※この作品はR-18です。

ヴィラン育成ゲーム   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

12 / 38
実戦型戦闘訓練?1 グロ注意

 轟燈矢の改良は良い経験となった

 

 個人が持っている個性は改良を加えれば欠点が無くなった場合強力な個性に進化することができる

 

「という俺なりに考えて『個性身体同調論』を提唱したいと思います殻木先生」

 

「……ふむ、産まれもって得た個性は刺激を与えることで覚醒を促し、身体に最適化することができる……か。明石君が居なければできないからこの理論は欠陥だらけであるがな」

 

「まぁそれはそうなんですが」

 

「さて、3学期も終わるが約半年で基礎はできたから、2学年時には脳無の製造をしてみろ」

 

「わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 学校にほぼ通って無いが改良屋としての活動はしているので情報は入ってくる

 

 まぁ中立勢力としてのトップは学校に通っていない俺よりもC組に上がった綺麗ちゃんが引き継いでいるが……

 

 2学年となり勢力は勢力が強い順に

 

 魔王   宮永 

 ギャング 清水

 永久凍土 氷山

 

 便利屋  メアリー

 改良屋  内藤

 

 大まかにこの5派閥となった

 

 宮永の派閥が西住と羽咲の派閥を平和的に吸収し、邪神と言われていた黒神は冬休みにしくじってヒーローに捕まったことで派閥が瓦解したらしい

 

 魔王派閥が2~3歩リードしているからこのまま決まるようであればそれで良いけど

 

 派閥の長や幹部がA組となり、B組は親衛隊が占めるようになったらしい

 

 C以下は有象無象といった感じだが、綺麗ちゃんが影響力を持っている感じか? 

 

 まぁ俺は既に学校の枠組みを超えてしまったからなぁ

 

 まぁ高校は卒業したいから席は置いておくけど

 

 ちなみにだが改良を行っているからかうちの学年は豊作と言われているらしく、優秀なヴィランが多数派出されるだろうと教員達が話していた

 

 そこで各派閥にこんな課題を出された

 

「何々? 派閥対抗の模擬戦闘?」

 

「うん、改善君は除外されているけどバトルロワイヤルをやるらしいんだよね。だからそれに向けてトレーニングしたいなぁって」

 

「ふむ、黒霧」

 

「はっ!」

 

「戦闘訓練ができる広い場所に皆を飛ばせるか?」

 

「畏まりました」

 

「よし、じゃあ行く前に絶対にダメな事と俺達の強みを確認しようか」

 

「絶対にダメなことと強みですか?」

 

「ああ、死ぬこと。どうせ加減を間違ったとかで殺しても文句言えないのがうちの学校だからな。だから死なないことを第一にする」

 

「次に綺麗ちゃんは1000キロまでならテレポートで直径20キロ範囲を飛ぶことができるでしょ。遠視もできるから飛べる座標は自由に決められるのも強みだし、敵を把握することもできるよね」

 

「ええ、それくらいなら可能よ」

 

「雅緋ちゃんはT提督とPプロの護衛で、T提督とPプロは模擬戦闘訓練前に配下を作れるだけ作っておけ。生活費圧迫するから学生の間はあんまり配下増やしたく無いが、2体までなら許す」

 

「「おお、マジっすか!」」

 

 ちなみにだが今まで作った個体は提督は解体して資源に戻したり、プロデューサーは動物に戻すことができるため飼っていない

 

「どんなのが良いかなぁ。集めやすい野良猫や鳩とかが良いかなぁ?」

 

「まだ駆逐艦と潜水艦しか作れねーけど強い駆逐艦作りてぇな! 素材をメアリーの姉さんと交渉しねーとな」

 

「メアリーの所にも話をつけないとな。下手に配下殺すわけにもいかねーからな」

 

「ですね。というかメアリーさんの配下20人居ますけど皆強くないっすか?」

 

「まぁ最低1億クラスの高性能奴隷を飼ってるからなぁ元傭兵とかの奴も居たしなぁ」

 

「勝てる気がしねー」

 

「というか何をもって勝利とかまだ言われてないよね?」

 

「あ、そういえばそうね」

 

「まぁとりあえず自己防衛できる戦闘訓練だけはしておくぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 表向き校外学習ということで昔は栄えていたらしい廃墟が広がる島に私たちは連れてこられた

 

「これより実践を開始する。制限時間は12時間。ルールは最初の1時間で防衛拠点を決める、その後有志のヒーローの方々がお前らを捕獲しようと約100人が島に来るように情報を流しておいた。勝利条件はヒーローを全員倒すか、島から脱出、12時間後に来る学園の船に乗船することだ。ちなみに外部と連絡がとれないように妨害電波を発信させて貰った。タルタロスにぶちこまれたくなかったら抵抗しろヴィランども」

 

 

 まさかの派閥同士での争いではなくヒーローとの対決

 

「20キロ圏内で飛べる場所ではないですか……私が指揮を取りますので、頑張って生き残りますよ! 提督とプロデューサー戦力は?」

 

「あ、ちょっと待ってください。脱出だけならいけますよ。俺が駆逐艦の艦娘を15体作りましたからそいつらの背中に乗って移動すれば島からの脱出は可能です」

 

「陸地がどこかわかる?」

 

「感覚でわかりますが」

 

「よし、流石提督! それじゃ早速逃げるか」

 

「「「「あの!」」」」

 

「ん? 君達は?」

 

「猫だにゃ! 名前はないにゃ! ここの4人で戦っちゃダメかにゃ?」

 

「兎です! せっかく人間になれたのに目立たないままだと動物に戻されるのは嫌なので活躍したらどうか人で居させてくれはしませんか?」

 

「不知火です。私もこのまま素材行きは嫌なので活躍したら生かさせてくれませんか」

 

「夕立も遊びたいっぽい!」

 

「……良いでしょう。生き残ったら家で飼ってあげますから頑張りなさい」

 

「「「「はい!」」」」

 

「……活躍を確認する人は必要でしょ? 私は残るよ」

 

「雅緋ちゃん」

 

「仲間になるかもしれないんだったら見極めたいじゃん。15時間後に迎えに来てよ。黒霧のワープでさ」

 

「……わかったわ。座標はここで良い?」

 

「そうだね。ここで」

 

「じゃあ先に行くよ。T提督、Pプロ」

 

「「はい!」」

 

「じゃあ4人頑張ってね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、ご主人様は行ったけどどうする? どう殺る?」

 

「猫は爪が伸ばせるにゃ。一応鉤爪を貰っているけど猫として爪を伸ばして引っ掻く事はできるにゃ。あと体がめちゃくちゃ柔らかいにゃ……」

 

「兎です! 蹴りが得意で飛び蹴りが決まれば並みの人間なら足がめり込むと思います」

 

「不知火です。武器としてはこの腕に付けている連装砲ですかね」

 

「夕立はこの刀が武器っぽい!」

 

「ヒーローというのがどういう存在かわかりませんが敵ですので殺すしかありません」

 

「血が滾るっぽい」

 

「狙うなら夜襲にしないにゃ? 猫は夜の方が活動しやすいにゃ」

 

「兎も夜の方が動きやすいかも」

 

「駆逐艦は夜になると強くなる効果があるからそれに賛成します」

 

「夜襲っぽい! あと5時間で日没っぽい」

 

「ではそれまでは隠れましょうか」

 

「どこが良いっぽい?」

 

「廃墟は先に多数の学生が行ってますし、私達は森に隠れましょうか」

 

「賛成っぽい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先輩、本当に廃蛽島に凶悪ヴィランが多数潜伏しているってマジなんすか?」

 

「マジだよ新人、警察からの垂れ込みだ。トップ25位イースターエッグさんも来てるし、100名もヒーロー免許持ちが突入するんだ。どんなヴィランだろうといちころよ」

 

「もうすぐ島に到着するぞ」

 

「ん?」

 

「どうした新人?」

 

「いや、何かが一瞬感知に引っ掛かった気がしまして……」

 

「おいおい島以外海で何もみえねーよ」

 

「そうっすよね。勘違いか……」

 

「よし、接岸するぞ」

 

 

 

 

 

 

「先輩、どこから探ります?」

 

「怪しいのは廃墟だが……俺達は森を探るぞ。新人これを見ろ」

 

「何すか? 枝?」

 

「不自然に折れてやがる。1、2、3……3か4人だな」

 

「先輩、俺探知系個性の支援系ですから先輩だけじゃ厳しくありませんか? 援軍呼びますか?」

 

「いや、ヴィランの数がわからない以上島を総当たりで探す必要があるから。割り振られたエリアは守りたい。それに分け前とかで揉めたくない」

 

「先輩は口下手ですからね」

 

「お前なぁ……」

 

「……探知に引っ掛かりました。生命反応4です……囲まれて……え?」

 

「ん? どうした? 新人?」

 

 新人の方を見ると新人の首から上が消えていた

 

 噴水の様に首から血が吹き出している

 

「ちい!? 足跡の痕跡はブラフかよ! 誘ってやがったか!」

 

 ガサガサ

 

「む!」

 

 パンパン

 

「ぐう!? ……なめるなよ! 空気圧縮の俺に銃は効かねえよ」

 

「ぽい!」

 

「にゃぁ!」

 

「なめるなぁ!!」

 

 ガキン

 

「……少女!?」

 

 俺は驚愕した

 

 普通の少女がなんの躊躇いもなく人を殺したというのか! 

 

 刀を持った少女と鉤爪を当ててこようとする少女

 

「兎!」

 

「む!」

 

 ズドン

 

「かはぁ!?」

 

 何かが高速でぶつかり、俺の空気の装甲が突破された! 

 

 糞いてぇ

 

 体を起こそうと上半身を上げるとそこには俺の眉間に銃? が突きつけられていた

 

「さようなら」

 

 バンバン

 

 

 

 

 

 

 

 

「上手くいったっぽい?」

 

「はぁ、まさか隠れている場所にまっすぐやってくるなんて」

 

「足跡を隠すのを忘れていたからですね。至る所で戦闘が始まって銃声の音は消えてますが、夜まで潜伏しましょう」

 

「猫何食ってるの」

 

「臓物……兎も食う? この首はねた女とか美味しいよ」

 

「うーん。人間になったら肉が食べたくなったし、食べてみようかな」

 

「焼いた方が美味しいですよ」

 

「人間の肉は美味しくないっぽい?」

 

「焼いたら火でバレるにゃ。モツは美味しいにゃ。不知火と夕立も食べるかにゃ?」

 

「いえ、1日絶食しても大丈夫ですし、帰ったら美味しい物を食べたいので我慢します」

 

「夕立もっぽい!」

 

「そうかにゃー、兎美味しい?」

 

「うーん。不思議な味……血生臭い」

 

「それは仕方がないにゃ……よしっと、もう少し奥に隠れるにゃ」

 

「「「おー!」」」

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。