※この作品はR-18です。

クズとロックにぼっちを添えて。   作:ハルス

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Undercover Of The Night

夜は何もかも隠していく。まるで湊くんみたい。隠して偽って、何が本音か分からない。太陽が沈んでいったあの綺麗な空に黄昏れたように。星が交わることないけれど、光を放ちお互いの場所を見つけるように。

 

曖昧で、もどかしくて、はっきりできない関係が…今の私と湊くんだ。

 

「お願い…」

手を握り、上目遣いでお願いする。私が可愛いなんてまだ思えないけど…それでも湊くんが可愛いって言ってくれた。その事実だけで勇気が出る。普段はできないような行動をとることができる。

 

今回の件ではっきりしたこと。それは、湊くんは誰にでも優しくて、誰とでも仲が良くてそして誰にも本心なんて分からない。

彼と繋がった私でさえ、付き合ってた喜多さんでさえ、分からなかったんだから…。

 

それでも期待をしてしまう。私に優しいのは…特別な気持ちがどこかにあるんじゃないかって…。

 

身体を重ね合ったって、よくわかんなくなって頭はぐちゃぐちゃだ。

だからもう一回感じたい。もう一度あなたを感じたい。

「…じゃ、行くか」

 

「うん」

そして私はきっと自分が思っている以上に湊くんが好きだ。

 

だって。

 

いつもなら怖くて怯えている人の群れも今は気にならなかった。

………湊くんがいるから。

 

いつもなら聴けないような青春ソングを時折聴くようになった。

………湊くんがいるから。

 

いつもなら着ないような服を家の中だけど着てみたりした。

………湊くんがいるから。

 

いつもなら目も合わせられないのに目を見つめて少しあざとくお願いしてみた。

 

湊くんだから。

 

 

私が変わりたいと思ったときに私はすでに変わっていってることに気づいた。青春コンプレックスはそれでも取り除けないけど………。けどこの気持ちも早まる鼓動も全て嘘じゃない。

 

全部…湊くんのせいで。湊くんのおかげ。

 

「……あ、今家に人住んでるけど大丈夫か?」

 

「大丈夫…湊くんがいるなら」

 

「なら良いん…いやよくな………うーん……まぁいいや」

 

湊くんの手に私の手を絡ませて私の熱が伝わるように握りしめる。そしたら無言でなんでもないみたいに…同じ力で握り返してくれる…。言葉で交わさなくても理解し合えてるみたいで嬉しい。

 

気分が良く、スキップでもしたいくらいに舞い上がっている私の足取りは軽くて、いつもなら合わせてもらっている歩幅も今日は私が合わせる。

 

家について扉を開けて、また彼に身体を許す。

 

 

……なんて思ってたのに!!!!

 

 

「あ〜〜〜〜っ!!!みなくんまた女の子持ち帰って〜…私がいるでしょ〜〜????」

 

誰この人。

 

 

______________________________________________________________________

 

ひとりは威嚇する猫のごとく唸っている。とても小さい声だけど…。ちょい怖いからやめて欲しい…ってか腕掴みすぎ。いてぇ。

そしてきくり、酒飲むのは良いけど、飲み終わった缶をその辺に置くんじゃねーよ!!片付けだりーだろーが。あと足に捕まらないで。蹴り飛ばしたくなる。

 

俺は、はぁ…と両方に呆れながらもきくりの事をひとりに紹介する。

 

「…あーこちら廣井きくり、同居人。」

 

「みなくんの彼女兼、お姉さん兼、大先輩だよ〜〜〜」

 

どちゃくそ嘘つき野郎が。ぶっ飛ばすぞ。

 

「彼女じゃねぇし姉さんでもねぇし、先輩……先輩ではあるか。」

 

リビングにはまだまだ大量の酒が転がってて、威厳も何もないけど…こっからきくりの評価上げるにはどーしたらいいんだ。俺にはもう分からん。誰か頼むよ

 

「……きくりはバンドやっててさ、SICKHACKって言う…インディーズ?バンドで結構有名らしいんだけど……」

とりあえず彼女を持ち上げる。良いところなんてバンドやってるくらいしかなーから結局きくりの紹介というよりバンドの紹介になりそうだな。なんて思っているとひたりから声が聞こえてくる。

 

「…なんで……。なんでそんな人が湊くんの家にいるの?」

俺から離れて俯いた彼女がそう問いかけてくる。目も合わせることが出来ず、怒ってるのか、怯えているのかも分からない。

 

ただ、何かを感じて焦った俺は脳をフル回転させて、早口で言い訳を並べ始めた。

 

「いやあのな?こいつ歌舞伎町で乞食みたいなことしててさ、家は事故物件だっていうし、金はねぇって言うからちょっと心配になって…それにさ、今きくりに恩を売っとけば結束バンドに良い影響与えてくれると思うんだよ。……俺、演奏の良し悪しとか正直わかんねーしさ、先輩バンドマンがいるって結構アドバンテージじゃん?」

 

何とか理屈の通りそうな言い訳を並べた俺はふぅ…っと息を整え彼女を見る。すると彼女もこちらを見つめていて、悲しそうな、諦めるような目をして呟いた。

 

 

「……そうやって誰にでも…優しいんだ…」

 

 

それはとてもか細い声で小さかったけれど…俺の耳には、はっきりと聞こえてきた。聞こえてしまった……うわぁ…どうしよ今の聞きたくなかったなー。だるいわー………。

 

「ひとりの成長にも繋がると思ったんだよ」

少し投げやりな言い方になってしまうのは仕方のないこと。うん。だって俺クズだし!

 

「………私のため…ってこと…?」

 

えぐい怖いなひとり、メンヘラ激重彼女みたいになっとるて。俺介入しすぎたかな…普通にバンドのファンだから俺に熱中するより、バンドに集中して欲しいんだけど。

 

「…あー…まぁ…そうだな」

けどここでひとりの望む言葉をかけてあげたら、ひとまずは落ち着いてくれるはず。そう思って俺は彼女の意見に同意した。

 

「……っ」

俺の予想通り機嫌が良くなったのかひとりはスキップしながら俺の部屋に入っていった。勝手に入んないで欲しいんだけど。いやまぁ一緒に寝るだろうけどさ。というかきくりを無視しないであげて?

 

「みなくん…私もしかして無視された?」

 

「そんな事ないだろ…知らんけど」

 

「そこはカッコよくそんな事ないよで終わらせてよ……」

 

「…きくり部屋戻ってて…?」

 

カッコよく決めたかったけどマジで無視されてそうだもん。俺のせい?…俺のせいだな…うん。しゃーなし、どんまい切り替えてこう。

 

「………その子が終わったら相手してよ?」

 

「…んっ……りょーかい」

 

「…んちゅ………っ…よろしい〜」

 

 

じゃあ、いくか。

_____________________________________________________________________

 

 

 

 

不安。不安。不安。

 

胸がいっぱいで苦しい。部屋の外から話し声が聞こえてくる。何を喋ってるのかは分からないけど声だけは聞こえてくる。……来るって分かってる。

大丈夫。湊くんは来てくれる。

 

私1人では大きすぎるベッドで1人。足を抱えてうずくまる。

 

あの女の人と…それ以外の人とも。ここで彼が行為に及んでいる。大丈夫。分かってる。今更だ。そんな事…私が特別なわけじゃない。

 

ガチャ…と静かに部屋の扉が開いた音がする。私はすぐに顔を上げて扉の方を見た。

 

「マジで加減できねーからな」

 

そう言って1人だったベッドに入ってくれる。私の空間に入ってきてくれる。

 

やっぱり私は変わってしまってる。だってこんなにも私を求めてくれる事が嬉しい。他の誰でもない。湊くんに求められる事が嬉しい。

 

「…うん」

 

時が止まった。そう錯覚するほど、私は湊くんの瞳から目が離せなかった。

時間にして数秒程度のことかもしれない。もしかしたら1秒かも。

 

でも私には時間なんて気にならないくらいに彼の瞳が綺麗だってことが頭の中に刻み込まれた。

 

「……ひとり…」

 

やがて湊くんの目線が下の方に落ちたので、彼の目線の先を追っていくと綺麗な指先が私の手に触れているのが分かった。

 

 

「…あっ…」

ゆっくりと指を絡めて繋いでいく。空気が、世界が変わっていく。

まるでこの世界に私たち2人だけしかいないみたいな…そんな感覚。

 

目を閉じて唇に触れてみる。

 

「……んぅ……ちゅ…んむ…」

呼吸を止めて、また唇を合わせる。熱が帯びて身体が疼いてくる。私にはどうしようもない。この熱を冷ますのは湊くん…。湊くんなんだよ…?

 

「んちゅ……はぁ…はぁ…んぅ…っへ、へぁ…っ……はぁ……っ」

 

ゆっくりと目を開けて湊くんを見る。

 

「……きれぃ……っ………♡」

 

とても、綺麗で整った顔。…とてもきれい…。

 

 

怖いくらいに。

 

 

「………服脱げ…」

何かに取り憑かれたみたいに私は服を脱ぐ。いつものジャージもスカートも…頑張って自分で買ってみた上下のピンクの下着も。

 

「自分で…買ったのか?その下着」

 

「え、あ、うん…」

 

「似合ってる。ちょー可愛い」

 

「うん…んふ、うんっ。ありがと…っ」

 

こういう些細な言葉も私の心を満たしていく。嬉しい。頑張ってよかった。

 

けど重大なことに気づく。私今日。シャワーとか浴びてない…!カビ臭いかも…いやもしかしたら汗臭いかも…この世のものとは思えない臭さで湊くんが萎えちゃって何もできないまま終わるかもしれない…。

 

「…あ、しゃ…シャワー浴びてないから…くさいか…ぉんむぅ…っ!」

 

「黙ってろ…別に臭くねーよ」

 

湊くんはそう言って舌を出して私の口内へと侵入してくる。臭くて萎えるなんてことは無さそう。杞憂だったみたいだ。

 

……でもこれも湊くんの優しさなのかもしれない。また私は他の人と同じように彼の優しさに触れている。……他の人と同じ。

 

不安がまた芽生えてくる。

 

「んちゅ…っあぇ…♡♡………へぁ…んぢゅ…んんんっ!♡♡♡ちゅ…んふっ……ふ、は、……はっ♡♡むちゅ…ぅ…んっ!!♡♡♡」

 

「ん…ふは……んっ……あ、こら…目ぇ閉じんな。ちゃんと俺を見ろ」

 

 

「…んっ…ふぁ……ぃ…♡…ぢゅ…んむぅ…ちゅぅ…うう♡♡…んぐ…♡ちゅ……♡んん……っ…ぷ…はぁ…っ!!♡♡はぁ…っ!♡…はぁ…っ」

 

「ん、…可愛いよひとり」

 

「ん、んぅ……ちゅ…っ!♡んむっ…!♡♡♡まだぁ…っ♡♡…はむ…っんううう…っ!♡♡んぢゅ…っ♡」

 

ただのキス。大人のキスの方だけど。

そんなキスだけで、私の不安なんてドロドロに溶けてしまう。

 

「はは、…興奮しすぎな」

 

「…んぁ、…だ、だって…っ♡…ずっと……湊くんと……んっ……♡してなかったから、ぁあっ…♡…湊くんのこと……♡か、感じてなかったから…湊くん…っ♡♡…もっと…もっとして…♡」

 

身体を擦り付けてあなたを求めてますってアピールする。まるで動物だ。メスとしての本能で動いている。優秀なオスに満たされたくて、求めて欲しくて。

 

「んぁ…あ"っ…!!!♡♡♡…ゆ、ゆびぃ…っ」

 

「キスだけじゃイケねーだろ」

私の本能に応えるように湊くんの指は私の秘部へと入っていく。湊くんが私の中に入ってきたのを感じて、身体中に快感が駆け巡った。

 

「おっ…ぐぅ…♡…いれてぇ…♡もっと激しくしで…だ、大丈夫…だから…ぁ♡……」

 

 

「はいはい、ここ押されたら気持ちーねー」

 

まるで赤ちゃんみたいに扱う湊くんにむっ…とするけどすぐにそんな余裕は無くなって、内側から気持ちいいところを押されると身体を震えさせて喘ぐことしか出来なくなった。

 

「はぁっ…んっ!!♡♡ま、まっで…!♡♡んぐっ!♡♡はっ…うぁあっ……ひっ…が…ん、んぁあ…♡♡♡あっ…!!♡」

 

中の締め付けが強くなって、私が歯をカチカチっと鳴らして限界が近い事を知らせる。高まっていく快楽から逃げるために腰を浮かせてのけ反るけれど湊くんがそれを許さない…。

 

「逃げんな。ちゃんと感じろ」

 

「ぅっ…♡ぁあ……あっ!♡♡だめ…っ♡…い、いくっ…♡は、は…ダメっ!♡♡みなと、ぐんっ…んぅ!!♡♡はぁ…んあ!!♡♡♡」

 

外側から下腹部を押されて刺激が強く与えられてビクンっ…と身体が勝手に動く。今の私を…喜多さんや虹夏さんが見たら…どう思うだろう…。なんて言われてしまうんだろう。

 

「…感じすぎ…っぱ、ひとりは変態だな」

 

……変態…。罵倒するときに使う言葉のはずで…。それか変な人に使う言葉みたいな感じて…。決して言われて喜ぶべき言葉ではない。それなのに。

 

それなのに…私は

 

「う、うぅぅ!!♡♡……んっ!!!!♡♡♡」

 

その言葉と共に果ててしまった。

 

「あ、……は、ぁ……ぁ♡」

 

「…マジか……お前」

罵倒の言葉と共に果てた私を湊くんはベッドに倒す。

 

「…ご、ごめ…っ!!ごめんなさっ…♡…っ!」

私のことを見下げた湊くんの目が冷たくて、達してしまった私に引く湊くんに縋りついて、息も整えずに必死に謝る。近くにいたい……離れたくない…お願い…嫌だ…嫌われたくない…。

 

「嫌わねーよバカ」

そう言って湊くんも服を脱いでいく。やっぱり湊くんは優しい。良かった……。これから湊くんは私を愛してくれる。犯してくれる。

 

 

「……ひぁ…っ!!♡…み、みみ…なめない、でぇ…っ♡」

先ほどの絶頂で敏感になった身体に、湊くんは舌先で刺激を加えていく。耳から聞こえてくるのはねちゃり…♡とした彼の舌で舐められる音だけ。その音にゾクゾクっと身体を震えさせて反応を示す。

 

「なに…脇とかならいいの?」

耳に入っていた音は消えて、今度は脇への刺激が来る。下半身が舐められてるわけでもないのに、足を閉じて、足の指もぎゅっと丸めてしまう。

 

 

「うぅ…っ!?♡♡…みな、とく、…んふ…っは、は、…くすぐったぁ…♡」

 

声は甘ったるくなって、身体は蕩けて、全てを湊くんへと預けてしまう。息をするのもやっとで、私の肺が大きく動くたびに存在感のある二つの果実も揺れ動く。

 

私はしっかりと意識して、その二つの果実を湊くんに見えるようにした。

 

「…ちゃんと自分で言えよ?」

 

すると湊くんは私に…命令をしてくる。初めて、湊くんの優しさが無くなった気がした。そのイタズラっ子のような笑みは私の心を支配するには十分すぎるほどの価値があった。愛おしい。もう湊くんから離れられない。離れたくない。

 

「…む、むね…を…触って…」

 

「…んーよくわかんねぇなぁ…耳か?ん……。ほらどこ触ってほしいんだよ」

 

「ぁ。ぁ…ぉ…っ♡♡」

耳元で囁かれると身体中の疼きが止まらなくなる。かっこいい声。かっこいい顔。かっこいい肉体。もう全部カッコよく見える…。もう全部愛おしく思える。

 

「……ぉ、おっぱい…ですっ…♡…さ、触ってください…っ♡♡」

 

「…ここはいいんだ?」

とても意地悪な顔をした湊くんがピンっと尖った二つの突起の周りを指でなぞる…触った欲しいのに触ってくれない。触れてるのか触れてないのか曖昧なほどに優しいフェザータッチ。

 

…けどこんなの優しくない…っ意地悪……湊くんの意地悪……好き…。

 

「んひぁ…!!♡はぁっ…はぁっ…!ち、…乳首です…っ!た、たくさん…ん、はっ…♡…虐めて…ぐださいっ…っ!♡♡♡」

 

「よくできましたー」

 

「ひっぎぃ…!♡…はぁっん!!?♡♡♡♡」

 

私の懇願と共に湊くんは硬い指先でぷっくりと膨らみ、痛いくらいに立った乳首を握り潰す。

 

「かはっ…ぁっ!?!♡♡ひぎぁ…!!♡♡あっ!!♡♡まっでぇ…っ!?♡♡♡ぁあああああっ!!?!!♡♡だめっ…!!だめだめだめっ…があ!!?!♡♡♡いぎぃあっ!?!はぁっ!?!♡♡」

 

優しくて、私なんかのことでも気にかけて気遣ってくれる湊くんが…私の悲鳴なんか無視して乳首を潰してくれている。誰にでも優しい湊くんが…私には厳しくしてくれている。

 

「…おいこっちも立ってるけど何?潰して欲しいの?」

 

「ひっ…!ぎゃぁ…っ!…ぁ、あ…」

 

触られたのは私の秘部にある蕾…。ううん…そんな言い方じゃ湊くんは触ってくれない…。もっと触ってもらうために…。

 

「…はぃ…っ…!クリトリス…っ…触ってください…っお、おま…んこ…も虐めてください……♡」

 

 

言っちゃった…。……もう完全に私と湊くんの上下関係がはっきりした。私は湊くんにとって都合の良いセフレに成り下がったかもしれない。

 

でも湊くんが優しくないのは私にだけ。

 

 

私だけが特別。

 

 

「ぁっ…っ!!♡♡あがあっっ…!!! ♡♡はっはっ♡♡はぁっ…!!♡♡あははぁ…っ♡♡……っ…♡♡♡♡ぁっ…まって…っ!!♡」

 

得体の知れない快楽が押し寄せてくる。全身の血の気が引いていくような感覚。

 

「まっで…っ♡みなとく…っ!!♡♡お、おしっこでちゃ…ぁぁああっ!♡ダメ…まっで…♡おねがぃ…ぃい…っ♡ダメダメダメダメッッッ!!♡♡」

 

ぴちゃぴちゃと水音が聞こえてきて…全部私の……おまんこ…から出てる音だって…思うと恥ずかしくて…気持ちよくて…死んでしまう。

 

止まらない快楽の波が最高潮まで達して私の全てを飲み込んでいく。

 

 

「あぁあ"…ッッッ!!!♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

びゃ…っ♡と勢いよく飛び出た液体がベッドを汚す…。イく時とは違う感覚。

怖いくらいに気持ちよくて…身体の力が抜けていく。

 

 

そんな私の頭を撫でてよしよしー♡って優しくしてくれる湊くん。…意地悪して優しくて私の心も体もぐちゃぐちゃにして…きっと私の全部を湊くんの物にしたいんだよね…?私も、湊くんに全部あげたい。身体も心も命さえも…全部…渡してあなたの物にして欲しい。

 

その代わりに…湊くんも私のものになって……。お願い…。

 

「潮…吹いちゃったなー…よほど気持ちよかったか…って…ん?何だ?」

 

疲れ果てて力の入らない身体を無理やり動かして湊くんにお尻を向ける。もう変態でも何でもいい。

 

「……お、おちんちん入れて…っ♡」

フリフリとお尻を振って、入れやすいよなくぱぁ…♡とおまんこを広げる。ベッドに糸のように垂れる液体は好き勝手に入れていい…って言う私の想いを表している様だった。

 

「マジでっ…っ!!」

 

ずぶぶ…♡♡と入れられた湊くんのおちんちんに全身が喜び、絶頂する。

とめどなく流れ出る液体なんか気にせずに湊くんは一心不乱に腰を振り始めた。

 

 

「おごっ…♡あ、っはぁ…はっ♡がぁ…♡んぁ…いぎあっ!!♡♡まっ…ぶはぁ…♡♡♡あ"…♡あ"ぁ…ッ!!!♡♡♡」

 

腕を持たれて、奥まで直接突かれるけど、私もそれに応えるように腰をぐりぐりと押し付ける。すると湊くんは私のお尻を叩いて怒ってきた。

 

「てめ、勝手に腰押し付けてんじゃねーよ!!」

 

「あ"ぁっ!?!!!♡♡」

 

ベチンっと叩かれてまた絶頂する。

 

湊くんが私を求めてくれるから。

 

湊くんが私に乱暴してくれるから。

 

私は特別。誰とも違う。あの女の人とも…喜多さんとも違う。

 

湊くんのこんな姿は私にだけ。

 

私だけが知ってる。

 

「ご、ごめんなさっ…!!♡♡ぃいっ…イキますっ…!♡ぅう!」

痛いのに気持ちいい。苦しいのに気持ちいい。辛いのに気持ちいい。湊くんにされることは全部気持ちよくて、全部嬉しくて…全部正しくて…全部全部全部愛おしい。好き…っ湊くん好き。

 

「…っ好きです…っ♡湊くん好き…大好き…っ♡♡あ"ぁあ"っ…!!♡♡た、叩かれるのも…っ!♡♡なんでも…ッッ!!♡♡全部好きッッッ!!♡♡」

 

愛を込めて言葉にして湊くんに伝えていく。私のこの想いが全部伝わってるだろうか。全部届くかな。届くといーな。私は…君だけだから。

 

湊くんだけだから。

 

「ありがとな…口閉じろ…ん」

 

「んぅううぅっ!♡♡♡♡むぢゅるる…♡♡んむっ…♡はっ、はっ、はむぅ…♡♡ちゅ、ちゅ♡♡♡あいひてる…♡♡すき…すき、♡みなとく、すき♡♡♡♡」

 

「……喋んなって…」

 

腰を引いて湊くんが私の中から抜けていく…。なんで?嫌だ。離れないで…。側にいて…繋がってて…ずっと繋がってたい。お願い、お願いお願い。嫌だ、いやいやいやい…イヤっ…!

 

「言ってるだろっ!!」

 

 

「〜〜〜ッッッッ!!!!!♡♡♡♡♡」

 

そのまま抜けちゃうと思っていたおちんちんは一気に奥まで入れられて、身体が裂けちゃいそうになる。湊くんはそのままの勢いで一気に私を犯していく。

 

「やっ…ッッッ!♡♡アっ…!!♡ッ…♡♡♡……ッッッ!!♡♡♡」

 

口からは舌がだらしなく出ており、涎が垂れていて、目から涙が溢れてくる。悲しいわけじゃない。気持ち良すぎて…嬉しすぎて涙が出てくる。

 

「……っ…イく…ぞっ…!!」

 

そう声を出した湊くんはさらに勢いを増していく。…いろんなものでぐちゃぐちゃになった私は自然と顔に笑みが現れる。

 

怖い。

 

だって…湊くんは今…ゴムなんてしてない。それなのに私の中に出そうとしてる。射精しようとしてる。私のことを妊娠させようとしてる。

安全日…?であったって妊娠する可能性は…ある…。え…へへ…このまま妊娠して学校を辞めて……。湊くんとずっと…2人で……。

 

怖い。

 

「あ"ぇ…ッッ!!!♡♡♡♡だし…でぇ…ッッ!!!!♡♡♡」

 

邪推な考えとともに私は湊くんを離さない。膣内の締め付けはより強くなり湊くんのおちんちん…の形や太さが分かる。そして…湊くんから精液を搾り取る。

 

怖い。

 

「ぐ、ぐぅ…っ!!!」

 

ドクンッ…♡♡ドクンッ…♡♡ビュー…♡♡♡♡

 

「ぁあ"ぁ…ッッッ♡♡♡♡」

 

私の中に精液が入ってくるのが分かる。中に出されているのが分かる。もう意識が飛びそうなくらいの快感で、私はこのまま死んでもいいとさえ思った。

 

それと同時に私の中に芽生えた恐怖が体を支配した。

本当に妊娠したらどうしよう。家族にはなんて言えば良いんだろう。それに結束バンドはどうすればいいか。湊くんに迷惑をかけるんじゃないか。もしかしたら捨てられるのではないか。

 

流れ出た液体でベッドはぐちゃぐちゃなのに、私は湊くんと繋がったまま…身体を震わせて動けなくなった。

 

「はっ…♡はっ…♡…はっ…♡」

 

「……ひとり」

 

「…ん、んぅ…♡♡♡…はっ…は…すき…♡」

 

「………ありがとな」

 

頬を撫でられ、耳を触られて…頭も撫でられる。一連の動作にまた彼の優しさが見えて…感じていた不安がまた一気に消えていく。

 

湊くんがきっと何とかしてくれる…。

 

「ほら水…とちょい待ち…」

そう言って湊くんは自分の机を漁っていく。タバコかな…?なんて思ったけど持ってきたの薬…?だった。

 

「これ。アフターピル…妊娠しない様にするための薬。すまん、我慢できなくて生でしちまった」

 

湊くんが謝ることじゃない。私が望んだことなのに…。やっぱり優しい…好き。

 

「うん…っありがと…♡」

湊くんのやってしまったって顔が可愛くてカッコよくて…好きで…きっと私の口調は好きが溢れてしまってるかも知れない…。でも仕方ない。湊くんが魅力的すぎるから。うん…しょーがない。

 

「…これ副作用で生理遅れたり…頭痛とかしたりするから…もし副作用でてきたら呼んでくれ。看病とか…できることするわ」

 

「うん…わかった……べ、ベッドどうしよう…」

 

「もう一部屋あるからそっちで寝て。ひとりが寝てる間に洗濯とかしとくから…服も、俺のやつ着て?」

 

「…ご、ごめんなさ…。…ありがとう…。…私も、なにかすることない…?」

 

「気持ちだけでうれしーから、大丈夫」

そう言った湊くんの笑顔は優しくて私の頭を撫でる手も優しくて…抜け出せないくらいの底なしの優しさに私は甘える。

 

「…ありがとう…みなとくん……だいすき…っ」

 

 

 

でもずっと。私の好きに湊くんは好きとは返してくれなかった。

 

「おう、ありがとな……」

 

 

 

………。やっぱり転がされてるなぁ……私……。

 

 

 

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