次の人は未定です。
「ただいまー!あー、疲れたー!」
「おかえりなさい」
玄関から聞こえたのは明るい中にも何処か疲れが滲む声。
「今日もたくさんレッスンあって死ぬかと思った」
「お風呂沸いてるよ、とりあえず汗流しておいで」
「ありがとー、マジ助かるわ……」
すぐに洗面所の扉が閉まる音が聞こえた。しばらくするとシャワーの音もしたので、男はすぐにキッチンへと向かった。といっても帰宅連絡を受けてから準備はしていたので、すでに夕食の支度も整っていたのだが。
「出たよー、お風呂準備ありがとね」
「ううん、平気だよ。身体の方は?」
「一応ケアはしたけど、まー限界あるよね」
「わかった、ごはん食べたら後でマッサージしてあげるよ」
「うぅ……、ホントにありがと……」
ホコホコした様子で出てきた女、ホロライブのアイドルである『常闇トワ』に対して、男の方は柔らかな表情を崩さずに答えた。
「ご飯、今日は簡単なサンドイッチにしたよ。明日の朝分も兼ねてるから多めに見えるけど」
「ホント!?この間食べたときマージで美味しかったんよ!」
「また食べたいって言ってくれてたからね」
テーブルに並んだ様々な具を挟んだサンドイッチを見て喜びの声をあげる彼女を見て、男も嬉しそうに笑った。
「いただきます!」
「はい、どうぞ」
そのまま二人は夕食へ。トワはその日の出来事を表情豊かに話し、男はそれに相槌を打つ。2人にとってはいつも通りの夕食の時間が流れた。
「ごちそうさま!」
「はい、お粗末様でした」
疲れていても好物、それも自分が愛する人が手作りで作ってくれたものであれば沢山食べられるというもの。
自分でも思った以上に食べていたことに密かに驚くトワだった。
「ふーっ、ホントにいつもありがとね?」
「好きでやってることだから気にしないで?トワが頑張ってるのを支えるのが僕の仕事だからさ」
サラッと答える男にトワは頬を赤く染めた。
「相変わらず気障なんだから」
「トワにだけだよ」
「当たり前でしょ!他の女にこんなことしてたら怖いんだから」
……ここまで見てくれた方は恐らく察してたであろう。この二人、所謂軽いバカップルである。当たり前に惚気あっているのだが、2人にとってはいつもの事である。
「さて、そしたら先に部屋に行ってて。これ片付けて準備したら僕も行くから」
「うん、わかったー」
食後のお茶タイムも終わり、男に促されてトワは立ち上がると、そのまま隣の寝室へと入っていった。以前は片付けもきちんとやろうとしていたが、男が自分でやると譲らなかった為に、今ではトワも諦めていたという経緯がある。
「ごめん、待たせたかな……っ!?」
「もー、遅いってば……///」
男がマッサージ用の準備を整えて部屋に入ると、目に入った光景に言葉を失った。
「どう?似合ってるかな……?」
ベッドにうつ伏せに横たわるトワが身に纏っていたのは、黒のシースルーのネグリジェだった。
しかも、透けている肌の面積を考えると、どう見ても下着の類いを着けていない。
「……うん、凄く綺麗だ。でもそんなの持ってたっけ?」
「この間スタテンで買い物行った時に、下着の店で見つけて、これ着たら喜んでくれるかなって思って買っちゃった」
男が絞り出すように述べた感想に対して、より一層顔を赤らめながらトワが答えた。
「あと、ね?」
「うん?」
目を逸らしながら言葉を続けるトワに男が聞くと、
「その、最近ご無沙汰だったから、ちょっと盛り上げたいなって……」
「……そういえば、そうだね」
ここ最近、ホロライブのイベント、本人や仲間達の記念ライブ等が重なり、レッスンや提出物に追われていたのは知っていた。
男もそれを察していつも以上に彼女の世話やケアに明け暮れていたため、そういうことにまで意識が向かなかったのもある。
「ほら、トワ悪魔だからね?もちろん人間の食事も大好きだし普段はそれで十分なんだけど……」
そういうとトワはチラリと男の下の方に視線を向けた。
「自分に向けられてたりする人間のそういう欲には割と敏感なんだよね、特に自分も足りてないと自覚しちゃうと余計に、さ?」
彼女の視線が何処を向いたのかなんてのは本人が一番自覚していたのだろう、普段あまり顔に出ない男にも少々恥ずかしそうな色が浮かんでいた。
「……とりあえずケアは先にしちゃおうか、折角身体温めたんだし」
「そうだね、よろしくお願いします」
男が浮かべた色を引っ込めて促すと、トワは素直に従った。尤も、尻尾が緩やかに男の腰に巻き付いており、それが何を意味しているかなんてお互いに言わずとも理解していた。
「それじゃ触るね?」
「うん……、あっ」
男が足に触れた途端、トワは自分でも驚くような声が出た。
「……疲れて少し浮腫んでるね。流しながら押し上げるから痛かったら言ってね」
しかし、男はそれに気づかない様子で真剣な眼差しで感触を調べていた。
「……っ、ウン」
その自分に身体に対する熱の籠った視線が、優しい手触りが、そういう意図ではないとわかっていてもトワの興奮を激しく煽る。
「ふっ、ふっ、よいしょ……」
「……んっ、んんっ!」
男の手練手管により、足から腰や背中に至るまで、身体は確実に癒されていく。それと同時に女としての疼きが身体の奥からドンドンと高められて、細かな震えが走った。
人間界で配信を通じてアイドルになりたいと夢を持った悪魔である自分を支え続け、2人で歩み続けた後に愛を伝えあってからもその気持ちが揺らぐことはなくひたすら真っ直ぐに自分だけを見てくれた大切な人。
彼からすれば当たり前だったのかもしれないが、それがどれだけ自分を押し上げてくれたことか。そんな彼に触れ続けることでいつしか、彼女の夢はもう1つ増えていた。
「よし、背面側は終わったよ。次は仰向けに……」
男が声をかけて身体を抱えた瞬間、トワの尻尾に引っ張られて男が倒れ込んだ。咄嗟に彼女を覆うようにして両腕を立てて身体を支えたものの、その腕の中でゆっくりと向きを変えたトワの表情を見て、男は言葉を失った。
「ごめん、痛かった?」
そう言いながらも男を見上げるトワの目は完全に熱を帯びて蕩けており、少し視線を下げれば、慎ましやかな膨らみを押し上げる桃色の突起が完全に立ち上がっているのがわかった。更に足もそっと彼の腰を包んでおり、しかも少しずつ彼を自分の側へと引っ張り込んできている。尻尾は腰を離れ、すでに彼の服を少しずつ脱がせようとしていた。
「トワ?」
「あのね、トワ今すぐ貴方が欲しい」
そういうとトワは彼の首に腕を回して引き寄せ、そのまま降りてきた彼に口づけた。いつもは軽く触れあう物から始めるのが好きな彼女が、いきなり舌を絡める激しい物へと変化し、彼も思わず目を見開いた。
「……ぷはっ」
長いこと絡めていた舌をほどき、息をついた彼を見ながらトワは震える手でゆっくりと、すでにその仕事を放棄していたも同然のネグリジェを脱いで一糸纏わぬ姿になった。
「もう、我慢できないの。貴方の視線が私を熱くする。貴方の触れる手が私に貴方を求めさせる」
いつのまにか、彼も下着のみにさせられてなおも脱がされかけていたが、彼はトワから目を離せなかった。
「悪魔はね、本来は人の欲を食べて生きる生物。だから、悪魔が自分から人を求めることはない」
「……」
「でも、そんな悪魔がたったひとつだけ、人を求める条件があるの」
そこでトワは1つ息を吸うと、彼の片手を自分の胸に当てさせながらゆっくりと自分の足を広げて剥き出しの自分を引っ張り込んだ男の腰に押し付けた。
「それは、相手との子供を求める事」
「……!!」
広げた足の間がどうなっているかなんて、触れあっているお互いの熱が伝えてきていた。
「トワ、貴方の子供が欲しい」
「でも、アイドルが……」
咄嗟に男が言おうとした言葉を、再び強引な口づけで止めるトワ。男もそれで察したのか直ぐに熱烈に応えていく。
「アイドルはトワの夢、眷属達も大切。でも今は貴方だけを愛したい」
「そして、トワを貴方で満たして欲しい」
「だから、ね?」
そういうと尻尾を再度彼の腰に巻き付けて、そのままゆっくりと自分の中心へ引っ張り込んだ。
「貴方の全部を、私に頂戴?」
その後の事は、トワにもぼんやりとしか記憶が残っていなかった。
ただ、普段はそういう時でも自分に気を遣ってくれる彼が、まるで別人のように自分を求めて攻め立ててきた事だけは鮮明に残っていた。
なにより次の日の朝、腰に走る鈍い痛みと身体を動かすだけで走る甘い快感が、2人の確かな幸せを伝えていたのだった。
EN、ID勢を読んでみたいですか?(英語、インドネシア語は明るくないので、どうしても日本語になります。仮に書くとしてもホロメンが全て揃うとは限りません)
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JPだけでいい
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ENも読みたい
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IDも読みたい
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両方読みたい
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その他意見(出来ればコメントで)