未だに世界一周から帰ってこない両親を放置し、年末年始は桜花の実家で過ごした。
凛や円、ミランダ、麗花、心愛などの血族以外は居ないが、桜花、和花、陽菜、涼花お姉などは勢ぞろいしていた。
香ばしいクリスマスを乗り越え、次の日はマンション全てにハウスクリーニングが入り、そのタイミングで実家へと移っていた。
広大な土地に敷地を高い塀で囲まれた邸宅。
門には常駐している警備員がおり、そこを抜けると一気に広がる並木道!
桜、イチョウなどの季節の木々を抜けて行くと、校舎の様な迎賓館が見えて来る。
仕事関係や知り合いなどと面会し、必要とあれば宿泊できる部屋も多くあるが、それだけの建物だ。
そこを横目に見ながら先へと進む。
広大な芝生の真ん中に、ある巨大な噴水のロータリーを進み、目の前にデデンッと見えて来る宮殿のような家。
「何度見てもデケエよな、貴族……王様かよ」
正面玄関に桜花が918スパイダーを停めると係りの人が車に乗って移動させていく。
「お帰りなさいませお嬢様、旦那様」
ズラッと並ぶメイド服姿の人達。左右に分かれたメイドがズラッと各10名は並んでいた。
「お帰りなさいませ、圭介さん」
昨日は死んだように横たわっていた撫子が元気な顔で俺のボストンバックを持ってくれた。
俺の愛人にはなったが、基本的にはメイドが仕事。俺に関する掛かったお金は本家から出るが、自分のお金は稼いだ物か、俺が分け与えた物なので、それを理解していた撫子は仕事をしていた。
そしてエレベーターに乗って最上階の5階へと上がり、止まる部屋へと案内された。
待っていたお茶係が俺らが椅子へと座ると同時に紅茶を入れだした。
熱い紅茶を少し啜り飲む。豊かな香りが鼻を抜け、ほっと一息着く。
フランネル生地のクラシカルなスリーピースのスーツにはネクタイを締めておらず、暖かい空気を胸元から入れ、ワイシャツの中の空気を少し入れた。
部屋の暖炉には既に火が入っており、暑く鳴り出した空気を考えて上着を脱ぐ。
撫子に上着を預け、残った紅茶を一気に飲み干した。
一気に暖かくなった身体を感じ、座った桜花へ挨拶へ行く事を伝えた。
「撫子、案内を頼む」
邸宅は巨大だが、空位の循環が上手なにのか、廊下でも寒くは無かった。
ベストを着たまま愛花さんの部屋へと着き、只今着いたと言う事と成績などを報告する。
桜花や和花、それに涼花姉のシゴキもあって連続三席であった事よりも、夏から始めた個人投資の方に興味があったらしい。
「情報は本社と共有ですからね。インサイダーにならないように気を付けてますよ」
これはあっちの大学でアイツから受けた迷惑行為の代償として敏腕弁護士が踏んだくった約一千万ものお金を涼花姉の勧めで始めた株式に突っ込んだ結果だった。
情報が出て来る前に投資し、早めに売却して利益を確定していた。
仕手組には敵わないので、大口では投資しないのだが、利益は100%を超えていた。
だが、プレゼント一発で吹っ飛ぶ金額。
こんなので喜ぶ事など出来ない程に、俺は桜花との生活で変わっていた。
「大きく負けないようにね」
それだけ注意され、俺はまた別の部屋へ
武蔵と蘭の母親である美枝子さんと花音《かのん》さんへ挨拶をする。
次は今は無きユリアの母であるマリアの部屋へと入る。
「さあ、あの子の代わりに私を」
バスローブ姿で怪しいとは思ったのだが、バスローブを脱ぐと上下紫の下着だけであり、更にガーターまで穿いていた。
「いやいや」
「あの子の代わりだから」
「それでもパパさんがいるから」
「パパさんも知ってるから」
「え?」
…………………………
「若いって良いわぁ、何度も出来るのね」
一度入れられると後は我慢が出来なかった。
3度程出してそこでマリアさんがギブアップ。
ちなみに撫子はその場でずっと見学するように待機していた。
だが、悪夢は帰りに教えられた。
「元気な赤ちゃんを産んであげるから……」
笑顔でドアの隙間からフェードアウトするマリアさん。
そう言えば何度しても中々出来ないって…………当然避妊はしていない。
と言う事はピルもなし?
まさか一度のエッチだけで妊娠って…………
頭を振りながら次の部屋へ。
和花のママさんである奈々子さんは隣の部屋で全裸待機していた。
少し柔らかい美人の爆乳。和花にそっくりで収まり掛けていたチンポが急に張り切りだした。
「ふうっ、何人でも産んであげるからね」
ピロ―トークで言われてしまった。
あの長い舌は遺伝だと判明。また来る約束をして慌てて服を着た。
撫子は間近でガン見していた。
陽菜の母である瑠奈《るな》さんはモジモジしていたけども何事も無くスルー。
おっぱいはデカそうなので、何時かは陽菜も大きくなるはず。
「最後にもう一人です」
「あれ?血族は終わりじゃ……」
部屋の中はベッドがあるだけの殺風景の部屋だった。
「最後は私が…………」
はらり、はらりとメイド服を脱いでいく撫子。
全裸にはった撫子は俺の服を脱がしていく。
その太ももには濡れた液体が垂れているのが見えていた。
「今日は私が……」
俺は撫子に押し倒され、そのまま上に跨りいきなり入れて来た。
始めはかなり痛がっていた撫子だが、日が経ったからか、ずにゅっと入った感じは痛みの訴えは一切無く、それどころか、気持ち良い、気持ち良いと連呼し、俺を射精まで追い詰めてきた。
本気を出した俺はバック、正常位、座位と基本的な事を行い、遂に撫子を絶頂まで追い詰めた。
まだ25歳と若い撫子は、俺の精液を4度も受けてご満足であった。
「えっと、ピルとかは?」
「何ですかそれ?」
「えっと、避妊って知ってる?」
「愛人ではありますが、かりそめの夫婦の中に避妊など要らないとパパさんが」
パパさん…………誠さんの事だよな。
やってしまったモノはしょうがない。
俺はスパッと諦めその後も滞在する正月の間、この三人とこっそりやりまくった。
結果が出たのは、春前。
見事に三人とも出来てしまった。
そして更にぐるっと季節は過ぎ、年末前に三人とも女の子を出産。
男が変われば出来るもんだとパパさんもお爺さんも関心していた。
だがしかし、それだけでは終わらずに撫子はその後も妊娠を続け、年子の子供を毎年産んでいく。大学中に全て年子で5名!
女女男男女…………
美人と凛々しい子供たちのパパとなっていた。
その後も和花のママさんとユリアのママさんは大学院中にも妊娠、出産をし、大学院を卒業するころには9名もの大家族のパパになっていた。
新社会人となった本社勤務で、扶養手当が入っていたのは嬉しかった。
そして金融部の部署で半年で係長補佐、係長、課長補佐と半年ごとに昇進し、課長となった次はCEO補佐となり、全てのグループと関わり合うようになっていく。
その頃に避妊を止めた桜花が妊娠。
続いて琥珀、和花、初めてマンコでしたミランダ、凛、麗花、涼花姉、ついでに撫子が6人目に。
毎月妊娠が発覚し、次の春から順次出産していく。
あっと言う間に18名のパパに!
舞花と名付けた桜花との娘が2歳いなる頃に、桜花がまた妊娠が分かり、次々に家族が再び妊娠!
少し多すぎたとも思ったが、愛花さんをはじめ、みんなは賑やかになったと大喜び!
祖父夫婦も孫を可愛がる事で楽しく過ごし、爺ちゃんの愛人達もこの実家へと移り住んで孫を可愛がり始めた。
その頃、忘れかけていた美香さんから久しぶりにみんなで合おうと言う話になり、桜花に相談すると言って来たらと快諾。
二人目の子供を妊娠している自信か、仁科も来る事に表情は変わらなかった。
俺は正妻である桜花との子供である舞花だけど連れて懐かしい実家のある町へと戻って来た。
両親は既に桜グループで楽な仕事をして遊び回っている為、実家は無いのだが。
数年ぶりとなるカラオケパセリに集合した面々は美香さんと隆之だけだったが、みんな大人になって綺麗で逞しくなっていた。
仁科は部活の準備があると言って来れなかったらしいが、今は学校の教員として俺たちの母校で教鞭に立っているらしい。
しかもこの隆之と再び付き合っていた。
時々流される事のあった仁科だから、今回も流されて付き合った可能性はある。
だが、此処でソレを言う気は一切無かった。
カラオケを楽しみ、ご飯を食べていっぱい話をした。夕方になる前にみんなと別れ、タクシーで空港へと向かう前に、懐かしい実家回りを流してもらった。
夕闇迫る中で懐かしい街並みを眺めていた。
腕の中にいる舞花は疲れて寝ていたが、ある美容室の前を通った時、舞花が起きてきた。
その瞬間、俺の視線は膝の上にいる娘に。
窓の外には、スマホを見ている大人になった仁科の姿があった。
お互い気が付かずに離れていく。
「あ、もしもし美香?今日の…………」
その仁科の声も聞こえずに俺は、待たせている桜花や家族の事を考えて、待機しているプライベートジェットへ向けていくタクシーの中で娘とお土産を抱えて笑顔になっていた。
圭介~サクセスとセックス~ おわり
初めてのラブコメ…………
難しかったです。
満足できないレベルでしたが、また何か時間がある時にでもお会いしましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回は『有罪です。』の二次創作だと思いますので…………