※この作品はR-18です。

アイドル達の羽休め   作:rideru

75 / 97
少し短いです。



歌ダンスガチ勢なグループリーダーの場合

 「やっぱりさぁ、ウチらって全体的にエロいよね?」

 「あの、いきなり何を」

 

 配信終わりにシャワーを浴びて来た女性、『FLOW GLOW』のリーダーである『響咲リオナ』の発言に、彼女の家を訪ねていた男はなんともいえない反応をした。

 

 「だって、ちはは言わずもがな身体つきがエロいでしょ?ニコたんはセクシーだし、ヴィヴィたんは露出派手だし、すうちゃんは一見そういうの遠そうに見えて、うちらにない要素で確実に需要あるじゃん」

 「……コメントしづらいですね」

 「でまあ、あたしは割と開けっぴろげだし」

 「それは……、そうかもですけど」

 「普段あんだけリオナの事喘がせまくってるのに、こういう話題に弱いのは変わらないねぇ?」

 「言い方良くないですよ?」

 

 彼が顔を赤らめているのを見て、身体に巻いたタオルをチラリとめくりつつ、ニヤニヤしながら対面に座るリオナ。そのまま彼が用意してくれたミルクティーを飲む。

 

 「さっきの雑談枠でさ、いつものごとくヴィヴィを吸おうとしてた面子の話をしたわけよ。そしたら、リスナーさんに『フログロって全員エロいんか?』って聞かれてさー」

 「な、なるほど」

 「言い返そうと思ったけど、考えてみたらなんか否定できなくてねぇ」

 

 スマホをポチポチといじった後、彼に画面を見せてきた。目線で伺ってから彼がそれを見ると、

 

 「さっきお風呂で皆に聞いてみたけど、皆微妙に答え辛そうだったしさ」

 「そうみたいですね……」

 

 リオナの言う通りのやり取りがあった。

 

 「ちなみにヴィヴィにはちゃんと怒られた」

 「当たり前でしょうに」

 

 彼女の指で流れていく画面の中でチラッと見えた会話の履歴に、赤いビックリマークが連打されてるのが恐らくそれなんだろうなって彼は思った。

 

 

 

 

 「んんっ!と、ところで、ちょっと前に言ってた肩こりの方はどうですか?」

 「んー、最近は楽だよ?」

 

 話を変えようとする彼に、ぐるぐると確認で肩を回しつつ答えるリオナ。

 

 「連日色々とほぐしたりしていたので、効いたのなら良かったです」

 「あー、でもなんでか貴方にマッサージされると、終わったはずなのに下半身の方が怠くなるんだよなぁ」

 「それは、貴女が決まって私に襲いかかるからですよね?」

 「あんなに密着して長時間身体擦られたら、ムラムラするわい!」

 

 頬を赤らめつつ、上目遣いで見つめるリオナに冷静に返す彼。

 

 「そもそも私、肌というか身体敏感だしさあ。それに、そんな事言いながら貴方も結構ノッてくれるじゃない?」

 「目の前でビクンビクン震えて喘いでる女性がいて、反応しなかったらそれはそれで凄いと思うんですけど……」

 「おかげで最近、部屋のお布団で一人で寝るの、すごーく寂しくなっちゃったんだよ?」

 

 いつの間にやら彼の隣に歩み寄り、肩をつつーっと指でなぞりながら意味深に囁くリオナ。

 

 「あ、あの……?」

 「貴方も私のために体力付けてくれてるし、前よりもずーっと責めてくれるしさ?」

 「私がバテた後も搾ろうとしてたって聞いたので、その、命の危機が……」

 

 リオナは元々、長時間の耐久配信を連続でこなせる体力と精神力の持ち主なため、彼の言葉は強ち間違いでもなかった。

 

 「なにより、こうやって私が寄っていくと、ちゃ~んと反応してくれるのが嬉しいんだよ?」

 「いや!これは……」

 

 そのまましなだれかかりつつ、手をそっと彼の下半身に伸ばすと、彼は慌てて立ち上がろうとしたが、リオナが被さるように抑えてるので逃げられなかった。

 

 「えへへ、隠そうとしなくてもいいのに。恥ずかしいの?」

 「当たり前じゃないですか……」

 「そう言いながらチラチラ私の肌部分に目線がいってたの、気づいてたからね?エッチ♥」

 

 バスタオルしか纏っていない姿で目の前に座ったのは彼女なので、もちろん確信犯である。

 

 「さっきも言ったけど、ここの所貴方の協力のお陰で身体の調子もずーっといいし、ここは文字通り、貴方の為に一肌脱いであげないとね?」

 「脱ぐも何も、今もほとんど何も着てないじゃないですか」 

 「もちろん、これも、だよ?」

 

 タオルの結び目を少しだけ緩めてみせるリオナ。

 

 「最近、おかゆ先輩とか千速に色々教えてもらったから、たまには私から色々してあげたいなって思ってたところだし。ちょうどいいよね?」

 「あの、もしやそれが本音では?」

 

 あまりに強引な流れだったことに気づいた彼がそう聞いても、リオナは笑うだけで答えなかった。

 

 「さ、これ片付けたらお布団いこ?」

 「いやあの、ホントに今から?」

 「もちろん。鉄と身体は熱いほうがいいんだよ?」

 

 そう言って彼を引っ張り上げると、2人分のティーカップを持って行こうとするリオナ。

 

 「明日は配信までお仕事もないし、色々楽しめるよ?」

 「せ、せめて手加減を」

 「だーいじょうぶ、疲れても私が動いてあげるから。天井見てるだけでいいよ?」

 「それはまた干からびるフラグでは……!?」

 「えへへ、お互いにがんばろうね!」

 

 リオナは満面の笑みを浮かべ、彼はそれを見て明日が無事に迎えられる事を祈るしか無かった。

 

 

 

 ちなみにこの日、リオナは文字通り全身で彼を癒しつつ最後の一滴を超えて搾り取ったらしく、次の日は彼女が先に起きる事となったが、彼は無事に生還したとだけ伝えておくことにする。そして、ずのー印のお薬の売り上げが少しだけ増えることになった。

 

 

 

 




個人的に赤らめ顔+涙目or上目遣い表情のこの人は、マジで掻き立てられる物がありました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。