長身巨乳エアと巨根ショタ621 作:匿名希望ドーザー
「レイヴン、力加減はどうですか?」
「気持ちいいよ、ありがとうエア。エアはどう?」
「温かくて泡がふわふわで心地良いです」
「ならよかった」
居住区にある621の部屋に取り付けられた浴室で、621とエアは泡立てたボディソープを手にとって向き合い、お互いの体を洗っていた。
「そういえば、夢中で色々調べてたらウォルターから通信が入って忘れてたけど、結局エアの体ってどうなってるんだっけ?」
「あっ、忘れていました」
621は大きくムチムチと柔らかいエアの体をあちこち撫で回しながら洗っているが、まだ性欲の薄い621にとっては「大きくて洗うのが大変だ」ぐらいにしか思っていない。
「まず性処理アンドロイドは、人間が性欲を溜め過ぎて日常活動に支障をきたすことがないよう、定期的な処理の手伝いをするロボットです」
「僕は性欲の溜まり過ぎで依頼に失敗したことは無いんだけど…」
「性欲については個人差が大きいようですね。ザイレムに住んでいた人々は比較的性欲が強かったのでしょう」
エアの大きな乳房を持ち揉みしだくように洗うが、エアは「レイヴンに持ってもらうと軽くて楽ですね」と、621は「これ重くて大変そうだな」くらいにしか思っていない。
「基本的に性処理アンドロイドは構成部品の90%以上が無機物でできていたそうです。残っていた購入者からのメッセージ曰く『気持ちいいんだけどやっぱりロボットだからどこか固くて虚しい』だとか。…人間の性的欲求は不思議ですね」
ひと通りお互いの体を洗い終わると、泡を流し、浴槽へ浸かる。
「ふぅ…これは温かくて心地良いですね。…そういったメッセージを受け取った開発部は『人工的な培養を行い、柔らかく生きているような生体部品を作ろう』としたそうです」
浴槽は2人で入るには狭いため、エアが621を抱えるような形で入っている。相変わらず621は「やっぱり柔らかくて気持ちいいな」くらいにしか思っていない。
「しかし、いざ制作に入ると難航。合成肉の技術を流用して部品を作っても、とりつけて時間が経つと腐ってしまう。腐らないよう人工臓器で維持すると、今度は食費や排泄物が発生してしまう」
エアは621を抱きしめて「単機で様々なミッションを遂行するレイヴンの背はこんなに小さかったのですね」と感慨深いものを感じていた。
「彼らは思いついたそうです。『コーラルを動力源にすれば外部からのエネルギー供給は最低限で済むのではないか』と。そうして人工生体部品を作る過程でコーラルを注入し、研究資料曰く『コーラル人(仮)』なる存在の試作品が生まれました。それがこの体です」
621は説明をあまり理解していなかったが、説明を続けるエアの声が心地良いため「エアがわかってるならまぁいいか」と半ば理解する努力を放棄していた。
「そうして完成した体に性処理アンドロイドのAIを組み込む直前で…あの大災害、『アイビスの火』が発生。研究員はこの体を放置して避難しました。生体部品安定化のために、保管する水槽へのコーラル注入機能を稼働させたまま…」
そこまで伝えたエアは、お湯の心地良さにふぅと一息つく。
「コーラルは一箇所に集まろうとする群知能があります。この体に蓄えられたコーラルに空気中のコーラルが引き寄せられ高濃度化。濃度が高まった体にまたコーラルが引き寄せられ…それを繰り返すうちに、コーラルを糧にどんどん体は成長。結果としてここまで大きくなったようです」
「えっ、元々もっと小さかったの?」
「当初はレイヴンと同じくらいの、少女と呼ばれるような体型だったようですね」
コーラルの神秘か、はたまた人間の汚い欲望か。原因はともあれ、結果として極めて扇情的な体が完成していた。研究者は泣いて喜ぶだろう。
「そうして集まったコーラルに、調査に来ていた我々が気づいて接近。高濃度のコーラルでできた体故に、引き寄せる力も強力になっていたようです。コーラルで構成されている私は引っ張られてそのまま取り込まれ…あとはご存知の通りです」
「そういうことだったんだ…」
本当はあまりわかっていないが、バレないよう頷く621。
「…あれっ、コーラルって人体に有害だったよね?エアはともかく、僕がこうやってくっついてたら危険じゃないの?」
「安心してください、レイヴン。なんとも都合の良いことに、研究者はコーラルの毒性をこの体の内に99%以上押し留めることに成功しているようです」
「ならよかった…あのさ、エア」
「…はい、とんでもない技術の無駄遣いと言えるでしょう」
人の欲望に果てはなく、それが人間の3大欲求を満たすためとなれば、人間は凄まじい力を発揮できるようだ。どこか愚かさを感じずにはいられない話である。
「…性行為の快楽とは、そこまでして求めるものなのでしょうか」
「うーん…さっき調べた限りだと、ちょっと苦しいくらいには気持ちよさそうだったよ?」
彼らは性欲快楽を全く知らなかった。知らないものに興味が湧くのは、知的生命体として当然のことかもしれない。
「…レイヴン、ひとつ提案が。性行為が本当に大きな快楽を生むのか、試してみませんか?」
「いいよ。僕も興味あるんだ」
そうして、知らず知らずのうちに底なし沼へ足を踏み入れていた。
◇ ◇ ◇
「ではまず、レイヴンの男性器を勃起させてみましょう。私がサポートします」
「お願いするね、エア」
2人は浴槽から上がる。レイヴンは浴室に備え付けてあった椅子に座って足を開き、向かい合うようにエアが座っていた。
「それにしても…レイヴン、あなたの男性器は…」
「…やっぱりそうだよね、エア…」
そうして目を合わせた2人は、同時に呟いた。
「「ちょっと大きすぎない(ません)?」」
レイヴンは凄まじい巨根だった。だらんと垂れ下がる陰茎は、まだふにゃふにゃとして柔らかいのに、20cmは越えようかという大きさだった。陰嚢も直径10cmを越えているかという巨大さだった。
「ええと、まだ性的興奮は全くしていませんよね?」
「そもそも、えっちな気持ちってのがどういうのかわからないよ。調べた中にも、僕の年齢でこんなに大きいって情報は無かったし…僕、おかしいのかな?」
悲しそうな表情になる621。そんな彼をなんとか励ませないかと考えていたエアは、ひとつ自らの体に組み込まれている機能に気がついた。
「…レイヴン。どうやらこの体には、コーラルの情報伝達の強さを利用した人体のスキャン機能があるようです。レイヴンさえよければ、私が異常がないか確認できますが…」
「本当!?なら今すぐお願い!」
「わかりました。では失礼して…」
そういって、おもむろにエアは621に優しく、されど強く深く抱きつき、目を閉じて621と額をくっつけた。柔らかく大きな乳房が淫らに形を変えた。
「えっと、エア?」
「スキャンするには強く密着する必要があります。そのまま動かないでください」
「う、うん、わかった」
目を白黒させる621。1分ほどそうしていると、エアが目を開いた。
「レイヴン、あなたの男性器は健康でした。おそらく、一種の突然変異を起こして巨大化したのでしょう」
「そっか、よかった…」
「ですが…」
「えっ、なにかあるの?」
突然言いよどむエアに不安になる621。エアは赤い瞳に困惑を浮かべながら告げた。
「脳の生殖機能を司る部位に問題があります。まるでたった今作られたかのように未熟で、されど急速に発達しているのを確認しました。これは一体…」
エアは621から離れ、黙って考え込んでしまった。621が困惑していると、エアが突然口を開く。
「レイヴン、ウォルターは貴方が受けた強化手術の影響について、何か言及していませんでしたか?」
「えっと、ちょっと待ってね。確か『お前の体についてのデータだ、念のため持っておけ』って渡してくれたやつが…」
621は手元に投影ディスプレイを呼び出し、あれこれデータを引っ張り出す。日頃整理をしていないために日付や題名の並びがめちゃくちゃで、探し出すのにとても苦労した。「ウォルターが時々『整理整頓は重要だ』って注意してくれるのに、生返事で無視するんじゃなかった」と後悔し始めたあたりで、ようやく目当てのデータが見つかった。
「あったよエア!はい、どうぞ」
「ありがとうございます。すぐに確認しますね」
そうして621が差し出した投影ディスプレイに手をかざし、データを読み取って解析していくエア。解析を進めるエアの表情が少し暗くなった。
「レイヴン、貴方はウォルターの元に来た当初、第四世代強化手術の影響で、自力ではまともに動けない廃人だったそうですね。今でこそウォルターの尽力によって、大半の人間らしい機能は取り戻せていますが…」
そう言ったエアは、ディスプレイのある箇所を指さした。
「ここに記述があります。『人間の三大欲求のうち、食欲と睡眠欲については回復を確認。しかし性欲についてはどうやっても回復の兆候が無い。そもそも、性器こそ平均を大きく上回る発達を見せているが、彼はまだ幼い少年。これからの身体的成長に伴って欲求が発生するのを待つ』…だそうです」
「えっと…結局どういうこと?」
よく分からない、といった表情を浮かべる621。エアは621へ向き直り、口を開いた。
「貴方の生殖機能は、私の影響でようやく目覚めたということです」
それまで沈黙していた621の男性器が、本人に自覚できないほど小さく、しかし確実にピクリと跳ねた。
正気な脳内作者「もうオリジナル設定詰め込みすぎだしAC6である必要なくない?これオリジナルでは?」
ドーザー作者「うるせぇコーラルをキメろ」