近くに人の気配を感じ、深く沈んでいた意識が徐々に覚醒していく。
昨日の疲労でぐっすりと眠れたおかげだろうか?
頭はすっきりとしており、多分夢は見ていない。
目を開いて、ベッドの上で寝ころんだまま、視線を部屋の中へ向けると、見慣れた顔が傍に立っていた。
肩まで伸びた、艶やかな黒髪のセミロング。
男を引き付けるぱっちりとした瞳が印象的な、幼げではあるが整った顔立ち。
見た目にはそこそこのサイズだが……身に着けている、ずっしりとしたボリュームの胸部が収まっているだろう、見慣れた紺のブレザーの制服は俺達が通っている高校のものだ。
こいつは、俺の幼馴染にして、
「おはよ、みーくん。
今日もおばさん仕事で早番だってさ。
朝ごはんも出来てるから、早く食べてけって」
「……ああ、おはよう。
今日は普通に起こすんだな、鈴音」
片手を上げて挨拶してくる鈴音に返しながら、瞼を擦りベットから上体を起こした。
下半身は朝の生理現象でぎんぎんに血が巡り固くなっている。
最近――といっても、精々が一週間余りの間では数回程度だが――
母さんも父さんも先に家を出ているときは、
「うーん……いや、みーくんの目覚めが良かった、ってのもあるけどさ。
今日新しい娘との顔合わせがあるじゃない?
だからその分とっといたほうがいいかなーって」
あ、でも、と鈴音はぺろりと舌なめずりして見せて、
「一回くらいなら……みーくんがしたいならさ。
朝の濃ゆーい一番搾り、もらっちゃおうかなぁ……?どうしよっか」
ぷるんとした薄桃色の唇を指で引いて、誘いをかけて来る鈴音。
自然と、口の中に唾液が湧き出て来る。
すっかり
「朝メシもあるし……なるべく早く済ませてくれ」
あっさりと欲望に屈した俺の答えに、はーい、とよく通る声で返事をして、鈴音は俺の寝間着の下を脱がそうと手をかけた。
自分でできるって、とぼやくと――
いいからまかせて、とこちらの頬にキスして、不意打ち気味の柔らかい唇の感触に怯んでしまったところを手際よく脱がされて、外気に晒されるのは怒張しきった俺の肉棒。
「今日も朝からすっごい元気だねえ……ちゅうっ、ん、れるっ♥」
ベットの上に上がった鈴音は、こちらの股座の間に入り込んで、竿を両の手の、細い指で包み込む様に支え持ち……
つるつるにはった亀頭に、口づけしてから舌を這わせ、もったいつけずにぴちゃろちゃと大きく舐めまわす。
ダメ押しとばかりに、くりゅりゅと鈴口に舌の先捻じ込み、尿道をほじる。
初手から惜しげもなく痺れるような甘い刺激をくれる、鈴音の舌技に、意識せずに声が出てしまう。
「鈴音……やっぱ、すげー上手い……っ」
目を爛々と輝かせて肉棒にむしゃぶりつく
幼さを残した顔立ちを淫らに染めて、カリ首や裏筋など、こちらの弱いところを的確に舌を這わせ、快感でにじみ出たカウパー液をキスで吸い出しつつ、唇をつるりと張った亀頭に押し付け熱を込めた視線で、上目遣いにこちらを見てくる度に呼吸が自分でも荒くなっていくのが分かる。
海綿体に限界まで血が上った状態の肉棒を舐られるのはやはり最高だ。
肉棒が与えられた刺激に昂ってびくびくと跳ねて見せると、頃合いとばかりに大きく口を開けて、鈴音は亀頭を咥えこんでくる。
「……あーむっ、ぢゅるるるっ、れる、ぢゅるっ♥」
唾液を貯めてぬるぬるとした、暖かい鈴音の口の中で、ぐるぐると亀頭に舌がまとわりついて舐られた。
唾液をたっぷりと塗されて舌が
俺がしてほしいことは大体読まれているのだろう。
精液を絞りだす為に、矢継ぎ早に奉仕が重ねられていく――本当に、たまらない。
つるつるに張った
音を立てて吸い付いて、滲み出続ける汁を啜り、裏筋に舌を這わせたまま、唇で竿を締め付けながら、じゅぽじゅぽと口腔全体で扱き始めた。
「んふ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、ぢゅるるるっ♥」
唇は蛸のように竿に引っ張られて歪み、ぐっぽりと喉奥まで使った、濃厚な
ぷるんとした瑞々しい唇が纏わりつき、頬肉で強く擦られ、こつん、と亀頭が当たる度にぎゅうとしまる感覚に、どんどん昂る。
熱の籠った瞳でこちらを見上げ、骨を与えられた犬の様に肉棒をしゃぶり続ける鈴音の姿が何とも淫靡で、背筋がぞくぞくする。
こちらの
「じゅる、ぢゅう、ぢゅるるるっ♥」
一切の加減のない、こちらの精液を搾り取る為の、蕩けるような鈴音の口技に、口の端から涎が垂れた。
――気持ちいい。こちらのいいところを、全て押さえられた上で、
肉棒に何かされるたびに、びくびくと口内で跳ねそうになって、生暖かい舌や上顎に当たって抑え込まる。
その度にまた、快感が膨れ上がって……もう
少しだけ勿体ないともおもうが、時間が無いのも確かだ。
昇りつめるまま、一気に
「っ、
俺が限界を口にしたのと、喉奥にぎっちりと亀頭がはまり込んだタイミングはほぼ同時だった。
一際、ぎゅうと締め付けて来る喉の粘膜。早く飲ませろと言わんばかりの鈴音の視線。
我慢などできる筈もないし、するつもりもない。
どくん、とこみ上げてきたものをそのまま開放する。
「ん゙っ♥ん゙ぐっん゙ぐっん゙ぐっん゙、ん゙……ん゙ぐっん゙ん゙ん゙ん゙っ……♥」
蕩けた瞳で、俺の精液を一滴も零すまいと飲み下していく鈴音の姿に、愛おしささえ感じる。
ぷりゅぷりゅとした射精が収まりを見せるまで、深く咥えこんで捕らえたまま、離してくれない。
―――期待通り、視界が白く染まる程濃厚な悦楽を味わえる時間に、病みつきになってしまう。
「ん゙っ、ぢゅ、ちゅううううっ……♥」
鈴音の鼻息が股座に当たった。
射精が落ち着き、ひくつく肉棒を少しだけ喉奥から引いて、きつめに吸いたてられる。
最後の一搾りまで啜り出そうとする貪欲さにくらくらきた。
「ぢゅうっ、ぢゅゅうっ♥」
ちろちろと鈴口をほじり舐めながら、徐々に力を失い、朝勃ちが収まったそれを宥めてくれて、いや……
「もう、いいって、これ、以上は……っ」
すっかり小さくなった肉棒を、咥えてちろちろと舐ったまま、鈴音が退いてくれない。
寝起きの、朝勃ちが収まった後の
「本当に、やばいんだって、漏れっ……!」
退いて湧き上がってきたものが抑えられない。
勃起で抑え込まれていた、別の
「んー♥
もごもごと喋る鈴音が何か喋る度に、舌が、声が、肉棒に響いて、辛うじてせき止めていたものが決壊する。
精液よりもはるかにさらさらとした液体が、尿道から勢いよく通り過ぎていく。
ある意味で、
目の前の幼馴染の暖かな口内に、肉棒を咥えこまれたまま、じょろじょろと漏らしつづけている。
「ん、ごきゅ、んぐ、ごきゅ……♥ちゅう、んぐっ♥」
次第にちょろちょろと排尿の勢いが弱まって、完全に途切れるまで……
寝ている間、膀胱に溜まったものの全てが、ごくごくと
射精直後にそうされるように、鈴口の辺りを舌で舐められたあと、軽く、残尿感がなくなるまで、ちゅう、と吸い出されて――
「ご馳走様……なぁーんか、つんと来る上に、しょっぱいねぇ、
当たり前だけど……あんまり美味しくないかな。
でも、ちょっと
うん、今日もとっても
ちゅぽん、と。俺の吐き出した全て――精液と、小便を余さず胃に収めてから、鈴音は俺の肉棒から口を離す。
んー、と唇に人差し指を当て、少しばかり考え込むようなそぶりを見せてから、笑って小便の味の感想と、そこから分析したらしい俺の体調を伝えて来た。
何と返したものか――上手く言葉が出て来ないこちらに、鈴音は言葉を重ねてくる。
「それと起きたばっかだから、濃い味っていうか……きっと体に水分が足りてない感じなんだね。
みーくん、これから毎朝、ちゃんとお水飲んでおいたほうがいいよ。
あ、できればお茶とかじゃなくて、普通の――真水とか?
コップ一杯ぐらいでいいからさ」
内容は、ついでとばかりに今後の生活習慣へのアドバイス。
締めくくる鈴音に遅れて、何とか出て来た言葉を返す、
「いや……お前、別に、そこまでしてくれなんて俺は」
自分でも今更何を言っているのか、と思いながらも……白々しい言葉を口にした。
「……あ、ごめんね。
今日の新しい娘との顔合わせとか、気にしてたみたいだし……景気づけにいいかなって。
その……どうだったかな?」
「……よかった、けど」
素直に、答えてしまう。
少なくとも、こいつがいるのに、新しい
多分止めるように言うべきだったのだろうが、流されてしまった。
俺の答えに、そっか、と嬉しそうに弾んだ声で――
「おしっこ出したし、まだまだ、たくさん
じゃ、私お口洗ってくるから……みーくんも早く着替えて朝ごはん、食べちゃってね。
心配しなくても、
匂いだって残らないと思うよ」
「……ああ」
よいしょ、と鈴音はベッドの上から軽やかな足取りで降りる。
そのごく自然な、滑らかな動きのままでくるりとこちらに向き直り、黒髪とスカートをたなびかせながら、
「うん、今日も一日頑張ろうね……みーくん♪」
そう言い残して、俺の部屋から出ていく鈴音の背中を見送って、俺は今の寝間着から、制服へと着替え始める。
既に俺達の日常の一部となりつつある光景。
心の何処かで、このままでいいのかと思いつつも、快楽に溺れていくだけの毎日。
それがどんなものになるのかは、今はまだ、わからないが。
多分きっと……俺はまた、流されてしまうのだろう。