彼女に振られたので元相棒の原型クーデレシャワーズちゃんに性的に慰めてもらう話 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
ピッ…ピッ……
機械がバーコードを読み取る音が、白々しいBGMのかかる閑散としたショップの中に響き渡る。
商品カゴの横に置かれたレジ袋には次々とスキャンされたポロックやサンドイッチ、水などの買った物が詰め込まれて行き、ガサガサと音を立てて膨らんでゆく。
まあ、なんの説明も必要無いただの買い物である。
…この調子で俺はこのまま何事も無く買い物を終えられるかと思われたが、レジのくたびれた女が大袋のボケモンフードを持ち上げた際に事件は起こった。
下から全く入れた覚えのない携帯端末ほどの大きさをしたピンク色の箱が現れたのだ。
箱には0.01と書かれており、意味深な雄々しいインド象のイラストがでかでかとプリントされている。
…要するにコンドームである。
ご丁寧にサイズまでちゃんと合っていて、XLだ。
それを見た女は少しニヤッとし、口を開く。
「……でっか。兄ちゃんやるねぇ」
「見たところ旅をしているみたいだけど、流石色男って感じ」
「うぇ!? あ…はい」
「でもね、イケイケなのはいい事だけど、ツレと旅してる時にそういうのは控えめにしときなよ?」
「そのあっちで待ってる子も、多分兄ちゃんがしてることしっかり分かってるからね?」
女は本当に感心していそうな声色で感心した後、真面目に俺の性生活について窘め始める。
昔はしばしば購入していた物だし、それについて今更なんの感慨も無いのでどうということも無いが、流石に面と向かって言われるとちょっと恥ずかしい。
少々赤面しながらこれをカゴに入れた犯ポケがいるであろう方向を横目で見ると、つまらなさそうに外を眺める
そういえばさっきやたらとカゴの中に頭を突っ込んで匂いを嗅いだりしていたが、腹が減っていただけでは無かったのか。
後で問い詰めてやろう。
決心した俺は急いでパンパンのレジ袋を手に取り、「それはそうと今晩どう?」と背中に誘いをかけてくる女の声から逃げるように店を出た。
…出たがその言葉を聞き捨てならなかったシャワーズが店主の女に威嚇するために立ち止まり着いてこなかったので、一度店内に戻って怒りを表現するために擡げられた彼女の尻尾の先をむんずと掴み、半ば引きずりながらもう一度出た。
◇◇◇
「…おい、これどうしたんだよ」
「ぎゃうぅ…」
森の中のサービスエリアのような店から少し離れた道端で、俺は
しかし彼女は地面を見つめながら拗ねた感情と羞恥心が混ざったような複雑な鳴き声を発し、尻尾をゆらゆらと切なげに振り続けるばかりだ。
…そして俺はそんな彼女の普段は絶対に見られないような姿と手元のコンドームを交互に眺め、ふといつも夜にしていた性行為を最近はほとんどしていないことに気が付く。
そういえば昨晩も電動ランタンの仄かな明かりが辛うじて彼女の肢体を映し出すほどの暗闇の中、おもむろに俺のズボンの中に鼻を突っ込み始める彼女に対し、無粋だとは分かりつつも待ったをかけたのだ。
「…俺だってヤりたいけど横で寝てるやつがいるだろ。やめとこうぜ」などと発言した記憶がある。
するとすぐに彼女はまさに今目の前でやっているような仕草で恥ずかしそうに俯き、寝直した。
「…お前どこでこんなもん覚えたんだよ…」
もじもじしている彼女にちょっと呆れながら問いかけるが、正直答えは分かっている。
昔の彼女と家で色々していた時にどこからか見ていたのだろう。
…どうやら余程溜まっているらしい。
「…そんなにヤリたいのか?」
「~~ッ!」
その言葉を聞いた瞬間、ピクリと体を震わせてそっぽを向く彼女。
鼻先をツンと少し上に向けてあらぬ方向に視線をやる彼女の横顔は、そんなことは絶対に無いと言いたげに見えるが、なんとも分かりやすい様子だ。
イーブイを連れ回すようになってから謎の責任感が芽生えた俺はあまり近くで性的なことはしないようにしていたのだが、たまにはそういう事もしなければガス抜き出来ないのかもしれない。
今晩イーブイには少しだけモンスターボールに入って居てもらって、一人と一匹で楽しむことにしよう。
そんな思案を巡らせ、再度目の前で小さくなっている彼女に話しかけると…
「…今日の夜、久しぶりにやるか?」
「……ぎゃうぅ…」
…彼女は消え入りそうな鳴き声で応えた。
◇◇◇
…その日の夜、どこかの森のキャンプサイト。
俺たち一行は店での一幕の後にも数時間ほど移動を続け、日が暮れて夕焼けが美しくなってきた頃にここにたどり着いた。
到着後すぐに管理人にトレーナー用の無料貸出キャンプセットを借りに行き、それから戻ってテントや焚き火などを設営。
その後は適当に調達した野草やベーコンなどを適当に調理して夕飯を摂ってしまえば、あれよあれよという間に辺りは真っ暗である。
アウトドア中特有の俗世から離れた感によりなんとなく携帯端末を見たくない気分なので正確な時間は分からないが、恐らく現在時刻は午後20時過ぎといったところでは無いだろうか。
人間からすると夜はこれからといった時間だが、既にイーブイにとってはおねむの時間なのかいつの間にか俺の寝袋の上で寝入ってしまっていたので、この後起きる事で起こさないようにそっとモンスターボールに仕舞っておいた。
…これからは久々の大人の時間なのである。
少々罪悪感が芽生えたが、たまにはいいだろう。
少しした後。俺は組み立て式簡易パイプベッドに腰掛けていつもの体勢を取り、4畳ほどのテントの隅っこで伏せたり座ったりとやたらモジモジしている彼女に声をかけた。
…瞬間、ビクリと背中を跳ねさせ、期待しきった声色の鳴き声を上げながら目の前に飛んでくる彼女。
「きゅーんっ……♡♡」
もう待ちきれないほどに彼女は発情しきっているようで、俺の声を聞いた途端弾かれるように立ち上がった彼女の瞳にはハートマークさえ浮かんでいるように見える。
その証拠に四角錐のテントの頂点から下げられたランタンに照らされた彼女の太ももには、てらてらと光る愛液が幾筋も伝っているのが見えた。
そしてその濡れた後は尻尾にも続いており、ひらひらと振られる度に艶めかしく輝いている。
「ふーっ♡ ふーーっ♡♡」
「…」
…いつものように俺の陰茎をすぐ目の前にしてお座りし、こちらを見上げる彼女。
尻ごと振るような勢いで尻尾をゆらゆらと動かし、ギリギリの理性でご主人様に奉仕しろと命令される時を待っている。
普段言うことなど全く聞かないのに、こういう時だけ従順になる彼女は反則級に可愛らしい。たまに襲ってくる時もあるが。
見ている間にお得意のサドっ気が出てしまったので、しばらく愉悦の表情で彼女がぶっ壊れそうになっている様子を眺めていると、彼女の荒くて熱い吐息が亀頭に当たっていることが気になり始める。
性処理をしていないことに気付くまであまり気にしていなかったが、俺自身もかなりご無沙汰なので、彼女の荒い呼吸が亀頭に当たるだけでもびぐんと上下に竿を跳ねさせてしまう。
そして鈴口からごぷりと吐き出された我慢汁が彼女の目の前に落下し、彼女の目付きがヤバいことになってきたのを確認してから、このままでは俺まで暴発しかねないと感じ、流石に行動を起こすことにした。
「…なあ、キスしようぜ」
「〜ッ♡♡」
が、とはいえもうちょっと焦らしたい気持ちも大きいので、まずはキスを要求してみる。
すぐさま俺の太ももに2つの柔らかな肉球の感触が立て続けに素早く伝わり、彼女が足場代わりに両の前足を俺の太ももの上に乗せたことが分かった。
そして駆け上がるような勢いのままに彼女の鼻先が俺の顔に近付いてきて、ちょっと衝撃が伝わるほどのスピードでコツンと鼻キスが行われた。
鼻と鼻をくっつけ合った後、顔を数センチ離してからパチリと瞼を開けた彼女。すこし潤んだ目は何かを期待するかのように輝いている。
そのまま背中に俺が手を回して抱き寄せると、彼女は細い喉をこくりと鳴らして熱い吐息を漏らした。