ホロライブのメイドアイドル『湊あくあ』といえば、人と接するのが苦手なことで有名だ。
でも、それはあくまで初対面や久しい相手に対する対応が苦手なだけであり、距離が詰まって仲良くなれば彼女の独特な空気感が出て来て面白くなることを、リスナーであるあくあクルーは知っている。
では、そんなあくあに恋人がいたらどうなるか、知っているだろうか?
「水、飲む?」
「あ、ありがとぅ」
男が差し出されたコップを受けとると、彼女はくぴくぴと飲み始めた。
時計は既に日が変わったことを知らせており、部屋を見れば脱ぎ散らかした服や、汗やその他の何かにまみれたベッドのシーツが今まで何が起こっていたのかを示していた。
「ねぇ……、まだ、出来る?」
いつのまにかコップを置いたあくあが男の背後から腕を回して抱き付くと、豊満な2つの膨らみが男の背中で柔らかく潰れた。
「かなりした気がするけど、足りてない?」
「……ウン」
男が苦笑しながら聞くと、小さな声で頷いて返事する彼女。
「1週間に一度しか逢えないから、始めちゃうともっともっとって我慢出来なくて……」
「それ、普通は男が言う側だと思うんだけどなあ」
あくあの言い訳に笑みが深くなる男。
「でも、そんなこと言われたら頑張るしかないよね」
そういって向きを変えると正面から彼女を抱き締めた。
「私がするから、そこに寝て?」
促されるままに男がベッドに横たわると、あくあは男の足の方へと座り、そのまま男への奉仕を始めるのだった。
そもそもあくあにとって、男とは恐怖の対象だった。
元々人と関係を築くのが苦手な彼女だが、女性特有の身体的成長を遂げるにつれて、男性から自身に向けられる視線や言葉がますます受け入れられなくなり、外へでる事への恐怖から部屋に閉じこもるようになった。
その後、技術の発展で配信者としてやっていけるようになると更に引きこもり度合いが加速し、ホロライブに所属し同期や後輩も出来てきて、ようやく女性限定ではあるものの外へ出て、人と接することができるようになった。
そんな矢先、彼女に1つの不幸と2つの幸運が降りかかった。
不幸は、同期の魔女っ子と出掛ける約束をしたものの、現地についた段階で先方に突然の急用が入ってしまい、リスケになってしまったこと。
そして、1つ目の幸運は送迎のために家を往復してくれたタクシーの運転手が全く同じ男であることだった。
あくあは視線に敏感である。もちろん過去の経験からもそうだが、一応自分も有名人になった自覚も出てきたため、変装等もしっかりしている。
「あ、先程の。どうかなさいましたか?」
しかし、この運転手の男はあくあに対して、全くの興味を示さなかった。同期の中でもかなりのスタイルであることは自負しているが、それにしてもここまで無関心なのは初めてだったことが、逆に彼女の興味を引いた。
そして、後に自分でも驚くような発想が出来たこと、これが2つ目の幸運だった。彼に対して恐怖を感じなかったあくあはなんと、運転手の彼を自身の専属ドライバーとして雇えないかと本人や会社に相談したのである。本人も承諾したことにより、様々な手続きを乗り越えて彼を雇うことが出来たあくあは、その後の彼との仕事連絡を合間を縫った簡単なやりとりを通じて、あの日の時点で運転手は彼女の正体に気付いておらず、そもそも女性に接するのが苦手だということを知った。ますます親近感が湧いた彼女は、一緒に苦手を克服しようという名目で度々食事や買い物(という名のデート)を共にしていく中で、どんどん彼から目が離せなくなった。
話すのが苦手な自分のペースに文句も言わずじっと聞いてくれる事。彼女の活動で喜ばしいことがあれば自分一人ではいけないようなディナーなんかにも連れ出して祝ってくれる事。なにより、自分も苦手だと言っていたのに一生懸命目を合わせてくれようとするその可愛いところ。挙げればキリがないが、とにかく彼に本気になってしまった。
彼に対する恋心を自覚した彼女はまず、同期に相談した。
全員最初はビックリしたものの、からかうことなく親身になってくれた。特にいつもお互いに何だかんだ言い合うこともある魔女っ子が凄い勢いでコーデやら贈り物やらのアドバイスを送ってくれたことには驚いたが、後で聞いたら彼女の方も想い人が出来ていたらしく、ちょうど調べていたからタイミングがよかったんだと早口で捲し立てられた。
そんなこんなで色々と創意工夫していく最中、心を決めて自分からはっきりとデートと告げて彼を誘い、お酒も飲みながらお互いにムードが高まった中で告白しようとしたところ、彼も同じ日に告白をしようとしていたと発覚してお互いに笑うことになったのは、2人の大切な思い出である。
さて、お互いに結ばれた男女がする事といえば1つではあるが、その手の知識なんてネットに転がっているようなことしか知らない2人。しかし、手探りでイチャイチャしていくなかで、あくあクルーどころかあくあ自身も知らなかった自分の性癖のようなものが明らかになる。それは、『相手に尽くすことに悦びを覚える奉仕気質』ということ、そして『お互いに相性が良すぎて我慢出来なくなる』ことだった。
再開してからしばらく経った。ベッドの上で彼に愛される中でますます成長していった自分の胸を使い、時に自分を貫く彼の熱を高ぶらせるあくあ。すでにその綺麗な顔には吐き出された彼のモノがかかっているが、その表情は喜悦に満ちており、自分の内股を流れる液体が汗だけではないことも自覚していた。
「……っ」
「あっ……んんっ」
そして、今も彼の身体が震えると共に噴き出したそれを顔と胸にかけられたが、その熱さを感じた瞬間に彼女の身体にも大きな震えが走り、流れ出す液体の量と粘度が増した。
「……ペロッ」
震えが収まったあと、頬を流れるそれを指で掬って口に含むと、またしても疼くあくあの身体。彼を求める気持ちに逆らうことなく、少し落ち着いた彼を刺激し始める。
「あくあ?あの、今出たばっかり」
「平気、あてぃしが全部してあげるから……あむ」
流石に無理だろうと男は思っていたが、惚れた相手に上目遣いに見上げながら咥えられて扱きあげられ、更にこんな時くらいしか刺激されることのない胸を弄られると悲しいかな、意思とは関係なく力を取り戻してしまい笑うしかなかった。彼も彼で、あくあによって既に後戻り出来ないほどに、彼女の肉体を求めてしまうようにされていた。
「……ね?あてぃしが言ったとおり」
「ホントにね……」
得意気に笑うあくあはそれを見て腰に跨がった。
「きょ、今日は大丈夫な日だから、あの」
そこまで言って、顔を真っ赤に染めながら腰を降ろすと、彼女は再び大きく震えた。その刺激がダイレクトに伝わり、思わず彼も声を漏らす。
「ふっ、ふっ……」
彼の胸に手をついて息を整えようとするあくあ。しかし、その間も緩やかにレッスンで鍛えられた柔らかな腰が動いていることに彼女は気付いているのだろうか。
「あくあ……っ」
「ごめん、あてぃし無理、やっぱり駄目……!」
体内に彼がいる、その煮えたぎる程の熱を感じた彼女の欲が収まるはずもなく、彼の静止を求める声を振り切って彼女は自らの制御を放棄することに決めた。直ぐに腰の動きが激しくなり、部屋に喜悦に溢れた声と湿った音が響き始めるのだった。
ちなみに、大抵後半になるとあくあが暴走してしまうのだが、彼女が満足した後に彼からお仕置きとしてじっくりと責め立てられるまでがセットだったりする。しかし、その時の彼の視線や言葉に悦びを覚え、その責めにさらに興奮してしまうあたり、彼女は根っからの被虐気質である。さらに言えば、彼もその様子を見て再度彼女を求めたりするので、やっぱり相性が良すぎるというのも考え物かもしれない。
これはあくあクルーには教えられない、彼女と彼だけの秘密である。
ホロメン達と晴れて結ばれた男達には、時折謎のずのーから薬品が送られています。
飲むと男としての自信がつく(意訳) ので、彼女達の求めにいつでも応じられている……という後付け。
現実にこんなに出来る人がいたりは多分しないので、その当たりは適当です。
EN、ID勢を読んでみたいですか?(英語、インドネシア語は明るくないので、どうしても日本語になります。仮に書くとしてもホロメンが全て揃うとは限りません)
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JPだけでいい
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ENも読みたい
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IDも読みたい
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両方読みたい
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その他意見(出来ればコメントで)