「この世界、一体どうなっているんだろうか?」
未だに、俺はこの世界の事について、分からない事だらけだ。
「そもそも、この世界はなんで、俺を捕えているんだ? そこから分からないけど」
そんな疑問を考えながらも、既に状況は明らかに変わっていた。
太陽で照らされ、白い砂浜。海と空の境目も曖昧なほどに青い世界の中で、俺は目の前にいるムジナに思わず視線を逸らす。
何回も、肌を重ねているが、ムジナの今の恰好は、かなり露出の高い水着。
それは、裸とは違う扇情的な魅力があるのだが……同時に、少し恥ずかしさを覚えてしまう。
「何度もやっているのに、視線を本当に可愛いね」
俺が視線を逸らした理由に気付いたのか、ムジナは微笑みながら近付いてくる。
そして、両手を伸ばして──俺の両頬に触れて、自分の方へと顔を向けさせた。
そのまま、ゆっくりと顔を寄せてくるムジナに、俺は自然と目を閉じて受け入れる。
柔らかい唇同士が触れ合い、お互いの舌が絡み合う濃厚な口付けを交わした。
しばらく、お互いに相手の唾液を飲み込み合ってから、ようやく離れる。
「んっ……ふぅ……。やっぱり、キミとのキスは最高だね」
満足そうに言うムジナは、妖艶な雰囲気を纏いながらも可愛らしさもある笑みを浮かべている。
そんな表情を見つめていた俺は、つい先程まで行われていた行為を思い出してしまい、またドキドキしてきた。
それを察しているムジナは、今度は悪戯っぽい笑顔を見せながら、再び唇を重ねてくる。
「ふふっ……キミってば、私の胸を見て興奮していたよね? だから、そのお返しだよ」
俺から離れたムジナは、自分が着ている水着を脱ぎ始める。
すると、黒い水着に包まれた豊満な乳房が現れ、谷間が強調される。
「ほら、見てごらんよ。この大きなおっぱいが、キミは好きでしょ?」
挑発するような言葉と共に、ムジナは胸を強調するように腕を組んだり、軽く揺らしたりして誘惑してくる。
その度に揺れ動く大きな胸に、どうしても目が行ってしまう。
それに気付いたムジナは、楽しそうな様子で笑い声を上げる。
「もう我慢できないみたいだね」
嬉々として言うと、ムジナは両腕を広げて俺を迎え入れる体勢を取る。
そのまま、俺はムジナを押し倒して覆い被さった。
仰向けに寝転んだ状態でも形が崩れない綺麗なおっぱいと、大きく膨らんでいる乳首が見える。
「あっ……」
すぐに吸い付きたい衝動を抑えながら、まずは両手を使って揉んでいく。
手に収まりきらないほどのボリュームを持つ爆乳は、指の動きに合わせて柔らかく変形する。
それだけでも気持ちいいのだが、やはり一番感じる部分は乳首なので、そちらにも刺激を与える。
「んぁっ……!」
乳首を摘まむようにして優しく愛撫すると、ムジナは身体をビクッと震わせる。
「あははっ! やっぱりそこが一番弱いみたいだね」
少し余裕を取り戻したのか、ムジナは俺の顔を見ながら笑う。
「うん、そうだね。私はここが大好きなんだ」
自分の弱点を認めたムジナは、俺の肉棒を見つめる。
その視線に気づき、同時に水着から剥き出しにさせられた肉棒をムジナは触れる。そして、ゆっくりと手を上下させて擦っていく。
「どうだい? 私の手が気持ちいいかい?」
上目遣いになりながら訊いてきたムジナに対し、素直に答えることにした。
「ああ、とても気持ちいいぞ」
そう答えた後、今度は俺の肉棒は、そのままムジナの谷間に挟まれる。「おぉ……これはすごいな」
左右からの圧迫感によって、ムジナの大きな胸の中に完全に包み込まれた状態になる。
その状態でムジナは胸を動かし始める。
柔らかさと弾力を兼ね備えた乳房による摩擦は心地よく、それでいてしっかりとした圧力もあり、最高の快楽を与えてくれる。
さらにムジナは胸を動かすだけでなく、口を大きく開けると、その中に俺の肉棒を入れていく。亀頭が温かい舌に包まれたかと思うと、すぐさま吸引されるような感覚に襲われる。
「くぅっ……!」
「んふっ♡ちゅぱっ……れろっ……んんっ……じゅぷっ……!」
音を立てながら、激しく動くムジナ。
そんな激しい動きに対して、俺はただ快感に耐えているだけというわけにはいかない。
腰を動かしながら、そのまま彼女の口内に射精してやろうと試みる。
しかし、そう簡単にはいかなかった。
「あぁ……そろそろ出そうだ」
「いいよ、出しても♡全部飲んであげるからね♡」
ムジナはそう言うと、今まで以上に早く胸を動かし始めてきたのだ。
そして、それと同時に吸い上げる力を強くする。
「うおっ!? あっ……出る!!」
我慢できなくなった俺は、勢いよく精液を発射した。
それはムジナの顔に直撃し、白い液体が付着していく。
「んぶっ! んぐぅ~!! ……ごくっ……」
喉を鳴らして、俺の精液を飲み込んでいくムジナ。
全て飲み干した時には、その顔はとても満足そうな表情になっていた。
「ごちそうさまでした♡マスターの精子って凄く美味しいんだね!」
笑顔で言うムジナは、そのまま俺を押し倒してきた。
「今度は私の番だよ? いっぱい気持ち良くしてあげるからね?」
ムジナは妖艶な笑みを浮かべると、今度は俺の上に立ち上がる。
先程まで舐めていた俺の肉棒を、今度は自分の秘部へとあてがい始めたのだ。
そしてゆっくりと腰を落としていき、根元まで挿入する。
「あぁんっ♡君のおちん○ん入ってるぅ……」
快感を感じているのか、ムジナは顔を赤く染めながら体を震わせていた。
俺はそんなムジナを見て興奮してしまい、無意識のうちに両手を伸ばそうとする。
しかし、その前にムジナは自分で動いてきた。
騎乗位のまま動き始めると、徐々にペースを上げていく。
ムジナが動く度に胸も揺れており、それがとても魅力的だ。
「あんっ! あっ……いいよぉ!」
ムジナは喘ぎ声を出しながらも腰を動かし続ける。
その姿はとても美しくて、俺は見惚れてしまっていた。
腰を振る度に、胸が大きく揺れる。
俺の顔に何度もぶつかりそうなほど激しく揺れるおっぱいを見つめながら、俺はこの絶景を楽しむことにした。
「あぁんっ!! イクぅううう!!!」
そうして遂に我慢できなくなったのか、ムジナは達した。
それと同時に膣内が強く締まり、肉棒から精液を搾り取ろうとしてくる。
それに抗えず、俺はそのまま射精してしまった。
「ああぁぁあああ!!」
「ふわぁああああ!!」
お互いに達してしまい、余韻に浸っていく。その最中でも、ムジナはキスを求めてきた。
それに応えると、舌が絡まってくる。
さっきまでの激しい口付けではなく、ゆっくりと楽しむような大人のキスだ。
「ぷはぁ……」
長い時間唇を重ねていたせいで、唾液の糸が伸びていく。
それを拭いもせずにムジナはまた俺のことを見つめると、微笑んだ。そしてゆっくりと起き上がると、俺の股間にあるモノへと視線を向ける。
それは未だに勃起した状態で天を向いており、先程出したばかりだというのに全く萎える気配がない。
「まだ元気なままね」
そう言うと、こちらを見つめていた。
それから逃れる事はできない。
まるで、掴まれたように。
インスタンス・ドミネーション
かき消えるような声、どういう意味か、俺は分からなかった。
ただ、この箱庭から、逃れらないような気がした。