鈴音と砂村との昼食には特筆すべき事は無かった。
強いて言えば、昔と同じようなノリでくだらない話ができたことが、収穫と言えば収穫だろうか。
一年ぶりに砂村からの真顔のボケへツッコミをいれるのもなんというか、悪くはなかったしな。
午後の授業とて、然したる問題もなく――つつがなく終える事が出来て。
放課後から俺の自宅へ、鈴音と一緒に真っすぐの帰宅。
二人揃って帰宅部なので特に支障もなかった……
ああいや、そう言えば一年の時鈴音は何処かの部活に入っていたような?
今更だが……多分、戦闘員に改造された際に、辞めたのだろうか。
……まあ、後にでも聞けばいいか。
俺達がいるのは、昨日と同じく俺の部屋。
今日は父さんも母さんも仕事で、遅くまで帰ってこない。
鈴音の家も似た様なものだそうだ。
そして
「いやー今朝ぶりのみーくんのお家だよねえ。
最近すっかりご無沙汰だったけど、久しぶりにじっくり家探しでも――」
「……鈴音。一旦、擬態モードを終了してくれ。
ああ、格好は
俺の言葉でスイッチが切り替わったように――楽しそうに話していた鈴音の顔から、表情が失われる。
「―――かしこまりました、上官様。
当個体を用いた性欲処理は問題なく実行可能ですが、今から使用されますか?
本日は十分な時間がとれますので、十二分にお楽しみいただけるかと思いますが」
「いや、それはひとまず後でいい。
……こうして見ると、さっきまでのは本当にただの
意思の光を宿さない、無機質な瞳を鈴音から向けられると――なんというか、自分でそうしろと命じておきながら……面食らってしまう。
「はい、上官様。
当個体は問題なく市井に潜伏できる様に……
改造前の
それを利用する事で、極めて精度の高い
淡々と虚ろな表情で、俺に回答する鈴音。
分かっていたつもりではあったのだが、見事なまでの変わりようだ。
「……そういや、俺の
「いえ――先日申し上げました通り、当個体は愛玩性奴として運用される事を前提に改造された戦闘員ですので。
『商品価値』を落とさないために……上官様直属の戦闘員にしていただくまでは、擬態人格モードのまま待機しておりました。
稀に後方支援を行う事もありましたが、上官様に外部委託されている任務と、重要度ではそう違いは無いかと」
……ああ、容姿の優れた現役女子高生ともなれば、
俺の手に渡る直前まで、大事に大事に『保管』されていた訳だ。
ついでとばかりに、この一年、心に引っかかっていた僅かなしこりから、俺の口から、
「これは好奇心から聞くんだが。
お前は、いや……『日村 鈴音』は、俺の事をどう思っていたんだ?
その、男女の好意的な意味で……なんだが」
「上官様……それは、当個体の上官様への忠誠を申告せよという意味ではなく……
保存されている素体の人格データを参照して回答せよ、と言う理解でよろしいでしょうか?」
「ああ。それでいい」
俺の肯定を受けて――かしこまりました、と鈴音は虚ろな目のまま、言葉を続ける。
「失礼ながら――はっきりと異性として意識していた訳ではなかったように思われます。
どちらかといいますと、上官様へは友愛、もしくは家族愛に近い感情を抱いていた方が正解かと」
「……そうか」
……判ってはいた事だ。薄々は。
嫌われていた訳ではないが、幼馴染以上の感情を持たれていた訳でもない。
だから、今更なのだと自分に言い聞かせていると、鈴音は抑揚のない口調で進言してくる。
「―――上官様、差し出がましいようですが……当個体の運用について、一つ
お望みのようでしたら、上官様と恋人、伴侶といった前提を擬態人格モードに組み込むことも可能です。
必ずやご満足いただける様に、当個体は誠心誠意全力で上官様へ一生涯かけて尽くさせていただきます」
いかがいたしましょうか、と問いかけて来る鈴音に……俺は、ふうとため息をつく。
まあいい。どうせ……結局は、お人形遊び。試すだけならば、タダだ。
「……じゃあ、それでやってみてくれるか」
かしこまりました、と鈴音が返答し虚ろだった瞳に力が宿り表情を取り戻したか、と思うと――
次の瞬間には、踏み込んで距離を詰められていた。
視界一杯に、頬を赤らめて潤んだ瞳の彼女の顔が広がり、ぎゅう、と抱きしめられて
「ん……ちゅ、ふ……んっ」
にゅるり、と鈴音の舌が、唇を割り入って俺の口の中に捻じ込まれる。
こちらの
「ちゅ……ん、ちゅう、んふ……♥」
鈴音が目を細めて―――嬉しそうに笑っている。
今朝の様な、淫蕩に蕩け切った笑顔《それ》を浮かべたままの彼女と、舌と舌を深く絡めた、
にちゃぴちゃと、濡れた音を立てて舌と舌を
昨日に処女を貰って、今朝が
それで今が、ファーストキスと来たものだ。
順番がめちゃくちゃだな、と思いながらも、鈴音の唇を貪り、舌を絡めあうのを辞められない。
興奮で下腹部に血が集まってどんどん勃起していくのが自覚できる。
最低なのは自分でも分かっているが――それでも欲望に火がついて、止まらない。
……もっと、この
腰が抜けるまで、金玉が空になるまで、こいつの、まんこに
滾る様なこちらの情念に応える様に、鈴音は顔を離し、舌を引き抜く。
つう、とお互いのそれが混じり合った唾液が糸を引いて口の端から垂れ落ちたが――気にも留める様子がない。
「ちゅる……んぁ……、ふふふ……♥
みーくんのおちんちん、凄く硬くなってるよ、お腹に当たってる……♥」
「……おかげさまでな。
なあ、正直これから我慢とか全然できそうにないんだが」
わかってるよ、と鈴音は淫蕩に笑ったまま――ぱっちりとした大きな瞳を潤ませて、こちらを抱きしめていた腕を解く。
制服のスカートの中へ――
「ほら、もうこんなにどろどろだよ……?
大好きなみーくんの精子が
みーくんが許可をくれれば、受精して、妊娠だってできるんだ……♥
ね、私の事……孕ませたい?」
ああ、と頷いてしまってから……僅かな自制心が働く。
もし本当に孕んでしまったら、とんでもないことになるからだ。
かろうじて、首を横に振って否定してから、今はまだ、それでもお前としたい、と絞り出すような声音で伝える。
「うん。わかってる……言ってみただけ♥
みーくんと子供を作るのは、もっと後だよね。
とりあえず、
膨らんだ制服のズボンの上から、撫でさすってくる、鈴音の指先。
滑らかな手つきで細くしなやかなそれがファスナーを下げて、竿に血管が浮いたそれを取り出し、きゅ、と握って軽く扱いて、手放した。
びくびくと跳ねる肉棒を愛おし気に見つめると、愛液でぐちょぐちょに濡れた
「ほら……私が、みーくんだけの
鈴音は俺のベッドの上にに仰向けになって、大きく股を開いて、愛液が溢れたそこを見せつける様に指で開く。
綺麗なピンク色。昨日たっぷりと
のしかかる様にいきり立ったものを握りしめて、
熱く、とろとろとしたそこに触れると、きゅう、と亀頭に吸い付いたような気がした。
気が付けば……口の中が、もう乾いている。
先ほどたっぷりと
……いや、
自分を奮い立たせるため、腹に力を籠め、告げる。
「―――っ、よし、
そのまま、腰を突き出して、一気に貫く。
熱い膣肉を掻き分けて、押し広げ、肉棒を捻じ込む行為。
ただそれだけのの行為が、腰砕けになりそうな程、気持ちがいい。
「――――ひゃぁあああああああんっ♥
き、たあっ……♥みーくんのぉっ♥熱くて♥ぶっといのがぁっ♥」
がっちりと、根元まで
ぶるり、と身体を振るわせ、犬の様に舌を突き出し、軽く
きゅうと、締まる……鈴音の
うねる膣壁の
まるで俺の為にあつらえたかのように、具合がいい。気持ち良すぎる。
俺の肉棒の急所を的確に攻めあげてきて、じっとしているだけなのに、すぐにでも達してしまいそうだ。
「何だよ、これ……全然、昨日と、違うっ……!」
快楽に酔いながらも、僅かに残った理性で考える。あきらかに、おかしい。
昨日味わった鈴音の
これは、一体?
「昨日、登録された
一晩かけて……
私のおまんこ、みーくん専用になったんだよ……♥」
成程……道理で。愛玩性奴用と言うのは伊達ではないらしい。
……鈴音が、宙に浮いたこちらの手に指先を絡め、きゅっと握ってくれた。
細く柔らかい、女の手だ。
「みーくんのおちんちんだけを気持ちよくできる様に、みーくんに使って貰えるように……♥
だからぁ……♥遠慮しないで……ね、いっぱ
こちらの理性を甘く蕩かすような、鈴音の媚びをたっぷりと含んだ声。
抽挿を促すように、彼女の踵がこちらの腰に、軽く引っかける程度に添えられて……優しく絡められる。
―――ああ、もう知るか……!
くらくらするように快感に脳を焼かれながら、腰を引いて……少し勢いをつけて、再び突き入れる。
少し動くだけで、うにゅる、きゅう、と肉棒を締め付け、蕩けてしまうような、ぞくぞくとした快感を味合わせてくれる……鈴音の
自然と、腰の抽挿が止まらなくなる。もっともっとしたい。
「あ……はっ♥
おまんこのなかでっ♥すごい、暴れてるぅっ♥」
いつも通りの制服姿で、淫靡な
湧き上がる衝動のまま、腰を使い続ける。
亀頭が子宮に届くほど、こつんと突き上げる度に、より一層強く絡みついてくる、鈴音の膣肉。
「……ん゙っ♥いいよぉっ♥もっと
ケダモノの様に乱れながらも……鈴音の俺を求める姿。
我慢が出来ない。熱い、うねる肉棒を蕩かせる膣肉。
にゅるにゅると襞が絡みつき、ぎゅうと押しつぶされるように、精液を求めてくる
「―――もう、
限界を超えた瞬間、深く肉棒を打ち込んで、貫き密着した状態。
その瞬間、鈴音は足でがっちりと強くこちらの腰を
引き抜けない。引き抜きたくない。
「
私のおまんこ、
ダメ押しの、鈴音の
絶えずこちらに悦楽を与え続けてくれる
「やだ、熱ぅいっ♥
熱くて濃いのぉっ♥いっぱい
目の前の鈴音が淫らな言葉を叫び、、さらなる興奮を煽ってくる。
熱く尿道を焼くような、どくどくと射精で齎される快楽が、何倍にも引き上げられるようだ。
腰に絡められた
昨日の機械の様な搾精とは別種の――暴力的な快楽が……肉欲を満たす為の
「ぅ……あ……っ、搾り、取られっ……!」
「
いっぱい
喜悦を滲ませた声で、更なる射精を
後からこみ上げてくる、ちりつくような、どろどろとした熱いものが止まらない。
びゅるびゅる、どくどくと……
もっと吐き出せとばかりに、うにゅうにゅと絡みついてくる、
「あはぁ……っ♥
凄ぉい……♥
昨日も味わった、いや、それ以上の快感が、これ以上は―――耐えられない……!
征服欲を際限なく引き出してくる、あまりにも気持ち良すぎる
そんな爛れ切った思考のまま、びゅるり、と最後の一滴まで射精を終えたところで……俺は限界を迎えて、意識を失い、前のめりで組み強いている鈴音へと倒れ込んだ。