秋は皆であちこちへと行った。
梨狩りから始まって、リンゴ狩り、ビール工場へ行って飲んだくれて、名も知れぬ山頂へ行って持って行った弁当を食べる。
車では手狭になっているので、マイクロバスを購入し、家の会社で改造し、豪華リラックス仕様へと変貌を遂げた。
ミランダは運転を出来たが、話が出来ないので運転手を実家から連れて来て運転を任せた。
秋も深まった頃、撫子を呼びみんなで一泊の温泉旅行へ出発した。
撫子は、1週間ほどの旅行で持って行くようなキャリーバックを持って来た。
「何かあるといけませんから」
心配性な様子だった。
有り余る程のお金は持っていないらしいが、十分以上の給料をもらい、余り外出しないとあって貯金は沢山あるとの事だった。
車の免許も持っているらしく、希望のモノを言うとパパさん、この場合は祖父の誠さんだが、そのパパさんが車も買ってくれたそうだ。
「大きくて四輪駆動なんですよ。安全第一ですよね!」
ランクルか?それともレンジローバー?
彼女は血族ではないから早い車ではないだろう。
だが、心配性の彼女は俺の想像を超えていた。
持って来なくてもいいのにメイド服から俺の着替えのスーツまで持ってきている。
「下着は好みが分からなかったので、一通り持ち込みました」
ボクサーパンツやらトランクスは分かるが、スケスケのビキニや琥珀が喜びそうなもっこりTバック、挙句の果てには真っ白な新品のふんどし……
「越中ふんどしになります」
「…………これは要らないかな?普通のボクサーだけで良いよ」
「次からはそのように致します」
そこへ琥珀が何やら耳打ちしている。
余り変なモノを持って来させるなよ。
「さあ、一番風呂へ参りましょう」
何やら家長である男子は一番風呂じゃないとダメらしい。
爺ちゃんが教えそうな事だが、折角なのでお風呂へと向かった。
「ここ男子風呂だけど……」
当然と言う顔で男子脱衣所に入って来る撫子さん。
「ええ、今回は貸し切りになっていると和花さんが。私の肌を見られないようにする為、旅館に言って三十の鍵を掛けさせて頂いています」
ガチャガチャガチャ!
外からだと開けられない三重ロックを笑顔で掛ける撫子さん!
やり方が桜小路のやり方だわ。
付ける所にはメッチャお金を掛ける。それも徹底的に。
外で武蔵がドアを叩く音がするが、何も聞こえていない感じで完全無視している。
俺を背にして裸になる撫子。
25歳と言う大人の女性とあって、背中からお尻のラインは綺麗だった。
そして白い和服を着だしていた。
「湯あみ着です、まだ明るいので……」
奥ゆかしいとはこういう事なのだろうか。
少し恥ずかしそうにする撫子が可愛いかった。
露天風呂は最高だった!
定番の岩を並べて作った湯船にかけ流しの温泉が溢れている。
横には竹で作っれた男女を隔てる壁があり、眼前にはその壁も無く、眼下に見える川と、パノラマの山並みが待っていた。
「おーいい景色だ」
「そうですね、邸宅は郊外なので自然は身近にありますが、圭介さんの住むマンションは学園都市ですものね。自然は癒されますね。さあどうぞ」
俺は用意されていた椅子に座ると、直ぐにお湯の温度を確認させられ肩からお湯を掛けられていく。
「熱くないですか?」
「気持ち良いよ」
「では、綺麗にしていきます」
むちゅ ぺろ れろん むちゅう
背中に唇と舌が当たる感触がする。
「撫子さん、今何を?」
「はい むちゅ 御背中を ぺろぺろ 綺麗にしようと むちゅうぺろぺろ リップサービスを れろんれろん しております むちゅう」
おい、リップサービスって風俗か?お世辞の事じゃないよな?
「撫子さん? その技術と言うか、言葉をいったいどこで?」
「むちゅ はい ちゅっちゅ 温泉宿で れろれろ 裸の男女が ぺろぺろ 身体を綺麗にする動画で むちゅちゅ 分かりやすくしていて れろれろちゅっちゅ 勉強しました」
絶対AVだろ、AVに違いない!
しかも温泉風俗みたいな関係だろ!ネットじゃ何でも見られるからな、誰か教えてやらなかったのかよ!
「撫子さあ、誰か友達っている?」
「いいえ ぺろ この苗字では むちゅちゅ 誰も近寄ってきませんでしたから ぺろろろ」
この家から学校へ通って、この苗字じゃあね。
そうもなってしまうか。
桜花とは正反対だな。
あの学園にはここからでは遠いし、この近所では知らない人は居ないんだろうな。
だが、俺は間違いを訂正しなかった。
身体の前もリップサービスでペロペロしてもらい、そのまま立った。
「これも…………ですよね」
「頼むよ」
処女にやらせるフェラチオ!
たどたどしく口に咥え、俺を見ながら反応を見ている。
くぷっ ぬちょ ぺろぬちゅ
「この部分がはっきり見えなくて……どうでしょうか?」
くぅっ!処女がモザイクが掛かった動画を見ながらフェラを勉強! それだけでご飯が食べられるわ!
「頬をへこませて……そうそう、唇は締めながら中の頬をチンポに密着させるように……ああ、いいよ、上手だ……自分の口をマンコだと思って……唾液を沢山出しながら……ああ、上手上手、舌でも舐めて……そこそこ、段差の所が特に良いから、少し下品なくらいが気持ち良いんだ。 気持ち良いよ撫子の口マンコ」
頭は良いんだろう。
教えた事をしっかりと覚えてくぷくぷと頭を動かしている。
温泉に浸かるはずが、フェラ講座になっていた。
「んふ んんぅ ふぅんん んおぅ ひもちいいれすか」
口を密着させて聞いて来る撫子。
その目はトロンとして恍惚とした表情をしている。
ひょっとして口で感じているの?
「時々口を離して舌であちこち舐めて見て。そうそう、根本から舐め上げて……ああ気持ちい……早々段差の所は念入りに……タマタマも舐めるんだよ、そこは敏感だから優しくね」
舌を使って色々と舐めてくれる。
和花みたいに天性的な上手さは無いが、教えた分だけ上手になっていく。
しかも、桜花みたいに奉仕上手なのか熱心に、そしてウットリと恍惚な表情で行っていた。
初めてでこれだけ出来れば十分だ。
初めてさせていると言う興奮で思わず出したくなる。
「撫子……出しても良いか?」
「ふ……ふぁい」
ちゅぷ ぐぽっ にゅ くぷっ ちゅぼ ちゃぷ ぬちゅ ぐぼッ!ぎゅぶッ!じゅぼッ!ごぼッじゅるッ!じゅるりゅ!きゅぽッ!じゅぽッ!ぐぼぼッ!
ゆっくりだった頭の振りが急に早くなる!
目は半覚醒状態のように半分白目を剥き、口に出させる一心な様子だった!
「イクぞ」
その言葉に撫子の舌がゾロリと裏筋を弾いた!
「くうッ!」
塊のような精液が激しく口の奥を弾いた!
どくん!どびゅ!どびゅー!どびゅー!
亀頭が膨らみ断続的に精液を送り出す!
「吸って! 吸いだして!」
意識があるのか、頬をへこませ吸いだす撫子!
同時にしゃがんでいる撫子の腰が、背中が!ガクガクと動き出す!
強制的に吸いだされる快感に腰が浮く。そして出し終わると、うっとりとした顔で、そのまま口を前後させて舌で舐め回す。
ちゅぽん
「あーん」
チンポから口を離すと自分で口を開けて白濁した液体を俺に見せて来た。
そして…………ごくり。
「はああんッ」
飲み込んだ瞬間、再び腰をガクガクさせて座り込んだ。
精神的な物なのか、感度が異様に高い。
口に出されてイキ。飲み込んではまたイク。
これも才能か?
「気持ち良く無かったですか?」
「はぜ?気持ち良かったよ」
「だってまだ…………」
その視線の先には、未だに勃起し続けるチンポがあった。
「俺は一回くらいじゃ満足しないんだ。撫子のせいじゃないよ」
「ああ、良かった満足出ていないかと…………」
そこで横座りになっていた撫子は漸くニッコリと笑っていた。
「(フェラ)好き?」
俺はその反応からチンポを見ながら聞いてみた。
「(圭介を)大好きです。私の旦那様《かぞく》ですから」
力が戻って来たのか撫子は俺の腰に抱き着き、太ももに自分の頬を摺り寄せていた。
キスをする事よりも、手を繋ぐ事よりも先にフェラをした撫子。
その行為から、エッチなAVでも見て勉強したのだろうが、強ち間違いでもなかったので、そのまま知らせる事はしなかった。
俺は撫子を抱き抱えるとそのまま湯船へと連れて入った。
「お、重たくないですか?」
「軽い軽い」
週一か二回の水泳で鍛えた体。それにボリュームのある仲間…………いや、家族が沢山いる中では最軽量級だった。
肌を透けさせる襦袢を正し、傍の冷泉が引かれている水飲み場へ行くと、両手で水を汲み飲みだした。
そのまま俺の所へと向かってくる。
「一つお願いが」
「何?」
「ちゅ……チューを……キスをしてみたいです」
恥ずかしそうに言う撫子を抱きしめ、唇を合わせた。
舌も絡ませない、唇だけの接触。
さっきの精液が付いている事を気になってか口を綺麗にしてきた。
気遣いが出来て男女の関係を知らない撫子が可愛く見えていた。
一人位はこのような妻が居てもいいなあ。
キスの後で嬉しそうにしながら俺の横で腕をピッタリと付けて、はにかむ彼女を見て思っていた。