※この作品はR-18です。

長身巨乳エアと巨根ショタ621   作:匿名希望ドーザー

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よく来てくれた。残念だが、今回はエロがほぼ無い。騙すつもりはなかったが、ドーザー作者の性癖と幻覚を好き勝手に書き殴った自己満足小説なんでな。最初から最後までみっちりオネ>ショタのエロじゃないと許せない方は、621上位の幻覚が出る前に帰ってもらおう。


導入 6

「621は俺がいなくてもやっていけるだろうか」

「…突然何を言い出すんだい?」

 

 グリッド082にあるRaDの拠点、その最奥付近にある小部屋。密談をしていたウォルターとカーラが休憩を取っていると、ポツリとウォルターが呟いた。

 

「気が早いのはわかっているが…約束を果たした後について考えていた」

「ようやくゴールが見えたんだ…無理もないさ。ビジターのことかい?」

「あぁ」

 

 ウォルターのシワが深くなる。

 

「…約束を果たせば俺は消える。あいつが持っているのはACの操縦技術だけだ。まだ他に生きていく技術を持っていない…幼い子供だ」

「まったくアンタは子煩悩だね。昔からそうだったが、今回は特にひどい」

「俺は親バカではない」

「はいはい、そういうことにしとくよ」

 

 ウォルターのシワがますます深くなる。

 

「…本当にアンタも来るのかい?ビジターを…あの子の成長を見届けるのが、親の役目だろうに」

「そもそも俺は親ではない」

「もう立派な父親だよ」

「むぅ…」

 

 ウォルターは黙り込んでしまった。それを見たカーラはくくっと笑う。

 

「あの子は賢い。アンタや私がいなくても上手く生き抜くさ」

「だといいが…」

「それに!」

「むっ?」

 

 カーラはビシリとウォルターを指差し、厳しい顔で続ける。

 

「あの子は私らを失えばひどく悲しむ。アンタも私もそんなことは望んじゃいない。それを避ける方法を探すのが、今回集まったもう1つの目的だ。真面目に考えな。いいね?」

「…そうだったのか。努力しよう」

「なら良し」

 

 ウォルターの返答を聞いたカーラはニコリと笑った。

 

「さて、続きを始めよう。チャティ!頼んだデータの解析はどれくらい進んだ?」

『すでに完了済みだ。解析結果を投影しよう』

「…やけに早いね。相当な量だったはずだよ」

『ボスの命がかかっている。それにビジターのためだ。ビジターの悲しむ顔は笑えない』

「よく言ったチャティ!その調子で頼むよ!」

「…親バカ親子」

「何か言ったかい?」

「独り言だ」

 

 ◇ ◇ ◇

 

「…んぅ…朝ですか…」

「んっ、んっ、んっ、んっ…」

 

 とちゅん、とちゅん、にちゅ、にちゅ、と柔らかい水音で目を覚ますエア。目線を胸元へ向けると、まだ眠りながらも腰を振り続ける621の顔が見えた。

 

(スキャン開始…脳と体の強化を確認。性欲も0.23%とわずかながらも消化できていますね。あっ…陰茎が震えて…)

「んんっ、んっ、んぅっ…!」

 

 どぷっ、ビクビク、ぴゅるぴゅる、とくとくとく…

 

「ふふっ、頑張りましたね。性欲出力を0%に戻して…」

「ふーっ、ふーっ、んぅ、ふぅ…すぅ…すぅ…」

 

 疲れ知らずの陰茎が少しずつ小さくなる。621の寝息も穏やかなものになった。

 

(…レイヴンが目覚める前に、この惨状をどうにかしましょうか)

 

 ベッドシーツと、621とエアの下半身は体液でぐちゃぐちゃだった。

 

(ひとまずレイヴンは浴室のマットに寝かせましょう。確か放射可能な波形の中に、睡眠を促進するものがありました。レイヴンが起きないよう放射しながら抱えあげて…)

 

 エアは621を抱えながら起き上がり浴室へ向かう。そのまま壁に立てかけてあったマットをパタリと倒し、621を横たえた。

 

(このまま体を洗いましょう。お湯を緩やかに出して…あっ、レイヴンの腰に大量の疲労が…えぇと、治療用波形放射機能を使って…)

「すぅ…すぅ…すぅ…んっ…」

 

 このまま目覚めていれば確実に痛みを覚えていたであろう621の下半身を、なんとも都合のいい機能で癒やしつつ、優しく労るように洗っていくエア。何度か心地よさそうな声が浴室に響いた。

 

(ベットシーツを変えるよう家事ロボットに指示を出して…レイヴンがゆっくり休めるように目覚ましを切ってしまいましょう。…本当に都合のいい体です。人間の快楽を求めるエネルギーから生まれた物は凄いですね)

「すぅ…すぅ…」

 

 621の体を洗い終わるエア。寝息はさらに穏やかなものになっていた。

 

(私も体を清潔にしなければ。シーツの交換が終わったらレイヴンをベッドに戻して、それから…)

 

 エアは621が起きるまで何をしようかと考えつつ、浴槽に入って静かに体を洗い始めた。

 

(…あれ?もしかして、あの機能を上手く使えばレイヴンともう1度…)

 

 ◇ ◇ ◇

 

 ベッドで目を覚ました621は、いつもの起床時間を過ぎていることに驚いたが「お疲れのようでしたので、私が目覚ましアラームを止めておきました」とエアの説明を受けて納得した。

 一晩中行われていた処置については全く気が付かなかった。

 

「レイヴン、いくつか報告があります」

「んぐんぐ…ごくっ…ふぅ、えっと、報告?」

 

 現在は2人とも裸のまま朝食を食べている。食事途中でエアが話し始め、621は口の中のものをしっかり飲み込んでから返事をした。

 

「はい、まずは私の交信についてです。この肉体を得てから、交信距離が大幅に狭まったのを覚えていますか?」

「うん…確か10mくらいが限界だっけ?」

「はい。ですが、今は惑星ルビコン3全域で交信可能になりました」

「…僕何か聞き間違えたかも。もう1回言って?」

「今は惑星ルビコン3全域で交信可能になりました」

「…嘘でしょ?なんでそんなに?」

 

 思わず手に持っていた食器を落とす621。幸い床まで落ちることはなく、皿とぶつかってカランと音が響いた。

 

「理由を説明しますね。この体には高濃度のコーラルが含まれています。以前波形だけだった私を構成するコーラルの…100倍以上は軽くありますね。とにかく凄い量です」

「えっ?えっ、そんなにコーラルがあったら何かの拍子に燃えて…」

「はい。ですが、絶対にそうはなりません。安心してください」

 

 エアは優しそうな、しかしどこか自慢げな表情を浮かべた。

 

「今、この体を構成するコーラルは、全て私の完全な制御下にあります。元々体に組み込まれていた機能により無意識でコーラルを制御していましたが、今朝その機能に気がついた私がハッキングし、プログラムを書き換えて効率化。その過程でコーラル…同胞たちの同意の上で、私が彼らを完全に取り込みました。…取り込む直前で『貴女になら任せられる』というメッセージを受け取りましたが…意味は追々調べましょう」

 

 621はよく理解できていないが、黙って話を聞いていた。

 

「効率化したことで発生した余剰コーラルを、薄く細長く伸ばすように放出。伸ばしたコーラルを通して情報を伝達することで、交信距離を大幅に伸ばすことに成功しました。逆にコーラルの密度を上げることで情報伝達量を増やし、より早く、より深く交信やハッキングをすることができます」

「えっと、つまり…?」

「交信が大幅に強化されました」

「ほぇー…すごいや」

 

 開いた口が塞がらない621。さらにエアは続ける。

 

「次に、放出実験の過程で偶然集積コーラルを発見しました」

 

 さらっと出た爆弾発言に621は完全に固まった。

 

「まさか同胞達があれほど地下深くに集まっていたとは…企業やウォルターがどれだけ探しても見つからないわけです」

 

 621は動けない。

 

「次に…試験的にこの拠点を深くハッキングした際に、ウォルターがコーラルで何を成そうとしているかのデータを発見しました」

 

 621は椅子から転げ落ちた。

 

「レイヴン!?大丈夫ですか!?」

「う、うん、エアは凄いね…」

「えっ、あっ、はい、ありがとうございます…?」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 その後、立ち直った621はエアにウォルターの目的について聞いたが、エアは険しい顔で「ウォルターが帰ってきてから、彼を交えて話しましょう」と答えたため、それ以上は聞けなかった。

 

「…そういえばレイヴン、解放戦線から依頼が届いています。貴方は休暇中ですが…どうしましょう?」

「…とりあえず、ブリーフィングを見よっか」

 

 明らかに話題を逸らすための提案だったが、621は大人しくそれに乗った。椅子に座り直して朝食を再開し、食べながら投影された依頼内容に目を通していく。

 

「アーキバスの調査拠点になっている『壁』の奪還のために、ヴェスパー第7隊長スウィンバーンを暗殺して欲しい…だって」

「いつもとは違う戦い方を求められそうです」

 

 用意した料理が全て2人の胃に入る頃には、再生されたメッセージは終了していた。頭を捻り「お金はあったほうがいいし…でもせっかくの休暇だし…」と悩む621。

 

「…できれば、この依頼を受けてくれませんか?」

「えっ?なんで?」

 

 エアの突然の要望に、ますます頭を捻る621。

 

「実は貴方の性処理のために、居住区の空き部屋を適した構造へ改装したり、性処理で使える道具を買おうとしているのですが…残念ながら、私には自由にできるお金がありません」

「僕の貯金から払うのじゃダメなの?」

「それではレイヴンだけでなく、ウォルターの負担にもなってしまいます」

「あっ…うーんでも…」

 

 まだ悩む621を見たエアは1つ提案をした。

 

「でしたら私が解放戦線と交渉して、少しでも報酬を引き上げられないか試してみます。交渉が成功したら、上乗せされた報酬の分だけ私に譲ってください」

 

 まぁそれなら…と621は納得し、パイロットスーツを着始める。エアは解放戦線と音声通話をするために通信端末を起動した。

 

 ◇ ◇ ◇

 

「報酬、追加してくれて良かったね」

『あっさり了承してもらえました。増加割合は微々たるものとはいえ…ベイラムからアーキバスへと占領者が転々とする「壁」の奪還に解放戦線は必死なのでしょう。ACの補修や弾薬費に使う金額としては全く足りませんが、居住区の改装には十分です』

 

 作戦領域と拠点を繋ぐよう薄く伸ばされたコーラルを通し、交信で会話する621とエア。621が乗るACの遠く後ろでは複数の監視装備MTがウロウロとしており、傍受した回線からは『速すぎる!どこへ行った!?』と困惑した兵士の声が流れていた。

 猛スピードで監視を振り切り、目標地点に到達した621は周囲を確認する。

 

「…誰もいないよ?」

『夜警に出ているのでしょうか?』

「…わっ!?」

 

 突然、遠くで爆音と光が発生する。

 

『…!?レイヴン、あちらを!』

「わかった、行こう!」

 

 やがてたどり着いた爆心地では、目標のスウィンバーンが乗る四脚ACが621に背を向けて立っていた。

 

『レイヴン、奇襲する好機です』

 

 621はそろそろと静かに近づいていく。やがて真後ろに張り付くと、左腕部に装備していたパイルバンカー「PB-033M ASHMEAD」をチャージした。

 

『なるほど、ベイラムか。時代遅れの斜よ――』

「そぉい!」

 

 ドゴォ!

 

『おあぁぁぁあぁあっ!?』

「あっ、ちぎれた」

『脚部とコアが分離しましたね。…生体反応は健在。何故あれで生きていられるのでしょう…?』

「まぁいいや、やっつけちゃおう」

 

 スウィンバーンが乗っていたACのコアと脚部の繋ぎ目から上部がすっ飛び、離れた場所にドカンと大きな音を立てて落ちる。驚いて一瞬動きが止まる621だったが、気を取り直して即座に右手の武器「SG-027 ZIMMERMAN」を構え、油断なくコアに近づいていった。

 

『まっ、待て!落ち着け!』

「ん?」

 

 するとスウィンバーンからノイズ混じりの通信が入る。内容を要約すると、解放戦線の報酬よりも多額の金額を払うので見逃して欲しい、という命乞いだった。

 

「…どうしよっか?」

『レイヴン、私に考えがあります。指示に従ってスウィンバーンに返答してください』

 

 ◇ ◇ ◇

 

「どれくらい払うつもり?」

『こ、子供の声…?…ゴホン…そうだな、27万COAMでどうだ?』

「100万」

『へ?』

「僕は解放戦線から20万COAMで君の暗殺を請け負った。その5倍、100万COAMを今すぐ払うなら見逃してあげる」

『くっ…大金だが、命には変えられん…わかった!払う!』

「じゃ、今から教える口座に振り込んで。猶予は3分。間に合わなかったら…」

 

 ガチャ

 

『はっ、払う!払うからその銃を降ろせ!あぁあぁあっ、落ち着け、落ち着くんだ私!早く操作を…!』

「まだ?」

『ひぃっ!?ほっ、ほら!払ったぞ!確認してくれ!』

「…うん、キッチリ100万COAMだね。ありがとう、それじゃ『僕は』見逃してあげるよ」

『ほっ…』

「じゃ六文銭さん、あとはよろしくね」

『承った』

『……は?』

 

 この日、ヴェスパー第7隊長スウィンバーンは、解放戦線の捕虜となった。

 支払われた100万COAMは、621と解放戦線で仲良く山分けされた。




ギャグ時空幻覚を取り込んでいけ。
ちょっとくらいミッションの順番改変してもええやろ(雑)
AC世界ならベイラム主導の作戦に参加して解放戦線から壁奪取 → アーキバス主導の作戦に参加してベイラムから壁奪取、とか普通にありそうだなと…これならヴォルタが生存するな!(やけくそ)
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