昼食を早々に済ませ、三人そろって移動した先は体育倉庫。
内側から鍵をかける事ができるので、こっそりカップルが色々やっている事もあったりするするらしい……
ある意味で、今の状況には最も都合のいい場所である。
その部屋の、片隅で……
エナメル質のような光沢を放った紫のボディースーツを身に着け、直立不動で佇む砂村に目を向けて、ぼやく。
「予測してないわけじゃ、なかったがな……
一応どういうことか聞かせてもらっていいか?」
小柄な彼女の、なだらかなボディラインのはっきりと出る、この姿は、バイト先の悪の組織で使われている、戦闘員御用達の半生体強化スーツだ。
つまりは、砂村もとっくに、組織に拉致されて戦闘員に改造されていたのだろう。
顔合わせとは、砂村がそうだという事を俺に知らせる事か、とも、思ったのだが……
「んー、そう難しい話じゃないよ?
朝、ユキちゃんの方から識別信号送ってきたときはびっくりしたけどさ」
鈴音は、軽い調子で、自分も今日知ったのだと告げて来る。
識別信号――そんな機能も、確かあったと聞いていた。
元々は、戦闘員同士での連携を取る為のものであるらしいが。
「多分……タイミング的には私と一緒だったんじゃないかな、ユキちゃんも戦闘員にしてもらったの。
ユキちゃんも
「戦闘員H33-10031――素体名、日村 鈴音の報告を肯定します。
当個体、戦闘員H33-10032は、本日より無期限で貴方様専属の部下……所有物となります」
装着したバイザーからの駆動音と共に、如何様にでもお使いください、と無機質な口調で続けこちらに頭を下げる砂村。
……
改めて聞くと、随分と気前のいい話だ、と斜めに構えて見たところで、現実は変わらない。
気が重い様な……或いは、楽しみなような。
気が抜くと、下種な自分が抑えきれなくなりそうだ。
内心で葛藤する俺を尻目に、鈴音は言葉を続けて来る。
「まあ、いろいろあるのは
とりあえず……ユキちゃん、
今の所、周りに他の人の反応とかはないけどね。
……万が一
「わかったよ。砂村。
とりあえず元の姿に戻ってもらっていいか」
立ち尽くしたままの砂村が、装着するバイザーの駆動音が唸り、紅い光が輝く。
「……かしこまりました、上官様。
人格擬態モードへと移行します」
先日、鈴音がそうだったように、俺の命令を受けて砂村の纏う半生体強化スーツが、強く光輝き、彼女の姿が元の制服姿へと、戻る。
砂村は元々が、表情に乏しいので
ただ、抑揚のない言葉の調子が、ぼそぼそと、囁くような、それへと変わったので、確かに、『
「……
私、性欲処理とか、
日村さん、元々、その為に、私をここに、連れて、来たんだし」
「
どうせなら、現状把握も兼ねて、ユキちゃんの事使ってもらおうかなーって。
まあ、時間的に一回くらい
満足できなかったら、放課後、家に帰ってからまた私が相手するよ」
制服のスカートをまくり上げ、愛液で、ぐっしょりと濡れた、白いショーツを見せつけて来る、砂村。
非日常を感じさせる、半生体強化スーツでの行為も……魅力的、だったんだが。
なまじブレザーの制服姿―――見慣れた普通の格好と元の人格に極めて近い振る舞いなだけに、妙な興奮を覚えてしまう。
つい昨日鈴音と力尽きるまでまぐわった時の事を思い出す。
俺が、その気になれば、如何様にでもできる―ー道具に過ぎない。
「……三村君。
もし、むらむらして、くれてるなら……
私の、処女まんこ……使って、下さい」
「ね、みーくん。ユキちゃんの初めて、もらってあげてくれる?
私は邪魔が入らないように入り口の近くで見てるから」
にこにこと、いつものように笑い、友人の身体を差し出してくる鈴音。
それに異議を唱えるどころか……自分を犯してくれと、欲望の捌け口にしてくれとこちらに懇願するような砂村の言動。
急速に下半身に血が集まっていくのが、自分でもわかる。
疎遠になっていた――好きな
したい……砂村と、セックスが。
あの小柄な体を思う存分、味わいたい。
「じゃあ、使わせてくれよ……砂村。」
「……ん。私の身体は、三村君の、
遠慮しないで、私の
砂村は、俺の目の前で跪いて、固くなった肉棒の膨らんだ制服のズボンの上から、小さな手で撫でさすり……
「……ん。ぴちゃ、ぴちゃ、れるぉっ……」
ファスナーをずり下げて、取り出した、怒張しきった肉棒を軽く扱きながら、ぺろぺろと、小さな舌で、唾液を塗すように、舐めまわしてくる。
小柄な彼女が、懸命な舌遣いでもたらしてくれるそれは、こそばゆいような気持ち良さだ。
ちろちろと裏筋を舐められたり、鈴口をくすぐるように舌先で、くりゅくりゅとほじくられると、おほ、とおかしな声が出てしまう。
「ぴちゃ……れろっ、ちゅうっ、れるっ、ちゅ、ぴちゃ、ちゅうっ」
砂村のフェラチオは、根こそぎ搾り取る様な鈴音が披露した舌遣いとは、対照的な物だ。
まあ、直接脳に性的な技術をインストールされているので、砂村もそういった奉仕を、やろうと思えばできるのかもしれない。
ただこれは……男の庇護欲をそそる砂村の、小動物のような可愛らしい容貌、
なんというか、愛玩性奴用のプログラム、というのは伊達ではないな、と思わされてしまう。
これを組み上げた奴は、男の性欲を煽り、ひきだす術と言うものを心得ている。
「……凄い、エロ可愛いな、砂村。
俺のチンポ、すごい一生懸命、しゃぶってくれてる」
「れろぉっ……ん。三村君の、凄く、どくどくして、熱くて、固い、です。
れろっ、ちゅ……ぴちゃっ、んっ」
砂村に俺の亀頭を咥えこまれ、ちゅぱちゅぱと舐めまわされながら、滲み出る先走りの汁を啜り出される。
こちらの太ももに手を添えて、飴でも舐める様に暖かい口内で小さな舌を絡め、張りつめたそこに這わされているのがはっきりと感じられる程……こちらは敏感になっている。
漏れ出るカウパーを、頬いっぱいに亀頭を咥えこみ、上目遣いにちゅうちゅうと吸われる度、肉棒がたまらないほど疼く。
……いい。もっと、して欲しい。
幾度も体を重ねて俺の
それでも頬を赤らめ、じっとこちらを見上げる形で視線を合わせて、小柄な
「精液……飲んで、あげたい、けど……
時間、ないから……あむっ、ちゅば、れる、ぢゅううっ」
血が巡りより一層、怒張していくそれの先端をしゃぶらせる度、たまらないほど脳髄に響く、甘く痺れるような疼きから下半身が蕩かされるようだ。
「ううっ……でも、確かに、これから、いくらでも出来るもんな……っ」
行為に移る前は、幾らか存在していた躊躇がはっきりと薄れていっているのが……理性が、蕩かされているのが、自分でもわかる。
鈴音がただ、いつも教室でそうしている様に、にこにこと……こちらの、邪魔にならないように、笑って見ているのも、それを後押しているのだろう。
今のこれは異常な状況なのだ。普通に考えれば。
けれどそれに……心のどこかで、慣れてしまいつつある自分がいる。
何とはなくではあるが、不意打ちに近い形で組織が砂村を俺に寄こした理由の一つが、分かった気がする。
あの怪人が言っていたように、新しい
多分、間を置かず、複数の女を侍らせる悦楽を味わわせて、意識の
例の『先輩』がイカれた自爆行為に及んだ理由も、今なら少しだけ理解できるような気がする。
こいつらが、俺の自由にできる
これは……麻薬なのだ。
ふと、頭に過る理性や道徳からくる鉛を飲み込んだような罪悪感も、砂村が俺の
鈴口を小さな舌でちろちろと舐められるたびに、この蕩けるような悦楽がもっともっと欲しくなる。
「……ん、ちゅ。限界まで、がちがちに、固く、勃起してる。
これなら、濃ゆいの、たくさん……出る、よね。
凄い、苦しそう……三村君、はやく、向こうの、マットの上で……しよ?」
ちゅぱ、と亀頭から唇を離し……ひくつく肉棒に熱い視線を注ぐ砂村の言葉へ……おう、と頷く。
立ち上がり、とてとてと歩く砂村の腰に手を回して付き添い、一緒にマットの上に移動して、ぽすんと
体育の授業で偶に使う事もあるそれは、座りごこちからすると、やや硬めの感触ではあるが……無いよりはマシだろう。
「なあ、最初は砂村の顔見ながらしたいんだけど」
「わかった、私が、上に……なるから。
三村君も、ぎゅっと、して?」
砂村はぐっちょりと、股座からあふれ出る愛液で濡れたままのショーツを、ずるりと脱いで横に置いて、スカートのホックも外し、ぴっちりと閉じた割れ目を見せつけてくる。
鈴音もそれよりも、陰毛が薄い――というよりは……
毛が殆ど生えていないな、と、蜜の滴るそこを釘付けになっていると、彼女が身を乗り出して、俺の上に跨る。
そそり立ったままの肉棒に手を添えて、砂村は自らの割れ目に、あてがって、一気に、腰を落としてくれた。
「―――ん、っ……!」
鈴音以上にきつく、狭い砂村のそこを押し広げ、みち、ぶちと初めての証を俺のモノが引き裂いて……奥まで貫いた感触が伝わってくる。
間を置かず、ぎゅう、と押しつぶすように絡みついてくる生ぬるい熱さの肉の締め付け。
こつん、と奥に亀頭が当たる時に砂村の表情が僅かにしかめられ、呼吸が乱れているのに気付いた。
壊れてしまいそうな、華奢な体躯を抱きとめてこちらも強烈過ぎるそれを堪える。
―――すごい、砂村の
「――ぁ、はぁ……奥まで、入った……
三村君の勃起ちんぽ、私の、
「ぅ……なあ、痛い……のか?」
鈴音との初めての行為は、
ただ、今回は、
強烈な締め付けに、俺のモノが反応して、砂村の
それでも、砂村が、少しつらそうに顔をしかめているのを見て、つい、尋ねてしまう。
「……気に、しないで。
確かに、痛覚は、あるけど……これも、
三村君が、私の、処女まんこでの……
じゃあ、動くね、と、俺の首に手を回し、腰を使い上下し始める砂村。
ぎちぎちと、容赦なく締め付け責め立ててくるきつく狭い彼女の
鈴音がそうであったように、俺のモノの形を、今、正に記憶しているのだろうか、と思うと、昂ってしまう。
近くで……生暖かい、先程、むしゃぶりついた肉棒の匂いが残った吐息を、こちらの鼻先に浴びせながら、頬を赤らめ、かずかに喘ぐ彼女から、目が離せない。
―――エロい。可愛い。気持ちがいい。
今、俺の頭の中を大半を占めているのは、その三つだけだ。
単純な快感だけで言えば、俺専用に肉体を調整をくりかえした鈴音のそれの方が上である。
しかし……小動物のような庇護欲をそそる可愛らしい容姿の彼女が、ただ俺を喜ばせる為だけに、懸命にこちらにしがみ付いて、腰を使い、ピストン運動を上下に繰り返している光景は、酷く刺激的で、情欲を煽られる。
それに、こなれていない
幾度もきつい膣肉を貫き、押し広げる感覚に、じわじわと追い詰められていく。
「ん、く……ぁ……んっ、ん、はぁ……!」
痛みに喘ぎ腰を振る姿に、罪悪感を……覚えないわけではないのだが。それを凌駕するほどに、砂村との
こつんと、彼女の
舌を突き出して、涎を垂らしながらも、じっと俺の瞳を見つめて、ぬち、ぐちゅ、と濡れた音を立てて、腰を使うその姿に昇りつめていく。
「やばっ、もう、
「……出して、いっぱい。
三村君の、たくさん、生で……私の、
砂村が、俺の声に呼応するように……とどめとばかりに、スパートをかけて、激しく、身体を上下させた。
持ち上げた腰を深く落とし、ずぷぅう、と肉棒の根本まで沈みこませる、その繰り返しに、耐えられない。
一際、強く……押しつぶすように締め付けて来る膣肉。
―――もう、駄目だ、ここ、が、限界……これ以上は、引き、伸ばせ、っ、ああ……っ!
「ん、んん、ぁ……っ!
熱いの、どくどく、
生暖かい、こなれていないそれによる圧迫感に堪え切れず……
どくん、と砂村の
びゅくびゅくと迸るたびに、狭い
甘く痺れるような、ぞくぞくとした疼きが背筋を駆け抜ける。
「ぁ……んっ、凄い、濃ゆいのが、いっぱい、
私の、処女まんこ
「……悪いっ、頭が、気持ち良すぎて、どうにかなりそうだっ……!」
砂村の背中に回したままの腕に、力を込めて抱きついて……
強烈に、肉棒を絞り上げてくる、彼女の
くらくらするような、悦楽と共に気怠い充足感が滲み出てきて、込み上げてくるものをそのまま吐き出し続ける
制服越しではあるが、腕の中にある体温が、すぐ目の前にある蕩けた表情が、より強く砂村と繋がっている事を感じさせる。
くそ、すごい、全然、止まらない……まだ、
「ぁ……はぁ……凄い、まだ出てる……三村君の、いっぱい……」
天を仰ぎ見る様に顔を蕩かせたまま、のけ反る、砂村。
ただ、こちらの首筋に回した手に籠った力は、ぎゅうと縋り付くように強まり、より互いに身を寄せ抱き合う形になる。
がっちりと、より強く固定され繋がったまま、砂村の
俺のモノをみっちりと締め付けるせまくきつい
「ん、やっと、止まった……三村君、どう……だった?」
「凄え、良かった……正直もっとしたいくらい……」
長い射精を終えて、砂村の問いかけに、最高だったと素直に答える。
世辞ではない。うしろめたいものもあるが、それ以上に妙な達成感のようなものさえ湧き上がってくるようだ。
「……んー、そろそろ昼休み、終わる時間だし、それは無理じゃないかな、みーくん。
あと十分くらいだし。ちょっと急いで後始末に移ったほうがいいかも」
会話に割って入ってくるのは、行為が終わるまで沈黙を貫いていた鈴音だ。
もうそんな時間か、と気付かされ……思考を切り替えた。
「わかってるって、鈴音。じゃあ、名残惜しいけど、砂村……」
ん、と砂村は頷いて、互いに腕を解いて、ずるり、と力を失いつつある、俺の肉棒を、腰を持ち上げて引き抜く。
結構な量を注いだはずだが、僅かに垂れるだけで、殆どが吸収分解されてしまったようだ。
その辺は、鈴音と同じか。
「わかってると、思うけど……
「ああ、うん……」
下着を身に着け、制服のスカートを履き直している砂村の言葉に答えつつ、俺もどろどろに汚れた肉棒の後始末に移る。
はい、と鈴音から渡されたウェットティッシュで、自分のモノをぬぐい、よろめきながら立ち上がる。
「あと五分だよ。時間的には十分間に合うね。
じゃ二人共。一緒に教室……戻ろっか?」
ぱん、と手を叩いて、鈴音の言葉に素直に砂村と同時に頷く。
ただ、余力自体はまだ残っているので……放課後、
色に溺れた期待も、頭をよぎってしまう。
「大丈夫、忘れてないよ。
学校が終わってお家に帰ったらいっぱいラブラブエッチしっよっか、みーくん。
それとも、
そして、こちらのそれを見透かしたように、悪戯っぽい顔のまま舌なめずりしてにんまりと笑う鈴音。
その姿が、酷く蠱惑的に映り……自然と口の中に唾が湧き出て来るのを感じた。
それをごくりと飲み下す。
我ながら、実に節操のない事だが。
――ああ、やっぱ、
「三村君、あんなに
日村さんも、だけど……おさかん?」
「……やかましいわ」
くい、とこちらの上着の裾を引っ張って、静かな
そんな調子ですっかり平時に戻ったような砂村のツッコミに軽口で返しながら、三人で体育倉庫を出た。
教室への道を足早に戻りながら……何というか爛れた生活を送っている今の状況に、我ながらまるで発情した猿のようだな、と自嘲する。
実際、次から次に鈴音や砂村に対する淫らな妄想が湧き上がってくるし……
今回の
とはいえ、図に乗りすぎれば、調子に乗りすぎた阿呆の二の舞になるだろうから、そこは気を付けないといけないのだろうが。