……!」
人の声のそれとはかけ離れた、獣の呻き。
俺を見下ろす血走った瞳を見上げつつ俺は銀雷のズボンを引き下ろした。銀と黒の縞に彩られた逞しい脚の間ではそれ以上に逞しい肉棒がそそり立ち、獣の臭いを俺に届かせる。
「それじゃ、いただくわよ。貴方の精液
ここからは二日間、ほぼ寝ずの「収穫」になる。銀雷への感謝と今からの作業の大変さを同時に感じつつ、俺は彼の肉棒に舌を伸ばした。
この世界でも比較的珍しい種族である虎人は文化的には人間に近いが、肉体的には虎のそれに近い面が幾つかある
彼らの発情期は年に一度、数日の間で訪れる。その短い期間で雄の虎人は雌の虎人との間に子を設ける訳だが、一年の間に溜めこまれた精力と性欲は尋常ではない。その交歓回数は実に二日で八十回以上。四十八時間をまさしく獣のように交わるのだ。
普段は必要以上のストックを溜めこまない俺だが、この銀雷が発情期に入った時だけは話が違ってくる。地下の氷室に可能な限り貯めこみ、貯蔵できなかった分は普段は挑戦しづらい高難度の探索のために多めに持って行って使う。精力旺盛な虎人の精液は最後のひと搾りまで濃さも量も十分で、そこも有り難いところだ。
冒険者になりたての頃の俺がある程度の安定した仕事が出来るようになったのも、この銀雷の発情期が重なってたのが大きい。その辺りは──いずれ、語ることもあるだろう。
「GuWooo!」
「んぷっ……!」
早速一発目が俺の口腔内に注ぎ込まれる。俺は銀雷の肉棒の脈動が終わるのを待ち、口を離してゴム袋を取る。
「っぱ……あ、あー……」
口の中の精液を流し込み、口を軽く結んでテーブルに置く。
「WoWuuu……!」
「分かってるわ。すぐ、してあげる」
発情期に入った虎人は理性を失い、生殖行為を求める獣になる。睾丸内の精液が少なくなり新たな精子を作るまでの僅かな間だけ休息するので、そこだけが俺の休み時間となる。
「ん、んんっ……ちゅ、れろっ……」
固いままの銀雷の亀頭を咥えつつ、ブラウスのボタンを外して床に落とす。続けてスカートも。
黒の下着姿になった俺は改めて銀雷の脚に手を回して腰を固定し、グポグポと頭を動かして肉棒全体を刺激する。高級な毛皮コートのような、柔らかな体毛の感触が心地よい。
「GURRRRA!」
「んぱ、じゅるっ、んっんはっ……んむぅ……!」
雄叫びと共に二発目の射精。去年よりペースが速い。今年は九十発か、下手すれば百発は覚悟が必要か。
銀雷の肉棒は人間のそれよりかなり大きい。咥えるだけでもひと苦労だ。序盤から必要以上に消耗しないよう、舌の動きは控えめにして唇や口腔内の粘膜で竿を刺激してゆく。
「あむ、ちゅ、ちゅうぅ……ん、ふっ……」
そこから俺は更に五発ほど銀雷を射精させた。まだ理性は戻らないようだったが、別の刺激が欲しくなってきたのか彼は俺を制するとベッドに腰かけて脚を広げた。
「GURUuuu……」
「ふうっ……丁度いいわ。私も舌が疲れてきてたし」
ブラを外し、揺れて露わになった大きな乳房に自ら手を添える。そのまま俺は銀雷の脚の間に身体を置き、屹立する肉棒を胸の谷間に深く挟み込んだ。
「ん、んんっ……っぱぁ……」
口の中で唾液を溜め、それを谷間に垂らす。幾度もの射精によって既にドロドロになっていた肉棒は更にテラテラと照り光り、鈴口をぱくぱくと開閉させる。
「始めるわよ、あ、ふっ……!」
「GuWooo……!」
十分に谷間に唾液が溜まったのを確かめ、俺は左右の手に力を入れて肉棒が逃げないようにしながら乳房で竿を扱き始める。釣鐘型の乳房は竿をすっぽりと収めていたが肉棒全体を包むには至らず、はみ出た亀頭が俺の眼下でビクビクと跳ねる。
「んあ、あっ、あぁ……」
「WAWooo……!」
乳圧を与えつつ身体を上下させると、竿の脈動が伝わってくる。俺自身も乳房からの快感で喘ぎが漏れ、先端の薄桃色の乳首が小さく突起し始めているのが分かる。
俺は乳房に添えた手の加減を変え、根元から絞り上げるような動きへと移った。
「ふぁ、ほんと、立派よね……全然、柔らかくなる、気配も、ないし……あぁん……!」
「Wo,GuRuuu!」
「えっ? ちょ、まだっ……きゃ!?」
突然、ビクンと銀雷の腰が跳ねたかと思うと亀頭から精液が迸った。不意打ちだったため口で受け止められず、白濁液が俺の乳房と顔を汚してゆく。
「Wooo……」
「ちょっと、せめて予告くらいしてから出してくれる? あぁ、勿体ない……ン、ぺろっ……こくっ」
窘めるように俺は銀雷を見上げ、口元を舐め回してから続けて乳房を持ち上げ、そこに残る精液を舐め取った。生臭い粘液が喉を過ぎ魔力に変わってゆく。
「……GuWuuu」
その様子が再び銀雷を刺激したのか、早くも肉棒は血管を浮かべて新たな射精の準備を済ませる。俺は再び彼の肉棒を乳房で包む。
「あふ、あ、あぁっ……出そう、なの?」
「GuRuuu!」
「んあっ! だ、だからちゃんとっ……あむっ、ン、ンンッ……!」
そこから十発を射精させたところで──うち三発は不意打ちだったので、俺の乳房もドロドロになってしまったが──ようやく銀雷は瞳に僅かな理性を取り戻し、俺に言った。
「……うぅ、だ、大丈夫か、リィリィ?」
「まだまだ大丈夫よ、ちょっと、今の内に軽く食べましょうか」
「ああ……何発出した、俺?」
「二十発くらいかしら? まだ序盤戦よ」
俺は答えつつ水と干し肉とパン、回復薬、敷き布を手早く用意してベッド上に食事を用意する。テーブル上は既に使用済みのゴム袋で一杯で、流石にそこに食べ物は置けないからだ。
「はぐっ……体、洗わねえのか?」
「まだ六十発もあるし、洗っても意味ないわ……ごくっ、ごくっ。回復薬、余裕あるから貴方もどう?」
「ありがとよ。つっても、まだ俺は全然だ。もぐっ」
会話もそこそこに胃袋に水分と食料を流し込んでゆく。実際、食べている最中も銀雷の肉棒は半勃起のまま脈動しており、睾丸が続々と精液を増産しているのが分かる。
果たして最後の干し肉を呑み込んだ銀雷は呻き、頭を押さえた。
「ふぅ……ぐっ、ヤベえな。また、そろそろ来るぞ」
「分かったわ。もう二十発くらい出してから、また会いましょう」
敷き布を取り、パンくずを片付けてから汗を吸ったショーツを脱ぐ。
「ああ、また、なっ……グ、GRUuuu……!」
虎人の瞳が攻撃的な虎の眼へと変わってゆく。俺はテーブルのゴム袋を取り、それを肉棒に被せる。
「ン、ふっ……」
ベッドに横たわる銀雷の脚に乗るように腰を置き、屹立した肉棒を太腿で挟み込む。体をのけ反らせ、手で支える。
「『筋肉強化』っ……!」
「GuWoooo!」
先ほどの精飲で得た魔力で自分の脚に魔法をかける。
肉付きには自信がある太腿が更にパンプアップして肉棒への圧力を強めると、銀雷は快感の咆哮と共に身体を跳ねさせた。そのまま俺は腰を使い、肉棒を腿で扱く。
「んっ、熱っ……あふっ……」
「Wu,WAooo……!」
強烈な肉圧は銀雷の絶頂を早めてくれたようだ。ドクンと腰が震え、ゴム袋に精液が吐き出されてゆく。
「……よし、ここで十発くらいは稼ぎたいわね」
身を起こし、中身が零れないように注意しつつゴム袋を抜いて口を結ぶ。新たな袋を用意し、再び肉棒に被せる。
「んふっ、あっ、はっ……」
俺は姿勢を戻し、改めて銀雷の肉棒を挟み、扱き、射精させる。精液の溜まったゴム袋を外し、テーブルに置く。
そのルーティンを何度か繰り返し、今度は身体を引いて爪先が肉棒に触れるようにする。同じ刺激だけではそれに慣れてしまい、効率が悪くなるからだ。
「よっ……ほっ……こんな、感じかな……?」
強化魔法のお陰で足が軽い。俺は両足を持ち上げ、足の指で竿を擦り、亀頭を撫で回す。先走りや精液で十分に濡れた肉棒は俺の愛撫に敏感に反応を示し、熱い滾りがゴム越しに伝わってくる。
更に続けて俺は足の裏で竿を左右から挟み、上下に扱く。次第に速度を速めてゆくと、銀雷は吼えてまた精液を迸らせた。
「GRoooo!」
「うわ、凄い勢い……!」
ゴム袋を貫かんとする勢いで精液が溜まってゆく。だが、それを置こうとして俺は動きを止めた。一回当たりの射精量が多いこともあり、30個以上の中身入りゴム袋を積まれたテーブルは既に一杯になっていたからだ。床に落とすのも考えたが、行為の最中や休憩中に踏みかねない。
「仕方ないわね。これで……」
とはいえこれは予想の範疇だ。俺は袋を入れていた棚に手を伸ばし、何本かの皮紐を取り出した。
「これを、こうして……と」
自分の腰、両腕、両腿にそれを巻き、そこにゴム袋を挟み込む。薄くとも頑丈に作られたゴムなので歯でも立てない限りは大丈夫なはずだ。
「GRUuuu」
「待ってて、すぐに続きを……んっ、ふうっ……」
銀雷の呻きに答え、再びゴムを被せて足の指で肉棒を擦り始める。多少の余裕が出来たので足コキを続けながら魔法薬に手を伸ばし、それを飲み干す。既に行為を始めてから十数時間、眠気を抑える薬がそろそろ必要だ。
更に数発を足で射精させ、中身入りのゴム袋を身体に吊り下げてゆく。室内は汗と精液と獣のフェロモンでむせ返るほどの臭いで、俺自身も少なからず感じており秘所は湿り気を帯びている。
「GARuu……ぐ、ふう、よし。リィリィ、ちょっとなら大丈夫だ。休んでくれ」
「ありがとう、おかげでかなり貯まってきたわ」
「相変わらず、この辺りで目を覚ますと凄え恰好になってるなアンタ」
理性を取り戻した銀雷が呆れとも驚きともつかない声を漏らす。確かに、全裸で至るところに精液をぶら下げた今の俺は、事情を知らない人にはただの淫乱女にしか見えないだろう。
そして再び食事を摂り、水分を補給し、この後の行為のケアをする。銀雷の精子がまた充填され、獣へと戻る。
「GURoooo!」
「きゃ……」
今まで俺の行為を受け入れていた銀雷だったが、今度は自分から迫ってくると俺に伸し掛かってきた。
「……分かってる。もう、手や口じゃ満足できないのね」
虎人の発情期はあくまで子孫を残すための期間で、性欲を発散させるのが主目的ではない。ここまで一度も膣内射精をしていないことで銀雷の獣としての本能が雌への挿入を求めているのだ。
「んぐっ、ごくっ、ごくっ……プハッ。『肉体強化』『防護』」
流石に虎人の全力を受けては身体が持たない。皮紐にぶら下げていたゴム袋のひとつ、新鮮な精液を補給して自分の身体を強化する。
もはや幾つめかも分からないゴム袋を肉棒に被せ、俺は銀雷に背を向けると四つん這いになった。最近大きくなった気がする尻を揺らし、彼に言う。
「いいわよ、来て……」
「WAWooooo!」
「んあ、あ、はぁんっ!」
こちらの言葉が終わるのを待たず、銀雷は飛び掛かるように俺の尻を掴むと思いきり肉棒を突き込んできた。爪の食い込みは防護魔法のお陰で傷をつけず、強く掴まれた事でより結合を深くさせてくる。
「Gu,Wo,GRUaaa!」
「あぐっ、いっ、いいっ!」
「Wu,GaWooo!」
「ふぁ、あ、ああんっ! すごっ、凄いっ! 虎、ちんぽっ、奥、までっ、んあぁっ!」
俺自身もここまでの行為でなかなか昂っていたようだ。ズボズボと乱暴に暴れる肉棒に内側に溜まっていた興奮を引き出され、抑えられない嬌声が溢れてくる。
テクニックも何もない獣の抽送、パンパンと互いの肉が打ち合う音が重なり、やがてひと際大きな吼え声と共に銀雷は絶頂に達した。
「WaWoooo!」
「んひっ! あ、熱っ……!」
ゴム越しでも激しい奔流が中に注がれてくるのが分かる。
「んっ……はあっ……」
「……GRUuuu!」
「ひあぁっ!?」
余程に挿入を待っていたのだろう。俺がひと息つく間もなく、銀雷は肉棒を挿入したまま再び腰を使い始めた。離れようにも彼の手がガッチリと俺の腰を掴んでおり、逃げられない。
「んっあっあっあぁんっ! こ、こら、銀雷! まだゴム、替えてなっ……!」
「GaWoooo!」
「いっ、ひぃっ! ちょ、いっ、イクっ……!」
不意打ちのピストンは俺を絶頂に押し上げた。全身がガクガクと揺れるがお構いなしに銀雷は腰を振り続け、やはり勝手に射精に至る。
「GaRuuu!」
「ひあぁっ! あ、あぁ……勿体、ない、じゃないっ……ん、ぺろっ……」
連続の射精に溢れた精液が結合部からボタボタと溢れてくる。俺は手を伸ばし、それを手で受け止めて舐め取る。
「けぷ……『筋力強化』……」
自分の身体に強化を加え、彼の手から逃れる。秘所からゴム袋を抜き取り、限界まで溜まったそれをやはり体にぶら下げる。
この調子では無駄打ちが増える。俺はテーブルに残った残りのゴム袋を全てベッド上にばら撒き、腰を落とした銀雷の身体に馬乗りになる。
「もう、暴れ過ぎよ……」
萎える気配のない肉棒にゴム袋を付けつつ、俺は銀雷を見下ろす。こちらの意図を本能的に察したのか抵抗はない。
「あふっ……あっ、ああぁっ!」
位置を定め、腰を落とす。今の様子からして並のピストンでは満足すまい。俺は銀毛に覆われた胸板に手を置き、激しく腰を使い始めた。
「あっあひっあっあっふあぁっ! ど、どう!? いい!? 私の、おまんこ、いいっ!?」
「GURoooo!」
「そう、よ、良かっ、たっ! ンッ、あぁんっ!」
銀雷が大きく吼え、射精する。俺は袋の口を閉じつつ膣内からゴムを抜き、淫猥なアクセサリーのように自らの身体にぶら下げ、ゴムを嵌め、また腰を振る。幾度も、幾度も。
「WaWuuuu!」
「ひぐっ、ま、また、イクっ……!」
もはや俺の身体にぶら下がるゴム袋は数十個になっていた。まるで未開の部族の腰蓑のように精液入りのゴム袋を揺らし、更に貪欲に精液を求めて膣内を締め付け、腰を上下させ、自らも快感を貪る。銀雷の獣の臭いが、俺の本能まで引き出してくる。
途中、また少しだけ銀雷の理性が戻ったようだが細かい事は覚えていない。むしろ終盤、セックスを求めていたのは俺だったかもしれない。
「んっ、くぅっ……!」
「GRuuu……!」
二日近く経っており、既に時間の感覚もない。何度目か数えるのも放棄した俺はまた精液を受け、ゴム袋を抜き、次の袋を──
「……あれ?」
大量にばら撒いたはずのベッド上のゴム袋は、気付けば全て無くなっていた。どうやら使い切ってしまったようだ。
「ンッ……」
内側からの疼きに身体が震える。未だ屹立したままの肉棒を見下ろし、ぼんやりした頭で考える。
「……今回も世話になったし、あとは、生で、してあげる」
そう、これは世話になった義理を返す行為。それ以上の意味はない。俺は──快感に溺れてなど、いない。
「んあぁっ!」
「GWooo!」
ゴム越しでない生の虎人の肉棒の熱さと固さに俺は嬌声をあげた。薄いゴム一枚を取り除くだけでここまで違うものか。銀雷の声も先ほどとは違う。
「ヤバ、これ、ヤバいっ! 虎ちんぽっ、虎ちんぽっ! いい、よおっ!」
自分が恍惚の表情を浮かべているのが分かる。発情した犬のように舌を出し、汗に濡れた乳房を揺らし、無数の精液袋をぶら下げた今の俺は成程、確かに「精液臭のリィリィ」と呼ばれて否定できないものだ。
「あぁっ! イっイクっ! 凄い、のっ! 凄いの、来るぅっ!」
「Wo,WoAaa!」
「イっ……!」
初めて直接受け止める、虎人の本気で相手を孕ませようとする精液。
その直撃を受け、俺は悶絶して意識を失った。
──目が覚めた時、部屋には俺だけが居た。体に吊り下げていた精液たちは全て口を結ばれ、ベッドの隅に山になって置かれている。
テーブルのゴム袋の山の上には一通の手紙が残されており、そこにはこう書かれていた。
『今回もありがとうよ。戻す場所が分からねえから部屋はそのままにしておいた。来年までアンタの身体が治ってなければ、また宜しく頼む。 追伸・虎人と人間の間にゃガキは作れねえから、安心してくれ』
「……逆に、気を遣わせたかな」
小さく呟き、あちこちが痛む身体を確認する。強化魔法のフィードバックが来ている。おそらく数日は筋肉痛に苦しめられることになるだろう。少し寝たとはいえ眠気も酷い。
「とはいえ、ちゃんと貰った精液を保管しないとね」
二度寝を求める身体に鞭を打ち、俺はベッドから立ち上がった。
今からの作業の面倒さと銀雷への感謝、そして一年後の再会への僅かな期待感を覚えつつ。