※この作品はR-18です。

長身巨乳エアと巨根ショタ621   作:匿名希望ドーザー

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説明回


導入 14

「本当にごめんね、エア…」

「れいゔ…こひゅ…かひゅ…」

「喋らないで、今はゆっくり休んで」

 

 ウォルターが帰還する少し前。性処理部屋兼エアの自室にて、ベッドに力なく体を沈めて横たわるエアを、621が必死に介抱していた。

 

『だいじょ……で…から…あま…しん…いしないで…ださい』

「…ごめん。交信もプツプツ途切れてて、何言ってるかわかんない」

 

 ベッドシーツやエアの体は、大量の乾いた体液がこびりつき、ひどい有り様だった。621は少しでもキレイにしようと、濡れたタオルで優しくエアの体を拭いていく。

 

『……いゔん…レイヴン?これなら聞こえますか?』

「しっかり聞こえるよ。もう交信できるようになったの?」

『いえ、無理やり出力を上げているだけで、長時間は持ちません』

「…無理しないで」

 

 621は罪悪感で顔を歪める。

 

『少しだけなら問題ありません。体も交信も、1日あれば元通りになります。今は義体の稼働率を必要最低限にして、浮いた分を全て修復機能に回しているので全く動けませんが…』

「何か欲しいものはある?僕にできることは?」

『でしたら、そのまま体を拭き続けてください。心地よくて落ち着きます。それと、拭き終わっても近くにいてもらえると安心します』

「わかった!」

 

 せっせと体を拭き続ける621。タオル越しにエアの体のムッチリ柔らかな感触が伝わり、何度か下腹部が疼きかけるが、精神力でぐっと抑えつけた。

 

『…レイヴン、またひとつ、お願いしてもいいですか?』

 

 ふと、エアが遠慮がちに621へ呼びかける。

 

「うん、いいよ」

『その…次にセックスする時、もっとたくさん愛撫してくれませんか?』

「え…もっとやっていいの?」

『意識が混濁していたのでうろ覚えですが…すごく気持ちよくて、嬉しくて…最後は立派なおちんぽでめちゃくちゃにされて…とても幸せでした。より激しく長時間のセックスにも耐えられるように、義体の調整と強化をしておきますので…』

 

 エアはハメ潰されたことに文句を言うどころか、さらなるおねだりをした。

 

「わかった。気持ちよくする方法が他にないか、色々調べておくね」

『ありがとうございます!…そろそろ交信が限界です。修復を早めるために少し眠りますね』

「うん、おやすみ」

『おやすみな…い…れ……ん…』

 

 交信が途切れ、目を閉じたエアが安らかな寝息を立て始める。

 

「…エアが起きるまでに、ちゃんと掃除しておかなくちゃ」

 

 621はエアの体をひと通り拭き終わると、清掃ロボットに指示を出し、周囲に飛び散った体液を一緒に掃除し始めた。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 アイスワーム撃破作戦の決行日。ウォルターとエアは、ウォルターの部屋にあるモニターの前で、アイスワームと戦う混成AC部隊の通信映像を眺めていた。

 

「風邪はもういいのか」

「え?あっ…はい!ある程度回復しました!」

「…そうか」

 

 ウォルターはエアのぎこちない返答に疑いの目を向けるが、すぐにモニターへ視線を戻す。画面の向こう側では、スネイルが撃墜寸前に陥っていた。

 

『機体は限界か…止むを得ん、撤退する!』

『ケッ、所詮は口だけ偉そうな木端役人か。笑えるぜ』

『仕事を増やしやがって…殺してぇ』

『G4、G5!喋る暇があるなら手を動かせ!』

『ビジター、目標が子機を展開した。対処する』

『こちらV.Ⅳ、ラスティ。次弾装填完了した。いつでもいけるぞ、戦友』

『ここに駆けつけて正解だったな。面白いモノが見れた』

『この人がフロイト?』

 

 スネイルを嗤う、イグアスとスネイル。2人に怒鳴るミシガン。淡々と子機に対処するチャティ。準備完了の通信を入れるラスティ。何故か突然現れて戦闘に参加しているフロイトと、それに困惑する621。

 

 色々なやり取りがあったものの、作戦自体は順調に進んだ。イグアスたちがアイスワームを引き付け、621がスタンニードルランチャーを命中させ、ラスティがレールキャノンを撃ち込み、倒れたアイスワームに集中砲火を行う。

 

 追い詰められたアイスワームがコーラルを暴走させ、攻撃が激化し、プライマリシールドの耐久が上昇しても、スネイルの他には誰ひとりとして撃墜されることはなかった。

 やがて大きな爆発を伴い、力尽きたアイスワームが雪原に横たわる。

 

「…終わったようだな」

『フロイト!今すぐ基地に戻りなさい!』

『ウォルターの猟犬、ベイラムのレッドガン…いつかお前たちとは直接戦いたい。それまで死ぬなよ』

『なんだこいつは…舐めてんのか?』

『G4、G5!サッサと帰投しろ!』

『また会おう、戦友。…今度も味方であることを祈っている』

「621、爆発の余波は汚染を伴う。作戦領域からできるだけ離れておけ。回収用のヘリを向かわせる」

『うん、わかった』

 

 そうしてウォルターがヘリの手配をしていると、ふと視界の端に暗い表情をするエアが写った。

 

「どうした、エア」

「コーラルが…また失われていく…」

 

 小さく呟かれた言葉に、ウォルターは複雑な表情を浮かべる。

 

「アイスワームを倒された惑星封鎖機構は、おそらく撤退する。企業が集積コーラルにたどり着くのは時間の問題だ。これ以上コーラルを失いたくないなら、急いで何か手段を見つけ出せ」

「…わかって、います」

「…少し待て」

 

 ヘリの手配を済ませたウォルターは、続けて通信端末を起動した。

 

「カーラ、俺だ」

『レールキャノンの片付けがある。今すぐは無理だよ。明後日に「火薬庫」集合でいいかい?』

「了解した」

『次はこっちから連絡する。それじゃ切るよ』

 

 短いやり取りを交わし、通信はプツリと終わる。

 

「今のは?」

「明後日ザイレムに集まって今後の方針を決める。エア、お前が今持っているコーラル関連の情報を持ち出せるようにまとめておけ」

「…はい!」

 

 エアが立ち上がり、情報をまとめに部屋から出ていく。それを見送るウォルターの視線には、いつもの冷徹さの中に、わずかな温かみが混じっていた。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 ザイレムに立ち並ぶ高層ビル群。その中のひとつ、カーラに指定されたビルの部屋に、3人は訪れた。

 

「全員来たね。その辺に座りな」

 

 会議室のような部屋で、カーラと、護衛として随行した、ACを人並みサイズにした体のチャティがすでに待っていた。

 促されて全員が椅子に座ったのを確認し、カーラが話し始める。

 

「さて、まずは現状確認をしよう。チャティ、記録を頼む」

『了解した、ボス』

 

 カーラはチャティが周囲の録画を始めたのを確認すると、まずウォルターに話しかけた。

 

「ウォルター、企業の様子は?」

「アーキバスから、アイスワームが防衛していた『ウォッチポイント・アルファ』の先行調査依頼が来ている。連中は変わらず、独立傭兵を露払いに使う方針らしい」

「まったく、趣味の悪い連中だね」

「ベイラムに目立った動きは無い。アーキバスが鹵獲した封鎖機構の兵器を警戒しているのだろう」

「そのまま大人しくしてくれると助かるんだが…ま、今はおいておこうか」

 

 ウォルターから話を聞き終えたカーラはひと息つき、再び口を開く。

 

「こっちは例のデータにあった研究の真偽確認と検証が終わっている。研究目的こそ馬鹿げたもんだったが、技術は本物だ。技研の遺産すら比較にならない。研究者が揃いも揃ってアホで良かったよ」

「それほどのものなのか?」

「地下深くにある集積コーラルを、丸ごと宇宙空間まで引っこ抜ける。時間をかければ、コーラルを急増殖させて意図的に破綻を引き起こせる。他にも色々と悪いことができるよ」

 

 ウォルターの表情がひどくこわばる。

 

「…絶対に技術を流出させるな」

「言われるまでもないさ。さて、ビジターたちからは何かあるかい?」

「では、私からいくつか」

 

 カーラに促され、今度はエアが話し始める。

 

「まず、コーラルの場所と制御についてです。集積コーラルはウォッチポイント・アルファの地下奥深くにあることを、私の『交信』を通して確認しました」

「予想はしてたが、やっぱりかい」

「…探しても見つからないわけだ」

 

 カーラとウォルターが顔をしかめながらつぶやく。

 

「集積コーラル以外の、ルビコン各地にある地中支脈を流れるコーラルや、大気中に漂う残留コーラルについても、量や位置を把握し、今すぐ制御可能な状態にまで進めてあります」

(恐ろしいことをサラッと言うね…)

 

 それはエアがその気になれば、ルビコンに存在する生物全てを、膨大な量のコーラルの奔流で押し流し、跡形もなく溶かし尽くせることを意味する。

 技術データの解析を通してエアの義体が秘める性能を知っているカーラは、内心で肝を冷やした。

 

「次に、オールマインドについてです」

「あれはただの傭兵支援システムではないのか?」

「まずこちらを見てください」

 

 ウォルターが思わず漏らした疑問に対し、エアは手元の端末を操作して部屋の壁に様々なデータを投影して答えを示した。

 

「これらのデータは、私がオールマインドのサーバーに侵入した時に発見してコピーしたものです。高度に暗号化され、厳重に秘匿されていました」

 

 投影されたのは『リリース計画』についての記録。その中には『観測者たち』についての記述や、技研製AC『HAL 826』の機体データがあった。ウォルターとカーラの表情がこわばる。

 

「データを見る限り、何故かいつの間に『リリース計画』は頓挫しているようですが…オーバーシアーの存在を把握している以上、警戒が必要です。すでに私の方でいくつか対策をしていますが、ウォルターとカーラも何か対策をお願いします。コピーしたデータや私が行った対処法については、後でまとめて伝えます」

「了解した」

「厄介な敵が増えたね…」

 

 ウォルターは重々しく頷き、カーラは面倒くさそうにつぶやいた。

 

「私からは以上です」

「よし、次の話をしようか」

 

 カーラが3人の注目を集める。

 

「私たちはすでに集積コーラルを手に入れたようなもんだ。ただ、むやみにコーラルを動かせば間違いなく企業に気付かれて面倒なことになる。誰かに取られる前に、素早く静かに盗み出す手段を考えようか。コーラルを最終的にどう扱うか決めるのは、それからでも遅くない」

「そもそも盗み出せたとして、バレずに隠し通せるのか?」

 

 ウォルターがその場にいる面々に問いかけた。

 

「コーラルを大きく凝縮する方法がある。外部からの検出を防ぐ技術もあるよ。エアの義体が良い例だね」

「カーラの言う通り、私の体には大量のコーラルが凝縮、貯蔵され、普段は外部に一切漏らさないよう制御しています」

「遠隔で凝縮と制御はできないのか?」

「時間がかかりすぎるんだ。多分、企業が先に集積コーラルへたどり着く方が早い」

「私も同じく、遠隔で短時間のうちには厳しいです」

「では、ゼロ距離まで近づけばどうだ。アーキバスの先行調査を利用すれば、上手く近づけるかもしれない」

 

 しばらくの間、カーラとエアが考え込む。

 

「…10分あれば、ACの輸送ヘリ1台で運べるまでいける。ただ、私だと凝縮用のデカい機械を持ち込まないとダメだし、ヘリで運ぶのは遅い。エア、あんたならその身1つでいけないかい?」

「凝縮するまでは可能ですが、集積コーラル全てを貯蔵するには、義体の許容量が足りません。無理に取り込めば暴走の危険があります」

「そうか…」

 

 ウォルターが落胆の息を漏らす。

 

「エアの体がたくさんあれば良かったのに…」

 

 ふと、621がつぶやいた。

 

「…ビジター、今なんて言った?」

「えっ…えっと、体1つで足りないなら、もっとたくさんあればいいのにって…」

「そうか…そうか。単純な話だよ。足りないなら足せば、作ればいい」

 

 カーラの顔に笑みが浮かぶ。

 

「エア。その義体が複数あっても、上手く操作できるかい?」

「コーラルで動いている以上、おそらく可能ですが…」

「なら決まりだ。エアの義体を複製するよ」

 

 エアの目が見開かれる。

 

「確かに…義体、つまりコーラルの貯蔵先が複数あれば良い。単純な方法です」

「製造方法はわかってる。手本になる完成品まで用意されてるんだ。もう1つや2つ作るくらい、すぐにやってみせるよ」

 

 カーラが立ち上がり、ウォルターと621を見る。

 

「ウォルター、ビジター。あんたたちは良くも悪くも注目されてる。企業の依頼を受けて、従順なフリをするんだ。集積コーラルはこっちで上手く盗み出してみせるよ」

「621。依頼を受ければ、封鎖機構がウォッチポイント・アルファに残した、大量の無人兵器を相手取ることになるだろう。危険な仕事だが、頼めるか」

「もちろん!」

 

 大きく頷いて承諾する621。顔はやる気に満ち溢れていた。

 

「それじゃエア、あんたには私の手伝いをしてもらおう。義体制作に使うコーラルを、素早く精密に制御できるヤツがいると助かるからね」

「わかりました」

「エア、頑張ってね!」

 

 その後、オールマインドへの対処や計画の細部を話し合い、621たちは別れた。




ドーザー筆者「乱交とかハーレムじみたことやりてぇな…でもウチの621をエア以外とえっちさせたくねぇな…せや!エアの体を増やしたろ!」
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