――ドラゴンカインド、と呼ばれる儀式がある。
現実にはそんな簡単で単純な事は無い。しかし火の無い所に煙が立つ道理も無く、その話は半分だけ本当であった。即ち、”人が竜から力を得られる”、その部分に限り。
「あっ、あっ、あんっ……!」
ある地方の山の麓にある村、ルクレア村。街道沿いにある事で数々の冒険者が止まり木とするこの村には、最近になってある噂が立っていた。
曰く、人に友好的な善の竜――
そして、曰く――その竜に気に入られた人間は、
「はぁっ、はぁっ……んぅ、っ……」
選んだ人間と儀式を行い、霊的な繋がりを通して加護を貸与する。物語の様にドラゴンの超越的な力を得られる訳では無い、しかしそれでも身体能力が格段に向上する事例は知られていた。
”
それはドラゴンという種族が希少である以上に、ドラゴンカインドという儀式その物に大きなハードルがあるからだ。
「えへへっ……どう、ですかっ……? わたしで、気持ちよく、なってくれてますかぁ……?」
「はっ、あぁ……とても、とても逞しく……もっと、もっと激しくして下さっても、宜しいのですよ……?」
深夜のルクレア村の一角、村の外れにある安宿。その内では今、うだる様な熱気と蒸気が満ちていた。
換気用の窓も締め切られた部屋の中心。熱源とも言うべきそこに、複数の男女が集っている。
――誰も彼もが一糸も纏わぬ、裸のまま。
「あっ、あんっ! あっ、ごめんなさっ、おっきい声、出ちゃっ……ぅ……!」
「ふふっ……ソル様、こういう時は、声を上げた方が殿方は喜ぶものなのです――ふぁんっ!」
「そ、そうなん、ですかぁ……? じゃ、じゃぁ……ああっ! あ、あ、ああっ!」
全裸の男達に埋もれる様に、二人の女性――子供の様に矮躯な金髪の少女と、成熟した容姿と肢体を持つ銀髪の美女が、二人揃って男達の肉棒を股座に挿れられていた。
金髪の少女はベッドに仰向けとなり、頑健な肉体を持つ男に腰を打ち付けられている。じっくりとその膣を味わおうとばかりに勢いは緩慢だが、狭い膣を巨根がこじ開ける様に行き来する圧迫感に、金の少女は抑え切れず声を上げた。
銀髪の美女はその横に置いた別のベッドの上で四つん這いとなり、巨体の男に覆い被さられる様な形で後ろから犯されている。成熟した身体や性器でも持て余す程の男の巨根を受け入れながら、しかし銀の美女は蕩ける様な恍惚の声と顔を浮かべていた。
「んぁっ、あ、あぁっ……! すごく、おっきい、ですっ……! あっ、そこっ……!」
「ふっ、う……あっ、あ! わたくしも、奥までっ……! もっと強くっ、深く突いて下さいませっ……!」
全裸の少女と男、美女と男。その周囲には、更に全裸の男・男・男。男達は一様に肉棒を屹立させ、薄笑いを浮かべて情事を眺めている。
次は自分の番だ、いや自分だ。一様に彼らは淫猥に喘ぐ少女達と、自分以外の男達へ牽制する様に視線を左右させる。しかし最後には誰もが、男を誘う甘声と共に身体をくねらせるその女――いや、雌達の艶姿に集中する様になった。
雌という表現は、極めて正しい。女性的で豊かな身体と共に、
「はぁ、はぁ、はぁ……気持ち、いいです、イスクさぁん……」
「ふうっ、はあっ……ソル様、これが儀式である事を、お忘れない様に……あっ、イくッ――くぅんぅッ!!」
小柄な金の少女が自分を貫く肉棒の感触をじっくりと確かめている横で、銀の美女は大きくびくんと背を反らす。合わせて尾骨部から生えている銀の尻尾を直立させたその様子は、彼女が絶頂した事を明確に分かるモノだった。
ドラゴンカインド、竜の契りの儀式。その方法は単純明快、竜との
「……ふぅ。嗚呼、申し訳ありません、わたくしだけ果ててしまい……どうぞ、そのままお続けになって……? わたくしの中で、その逞しい剛直を欲望のまま打ち込み、種汁を一滴残らず吐き出してくださいませ……」
「うくっ……イスクさんっ!」
「ああッ! あ、あ、あっ! 嗚呼、こんなにも、力強くっ――あぁんっ!」
銀の髪と尾を持つ美女――イスクは、未だに自分の尻と膣に腰を押し付けている男に対し、淫猥な言葉を用いて更なる行為を望む。それを受けた男は、タガが外れた様に力任せの抽挿を始めた。
このルクレア村には、二体の竜が実際に滞在している。金の雛竜・ソル、銀の成竜・イスク。極めて人族に友好的なこの二人は、ドラゴンカインドを好意的に行う希少な竜でもあった。
竜とは強大な種族であり、人間に力を貸し与える理由や必要は特に無い。それもドラゴンカインドともなれば、人化しての性交という面倒な手間がかかる。そんな手間をかけてでもこの二人が儀式に及んでいるのは、ソルとイスクにとってメリットがあるからだ。
「……あのっ! も、もうちょっとだけなら大丈夫ですから。わたしもイスクさんみたいに……ちょっと強く、シてくれませんか……?」
「ソルちゃんもすっかりイスクさんに染まっちゃって……まあっ!」
「ひゃうんっ! あう、うぅっ! ちがっ、これは、ぎしき、なんですからっ――あっ、やっ、そこっ……ふあぁっ!」
ソルにとっては、雛竜である故の力不足を補う手段として。いかにドラゴンといえど未だ雛たる彼女は非力だった。一人ではゴブリンの群れにすら劣る、文字通りの
なので彼女は冒険者達の協力を仰ぎつつ、イスクより教わったドラゴンカインドという手段で仲間を手助けする事にした。最初はまぐわう事への抵抗こそあったが、無垢で素直な性格とイスクという先達の影響もあり、今では儀式への忌避感を無くしている。
冒険者達も子供に等しいソルを平時
「くっ、んぅ、あぁっ! だめっ、またわたくしっ、気をやりそうでっ……! 疾くっ、わたくしと一緒に、果てて下さいませっ……!」
「言われなくてもっ、こっちももうキツッ……! あー出るっ、
「ああ、あぅ、うあ、あああっ! 奥、奥まで、突かれて、わたくしッ――はあぁあんッ!!」
ソルの行為が一段早まる横で、イスクと男の性交も最高潮を迎え、互いに絶頂に至る。愛液を湧き出しながら再び締め付けを強める膣内に、冒険者の溜め込まれた白濁液が放たれた。
男の種汁を乞うているとしか表現出来ない、肉棒の根本から尖端までを急激に締め付ける膣。イスクはその中で、欲を満たして震える肉棒と濃い精の
イスクにとってのドラゴンカインドのメリットは一つ。”竜の力を得た人間の英雄”という、自分が夢見てやまない人族を見たいが為――つまりは、単なる本人の趣味であった。
「俺もイクわ、ソルちゃんっ……! 股、ちゃんと締めてっ……!」
「はっ、はい! こ、こうですか――あ、これ、これっ! すごい、かんじちゃ、あっ!」
「やべ、これうねってッ……オラ、全部ナカで呑みこめッ!」
「うあぁ、は、あッ――っくぅぅんッ!!」
ソルへの気遣いという幾許かの自制も完全に忘却した男が、小さな身体の腰を持ち上げて独りよがりに肉棒を叩き込む。言われるがままに股を意識して締めたソルは、その勢いを余す所なく受け入れてしまった。
獣の様な欲望に追われて肉棒をソルの膣奥まで打ち込み、男は射精に至る。埋め込まれた肉棒に対し股座を意識させられたソルもまた、その勢いを受けて絶頂させられた。
視界が光で瞬く様な感覚と、本能に訴える肉体の歓喜。人聞きの知識では知り得ない”絶頂”という感覚に、既にソルは虜になってしまっていた。
もっと、もっとほしい。無意識のままソルは両腕を伸ばし、男の顔を自ら引き寄せた。
「……ん、ちゅっ……ん、ちゅ、ちゅっ……」
吐精の余韻で脱力していた男は、ソルの意のままに唇を奪われた。
狭く浅い膣に肉棒を埋め込みながら、肢体全てを密着させてのキス。柔らかな胸を肉体で潰し、男の欲求全てを満たす様な心地を受け――男の体から、淡い光が浮かび上がってきた。
ドラゴンカインドの契り。互いが合意の上で交わった後に加護を授ける、その手順を口付けという形でイスクから学んだソルは、無意識の内に男の唇を求める癖が付いてしまっていた。
竜の力が体に宿る感覚と、柔らかな唇を捧げられる快楽。脱力の中でその二つを味わわされる男は、先程までの性交の勢いを嘘の様に弛緩させ、思考を溶かして受け入れる事に意識が誘導させられた。
「ちゅ、じゅる、むっ、んーっ……ちゅう、じゅる、んふっ……」
イスクの方もまた、後ろから覆い被さる男に対して自ら顔を向け、それに応えた男と口を貪り合っていた。
男からも女からも唇を被せ合い、舌を伸ばし、口内を啜る。互いの口端から唾液が垂れる事も厭わず、身体の上下の口でひたすら混じり合う。
竜の力は貸与され、燐光は既に男の体の内側まで浸透していた。しかしそれでも、情事の余韻をたっぷりと長引かせるかの様に――実際にイスクの方からそう意図して、ディープキスは続けられていた。
明らかに儀式の範疇を越えた、露骨に男を求める行為。それをイスクは周囲の男達へ、流し目を送りつつ見せつけていた。
「オラ、いつまでボケっとしてんだよ代われ。ソルちゃん、次は俺な? よろしく頼むよ」
「……は、あぁ……あっ、そうですよね……。つ、次の方、どーぞー……?」
「あぁ。ま、俺はちょい
「うあッ!? ふ、う、ううっ……! おっ、き……やぁんっ!」
ソルの口付けを受けて朦朧としていた男が、横から軽く蹴り飛ばされる。快楽によって力が抜け切っていた男はそれだけで易々とベッドの上から転がり落ち、空いたスペースに蹴落とした別の男が割り入って来た。
そして言葉少なに、一息で剛直をその小さな膣へ捩じ込む。男は狭くも確かに肉棒を受け入れるソルの身体に対し、全く容赦の無い腰の往復と雌の蹂躙を始めた。
「イスク様っ、次俺、俺っ! もうガマン出来ねえ、挿れますっ……ふっ!」
「あぁんッ! あっ、あぁっ……! 嗚呼、その様に乱暴な……はあんっ!」
イスクの方でも待ち切れないとばかりに別の男がベッドの上で交代し、一切の前置きをせずに自分の男根を挿入した。
遠慮も配慮も余裕も、何一つ無い性交。銀竜という上位種族への敬意など欠片も抱いていないだろう、ただの獣欲のままに男はイスクを犯し始める。
しかしイスクはそんな狼藉に対しても、辛抱堪らないとばかりに官能の声で受け入れ、挿れられてすぐによがり始めた。
「ふあっ、ふ、ぅ、うぅんっ! ああっ、すごいっ、すごく、いい、ですっ……! ふとくて、かたく、ってぇ……!」
「あ、あ、あッ! 良い、良いっ、ですっ……! もっと、もっと力強くっ、わたくしのナカを、満たしてぇっ……んぅうっ!」
再び、儀式とは思えぬ淫猥な声と音が宿内に響き始める。男二人は一心不乱に腰を振り、雌達の秘裂に肉棒を・尻肉に股間を打ち付けていく。
小刻みに鳴り渡る水音、肉音、甘音。性交を実感させる音が重なり合い、際限無くその場の男達の興奮が掻き立てられる。気付けば”順番待ち”の男達は一様に自らの肉棒を握り、擦っていた。
あの少女を犯したい。あの美女を鳴かせたい。ここに立っている男達はほぼ全員、”儀式”などという大層な目的でこの場に居ない。あるのはただ、シンプルな欲望。
性欲。女っ気の薄い冒険者という職業では普段発散出来ない、そんな欲求を満たしたい。それだけの為に、この場にいる。
「あー気持ち良ー……こんなガキ犯すなんて、フツー無ぇもんなぁ……おっと、これは”儀式”なんだったっけか、なっ!」
「ひぃんっ! そうです、そうですよぉ……これ、ぎしきっ、なんですからぁっ……ふぁんっ!」
「の割にゃ、ソルちゃんも随分ヨガっちゃってるみたいだけど? そんなに気持ち良いのかい、俺の”儀式”は? ん?」
「そ、そうですっ、きもちいい、ですっ! あっ、ぎしき、すきっ……! すき、すきすきっ、すきぃっ……!」
ソルと交わる男はすっとぼけ、”これは儀式である”という大義名分を言い聞かせながら、犯し続ける。
こう刷り込んでいけば、ソルは益々この淫らな”儀式”を自分から受け入れる様になる。一度知れば戻れない、雌の快楽を無抵抗に貪る様になる。純粋無垢だった心身を、男の思うがままに染め上げていく。
性欲に加え心的な支配欲までぞくぞくと満たしながら、男はソルの片足を持ち上げ、松葉崩しの形を取って横から剛直を抜き挿しし始めた。
浅い雌の肉壺に、深く雄を刻み込む。交尾という行為を二度と忘れられない様に、男から逃れられない様に、より深く快楽の淵へと沈める様に。未だ
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……! イスク様のナカ、すげっ、うねって……最っ、高ぉっ……!」
「はっ、くぅんっ……! 冒険者様の逸物が、わたくしの奥を突いてっ……! こちらも、たまらなく、心地良くっ……!」
「あっ、ああっ、あっあっあっ!」
「んんんッ! そんな、抱えられて、穿たれて、はっ……あんっ、あ、ふ、あぁんっ!」
横のベッドの男はイスクを四つん這いから身体を引き起こし、自分の太腿の上に柔尻を座らせた状態で後ろから腰を突き上げていた。
陰部を含め身体の前面全てが見える形で、イスクの濃艶な肢体と痴態が周囲に晒される。コレは自分のモノだ、そう主張する様に男は右手でイスクの胸を鷲掴みに、左腕で細腰を抱き抱えて必死に腰を揺らす。
そんな扱いにもイスクは悦び、最奥まで突き刺さった男根を手助けする様に自ら尻を上下させ、相手と共に身体の熱を高めていく。快楽が蓄積していき、普段はまるで乱さない顔をだらしなく蕩けさせる。
嗚呼、気持ち良い、気持ち良くなってくれている、
「おっ、ココ締まるな? ソルちゃん、ここ弱い? ホレ、正直に言ってみ?」
「あふっ! ん、ぅうっ! はっ、はぃっ! そこ、すごい、ふわってして……あたま、まっしろになっちゃいますっ!」
「気持ち良い時はちゃんと”イイ”って言いなよー? それマナーだから」
「あっんっ! いっ、イイッ、ですっ! そこ、そこされるの、すごくいいでっ、す!」
ソルを犯す男は膣内を深々と蹂躙しながらも、細かく探る様に剛直の角度を変え、反応の良い場所を重点的に責め立てていた。
ただでさえキツい膣が伸縮を繰り返す快楽の中で、男はソルをより淫らとなる様に教導していく。何でも言った通りに学んでいき、思った通りに喘ぎ、面白い様に締まる。少女をどんどん性の沼へと堕としていくインモラルな愉しみの中、男はソルを犯し続ける。
堪らない。これ以上無い程に締め付けてくる
「ああっ、イスク様のカラダ、どこも柔らけっ……! ヤバ、もう出るッ……!」
「出してっ、いっぱい出して下さいませっ……! わたくしのナカで、存分に果ててくださいませぇっ……!」
「ッ――う、ぐッ!!」
「はああっ! あ、あっ……! 濁濁と、波打ってっ……はぁあ、んうっ……!」
イスクを抱いている男はその官能に耐え切れず、背を反りながら大きく揺れる巨乳を強く揉み上げながら、自分の絶頂を悟ってしまった。
深く繋がる最中でイスクもまたそれを理解し、むしろ自分から尻を男の股間へ押し付け、甘えた声で囁き射精を誘う。誰もが目で追うだろう美女に精を乞われ、男根を留めようとする堰はいとも容易く決壊した。
跡が付くのではないかと思う程にイスクの乳と柔肌を掻き抱き、奥の奥まで射精する。頭が焼き付く様な快楽が止まらず、溜め込んだ精が吐き出されていく。
――だけでは、済まなかった。
「はぁっ、はぁっ……まだ、まだでございますっ……!」
「うあっ、あ、ちょ、イスク様っ! 俺、まだ出て、途中っ――うああっ!」
「わたくしがっ、まだで、ございま、すっ……! これは、儀式っ、なのですから――ああんっ!」
「あ、く、うぉ……ぁ……っ……!」
射精で動きを止めている男の腰の上で、イスクは腰を振り続ける。精を搾る様な膣のうねりはそのままに、イスクは男に自分の尻を叩きつけ続けた。
ぱんぱんと跳ねる柔肉の快音と、ぐちょぐちょと精が接合部で跳ねる濁音が、リズミカルに続けられる。射精の最中に過剰な快楽を受ける男は、呻く事しか出来ない。
ドラゴンカインドは、性交する互いの絶頂で成立するモノだ。極論、片方だけが永遠に絶頂し続けても終わる事は無い。だから男は、絶頂を
「あぁぁっ! イイ、いいっ、いいですっ! あっ、また、ふわふわって……なにか、きちゃい、ますっ!」
「ソルちゃん、そういう時はちゃーんと”イク”って言うんだぞー? そうじゃないとこっちは分からないからなー?」
「ひゃ、ああっ! い、イッ、くっ、いく、いくいく、イッ――んうぅうんッ!!」
対照的に、反対側のベッドでは男がソルを一方的に嬲っていた。余裕がある男はソルの弱点を幾つも見つけ、幾度も剛直で擦っては押し潰す。
未だ慣れない感覚に”イク”という単語を紐付けられたソルは、教えられた通りに顎を上げて大きく声を上げて絶頂に至った。宿の外まで届く様な、甲高い喘ぎ声。
少女にまた一つ”女”を教え込んだ男は、その事実に背筋にぞくぞくとしたモノが走る感覚を覚えた。
「ほら、こっちはまだイってないんだから。ソルちゃんからも動かないとダメだぞー?」
「は、はひぃ……あっ、あぁっ! だ、だめっ、まだわたし、ヘン、っで……!」
「ダメダメ、ちゃんと締めなきゃ儀式終わんねえぞー? ほれ、ほれ」
「ひゃあんッ! あっ、や、ああんっ! が、がんばり、ますっ……んくうっ!」
「くおっ……おー、締まる締まるっ……!」
剛直の根本までは埋まらない浅い膣を、男に言われた通り・望む通りにソルは意識的に強く締め始める。絶頂した直後で敏感になっている膣を動かす事で、ソルは自分を突き刺す剛直の感触を更なる悦楽として受け止めてしまった。
思考が蕩ける様な快感に震えて吸い付く膣の感触に、男も一瞬腰を呑み込まれる様な錯覚に陥る。奥歯を噛み締めてそれを堪えた男は、ソルへの抽挿を一際強めて再開した。
「ふあぁっ! あぅ、んっ、やあぁっ! イイッ、また、イイですっ! かたいのがっ、いったりきたりしてっ……! わたし、またイっちゃい、そっ……!」
「かー、まったくっ……! 覚えたてでコレなんだから、スゲェなぁ……! ドラゴンってのは、皆こうなんか……ねぇっ!」
「やぁうっ! やっ、ヘンな声、でちゃっ……ひゃあんっ! いいっ、おっきいの、イイですっ!」
理性の欠片も無く喘ぎながら膣を締めるソルに、男も少しずつ余裕が削れてくる。元々可愛らしい少女が、自分が教え込んだ淫語を叫びながら、自分を悦ばせようと必死になっているのだ。そんな状況で昂らない男など居ない。
弱点を擦り上げる様な腰使いから、なるべく突き込む様な動きへ。”女”を教えるよりも、”男”を教え込む様に剛直を押し込んでいく。更に締まる様になった膣に対し、力づくで強引な挿抜へとシフトする。
良い。実に気持ち良い。『イイ』と形振り構わずよがる少女に合わせて、自分もまた快楽を得るべく男は腰を動かし始めた。
「んふっ、ん、はっ! ああ、ダメ、お逃げにならないでっ……! もっと、もっと冒険者様のモノで、ナカを掻き乱して下さいっ……あぁ、あ、ん、んっんっ!」
「お、あ、ああっ……! イスク、様ッ、ちょ、もうムリッ……うぐッ!」
「ふうぅうっ! 嗚呼、またわたくしのナカに、子種がっ……! わたくしで、気持ち良くなって、くださいませぇっ……!」
「しっ、搾られっ……うぅっ……!」
イスク達の体位は先程まで男が後ろから座り抱き込む形であったが、今ではそれが一変してしまっていた。
男根を締められ、精液を搾り取られ、尻と膣を押し付けられ。最早イスクの肢体を抱くどころか触る気力すら失くした男は、ベッドで仰向けとなっている。その状態でイスクのみが腰を動かし、自分の性器で男根を強制的に悦ばせていた。
股座の先から感覚が失せた様な激しい快楽、射精に次ぐ射精の疲弊、寿命が削られる様な錯覚。男の身体は限界を訴え、しかし腰は本能的に雌を求めてかくかくと虚しく震えている。
一滴残らず搾り上げられる。そんな未来を半ば確信させられ、男は涎を垂らして至福の苦痛を甘受する事しか出来なかった。
「ふううっ、あ、あ、あっ! ふふっ、まだこんなにも逞しくっ……ご満足頂けるよう、もっと激しくシて差し上げますね……?」
「いやちょ、だからもう限界ッ……うああっ!」
「ふっ、ふぅ、んぅうっ! んぁ、はっ、あぁぁんっ!」
無抵抗と化した男にイスクは腰を動かし続け、未だ萎え切ってはいない男根を自分の奥に突き刺させる。
時に大きな肉音が立つ様に尻を落とし、時に小刻みに腰を前後させ、時に股を開いて深くまで誘い込む。最早男以上に性交を愉しんでいるとしか思えず――実際にその通り、イスクは淫靡に腰を振り続けていた。
イスクにとって、ドラゴンカインドによる英雄の誕生は望ましい事だ。しかしそれに匹敵する程に、イスクは人族が考えついた様々な交尾の方法を好ましく思っている。
結果、儀式を抜きにしてもイスクは淫乱としか言えない程に、人族との性交を愉しむ様になっていた。
「はあ、あ、ああっ! んっ、んぅう、んふっ……! もう少し、もう少しだけ、堪えて下さいませ……! わたくしが、果てるまでっ……!」
「あ……ぁ……ぅあ……っ……!」
「ああ、ぁ、あっあっ、あぁんっ! 良い、気持ち良いですっ、冒険者様ぁっ……!」
何度も何度も、イスクは度重なる射精で限界となっている男を、更に追い詰める様に腰を振る。人間の女からは味わえないのではないか、そんな極上の感触の膣が男の絶頂の感覚を引き伸ばしていく。
竜は、人より強い。人間よりも遥かに早熟で、賢明で、長命で――当然、体力もある。よってイスクは何度となく絶頂しようが、底無しの体力によって性交を続ける事が出来る。
イスクがペースを上げて身体を動かす度に、彼女の白銀の髪が乱れ舞う。肌を伝う汗が空に舞い散る。男根を咥える秘部から愛液が跳ね跳ぶ。
男を貪るだけの浅ましく乱れた雌の様も、悦びに打ち震える銀の尾を持つ彼女が取れば、それだけで神秘的な魅力と成っていた。
「あっ、イクッ、いいっ、いいですッ! またわたし、イっちゃい、ますぅ!」
「うお、まだ締まるッ……! 良いぜ、こっちもそろそろ一発出したいトコだ……! ほら、もっと腰に力入れろっ!」
「やあぁんッ! イクッ、いくいく、イッ――いくぅぅッ!!」
「あー……やっべ、マジでこっちもキツッ……! もうちょい愉しみてぇトコなんだけ、どっ!」
「んああッ! イってます、イってるっ、のにぃっ! イイッ、よすぎて、わたし、イっちゃうの、とまんな――あぁぁッ!」
散々男に責められているソルもまた同様に、竜族としての体力はあった。何度も男に弱点を圧され、絶頂させられ、それでもまだ責められて。余裕は無くとも、それでも喘ぎ声と膣の締め付けは一切衰えていない。
突いた分だけ反応が返ってきて、教えた分だけ味わいは増していく。相手が少女であるという事も忘れ、極上の娼婦を相手にする様に男はソルの中を勝手に貪っていく。
剛直で浅い膣を荒らし回る。左手で震える巨乳を揉み上げる。右手で尻肉を掴み股を開かせる。好き放題にソルの身体を愉しみ、ソルの肉体で欲望を満たしていく。
散々に乱れるソルに対し、男はこれまで溜め込んでいた欲望を思う存分ぶつけていった。
「きゃあんっ! あ、ぁ、ふああっ! イき、ますッ! またわたし、ぎしきでっ、イっちゃいますぅっ!」
「んんっ、ん、んふうっ! わたくしも、もう、もうっ……! もう少し、もう少しだけ、お付き合いをっ――ひうぅうっ!」
「……っ……」
ソルを突き込む勢いが、イスクの腰使いの早さが一層強まり、部屋の熱気も高まっていく。
囲んで待っている男達も見せつけられている行為と喘ぎ声の激しさに当てられ、肉棒を強く握り込んで精液を睾丸より絞り出そうとしていた。
極上の女体が乱れる艶姿を見せられ続け、
「あーイク、イくぞソルちゃんっ……! 溜めてた全部、ナカに出すからなっ……!」
「はっ、はひっ! きっ、きてくださいっ! わたしもイきますッ、イきます、からぁ、あぁあっ!」
「イスク様、ムリ、ムリムリッ! もっ、しぬっ……!」
「んぅぅっ! はい、はいっ! わたくしも、イキます、のでっ! 最後まで、お付き合いをっ……ひっ、イクッ、きてしまい、まっ――はぁぁんっ!」
そんな周囲からの視線も無視して、ソル達四人はそれぞれが欲の頂を目指し上り詰めていた。
ソルを突き込む男は弱点へ向け重点的に尖端を突き込み、絶頂と痙攣を続ける腟内を何度も往復させ、これまで留めていた射精欲を高めていく。
イスクは周囲からの視線をより強く浴びようと両腕両脚をベッドに付け、乳房を上下に大きく揺らし開いた股座の接合部を見せつけながら、男根を根本から吸い上げて擦り付けていく。
犯される少女、犯す男、犯す美女、犯される男。何もかもが狂った様な淫靡な光景の中で、男を誘うフェロモンを部屋中に撒き散らしながら、行為は最高潮に至ろうとしていた。
そして。
「イクッ、イっちゃいます、イッ――いくぅぅッ!!」
「おぁっ――うッ!!」
「お゛ッ、あッ……ッ……!!」
数え切れない程の絶頂の果てで、更にソルが果てる。その締め付けに合わせ男も剛直を強く捩じ込み、子宮口を潰す様にしながら白濁を一気に吐き出した。
絶頂と同時に身体の最奥を潰される、暴力的な快楽。竜の身で無ければ耐え切れない様な、気を飛ばす程の白い閃光に脳裏を焼かれ、ソルは声にも出来ない
いい、イイ、きもちいい、いく、イク。教え込まれた言葉ばかりが思考を掻き乱し、ピントの合わない
「んはっ、はッ、ハ、んッ――んぅうぅんッ……!!」
「かッ――はッ……! ……ぅ、ぁ……」
「あ、はぁ、ぁぁぁっ……! どうぞっ……最後の最後まで、お愉しみ、をっ……んっ……」
イスクが後ろで仰向けに寝転んでいる男に近付く程背を大きく反らし、頂へ至る。急激に絡み付く極上の膣の味に、何度も射精した筈の男根がまた勃たされ、そしてすぐ精を漏らした。
忘我。長く深く激しい、そんな交わりの果てでイスクと男は意識を並べ、余韻で震えながらもようやく動きが止まる。一瞬自分は死んだのではないか、そんな感覚を越えて男は男根からようやく快感を余韻から感じ取った。
ああ、気持ち良い、気持ち良かった。腰からの感覚が溶けたまま、男はようやく自分が一方的に与えられていた至福をまともに受け取れた。
「……ぁ……ぅ……んぅ……」
「あー、出た出た……ほらソルちゃん、キスキス。忘れんなって」
「……ふあい……ん、んむっ……ちゅ、うぅ、んぅんっ……」
大量の精液をソルへ吐き出し終え、剛直を抜いた男は横倒れになっていたソルの身体を仰向けにし直し、全身で覆い被さりながら顔を寄せる。男の顔が間近に近付いた事で、反射的にソルはその唇に吸い付いた。
無思考寸前の状態ながらも、ソルは男へ加護の光を譲渡していく。最早絶頂とセットのルーティーンとして教え込まれた通りに、”儀式”を成立させる。
それでいて、唇を求める事も忘れない。残る官能と雌の本能のまま、吸い付いた男の唇により深く合わせる様に顔の角度を変える。それに男も応え、顔を更に前に突き出して甘い唇を軽く
「んぅ……嗚呼、もう動けないのですね……? では、わたくしの方から……んっ」
「イスクさ――ん、む、ぅぅっ……」
「ちゅ、ちゅる、じゅぅっ……ちゅる、じゅ、む、んぅ、んんん……」
その横のベッドの男は精根も尽き果て、肢体を反らし絶頂した後に倒れたイスクの背に下敷きになっていた。が、直ぐ様にイスクが身体を反転させ、寝転がる男と胸を合わせながら深い口付けを始める。
最早喋る力すら削がれてる無抵抗な男の口を、イスクは舌でこじ開ける。深々と唇を押し付け、男の舌を絡め取り、唾液を吸い上げる。その過程で、男の身体が淡い光を宿した。
竜の力を与えられた男の手足が、ぴくりと跳ねる。しかし性を搾り切られた疲弊もあり、まともに動けない。結局は脱力しきったまま、イスクの巨乳に押し潰されながら口の内外全てを吸われる心地に浸り続けた。
「……ふぅ。あー、ひっさびさに気持ち良かったー。……名残惜しいけど、交代かー」
「ちょ、イスク様、離れっ……いやもっとシて欲しいですけど、流石にちょっと、休ませて……」
「あっ、はい……あ、ありがとー、ございましたっ……」
「ちゅうっ……はい、ご苦労様でした……長らく付き合って頂き、感謝します」
加護の光が完全に身体から失せた所で、男二人はベッドを降りる。イスクに責められ続けた男は半ば転げ落ちる様ではあったが、再び双竜の前にはスペースが開いた。
二人の秘部からは誰の
夜明けまでに全ての男達と交われるだろうか。いや、全てが終わらずとも良い。終わらなければ、また日を跨いで儀式をすれば良いだけなのだから。
「っ、すみませんイスク様、一回口でヌいて下さいっ……! もう、待ち切れなくって……!」
「ソルちゃん、俺もちょっと一発出すわ……うッ!」
「んむっ……!? ……んっ、ちゅううっ……」
「ひゃあっ!」
”順番待ち”の一部がそれを無視し、イスクの口を犯す。寝そべるソルの乳や顔へ精液をぶち撒ける。
儀式も何も関係が無い、ただの欲の捌け口。そんな扱いを受けても、ソルやイスクは文句一つ言わずに受け止める。人間とは、男とはそういうモノであると理解しているが為に、甘んじて受け入れていた。
どちらにせよ、双方が満足しなければ儀式は成立しないのだ。ならば、存分に気持ち良くなって貰おう。そう思ってソルは顔に射精された精液を手で拭い、口で啜る。イスクは肉棒を吸い上げ、射精を煽る。
そんな雌達に待たされている男達の一部が、無意識に唾液の塊を呑み込んだ。
「……ふふっ。ソル様、皆様に満足して貰える様……まだまだ、頑張りましょうね……?」
「ふあい……わかりましたぁ、イスクさぁん……」
とぐろを巻く様に熱っぽい目でベッド囲む男達を見て、イスクは微笑む。
緩んで横に伸び切った金の尾に、未だ力を失わぬ銀の尾先が巻き付いた。
「ドラゴンワームリング!」の二次創作が欲しかったので書きました。
目標は劇中シーンのある女キャラ全員の話を書く事です。宜しくお願いします。