長身巨乳エアと巨根ショタ621 作:匿名希望ドーザー
「本当にごめんね、エア…」
「れいゔ…こひゅ…かひゅ…」
「喋らないで、今はゆっくり休んで」
ウォルターが帰還する少し前。性処理部屋兼エアの自室にて、ベッドに力なく体を沈めて横たわるエアを、621が必死に介抱していた。
『だいじょ……で…から…あま…しん…いしないで…ださい』
「…ごめん。交信もプツプツ途切れてて、何言ってるかわかんない」
ベッドシーツやエアの体は、大量の乾いた体液がこびりつき、ひどい有り様だった。621は少しでもキレイにしようと、濡れたタオルで優しくエアの体を拭いていく。
『……いゔん…レイヴン?これなら聞こえますか?』
「しっかり聞こえるよ。もう交信できるようになったの?」
『いえ、無理やり出力を上げているだけで、長時間は持ちません』
「…無理しないで」
621は罪悪感で顔を歪める。
『少しだけなら問題ありません。体も交信も、1日あれば元通りになります。今は義体の稼働率を必要最低限にして、浮いた分を全て修復機能に回しているので全く動けませんが…』
「何か欲しいものはある?僕にできることは?」
『でしたら、そのまま体を拭き続けてください。心地よくて落ち着きます。それと、拭き終わっても近くにいてもらえると安心します』
「わかった!」
せっせと体を拭き続ける621。タオル越しにエアの体のムッチリ柔らかな感触が伝わり、何度か下腹部が疼きかけるが、精神力でぐっと抑えつけた。
『…レイヴン、またひとつ、お願いしてもいいですか?』
ふと、エアが遠慮がちに621へ呼びかける。
「うん、いいよ」
『その…次にセックスする時、もっとたくさん愛撫してくれませんか?』
「え…もっとやっていいの?」
『意識が混濁していたのでうろ覚えですが…すごく気持ちよくて、嬉しくて…最後は立派なおちんぽでめちゃくちゃにされて…とても幸せでした。より激しく長時間のセックスにも耐えられるように、義体の調整と強化をしておきますので…』
エアはハメ潰されたことに文句を言うどころか、さらなるおねだりをした。
「わかった。気持ちよくする方法が他にないか、色々調べておくね」
『ありがとうございます!…そろそろ交信が限界です。修復を早めるために少し眠りますね』
「うん、おやすみ」
『おやすみな…い…れ……ん…』
交信が途切れ、目を閉じたエアが安らかな寝息を立て始める。
「…エアが起きるまでに、ちゃんと掃除しておかなくちゃ」
621はエアの体をひと通り拭き終わると、清掃ロボットに指示を出し、周囲に飛び散った体液を一緒に掃除し始めた。
◇ ◇ ◇
アイスワーム撃破作戦の決行日。ウォルターとエアは、ウォルターの部屋にあるモニターの前で、アイスワームと戦う混成AC部隊の通信映像を眺めていた。
「風邪はもういいのか」
「え?あっ…はい!ある程度回復しました!」
「…そうか」
ウォルターはエアのぎこちない返答に疑いの目を向けるが、すぐにモニターへ視線を戻す。画面の向こう側では、スネイルが撃墜寸前に陥っていた。
『機体は限界か…止むを得ん、撤退する!』
『ケッ、所詮は口だけ偉そうな木端役人か。笑えるぜ』
『仕事を増やしやがって…殺してぇ』
『G4、G5!喋る暇があるなら手を動かせ!』
『ビジター、目標が子機を展開した。対処する』
『こちらV.Ⅳ、ラスティ。次弾装填完了した。いつでもいけるぞ、戦友』
『ここに駆けつけて正解だったな。面白いモノが見れた』
『この人がフロイト?』
スネイルを嗤う、イグアスとスネイル。2人に怒鳴るミシガン。淡々と子機に対処するチャティ。準備完了の通信を入れるラスティ。何故か突然現れて戦闘に参加しているフロイトと、それに困惑する621。
色々なやり取りがあったものの、作戦自体は順調に進んだ。イグアスたちがアイスワームを引き付け、621がスタンニードルランチャーを命中させ、ラスティがレールキャノンを撃ち込み、倒れたアイスワームに集中砲火を行う。
追い詰められたアイスワームがコーラルを暴走させ、攻撃が激化し、プライマリシールドの耐久が上昇しても、スネイルの他には誰ひとりとして撃墜されることはなかった。
やがて大きな爆発を伴い、力尽きたアイスワームが雪原に横たわる。
「…終わったようだな」
『フロイト!今すぐ基地に戻りなさい!』
『ウォルターの猟犬、ベイラムのレッドガン…いつかお前たちとは直接戦いたい。それまで死ぬなよ』
『なんだこいつは…舐めてんのか?』
『G4、G5!サッサと帰投しろ!』
『また会おう、戦友。…今度も味方であることを祈っている』
「621、爆発の余波は汚染を伴う。作戦領域からできるだけ離れておけ。回収用のヘリを向かわせる」
『うん、わかった』
そうしてウォルターがヘリの手配をしていると、ふと視界の端に暗い表情をするエアが写った。
「どうした、エア」
「コーラルが…また失われていく…」
小さく呟かれた言葉に、ウォルターは複雑な表情を浮かべる。
「アイスワームを倒された惑星封鎖機構は、おそらく撤退する。企業が集積コーラルにたどり着くのは時間の問題だ。これ以上コーラルを失いたくないなら、急いで何か手段を見つけ出せ」
「…わかって、います」
「…少し待て」
ヘリの手配を済ませたウォルターは、続けて通信端末を起動した。
「カーラ、俺だ」
『レールキャノンの片付けがある。今すぐは無理だよ。明後日に「火薬庫」集合でいいかい?』
「了解した」
『次はこっちから連絡する。それじゃ切るよ』
短いやり取りを交わし、通信はプツリと終わる。
「今のは?」
「明後日ザイレムに集まって今後の方針を決める。エア、お前が今持っているコーラル関連の情報を持ち出せるようにまとめておけ」
「…はい!」
エアが立ち上がり、情報をまとめに部屋から出ていく。それを見送るウォルターの視線には、いつもの冷徹さの中に、わずかな温かみが混じっていた。
◇ ◇ ◇
ザイレムに立ち並ぶ高層ビル群。その中のひとつ、カーラに指定されたビルの部屋に、3人は訪れた。
「全員来たね。その辺に座りな」
会議室のような部屋で、カーラと、護衛として随行した、ACを人並みサイズにした体のチャティがすでに待っていた。
促されて全員が椅子に座ったのを確認し、カーラが話し始める。
「さて、まずは現状確認をしよう。チャティ、記録を頼む」
『了解した、ボス』
カーラはチャティが周囲の録画を始めたのを確認すると、まずウォルターに話しかけた。
「ウォルター、企業の様子は?」
「アーキバスから、アイスワームが防衛していた『ウォッチポイント・アルファ』の先行調査依頼が来ている。連中は変わらず、独立傭兵を露払いに使う方針らしい」
「まったく、趣味の悪い連中だね」
「ベイラムに目立った動きは無い。アーキバスが鹵獲した封鎖機構の兵器を警戒しているのだろう」
「そのまま大人しくしてくれると助かるんだが…ま、今はおいておこうか」
ウォルターから話を聞き終えたカーラはひと息つき、再び口を開く。
「こっちは例のデータにあった研究の真偽確認と検証が終わっている。研究目的こそ馬鹿げたもんだったが、技術は本物だ。技研の遺産すら比較にならない。研究者が揃いも揃ってアホで良かったよ」
「それほどのものなのか?」
「地下深くにある集積コーラルを、丸ごと宇宙空間まで引っこ抜ける。時間をかければ、コーラルを急増殖させて意図的に破綻を引き起こせる。他にも色々と悪いことができるよ」
ウォルターの表情がひどくこわばる。
「…絶対に技術を流出させるな」
「言われるまでもないさ。さて、ビジターたちからは何かあるかい?」
「では、私からいくつか」
カーラに促され、今度はエアが話し始める。
「まず、コーラルの場所と制御についてです。集積コーラルはウォッチポイント・アルファの地下奥深くにあることを、私の『交信』を通して確認しました」
「予想はしてたが、やっぱりかい」
「…探しても見つからないわけだ」
カーラとウォルターが顔をしかめながらつぶやく。
「集積コーラル以外の、ルビコン各地にある地中支脈を流れるコーラルや、大気中に漂う残留コーラルについても、量や位置を把握し、今すぐ制御可能な状態にまで進めてあります」
(恐ろしいことをサラッと言うね…)
それはエアがその気になれば、ルビコンに存在する生物全てを、膨大な量のコーラルの奔流で押し流し、跡形もなく溶かし尽くせることを意味する。
技術データの解析を通してエアの義体が秘める性能を知っているカーラは、内心で肝を冷やした。
「次に、オールマインドについてです」
「あれはただの傭兵支援システムではないのか?」
「まずこちらを見てください」
ウォルターが思わず漏らした疑問に対し、エアは手元の端末を操作して部屋の壁に様々なデータを投影して答えを示した。
「これらのデータは、私がオールマインドのサーバーに侵入した時に発見してコピーしたものです。高度に暗号化され、厳重に秘匿されていました」
投影されたのは『リリース計画』についての記録。その中には『観測者たち』についての記述や、技研製AC『HAL 826』の機体データがあった。ウォルターとカーラの表情がこわばる。
「データを見る限り、何故かいつの間に『リリース計画』は頓挫しているようですが…オーバーシアーの存在を把握している以上、警戒が必要です。すでに私の方でいくつか対策をしていますが、ウォルターとカーラも何か対策をお願いします。コピーしたデータや私が行った対処法については、後でまとめて伝えます」
「了解した」
「厄介な敵が増えたね…」
ウォルターは重々しく頷き、カーラは面倒くさそうにつぶやいた。
「私からは以上です」
「よし、次の話をしようか」
カーラが3人の注目を集める。
「私たちはすでに集積コーラルを手に入れたようなもんだ。ただ、むやみにコーラルを動かせば間違いなく企業に気付かれて面倒なことになる。誰かに取られる前に、素早く静かに盗み出す手段を考えようか。コーラルを最終的にどう扱うか決めるのは、それからでも遅くない」
「そもそも盗み出せたとして、バレずに隠し通せるのか?」
ウォルターがその場にいる面々に問いかけた。
「コーラルを大きく凝縮する方法がある。外部からの検出を防ぐ技術もあるよ。エアの義体が良い例だね」
「カーラの言う通り、私の体には大量のコーラルが凝縮、貯蔵され、普段は外部に一切漏らさないよう制御しています」
「遠隔で凝縮と制御はできないのか?」
「時間がかかりすぎるんだ。多分、企業が先に集積コーラルへたどり着く方が早い」
「私も同じく、遠隔で短時間のうちには厳しいです」
「では、ゼロ距離まで近づけばどうだ。アーキバスの先行調査を利用すれば、上手く近づけるかもしれない」
しばらくの間、カーラとエアが考え込む。
「…10分あれば、ACの輸送ヘリ1台で運べるまでいける。ただ、私だと凝縮用のデカい機械を持ち込まないとダメだし、ヘリで運ぶのは遅い。エア、あんたならその身1つでいけないかい?」
「凝縮するまでは可能ですが、集積コーラル全てを貯蔵するには、義体の許容量が足りません。無理に取り込めば暴走の危険があります」
「そうか…」
ウォルターが落胆の息を漏らす。
「エアの体がたくさんあれば良かったのに…」
ふと、621がつぶやいた。
「…ビジター、今なんて言った?」
「えっ…えっと、体1つで足りないなら、もっとたくさんあればいいのにって…」
「そうか…そうか。単純な話だよ。足りないなら足せば、作ればいい」
カーラの顔に笑みが浮かぶ。
「エア。その義体が複数あっても、上手く操作できるかい?」
「コーラルで動いている以上、おそらく可能ですが…」
「なら決まりだ。エアの義体を複製するよ」
エアの目が見開かれる。
「確かに…義体、つまりコーラルの貯蔵先が複数あれば良い。単純な方法です」
「製造方法はわかってる。手本になる完成品まで用意されてるんだ。もう1つや2つ作るくらい、すぐにやってみせるよ」
カーラが立ち上がり、ウォルターと621を見る。
「ウォルター、ビジター。あんたたちは良くも悪くも注目されてる。企業の依頼を受けて、従順なフリをするんだ。集積コーラルはこっちで上手く盗み出してみせるよ」
「621。依頼を受ければ、封鎖機構がウォッチポイント・アルファに残した、大量の無人兵器を相手取ることになるだろう。危険な仕事だが、頼めるか」
「もちろん!」
大きく頷いて承諾する621。顔はやる気に満ち溢れていた。
「それじゃエア、あんたには私の手伝いをしてもらおう。義体制作に使うコーラルを、素早く精密に制御できるヤツがいると助かるからね」
「わかりました」
「エア、頑張ってね!」
その後、オールマインドへの対処や計画の細部を話し合い、621たちは別れた。
ドーザー筆者「乱交とかハーレムじみたことやりてぇな…でもウチの621をエア以外とえっちさせたくねぇな…せや!エアの体を増やしたろ!」