※この作品はR-18です。

【完結】低所得非正規労働者おじさん、最後の思い出づくり   作:almizclena

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死ぬ前の『夢の高級温泉』

そこでまさかの『運命の出会い』
 



第二話 日帰り入浴に行った高級温泉旅館で男湯に入ってきた破滅願望お嬢様JSを孕ませてあげるだけの話

 

 

和とモダニズムが調和した高級感あふれる浴場に、硫黄の匂いと湯気が立ち込め、サラサラと湯が注がれる音だけが響いている。

 

 

俺は今、電車とバスを乗り継いで来た瀟洒(しょうしゃ)な旅館で温泉に浸かっていた。

 

貸し切り状態で最高。

 

駐車場を見る限り、他には一組しか客はいないのだろう。

 

 

こういう所に来たのは、実は生まれて初めてだったりする。

 

前々から興味はあったものの、癒やしを求めるにはカネが必要で、そのために働けば癒やしを得るための時間が無くなり、結局、手に入れたカネは生活費や税金やらに消えて行く……まさに『人生の切り売り』である。

 

あぁ、しかし……こうして温泉に浸かっていると、そういうクソな世の中への怒りや日々の疲れが湯に溶けていく気がする。

 

まぁ、人生と引き換えにしなければ得られない癒やしというのも皮肉だが。

 

 

体や心が解れてボンヤリした思考で、陽葵ちゃんの件を思い返す。

 

あの後、俺は一度やってみたかった『ずっぽしチンポを刺したままのケツに学生証を乗せたハメ撮り』『エロ蹲踞でザーメン垂らしながら学生証を片手にピースさせた種付け記念撮影』などの素晴らしい画像を撮って満足し、俺の事を恋人だと思い込んだままの彼女から(実際には使うつもりの無い)連絡先を聞き出し「今度の休みに連絡するね? いつかデートしよう。仕事が忙しくて休みが少ないから、間が開くと思うけどゴメンね?」などと嘘の約束をして見送った。

 

あの様子なら、腹が大きくなってくるまで発覚しなさそうだな……陽葵ちゃんはバカで可愛いなぁ。

 

 

けど、あれがいつか大人になって仕事を?

 

冗談じゃないな。考えただけでゾッとする。

一緒に働くヤツの身になってもらいたい。

 

ああいうのは、さっさと養ってくれる男に食ってもらうか、生活保護でも受けながらシングルマザーやってるのが一番平和だ。

 

 

甲斐性ある男に目を付けられるより先に、おじさんに屋外オナニー見つかっちゃった時点で『詰み』だけど。

 

せっかく可愛いのに、ご愁傷さま。

 

勝ち組要素、顔の分しかゲットできなかったもんね。

 

出生ガチャ爆死……までは言わないけど、あれかな、経済的な理由で母体の栄養状態が悪かったか、父親が年食ってて種が古かったかな。

 

 

でも今回の事で『オツムの出来』が発覚したら障害者手帳もらえるかも知れないし、そしたら生活保護のハードルも下がる……てか、それ無しでアイツが生保受給まで辿り着けるとは思えん。

 

だから赤ちゃん産むくらいは『怪我の功名』と思って諦めてね?

 

 

あと、ご両親。

 

こんなクソな社会になったら俺みたいなクソが発生するの当然だし、こんなクソな世の中にしたのはアンタラが現状肯定で投票した自業自得だから、恨むなら自分を恨んでね?

 

民主主義なんだから。

こんな世の中で結婚して子供つくったんだから、自分達の幸せのツケ払ったようなもんだ。

 

 

まぁ、あの娘のおかげでダラダラと惰性(だせい)で生きてたクソ人生を終わらせる決心が付いたんだし、感謝はしてる。

俺に経済的余裕あればなぁ……本当に結婚してあげたかったとこだけど、悪いね。

 

 

結婚……まぁ言っちゃえば社会制度に過ぎないんだけど、それはそれとして『恋愛』とか『好きな相手との甘い一時』とかは未練が残ってはいる。

 

でも陽葵ちゃん相手には無理かな。あれじゃ恋人ってかペットだし。

 

……そう考えると、やっぱり恋愛と結婚って別なんだなぁ。

 

彼女とは、結婚はできても恋愛とは思えない。

 

それはそれで可愛いし幸せかも知れないけど、そんな時間は俺には無い。

 

そして『心が通じ合った恋人との時間』も、諦めざるを得ないな。警察が来る前に死なねばならない。

 

 

ハァ……さて……本当なら、このまま一泊したい所だが……残念ながら『あれが食べたい』とか『最後に翌日の事なんか気にせず酒を飲みたい』なんて未練をも晴らすためには、こんな高級宿に宿泊する金銭的余裕はないのだ。

 

 

それでも、給料日直後だったのは助かった。

 

事件を起こしてすぐ『思い立ったが吉日』と行動開始できたのはタイミングが良かったからだ。

 

貯蓄なんて10万すら無いのだから。

 

 

……あれ。今『こんな事がしたい』っていうのを、何があるか考えた時、食べ物と酒くらいしか思い浮かばなかった。

 

せっかく映画を観たり音楽を聞いたりする時間ができたのに?

 

……俺、どんな映画が、どんな音楽が好きだったっけ。

 

 

あぁ、あれか、あまりに日々が忙し過ぎて自分が何を好きだったかさえ思い出せなくなっていたのか……悲しいなぁ……せっかくの『人生最後の休暇』なのに……

 

けど、それをゆっくり思い出してる時間までは無いだろう。

 

その前に警察が来るかも知れない。

 

 

……さぁ、疲れが取れて元気に死ねるぞ!

 

疲れたままじゃ自殺も失敗しそうだしな。

 

まだ昼を過ぎたばかりだし終電までには時間あるけど、そろそろ上がるかな。

 

 

 

そう思い、俺が湯から上がると

「……ぇ」

という幼い女の子の声が後ろ、浴場入り口の方から聞こえた。

 

 

振り返ると、そこには左手に持ったタオルで前を隠した12歳くらいの少女が一人。

 

背の中程まで伸びた黒髪ストレート、上品に切り揃えられた前髪は、利発そうなパッチリ二重の愛らしい顔と相まって育ちの良さを感じさせる。

 

タオルで隠された胸にはツンと慎ましやかに主張する小さな双丘が……って、イカンイカン!

 

 

いくら俺がレイプ犯だからって、狙ってもいない、ましてや小学生の女の子をジロジロ見るのはマナー違反だろ(?)

 

 

え、これどういう状況?

 

ここ、男湯だよな。

 

確か7歳以上は混浴しちゃダメな宿だったはず。どう見ても12歳くらいはアウトだろ。

 

え、まさかここ女湯だったか? 俺が間違った?

 

いやいや、確かに入る時『男湯』って暖簾(のれん)が……あれ、どうだったかな。いい感じに温まってて思い出せん。

 

ヤバい。もしそうだったら、どうするのがベストな行動なんだ?

 

さっさと出て……いや、今の俺は裸だ。怖がらせてしまわないか?

 

 

などと軽くパニックを起こしていると、

「……ぁ、あの!」

逆に声をかけられた。

 

 

何を言われるのかとドキドキしていると、彼女は

 

「……こ……こんにちは」

「ぇ……あぁ、こんにち、は?」

 

いきなり悲鳴を上げられるとかじゃなくて良かったぁ……

 

 

とはいえ二の句を継ぐ事もできずにいると、彼女は視線を床に彷徨(さまよ)わせたり、下ろしている右手を所在なさげに握ったり開いたり……と思えば、急に何か覚悟を決めたように俺を見て

 

「……ふ、普段は」

「……ぇ?」

 

子供らしい『大人と比べてまだ発声に慣れてない喉』特有の、くぐもるような柔らかい響きの声で言う。

 

「……普段は、お父様と一緒に入浴しておりまして」

「……はぁ」

「ですが、そろそろ一人で入るようにしなさいと言われ」

 

 

……でしょうね。

 

そんな『女になり始めた体』で混浴されたら何か気の迷いでも起きたら大変だし。

 

お父上はご英断だと思いますよ? うらやまけしからゲッフンゲッフン。

 

 

「……ですが」

 

彼女は何故か、俺の方へ静々と歩み寄りつつ、体を隠していたタオルを胸の前で、両手でクシャリと握り、その瑞々しく尖った、小さな二つの女の証をプルンッ♡と曝(さら)け出した。

 

……まるで、わざと俺に見せるように。

 

「……やはり、一人では、その……不安、でして」

 

そんな『言い訳』をしながら俺の前に立つと、こちらが檜の浴槽の中に立っている高低差で丁度、彼女の目の前に存在している俺の胸の辺りに、さも縋(すが)るように撓垂(しなだ)れ掛かり

 

彼女のタオルが落ちる。

 

「もし……よろしければ、ご一緒いただけますでしょうか」

 

胸の二つの蕾(つぼみ)が、僅かに触れた。

 

少女特有の甘い香りが鼻腔をくすぐる。

 

その視線は、確かに熱を帯びていて……

 

 

 

いや、これどういう状況?(2回目)

 

小学生女児に痴女られてる!?

 

いや、もしかして俺を罠にハメようと……

 

 

……いや、だったら何だっていうんだ。

 

どうせ、俺は後『死ぬだけ』だ。

 

それに、防犯ブザーも盗聴器も隠しカメラもなく、彼女は身一つ。

 

 

手や声には震えが感じられて、大人を騙(だま)し慣れてるメスガキの雰囲気ではない。

 

演技だとしたら小学生の演技力ではない。

 

何より『目』だ。

 

決意、不安、懇願……そして『そういう事への期待』が見えた気がする。

 

 

彼女の目に、俺は飲まれていた。

 

何ていうか、『何かの事情で体を開く覚悟を決めた女』の瞳のように見える。

 

 

……いや、普通そういうのは『悪代官』っていうか『肉欲社長』っていうか、そういう相手への枕営業とか肉体契約でするやつで、俺、低所得の非正規よ? なんで俺? っていう疑問はある。

 

あと小学生がして良い表情ではない。

 

 

だが、そんなのは些細な問題だ。

 

俺は死ぬ。

 

彼女との付き合いは、この浴場の中だけのものになる。

なら、どんな事情があるかは知らないが、女の子が『甘え』たがっているのだから『甘えさせて』やろうじゃないか。

 

 

そう決心した俺は、彼女の肩にソッと手を置いた。

 

前を隠していた俺のタオルも、落ちる。

 

「ぁ……」

 

少しピクッと震え、彼女の視線は戦闘準備を始める肉槍に注がれた。

 

 

微笑んで彼女に応える。

 

「わかったよ。好きなだけ『甘え』て良いからね」

 

「………………は、ぃ♡」

 

安堵と、これから始まる事への期待や少しの不安を映した瞳で微笑む少女。

 

まずは体を洗おうと、彼女の肩を抱いて洗い場へ連れて行った。

 

 

┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄

 

 

鏡の前の風呂椅子に座らせ、鏡越しに改めて彼女の幼い肢体を眺める。

 

上品にホッソリとした手足、シミ一つない白い腹の真ん中には小さな可愛らしいヘソがあり、そこから上に目をやれば、慎ましやかで、まだまだハリの強そうな二つの小山がツンと尖って自己主張していた。

 

手前の彼女本人に目を移すと、僅かに上気した細い首、艷(つや)やかな黒髪が見える。

 

 

「頭から洗おうか」と髪に触れると、保護欲や相反する情欲を……つまり、それらが合わさった征服欲や支配欲を刺激するような少女としての良い香りがする項(うなじ)に、柔らかな産毛が生えていた。

 

「さ、目を閉じて」

 

シャワーを頭から浴びせる。

 

水気を帯びた黒髪は、一層艶(なま)めかしく見えた。

 

 

『髪を洗う』というが、正確には洗うのは頭皮で、髪それ自体は泡やシャワーだけで綺麗になる。

 

なのでシャンプーを手に取り軽く泡立てたら、むしろ地肌に馴染ませるように優しくマッサージを始めた。

 

……この後の行為に向けて気持ちを高める意味でも、わざとフェザータッチ気味に。

 

 

「……ん、っ♡……ぁ♡」

 

 

『ナデポ』というのは決して単なるファンタジーではない。

 

頭皮だろうと、触り方次第で背中や腹と同様に性感帯だ。

 

ただでさえ『その気になってる』今の彼女なら、きっとゾワゾワ感じているのだろう。

 

シャワーで泡を流すと、次はコンディショナーを濡羽色の長い髪に馴染ませる。

 

 

……自分も幸せに結婚して、娘がいたらこんな感じだったんだろうか。そんな事がチラと頭を過る。

 

その『娘』を、これから自分の肉欲の槍で貫(つらぬ)き、生殖本能のままに蹂躙(じゅうりん)し、他の誰でもない自分の子種汁を聖域たる胎(はら)の奥で蒔(ま)き散らし汚し尽くすのだと思うと、それだけで、湧き上がる強烈な背徳感で股間に血が滾(たぎ)った。

 

 

……あまり気長に興奮を抑え込んでもいたくないので、濯ぎと洗顔は手早く済ませた。

 

もっとも、耳周りや首筋は感触と反応を楽しんだが。

 

 

さぁ、いよいよ体だ。

 

タオルで立てた泡を手に盛り、

 

「……あの、タオルは使わないのですか?」

 

「髪や顔や手を洗う時は使わないだろ? 体だって手で洗う方が肌に優しい」

 

それに何より、滑らかできめ細かい肌の感触を楽しめるからね。

 

 

泡を肩から鎖骨辺り、腕へ、足へと広げていく。

 

いきなり胸を攻めたりはしない。体洗いのメインイベントだろ。

 

 

ホッソリとして折れてしまいそうな腕に手を這(は)わせ、手の甲まで進んだら、何となく指を絡ませた。

 

興奮した俺の尖端が、彼女の背中に触れる。

 

彼女の鼻息が少し強まった。

 

 

今度は背中を洗う(なでる)。

 

背筋にツツツと指先を滑らせると「ん、っ♡」と声を漏らしピクッ♡と僅(わず)かに震えた。

 

 

脇腹を経由して、抱き締めるように腹へと進む。

 

俺の腕の中でピクピク♡と小さく跳ねて可愛らしい。

 

彼女の下腹部を撫で回しつつ、耳元に顔を寄せる形で囁(ささや)く。

 

「わかるかい? ここ、中に赤ちゃんつくる部屋があるんだよ」

 

流石にポルチオイキはしないだろうけど、優しくマッサージをする。もしかしたら後で効くかも知れないと。

 

 

すると、更に鼻息を強めた彼女が言った。

 

「……一週間ほど前に初潮が来ました。今の私、おじさまと赤ちゃんつくれるんですよ?」

 

俺の手を撫でつつ、俺の目を見て微笑んだ。

 

 

妊娠可能、危険日ドンピシャと聞かされ鼓動が早まる……だけど、いや、これは駆け引きかな。挑発されてるのか。12歳の女の子に?

 

なら大人として、そう簡単に流されてはやらないと『分からせ』てやらなきゃな。

 

豹変(ひょうへん)してむしゃぶりつく(・・・・・・・)事はせず、彼女の挑発的な提案には無言を返し、両手を張り詰めた双丘へと侵攻させる。

 

「ぁっ♡」

 

それでも、いきなり頂上を攻めたりはしない。

 

彼女の心の外堀を埋めるように、ハリがありつつも柔らかな乳脂肪だけを撫で回す。

 

「んっ♡……ふ、ぅっ♡」

 

 

僅(わず)かに身をよじりながら、いつまでも攻めて来ない俺を切なげに見上げる。

 

ピッタリと閉じた太ももに両手を挟んでモジモジしていた。

 

……そこも感じるのだろう。

 

『仕方ないなぁ』と言うように微笑んで、いよいよ美しいピンク色の蕾(つぼみ)を指で摘(つ)んだ。

 

「ふぅ!?、っん!♡」

 

腰を浮かせて大きく跳ね、俺の胸に密着する彼女の体。二つの鼓動が重奏する。

 

摘んだ粒を優しく擦り、弾くように爪の先をニアミスさせた。

 

「はぅ、っ!?♡♡」

 

そろそろ我慢の限界なのか、太ももに挟んでいた手が、まだ毛の一本も生えていない白くて美しい肉谷へ進もうとする。

 

「まだダメだよ」

と邪魔するように、左腕を彼女の腕と腹の間へ滑り込ませた。

 

「っ、♡」

切なそうに、咎(とが)めるように、可愛らしく俺を睨(にら)んだ。

 

 

俺に寄りかかるみたいに中腰の彼女を、そのまま立ち上がらせる。

 

邪魔だ、と風呂椅子を足で退かした。

 

彼女の手を阻止していた左腕を幼い乳房に帰還させ、ついでに『バンザイ』の形になるよう腕を上げさせる……が、彼女は腕をそのまま俺の首の後ろに回した。本当に『その気』なんだなぁ。

 

 

「ここも洗わないとね」

とても小さな尻肉に手を這(は)わす。

 

「ぁ、あの、そこは自分で」

その声を無視して、谷間に指先を侵入させた。

 

「は、ぅんっ!?♡♡」

 

ボディソープの滑りで菊門をなぞり、蟻の門渡りまで攻め入り

 

「ぁあ、っうん!♡」

 

 

だが、そこから先の幼穴には進まない。

 

わざと手前ばかりニュルニュルと刺激してやった。

 

乳首と同時に攻め立ててやれば、腕を俺の首に回している余裕もなくなったのか、小さな右手で俺の首後ろを強く掴み、左手の甲で口を押さえ耐え忍ぶ。

 

次第にクチュリ♡ クチュリ♡と水音が聞こえ始める。

 

 

尻側に回していた手を前に回り込ませ、お淑(しと)やかな割れ目に指を這(は)わす。

 

それでも、まだ内部への侵攻はせず、肉の花びらや桜色の真珠には触れない。

 

もどかしい快感に彼女の体は踊り続ける。

 

 

すると、俺を涙ながらに見上げ、震えた声で弱々しく訴えた。

 

「………………もう……いじめないでくださいませッ……っん♡」

 

 

……たまらん!?

 

これには俺も耐え切れず、あまりに愛おしくなって彼女の唇を奪い、舌を絡ませた。

 

「んむっ!?……クチュル♡……は、んむ♡ チュル♡ ん、んっ♡ ぷぁ、っ♡♡」

 

唇が離れると、きらめく細い糸の橋が架かった。

 

すっかり熱に染まった彼女と目が合う。

 

お互い何を望んでいるのか、通じ合った気がした。

 

 

「……そろそろ、お風呂に入ろうか」

 

二人で泡まみれになって抱き着いたまま言うと、彼女はコクン♡と肯いた。

 

足先までサッサと洗い(なで)……太ももや足の指の間など触れたら「ぁ♡」「はっ♡」と震えてたが……シャワーで手早く流すと、連れ立って浴槽へと戻った。

 

 

┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄

 

 

二人で湯に浸かると、俺は彼女を膝の上に座らせた。

 

俺の足の両側に、股を開かせる形で。

 

俺の怒張が『下の唇』に当たっている。

 

お湯の浮力もあるんだろうけど、軽いなぁ……本当に子供なんだ。

 

 

後ろから抱く形で再び左手で胸の膨らみや乳首を、右手では太ももや割れ目をなぞりながら、彼女の名前を聞く。

 

「高辻佳乃(よしの)ちゃんっていうんだね。家族旅行で? こんな事してるってバレたら大変だ」

 

 

おいご両親、今どこで何してんだ? 大変な事になってんぞ。

 

 

「どうせ、お父様は仕事を、っ♡……しています」

 

「家族旅行なのに? 困ったお父さんだね。ところで反応見る限り、気持ち良くなるの好きでしょ。一人でもシてたり?」

 

「っん♡……は、ぃ♡ はしたないと、思われますか?」

 

「いや。というか、キミみたいな娘が実はエッチだったりしたら、その方が燃える」

 

少し笑いながら応えると、やはり照れくさそうに

 

「ぁ、♡……私みたいな、その、豊満でない体でも、興奮していただけるんですね。ちょっと、嬉しい、です♡」

 

そして一番気になっていた事を訊(たず)ねる。

 

「でも、どうして俺と? お父さんともシた事あるの?」

 

「いえ、お父様とは何も。男性と、その……こういう事をしたのは、初めてです。理由は……聞かないでくださいませ。私、赤ちゃんを身籠(みごも)りたいのです」

 

「誰にも、秘密で?」

 

「……はい」

 

「そっか……」

 

 

何か、ただならぬ事情があるのだろう。

 

12歳で妊娠なんて、リスキーどころじゃない。

 

死ぬかも知れないし、人生が目茶苦茶になるのは確実だ。

 

で、さっきから話してる限り、この娘すごく頭が良い。

 

とても小学生と会話してるとは思えないくらいに。

 

それでも明確な意思で妊娠を望み、理由も聞くな、とは……

 

 

確かな熱が籠もった瞳で、懇願するように俺の見上げ

 

「……ダメ、でしょうか……」

 

こんな顔されては色々な意味で、願いを叶えてやるしか選択肢がないじゃないか。

 

 

どのみち俺は既に一人、女の子の人生を目茶苦茶にしたんだ。本人がどうしてもというなら、罪を重ねる事に抵抗はない。

 

何より最初から俺自身が『そうしたい』と思っていたんだから、ヤるだろ、そりゃ。

 

 

「俺の子種で妊娠させる、認知なんてしないし責任は取らない、それでも良いんだね?」

 

「……はい」

 

固い決意を秘めた眼差しで彼女は応えた。

 

俺としても『もうここまで来たら、どうにでもなれ』だ。

 

 

「わかった。なら縁(ふち)に座って? 痛いと困るから、中の状態を見せて」

 

というか見たい。12歳小学生女児の蜜壺なんて普通は見られないし。

 

俺が言うと、佳乃ちゃんは恥ずかしそうに目を逸(そら)らし

 

「初めては痛いと聞きますし、覚悟ならできているのですが……わかりました……」

 

と、俺の上から移動して浴槽の縁を跨(また)ぐ形で座ると

 

「………………ど、どうぞ♡」

 

M字に股を広げ、手を尻の両側から回し、自らの指を幼い秘園の門に引っかけ、チュパァ♡と音を立ててピンク色の花びらに包まれた肉の洞窟が口を開けた。

 

 

………………んん? あれ?

 

「……思ってたより、処女膜が広がってるみたいだけど?」

 

そしたら言い訳するみたいに、顔を真っ赤にした彼女が目を逸(そら)らしながら言った。

 

「……その……ひ、一人で、あの……色々……」

 

……なんだろう、重度のオナニー中毒な女の子に縁(えん)があるのかな、俺。

 

 

「……でも一応、いきなりだとツラいかも知れないから、まずは指、入れるからね?」

 

「……は、ぃ……お願い、します♡」

 

 

まずは一本、中指をソッと刺し入れた。

 

「んんっ、ん!♡」

 

指の腹で周りを撫で回すみたいに動かし、ゆっくりと出し入れする。

 

「は、ぁっ♡ んんっ♡」

 

佳乃の幼い喉から響く甘い声を聞きながら、Gスポットを探してみた。

 

「っ!?♡ ぁあああああッ!!♡♡」

 

当たったらしい。足ピンで仰け反りそうになった彼女の背中を、責めているのと反対の手で慌てて支える。

 

キュッ♡ キュッ♡と指を締め付ける綺麗な貝のヒダから、しとどに汁が溢(あふ)れた。

 

 

「は……ぁ♡ は……ぁ♡」

 

腕の中で放心する彼女に、次は指二本。

 

「ぁ……♡ まっ」

 

待たない。

 

「んんんん、っ♡」

 

今度は出し入れというより、回転させる動きで慣らす。

 

「ぁ♡ ぁ♡ ぁあッ♡」

 

……あまりに可愛らしく鳴くので、出来心というか、つい、親指で小さな豆を皮越しに潰した。

 

「はああ゙ぁぁぁッッ!?♡♡ あッ!♡ あ、ッ!♡」

 

体を硬直させ、快楽の悲鳴を上げた。

 

可憐な声に一瞬だけ野生的な響きが混じり、俺の興奮も高まる。

 

 

浴槽の縁に佳乃を寝かせると、湯の水面に長い髪が広がり、白い肌との対比が12歳の子供とは思えない淫美な情景だった。

落ち着いた雰囲気の間接照明が、逆にエロさを引き立てる。

 

俺は彼女の赤貝に吸い付くと、舌を肉園の奥へと侵入させた。

 

「ッッ♡ そんなッ、とこ、きたなぃ、ですッ♡」

 

そんな事はない、と言うように無視して味わい続ける。

 

しばらく中で暴れ回ると、舌先で奥から『先程見つけた弱点』までをなぞり上げた。

 

「ひッ♡ ぃ、ぅ゙ぅ゙ぅ゙ゔゔゔッッ♡♡♡」

 

赤み差す淡い色の肌を躍動させ、佳乃は激しく達した。

 

恐らく潮噴きなのか、ピッ♡ ピッ♡と可愛らしく飛ばしてくる愛液を唇で感じる。

 

「ぁ……ッ♡ は、ぁ……ッ♡ は……ぁぁッ♡」

 

脱力し、呆然とした様子で熱い吐息を繰り返す佳乃。

 

儚く見える二つの幼い小山が上下している。

 

 

……こんな姿を見せられては俺も我慢の限界だ。

 

「……入れるよ、佳乃」

 

呼び捨て……始めの内は『ちゃん付け』で意識していたが、もう女としか認識できない。

 

「……はい……来てください♡」

 

今日、出会ったばかりのオッサンなのに、何故そんな嬉しそうに……いや、もし、先程洗い場で交わした視線が、今感じているこの気持ちが自惚れでないのなら、彼女は、俺は、

 

今、恋をしている。

 

12歳だとか40後半だとか関係なく、彼女の事情も知らないのに、何故かシンパシーを感じているのだ。

 

まもなく自ら命を絶とうとしている底辺のオッサンと彼女に、一体どんな共通点があるかは知らないが、きっと理屈ではないのだろう。

 

 

それを自覚した途端、愛おしくて堪(たま)らなくなった。

 

大切にしたい、でも自分のモノにしたい。

 

そんな矛盾した思いで、余計に肉鎚は硬さを増した。

 

これで今から、大切な彼女を突き荒らすのだ。

 

なのに割れ物でも触るような気持ちで、彼女の小さな尻を持ち上げ、肉の尖端を彼女の秘裂にチュッ♡とあてがう。

 

 

ゆっくり亀頭を歪ませながらミチミチミチッ♡と押し広げ、しかし彼女自身の滑りや心構え故か、思っていたよりはスムーズに入って行く。

 

「つッ……ッ、はっ……ぁぁッ!……くッ」

 

それでも、やはりキツいのだろう。額に玉のような汗を浮かべ、彼女は耐え忍ぶ。

 

その内、クポッ♡とカリ首までが収まり、一回休みという感じに「はぁ、ッ……はッ……はッ……」と息を吐く佳乃。

 

 

思わず気にかける。

 

「大丈夫かい?」

 

「……はい、大、丈夫、です……続けてくださ、い」

 

気丈にも笑みを浮かべる彼女に胸が締め付けられ、同時に、絶対に孕ませてやろうと心臓が高鳴る。

 

 

慎重に剛直部分を押し進める。

 

「ぅッ……く、ッ……ん、ぁぁ、ぁッ……ふぅッッ!」

 

もうちょっとだ、頑張れ、と思いながら前に進んだが、一番太い部分に差し掛かった時、尖端にツ゚ムッ♡という感触がして、彼女は「んぅッ!?」と僅(わず)かに跳ねた。

 

まだ半分くらいはあるのに、一番ツラい部分で奥に届いてしまった……大丈夫だろうか。

 

 

だが、

 

「はぁ、ッ……はッ……はぁ……………………もっと、奥まで来てください」

 

「でも……」

 

「大丈夫、です……ゆっくり、来ていただければ……ぅ……このくらい、乗り越えないと……は、ぅ……赤ちゃん、産むんですから♡」

 

「佳乃……!」

 

愛おしく思った事もあり、少しでも馴染む時間を取ってやろうと、腰は動かさないよう気を付けながらキスをした。

 

「は、むっ♡……ジュル♡……チュッ♡……ぷぁっ♡ は、ぁむ♡……ん♡」

 

彼女の長く美しい髪を、小さな頭を撫で、二人で熱に浮かされる。

 

「……はっ♡……おじ、さま♡」

「佳乃、俺の名前は」

 

お互いに名前を知っていて欲しかった。だが、

 

「言わないでください……」

「……何故」

 

問うと、泣きそうな顔で拒絶された。

 

「…………………………また、会いたくなってしまいます」

 

 

もう、互いの思いなど通じているのに、この場限りの関係しか築けない、そう実感して胸が張り裂けそうだった。

 

 

「………………おじさま……もっと乱暴にしてください」

 

 

「……ぇ?」

 

「私、誰の赤ちゃんでも良いと思ってた(・・・・)浅ましい女なんです。むしろ、モノみたいに扱われて目茶苦茶にされたら良いと思ってた(・・・・)んです」

 

「……佳乃」

 

 

「だから、好きなように使ってください……優しく、しないでください……安心してください、どんな事になっても責任とらなくていいですから……気持ちよくなるためだけに、私のお腹に、私の人生メチャクチャにする赤ちゃん仕込んでください」

 

 

花のように笑いながら、涙を零(こぼ)して言う。

 

 

「ちゃんと産みますから……ご迷惑かけませんから……ただの行きずりの女です……おトイレでスッキリするみたいに、私の赤ちゃんの部屋に、お精子、ビューっビューって、思いっきりコキ捨ててくださいィッ」

 

 

……何が何でも子を遺す。俺の遺伝子を彼女に刻み込む。

 

返せる言葉は見つからなかった。

 

体から湧き上がる欲求の熱とは裏腹に、俺の心は、ただただ悲壮だった。

 

 

「佳乃!」

 

押し込みながら、俺は泣いているのかも知れない。

 

湯の湿度だか汗だか涙だか分からなかった。

 

「ッぃぎ! ぅぁああ゙あ゙ッあ゙、ぐ、ぅぅッ!!」

 

俺の腕に、背中に爪を立て、歯を食いしばり耐える佳乃。

 

背中の痛みさえ愛しかった。

 

中の肉が伸びきるのを感じたが、何とか根本まで入った。

 

 

思わず抱き締めると、一度深くキスをして言った。

 

「これで、もう俺のだ……頑張ったな」

「ぉじ、さまァ……ッ」

 

彼女の顔も、嬉しいのか悲しいのか、分からなかった。

 

 

それからしばらく、中に余裕を感じるまでは下手に動くまいと、キスをし、撫で回し、絡み合い、時に小さな蕾(つぼみ)を摘(つま)み、愛らしい肉豆を潰し、繋がったままできる限りの事をした。

 

 

だが窓から差し込む陽射しに西日の気配がし始め、もうこれ以上の時間はかけられないだろうと、動く事を決めた。

 

 

「それじゃ、動くよ?」

 

「はい。おかげさまで、かなり楽になりました……おじさまにも、気持ち良くなってほしいです……♡」

 

「……無理は……いや、何でもない……つくるぞ、赤ちゃん。いっぱい出してやるからな」

 

「はい♡」

 

 

意を決して、少しだけヌ゙ヌ゙ヌ゙ッ♡と引き抜く。

 

スムーズな動きではある。

 

「ッ! ふッ、ぅ!! んんッ……」

 

「ツラいか?」

 

「いえ、最初だけ……大きくて、全部引きずり出されてしまいそうで……痛むわけでは、ありませんので……」

 

今度は、あまり勢いをつけず突き入れる。

 

奥でトチュッ♡と感触があった。

 

「はぁッ、ぅ! ッッ!」

 

「佳乃」

 

「動いてッ、ください……苦しいだけじゃ、ないです、から……」

 

必死な表情で訴える彼女の思いに応えるべく、次は同じくらいの動きを、間を置かずに抜き挿しした。

 

「はぁ、ぁッ……ふぅ゙ッ!♡」

 

声に、甘い響きが混ざった。

 

 

そこからは少しずつ、少しずつ、振り幅を大きくしていく。

 

ヌ゙ヌ゙ッ♡ トチュッ♡

「っくッ♡ あっ♡」

 

ヌヌヌ♡ トチュッ♡

「ぁ──♡ あン♡」

 

ヌルゥ♡ トヂュッ♡

「っ……ン……♡ はァッ!♡」

 

ヌルゥゥ、トヂュッ♡

「ヒウッ……っう♡ はっ!♡」

 

ヌルゥゥゥドチュッ♡ ヌルゥゥゥドチュッ♡

「はっ♡ ひン♡ ンッ♡ はっ!♡ ッオ゙♡」

 

ドヂュッドヂュッドヂュッドヂュッドヂュッドヂュン゙♡♡

「ッア♡ぅんんっ♡♡♡んお゙♡♡♡はっふ♡んっ♡あっ♡ はぁっハァッ♡」

 

 

彼女の華奢(きゃしゃ)な腰を抱えて浮かせ、突き続ける。

 

引き抜いては子宮を潰す。

 

いつしか吐息は、苦しげではない、熱く、甘く、切ないものだけになった。

 

湯が注がれる音と、打ち付ける水音が浴場に響く。

 

 

「ハッ♡ハァッ♡ンッ♡ツッ♡ハァッ! アッ♡ンッ♡ッくぅ! あっ♡んっ♡うっあ♡はぁっ♡っは!! あっ♡んっ!! んくっ♡ハッ!! アッ♡くっ♡んぅ♡っつ♡っはぐ!! っああ゙!!♡♡」

 

 

とうとう、俺も限界を迎える。

 

彼女の尻肉に当たる玉袋の中で、射精感がグツグツと煮え滾(たぎ)った。

 

「ぉおおおお!! 行くぞ! 射精(だ)すぞ! 佳乃ぉ!!」

 

「き、てッ! だしてぇ゙ッ! おじさまの子種、私の腹に残してぇ゙ッ!! 私の中に赤ちゃん植え付けてぇ゙ぇ゙ッ!!!」

 

「佳乃! 佳乃! 佳乃! 佳乃ォ!!」

 

「ぁッ、おじさま! 好きィ゙! おじさま好き! 好きッ!

 

好き……

 

好き、

 

好き、

好き、

スキ、

すき、

すき、

す

 

あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッッッ!!!♡♡♡♡」

 

 

小学生の細い喉から出たとは思えぬ獣の叫びを上げる彼女の、その小さな尻たぶを掴んで下腹に密着させ、マグマのような熱い吐液を全力で爆発させた。

 

 

どびュ゙るるる!! どビゅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ッ゙ッ゙!!!

ぼビッ゙! ボびゅ゙ッ゙!

びゅ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ッ゙ッ゙!!!

ブりゅッ!! どビっ! ドぴッ!!

 

ブぷリりゅぅぅぅぅッッ!!!

 

「ッッ♡イ゙ッ!!♡ッグゥ゙♡♡ッ!!♡ふグっ♡♡ゔぅ゙ぅ゙ッッ♡♡♡」

 

か弱い体を大きく波打たせ、汗を飛び散らせ、佳乃はイった。

 

 

「ハァッ♡ ハァッハッ♡ ッハァ♡♡ っ……ン……♡ はァッ!! ぁ───っ♡っは んあっ♡ ハ……ッ ハ…… ハ──は──ハ───」

 

「……良く、頑張ったな、佳乃……」

 

彼女の頭を、そっと撫でた。

 

 

┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄

 

 

それから俺は、彼女と熱いキスを何度も交わした。

 

 

繋がったまま、

 

 

二人でシャワーを浴びながら、

 

 

何度も、何度も……

 

 

それは別れを惜しむようで、愛や喜びと同じくらいの悲しみを含んでいた。

 

 

彼女と繋がりながら、絡み合うようにキスを交わした後などは、彼女の中から引き抜いた時、まるで自分の一部が切り離されてしまったかのように、心の中に虚しさを感じたものだ。

 

 

二人、溶け合い、俺達は確かに一つになっていたのだ。

 

境い目が分からなくなるほどに。

 

 

永遠のような短い時間を過ごし、俺達は浴場を後にする。

 

 

人目に付くかも知れないと、俺だけが先に出た。

 

大事そうに腹に手を添え、口惜しさを圧し殺すように微笑む佳乃。

 

 

どうか、お元気で。

 

そう言った彼女に、俺は「キミも、どうか、きっと」と、叶えてもやれない無責任な願いと共に言葉を返した。

 

 

外に出ると、既に西日も落ち着き、夕日の色に変わりかけていた。

 

 

旅館を出た時、

 

バスに乗る時、

 

駅のホームに立った時……

 

 

俺は、何度も振り返った。

 

彼女には見せられない姿だと思いながら。

 

 

電車が来た頃には、もう暗くなっていて、乗ると窓を雨粒が叩き始めた。

 

 

嗚呼(ああ)、これが本当の恋というやつで、本物の失恋なのだと痛感する。

 

 

お元気で、という彼女の思いに、俺は嘘を遺(のこ)した。

 

ならば引き裂かれた魂の半分も、彼女の元に遺(のこ)して逝(い)こう。

 

 

雨が降りしきる闇の中を、電車は走って行く。

 

 





次回いよいよ「おじさんの死」

よろしければ他作品も読みに来て下さい。
https://novel18.syosetu.com/n6844ij/
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