前回アンケートで登場人物が被ってもいいという回答が大多数だったので、甘えさせていただきました。
今回濃厚表現過多です。
夏と言えば、水着!祭!と色々あるが、アイドル達はどう過ごすのか……?
1.秘密結社の用心棒な侍の場合
(ナイトプールに連れていかれたでござる!そのまま……)
「こ、ここがないとぷーるでござるか」
「なんか、その言い方だとカタカナよりひらがなって感じだけど」
目の前に広がる景色になぜか緊張しているいろは。
「う、噂でしか聞いたことなかったでござるよ。昼間とは全然違う……」
「まあ、泳ぐことが目的ではないしね。日焼けとか気にしなくて済むから、女性人気が凄いって聞いたよ」
「それは嬉しいでござる。かざまも肌が白いので、焼けてしまうと赤くなるのが辛いでござるからな」
2人が来ているのはとあるホテル。夏休みということで配信休みを取ったいろはが予約した場所である。自前の大型プールを持っていることがかなり人気なようで、昼間は子供連れの家族等でも賑わっていた。
「流れるプールがこんなに綺麗になるなんて」
「ライトアップとか凄いな」
夜になると最近流行りのナイトプールの会場になるらしく、昼とはうって変わって静かな中に大人な雰囲気が漂っていた。
「ほれ、浮き輪持ってきたぞ。流れてみたいって言ってたよね」
「あ、ありがとうでござる。貴方も一緒に」
「わかった」
水流が抑えられたプールに浮かべた浮き輪の上に恐る恐る乗るいろは。
「おー、冷たいでござる……。でも、ぷかぷかしてるのは楽しいでござるな」
「そりゃよかった」
隣を彼が歩いてそっと支えるなか、ボーッとした顔で楽しむいろは。穏やかな時間だった。
「ふー……、暑すぎないから、水から上がっていても気持ちいいでござるな」
「たしかに。プールって水の外いると暑いしな」
一通り流れて気持ちよくなったあと、2人はプールサイドに置かれた椅子に座っていた。
「……しっかし」
「どうしたでござるか?」
「いや、いろははなんというか、『映えるな』って」
「えっ」
元が金髪美人のアイドルである。本人が一生懸命選んだ薄緑のビキニスタイルで寝そべっている姿は、普段の清楚さを生かしつつ、スラリとした身体の綺麗さを余すところなく発揮しており、確かに目を見張るものがある。
「ななな、何をいきなり!」
「ん?いや、思ったままの事を」
「そ、そうじゃなくて!いきなりだと照れるでござるよ!」
「はいはい、大声出すと注目浴びるぞ?」
「うっ、ぐっ……」
元々流れているときも視線を感じていたのは分かっていたので、いろはもぐっと抑えた。
「正直いうと、ちょっと独り占めしたかったなって」
「……えっ」
「いや、これアイドル衣装とは違うやつだろ?自分のために選んでくれたって言ってたし」
「う、うん」
彼は、持っていた上着をいろはにそっと被せた。
「だから、これが俺の彼女だって見せつけたい気持ちと、いろはを周りに見せたくなかったって言う複雑な気持ち」
「…………」
被せられた上着をぎゅっと握って、顔を赤くするいろは。
「め、めずらしいでござる。貴方がそんなことをいうなんて……」
「柄じゃないのはなんとなく。でも、女性が水着を晒すってのが結構勇気いるってのは聞いたしな」
いろははキョロキョロと周りを見渡すと、上着の下からから手を伸ばして、そっと彼の手を握った。
「か、かざまは」
「ん?」
「あ、貴方のか、彼女でござるよ」
「……うん」
「普段は皆に見られてるでござるが、今は、貴方だけのかざまでござる」
綺麗な水色の瞳が彼を見上げていた。
「……うー!恥ずかしいでござる!」
「……ははは」
やがて耐えきれなくなったいろはが視線を逸らして震えると、彼は噴き出して笑った。
「あー!笑うな!」
「い、いや、キメ顔で良いこと言うなあと思ったら、案の定恥ずかしがるから……」
「バカバカ!」
それでも手を離そうとしないいろはに彼は笑いを抑えると、
「そろそろ部屋戻るか?」
と聞いた。
「……うん」
いろはは頷くと、彼に引かれるままに立ち上がった。
「あ、あの」
「ん?」
歩いている最中、いろはが小さく呼び掛けた。
「その、このあと……」
「…………」
「き、期待してるでござるからな?」
「……今日は、珍しいな」
「た、たまにはかざまだってそういう気分になるでござる!」
「わかったわかった。……頑張るから」
「……うん」
顔を真っ赤にしたいろはは、しかし、とても嬉しそうに笑って着いていくのだった。
2.可愛いポジティブジーニアスな女社長の場合
(あっついからって部屋で裸でだらけてたら……)
「外あついねー……」
「暑いですね……」
2人で買い出しを行うために出掛けたわけだが、店はともかく道中は暑い。
「私、暑いのダメなんよ……」
「髪長いと頭に熱籠りやすいって聞きますが、大丈夫ですか?」
「自慢の髪だけど、こういうときだけはバッサリしたいかも……」
へばった様子でソファに身を投げる莉々華。
「ねえねえ、服脱いでもいい……?」
「ん?もう出掛ける予定はないですし、別に良いですよ」
「ありがとぉ……」
彼に一声かけてから、ノロノロと身体を起こす彼女。そのまま、自分の服を脱ぎ始めた。
「こっちで片付けしてるので、何かあったら声かけて下さいね?そのままお風呂の準備もしてきますから」
「わかったー」
そういって、彼の姿がキッチンへと消えたのを見送って莉々華は服を脱ぐのを続けるのだった。
「お待たせしました、思ったより買い込んだので収納スペースが……って」
「お疲れさまー」
戻ってきた彼が見たのは、服を全て脱ぎ捨てて、だらけきった社長の姿だった。
「……脱ぐとは言ってましたけど、全裸とは」
「なーんか汗かいたの意識したら嫌になっちゃって」
ReGLOSSの中でも特に発育のよい身体がこれでもかと投げ出されていた。下に視線を向ければ、整えられた恥毛も見えるので、彼は心持ち視線を逸らした。
「貴方も脱いだら?莉々華しか見てないし、結構気持ちいいよ?」
「……そうですね。たまにはいいですか」
実際、空調の効いた部屋とはいえ、細々と作業をしていた彼も身体が火照っていたので、莉々華の言葉に甘えることにした。
「……うふふ」
「な、なんですか?」
「んー?こういう時に、下は脱がないのかなって」
「いや、さすがに……」
「私も恥ずかしがり屋だけど、貴方も紳士というか、なんか、かわいいなって」
「そうですかね……」
上は裸になったものの、パンツは脱がなかった彼を見て、笑う莉々華。
「……ね、こっちきて?」
「はい」
ムキムキというわけではないが、彼女一人を抱えるくらいなら容易に見える筋肉質な身体。汗に光る彼を見て、何度も包まれたその感覚を思い出す。
「……(ギュッ」
「おっとと!?」
近づいてきた彼を、莉々華はなにも言わずに抱き締めて、そのままの勢いで床に押し倒した。
「……ハァ、……はむっ」
そのまま彼に乗り上げ、剥き出しの彼の胸元に口付ける。視線は彼を見上げたままだが、目元が蕩けており、彼女の様子をありありと伝えてきていた。
「……っ」
「ふふっ……」
刺激に身悶える彼を見て、笑みを深くした彼女は、そのまま身体を下へ。
「あっ……、り、莉々華さん……」
「りりかでこんなになったの?嬉しい……」
すでにいきり立つそれを、パンツ越しに刺激する莉々華。そのまま彼の腰を浮かせて脱がすと、躊躇いなく口に含んだ。
「んふっ、んん……、ちゅっ」
自分でも驚くくらいな勢いで刺激する莉々華。思っていたよりも興奮していたらしい。
「ぐっ……!」
「ンブッ!?んんっ!んっ……」
その様子に彼も高まったのか、思わず彼女の頭を抑えてしまったが、却って彼女の被虐心を煽ってしまい、ますます深く咥える始末。
「すみません……!もう……!」
「ひいよ?……らして?ジュブッ!グブッ!」
彼の切羽詰まった声に莉々華は咥えたまま頷くと、唾液が垂れるのも構わず、自ら喉奥まで含み、激しく律動させた。そして、
「……ンンッ!?!?」
一気に出させる彼の勢いに目を白黒させつつ、それでも全て受け止めるまで離れることはなかった。
「……んっ、ゴクッ、……ふぁ」
勢いが止まると、僅かに身を震わせつつ、そのまま飲み干してしまう彼女。
「はっ……、凄い、いっぱい出たね……」
「いや、いきなりな上に、その、凄い興奮してましたので……、すみません、苦しかったですよね?」
息を整えながら笑う莉々華に、彼は少し申し訳なさそうに謝った。
「……ね、まだ出来る?」
しかし、莉々華はまだ満足していない。
「……見て?りりかも、ほしいって」
「……っ」
彼の足元に座り込んで、自らの秘部を見せつけると、既に愛液が垂れている状態だった。何を欲しがっているかなんて、もはや謂わずもがなだった。
「……わかりました、頑張りますよ!」
「アンッ!きてぇ!」
彼は一気に彼女を抱き起こすと、そのまま彼女の身体に溺れ始めるのだった。
3:ゲーマー狐の場合
(浴衣で人気のないところに2人きりだったので……)
「いやあ、祭りに浴衣着ていくーなんて、白上がリア充みたいなイベントするなんて、少し前まで思いもしませんでした」
「学生の頃とかなら、女友達とかと行かなかったのかい?」
「そんなことしませんよー。そもそも家で涼しい環境でゲームしつつ、窓から花火見えてれば十分でしたし」
小さな神社の祭りに、彼を誘って出掛けたフブキ。少しだけ気合いをいれて浴衣を着てみれば、ふと自らの状況をおかしく感じていた。
「引く手あまただと思うけどなあ」
「そんなことないですよ?オタク趣味してる方が楽しかったので、考えたこともなかったですけどね!」
「心なしか血の涙が見える気が」
「そんなことないです(迫真」
なんてこといいつつ、手を繋いで楽しそうに境内を回る2人。わたあめを買って食べる姿は、まるで子供のようだった。
「ここかな?」
「おー、景色がいいですね!」
この祭りについて、ネットで調べた穴場へ来てみれば、たしかに空が開けて花火が見易い場所だろうと察した。おあつらえ向きにベンチもいくつか置いてあるが、誰も来る気配はない。
「大丈夫かい?」
「うん。ありがとう」
彼が用意したタオルを敷いて、座る2人。そのまま自然に彼に凭れて手を繋ぐ。
「……静かだね」
「風の音がこんなに聞こえるのは久々ですな……」
遠くで人々の喧騒が聞こえるくらいで、2人の周囲は静かだった。
「……あっ」
「わああ!綺麗!」
そのまま待つこと暫し、大きな音と共に始まった花火は、予想よりも綺麗にはっきりと見えた。
「すごいな、ホントに綺麗だ」
「ですね!いやー、貴方のお陰でいいところで見れました!」
耳をピンとたてて、尻尾が激しく振りながら空を見上げるフブキ。
「……(ギュッ」
繋いでいた手を、どちらからともなく握り直すと、そのまま花火を楽しむ。
「…………(スッ」
その最中、フブキは繋いでいた彼の手をそっと持ち上げると、自分の頬に当てた。
「……どうしたの?」
「……幸せだなって」
彼が聞けば、蕩けたような甘い声で答える彼女。
「……そっか」
彼は、それだけ答えると後はなにも言わず、されるがままになっていた。
「……終わっちゃいましたね」
「綺麗だったね」
そのまましばらく経ち、辺りは静かだった。
「そろそろ帰るかい?」
「……折角2人きりだし、勿体ないからもう少し居ちゃダメ?」
「……なんだかさっきから甘えん坊だね、構わないけど」
周りを見渡してから上目遣いでねだるフブキに、彼は苦笑しながら頷いた。
「……(フリフリ」
機嫌よく振られている尻尾。
「……どうぞ?」
自らの太ももをぺちぺちと叩いて彼に差し出すフブキに、彼は素直に従って、膝枕を堪能していた。
「……(シュリシュリ」
「……?」
ベンチから垂れた彼の腕に、いつの間にか尻尾が擦られていた。
「……フブキ?」
「……誰も、居ないんだなあって」
彼が呼び掛けても、なぜかフブキは目を合わせずにそう言うだけだった。
「そういえば、なんですけど」
「うん」
「……浴衣、下には何も着けないって知ってますか?」
「聞いたことはあるけど……」
彼の返事に、再度周りを見回して誰も居ないことを確認すると、フブキは身を屈めて彼に寄せ、そっと胸元を緩めて見せた。
「実はですね?ちょっとだけ、期待しちゃいまして……」
「…………」
そこにはあるはずの衣服がなく、白い形のよい膨らみと、可愛らしい桃色の先端が、既に固くなり始めているのが見えた。
「……あの、何か言ってくれませんか?」
「……思っていたよりも、その、変態?」
「ウグッ!?」
彼の直球の言葉に顔をしかめるフブキ。
「……でも」
「なんですかぁ?……ヒャアッ!」
彼が少しだけ身体を起こして、胸元を舐めると、甘い声が漏れた。
「それを嬉しいと思ってしまった、僕もたぶん変態なので、お揃いだね……」
「……んもう!エッチなんだから……。そういうことは、ちゃんと言ってから……、アン!」
彼の言葉に嬉しそうに笑うも、その後の彼の責めに身を震わせるフブキ。でも、彼を抱き寄せて、さらに押し付けているので、どうしてほしいかは明白だった。
「んっ……、貴方のも……、こんなになってる……」
彼の下半身に手を伸ばして、そっと握りしめるフブキ。
「……おうち帰るかい?」
「……ここじゃ、ダメですか?」
彼が問いかけるも、興奮で声を震わせながら首を振るフブキ。
「……誰も居ないですし、こんな機会、なかなかないと思ったら、ちょっと……」
「そう言いながら、既に乗り上げてるんですよね……」
彼の頭をゆっくり下ろすと、そのまま浴衣を少しだけずらして乗り上げるフブキ。もちろん覗いて見えている足の付け根にも、本来あるはずの布地がない。
「……下もかい」
「屋台とか歩くの、少しだけ緊張してました……」
彼の浴衣をモゾモゾとずらして、下着も脱がせると、狙いをつけるフブキ。
「……あんまり、声出しちゃうと、誰かに聞かれますからね?」
「が、頑張ります……、ンンッ!」
そのまま腰を降ろして、漏れる声を堪えるフブキ。
「ヤバッ、これ、気持ちよすぎるぅ……」
「いつもより、熱い、ですね……!」
なんだかんだでお互い興奮しすぎているのか、落ち着こうにも声が震える2人。
「あはっ、これ、ダメかも……っ」
普段は性的なことにはやや奥手気味のフブキだが、雰囲気にも当てられたのか、いつにも増して積極的に身体を動かしている。緩めすぎて肩口まで肌が露出するのも構わず、特に自身の最奥に当たると、もはや声を我慢することも出来なかった。
「……くっ!」
「あん!おっぱい強いの、ダメぇ!」
「ごめん、オレも、ちょっと……!」
「いいよっ!出して!……ひゃあああ!」
その勢いに彼が思わず、こぼれ出したフブキの美乳を握りしめると、その刺激でさらに仰け反るフブキ。そのままはげしい痙攣と共に、彼を包む肉壺がぎゅっと圧力を増すと、彼は堪えきれなかった。
「あっつい……!、あっ、だめ、また……ッ!」
彼から迸る熱と身体の奥を突き上げる衝撃で、またも上り詰めるフブキ。汗に煌めく柔肌が眩しかった。
「ハァ、ハァ……」
「だ、大丈夫かい……?」
「からだ、バラバラに、なるかと……」
やがて、お互い落ち着いたのを見計らって彼が声をかけると、少し呂律は怪しいもののフブキからも返答があった。なんとか立ち上がり、彼を身体から抜こうとするも、足に力が入らない様子だった。
「……まだ、固いですねぇ」
「フブキもずっと熱いままだよ」
諦めたように身体を揺するフブキに彼も答える。もはや服が乱れていることも気にならない様子だった。
しばらくして、どちらからともなく動き出して、艶かしい声が聞こえ始めたのを、空に浮かぶ月が照らすのだった。
14日が作者の誕生日でした。
そろそろこの作品も1年になるので、これからも頑張りたいと思います。