※この作品はR-18です。

アイドル達の羽休め   作:rideru

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この作品の立役者である彼女の登場です。
いつも通りのご都合設定があります。


脳内ピンクな秘密結社の頭脳の場合

「ふふふふふ~……」

「まーた怪しい笑い方してるでござるなあ……」

 

秘密結社のアジト内、ラボのPCの前で妙な笑い方をしているピンク髪の白衣を着た女性。それを眺めてひきつった顔をする風真いろは。

 

「いやあ、皆さんがこよりのお薬を使った体験談を送ってくださるお陰で、研究がはかどるはかどるウフフフフ~」

「それは良いでござるが、明らかにテンションおかしいでござる。いくらこよちゃんでも徹夜テンションは危ないでござるよ?」

「そんなこと言っちゃって~、いろはちゃんもなかなか濃い事してる癖に~」

「なあ!?そ、それは……」

 

 

呆れたように言ういろはだが、怪しげな笑いそのままに言い返されると、顔を真っ赤にして俯いてしまった。

 

「もちろん社外秘だから、外部には漏れてないけど~?」

「あ、当たり前でござる!」

 

ニヤニヤと笑う女性。秘密結社holoxの研究者であるコヨーテの獣人『博衣こより』であった。

 

「あのお堅いいろはちゃんも、恋する乙女ですなあ」

「べ、別にお堅いって事はないでござるよ。世間知らずだったのは、そうでござるが……」

「あ、こよだけ知ってるのも狡いなら、こよの体験談でも聞く?」

「い、いいでござる!!ぜーったい、かざまなんかよりこう、恥ずかしいことしてるでござる!!」

「えー?何にも言ってないのに、何が恥ずかしいの~?もしかして、ナニか想像しちゃったの~?」

「そそそそ、そんなことないでござる!!」

 

こういった話題には疎い自覚のあるいろはだが、こよりの追及に目を反らして必死に逃げようとする。

 

「あれあれ~?顔がさっきより真っ赤だよ~?」

「そ、そんなことより!そろそろ事務所を閉める時間だから片付けるでござるよ!Aちゃんさんが困ってたでござる!」

「あ、ほんと?なら今日はここまでかな~」

 

いろはの言葉に煽るのを止めてあっさり引き下がると、PCの電源を落として立ち上がるこより。

 

「全く……。人をからかうのも大概にするでござる」

「いろはちゃんが簡単に顔に出すぎなんです~」

「……あの人に仕込むと勝てなくてやり込められてる癖に(ボソッ」

「あっ!そう言うこというのか~!」

「自分で言ってたでござる!たまには仕返しでござるよー!」

 

なんだかんだ仲の良い二人であった。

 

 

 

 

 

 

「そんなことがあったんだよ」

「なるほど……?」

 

夜。こよりが向かったのは自宅ではなく愛しの彼の部屋(アポなし)。彼も彼女が来たことに驚きながらも迎え入れ、作り置きの夕食やらお風呂やらを済ませた後、寝台上の格闘技を2ラウンド終えた後の会話である。

 

「むふふ~、ますますホロメンのあんなことやこんなことが浮き彫りに……」

「ま、まあやり過ぎないようにね?」

 

彼に抱きつき、胸に顔を埋めながら怪しい笑いをするこより。

 

「それにしても、最近は僕で試作品を試すの止めたのかい?完成品は時折貰ってるけども」

「あ、それ聞いちゃいます?」

 

彼の不思議そうな顔に、少し顔を赤らめるこより。

 

「ほら、最近って夜のお薬が中心じゃないですか」

「そうだね。利用者が増えてるとは聞いてるよ」

「だから、貴方で試して色々と改良しようとしてたんですけど……」

 

彼の胸を指先でなぞりながら、何かを思い出すように言う彼女。目の奥にハートマークが浮かんでいるようにも見える。

 

「貴方、元々あまりにこよと相性良すぎて、強めちゃうとこよが壊れちゃうくらい責め立てるもんだから、薬の記録が取れないんだよ……」

「え!?」

「しかも、見事に記憶飛ばしちゃうから、体験談も聞けないし……」

「うわ、それは駄目だ……」

 

彼も納得するしかなかった。

 

「こよのお薬は、相手にも作用するようにしてるので、こよも発情させられちゃうから、相乗効果でとんでもないことになるんだよー」

「それは、元々だよね?こよりの発情期は僕毎日大変なんだから」

 

彼女の獣部分であるコヨーテの発情期は、冬の間と結構広い期間。実際に行為を行うのに適しているのはその中の2~5日とされているが、元々彼女自身が脳内ピンクと称される程度の色欲持ちなので、冬場は家に籠りがちな点と噛み合って、彼が暇さえあれば搾り取られていることも少なくないのである。

 

「それはそうだけど~、そんな発情こよを圧倒しちゃうんだから、どれだけヤバいかわかるでしょ?」

「……そうだね」

「だーかーらーね?貴方で試しちゃうとデータを取る前に満足しちゃうから、止めたんです~」

 

むふふ~と笑いながら彼の胸元をチロリと舐めるこより。どうやら思い出話をしていたら、再度火が点いたようだ。

 

「ラボで皆さんの体験談読んでたから、少しムラムラしてたんだ~」

「あれ、さっき満足したって」

「そのつもりだったけど、貴方のこと弄ってたらねぇ?」

「止めれば良かったのでは……?」

 

彼の言うことは尤もだったが、こよりは無視した。

 

「でもでも、始まっちゃったら、貴方もこよの事いじくり回すでしょ?」

「そうしてって僕の手を誘導する人がいるからね?」

「え~?でも、こよのぺぇとか貴方に散々揉まれたから、サイズ少し上がったんだよ?」

 

白いハリのあるふくよかな胸を大きく揺らしながら訴えるこより。彼はそれを見て、少し目を逸らした。

 

「見ても良いのに~。貴方が育てたこよりだよ?」

その反応を見て笑うこより。しかし、そのまま彼の手をそっと自身の胸に被せるように当てさせると、そのまま彼の胸元に吸い付いた。

 

「ね?まだ出来るよね?」

「……そりゃ、こんなに魅力的な女性が誘ってきたなら、頑張って答えないと、ね」

「えへへ、やったぁ」

 

彼の答えに嬉しそうに笑みを深めると、こよりは身体を伸ばして優しく彼に口づけた。

 

「それじゃあ、この後もこよの事、よろしくね?」

「……満足してくれるように頑張るよ」

 

2人の夜はまだまだ続きそうであった。

 

 

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