休日の昼下がりの自室での事。
俺は、今日
その、相手となっている黒髪のショートへアの彼女の名は――
中学時代からの友人でもあり……今は、俺の
小動物を思わせる可愛らしい、小柄な体躯の首から下を包むのは……最早、御馴染みのものとなりつつある、バイト先の悪の組織の戦闘員が身に着ける、紫の光沢を放つ半生体強化スーツだ。
彼女は今も小さな腕をこちらの首に回し、しがみつくように体を寄せて体勢を固定し、俺の肉棒に貫かれたまま……
ぐちゅ、ずち、と卑猥な音を立てつつ、機械的にこちらの性欲を処理する為に、一定のリズムを保ち、腰を振り続けている。
抽挿の度に齎される、きつい膣肉を幾度も抉じ開けるような感覚は、小柄な少女の
「……上官様、当個体の
目元を覆う、駆動音で唸りを上げるバイザーに備えられた
高く、甘さを含んだ可愛らしい声ではあるものの……抑揚がはっきりとした口調。
囁くような声音で、小さく途切れ途切れに言葉を切って話すような、
普段の、不思議と耳に響く独特のそれとは違った調子には少し違和感がある。
まあ、俺が本来の
「ああ……凄い、気持ちいい。
気を抜くと、すぐに
きつくて締め付けて来るのに、うにうに絡みついてきて……」
「ありがとうございます。
上官様のお好きな
幸奈が押し付けるようにぐりぐりと腰を使い、
うねる襞が、亀頭の敏感なところに、に゛ゅるに゛ゅると擦《こす》れて、齎された甘い痺れが腰から背筋まで登ってきてぞくぞくする。
絡みつく
ああ、飛ばし過ぎだ、やばい―――!
「まっ、ちょっ、すぐ、
ちょっと、ちょっとだけ、タンマ……!」
「……かしこまりました」
こちらの言葉に素直に従い、腰の動きを止める幸奈。
精力剤のお陰で一回や二回
それでも限度はあるのだ。
ぎゅうぎゅうと押しつぶすような
可愛らしい目元を覆い隠す様に装着された
露になっている口元からは、生気のない
そこから洩れる吐息は生暖かく、鼻先に届く度にこそばゆさを感じる。
肉体の反応故か、幸奈のそれは僅かに乱れているようだ。
――やっぱ、エロいな……これ。
今も、挿入したままの肉棒に絡みつく襞、生ぬるく蕩かしてくるような膣肉のおかげで、肉棒が反応してしまう。
じわじわと蓄積していく快感。
素肌に擦れる、小柄な体躯を包む生体スーツの感触越しの体温。
外と
「……上官様、射精までの
当個体を使用した性欲処理を最大限にお楽しみいただく為、推奨する
上官様の性的快楽が一定値を超えた時点で搾精行為の再開を提案しますが、いかがいたしましょうか」
「ん、ああ……そこは、任せる」
かしこまりました、と答える、腕の中の少女。
俺に従うだけの肉人形としての本質が前面に押し出された、今の
所有者《おれ》の性欲を満たす為に、脳に刷り込まれた
酷く、蠱惑的に映る。
はあ、と、息を吐いて幸奈の小さな背に回した手に、ぎゅう、と力を籠める。
手の平に感じる、
体温のそれなのか、スーツ自体が発熱しているのかは分からないが……仄かに熱を持った独特の手触りは面白い。
撫でる様に、指を這わせそれをじっくりと楽しむ。
「んっ……」
求められている、と判断したのか、幸奈の方から小さな唇をこちらのそれに重ねて来る。
額にこつんと彼女のバイザーがあたるが、痛みはない。
啄むような軽いキス。
仄かに触れた柔らかで暖かい感触が、何とも心地いい。
「当個体の
じっくりと、ご堪能くださいませ――んっ」
ちゅ、と唇が触れたときに、幸奈の体を抱いた腕に力を籠めると、向こうも少しだけ身を擦り寄せて来る。
幸奈の狭くきつい
それに耐えかねてびくびくと肉棒が
「ああ、やっぱり凄いな……本当に、どうにかなりそうだ」
行為を重ねる度に、俺の
だから――よく、知っている。
更に言うなら、幸奈の
生ぬるい
がっちりと気持ちのいい
じわじわと確実に限界が近づいていく中で、小柄な体の抱き心地と
「
耳に届いたのは、幸奈とは対照的な情感をたっぷりと含んだ明るい
ちらり、と視線を向けると、俺の普段使っている椅子に腰かけた、十代半ばの少女がいた。
「ちょっと妬けちゃうなあ。今朝はあんなに濃ゆいの私に飲ませてくれたのにさ」
持ち前の陽気さ、明るさが溢れるような快活な調子でありながら……
咎めるような、或いは拗ねた様な、ねっとりとした
装いはバイザーが格納され素顔が露出している事を除けば、幸奈と同じ半生体強化スーツ。
肩まで伸ばした艶やかな黒髪のセミロング。
幼さを残しつつも男を惹きつける顔立ちぱっちりとした瞳を爛々と輝かせたこいつは、
「今日は時間もあるんだし……私も相手してくれるんだよね?」
たっぷりと媚を含んだ声で、俺を悦ばせる為の言葉で囁きかけて来る
こいつとは一年程疎遠になり、その事に煩悶としていた時期もあったが――今は御覧の通り。
紫の光沢を持つ、ボディラインのはっきりと出る
その身体を、毎日のように貪ってはいるが……まったく飽きる気配がない。
しかし
食っているものに違いでもあるのだろうか?
つい先日、学食でそこそこの量があったラーメンをぺろりと平らげていた事を考えれば――
「じゃあ後何回か、幸奈の
せっかくだし……
「はーい、みーくんの大好きな奴ね♥
おっぱいでぎゅっとして、先っぽをちゅちゅー吸ってあげると濃ゆいのだしてくれるの……私も好きだよ。
ふふ、たっぷり
ぺろり、と唇を舐めて淫らに目を細めて笑っている姿を見ると、どうにも目移りしてしまって困る。
今もぎゅうぎゅうと肉棒を締め付ける幸奈の
「ああ、今日は
最後まで言葉は、続かなかった。
ぐちゅ、と再び幸奈が腰を使い始めたのだ。
加えて、啄む様に頬や唇に触れる程度だったキスが、唇を割り舌を深く絡める、ディープなそれへと移行した。
ただ忠実に命令に従い、頃合いと判断して俺の性欲を処理するために動いているだけなのだろうが。
余所見をするな、と幸奈が拗ねているように感じたのは……些か、色ぼけのしすぎだろうか?
「あ、邪魔してごめんね?
ユキちゃんにさ、今日もたくさん
幸奈の小さな舌を貪り、絡め合っているために鈴音の言葉に返事ができない。
視界いっぱいに広がる、バイザーから放たれる紅い光がどうにも眩しく、
機械的な振る舞いに似合わない、ねっとりとした執拗な舌遣いで、唾液をかき混ぜてくる幸奈の味に夢中にさせられる。
「ん……ちゅ、ふ……!」
少しばかりの
先ほどよりも、
肉棒が
もう……限界だ。
しこたま睾丸のなかで
「んっ、ふ、ちゅ、んっ……」
幸奈も、蓄積された
腰が沈み切ったところに、ぐり、と少しばかりの捻りが加えられ――それが合図となって、どぶっ!と大量の精液が
幾度も味わった蕩けるような、癖になる悦楽と開放感が、一気に襲ってくる。
――ああ、気持ちがいい、具合が、良すぎる……!
「ん……ん………!」
舌を深く絡め合ったまま、幸奈の
うにうにとした
……今朝もあれだけ出したばかりなのに、自分でも驚くほどの射精量だ。
粘度の高い白濁としたものが、尿道からせり上がり吐き出される、解放感を伴った焼けるように熱い感覚。
濃厚な子種を、贅沢かつ無為に吐き捨てる行為が……本当に、たまらなく気持ちいい。
「ん……ふ、ぁ……」
せまくきつい
「射精の終了を確認しました。
……勃起は未だ継続中、再度の射精も問題なく可能と判断します。
当個体を使用しての性欲処理を続行しますか?
もしくは戦闘員H33-10031――素体名、日村 鈴音を使用しますか?」
幸奈に塞がれていた唇が解放されたのは、ぶりゅ、と最後の一滴を幸奈の肉穴に
ただ、それでも俺の肉棒の勃起はまったく収まっていない。
硬く、血が巡ったままのそれが物足りないと、びくびくと
「いや、もうちょっと
顔、見せてくれるか?」
俺の
露になるのは、よく見知った大人しそうな少女の可愛らしい容貌だ。
表情に動きが無いのはいつもの事ではあるが、瞳の奥に吸い込まれるような、虚ろなものを感じるのは……気のせいでは、ないんだろう。
「……かしこまりました。
ではこのまま引き続き、当個体での
未だ不満気にひくつく
きつく狭い肉穴で肉棒が扱かれることで、再びぞくぞくするような甘い感覚が齎されると同時に、ちゅ、と幸奈から唇が重ねられた。
再び舌を絡めあう、ディープキスを楽しみながら、彼女の
「んー、みーくんもユキちゃんに夢中だねえ。
これ……ちょっと私の番が回ってくるの、当分先かなあ?」
幸奈の虚ろな瞳の奥を覗き込みながら……甘い唾液を味わい、心地よい生ぬるい肉に包まれ、抱きしめた小柄な体躯に欲望をぶちまける。
飽きるまで、幾度もそれを繰り返す俺達を、にこにこと笑いながら眺めている鈴音。
最早、違和感を抱く事さえなくなりつつある――俺たちの歪な日常の風景。
そんな爛れた空間の中で、俺の心に僅かに残った冷静な部分がここに至る経緯を思い返していた。