※この作品はR-18です。

アイドル達の羽休め   作:rideru

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なんとか間に合いました。



画力豊富でお口わるわる?な旅梟の場合(EN)

 ホロライブには多種多様なメンバーが所属している。個人活動はもちろんだが、時には期生や国の枠を超えて、グループを組んでの活動をする事もある。その中でも人気の高いグループの1つが『HOROTORI(ホロ鳥)』と言われるグループである。それぞれ、

 

 JPからは『大空スバル』『鷹嶺ルイ』

 ENからは『小鳥遊キアラ』『七詩ムメイ』

 IDからは『パヴォリア・レイネ』

 

 以上5人からなるグループである。元々はこの中でデビューの早いスバルとキアラが、とあるアヒルのゲームをコラボで行った時に冗談半分で名乗り始めたのがきっかけで、その後徐々に鳥類のアイドルが増えたことから本格的にグループとなった。結果としてアヒル(?)、鷹、不死鳥、梟、孔雀と集まり、JP2人が英語、海外勢が日本語に非常に明るいため、互いに意思疎通が図りやすく、国際色豊かなグループとしてはかなりの仲の良さを誇る。

 

 

 

 『彼氏とうまくいってない?』

 『ちが!?そんなことないよ!?』

 

 ある日の事。グループでの収録が終わり、そのまま流れでご飯へ行こうとなったために、とある飲食店で過ごしていた5人。ルイの検索で個室を確保できたために、話題がややデリケートな方向へ向かった矢先のことである。

 

 『あれ?欲求不満ってそういうことじゃないの?』

 「こわぁ……、こういう所海外って感じがするけど」

 『スバルセンパイ!私そんなに変態じゃないよ!』

 

 キアラの発言にビビるスバルを見て慌てているムメイ。ここまで慌てている姿は配信上ではなかなか見られないものだ。

 

 「あー、外でそういう話はあんまりね?」

 「海外でもなかなかですけど」

 『2人も!眺めてないで、分かってるなら止めてよ!』

 

 残りの2人が苦笑いしているのでますますヒートアップするムメイ。

 

 『まぁまぁ。からかってごめんね?でも、冗談は置いておくとしても、何か悩んでるんじゃないの?』

 『もう……、まあ、そうなんだけど』

 

 言い出しっぺのキアラが謝ることで一応落ち着いた彼女。当初の話に戻ることになった。

 

 「……大丈夫ですよ、ムメイ先輩。スバ様が上手くやっていけるんですから。大抵のことは何とかなりますって」

 「おい!ルイ!おめー何いってんだ!?」

 『……あー、確かに。そうかも?』

 「「「wwwwww」」」

 「ムメイ!?」

 

 ルイの一言にキレるスバルと、そんな彼女を眺めてから納得しているムメイに爆笑する他3人。

 

 「はぁー……。んで?結局悩みってなんなの?」

 『えーっと、最近、彼と一緒の時間が過ごせてなくて、色々と持て余してるっていうか……』

 「あー、なるほどね」

 

 指先をつつきながら恥ずかしそうにするムメイ。

 

 『あ、別に浮気とかを疑ってるんじゃないの。単純にお仕事で忙しくしてるのはわかってるから』

 「あ、そうなのね。じゃあ寂しいって話?」

 『うん、まあ……。帰ってきても凄く疲れた顔してるから。それでも一生懸命話したりしてくれてるのも分かるけど、逆にあんまり迷惑かけるのもなあって遠慮してるんだ』

 『日本滞在中は彼の家なんだっけ?』

 『そう。ホテル代が浮くって理由でマネちゃん説得したの。意味バレバレだったからあんまり意味なかったけど』

 「あー、そりゃそうだよなあ」

 

 全員納得。

 

 「それなのに一緒じゃないんだ?」

 『ほら、彼ってうちの会社の技術部門でしょ?そもそも私達が日本に来るのって、大抵が3D関係だから、忙しくなることは確定してるんだよね』

 「あー、そういえばそうか。スバル達もよくお世話になってるしなあ」

 『それで、最近スタジオが混雑するくらい皆3D使ってるから、彼もバタバタしてるみたい』

 

 ホロライブ、ひいてはCOVER社が所有する3Dスタジオは非常に高性能であり、使用予約は年単位で埋まるほどだ。ムメイのパートナーは本人が言う通り技術者であり、日々忙しくしている。

 

 『というか、今日も現場で会ったもんね。凄くにこやかに応対してもらったよね』

 「うん。話聞いてると倒れちゃいそうみたいなのに、私たちに一切その様子見せてないの凄いわね」

 『おうちだとご飯とシャワー浴びたらすぐ寝てるよ。私も休んでってお願いしてるし』

 「そりゃ確かに寂しさもあるなあ。といってもスバル達もお仕事だから止めてとか言えないけど」

 

 うーむと頭を悩ませる。

 

 「最終的には彼に抱かれたいってことでいいの?」

 『あー、まあ……。そうだね』

 「とはいっても、お仕事に関しては私達どうしようもないわよね……」

 『なら、お休みの日に寝て終わらないように、ムメイが回復を助けてあげれば良いんじゃないの?』

 『マッサージとか?ご飯とかもかなあ』

 「それならわためとかトワに聞けば良いんじゃね?彼氏さんが整体の専門でしょ」

 『貴女確かチャーハンは作れたわよね?毎日ってなるとバリエーション欲しくなるけど』

 『チャーハンは作り置きできるから好きってだけで、別にそれ以外も作れるよ!』

 『ならそれで様子を見ましょ?あとは彼氏さんに素直に伝えるのも手よ。しばらくこっちに居るんでしょ?』

 『そうね。頑張ってみるわ』

 

 一旦はそういうことになり、ムメイも改めて頑張ろうと気合を入れた。

 

 

 

 『……なるほど、だからこんなに夕飯が準備されてたんだね』

 『ええ。貴方が随分疲れてるのは分かってたし、それが私達のためなのも理解してるから』

 『僕は楽しいから良いんだけどね。分かった。お休みの日なんとか作るから、それまで待っててね』

 『もちろん。あ、絶対無理はしないでね。私も出来る範囲でしか頑張れないのだから』

 『わかったよ。それにしても、おいしいなこのチャーハン。ってことは作り置きしたの?』

 『貴方もそれ言うのね……、そんなに私のチャーハンの事は流行ってたかしら?まあともかく、これは明日のお弁当用に分けてあるけど。毎日チャーハンは流石に飽きるでしょう?』

 『君が作ってくれる物なら飽きたりしないよ?』

 『嬉しいけど、それだと貴方の癒しにならないわ。まあ、あんまり期待はしないで』

 

 その日の夜、ムメイは早速実践のためにまずは夕食を振る舞った。

 

 『まだマッサージは聞いてないから、もう少し待ってね。下手に素人がやると、却って身体に悪いみたいだし』

 『分かった。楽しみにしてるね』

 『今日はこの後一緒にお風呂入るわよ。私が全部洗ってあげるから、貴方はのんびりして。あと、折角だから少しだけ抱きつかせてね』

 『そうなの?ならおまかせするよ。というか、さらっと甘えてようとしてくるの可愛いね』

 『身体洗うのは女の私の方が丁寧だもの。それにいいじゃない?本番はしばらく先なんだし』

 『本番って言い方なんか変だよね?意味は分かるけど』

 

 ムメイの言葉に苦笑する彼。

 

 『さ、まずはご飯食べちゃいましょ?』

 『そうだね。そういえばスタジオ出てからはどうだったんだい?』

 『あ、今日はね……』

 

 2人はそのままご飯に戻りながら、また別の話に花を咲かせるのだった。

 

 

 

 

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