彼女に振られたので元相棒の原型クーデレシャワーズちゃんに性的に慰めてもらう話 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
「……ん…」
借り物のテントの赤い化学繊維の縫い目から日光が射し込んでいる。朝だ。
とりあえず鬱陶しい陽光から逃れようと身をよじらせると、何故だか身体中がギシギシとひどく痛む。
原因を探るためにうつ伏せのまま視線を左右に動かせば、己の胸の位置が妙に高いことに違和感を覚え、何かを下敷きにしたまま寝てしまったことと、自分が現在全裸であることに気が付く。
なぜ俺は服を着ていないんだ、昨晩何してたんだったかな。
「あ」
…何をしていたどころの話ではない。昨晩は相棒のシャワーズと一緒にナニをしていたのだ。
俺も彼女も相当ご無沙汰だったからかなり長々とヤり続けて、しばらくするとシャワーズが先にグロッキーになって、可哀想だからしぶしぶ射精して、俺も疲労していたから射精した瞬間眠くなってきて、その後…
その後……
「あ…!」
糖分不足の思考速度が昨晩の記憶によって著しく加速し、俺はある恐ろしい可能性に思い至る。
続いて相手にどうやって謝るかについても全力で考えを巡らせつつ、昨晩の行為中に尻尾で殴打されたために痛む背中を持ち上げ、俺は上半身をゆっくりと起こした。
その動きで陰茎も少し動き、彼女の膣壁に刺激され、こそばゆいようなくすぐったいような感覚がした。
そしてすぐに体液のぬめる性的な音が小さく鳴り、見覚えしかないつるつるとした彼女の水色の体が現れ.
…ぐちゅ……
「きゃひ……"♡」
…そこには現在進行形で朝立ちに貫かれ、ぐちゃぐちゃになった
目が合った瞬間露骨にホッとした表情を見せる彼女はかなり疲労しているようで、目元に隈らしきものが現れている上に、頭上に漫画的どんよりマークが浮かんでいそうなほどに眠たげだ。
「おぁ…、挿入れたまま寝ちゃってた.」
「…♡♡」
無言で「早く抜いてくれ」という視線を送ってくる彼女。「早く抜け」のニュアンスではないあたりにも疲れている感じが伝わってくる。
気まずさから視線を下へ向けて彼女の下腹部に目をやると、昨晩散々楽しんだのにも関わらず今度は朝立ちしている浅ましい陰茎によって、未だに彼女がブチ犯されているのが視覚的にも分かる。
「ん…」
…引き抜くためにそっと腰を引くと、彼女の秘所から押し出されるように陰茎が抜ける。
朝から元気な剛直には未だピンク色の薄いゴムがぴっちりとへばりついているものの、先端から裂けるように破れてしまっていて、更に寝ている間にも射精したのか、少し精液が付着していた。
そしてそれが一晩もの間収められていた彼女の女性器はぽっかりと拡張されてしまっており、最奥たる子宮口から白い餅のように粘つく精液がどろりと一筋溢れて出ているのが見える。
しかし、あまり量が多くないということはそのほとんどが彼女の最奥に詰め込まれているということなのだろうか。
…というか、またしても意図せず中出ししてしまったのか。
「すうぅぅ…………」
俺はガス漏れのような音を立てて深呼吸しながら、この後どうするかについて考え始めた。
◇◇◇
とりあえず彼女と自分の体をウエットティッシュで軽く
少ししてから、「なんだ、あと20分程度歩けば次の街じゃないか」と、軽く一安心しながら急ぎ目にキャンプセットの撤収を始める。
手始めに敷地の端にある謎の蛇口を拝借し、昨晩濡らしてしまったテントの床を洗った。
とは言ってもあの水は彼女が出した水なので、ほぼ純度百パーセントただの水だが。
…そんなこんなでしばらく色々と作業を行い、テントも乾かしてから綺麗にたたんでダメ押しの洗濯サービスへの配送袋の中に収納し終え、荷物がリュック1つにまとまった頃。
先程から何やら芝生の上で丸まって何かをしていた彼女がおもむろに立ち上がり、敷地外の雑草に向かって歩き始めた。
「…お、どうした」
その唐突な移動に気が付いた俺は、数m前をしなやかに歩く小さな背中に向かって問いかける。
その軽やかな身のこなしから察するに、もうすっかり元気になったようだ。流石に人外の身のことはあり異様な回復速度である。
「しゃわ」
俺の問いかけに対し、帰ってきたのは何やら野暮用があるとでも言いたげな、こちらを振り返りもせずに発せられた淡白な鳴き声1つ。
感情の起伏が全くもって感じられない、俺の収入グラフのように横ばいな発声である。人間は彼女の意図は察せども意味を理解することは無いのだ。
そして、芝生よりも少々背の高い雑草が生える場所に到達すると、彼女はぴたりと歩みを止め、何やら喉の中で何かを動かすようにもにゅもにゅとやり始めた。
「…気持ち悪いのか?」
「…」
朝食に悪いものでも食べたのかと心配になり背中に声をかけるが、返答は無い。体調が悪そうには見えないが…
しばらく俺が背中を見つめながらやきもきしていると、彼女は急に準備が出来たかのように口を開け、んべっと何かを排出し始めた。
「……んぇ…」
「…え、おい、大丈夫か!?」
一瞬何が起きたのか分からず、少々本気で心配する声をかけるが、何やら出しているものにひどく見覚えがあることに気がつく。
これ、精液では?
「お前、そんなことできたのか.」
昨晩は口淫の類は一切行わなかったはずだ。
中に出してしまった分以外に彼女にそそがれた精液は存在しない。
つまりは彼女はなんらかの技、恐らく「とける」かなにかをなんか上手いことして活用し、精液を口から排出して自発的に避妊したのだろう。
どうやら液体なら水タイプの管轄らしい。
…技を失敗して体が精液と混ざったらどうなるのだろうか。あまり想像したくないことも考えてしまう。
というか、そんなことが出来るのなら最初の中出しの時にすれば良かったのでは?
現状に一切後悔は無いし、むしろとても幸せだと思っているが、それはそれとして頭を巡る矢継ぎ早の思考から疑問が生まれてしまい、口にはせずに彼女の目をちらりと見やる。
「〜ッ!」
俺の視線から何かしらの思考を読み取ったらしく、彼女は少々恥ずかしそうな顔をすると、ぷいっとそっぽを向いてしまった。
…もしかして、最初から俺とタマゴを作りたかったのか?
「あぁ〜………」
その反応から、俺は全てが始まったあの夜のことを思い出す。
もしかして彼女はたまたま発情期だったせいで俺に襲われてしまったのではなく、番になろうとしてインポの主人を挑発し、誘うような真似をしてまで襲わせたのではないだろうか。
あるいはそこまで考えていないにしろ、主人と番になりたいとは最初から思ってはいたが、諸々から状況を考えてまあ無理だろうなと消極的になっていた所、たまたま運良く襲って貰えて、その後何故か全てが上手くいったとか…か…?
…いささか決めつけとも取れるような推察が先走り、俺は全てを理解したような視線を彼女へ向けてしまった。
瞬間、彼女はあらぬ方向を向いたまま、尻尾で斬撃状の水の塊を放った。
しゅばぁんッ!ばぎゃッ ばきばきばき…と、二段からなる物凄い轟音が辺りに響き渡る。
「うぉあ!?」
…直後に俺の真後ろにあった6メートルほどの樹木が真っ二つにへし折られ、真後ろの野山に向かってミシミシと倒れてゆく。
数秒遅れで生命の危機を感じとった背筋には冷たい汗が流れ、尋常ではない量の手汗をかき、意味もなく手に持っていた道具を取り落としてしまう。
「…お、お前、それは本当に洒落にならないぞ……」
「で、でも、俺もお前とまた色々やれるようになって本当に嬉しかった。自分も生き物に戻れた気がしたっていうか…」
…その言葉の後、シャワーズは少しだけこちらに振り返り、僅かに笑ったような気がした。
いつもの真顔とは少し違う仏頂面だった。